「女は悲しみを食べて生きている」
去年観た『題名のない子守唄』のコピーですが、当てはまっているような気がしますね。

生きていれば誰でも嫌なことの1つや2つあって当然で、でもそれを放り投げては生きてはいけないわけで。
誰か聞いてくれる人がいるっていうのは幸せなことだからね。
(2008.03.19 18:58:20)

気まぐれ屋。

気まぐれ屋。

2008.03.19
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テーマ: 愛しき人へ(901)
カテゴリ: ヒトコトモノ
たぶん1年9ヶ月ぶり。
そんなに会ってない気がしない程、“再会”はとても自然で滑り出しは好調。けど、昨日までのこのブランク期間の彼女のことを、私はほとんど知らない。元気でいるだろうと安心して、メールも数える程しかしなかった。

偶然に偶然が重なり最初に私達が出会ったあの日から、信じられない程の時が流れた今も変わらずこの関係が続いていることを、心の底から感謝してる。
同じ夢を持ち同じ世界に生きる中で実の姉妹のように繋がっていった絆は、ふたりが思うよりよりずっと、固く強く育っているのだと感じる。
だからこそ、どんなに会えなくても話せなくても、私達はどこか妙に似てしまう。ご無沙汰メールのタイミングがいつも重なってしまうのも、きっと全部“偶然”じゃない。

妻として母として毎日を忙しく過ごす彼女が、「会いたい」と言ってきた時はだいたい決まって“話して発散したい出来事”が起きた時。
なかなか“ひとりの女性”として自由になる時間の取れない分、こんな時は彼女の希望をできるだけ聞くようにしてる。どこに行くか何を食べるか…諸々全部好きなようにさせる。
そして行きたい店  http://r.gnavi.co.jp/g141100/lunch/


新宿の巨大ビル群が見える窓前カウンター席に案内され、都庁のツインタワーの先っぽを時々眺めながら『穴子の炙り焼きと金平を合わせた変わり丼(漬物、小鉢と汁物のビュッフェ付き)』の昼御膳を頬張る。
ワンフロアに様々なタイプの席が設けられ、空間も広く平日昼の時間帯でもそんなに周りを気にすることもなくリラックスもできたので、食べ終わっても延々喋り続けてしまった しかも相手の話を聞くはずが調子に乗って私の方がスパーク気味で、ただひたすらに反省。

店を出て2時間程ウインドーショッピングで食後の運動をして、夕方近くになりようやくお茶休憩の場所を探す。どこも混んでいて、しかもピンとくる所もなく、なかなかいい場所が見つからず困り果てていたところに、やっと好さげなカフェを発見♪
禁煙スペースの奥にまさに鰻の寝床な“おひとりさま”的カウンター席があり、お客さんもそこに1人しかいなかったので、迷わず横並びで陣取る。そこで窓の外の大都会(と言っても眼下のショップとか○○通りぐらい)に時々視線を移しながら、ただ高いだけで味は大いに疑問なオーガニックという名のついたコーヒー味を無駄にお代わりしながら啜る。

ディープだった。そしてコーヒーなんかよりひどく苦いものだった。
彼女の身に起きていた出来事を、1年分聞いて私は、自分でも全然ワケワカメなんだけどパチン!と何かが急に弾けた瞬間、目から泪が溢れだしてしまった。ハンカチが間に合わず目の前にあった紙ナプキンで拭う。ハズミで剥がれたマスカラのダマが左目に沁みて痛む。けどそんな痛みよりもずっと、彼女の痛みが私の胸に深くまで刺さった。

ひとしきり泣いて少し冷静になった私が、彼女に向かって“姉”らしく“親友”らしく私の考えや辛かった体験そして彼女への励ましの言葉を話し始めたら、うんうんと私の目を見て頷いて微笑むその顔がぽっと赤らんだ次の瞬間。ぽろぽろと両目から大粒の泪がこぼれたのだ。
甘くふんわりとした雰囲気を持ちながら、実は私以上にタフじゃないかと思うくらい心の強い彼女は、人前で決して泪を見せないし私も今まで泣き顔を見た記憶がない。彼女の結婚式で最初から最後までおいおい化粧を崩しながら泣いていたのは私で、最初から最後までひまわりの様に笑ってたいたのは彼女、だったから。
そんな彼女が泣いた。眼鏡を外して化粧を剥がしながら、でも最後は晴れやかな笑顔で。

