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女性の長い黒髪にも見えた表紙の絵。墨なのだろうか。タレント作家の本を読むこと、エッセイではなくて小説を読むことに抵抗を感じて、評価されている加藤シゲアキの本を手に取ったことはこれまでなかった。直木賞候補である。読み始めてみると、手練れとも思える導入部。文章に重厚感が感じられる。ミステリーかと思わせるはじまりは興味をそそられた。その後も読み進むうちに作家としての確かな力量が感じられた。展開も楽しみであった。作者自身が馴染みのあるテレビ局を取り上げて、事件性のある展開。男女交際も巧みに取り入れて読者の気を惹く。「たった一枚の展覧会」を企画しようとしたことによって秋田という土地、日本最後の空襲といわれる秋田の土崎空襲まで行きつく。戦中・戦後という時代をさかのぼり、さぐりつつ、行方不明である無名の画家を探し出そうとする。テレビ局の社内政治、秋田の地元の秘密など秘匿されたものをあばくという一面を通して、傷つき翻弄されていく主人公たち。読んでいて圧倒された。しかし、主人公は誰なのか。守谷なのか吾妻なのか、読み進めていくうちに二人とはかけ離れたところで捜査(?)が展開していく。守谷と交際している女性キャスターの関係も気になるが最低限しか描かれない。枝葉末節なことであるが気になってしかたなかった。内包している問題はいくつもあり、重要と思える。それらを絡み合わせながらあるべき終着へとたどり着く。納得できる結末ではありながら、秘密は暴いても解決されていない、解決されない事柄があるように思える。なれのはて [ 加藤 シゲアキ ]
2024.12.01
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NHK BSシネマで放送される映画の中からおすすめ作品を紹介します。12月おすすめ作品は「はじまりのうた」12/2、「フィラデルフィア」12/3、「ダウントン・アビー」12/11、「隠し砦の三悪人」12/12、「コーダ あいのうた」12/16、「用心棒」12/19、「墓石と決闘」12/20、「ボヘミアン・ラプソディー」12/24、「椿三十郎」12/26、「許されざる者」12/27、「エディット・ピアフ 愛の讃歌」12/31、「七人の侍」12/31、この作品の中から選んだ2作品はこれら。未見の「ダウントン・アビー」、紹介済みの「はじまりのうた」「フィラデルフィア」「コーダ あいのうた」「用心棒」「墓石と決闘」「ボヘミアン・ラプソディー」「椿三十郎」「エディット・ピアフ 愛の讃歌」「七人の侍」を省く。、(チラシ画像の下のリンクは画像の出展元を掲載)映画ポスター 騎兵隊 公開当初オリジナル B2ポスター 1959年 ジョン・フォード ジョン・ウェイン アメリカ映画 西部劇 ポスター d581の落札情報詳細 - Yahoo!オークション落札価格検索 オークフリー「騎兵隊」2024年12月13日(金)午後1時00分~The Horse Soldiers 1959 アメリカ 115分ジョン・ウェインとウィリアム・ホールデンで贈る傑作西部劇。子供の時に見て大感動。お薦め度★★★★☆(90%)映画感想「許されざる者」 | 大TOKYOしみじみ散歩日記「許されざる者」2024年12月27日(金)午後1時00分~The Unforgiven 1960 アメリカ 125分オードリー・ヘップバーン唯一の西部劇。彼女の引退前、最後の作品。人種差別を描いており西部劇でありながら社会はドラマであった。お薦め度★★★★(80%)
2024.12.01
