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(11月24日に書いた記事です)。 4連勤が明けた今朝。頭の真ん中にまるで芯か何か、突っ込んだよう。 その状態で、午前中に、昨日の昼休みを利用して4連勤の現場で買い求めた喪服スカートの交換に。 実は、30歳の時、百貨店で結構な金額を出してセンスのいい喪服(半袖ツーピースにジャケットがついている)を買い、着てきたのだが、ここ数年、スカートがきつく感じられるようになったため、スカートだけワンサイズ大きめのを新しく買ったのだ。 これを昨夜、帰宅して持っている喪服の上部と合わせてみたところ、どうも買い求めたスカートと丈のバランスが合っていない。 そこで、同サイズの、別丈のスカートと変えてもらった。 それにしても、スカートウェストが年齢に対応しているタイプのものを買っておいたらよかったと後悔。 もっとも、当時は体型が変わるとは思っていなかったしな。 そもそも当時の喪服ってそんなことには対応していなかったよね? 寒さにもますます弱くなってきたから、膝小僧が隠れるレベルのスカート丈では辛い時期もある。 と言って、喪服にタイツはタブーなんだそうで、薄いストッキングで震えながら耐えているのが実際のところ。 どこか、加齢にも対応出来る、「ジャケット、ベスト、スカート、スラックス」の4点セットの喪服を開発してくれないだろうか。 今後は女性のパンツルック喪服も認められてくるはず。
2020.11.29
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(注)11月22日に書いた記事。 夫の姉、つまり、義姉が急死した。 80歳という年齢は、現在の時代、どうなのか。 この人がいたからこそ、私は35年前の、まだまだ子持ちの共働きが困難な時代に何とか勤めを続けられたのだ。 娘も、結婚式で、 「大好きなおばちゃん」 と言っていた。 この義姉のことも後ほど。 再認識。 老いと死は、万人に訪れる。
2020.11.28
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(注)11月21日に書いた記事。 四連勤の二日目。 現場は近場ながら、ああ、疲れるわあ! 今日の現場で数人の同業者と会い、休憩時間中、愚痴も込めた情報交換を。 感じるところは、皆、概ね同じ。 疲れているので、明日、述べたい。
2020.11.28
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(注)11月20日に書いた記事。 先月。大阪府内の某スーパーで推奨販売をしている時、ハローワーク帰りだと語ったお客さんに会った。 外見と声や話し方から判断して、40代前半。 「コロナ影響で前の職場を解雇されて5ヶ月。欠かさずハローワークに通い、ネットやタウン誌の求人欄にもマメに目を通して、これはと感じたところには応募していますけれど、ぜんぜんダメですよ。面接すらさせてもらえない。いまは20代や30代はじめの失業者も少なくないのが、本当のところですから」。 ははぁ、、、。 一応は誰でも出来るとされている仕事なら、一般的には、雇用主は若い人を採用するだろうねえ、、、。 彼女は、 「ここまできた以上、下手な鉄砲も数打ちゃ式な考えはやめて、何か資格をとるか、せめて資格に結びつく可能性がある仕事に薄給でも実務経験のつもりで就くか、どちらかを考えているんですよ」 と打ち明けた。 ふうむ。彼女くらいの年齢でも、ウィズ・コロナ時代の職探しには苦戦しているのだ。 ならば、還暦を過ぎた私などの年代は余計に、、、と考えてしまう。 もっとも、少し頭をひねれば、これは当たり前。 還暦後は、世間的には現役をリタイア、もしくはセミリタイアしている年代。 仕事がなかなか見つからないのは理にかなっているわなあ。 立ち話をしたお客さんがめざす、これから資格をとることや、資格に結びつく可能性がある仕事に実務経験的に就く案は、お客さんの年齢なら、まだじゅうぶんに可能性がある。 頑張ってほしいと切に願うと同時に、還暦を過ぎた、季節に例えたらもはや中秋から晩秋に差し掛かろうとしている我々の世代は、ウィズ・コロナ時代の職探しにどう対応したらよいのか。 独断と偏見を持ってではあるが、私なりに考えてみた。 写真は、真ん中の孫。
