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2022年09月06日
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テーマ: 読書(8591)
カテゴリ: 読書
​「流浪の月」 凪良ゆう​
《内容紹介》
最初にお父さんがいなくなって、次にお母さんもいなくなって、わたしの幸福な日々は終わりを告げた。すこしずつ心が死んでいくわたしに居場所をくれたのが文だった。
それがどのような結末を迎えるかも知らないままに――。
だから十五年の時を経て彼と再会を果たし、わたしは再び願った。この願いを、きっと誰もが認めないだろう。
周囲のひとびとの善意を打ち捨て、あるいは大切なひとさえも傷付けることになるかもしれない。
それでも文、わたしはあなたのそばにいたい――。
新しい人間関係への旅立ちを描き、実力派作家が遺憾なく本領を発揮した、息をのむ傑作小説。
本屋大賞受賞作。


《凪良ゆう(ナギラユウ )》

以降、各社でBL作品を精力的に刊行し、デビュー10周年を迎えた17年には非BL作品『神様のビオトープ』を発表、作風を広げた。
巧みな人物造形や展開の妙、そして心の動きを描く丁寧な筆致が印象的な実力派である。
19年に刊行した『流浪の月』が、多くの書店員の支持を集め、2020年本屋大賞を受賞。
おもな著作に『未完成』『真夜中クロニクル』『365+1』『美しい彼』『ここで待ってる』『愛しのニコール』『薔薇色じゃない』『わたしの美しい庭』『滅びの前のシャングリラ』『すみれ荘ファミリア』がある。


友人から借りた本。
聞いたことがある題名だなと思ったのは、映画化されていたからだろう。
しかし、その映画のことは目にしただけで関心を抱かなかったので、内容については白紙だった。
この友人の貸してくれる本は、出版してから話題になったりドラマや映画になった作品が多い。
でも、間違いなく面白い本ばかりだ。
だから、図書館から借りた本の合間に大急ぎで読んだ。
というより、急がなくてもほとんど一気読みしてしまうほど面白かった。

凪良ゆう の作品は今まで読んだことがなかったけれど、なかなかの実力派だなと感じた。
どんな作品を書いているのかなと調べたら、漫画家志望だったとか。

本当にパソコンは便利だ。
この作品を読んでいて、とても読みやすいし若者向けの作品だなと思ったのは、そのような経歴のせいかもしれない。
言葉やその時々の描写から、登場人物の心理状態が本当によくわかり、あまり考えないでもスルスルと感情移入できる。
それは小説を面白いと感じる第一段階だから、とても大切なことだと思う。
書かれている内容が全く理解できないような世代にも、現代社会を理解してゆく道しるべの一つになるかもしれない。

というのは、この作品の大まかな内容は、とても現代的な問題のてんこ盛りだからだ。
児童虐待、性的虐待、トラウマ、PTSD、ロリコン、幼児誘拐・監禁事件、マスコミ、ネット社会、思春期に気付く病気や障害などなど、思いつくままに書き並べたら「これでもか!」という感じがする。
様々な意味で問題提起しているのだが、とにかく読んで面白かった。
また、彼女の作品読んでみようかな。と思うけれど、まだ読みたい本を図書館に予約しているので、そのうち忘れてしまうかも。





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最終更新日  2022年09月06日 08時54分51秒
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