こっぱんの日記

こっぱんの日記

2007.01.18
XML
カテゴリ: 美術・博物・展示
今日は、京都へ行き、京都文化博物館の「日曜美術館30年展」と高島屋の「与勇輝展」を見た。

京都に着いたら、大丸の西隣の「こ豆や」という店に入り湯葉御膳を食べた。汲み上げ湯葉や引き上げ湯葉の作り、湯葉丼のほか、湯葉をいろいろな形で食べさせてくれる店である。ウェブサイトで探して初めて行ったが大阪にはないいい店だった。

食後、京都文化博物館へ行き、「日曜美術館30年展」を見た。NHKの「日曜美術館」は、当初からよく見ていて、8年ほど前からは全部録画保存しているが、それをまとめて見せてくれるというので見に行った。

展示は4部に分かれていて、それぞれに絵も評も味わい深いものだった。
第1章 夢の美術案内では、著名な文化人が自分の好きな珠玉の美術を紹介するもの。
第2章 作家が作家を語るでは、交友関係や師弟関係のある作家が作品を紹介するもの。
第3章 アトリエ訪問では、作家のアトリエを訪問し、制作風景や自分の作品について語るもの。
第4章 知られざる作家へのまなざしでは、日曜美術館で再認識された作家たちを紹介するもの。(田中一村、高島野十郎、小泉清、藤牧義夫、丸木スマら)

それぞれの部に、たくさんの名画が並べられ、説明文も映像も多く、とても全部を読んだり見たりしてはおれないほどだった。ゆうくりと見たかったが、次の予定もあるので1時間ほどで切り上げ、あとは本で補うべく、分厚いカタログを買った。1500回の番組のリストも載っているし、会場にはなかった絵もたくさん収録されていて、解説も詳しい。


070118nhk.jpg


館内の珈琲サロン阿蘭陀館で休憩したあと、錦小路の方に引返し錦市場で生麩と生湯葉とだし巻を買ったあと、高島屋へ行き「与勇輝展」を見た。

与勇輝は1937年生れの人形作者で、これまでにも何度か作品展を見たことはあったが、今回は、昨年パリ・バカラ美術館で開催された個展の開催記念展として、そこでの発表作を中心に130体の人形が展示されていた。特に小津安二郎の映画をテーマとする作品(秋刀魚の味、麦秋、東京物語)の登場人物を写した新作20体が目を引いたが、その他、いろいろな子供の仕草、ピアリという妖精、外人の子供など、どの作品も哀愁を帯びた感じで、目を楽しませてくれるものだった。

写真はパンフレットより。夕餉支度、小津。陽だまり、ピアリ、嫁ぐ日、ミッキーの帰る頃。
070118atae.jpg







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.01.20 06:11:26
コメントを書く
[美術・博物・展示] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Profile

こっぱん

こっぱん

Calendar

Favorite Blog

今週の朝日花壇 New! ビッグジョン7777さん

我流達人のHP garyu33さん
自分が好きな曲 関空快速1649さん
DIARY OF A.K   歳… kissakemさん
千波の隠居の日記 中澤 照道さん

Comments

まりぞう@ Re:腰痛のリハビリへ(12/16) 坂戸先生の提案は、私にとってちょうど良…
聖書預言@ Re:桜の通りぬけへ(04/07) 神の御子イエス・キリストを信じる者は永…
山ちゃん@ Re:妻の病院行きに付き添う(08/02) 奥様の介護大変ですね。 ブログ見さしても…
小林嘉雄@ Re:午前月曜講座、午後服部緑地へ(11/28) 最後の花は、キダチダリヤといいますが、…

Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: