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「102歳のロビンソン・クルーソー」(渡久地政瀧 著)という本をご存知だろうか? 沖縄本島北部の半農半漁の村で、自給自足の一人暮らしを続ける102歳の政瀧じいさん(平成15年当時。現在も生存しているかどうかは不明)の日々の暮らしをえがいたドキュメンタリーである。 97歳でオカァ(奥さん)に死に別れた後は、掃除も食事の支度も洗濯も、すべて自分でこなす政瀧じいさん。 毎朝6時半頃に起きて自己流ラジオ体操をし、仏壇に手を合わせてから朝食を作って食べ、昼まで畑仕事。 自家製の野菜を使った昼食をとった後は昼寝。 目覚めると、また畑に出ることもあれば、新聞を読んだりテレビをみたりすることもあるし、町へ買い物に出ることも訪ねてきた人(訪問看護師)の相手をすることも。 夕方5時になると風呂に入り夕食をとって、趣味の三線を奏でて就眠。 政瀧じいさんの1日は、だいたいがこの繰り返しである。 「僕の暮らしはテーゲー(沖縄言葉で「適当に」とか「ほどほどに」とか、そんな意味)なもの」 と政瀧じいさん。 こだわらず、執着せず、怒らず、120歳まで生きてオカァが待つところに行きたいと望む。 「死に対する恐怖がないのは、老衰でやすらかに逝った母とオカァのおかげでしょう」。 つまり、政瀧じいさんのお母さんと奥さんは、少しも苦しまず、眠るようにスーッと亡くなり、看取った者たちは、 「ああ、天命だったな」 と思ったとか。 こんな最期を望んでいる人が、実は多いのではないか。 だから、友人のお父さんみたいに、医者の言いつけなどどこ吹く風とばかりに、「酒もタバコもやめず、食べたいものも好きなだけ食べる」生活をしていたら死ぬ時は、、、と、不安になってしまうのだ。 周りに迷惑をかけず、自分も楽に逝きたいのは、誰しも同じだからね。 「いやいや。病院に食事も含む生活をコントロールされ、薬漬けにされる方が、死に際は苦しい。お天道様は簡単にはお迎えに来てくれないよ」 とおっしゃる方もいるのだけれど、真偽はわからない。 なお、「102歳のロビンソン・クルーソー」は現在では絶版。ネット書店にも残っていない。 読まれたい方は、古本屋か図書館をチェックするしかなさそうだ。
2020.01.31
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糖尿病ゆえ、1日に摂取するカロリーはもちろん、塩分も脂分も糖分も抑えられ、 「食べることが大好きな僕にとって、これは、とてもツライっス」 と嘆いた、30代のお客さんのケースを、前回の記事で紹介した。 わかります! わかりますとも! 私なんぞ、塩分を1日6gに制限された時点で、涙ポロポロだもの。 だって、和食党だけあって、梅干し大好き、メザシ大好き、味噌汁大好き、、、その他もろもろだもの。 この上、他も 「これ以上はダメです」 なんて言われたら、、、??? 特に、アルコール。 決して大酒飲みではなく、むしろ弱い方で(それでも、まあ、若い頃はワイルドターキーをロックで飲むことも出来たが)、かつ、年毎に酒弱い傾向が進み、還暦を超えた現在では、ぶっちゃけ、カワイイもんよ。 「水6、焼酎(ついに20度にまで下がった)3、レモン汁1」の割合の水割りを500ミリ飲んだら、満足。 それでも、1日に必ず飲まないと、なぜか落ち着かないんだなあ、、、。 だから、これを禁止されたら、塩分を控えなさいどこじゃない、ものすごーーーく、ストレスを感じると思う。 で、ストレスが溜まった結果、かえって症状が悪化したりして。 となると、友人のお父さんみたいに、医者の指示には従わず、、、と言う手の方がよほどヘルシーと感じられるが、どうして。 コトは単純ではない。 続き。 写真は、娘と3人目の孫。 この孫が成人する時、私は82歳。 健康体でいたいのだが、、、。
2020.01.30
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前回の記事で、糖尿病を患い、医者から食べ物を制限されながらも生来の頑固さで従わず、それでも80過ぎまで生きた友人の亡父の話を紹介した。 ついで、そのことを聞いた私の脳裏の片隅に、日曜日の現場(京都府内のローカルスーパーの大試食会)で会った、あるお客さんのことが蘇ってきたことも。 くだんのあるお客さん。 お見受けしたところ、30代前半の男性。ややポッチャリ体型ながら、血色もよく、髪にも声にもハリがあり、目力も満点。 そんな彼が、私が提供した、キノコの冷凍パスタを試食するや、尋ねたのだった。 「これ、塩分はどれくらい含まれていますか?」 「カロリーはいくら?」 ぶっちゃけ、男性のお客さんは、デモンストレーター歴17年目の私の体験を持ってしても、こんなことはあまり気にしないのが一般。 なのに、この人はどうして? そんな私の疑問を先回りして察したかのように、彼は打ち明けた。 「僕、糖尿病なんです。だから、カロリーは1日千◯百カロリーに抑えられているし、塩分も糖分も脂分も自由にとっていいわけじゃないんです」。 ここまで話した彼は、フーッと息を吐き、呟くように付け足した。 「食べることが大好きな僕にとって、これは、とてもツライっス」。 ああ! わかるわあ! 続く。 写真は、一番下の孫。
2020.01.29