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Paris Christmas Waltz (2023)きらびやかで輝く美しいパリのクリスマス風景。パリ市内、くっきりとそびえたつエッフェル塔は孤立、超然として存在していた。思えば東京タワーが出来た昭和の時代。東京タワーもエッフェル塔よろしく超然として存在していた。それが高層ビル群に埋もれてテレビ電波塔の役目を果たせなくなってスカイツリーにとってかわられた。町の景観を考えるフランスの見事さよ。さて、この作品は社交ダンスに魅せられた経理ウーマンが新天地を求めて退職したことからすべては始まる。思いもよらぬ競技ダンスへの参加。そのためニューヨークからパリへと渡る。海外旅行が初めての彼女、エマにはパリの町は夢の世界であった。そのパリの輝きが映像に映し出される。泊まるホテルも小粋ではあるけれど、クリスマス感満載のベッドルーム。まるでディズニーホテルのようだ。プロのダンサーの相手役のアマチュアとして抜擢された彼女の踊りはダンス歴1年のレベルではなく、相当な熟練者の踊りであった。ペアを組むことで彼との化学反応を最重要視している彼の恩師の振付師の老人。仲良く進歩していくに思えたペアだが彼の元ダンスパートナーの横槍によりぎくしゃくしてしまう。このままダンスは踊れるのか?恋の先行きは……。海外旅行のウキウキ感、恋のトキメキ。舞い上がってしまう内容に見ているこちらもテンションが上がる。ロマンスと恋の予感が、気持ちと態度の裏腹さに見ながらハラハラしてしまう。クライマックスのダンスは素晴らしく、得も言われぬ心持に連れていってくれるが、競技ダンスというよりはコンテンポラリーと思える振り付けに疑問も残る。とはいえ、素敵な映画であった。長さ的にテレビ映画ではないかと思ったけれど、やはりテレビ映画だった。Netflixにて2023年/アメリカ/85分/監督:マイケル・ダミアン脚本:ジャニーン・ダミアン、マイケル・ダミアン出演:ジェン・リリー、マシュー・モリソン、ジェイド・ユウェン、ジャッキー・ディーソン、ポール・フリーマン原題:Paris Christmas Waltz(「パリ・クリスマス・ワルツ」)お薦め度「クリスマスワルツはパリで」★★★★(80%)
2024.11.30
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(C)2024未来映画社すごい真剣勝負。こんな役者さんいたかなーと思う人から、見たことない出演者が多数。失礼を承知で言うと有名俳優は一人も出ていない。とはいえ、芸歴長く、映像の世界で生きてきた俳優たちが主要な役を演じているから見ごたえ見どころのあるシーンが続く。素晴らしく素敵な映画。まず脚本が素晴らしい、そして、演出も素晴らしく、ここそこに映画的手法を取り入れていて、監督インタビューを読むとオマージュというかパクリというか名作映画、名監督を意識していろいろと工夫をしたようだ。スゴイなぁ。無音のシーンを見ていて、「コーダ あいのうた」「ドライブ・マイ・カー」など無音のシーンの作品があるからその流れかと思って見ていたけれど、監督によると「椿三十郎」のオマージュに端を発しているらしい。このシーンに感嘆する。一番感心した役者は住職の妻である紅萬子である。しゃべり(セリフ)がバッチ・グー。2024年/日本/131分/G監督:安田淳一脚本:安田淳一出演:山口馬木也、冨家ノリマサ、沙倉ゆうの、峰蘭太郎、庄野﨑謙、紅萬子、福田善晴、井上肇、安藤彰則、田村ツトム、多賀勝一、吹上タツヒロ、佐渡山順久、Rene、柴田善行、きらく尚賢、ムラサトシ、神原弘之、五馬さとし、田井克幸、徳丸新作、泉原豊、岸原柊、戸田都康、矢口恭平、吉永真也、楠瀬アキ、佐波太郎、高寺裕司、江村修平、山本拓平、西村裕慶、谷垣宏尚、篠崎雅美、夏守陽平、橋本裕也、大野洋史、山内良、宮崎恵美子、岩澤俊治、雨音テン、水瀬望、石川典佳、結月舞、鈴木ただし、皷美佳、吉村栄義お薦め度「侍タイムスリッパー」★★★★(80%)
2024.10.15
