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2016年11月27日
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テーマ: ニュース(99416)
カテゴリ: ニュース
カストロ前議長死去 キューバ革命指導者 90歳 産経新聞 11/27(日) 7:55配信

<カストロ氏死去>「人間こそ最大の資本」原点に労働者 毎日新聞 11/26(土) 23:04配信
◇評伝
 巨星落つ。経済制裁を続ける米国に対抗しながら半世紀以上もキューバを率いたフィデル・カストロ氏が逝った。キューバ市民は愛憎の対象を失い泣いている。カリスマへの感傷、長期の経済的困窮への怒り、重しがとれ、ほっとする気持ちも入り交じっているだろう。

 185センチ超の長身、オリーブ色の軍服とひげ。「社会主義か死か! 祖国か死か!」で締めくくられる数時間もの演説。国民の多くはファーストネームで「フィデル」と呼ぶ。70代のおばあさんは「フィデルの演説が始まると、姉妹全員がテレビの前に集まり、何時間でもうっとりと聞いていた」と懐かしそうに話した。男性は言った。「フィデルは我々の最高指導者、チェ・ゲバラは我々のアイドル」と。

 傑出した洞察力、危機管理能力が魅力だった。キューバ危機やソ連の崩壊を乗り越え、150キロしか離れていない米国を帝国主義と批判しながら、キューバの独立を守った。米国からの転覆工作や600回以上とも言われる暗殺計画を生き延びた。

 無料の医療や教育、尊厳ある「社会主義」を作り上げ、世界に輸出しようとした。ベネズエラの故チャベス前大統領を見いだし、シェールガスにも早くから注目。核兵器廃絶を訴え、地球温暖化に危機感を表明した。反米の旗手として中南米やアフリカ諸国の指導者の尊敬を集めた。

 私腹を肥やさず、引き際も自分で決めた。大病から2年後の2008年に国家評議会議長を引退。11年に共産党第1書記も弟のラウル・カストロ国家評議会議長に譲り、一党員に戻った。このときラウル氏はカストロ氏について「キューバの歴史、現在、未来に永久に輝き続ける」と述べた。

 だが、演説に見ほれていたおばあさんも今は「窓を開けて大声で叫びたい欲求に駆られる」という。キューバの社会主義は行き過ぎた平等主義と生産性の低下などが主な原因で破綻したと。11年から市場原理の一部導入にかじを切ったが、外国に脱出した親族の経済援助なしには極貧生活しかない。カストロ氏を信じた者ほど追い詰められる矛盾も引き起こした。

 「歴史は私に無罪を宣告するだろう」。1953年10月、親米政権を襲撃した罪で起訴されたカストロ氏は、公判で自信たっぷりに弁舌をふるった。

 革命の原点は米国に工場やインフラを握られ、搾取されるサトウキビ労働者だった。「人間にとって重要な資本は金ではない。人間こそが、最大の資本なのである」。キューバの社会主義は頓挫したが、格差が広がるばかりの米国の資本主義も問題が指摘されている。カストロ氏の精神は世界のどこかで引き継がれていくだろう。
【元メキシコ市支局長、ニューヨーク國枝すみれ】


「チェ・ゲバラとカストロ」って、60代半ばの私にとっても伝説的な人物。
度々暗殺者に狙われていた中で90歳まで生きたということは、これまた伝説になりそうな人生。
彼の政権は間違いなく独裁政権と言えるだろうし、その意味では独裁者だろう。
しかし、独裁政権が陥りがちな「腐敗と身勝手な暴走」にはならなかったのではないか。
それは、革命の原点、つまり「初心」を生涯忘れなかったからではないだろうか。
「人間にとって重要な資本は金ではない。人間こそが、最大の資本なのである」
その言葉は、資本主義を標榜する政府指導者が忘れてはならないことだろうと思う。

あまりにも庶民にとっては酷いことになりやすいことが歴史で証明されてしまった。
しかし、その理想とする世界には学ぶべきことが多いのではないか。
資本主義、自由競争主義の行く手は「格差社会」ということも、歴史で証明されつつある。
やはり人間社会にはバランスがとても大切だと思う。
自分の信念に基づき闘い続けたカストロ氏のご冥福を祈る。





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最終更新日  2016年11月27日 10時09分43秒
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