2020.11.28
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(注)11月18日に書いた記事 昨日の漢字に関する記事を書いていて、思い出した。 「読みにくい漢字で書かれている店名は、リニューアルなどを契機に、ひながなで書き直されるケースが多いなあ。平◯堂安曇川店もリニューアルオープン後は平◯堂あどがわ店となったし」。 これは、単純に、読みやすさをねらってのことだろうね。実際、安曇川と正式な漢字のままでは、その土地以外の人には 「安曇川って、何と読むのかな?」 と感じられることが多かったと思うし、となると、店名の浸透度にも影響してくるからね。 似たケースは他にもある。 漢字をひらがなにするのでなく、店名を略したりね。 やはり平◯堂比叡山坂本店が、現在では平◯堂坂本店となっているように(「比叡山坂本店」だった頃、私は比叡山はひらがなで書いていた。漢字、難しいんだもん。書いていると手がだるくなってくるし)。 店名ばかりではない。 中華人民共和国みたいに、国家規模で文字を略字にした場合も存在する。 我が日本も、終戦を境にかなり漢字は易しくされたね。 反対に、カタカナ文字の外来語が大幅に増えてきた。 「ここは漢字やひらがなでいいんじゃないの?」 という場面でも、カタカナ外来語が使われている。 この傾向は、ネット社会に入ってますます顕著になり、店名にもカタカナ外来語があらわれるようになった。 先の平◯堂およひそのグループ店舗にも、店名にカタカナ外来語をつけているところがある。 その一つが福井県にあるベル店。 どうして「ベル」とつけたのかな? 写真は、そのベル店で買って帰った、かの地の郷土料理の一つ、「たくあんの贅沢煮」。
2020.11.24
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(注)11月17日に書いた記事。 喉の手術後、予定通りの日に退院し、先週いっぱい自宅で療養した孫は、昨日から学校に戻ったそうな。 めでたし。めでたし。 ただ、手術前後の日に出来なかった宿題がたまっており、それをこなすのが少し苦痛だったみたいだ。 特に漢字。 そりゃ、無類の読書好きの孫でも面白くないわな、おはなしの中から取り出した漢字だけをアップし、それを機械的になぞらせるのは。 漢字に限らず、言葉というものは文章の中で覚えさせてこそ、その本来の意味合いはもちろん、正しい使い方もマスター出来る。 私も漢字の書き取りが大嫌いだった。 この漢字アレルギーは、実は現在でも続いていて、手書きの報告書を書く時、画数の多かったり読みにくかったりする漢字はついかなで書いてしまう(比叡山はひえいざん、安曇川はあどがわとか)。 この傾向、加齢で目が悪くなってから、ますます家族し、葛葉や我孫子ですら、「くずは」「あびこ」と書くようになった。 「ダメですよ、そんな省略をしては。脳を鍛えるためにも、漢字力は一定限度をキープしておかないと」 とアドバイスして下さる方もおり、確かにその通りかもしれないなと、感じてはいるのだが。 写真は、記事に書いた一番上の孫。
2020.11.22
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(注)11月15日に書いた記事。 扁桃腺除去の手術で入院した孫の付き添いをつとめた帰りの電車の中で、興味深い本を読んだ。 「ちょっとだけ・こっそり・素早く<言い返す>技術(ゆうきゆう著)」。 現役の精神科医が、「やりっぱなし」と「やられっぱなし」な人、双方の心理と、主に後者(「やられっぱなし」な人)側からの前者(「やりっぱなし」)への対応策を、易しく説いている。 職業柄、多くのスーパーやデパート、ディスカウントストア、ドラッグストア、ホームセンターなどの現場に立つ私。店のバックヤードに入れば、パワハラやいじめがおこなわれている場面に遭遇したことも度々。 その都度、痛感したものだ、、、どこの店舗にも「やり役」と「やられ役」、二つの配役が存在すると。 一般に「やられ役」の方がストレスがたまりそうだが、実は「やり役」もストレス満載(例えば、部下に無理難題をふっかける上司は自身も上司に苦しめられ、その鬱憤を立場が弱い部下にぶつけていることがあるよね?)。 そこいらの心理メカニズムと、「やられ役」のスタンスでも低リスクな反論の仕方が、時にユーモアを交え、実践的に述べられている。 なお、あくまで私の体験によるものだが、職場のパワハラやいじめ率と、お客様へのサービスの質は、反比例する。 つまり、パワハラやいじめがはびこっていると、サービスのクォリティは低下する。 そりゃそうだ。部下や同僚との関係がスムーズにいっていなければ、肝心のお客様への対応もなおざりになるわな。 ひいては、業績にも影響するのだ。