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(C)2022「七人の秘書 THE MOVIE」製作委員会ブログを辛辣に書いてしまったと思い訂正する。ドラマは面白かったのになぁ…。テレビの続編としての映画化はうまくいかなかったようだ。細切れの展開に出来事が唐突に感じられる。主演の木村文乃が美しく映っていないと感じた。メイクが悪いのか、照明かカメラか。結婚、産休でテレビから姿を消した大島優子がとてもきれいに映っていた。子連れの菜々緒は違和感があり、広瀬アリスの元気さは変わらない。室井滋のユニークさはボケが多すぎたかも。江口洋介には年齢を感じた。初めて見た時にイモトアヤコかと思ったシム・ウンギョンは美しくきれいになって洗練されいた。吉瀬美智子の美の見せどころも鶴瓶の悪徳さも想定内にて驚きもなく、濱田岳の出番の少なさ、玉木宏の本性もインパクトが薄い。最初の方で木村文乃がひとりで信州のお屋敷に行く山道は「近道を失敗した」と言っていたが、逆方向でも行かない限り、車に乗って相当距離のある道を走るシーンがあったので徒歩での近道に疑問を感じた。脚本家の中園ミホは『Age,35 恋しくて』『やまとなでしこ』『ハケンの品格』『Doctor-X 外科医・大門未知子』『花子とアン』『西郷どん』と手堅く面白い作品を紡ぎだしてきた。テレビドラマとしての『七人の秘書』はおもしろく楽しませてもらった。この作品はその続編として粟田口(岸部一徳)を引っ張り出すも宝の持ち腐れ、使い切れていない。次男・二郎(濱田岳)も使い切れず、道山役の鶴瓶も柔和さが感じられず、初めから悪徳業者のようである。キャストが多すぎて書き込めなかったのか、長尺になったものを編集しすぎて説明不足になったのか。吉瀬美智子演じる九十九美都子もなぜ異母兄弟の多い道三の養子になったのか説明がなく、色恋沙汰のあった萬敬太郎(江口洋介)との関係も説明も確執も描かれない。確執が描かれないという点では九十九家全員に関してである。ミステリーやサスペンスであれば、この確執こそが犯人捜しで重要であるので丁寧に描かれるのだが、この作品において確執が描かれることはほぼない。それぞれのキャラクターが表層的で人物としての骨幹がないように見受けられた。アクションシーンだが秘書6人(七菜(広瀬アリス)を除く)があまりに無敵で強くて、ボディガードがまったく歯が立たないということが不思議だ。また、スキーバイクの上で数人と不二子(菜々緒)がやり合うシーンがあるのだが、格闘というよりは殺陣を見せているように思えて興ざめ、残念であった。いいキャストをそろえた作品なのに残念である。思えばドラマの第一話が一番面白かったかもしれない。2022年/日本/118分/監督:田村直己脚本:中園ミホ出演:木村文乃、広瀬アリス、菜々緒、シム・ウンギョン、大島優子、室井滋、江口洋介、玉木宏、濱田岳、吉瀬美智子、笑福亭鶴瓶、内村遥、岐洲匠、川原瑛都、岸部一徳 お薦め度「七人の秘書 THE MOVIE」★★★(60%)
2022.10.08
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説得 (2022年) (imdb.com)ダコタ・ジョンソンの新作。瀟洒な暮らしをしている上流家庭の三人娘の次女アン。彼女は8年前に海軍兵士と恋に落ちるが、裕福でない兵士との結びつきを説得されて断絶した。アンはそのまま恋慕に浸る独身を続けていた。件の兵士は危険な任務を遂行し、出世し裕福な将校となっていた。再会した二人は、過去をわだかまるあまり、つれなく、そして、永遠の友の誓いをかわした。そのことに悶絶するアンの前に魅力的な男性が現れ、恋に…。イギリスの女流作家ジェーン・オースティン。「いつか晴れた日に」「EMMA エマ」「プライドと偏見」と映画化された傑作も多い。独身女が過去の恋に翻弄されながらも新しい出会いに目覚め、展開していく物語。ついに結婚というところでのこの出来事。見ていて胸に詰まるところもあるけれど、結果がすべて?まぁ、良しとしよう。Netflix にて2022年/アメリカ/109分/監督:キャリー・クラックネル原作:ジェーン・オースティン脚本:ロン・バス、アリス・ビクトリア・ウィンスロー出演:ダコタ・ジョンソン、コズモ・ジャービス、ニキ・アムカ=バード、ミア・マッケンナ=ブルース、リチャード・E・グラント、ヘンリー・ゴールディング、ベン・ベイリー・スミス、ヨランダ・ケトル、ニア・トール、イズカ・ホイル原題:Persuasion(「説得」)お薦め度「説得」★★★☆(70%)
