こっぱんの日記

こっぱんの日記

2008.03.27
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カテゴリ: 美術・博物・展示
今日は、午前中は、確定申告の書類を作成したあと、大丸心斎橋で開催されている「英国ドールハウス展」を見、午後は、郵趣サロンに参加した。

確定申告は、収入が年金だけなので、毎年還付申告なのだが、適正に税金を引かれているはずが、自分で計算して見ると、いつも数万円ほど余分に納めていてその分が還付されることになる。今年から税額の2割免除が廃止になったので、あまり還付はないだろうと思って計算したところ、例年より非常に多くの還付が受けられることがわかった。私の場合10数万円になる。これは知らない人が多いのではないだろうか。

ドールハウスは、建築やインテリアを1/12サイズで再現したミニチュア模型で、17世紀のヨーロッパで普及した。これまでにも、何度か作品を見たことがあったが、今回の Maple Street ドールハウス&ミニチュアミュージアムのコレクションは、歴史的にも由緒あり、非常に素晴らしいものだった。

会場には60点の作品が展示されていたが、どれも見応えがあり、建物、インテリア、道具、人物に至るまで実に細かく再現されていることに驚嘆した。17世紀のイギリスに行ったような錯覚に陥るほど何もかもがリアルに表現されている。展示は次の7つに区分されていた。

1.ハウス
  建物をミニチュアしたもの。中でも圧巻は1643年に建設されたウィンポールホールの模型で、1/12のスケールでも、幅5.1メートル、高さ1.8メートルもある。石造りで、3階建の40室以上ある部屋の内部まで覗けるようになっている。
2.キッチン&リビング
3.英国式インテリア
  15世紀のチューダー&・ジャコビアン、17世紀のバロック、18世紀のアーリー・ジョージアン、レイト・ジョージアン、19世紀のリージェンシー、ヴィクトリアン、20世紀初期のエドワーディアンなどさまざまな様式のインテリアがあった。

  パット女史が制作した音楽をモチーフにした作品25点が展示されていた。なんだか音楽が聞こえて来そうな感じがした。
5.人が出かけて行くところ
  商店、医院、パブなどが展示されていた。
6.ユニークな作品
  自動車、ねずみの家、ナチスのガス室などが展示されていた。
7.磯貝吉紀コーナー
  この展示の監修をしたドールハウス作家・磯貝の作品が展示されていた。

画像は、パンフレット、ウェブサイトなどから。左列上からウィンポール・ホール、音楽のある町(1750)、パブ、中列:音楽のある部屋、右列:ジョージアン・キッチン、ヴィクトリアン・キッチン、エドワーディアン・キッチン。
080327dollhouse.jpg


関西郵趣サロンは、今月も郵友会との共催。各地の切手展などの情報交換のあと、盆回しが行われたが、今日はあまり得るべきものはなかった。





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Last updated  2008.04.16 11:43:40
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