2020.11.18
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登録派遣会社の一つが新事業に参画した。 コロナ禍が長引き、デモンストレーターなどの人材派遣だけでは厳しくなってきたので、新しい分野へ進出したのだろう。 ともあれ、未知の分野にチャレンジできるだけの体力とパワー、何より実行力があるというのは、素晴らしいことだ。 実行力。ビジネス分野のみならず、人生のすべてにおいて、アイディアを考えついたりイメージを思い描いたりする人は決して少なくないが、いざ、それを行動に移す人は、極めて限られるからね。 写真は、買い物帰りに、そこのスーパーで。 店のキャラターもマスクをしている。
2020.11.18
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(注)11月12日に書いた記事。 予定だった火曜日に孫は退院出来、それでも今週いっぱいは自宅療養。 幸い、娘が育児休暇中で家にいるからよいものの、そうでなかったら、また誰がお休みした孫の面倒をみるかでてんてこまい。 政府は、 「女性の社会的活用を促進」 とか何とかの名目のもと、世帯の共働き化を奨励しているけれど、こういう非常時の子育て状況をわかっているのだろうか。 その危惧が如実にあらわれたのが、3月初めの小中高校の休校要請だったんだよねえ、、、。 あの突然の政府の発表。うろたえたワーキングマザーも多かったのではないか。 子どもだけで過ごす。 ううむ。小学校四年生くらいからなら問題ないだろうけれど、、、。 最近、何かウツウツとしていて。 私がワーキングマザーだった35年前と、子育てをめぐる状況は基本的に同じみたいで、、、日本は、いつ、変わるのだろう? 写真は、最近の三兄弟。
2020.11.17
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(注)11月10日に書いた記事。 喉の手術で入院していた孫。麻酔の後遺症の一つ、吐き気に苦しめられたが、幸いにも今日の午前中で退院することが出来た。 孫が寝ているベッドと、カーテン一枚で仕切られた隣のベッドには、3歳くらいの男の子が。 驚いたのは、この子の付き添いに、共働きの両親はもちろん双方のばあばたちも加わり、4人で見事な連携を展開してい たこと。 実際、こういう非常時は、ばあばなり誰なりのヘルプがあって、皆で協力し合わないと、少なくとも母親側は仕事を続けるのは難しいわなあ、、、。 いや、母親が働いていなくても、下に幼児や乳児が複数いたり介護しなければならない者がいた場合は、やはり母親1人で入院した子どもをみるのは、酷な話だ。 それなのに、未だ母親だけで子育てをしている家庭の何と多いこと。 そして、その子育てが何と評価されていないこと。 はっきり言ってしまうけれど、世の大半の仕事は子育てよりは楽だと思いますよ。 日本人なら誰しもが知っているであろう、ある学者先生は、家事と育児をすべてになった元妻(元とつくのは、現在では離婚しているから)に、 「お前がやっていることなど、(僕の業績に比べれば)大したことではない」 と、夫婦喧嘩のたびに口にしていたと元妻が執筆したエッセイに書いてあったけれど、そんなものではないよ。 「そこまで豪語なさるのなら、一週間だけでいい。ご自身でお子さまのお世話をなさいなさいな」 と、私なら反論してしまいそうだ。 最近たまたま読んだ漫画の中にも、目が離せない2歳の子どもの面倒にヘトヘトになっている妻に、 「身なりにかまっていない」 「おかずはまたこんなものか」 「俺が食わせてやっているんだから、もっとうまくやりくりしろ」 と、ガンガン責め立てる夫が登場したが、、、ううむ、こんな漫画が令和の今も出回って読者の支持を集めていることを考えれば、子育てに対する社会の意識はあまり変わっていないのかな? 写真は、布袋さん。 何人も、こんなふうに笑って過ごしたいものだ。