「こんな事誰にも話せないから、はー。すっきりした!」

「またぜひ遊んでくださ~い!」 そう言いながら手を振る顔に、憂いなし。

人間、長く生きれば生きる程、ほーんと色々あるもんだ。
ドラマ以上にドラマティックな人生が、こんなにも近くで絶えず繰り広げられている。
若い頃は全くの他人事で、「ふーん」ぐらいにしか思えなかった事だって今じゃこうして頻繁に身近に降りかかってくるんだから、今まで以上に強靭で寛容でなければ前に進めやしない。
でもでも、本当に困った時や参った時はこんな風に、頼れるものは頼って、甘えられるだけ甘えて泣けるだけ泣いて……そうやって皆すっきりしてリセットして

その失敗と成功を繰り返し立ち向かいながら、人として女として強く美しく悔いのない毎日を過ごせればいいと思う。
お互い歳は取ったけどその哀しみをも糧にして、いいオトナになろう。いい女になろう。
アナタにはその資格がある。頼りないけど私が味方だ。

★  ★  ★  ★  ★
今日のひとこと。「猫村さん発売迫る!」





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最終更新日  2008.03.19 17:06:31
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Re:泪ぽろり。(03/19)  
rose_chocolat  さん

Re[1]:rose_chocolatさんへ  
びー。  さん
コメントありがとうございます! どんよりと意味不明な内容なのに、無視せずに感想くれたこと、とっても嬉しく思います。

>「女は悲しみを食べて生きている」

男性には申し訳ないけど、女性の方がイタミ悲しみに対してはだいぶ強いですよね? 血を見て弱気になるのも実は男。別れの場面は逃げ腰だし未練タラタラだし(苦笑)。“傷つく”ことに慣れてないのかな、慣れりゃいい、ってわけでもないですが。

>誰か聞いてくれる人がいるっていうのは幸せなことだからね。
-----
彼女は何事も最後まで夢中で“頑張っちゃう”人(怪我して血を流してるのにも全く気づかず、仕事を仕上げた過去あり(汗)なので、この1年精一杯ひとりで闘ったようです。自分の中でひと区切りついたから、話す気になったんでしょう。そしてようやく素直に泣くこともできた、と。頑張り屋なんです。だから時々、その張り詰めた糸を解してあげないと。 (2008.03.21 10:52:44)

Re:泪ぽろり。(03/19)  
桜餅410  さん
お友達には、びーさんが居てくれて良かったですね。
登り坂では、人に詳細をぶちまけて発散するなんて発想が無い方なのかなと察するのは、自分がそのタイプだからです。いったん頂上まで一人で登って概要が見えてから、ようやく下り坂で人恋しくなるんです。
辛いの何とかしてって言うんじゃなくて、残りの煤払いをしてくれる友達がありがたい。
自分をわかってくれて、タイミングもわかってくれて、そういう時は全面的に優遇してくれる友達の思いやりとか行動は、歩き続けるための力になりますね。そばにいない時も一緒にいるよって、言われているのと同じだから。
お友達の平安をお祈りします。 (2008.03.28 14:19:38)

Re[1]:ありがとう。  
びー。  さん
桜餅さんへ

>登り坂では、人に詳細をぶちまけて発散するなんて発想が無い方なのかなと察するのは、自分がそのタイプだからです。いったん頂上まで一人で登って概要が見えてから、ようやく下り坂で人恋しくなるんです。
>
オトナなんだろうなぁ、↑の友達も桜餅さんも。私は中身がおこちゃまなので、その都度発散!タイプでお恥ずかしい…我慢強くもあるんですが、まぁ内容に由りますね。でも随分周りに迷惑かけてきてると思う…過去の恋愛とか転職とか色々。

>お友達の平安をお祈りします。
-----
ありがとうございます。桜餅さんの温かいお心、念で彼女に飛ばしておきます☆ (2008.03.28 19:05:39)

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