2022.07.24
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NHK BSシネマで放送される映画の中からおすすめ作品を紹介します。11月おすすめ作品は「植村直己物語」11/4、「北北西に進路を取れ」11/5、「シコふんじゃった」11/6、「駅STATION」11/7、「南極物語」11/9、「海峡」11/11,「恋人までの距離(ディスタンス)」11/12、「ナバロンの要塞」11/13、「ゴジラ」11/14、「ビフォア・サンセット」11/18、「スピード」11/20、「エイジ・オブ・イノセンス 汚れなき情事」11/26、「博士と彼女のセオリー」11/27、「秋刀魚の味」11/28、「ロイ・ビーン」11/29となり(題名の後の日付は放送日)、この作品の中から選んだ5作品はこれら。未見の「シコふんじゃった」、紹介済みの「植村直己物語」を省く。(チラシ画像の下のリンクは画像の出展元を掲載)南極物語(1983) : ポスター画像「南極物語」2024年11月9日(土)午後8時29分~1983年 日本 145分タロとジロの姿を見た時、泣けるねぇ…。大ヒット作品。お薦め度★★★★(80%)スピード : ポスター画像「スピード」2024年11月20日(水)午後1時00分~Speed 1994 アメリカ 116分ヤン・デ・ボン監督の世界的大ヒット作品。キアヌ・リーブスもサンドラ・ブロックも大人気者になった。止まらぬバスのカー・アクションは見物。お薦め度★★★★(80%)映画.com ALL TIME BEST「スピード」エイジ・オブ・イノセンス ポスター - 検索「エイジ・オブ・イノセンス 汚れなき情事」2024年11月26日(火)午後1時00分~The Age of Innocence 1993 アメリカ 139分私にとっての名作。大感動作。ミシェル・ファイファーはあまりに美しく妖艶であった。お薦め度★★★★☆(90%)(C)UNIVERSAL PICTURES「博士と彼女のセオリー」2024年11月27日(水)午後1時00分~The Theory of Everything 2014 イギリス 124分ALSという難病を抱えたホーキング博士と妻の実話映画化。エディ・レッドメインがまさしく博士に見えて、名演し、アカデミー主演男優賞に輝いた。マイライフ・マイシネマアルカディア「博士と彼女のセオリー」お薦め度★★★★☆(90%)映画.com ALL TIME BEST「博士と彼女のセオリー」ロイ・ビーン 映画 ポスター - 検索 画像「ロイ・ビーン」2024年11月29日(金)午後1時00分~The Life and Times of Judge Roy Bean 1972 アメリカ 120分名匠ジョン・ヒューストン監督が西部にいた実在の判事ロイ・ビーンを描く・ポール・ニューマンが最高にユニークで楽しめた。お薦め度★★★★(80%)
2024.10.31
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いいことなのかどうなのか。たぶん、いいこと。まったく無名、無評判の子がセンターを務めるよりは選挙でTOP5に入る子がセンター務めたほうがいいに決まっている。もち、そうじゃない場合は、TOP10に入るような子が脇を固めるしかないんだけどね。まぁ、にゃんにゃんがシングル参加連続記録をひとりで伸ばしたのも意味はあるだろうし、ここへきて、まえあつがシングルからおやすみになったのも、ある意味良かったかなと思う。まえあつにかかるプレッシャーはこの24THシングルに関してはまったくなくなったからね。乃木坂46やJKT48、HKT48と続々と出てくる新グループに対し、AKB48最年長はどこまで頑張れるか…!!場合によっては、そろそろ卒業という考えもチラついてたかもしれないので、このセンター獲得で一年は卒業が伸びたように思う。さぁ、まりりん派のおじさんたち、しっかり応援しようよね。篠田麻里子が「AKB48 24thシングル選抜じゃんけん大会」で優勝。