2020.11.15
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(注)11月9日に書いた記事。 今日も、喉の手術のために入院した孫の付き添いに。 はっきり言って、しんどい。どうもひがな1日ベッドで過ごすのが退屈で仕方ないらしく、ごねてばかりいる。 もう仕事をしている方がずっと楽だね。 その仕事。推奨販売を中心に、少しずつ再開される兆しを示しているのは、嬉しい限り。 ただ、当然というか、やはりというか、これまで以上にペーパーレス化が進んできている。 仕事依頼から指示書の受け取り、入店連絡、報告書書きまでの一連の流れのすべてはwebにて。 ネットが使えない、使えてもせいぜいメールの送受信しか出来ないデモンストレーターは、イヤでも淘汰されていっている。 そのうち、大勢での研修もオンラインで行われるようになるのではないかな。 10年ほど前に受けた某健康飲料の研修は、東京会場と大阪会場をテレビ電話が結んでいたが、今後は、あのような形式で個人個人と派遣会社とメーカーが画面上で顔を合わせて商品知識などを学ぶ機会が増えるだろう。 となれば、これを機会に、デジタル派ではないデモンストレーターもある程度はネットに詳しくなっておいて損はないだろう。 幸い、仕事再開状況は、あくまで「兆し」の段階だから、勉強の時間はたっぷりある。 デモンストレーションの世界ばかりではない。 デモンストレーターとヘルパーを掛け持ちしている知人の話では、介護職にも、勤怠記録などをはじめ、ペーパーレスの波が押し寄せているそうだ。 写真は、孫が入院している病院の近くで見た象のオブジェ。
2020.11.13
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(注)11月8日に書いた記事。 ん、少しずつ、推奨販売を中心に、デモンストレーターの仕事が復帰している? 4社登録の派遣会社のうち、B社からは、この夏の初めからまあまあ。 時節がらこんなものかなと思っていたら、D社より、突然の依頼。試食なしの推奨販売だった。、 本当にありがたい依頼ながら、お断りした。 理由は、仮にD社の仕事を受けて実行した翌日から4日連続勤務のB社の仕事があったから。 推奨販売は喉をやられる。 4日が限度だよ。
2020.11.11
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(注)あの11月7日に書いた記事。 娘からSOS。 昨日に喉の手術を受けた一番上の孫の容態がよくないから、病室で付き添って欲しいと言う。 何でも、娘の旦那は今日は大事な仕事があり、娘も真ん中と一番下の孫たち(4歳と1歳)の世話で手一杯だそうな。 妻が育児休暇中で、したがって普段は在宅中ですらこうなのだから、これが妻が職場復帰したらどうなるのだろう? 夫か妻、少なくともどちらか一方の親が近所にいるとか、そういう環境でないと、夫婦ともども働き続けることは困難だ。 ああ、日本の少子化が進まざるをえないのは、こんなところにも原因があるわ! あらためて、いろいろと考えさせられる問題だ。 写真は、入院中の孫が描いた絵。数年前まで一緒にいたペットの猫の絵だ。
2020.11.11
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(注)11月6日に書いた記事。 昨日は大阪市内の某スーパーで推奨販売。 推奨販売は、口だけで商品を紹介して購入を薦めるタイプの宣伝販売で、試食がないぶん楽そうだが、どうしてどうして。 実態は、声を出しっぱなしだから、試食があるよりずっと辛い。 まして、マスク+フェースシールド着用が半ば義務付けられている昨今のデモでは尚更のこと。 現に、推奨販売から一夜明けた今日は、起き抜けから先ほどまで、ずっと喉の痛みがあった。 写真は、今日、喉の手術を受けた孫。 麻酔をかけていてもかなり痛かったみたいだ。
2020.11.09
