高知県で漁師になる

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2024年01月26日
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カテゴリ: 遊漁船
知床遊覧船カズ1事故を発端に旅客系船舶に対する規制強化が行われている。
水産庁および国交省の説明による限り、私の遊漁船も次のことを求められそうだ:
  1. 特定免許の特定限免許への更新と新たな講習の受講
  2. 業務規程改定版の提出
  3. 非常用イカダの搭載
  4. 無線の設置(これは漁業無線でOKらしい)
  5. EPIRB(イパーブ)と呼ばれるGPS装置の設置
主には以上となる。
旅客船としてはお仲間となるホエールウォッチング船には既に同様の改善が義務化され、私の師匠の船には新たにEPIRBと無線の設置が行わられその費用の3分の2が補助金でまかなわれたそうだ。
遊漁船における装備強化に対する補助金の話しは国の説明会では全くなかったが、この補助金がなければ収益の殆どすべて消えてしまうため、事実上の廃業を強いられることになるだろう。

もちろんカズ1のは危機管理には問題があったとは思うが、それが他の全国の遊漁船の経営の負担となるのが納得がいくもの以外は許しがたきものだ。

特に非常用イカダだ。わたしの船は主に漁業が主たる業務だ。その漁業用道具やイケスなどが自船には多数装備してある。どこにイカダを置けるのか?

何も考えず、規制を厳しくすればよいと考える国の方針に、我々零細事業者がどこまで苦しめられなければならないのだろうか。航行の安全強化には賛成の立場であるが、国がもしこの意見を見ることがあるのなら、もう少し明確な規制緩和と補助制度の充実を検討してほしいものだ。






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Last updated  2024年01月26日 16時39分58秒
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