2011.09.20
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NHK BSシネマで放送される映画の中からおすすめ作品を紹介します。7月おすすめ作品は「はじまりのうた」「フォレスト・ガンプ 一期一会」「プラトーン」「キャスト・アウェイ」「地獄の黙示録 ファイナル・カット」「ティファニーで朝食を」「阪急電車 片道15分の奇跡」「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」「パリで一緒に」「スパルタカス」「スラムドッグ$ミリオネア」の作品の中から選んだ5作品はこれら。一度ピックアップした「プラトーン」「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」「スラムドッグ$ミリオネア」を除外するとこうなった。(チラシ画像の下のリンクは画像の出展元を掲載)(C)2013 KILLIFISH PRODUCTIONS, INC. ALL RIGHTS RESERVED「はじまりのうた」2023年7月4日(火)午後1時00分~2時45分BEGIN AGAIN 2013 アメリカ「ONCE ダブリンの街角で」のジョン・カーニー監督が作り、全米公開スタート時は5館だった上映館が、クチコミの力で1300館で上映となった作品と知って、見てみたいなと思っていた。2015年2月21日に映画館にて鑑賞。マイライフ・マイシネマアルカディア「はじまりのうた」お薦め度★★★★(80%)映画.COM ALL TIME BEST(C)1994 by Paramount Pictures.All Rights Reserved.「フォレスト・ガンプ 一期一会」2023年7月5日(水)午後1時00分~3時23分FOREST GUMP 1994 アメリカ頭の回転が良くなくても、足がとんでもなく速いというだけで清い心の持ち主フォレストが成功していく物語。素敵である。お薦め度★★★★(80%)映画.COM ALL TIME BEST映画 ティファニーで朝食を ポスター - Bing images「ティファニーで朝食を」2023年7月17日(月)午後1時00分~2時56分BREAKFAST AT TIFFANY'S 1961 アメリカトルーマン・カポーティの原作からとは思えないヘップバーンの可憐さ素敵さ。お薦め度★★★★(80%)映画.COM ALL TIME BEST(C)2011 「阪急電車」製作委員会「阪急電車 片道15分の奇跡」2023年7月18日(火)午後1時00分~3時00分2011 日本出演者が中谷美紀、戸田恵梨香、谷村美月、有村架純ってすごくないか。それに芦田愛菜も出てるし、宮本信子、南果歩とベテラン勢。女優陣圧巻です。お薦め度★★★★(80%)映画 スパルタカス ポスター - Bing images「スパルタカス」2023年7月27日(水)午後1時00分~4時16分SPARTACUS 1960 アメリカ昔、民法の映画劇場でこの作品を見てジーン・シモンズの可憐な美しさに心ときめき、カーク・ダグラス演じるスパルタカスに鼓舞され意気軒高となった思い出がある。NHKBSで「スパルタカス」を見て(2007.9.23)お薦め度★★★★☆(90%)映画.COM ALL TIME BEST
2023.07.02