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(注)11月4日に書いた記事。 明日は仕事。 担当商品はシーズン性がある商品。もしかすると、この案件は今年最後? さて。 何年か前のブログの記事に書いたように、デモンストレーターの仕事を天職と感じ、 「この業界を変えたい」 と意気込んだこともあった。 その一環が、十数年前からのブログ書きだったが、職種がらノンフィクションで書くことの限界を常に感じてきたのは、まぎれもない事実。 では、ノンフィクションをもとにフィクションでは、、、と模索したところ、今度は私たちデモンストレーターの仕事がオハナシの中に埋もれてしまう。 これでは困る。 何か良い方法はないものかと考えていたら、4年ほど前、滋賀県の田園地帯にあるドラッグストアへ仕事に行くために駅から乗ったタクシーの運転手との会話の中で、あるアイディアがひらめいた。 「あ! この形式をとるのなら、イケるかも!」 それまでにもいろいろと気になることがあればすぐにメモを取って手帳に書き写していたように、そのアイディアも手帳に明記し、あれこれいじくりまわしていたけれど、アイディアはアイディアの域を超えず。 それが、一月ほど前、ポンと弾けたようにアイディアが具現性を持って動き始めたんだな。 コロナ禍で時間が出来、昔に読んだ本を読み返して新たな見方や感想を得たことが大きいだろう。 自分の仕事。それなりにカタチとして残せそうだ。 ブログとはまた別に、書き進めたい。 プラス、デモンストレーターという仕事を皆にもっと知って欲しいという大望も、果たせる可能性がある。 今回の禍で、制度の谷間に埋もれて何の補償も受けられなかった同業者が少なくなく、その原因の一つとして、この仕事に対する世間の認知度の低さもあると、個人的に感じた。 幾度も繰り返す。 私は、本が読めて、文が書けて、適度にお酒が飲める環境があれば、それで大満足なんである。 写真は、千本釈迦堂にある、ぼけ封じの観音菩薩。
2020.11.09
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(注)11月3日に書いた記事。 昨日の投稿で、創作や映像の世界のみならずビジネスや家庭生活においてもまずは「ストーリーありき」だと書いたが、このストーリーがどうもえがけないと言うか、そのとっかかりすら掴めないと語る人も中にはいる。 人生に対し、夢はもちろん、ほんのささやかな目標や計画すら立てられないのだ。 もう10年以上も前、あるイベントで数日間いっしょに仕事をした、某食品メーカーの営業ウーマンもそうだった。 イベントが無事に終わった日。現場から最寄駅まで車で送ってくれた彼女は、車中でポツンと口にしたのだった。 「私って何年後にはこうなっていたいとか、ゆくゆくはこんなふうに暮らしたいとか、そういうのが全くないんですよね」。 詳しく聞けば、彼女のまわりの友人知人たちは、将来をおぼろげながらでもおのおのにえがいているそうな。 「何歳までには結婚して家庭を持ちたい」 「ゆくゆくは職場で管理職に就きたい」 「いずれはこれこれの資格をとって独立したい」 その他。 「そんな先のおおっぴらなプランではなく、ごく身近な、例えば営業成績をあけて上司に認められたい、あるいは流行りの服を着て歩いて人に見られたい、この程度の願望すらないんですよ。ただ、毎日が普通に過ごせたらいいって。だから、お休みの日は一日中ダラダラしていますね」。 好きな男性(ひと)が出来たら変わりますよ、と言った聞き手の私に、 「彼氏は一応います。でも、私と似たタイプで。私がそうであるみたいに、彼もきっと何となく受かった大学に行って何となく採用された会社に就職して何となく仕事をしているんだと思います」。 最後に彼女は、このままこんなふうに流されて行くんでしょうねえと、やや捨て鉢気味につぶやき、 「ちょっとややこしい家で育って、争い事や揉め事を避けるため、あまり自分を主張することなくきたからこうなったんでしょうかね」 と首を傾げた。 最寄駅の看板が見えてきた時、私は彼女に提案した。 「何でもかまわないから、〇〇さんが今これをやっていて心より楽しいと感じることを、とりあえずはやってみたら? そのうち、〇〇さんなりの未来が見えてくるんじゃないんでしょうか?」 あの彼女はどうなっただろう? もっとも、母娘ほども年齢が離れた他人の私に漠然と抱いている疑問や不安を話した(ぶっちゃけ、二度と会うことはないだろう他人だから話せたのだ)その時点で、彼女は自分のストーリーをえがきはじめる前の段階にいたと想像できる。 幸福な人生を歩んでいて欲しいと願う。 写真は、一番下の孫。
