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2019年04月11日
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テーマ: 児童虐待(213)
近親〇〇の実態などと、少しドッキリする件名にしたのだが、最近ちょっとショックなことがあった。(「〇〇=soukan」を漢字で書くと、「本文にわいせつ、もしくは公序良俗に反すると判断された表現が含まれています。」と、公開できないので、以後近親〇〇)

関西に住む若者だが、「不登校関係」の行事で出会った。
その時、多少の会話をかわした印象では、神経質そうな多少こだわりの強いタイプで、
その個性のために学校になじみにくかったのかなと感じた。
私が(多分)何かのことで声をかけたことがきっかけで、時々メールのやりとりをするようになる。
しかし、会ったのはその時だけで、時折自分のやっている活動のことなど、メールや手紙や電話も届く。
この10年くらいは、二年に一度くらいの割合で「元気ですか?」というような電話がきて、
私の印象では相変わらず定職にはつかずに、従来の活動のようなものをしているようで、

多くの人とのコミュニケーションは下手のままのように感じていた。
それでも、そのような個性を持ちながらもなんとか頑張っているなと思い、その都度励ましてきた。
さて、一週間ほど前に、とても慌てた様子の電話が入り、何事かと聞くのだがあまり要領を得ない。
どうも、母親が入院して手術をしたということに関係があるらしい。
詳細は省くが、その会話の中で、
母親とは成人した息子と母親との親子愛を超えているような日常があるようだと感じた。
まったく想像していなかったので、最初は私はからかわれているのかと思ったのだが、
(私も彼の母親とほぼ同世代で、彼も息子に近い年齢だから)
どうも冗談ではなく、それを普通のことと感じているらしい。
だから、母親の病状を心配するよりも、一緒に暮らせないことが彼のストレスの要因のように感じた。
私の頭の中は、今まで身近に経験したことのない事例だったので、どのように話をつづければよいのかと、正直なところパニックになりそうなくらい慌ててしまった。


その後、やはりとても気になり、彼の言葉を思い出して、それは冗談でもないし、彼の家族的習慣に近いものだろうと思っている。
つまり、かなり「近親〇〇」に近い状態の中で彼は育ち、現在進行形なのだろうと。
想像するに、彼の現在は社会的ひきこもりに限りなく近いはずだ。
(会っていないし、彼の周辺の知り合いもいないし、詳しく聞く権利もないし、聞いたってどうしようもないから、彼の言い分をそのまま受け止め、あとは想像するしかない。)

そして昨夜、児童福祉に詳しい友人とそのことを話し、彼女の意見を求めた。

彼女は言った。
「近親sは日本社会には少なくはないらしい。今は『児童虐待』としてクローズアップしているが、昔からあったようだ。
そのような経験をした子は、『解離性障害」となったり、『発達障がい』に似たような状態になることが多いらしい。」
うーん、やっぱりそうかと思った。

そして、今朝そのことについての研究がないかとネットで調べている。
事例研究等はいくつかあるようだが、被害者ともいえる子どもの追跡調査などはあまりないように感じる。
タブーに関することなので、体験者が自ら話すことは少ないだろうし、研究はやりにくいだろう。
でも、幼い子供にとって家族によるノーマルとは言えない行為は、「誰でもやっていること」と言われたら納得して受け入れるしかないだろう。
その子たちが成長してどのように人を愛し、家族を作っていくのか。
昨日話した友人は、「家族的な連鎖がある」とも言っていた。

「解離性障害」もそのような体験の結果発症する例は多いと聞いている。
実際に、「解離性障害」の人にも何人か仕事で関わったことがあったけれど、
「この人も幼い時そんなことがあったのかな」と思うことはあったけれど、
現在進行形とは想像もしていなかった。
私は電話をくれた彼に何もしてあげることはできないし、
もしももっと詳しく実態を聞いたとしても、それを非難することもできない。
母親を失った時に彼はどうなるのかと心配だけど、それも彼の住む地域の支援関係者にゆだねるしかない。
私にできることは、時折届く電話やメールに、普通の付き合い方のように接して励ますことしかない。





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最終更新日  2019年04月11日 10時25分22秒
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