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昨日、京都にやって来た友人と京のまちをぶらり歩きしたことは、述べた。 ぶらり歩きの前に昼食。定食をメインにしたメニューを展開する、いわゆる大衆食堂で、彼女は「和風ハンバーグ定食」、私は本当は「焼き魚定食」が欲しかったけれど塩分を考慮して「野菜炒め定食」を注文した。 運ばれてきた野菜炒めを一口含み、素直に感じた。 「塩がよく効いている」。 食べたとたんに舌がそんなふうに反応したということは、減塩効果があらわれているのかしら? 実は、友人のお父さんも高年から高血圧と糖尿病を患い、最後は合併症で心臓関連の病になって亡くなった。 友人は語る。 「医者に食べ物をいろいろと制限されていたけれど、あの父親のことだからそれをおとなしく守るはずもなく、好きなものを好きなだけ食べていたよ。酒もタバコもやめなかったし、脂分が多いものも甘いものもパクパク。それでも80過ぎまで生きたね」。 だから、あなた(私のこと)もそんなに食事に神経質になる必要はないのではないかと。 一理ある、とうなずきかけた私の脳裏の片隅に、日曜日の現場(京都府内のローカルスーパーの大試食会)で会った、あるお客さんのことが蘇ってきた。 続く。 写真は、3人の孫。
2020.01.29
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昨日は、古くからの友人が京都に訪ねてきたので、ほんの2時間あまりではあったが、一緒に京の冬のまちをぶらり歩き。 あらためて感じましたよ、京のまちに住むメリットの一つを。 とにかく史跡が多い。 と言うことは、メジャーマイナーを問わず、観光名所も多いこと。 よく、京都以外の地に住む人に 「京都にいれば旅行代金がだいぶ浮くでしょう? 有名なお寺や神社がたくさんあるし、他にも見るところがたくさんある。わざわざよそに行く必要はないもの」 と言われるけれど、確かにあたっている。 そのつながりで、歴史にも古典にも、否応なく詳しくなる。 漢字が苦手なこともあって、日本史や古典はイマイチだった私でも、かなりの史実を知ったし、古典も読むようになったからね。 和歌などの素養がある人はもっとそうだろう。 このことは、ハイ、ひいては、お金のかからない趣味にもつながっていますよ。 まち歩き(ウォーキング)や無料で見物出来る史跡めぐりや読書や素人の作歌に、いかほどの費用がかかろう? もっとも、この「京のまちに住むメリット」を、現実に住む京都の人がどれだけ意識し、活用しているかと言うと、私も含めて大いに疑問。 案外と多いよ、金閣寺にも銀閣寺にも二条城にも行ったことがない京都人は(私も家から歩いて5分のところにある安倍晴明神社へ、つい最近、初めて行った。いつでも行けると思っているとかえって行かないものだ)。 ともあれ、友人と過ごした昨日のおかげで、あらためて普段は無自覚なままに送っている「京のまちで暮らす日々」への感謝の気持ちを意識したのだった。 なお、仕事がら、近畿地方を中心にあちらこちらに行っている私は、 「その気になれば、どこにいてもウォーキングも史跡めぐりも読書も作歌も楽しめる」 ことも知っている。 例えば、現在では超過疎地であるわが故郷にも、伝説やいわれのある史跡はそれなりにあるし、図書館もあるし、地域紙には和歌や俳句、川柳のコーナーも設けられているからね。 ただ、、、絶対数は少ないわなあ、、、。 写真は、安倍晴明神社にある厄除桃。 桃は厄除けの果物。だから、自分の厄をこの桃に撫でつけると厄が落ちるそうな。 ついでに。 昔話の桃太郎が桃から生まれたのも、厄除けと関係があるんだよ。
2020.01.29
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昨日は、京都府内のローカルスーパーで、冷凍パスタのデモ。 この店舗が3ヶ月に一度の割で開く大試食会での業務だった。 この大試食会というやつ。 平○堂の特○会とかイズ○ヤのスー○ーセンターでの大試食会とか、比較的に規模の大きい店舗で行われるそれは、メーカー側にすれば一定の(売上)効果が期待出来るのだけれど、、、今回のようなローカルスーパーでは、、、ねえ、、、。 諸般の事情により、詳細な描写は避けるが、まあ、想像してごらんなさいまし。 ラインごと、ざっと1メートルしか離れていない距離間で、似たような食品、例えば「冷凍うとん・冷凍パスタ・冷凍ビビンバ」と、各担当のデモンストレーターが並ぶんだよ。 そりゃ、お客さん側や、試食代金をデモンストレーターに課している(=後日メーカーが精算)店舗側は、潤うわサ、、、数字の上ではね。 でも、懸命なるあなたはお気付きでしょうが。 冷凍うどん、冷凍パスタ、冷凍ビビンバと食べ歩いても、お客様が買うのは、どれかの一つだと。 すなわち、メーカー側にすれば、お客さんの取り合い。 写真は、昨日の現場近くにあった酒造会社。
2020.01.27
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もう何年前になるかしら、某ローカルスーパーで無塩そうめんのデモを担当したのは? めんがノンソルトなのだから、つゆも当然ながら減塩タイプのもの。 やたら、具材に鰹節を多用したそうめんだった。 レシピ通りに作り、試食に出す前に味見をしたところ、マズイの何の。 ぼやけた味で、まことに頼りない。 それでも減塩つゆはポツポツ売れた。 購入される方は、押し並べて高年の、塩分に気をつけておられる方々だ。 無塩そうめんは売れない。 商品の山はデモスタート時点と変わらず。 その山がくずれたのは、午後になって。 「主人が病気(昨年、タレントの堀ちえみが罹患を公表した病)で、今は自宅で療養中だけれど、塩気があるものや酸味を感じるものは食べられへんのよ、、、もちろん麺やつゆもね。傷に染みるみたいで」 とおっしゃるお客様が現れたことによる。 お客様は、 「主人は麺が大大大好きなので、今までは自動車を走らせて自然食品店に無塩うどんや無塩そうめんを買いに行っていたけれど、家からすぐ近くのこの店でこういうのを売ってくれるなら、その手間も省ける。本当にありがたい」 と、無塩めんをまとめ買いして下さった(つゆはご自分で作っておられるとのこと)。 ううむ、、、。 きっと、このお客様のご主人も含め、人間は切羽詰まると味覚なんて二の次三の次になるのだろうが、、、あらためて感じ入ったものだ。 食べたいものを欲求のままに食べられるのは、実はとても幸せなことなのだと。 同時に、塩分対策の食品は、現在のところ「味」の面で問題はあるにしろ、必要とするターゲットは確実に存在するのだ。 写真は京都市内で写した文旦(?)の木。 この文旦も、今では降圧剤の関係で食べられないんだな。 トホホ。
2020.01.26
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今日は京都市内の大型スーパーで、カレーと並ぶ「外国生まれの国民食」ラーメンをデモ。 次から次へと押し寄せる試食のお客様に、一時はきりきり舞い。 年齢性別を問わないラーメンの広汎な人気をあらためて見せつけられた思いだった。 同時に、この美味しいスープを飲めない悔しさ悲しさも、あらためて込み上げる。 本当に、ラーメンの味を左右する一つはスープなのにねえ。 と、ここで閃いた。 美味しいカロリーオフラーメンが、自然食品店やドラッグストアのみならず一般のスーパーにまで並ぶ昨今。 美味しい減塩ラーメンだって、メーカーがその気になれば必ずや作れるはずだ(減塩ラーメンの存在は知っている。食べたことはないが、無塩素麺と減塩つゆをデモしたことがある私には、その味は容易に想像出来る)。 美味しい減塩ラーメン。 発売されたら、大ヒットするのではないか。 写真は米沢ラーメンと玉こんにゃく。
2020.01.25
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「工場のおばちゃん〜あしたの朝子」(山口恵以子 作)。 食堂で働きながら執筆を続けた、「食堂のおばちゃん」こと山口恵以子の、これは、ご自身のご母堂をモデルに書かれた伝記小説。 「戦後」がまだまだ色濃く残る昭和20年代半ば。旅館の跡取り娘、朝子は、親のお膳立て見合いをすっぽかして家出し、都内の喫茶店で働くうち、成り行きで町工場の2代目と結婚する。 折しも日本が高度成長期に向かう目まぐるしい中、夫の家族との確執やら夫の浮気やら工場の雑用やら住み込み工員たちの世話やら契機の浮き沈みなど、様々な困難を超え、たくましく生き抜いていく、、、。 私がちょっとひっかかったのは、夫と夫の父親が経営する町工場が時代の流れでうまくいかなくなった1970年代初め、朝子は外に働きに出る決意をするのだが、その際、朝子が 「資格も特技も何もない専業主婦に出来る仕事は限られている」 と思い、周囲もそれを認めていたこと。 はあ? 工場の事務を担ってきたことや住み込み工員たちの世話をしてきたことは、珠算や簿記や調理師やカウンセラーの資格はなくても立派な「特技」ではないの? とは言え、私も当時の世相を知っているから、わかる。 あの頃は、そういう家庭内の用事は、仕事とみなされなかったんだよね。 どんなにきちんと、かつ手際よくこなしても、「主婦なら当たり前」とされてきたのだ。 現在では違う。 効率よく家事を片付けられることはスキルの一つ。 どこにでもある素材で栄養バランスもとれている美味しい食事を作ったり、限られた時間内に部屋をきれいに出来る主婦力は、まさに稼ぎ力なんだよ。 家事代行サービスが熱い視線を浴びているのも、そこが認められてきたからなのだ。 そんな理屈はともかく、この本は、昭和という時代に思い出を持つ人間なら、作中でえがかれる社会背景や下町風景にもノスタルジアを感じて楽しく読める内容だ。
2020.01.24
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昨日は腎臓内科の検診日。 雨の中、バス停から10分あまり歩き歩き、大学病院へ。 行き先が病院でなければ、雨の京都を歩くことは決して悪くないのだけれど、、、。 ああ! 血圧、下がらないわ。 、、、なんて、これまでの生活環境がそうさせているのだから、塩分を控え、降圧剤を飲んだところで、そう簡単に結果が出るものではないやね。 歌手の故西城秀樹の奥さんが秀樹に言った 「ゆっくり病気になっていったんだから、ゆっくり治していこうよ」 は、我がケースにもあてはまる。 幸い、診察では、血圧が高いことをのぞけば、他は別に問題なし。 週末にはまた連続仕事が控えているし、この上はメンタル面も立ち直さにゃと、病院を出てから古本屋に足を運んだ。 大好きな活字。 棚に並ぶ本をみていたら、 「あれを読みたい。これも読みたい」 と、元気が出てきたね。 早く血圧を落ち着かせ、眼の方の治療を受けないと。 写真は、病院の最寄りバス停より写したもの。