2020.11.09
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メル友の1人は、小学校5年生の時に、文学好きの母親の本棚から三島由紀夫全集を引っ張り出し、そこに収録されていた「美徳のよろめき」を読んだとか。 「えーっ、わかったの?」 と驚く私に、彼女は 「ストーリーだけはね」 と軽くかわした。 彼女いわく、美徳のよろめき世界を平たく俗っぽくすれば、婦人雑誌に載っている読者手記と同じようなものである。小学校も高学年になれば、ああいうのは細かい部分はわからなくても大筋は何となくわかる。 確かにねえ、、、。 「美徳のよろめき」に話を戻せば、登場人物の心理のひだや三島ならではの華麗な描写や、何より三島美学など全然わからなくても(そういうのは後々わかってくる)、ローティーンの女の子でもストーリーを追うことは出来るのだ。 この「ストーリーがわかる」ということは実はとても大切なことで、少年少女にも理解できるストーリーを考えたそのこと自体が、三島由紀夫の「オハナシの作り手」としての力量が際立っている証拠。 東西古今を問わず、名作のストーリーって、一部を除けば、基本的にはシンプルなものよ。 オハナシに限ったことではない。 企業が新製品を開発したり、店が売上を伸ばすための計画を立てたり、美容院が新規客を増やすべく宣伝に力を入れたり、また人がマイホームを購入して家庭を営むのも、まずは「ストーリーありき」。 「ストーリー」がシャンといていれば、個々のシチュエーションに応じたプロットも自然と組み立てられるし、細かい点は後からついてくる。 まあ、コロナ禍もあり、企業も個人もストーリーをえがきにくくなっているのが現実だけれど、、、それでも物事をストーリーとしてとらえその中での自分の配役を意識しているのといないのとでは、日々の暮らしがまるで違ってくるだろうし、万が一の場合のストーリー変更もしやすいのではないかな。 なお、長期的なストーリーが描けない時は、取り敢えず1日だけのストーリーをイメージしてみたら、これだけでも変わってくると思うよ。 写真は、一番下の孫。
2020.11.09
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(注)11月1日に書いた記事。 わーい! 2日連続勤務が終わった。 るんるんだ! キムチ鍋をつつきながらの焼酎のお湯割り、何杯飲んだかしら。 今回、2人体制でデモを実施したが、昨日と今日、どちらの相方ともフィーリングが合うとはいいがたかったし(こんなのは初めてだ。デモンストレーターになって17年目。これまでの複数対応の仕事は、いつも打ち解けて互いを尊重しつつ、仲良く仕事が出来ていた)、店の担当パートからもチクリと言われたけれど、まあ、終わったことだ。 彼らに会うことは2度とあるまいから、ひきずらないでおこう。 少なくとも、触れるには、少し時間をおこう。
2020.11.09
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(注)10月31日に書いたもの。 10月も今日で終わり。 年毎に、時の流れを速く感じるようになってきている。 今日と明日は仕事。 現場ならではのライブ感をもろに堪能出来る点からも、非常に嬉しいことだ。 現場である店舗には、それこそ、性も年齢も職業も階層も、時には国籍も異なるさまざまな人が訪れる。 そのさまざまな人が発するエネルギーを浴びるのも、またワクワクすること。 行ってこよう。 写真は、今日の現場がある町にて。 まだ紅葉はしていない。
2020.11.09
