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母方の祖母が亡くなり、ヒイちゃんとたーこくんも連れて、実家に戻っていました。祖母は明治のおわりの年に生まれたそうなので、94歳。祖父が満鉄にいたので、満州から私の母を連れ、引き上げてきたというわたしにはちょっと想像もできない経験の持ち主です。ヒイちゃん、ひいおばあちゃんが亡くなったときいてもあまり悲しそうでもなく、(よくわからないのかな)と思っていました。「どんなお洋服着ていくの?ひいちゃんは?」「大きいおばあちゃんのベッド、なくなっちゃったね」とか、「大きいおばあちゃん、おばけになっちゃうの?」とか、・・・わたしが泣いていると、心配そうに、「ママ、大丈夫だよ」なんてなぐさめる余裕まであって。今日、初七日まで終わって家に戻り、さて寝ようというときにぼろぼろ泣き出して、「ママやパパや大切な人が死んでほしくない、ヒイチャンお葬式なんか行きたくなかった」「ヒイチャンがしんだら、焼かれちゃうの、こわいよー!」「おおきいおばあちゃんのお見舞いのとき、もっとすてきなお花をあげれば、よかった、もっとお話したかった! しんでほしくなかったよーー!!」と、とまらなくなってしまいました。弟夫婦は、こどもにはショックだから、と焼き場はパスしていたのですが、うちは夫と相談して、多少ショックでも、それがほんとうのことだから、経験させたほうがいい、とずっといっしょにいたのです。一瞬、やっぱりショックが大きかったかなと思ったのですが、自分のひいおばあちゃんが亡くなったのに、ショックがないほうが不自然じゃないかと思いなおしました。しばらくして、ヒイチャンだけでなくって、ママも悲しいし、みんなだって悲しいんだよ、っていうこと、でも、おばあちゃんの心は、もうからだから離れてお空へ向かっているから、もう苦しくないこと、みんながああして来てくれたからうれしかっただろうこと、いつかはみんな亡くなるけれど、パパやママや、ましてやヒイちゃんはまだまだやることがいっぱいあって、ずーっと先だということ、おばあちゃんとお話したかったことがあれば、心でそれを考えればいいっていうこと、いろいろお話をしたら、最後にちょっと安心したように小さく笑ってすぐに寝てしまいました。彼女のなかでどんな経験になったのかまだわかりませんが、ぜんぶいっしょにいようと思ったからには、自分が悲しんでいることなども含め、すべて見せて、しかも、堂々としていないといけないなと思っています・・。なかなかむずかしいです。
2006.06.29
ヒイちゃん「ルネ人形」のしおりをもらったのですが、いたくお気に召したらしく、「そうだ! サンタさんにルネちゃん人形がほしいってお手紙書こう」と、とても気の早いことをやっていました。 サンタさんへ できればルネちゃん人形をください と書いていたのですが、とつぜん「あああああーーー」と号泣。「やっぱり できれば じゃなくって、 ぜったいにほしかったーー。このお手紙は出せないけど、お手紙ださないとなにももらえないかもーーー。どうしようーー」・・新一年生ってこんなものなんでしょうか??(笑)学校公開で遊びにいったら、休み時間におともだちに抱っこされていて、あとで聞いたら、、「ヒイちゃん、あかちゃんみたいでかわいいって言われたの」とまんざらでもない(こら!!)風でした。大丈夫かなあ?**************************今週、会社でちょっとしたことがあり、やや落ち込んでます。うちの会社は組合活動があって、その委員になるとかなり激しく忙しいようなのですが、今年はうちの部から人を出す番で、なかなか人が決まらないので、くじにしたところわたしがひいてしまったのです。いまわたしは月に2、3度のどうしてもはずせないという例外をのぞき、ほぼ18時半までには帰宅するようにしています。保育園、学童保育は19時までというのもありますが、それ以降になると子どもの疲れも激しくて、リラックスしきる前に寝てしまうことになるので・・。月の半分くらいは、夫が仕事中抜けして、17時くらいにお迎えに行ったりもしています。それでも、ヒイちゃんひとりだったころは、ほぼ毎日シッターさんだったので、ずいぶんよくなりました。(と自分では思っている)。ただ、もうちょっとこどもと過ごす時間をつくりたいなと最近考えていました。知人が週に1度だけ、仕事を休みにして、小学校から、家に直接帰れる日をつくったら子どもがその日をとてもとても楽しみにしている、というのを聞いたこともあって・・。幸い、うちはフレックスのようなものなので、たとえば、朝6時から働く日をつくれば、14時で8時間になるから帰ってもいいのかも、とか・・・。それともいっそもうすっぱりやめて、家にいるようにしようかなとか・・・。部署をかわって、時短をとろうか・・・とか。かなりいろいろ考えていたときだったので、組合は衝撃でした。組合の仕事は、どうしても仕事のあとになるので、メインの会議は18時以降になると聞きます。こどものいる友人は、子どもが寝入ってから、また会社に戻って活動をしたと言うし、それはいまのわたしに可能なんだろうかと考えてしまいました。ただ、いままで産休、育休をとおして、組合にお世話になってることもたしかで、なんらかの恩返しはしたいと思っていました。結局、わたしのあまりの動揺ぶりが周囲に伝わってしまったらしく同じ部署の方がかわってやると申し出てくれて、一度くじをひいたのに、それに甘えることなってしまいました。その人もおそらくかなりな時間を組合にさくことになると思うので、ほんとうに決断だったと思います。申し訳なくて。