2020.01.24
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罹患したのが効き目ではなかったことと、毎年仕事が少ない時であったことから少し元気が出てきたが、以前として気分はすぐれない。 そこで、今、何に悩み、どんなことに苦しんでいるのか? ひとつひとつ、書き出してみた。 1、減塩し、高圧剤を飲んでいるが、血圧が下がらないこと。 2、特に起き抜けの血圧が高く(以前よりは下がったけれど、正常数値からはほど遠い)、いわゆる「早朝血圧」で、とても不安なこと。 3、夜中に目が覚め、心臓の鼓動を感じると「高血圧」の3文字が頭をかすめ、この動悸ももしかしたらと、しばしば不安にかられることがあること。 4、血圧が下がらないため、肝心の眼病の治療が出来ないこと。 5、眼病の治療、アイリーア注射は高額な治療費を要すること(高額医療の対象となっているから幾らかは返還される)。 6、アイリーア注射のために仕事を控えねばならないかも知れないこと。となると、収入が激減する。 このうち、5と6は、主にネットで検索をかけ、情報収集することで、一応は解決たいうか、落ち着いた。 つまり、 「過度に心配しなくても良い」 と。 問題は、1から4までだね。 もっとも、こんな逸話を聞いたことがある。 「たまたま受けた定期検診で何か異常が発見される。医者は精密検査をしましょうと言う。精密検査の結果はすぐには出ない。結果を待つまでの間、あれやこれやと気をもみ、そのストレスが本当の病気を招いてしまう」。 ありそうな話。 今の私ができることは、引き続き情報を集めることと、生活を節制することと、とにかく今いちばんやりたいことをして楽しむ。 これくらい? 特に最後の楽しむことがとても大事だろう。 ヨロコビアドレナリンほど、実はカラダにもココロにも効くものはないのだから。 写真は3人目の孫。
2020.01.23
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昨日はオフ。 ゆっくり休んだよ。 と言うか、高額の治療費がかかる眼病を患ってしまい、仕事面への影響やそれに伴う収入低下のことも考えると、どうしても気持ちが沈みがちになり、何も出来なかったのが本当のところ。 落ち込んでもどうにかなるものではないのだけれどね。 でも! はたと気づいたのだ、加齢黄斑変性に罹患したのが前々から非常に視力が弱い右眼だったことは、幸運以外何ものでもないと。 思春期に患った脊椎側湾の影響か、私の視力は左右でずいぶんと違う。 正確には、側湾の進行と共に、右眼の視力だけがどんどん落ちていき、中学卒業の時点で0.4しかなかった。 おまけに乱視も入ってしまって。 左眼はそこそこ。 少なくとも日常生活に支障はなく、映画鑑賞や読書も何とか眼鏡なしで出来る(すごく疲れるが)。 つまり、この左眼が加齢黄斑変性になって眼底出血したら、仕事は出来ないし、料理や買い物など、普段の暮らしもはなはだ不自由になるところだったのだ。 これが、幸運でなくて何であろう! プラス、罹患したのが年末で、これから年始をはさんで仕事が少なくなる時期だったことも幸いした。 もともと休みが多いのだから、病院にも行きやすいやね。 何のかんの、ウダウダ愚痴っても、私はラッキーだったのだ。 こう考えると、少し元気が出てきた。 写真は、JR姫路駅地下街にある、カレー店の看板。 城下町のカレーだけあって、特にご当地カレーは迫力満点。 これを食べてみたい気分だ。
2020.01.21
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今日も滋賀県は堅田で、焼肉のタレをデモ。 昨日、メーカーからデモ実施店舗に送られてきていた商品のリーフレットを見てきて、 「おやっ」 と目を見張った一項目があった。 それは、 「焼肉のタレは減塩対策にも有効です」 というもの。 すなわち、そこの会社が製造販売している焼肉のタレに含まれる塩分は大さじ一杯で0.9gで、これが醤油なら同量2.7g、味噌なら同量2.2gとのこと。 これだけ見れば、 「醤油や味噌は健康に悪く、焼肉のタレは健康にいい」 ととらえられてしまう可能性もあるのだが、、、物事はそう単純にはいかない。 確かに塩分は低いだろう。 が、脂質や糖質、カロリーはどうかな? 市販の焼肉のタレって、一般に甘味が強いし、濃いよね。 かなりの量の砂糖が入っているのではないかな。 こう考えると、どんな食材にでも一長一短があるのだろう。 写真は、JR堅田駅前に立つ銅像、「碧い湖」。
2020.01.19
