こころの金メダル

こころの金メダル

第15回 <2010.2.20>

第15回 ひきだし

<日 時>
    2010年2月20日(土)  午後1時00分~


<場 所>
    ○市市民会館本館 小会議室C


<参加者>
    「ふ」

    A先生(公立小学校 女性)
    F先生(公立中学校 養護教諭 女性)
    T先生(公立小学校 男性)
    A先生(奈良県公立小学校 男性)    
    S先生(府立高等学校 数学科 女性)
    O先生(公立小学校 男性)    
    K先生(公立中学校 理科 女性)        
    M先生(公立小学校 女性)
    S先生(公立小学校 女性)
    U先生(奈良県公立小学校 女性) 
    M先生(公立中学校 理科 女性)
    Eさん(大学4年生 男性)
    Mさん(大学4年生 女性) 
    Nさん(大学4年生 女性)
    Tさん(大学4年生 女性)
    Nさん(大学3年生 男性)
    Oさん(大学3年生 女性)
    Hさん(大学2年生 女性) 
    Yさん(大学1年生 女性)





 【保護者の方】
    Tさん(高2・中3のお父さん)   
    Tさん(高2・中3のお母さん)
    Jさん(中3・小6のお母さん)
    Tさん(小6・保育所のお母さん)


  「ふ」


                        以上23名







<流 れ>

   あいさつ 「ひきだし」という会について


   アイスブレイク


   ペアコミュの説明

   グループワーク  「落書きしたのは誰?」


   ブレインストーミングにより
      1「保護者に信頼されること」
      2「保護者に聴きたいこと」


   保護者を交えてのアイスブレイク


   パネルディスカッション


   グループごとに保護者の方とトーク


   保護者対応の「ふりかえり」


   「ふ」の実践発表【人権感覚を高めてクラスを固める】


   「ふりかえり」



<参加者の感想>


【今日のひきだしで「こころに浮かんだこと」「気がついたこと」】


*保護者の方が教師に対して考えていることは一緒なんだと思いました。「全員を見て欲しい」「前向きに取り組んで欲しい」など、教師をこれからやっていく中で、また1つ大きく前進したような、背中をポンと押されたような、そんな気がしました。本日はとても貴重な時間をとっていただき、ありがとうございました。




*保護者の方を迎えて・・・、貴重なお話を直接に聴かせていただくことで、すごく勉強になりました。若いというだけで、少しマイナスにとらえていましたが(自信をなくす)若い方がバイタリティーあるし、期待をしてくださっている方もいることで、「今後、前向きにやっていこう」そして、何よりもクラスの子1人1人を愛するということが根底で大切なんだと言うことがわかりました。
 人権教育・・・当たり前のことでできない「人を大切にする気持ち」大人でもできない人がいる時代、早いうちからぜひとも植え付けていきたいと思いました。




*保護者の悩みや教師に対する考え、保護者としての考えを聴いて、「子どもに対する思い」は一緒なんだと改めて感じました。その中で、やっぱり教師も、もっと保護者のことを理解し、今回みたいに教師のことや思いを伝えられる場が欲しいなと思いました。そのためには、手段は様々だけども、連絡が必要だと思いました。そして、子どものことを第一に考えることだと思いました。今日の理想を持ち続けて、実現していきたいです。地域がらたいへんなことは多いと思いますが・・・。




*保護者も教員も、子どもを「何とかしたい」「メッチャ好き」と思っていることに変わりはありません(と信じたい)互いが対立したり、不信感を抱くということではなくて、「一番大事なのは子ども」という意識で付き合っていければと思います。今、大阪市の教育活動支援員として中学校で働いているのですが、昨日、管理職の配慮のない対応に「ブチッ」と切れるという子とがありました。いろいろとありますが、やはり子どもが一番好きで、大切でたまらんという気持ちが一番だと、今日改めて思えました。元気が出ました。ありがとうございました。





*今日は保護者の方が貴重な時間を作っていただき、貴重な話を聴くことができました。こんな経験は、新任研修や学校の研修では絶対にできません。自分自身を高める良い機会だったと思います。今日、この会に参加して一番の驚きは、「なぜ荒れるのか」の問いに対して保護者の方が「保護者の責任」を10にしたことです。自分の考えと真逆だったので、すごく驚きました。「子どもとの信頼関係」が、私たち教師にとって最も大切なことなんだと改めて再認識させられました。たくさんの先生方、大学生、保護者の方にお話が聴けて感謝しています。ありがとうございました。