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久方ぶりに連続仕事。 そろそろお仕事モードに入らないといけない。 さらに、先日から手帳に書き留め続けている、あるアイディア。 勝手にイメージをふくらませていたら、いつのまにか多数のキャラクターが出来上がり、そのキャラクターが動き出して一つの糸にたぐいよせられるかのようにストーリーが出来上がってしまった。 おまけに、ストーリー内の個々のシチュエーションを想定する過程で大まかなプロットを立てることも出来、それは日毎に具現性を帯びてきている。 これ以上、頭の中でひっかきまわしていても混乱するだけだから、外に出してあげよう。 脳の中、クリーンにせにゃ。 人間、死ぬまでにやっておきたいこと、一つくらいはあるよなあ。 いや、ない人もいるが、そんな人でも自分なりに悔いのない人生を送りたいはず。 そう言えば、 「人生は一度きり」 と、整形手術を受けた人を知っている。 ぶっちゃけ、その心理は私には理解出来ないけれど(なぜなら、皆、老いていく。整った人工美は整わない自然美に、しょせんはかなわないのではないのかな、と私は感じているので。シワ取り手術やら何やらして得た人工美は、例えソバカスやニキビがあってもはちきれんばかりの若さにあふれた自然美には、やはりかなわないよ)、まあ、そこいらは価値観だろうねえ、、、。 写真は安倍晴明神社にて。
2020.11.06
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胃腸が回復し、芋粥を卒業し、大好きなコーヒーも酒も飲めるようになり、好きなものを飲んだり食べたり出来る幸せを、あらためて感じている。 と、ここで、思い出した。 平均寿命。 何でも、2019年の日本人女性の平均寿命は88歳だそうな。 平均寿命まで生きたとしても、63歳の私はあと25年。 25年なんて、あっという間。 年齢をとると、時間の流れが速いんだよねえ、、、若い頃の1年がその倍、いや、それ以上だったりする。 老いと死は、万人に訪れる。 だとしたら、世間の目など考えず、自分が本当にやりたいことをやって逝きたいものだ。 写真は3人目の孫。
2020.11.03
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しぶとく胃痛が続いているので、ここのところ、食事はずっと芋粥(さつまいも入りのおかゆ)。 ものがものだけに、味付けに塩気は必須で、高血圧など気にしていられないのが本当のところだ。 2週間ほど前の眠れない夜。ふと、思い出した。 デモンストレーターの仕事について2年目の16年前に近畿地方の大型店で出会った、推定4、5歳(あくまで見かけだけからの推定)の男の子。 うどんを試食販売する私が売場に立った10時過ぎから店内をうろうろしていて、何度も食べに来る(当時はアレルギー対策がやかましくなかったので、子ども1人でも試食出来た)。 そのさま。子どもとは思えないほど堂に入っている。私のデモ場所付近を徘徊しながら絶えずまわりをうかかっており、 デモンストレーションのほんの少しのスキ(試食台に置かれた数個の試食用カップに順番にうどんを注いだり、試食するお客様に商品説明を始めたり)をついて、さっと試食カップを取り上げ、食べていくのだ(なお、試食カップ自体は硬めのプラスチック製で子どもが持っても熱くないし、汁も子どもがいきなり口に入れても熱く感じないよう、心持ちぬるい目にしてある。ここいらはこちら側の配慮)。 その子が試食すること、5度目か6度目か。 「ボク、パパやママはどこにいるん?」 と、尋ねた私に、子どもは試食のうどんをガツガツと食べながら答えた。 「パパ、おれへん。ママ、ゲーセン(ゲームセンター)にいてはる」。 あの子、現在では成人しているはず。 どんな大人になっただろうと、あれやこれや想像していたら、いつのまにか彼のまわりを様々なキャラクターが取り囲み、動き出して、何かの糸に導かれるように1つのストーリーが出来上がった。 もちろん、キャラクターもストーリーも、私のイマジネーションの産物である。 いつもの癖で、キャラクターもストーリーも手帳に記入し、大まかなプロットも立てているけれど、はて、今後これがどうなるか。 いや、どうするか。 ともあれ、人がいるところ、必ずドラマが生まれる。 我々は、気づかないうちに、おのおののステージでおのおのの役割を演じ、望むと望まざるにかかわらずドラマを作り上げていくのだ。 幾多もの異なるドラマを持つ人間を間近で直に見ることが出来る宣伝販売という仕事は、やはり楽しい。 写真は、京都市内の瓦屋。
2020.11.02
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