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高血圧を指摘され、はからずも減塩生活となったのだけれど、これにより良かったことが、たった一つある。 それは、味噌汁の汁が飲めないので物足りなさを感じ、少しでも具のボリュームをアップしたく味噌汁に納豆(タレと辛子はのぞく)を加えたところ、あらあら、お腹の調子がものすごくよくなったのだ。 すなわち、いつもユルユルだった◯◯◯が、理想のバナナ状の◯◯◯になったのだよ。 これって、すごく快適。 お手洗いを出た後もお腹はこれまでになくすっきりしているからねえ。 滅多に薬を飲まないがゆえに降圧剤の効能がすぐにあらわれたように、この納豆効能もわずか数日後。 もしかして、納豆って、腸活の力強い味方なのかしら? なお、納豆のデモは数限りなく担当したが、一番評判がよかった試食メニューは納豆サンドイッチだったね。 納豆とシーチキンとマヨネーズと辛子で作る。 マヨネーズを使うのでちょっとしゃれた雰囲気も味わえ、その前に納豆の辛味とマヨネーズの酸味が絶妙のハーモニーを奏でてくれるのだ。 腸活を志す皆さん、納豆をどんどん食べよう。 写真は我が家から歩いて5分の位置にある安倍晴明神社。 厄除け祈願を本気でしようかな。
2020.01.19
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今日から2日連続で仕事。 湖西方面にある堅田で焼肉のタレをデモする。 この時期、焼肉のタレは割とよく実施されるデモなんだが、売上的には、うーん、どうかな? 年末年始のお祭り気分はさすがに抜けても、次なるイベント、節分とバレンタインにはまだ遠い。ぶっちゃけ、中途半端な時期なのだ。 公私、どちらの場所でも焼肉をすることは、あまりあるまい。 となれば、焼肉以外の活用の仕方をお客様にアピールする必要がある。 実際、焼肉のタレは万能調味料と称しても差し支えなく、和洋中、さまざまな料理に使え、挙句はみたらし団子のタレなど、お菓子作りにも対応しているのだ。 このこともあってか。 私の体験では、毎日弁当を作らないといけない家庭に焼肉のタレは重宝がられる。 ま、味の面でもご飯によく合う濃厚なおかずがこれ一つで作れるやね。 もっとも、こうなると、今度は価格が購入の最大ポイントになってくるわけで、、、。 つまり、このような家庭では、セールをしている時にまとめ買いをするわけね。 ただ、個人的には、市販の焼肉のタレはまだまだ甘味がまさっている気がする。 写真は、鴨川での一光景。
2020.01.18
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今日からまた仕事。 別にかまわないんだが、、、血圧の問題もあるしな。 担当商品が焼肉のタレとあって、余計に気にしてしまう。 高血圧を指摘され、薬を滅多に飲まない私のことだから、病院に処方された降圧剤は効きに効き、だるさや眠気の副作用はともあれ、服用ざっと1週間で、180近くあった血圧は140台にまで下がりましたよ。 はあ、でもね、、、。 だるさと、眠気をこらえつつ、大袈裟にあらわすのなり歯を食いしばって達成した減塩。 ううむ。 今後は、、、? そもそも、現在の医学基準の「血圧」って、何なんかなー。
2020.01.18
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今日は兵庫県南西部にある地方都市、姫路で仕事。 担当は、昨日と種類は違えど、チーズ。 あくまで個人的な所感ながら、私がこの仕事に就いた2004年当時を振り返ると、販売されるチーズの種類も多くなり、チーズに対するお客様の関心度もデモが行われる頻度も、大きく伸びていると思う。 理由はいくつか考えられる。 まず、グローバリズムの進行。 インターネットの急速な普及もあり、世紀が変わった頃から、チーズに限らずワインでもお菓子でも珍味でも、世界各地の美味しい、かつ珍しい食べ物を一般の人でも手軽に味わえる環境になった。 次に、骨を作るカルシウム摂取の重要性が今さらながら提唱され、その流れの一環として、牛乳はもちろん牛乳から作られるヨーグルトやチーズなどの乳製品もあらためて見直された。 三に、和食との相性の良さが浸透したこと。 意外に感じられるかも知れないが、チーズは醤油や味噌、わさび、米、納豆など、和の調味料ならび食材とよく合う。 これが、広範囲に知られるようになったのだね。 ともあれ、小学校2年生の時に初めて給食に出たチーズなるソーセージ型のものに 「臭い臭い」 と騒ぎ、担任の先生に 「チーズを食べると頭がよくなる」 と言われてイヤイヤ喉に押し込んだ我々の世代からみれば隔世の感がある。 写真は、今日の現場の最寄駅、JR姫路駅。
2020.01.15
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今日は大阪府中部のスーパーでチーズのデモ。 食パンに載せ、トースターでチームがとろけるまで焼いて、いわゆるチーズトーストを作り、お客様に味をみていただく。 この様子を詳しく書きたいが、ああ、困ったね。 降圧剤が明らかに関係しているわ。 だるいし、眠いんだよ。 特に仕事も家事も所用も何もしていない時は、余計に感じる。 まあ、仕事は慣れで何とかなるんだけれど、やはりいつもとは違うんだな。 パワー全開にして元気ハツラツのニワトリさんではない。 滅多に薬を飲まない私だから、薬効も副作用もモロ来る(飲み始めてすぐに30以上も血圧が下がった代りに、とたんに倦怠感と眠気)。 ともあれ、眼病の進行を止めにゃ。 そのための血圧対策なのだ。 写真は、鴨川にて。
2020.01.14