*保護者と教員は、「子どものために何ができるか」という同じ土俵の上に立って話をしていくことで、互いに信頼関係を持ったまま教育していけるのではないかと感じました。また、若い教員に対して好意的にとらえて下さっている保護者の方もいるのだとわかり、「自分はどういう取り組みをして、どういうクラスを作っていきたいのか」という決意を、しっかりとぶつけられるようにしたいと思いました。人権教育については、本当に考えさせられる内容でした。道徳の授業で扱うよりも、学級通信や普段の声かけの中で、いかに「自分が大切にされているか」という感覚を子どもたちに持たせていきたいと思いました。





*最後の「ふ」先生のお話を聴いて強く感じたことは、「いったい自分だったら、どういうクラス作りをするだろうか」ということです。学生の時にこういうことを考えることが出来て、とても良かったと思います。春からの授業の受け方が変わると思います。





*保護者の人からの話で、若い先生を「バイタリティーがあっていい」と認めてくれる保護者もいる(多いのでは)と感じられて安心しました。最後の保護者の方の「責任は保護者が10」には驚きました。そして、たいへん嬉しい気持ちになりました。家の方でも、しっかりと責任を持ってくれているということが感じられて嬉しかったです。一方、どんなに家出の躾がいい子でも、預かっている学校やクラスの中で、子どもを荒れた集団にしてしまうこともあるので、やはり「荒れる原因」は教師にあると思います。人権=「人を大切にする」では、普段自分たちが当たり前にできていることを、子どもに問うことで、堅く難しくなく実践できると思います。






*いろんな人がいるから、いろんな思いがあるんだなぁと思いました。保護者にすごく気を遣いながら対応していましたが、それは本当の気遣いではなく、失礼な態度だったんだなぁと思いました。保護者と一緒に、子どもを育てるお手伝いをこれからもさせていただけたらなぁと思います。「生(性)教育」私も生について考えながら先日行いました。ぜひ、「ふ」先生のお話を伺いたいです。





*「ふ」先生に、クラス全員の毎日の様子を通信とは別に毎日配布してもらっていたと保護者の方にお聴きし、キメ細かい配慮に感動しました。子どもへも保護者へも配慮できる先生は信頼されるんだと確信しました。「ひきだし」に来ると「早く実践したい」という気持ちが高まります。今日もありがとうございました。




*私は1年目の教師で、保護者の方に暗に思われているのではないかと思っていましたが、今日、若い先生の方がバイタリティーがあって、子どもと全力でぶつかってくれるから期待していると言ってもらい、とても自信になりました。自分を信じて子どもたちのために指導すれば、保護者の方にはわかってもらえるんだという思いを忘れずに、これからも毎日戦っていきます。学生の時は「こんなことに取り組みたい」という思いを持っていても、教師になって現場に出ると、全くそんなことができず、1日過ごすのに精一杯。でもこれから2年目、3年目と経験を重ねて、「オリジナル」を見つけて実践していきたいです。





*教育の現場に立つ自分がくっきりと見えたように思います。保護者対応という話題は、学校ボランティアではなかなか見えてこないことです。今回、現職の先生方と保護者の方と直接にお話することができ、現場での様々な場面や思いを知り、改めて、自分は教育に対してどう考えているのかということが明確になりつつあります。このような場に参加できて、とても嬉しく思います。ありがとうございました。





*保護者対応についての考え方で、現職の方と学生の間ではギャップがあること。学生は報道や授業で悪い面ばかりを聴きすぎだと思った(イチャモンつける親がいっぱいとか)実際の現場では、協力的な親や本当に子どもを大切に大切に育てている親の方が多い。そういう保護者との前向きな連携についても、考えていかなきゃいけないと思いました。「ふ」先生の人権教育、大賛成です。人権教育は昔から今にかけて、良い方向に変わっていますが、私もぜひ実践してみたいです。「となりに座っているあなたを、ただただ大切にする」それだけでもいいから、子どもに伝えたいし教えたい。熱意を持って。






