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2022年10月23日
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息子たちのブドウ畑やワイナリーの収穫と仕込みも大詰めである。
私達夫婦も多少でも手伝いをと通っているのだが、毎年この時期には全国から収穫と仕込みのボランティアの人たちが集まってきてくれる。
大きなワイナリーでは「収穫ボランティア募集」などもしているようだが、息子たちはそれほどの規模でもないので、家族や友人知人、取引先のネットワークで協力してもらっている。
毎年本州から参加してくれている人もいるし、中には昼食の差し入れをしてくださる人もいらっしゃる。
まったくのボランティアであり、息子たちが提供できるのは昼食とその日に収穫しているブドウで造ったワイン(もちろんグラスでである)しかないのだが、私にはそれまでは全く知らなかった世界だ。
作業をしながら皆さんの会話を聞いていると、どんな仕事をしているのかわからないが本当にワインに詳しい人ばかりで、ずーっとワインに関する話に夢中になっている。
もちろん、ワインそのものが大好きで、ワインの生産者と話をすることに興味津々のようだが、それを超えてワインを提供する各地の飲食店の話や、全国のワイナリーの話、ひいては世界のワインの話にも広がっていく。
レストランや酒販店の人や、ワイン醸造やブドウ栽培の勉強中の人もいるけれど、まったく仕事では無関係でただワインが好きな人が有休を使ってまで駆けつける。
息子たちは収穫バサミの数が限られているので、「もう定員になってしまって…」と断ることもあるのだが、昨日聞いていたら「〇〇さんは外されてしまったとぼやいていた」などという話や、「ボクは参加していないことになっているから、今日ここにいることは内緒」なんて話をしている。

このような人たちのおかげで息子たちの仕事は成り立っているのだと思うと、私は「ありがとうございます」を繰り返すしかない。
実は、私の友人も手伝いに来たいという人が複数いるのだが、「申し訳ないけど、人が一杯なのでお母さんのお友達には声をかけないでほしい」と言われてしまった。
多分、この傾向は年々強まることだろう。
この時期はどこでも収穫ボランティアの手を必要としているので、それでもこの状況ということは息子のネットワーク力に感心している。
実は、私たちは収穫が終わったら失礼しているが、ボランティアの人たちは夜の作業を手伝ってくれる人たちも多いようだ。
特に赤ワインになる葡萄は除梗作業が必要だし、夕暮れまでに急いで収穫したぶどうは「選果作業」が必要なのだ。
殆どは収穫の時に健全なぶどうだけにするために、カビやしぼみ、病果を取り除く作業をしているのだが、これはとても手間と時間がかかる。
それを、夜になってからしなくてはならないのだが、昔まだボランティアがそれほど集まらなかった頃には、私達も寒い倉庫の中でそれを続けたときもあった。

今日は昨日までの収穫葡萄の仕込み作業をしているはずだ。
きっとそこにも何人かのボランティアの人も楽しそうに語らいながら作業をしているだろう。
北海道には最近沢山のワイナリーができているので、きっとあちこちにそんな光景があるのだろう。

でも、このような人的ネットワークは、きっと状況が変化したとしても彼らを支えてくれるだろうし、それぞれの豊かな人生の糧になると思う。





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最終更新日  2022年10月23日 09時06分20秒
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