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もしかして、これは、血圧下降剤の副作用? 飲み始めた翌日から、毎日こころもち身体がだるく、眠い。 確かに血圧は150台に下がったのだけれどね(それでもまだ高い)。 昨日の現場で一緒になった仕事の先輩。 昼休憩を一緒にとった時に、我が健康の現状をいろいろと話し、相談にのってもらった。 偶然か。 彼女もまた眼病を患った体験があり、手術を受けた。 血圧下降剤もずっと飲み続けているとか。 「ウチの(手術の)時は1時間かかったけれど、今は15分くらいですむらしいで。医学は日に日に進んでいる。そんなに心配せんかてエエよ。トシとったら、誰でもいろいろ出てくるさかい、要はそれとうまくつきあったらええんや」。 そうだよね、と言うより、それしか方法がない。 身の回りを冷静に見渡せば、どうしても働かないといけないし、そのためには寝込んではいられない。 仕事、食事、運動など、生活環境を今一度見直してみよう。 写真は、我が元気のもとである味噌汁。 この味噌汁も 「汁は飲んではいけません」 と禁止された。 もう一度、心置きなく味噌汁を飲むことが出来る日を目指したいものだ。
2020.01.13
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2週間ぶりに仕事再開。滋賀県は近江八幡にて、ラーメンをデモした。 麺を湯がき、お湯で薄めて作っておいたスープをかけ、ネギを散らす。 ここであらためて思い出した。 高血圧対策の一つとして、ラーメンスープを飲むことを禁じられたこと。 ラーメン好きならわかってもらえると思う。 ラーメンを食べる楽しみって、麺はもちろん、スープもじっくりと味わうところにあるんだよね。 例えば、同じとんこつベースのスープでも、醤油を足すか塩を足すか味噌を足すか、はたまたアゴやカツオにするか、要は何を加えるかで、味が全く違ってくる。 かくも、ラーメンスープの奥は深い。 これを、堪能出来ないなんて。 スープを開発した製造者の思いを第三者たるお客様に伝えるのが、私たちデモンストレーター。 「おいしーい」 とオススメするからには、自身でもその「おいしーい」をたいけんしていないとね。 まあ、そういうリクツはともかく、試食人数を考えたら売上は上々。 ラーメンは、やはり、カレーライス同様、ほとんどの日本国民が大好きなメニューの一つなのだ。 写真は、すがきやラーメンの、メニュー名は忘れたけれど、野菜増強バージョン。 私は、いつもメンマ増量にして、温泉卵を落としてくれるよう、お願いしている。
2020.01.12
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明日から忙しくなる。 まあ、暮れの30日からグウタラグウタラしていて退屈しているところではあり、(仕事が)忙しくなるということは、ある意味で救いなんだけれど。 眼科のみならず、内科まで定期診断をしなくてはならなった年初め。 ううむ、、、。 かつての、昼を夜につないで年中無休で働き続けた疲労が、今になって表面化してきているだろうな、、、。 過重労働の渦中にある間は夢中だったし、振り返れば 「疲労という名の服を着ている感覚なら大丈夫。これが、疲労が皮膚の一部になる感覚に襲われたら危険」 なる我が体験も、まあ、そう感じられるだけ、まだ軽レベルだったのだろう。 本当に危険なものは、サイレントキラー。 後から、突然やってきて、致命的な打撃を与える。 血圧と同じ。 この問題、いくら考えても、現時点では解決を導くことが出来ない。 ならば、話題をカラリと変え、3月下旬に予定している函館1人旅に移行してもよかろう。 写真は、我が家の近所の通り。
2020.01.11
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暮れに右目にトラブルが生じ、町の眼科医を受診したところ、加齢黄斑変性と言われ、 「うちでは対応出来ませんので」 と、大学病院への紹介状を書いてもらった。 昨日、受診。 正確には、網膜静脈分枝閉塞症と言う病名。 読むこととメールを打つことは、正常な左目がカバーして何とかなっても、肉筆で書くことは、焦点がぼやけるのでキツいものがあり、今年に限り、年賀状をいただいた方々に紙の年賀状は遠慮させて下さいとメールやSNSで繋がっている人にはお願いした。 もっとも、私が杞憂しているのは、血圧の高さ。 網膜静脈分枝閉塞症は、高血圧の人がなりやすいということで血圧をはかったら、異様に高い(上が210。下が140。めまいなどの困った症状は全くない)。 そのため、眼の治療の前に腎臓内科で精密検査を受けた方がいいと言われた。 ぶっちやけ。 若い頃の私は、血圧が低くて貧血に苦しんだ。 だから、高血圧と言われてもピンと来ず(太ってもいないし、脂っこいものをたくさん食べるわけではないし、タバコも吸わない)、とまどっている。 高血圧の原因に塩分があるらしく、確かに私は甘いものよりしょっぱいものが好きだが、、、タラコやらイカの塩辛やらを頻繁にとるわけでなし。 夫など、毎日塩が効いたおかきや漬物やサバ缶などをサカナにお酒を飲んでいる。 それなのに血圧は正常。 同年代の仕事仲間にメールで聞いたら、若い時に低血圧だった人ほど高年になると高血圧になっている人が多く、血圧下降剤を処方されている人もいる。 私ももう気をつけなければいけない年齢なんだね。 写真は、この正月に写したもの。