*小学校の初任者として、保護者は私のことをどう思っているのかと、とても気になっていました。今日のお話を聴いて、やはり保護者との関係もまず、目の前の子どもを大切に思う気持ちを持つことから始まるんだなと感じました。





*保護者との関わり方についして、不安やマイナスイメージがたくさんあったんですが、今日のひきだしに参加させていただいて、「保護者も教員も、子どもを大切にしたいという気持ちを持っているけども、それが噛み合っていないだけ」と感じることができました。4月から始まる教員生活に向けて、「どう自分の意志を伝えていくか」ということに意識や考えを持っていきたいなと思っています。改めて、教員という仕事の大切さを感じることができました。しっかりと自分の考えを持ち、子どもや保護者に伝えることができる人間になっていかないといけないと思いました。私が教員を目指したのは、小学校4年生の時の先生でした。先生は私たちに1年をかけて「命の大切さ」を教えてくれました。そして、私も子どもたちに「いのちの大切さ」を伝えていきたいと思いました。





*「子どもを大切に」と、日頃から勤務校で言われていますが、その意味が少し明確に見えたような気がしました。保護者は「コワイ存在」と思って接してきましたが、私が思っていたよりも、はるかに子どもを大切にされているなと思いました。頭ではわかっているつもりでも、実際にお話を聴くことで、自分自身、頭の中にスッと入ってきました。また、最後の人権についても・・・、
クラス運営が全然思うようにいかなかった原因はこれだ!というものが見つかりました。最後、話し合うたびに振り返って、グループで共有することで、同じ時間内でも、より多くの学びがあったと感じました。





*ますます教師として生きる魅力が持てました。ますます子どもたちが可愛く思えました。





*学校の中では絶対に聴けない、保護者の方のホンネが聴けてとてもよかったです。保護者の方が子どもの荒れの原因に「保護者の責任が10」としたのにはびっくりしました。教師を目指している学生さんとお話をすることで、自分が忘れていた部分を思い出すことができました。





*保護者の方の話を聴いて、保護者の思っていることと教師の思っていることにギャップを感じた。いのちの教育のところは非常に勉強になった。自分が児童・生徒だった時に受けた人権教育が、なぜあんなにパッとしなかったのかが判明した。身近なところから視野を広げていくことが大切であると感じた。最後に、通信がもらえてとても嬉しかった。また来たいです。







<保護者の方の声>


【今日の時間の中で感じられたこと、思われたこと】


*私も、普段では経験できないような貴重な時間を持てたと感謝しています。保護者と教師がホンネで話し合える機会が各学校で持てたら、もっともっと「子どもたちの学校」ができあがると思います。今日のような企画は、もっともっとやるべきだと思いました。



*教師と保護者との「考え方の違い」はもちろんあると思いますが、気を遣わずに全力で向き合って欲しいです。今日、この場に参加している現役教師の方、これから教師になられる方の前向きな姿勢が感じられました。きっと皆様は、理想の教師に向かって成長されていくことだと思います。がんばって下さい。



*子どもに対する思いや、どうすれば良い教育者になれるかという意欲が感じられた。次回も企画があれば、参加させていただきたいと思います。




*先生たちも、今の子どもたちを大切に思っていると感じました。私も、先生たちの気持ちを知ることができてよかったです。こういう会に、たくさんの先生や親に参加していただきたいと思いました。




【先生方にアドバイスがあれば】


*何事にも前向きに行動して、子どもたちのことを考えてがんばって下さい。


*人を育てるということはたいへんなことだと思いますが、子どもの先頭に立って進み、時には振り返り、受け入れて欲しいです。


*「体当たり」で、何に対しても一生懸命を忘れずにがんばって下さい。


*とにかく子どもと全力で向き合っていって下さい。何かあってもめげずに、自分の意志を強く持って、がんばっていって下さい。ありがとうございました。









 <次回予定>


 第16回 ひきだし

   【日 時】
     2010.3.28(日) 午後1時~

   【場 所】  
     ○市市民会館本館 会議室C

   【内 容】

      *「学級開きはコレだ!」
         4月の最初の出逢いの大切さ。その時に考えておかなければいけないこと。最初の1週間でやっておくべきこと。などを「ふ」の実践を中心に紹介します。そして、いつものようにグループワークの中から「あなた自身の出逢い」を構築していく時間にします。




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