「最初からくじからはずしてあげればよかったのよね」とも言われたのですが、みんなそれぞれ都合のあるなかで、こどもがいるからという理由で気持ちよく引き受けられず、こういう人間がいると、部著の人にやっぱり迷惑かけるよなあ・・・と憂鬱です。どちらかというと私は「できません」というよりは、多少つらくても「やりますよー」とすずしい顔で言いたいほうなんです。単なるかっこつけしいなんですけど・・・でも、こどもがいると、死ぬまで働く(比喩です、比喩)という選択肢はないので、「すみませんー」と、周囲に頭さげまくりです。こどもがいても、「やります!」のタイプの方もいて、それはすごいなと思うのですが、わたしはそこまでできないし、したくない。できないからには、もう仕事はやめたほうが、とも思うのですが、もっとふつうに働きながら子育て、という選択肢もあるのではないかという気もして、頭を下げつつもやっています。*********************************うちはあまりテレビをつけないのですが、(たんに時間がないのと、わたしがうるさい音が苦手ということもあり、)今日、夕方たーこくんのりクエストでテレビをつけると、次々変わるコマーシャルにふたりがクギ付けになってました。なんとなく「これはなにを買ってくれって言ってるかわかるー?」というような話しになり、あてっこになったのですが、これがけっこう楽しかったです。ヒイちゃんが「携帯だ!」とか、「飲み物・・あ、ポカリだ!」とか、けっこう的確にあてるんですよー。保険なんかは説明がむずかしかったです。おもしろかったので、ぜひ一度ご家族の団欒でお試しください〈笑)。
2006.06.23
お久しぶりデス。今日は利き手問題(そんなのあるのかしらん)。ヒイチャン、生後3ヶ月くらいからバリバリの左ききなんですが、小学校でひらがなを習うのをきっかけに書くのは右手にしてみようかなと思ったんです。小学校の担任の先生も、「習字はかならず右になるので、できるならぜひ」ということでした。たまたまうちにくるシッターさんもふたり、もともと左だったけれども今は右という方で、お二人ともとてもきれいな字を書くので、いいな・・と思ったこともあります。わたしの父も、もともと左だったのを右にしたそうで、簡単なのかなと思っていたのですが・・・就学前はのんびりしていたので、ひらがなもおぼえなきゃいけない、慣れない右手を使わなきゃいけない、で彼女にとっては、けっこうストレスだったようで・・・そんなある日、知人からおそわった親野智可等という現役の小学校教師(もうやめられたようですが)のメルマガで、「左ききは生まれつきなので、直さないほうがいい」というのを読んで、深く納得し、反省したのです。親野先生いわく、右ききが多いからという理由で、単に右利きに便利な社会になっているだけなのに、左ききの子をむりにそれに合わせさせるのは、マイノリティーを許さないということだ、うんぬん。実際、利き手の反対の手だと、ひらがなのプリント1枚やるのに、ものすごく時間がかかってしかもあまりじょうずにならないので、本人もいやけがさしていたと思います。わたし自身、左の手で書いてみて、どんなにたいへんでストレスがたまるかもわかりました。「左手でいいよ」といったその日から、ひらがなプリントの先生の花丸がぐっと増え、本人のやる気もぐんと出た気がします。そして、びっくりしたことに、「ヒイチャン、ひらがな全部書けるようになったら、 右手でも書けるようにしてみるの!」と自分でうれしそうに言っていました。いままで最小限のことしかやろうとしなかったのに、今朝は「自分の名前を漢字で書きたいからおしえて!」と言ってきて、たのしそうに練習していました。尊敬するイラストレーターの宇野亜喜良さんも左ききなわけですし、ヒイちゃん、ずっと左でいいよ。楽しくいろいろ書いてください。ママ、迷走しちゃってごめんね。
2006.06.20
今日はかなしい日記です(涙)。ヒイちゃん、今日、パパに「学童で宿題やった?」と聞かれ、つい「うん」と言ってしまったようなのです。で夫から、「宿題はもう終わってるみたいよ」と聞いたわたしはのんびり構えていたのですが、夕食後、時間割あわせのとき、ランドセルのなかに宿題のはずのプリントが見当たらず、「ヒイチャン、学童にプリント忘れてきたんじゃなーい?」と聞くと、「・・ううん、お部屋の引き出しにある・・・」。「明日もってくんでしょう。なんでしまっちゃったの?」と聞くと、「・・あとでやろうと思って・・・」と蚊の鳴くような声でいったかと思うとみるみる涙が・・・「・・あとで?? もうやったんじゃなかったの?」 やってないとバレると、夫にしかられると思って、隠しちゃったらしい。「パパ怒るとコワイからあああああーー(号泣)」あ~あ。たかがひらがなのプリント2枚なのですが、うそはいかんですね、うそは。ここはびしっと・・・宿題をやらなかったことより、うそをついてごまかそうとしたことのほうが悪いということを延々とやっていまして、今日はほとほと疲れました。やっと理解してくれたと思ったら、「ヒイチャン、プリント隠すのが悪いコトだって知らなかったから・・」というではないですか。<いつまでいい子ぶってるんだーー!!>とわたしはキレてしまいました。ったく、悪いって知ってるから、隠したんでしょうが!!大きくなったんだなあと いつもとは別の意味で思いました。これから、小さいときとは違ったたいへんさがあるんだろうなあと予感したできごとでした。
2006.06.05
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