2020.01.10
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冷えが原因で、昨日夕方より下していた我がお腹。 温かいお茶や汁物を飲み、お風呂にじっくり入って、腹巻や足湯でケアした結果、やっと下腹部をチクチクと刺す痛みから逃れることが出来た。 この痛み。食べ物にあたった時に感じる痛みのように強烈ではなく我慢出来るレベルなのだが、、、実に不快。 もしかして、慢性便秘に悩むお客様おっしゃる 「いつもある鈍ーい痛み」 と共通する性質のもの? だとしたら、自身の体調すら無駄にはならない、この宣伝販売という仕事。 ならば、今日の大学病院での眼科受診も、何らかのプラス面を、こちらに付与してくれるのだろうか? 写真は、正月に孫たちと遊ぶ夫。
2020.01.09
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1月8日の今日は正月事納めの日。 「正月気分はオシマイにして、また元のペースで暮らし始めましょう」 という日である。 実際、小学校中学校の三学期の始業式は、この日がダントツで多いらしい。 さて、私。 昨日の夕方からお腹を下し、一夜明けても変わらない。 冷えたんだな。 冬特有の冷雨降りしきる昨日の午後に、スカート、パンスト、パンプスで出かけないといけない用事があり(あらたまった場所ではタイツも避けた方が無難。ましてブーツなどとんでもない)、末端冷え性の私には、ああ、足元が氷の上を歩いているみたいだったわ。 コートを着て、マフラーを巻いても、足先が薄いパンスト1枚では、何の防寒対策にもならない。 もっとも、これが「マナー」なのねえ、、、。 帰宅するや、さっそく温かい味噌汁を飲み、ゆっくりとお風呂につかったのだけれど、カラダは既に冷え切っていたみたい。 2020年の目標の1つに腸活があり、第二の能力とまで言われる腸をキレイにすることを目指しているのに、出鼻をくじかれた感じ。 まあ、性格同様、体質もそう簡単には変わらないのだけれど。 腸活は同時に冷えとり活、すなわち温活ね。 写真は、1月3日、小学校の同窓会に出席した時に立ち寄ったJR姫路駅の構内で買った、姫路名物「駅そば」のお持ち帰り版で作った駅そば。 だしが美味しく、子どもの頃から姫路に行くとこれを食べるのが楽しみだった。 身体も温まる。
2020.01.08
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2020年1月6日。 昨日から、仕事なり学業なり、通常の生活に戻った人も多かろう。 私たちデモンストレーターも、本来はそうなのだけれど、今年はどうしたことか。 例年になく、仕事が少ない。 これは、私に限った現象ではない。 さて、続き。 繰り返しになるが、お腹の問題で悩んでいる人は、とても多い。 特に便秘。 便秘とくれば、ややもすれば中高年の女性に多いととらえられがちだが、どうして。 私が現場で接客した限り、性別や年齢は関係なし。 細身のスーツをバシッと決めたお兄さんや、スリムパンツとピンヒールブーツがよく似合うお姉さんの中にも、悩まされている人はたくさんいる。 彼らの中には、つとめて食物繊維を取り、運動もするなど、腸を整えるために日々励んでいる人も多い。 なのに、なぜ? 原因の一つに、冷えがあると思う。 再三再四の話になることを承知で、いま一度繰り返す。 私は、身体が冷えると、季節には関係なく、下してしまう。 この話を、慢性的な便秘に悩む親友にしたら、 「えっ? 私や旦那は逆。冷えると便秘になる。何かこう、(寒いと)腸も胃も動きが鈍くなってしまう感じ」。 と返ってきたことから、推察したのだ。 「詰まるにしろ、反対に下るにしろ、冷えは胃腸の働きに少なからぬ影響を与える」。 それにしても、暖房設備も防寒衣料もひところよりはるかに充実している現在に、なぜ冷え性の人が増えているのかしら? 写真は、暮れに兵庫県は川西市で仕事をした現場のガレージに停車していた、カラフルなバス。 テナントの一つとして、このアミューズメント施設に入っているスーパー銭湯に来ていたバスらしい。 身体が冷えている時、銭湯はイイね。
2020.01.07
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今日で正月休みも終わり。 高速道路や新幹線、空港などで帰省地獄に喘いでいる人もいれば、一足先に我が家に戻って明日からの出勤または通学にそなえて体調を整えるべくゆったり過ごしている人も多かろう。 さて。 年末年始は、特にお腹の調子、ズバリ腸内環境が悪化する人が多いと書いた。 その大半が、普段から便秘傾向がある人たちだ。 親友もその1人。 体質なのか、子ども時代から便秘気味で、彼女なりにいろいろと気をつけてきたそうな。 「その1。野菜と果物をたくさん摂る」 「その2。毎朝、ヨーグルトを食べる」 「その3。ウォーキングなど、適度な運動を欠かさない」 結果は、 「ある程度は効果ありの範囲にとどまる」 とか。 「何と言ったらいいのかな。腸にいいとされることをしていても、腸がそれに慣れてしまうのか、いっときはよくなっても、また元に戻ってしまう」。 実は、現場に立っていて、親友と似たことをおっしゃるお客さんに、私は数多く会ってきた。 「食物繊維は人よりとっていると思うし、スポーツクラブに通って運動もしているのに、いつもお腹がすっきりせえへん。何でやろ? お医者さんに行って薬を出してもらっても、効くのは最初のうちだけ」。 このようなお客さんは、たいてい、腸にいいとされる乳酸菌飲料にしろ青汁にしろ、各社製品をハシゴしている(これが進むと便秘薬をハシゴしている)。 ここから、本題に入るよ。 「お腹にいいとされることはすべて試してみて、一定の効果は得られたものの、どうもイマイチ」 となやんでおられる多くの方。 一度、これをチェックしてみて。 「あなたのお腹、冷えていませんか?」。 続く。 写真は、昨年の暮れに兵庫県は川西市で仕事をした際、道端で見かけた文旦の木。
2020.01.05
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正月三賀日の最終日。 ここ数年、基本的にこの日は「三日とろろ」の別名でも知られる麦とろご飯のデモを担当することになっているのだが、今年はパス。 同日にある小学校の同窓会に出席するためだ。 来年からは、再び例年通りに担当することになるだろう。 山芋をすりおろした、いわゆる「とろろ」をだしで伸ばし、麦飯にかけて食べる、素朴な味わいの麦とろご飯(=三日とろろ)。 お節をはじめとするお正月料理に疲れてきた胃腸を休めると同時に、その年一年の無事を祈る意味合いから、主に関東地方で1月3日に食べられてきたと言う。 「食べられてきた」と過去形で書いているのは、正月最終日に麦とろご飯に親しむのは、今や関東に住む人たちだけではないから。 私の体験では、性別年齢を問わず、 「正月にエエもんばかり食べて野菜をとらんかったのと、季節が季節やから身体が冷えて腸の働きがおかしゅうなってもうた」 と嘆く人にも、この麦とろご飯は大人気ね。 確かにお正月に食べる食べ物には、鍋と煮しめを除けば、野菜が少ないわなあ、、、焼鯛、珍味、刺身、かまぼこ、焼豚、ハム、すき焼き、、、。 お節だって、たたきごぼうや紅白なますなどの野菜メニューもあるが、大半はタンパク質系だ。 結果、野菜に多く含まれる繊維が不足して便秘気味となり、苦しむ人は決して少なくない。 その点、麦と山芋を使った麦とろご飯は、少なくとも麦は野菜ではないにしろ、繊維たっぷりだわなあ、、、。 「便秘なんて、便が出ないだけでしょ。別に問題にするほどのものでもないんじゃないの」 とおっしゃるあなた。 仕事で接してきた、医者にかかっても改善しない頑固な便秘に悩んできたお客様たちの話によると、そんなものではないらしいよ。 「お腹が張って、鈍ーい痛みがいつもあるし、肌も荒れて、吐き気やのぼせに見舞われる時もある。そら、あなた、カラダにたまった毒素が外に出んのやもん」。 市販の便秘薬をはしごしていると語ったお客さんは、私にそう語った。 ううむ、深刻、、、。 ただ、便秘に悩むたくさんの人の症状の訴えを聞いていると、便秘とは逆の症状で不快な思いをすることが多い私と意外にも共通する要素も浮かんできた。 この2つの腸の異常事態。 全く関係がないわけではなく、けっこうつながっている? 次回に続く。 写真は、夫と3人目の孫。
2020.01.03
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淡々と明けた2020年。 ぶっちゃけ、元旦は、食っちゃ寝、食っちゃ寝。だらーり、だらーり。 ネズミ年なのに、まるでその敵(?)の猫になった気分。 これも、ぶっちゃけ、こういう感覚は1日だけでたくさん。 やはり、私はボービン人。 基本的に、セカセカと動いて(=働いて)いないと、どこか落ち着かないタイプなのだ。 そこで、今年の目標をひとつひとつ公にすることで、それに向かって限りなくトライせざるを得ないところに、敢えて自分をもっていきたい。 今まで生きてきた体験から、 「これこれのことをしたいんです」 と公言すると、その手前もあり、それなりに自分でも言動を意識し、まあほどほどには現実となったからねえ。 今年2020年の目標。 その1は、今更と思われそうだが、腸活だよ。 ブログでも再三再四明かしているように、私は子どもの頃からお腹を下しがち。 食べ物にあたってではない。 冷えの結果だ。 プラス、ストレス。 でも、親しい仕事仲間や仕事でよく訪れる店の馴染みのパートさんに打ち明けたら、 「あ、ウチもせやで」 と語った人が珍しくなかった。 さらに、現場でセールストークのついでにお話ししたお客さんの中にも。 はあ、腸活は、極めて多くの人が気にかけていることなのだ。 中高年ばかりではない。まだ3歳の我が真ん中の孫も。 次回から少しずつね。 写真は、その真ん中の孫と旦那。
2020.01.02
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2020年が明けた。 皆さん、おめでとうございます。 旧年は、お世話になりました。 右眼に、最悪の場合は失明の可能性がある疾患を患ったことではあり、外野は気にせず、これからの人生を楽しみたい。 今年もよろしくお願いいたします。 写真は、正月の餅を作る1番上の孫と2番目の孫。
2020.01.01
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