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「ミス・シャンプー」Netflix映画:台湾からのハイラリアスなコメディ (martincid.com)SNSでちょっと見かけておもしろいかなと思い見てみた。元来、荒唐無稽な話は好きではない。ドタバタ・ラブコメと思って見たのだが、荒唐無稽なありえない話となっている。何事も行き過ぎてはよくないけれど、行き過ぎてまで観客の予想を裏切ろうとした結果、観客(私)には予測され、その通りの結末となって、行き過ぎた演出も不発だった。とはいえ、おもしろくないことはなくて、しょうがないと思えるほどの無茶苦茶さで観客(私)は大いに楽しんだ。イケメンはダサ男の大学院生くらいでブサメンぞろいなのが居切ってていい(笑)。さて、物語は冒頭、刺客に狙われるやくざの親分と一番弟子。親分は切り殺され、逃げた一番弟子は窮地に美容院に逃げ込んだ。そこには見習い助手のシャンプー係が一人でいた……。この後の、再開発をめぐっての親分同士の腹の探り合い、刺客探しなどあるが、片や美容員を目指すシャンプー係はひいきのプロ野球選手がいて大学院生の恋人がいてやくざに惚れられて、という恋バナ展開。シャンプー係と野球選手とやくざのこれからを絡ませ描きながら、武闘、生死をかけた大立ち回りがクライマックス。結末後、クレジットの映像は楽屋落ちを見せながら、しょーがないなぁと楽しんでいる私がいた。荒唐無稽な話が嫌いな私が楽しんだとんでもない展開のラブコメ(?)である。Netflixにて2023年/台湾/120分/監督:ギデンス・コー脚本:ギデンス・コー出演:ダニエル・ホン、ビビアン・ソン、クー・チェンドン、ホン・ユー・ホン、カイ・コー、ウェイ・ミン・イェン导演:九把刀编剧:九把刀原著:《精準的失控》主演:宋芸樺、春風、柯震東、蔡昌憲、應朗丰原題:請問,還有哪裡需要加強(「他に強化すべき点」)お薦め度「ミス・シャンプー」★★★☆(75%)
2023.12.30
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秋季大会は春のセンバツ高校野球、甲子園出場をかけた大切な試合である。その秋季大会途中で……事故。ショックな展開である。野球の試合よりも、そのほかのことで勝ち進むことが阻害される。なんともいえず、嫌だなぁと思うしかない。早く23が読みたい。
2024.11.10
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大雨の中、川のように流れる雨水に道路が遮断され、モーテルにとどまることを余儀なくされた人、人、人…。交通事故から始まる、おどろおどろしい殺人の連続は皆を恐怖に陥れていく…。ついには、その殺人者と思われた者まで殺されてしまう。これはどういうことなのか?不条理、いや根拠なく筋の通らない展開にオカルト的要素を感じだした時その真相がわかる。こんなことって!?この作品を見れば驚くこと間違いなし。こんな映画があるなんて、こんな展開があるなんて。映画の中の現実社会を理解した時、結末に恐怖が飛び出す。奇想天外な今日的、意表を突く作品といえよう。驚いたとしか、言いようがない。Netflix にて2003年/アメリカ/90分/PG12監督:ジェームズマン・ゴールド脚本:マイケル・クーニー出演:ジョン・キューザック、レイ・リオッタ、アマンダ・ピート、ジョン・ホークス、アルフレッド・モリーナ、クレア・デュバル、ウィリアム・リー・スコット、ブルイット・テイラー・ビンス原題:Identity(「同一性」)お薦め度「”アイデンティティー”」★★★★(80%)
2022.05.05
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NHK BSシネマで放送される映画の中からおすすめ作品を紹介します。8月おすすめ作品は「レイダース 失われたアーク《聖櫃》」8/1、「エディット・ピアフ 愛の讃歌」8/6、「インディ・ジョーンズ 魔球の伝説」8/8、「フィールド・オブ・ドリームス」8/12、「麗しのサブリナ」 8/13、「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」8/15、「三人の名付け親」8/16、「ダンケルク」8/19、「杉原千畝」8/21、「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」8/22、「真昼の決闘」8/23、「パットン大戦車軍団」8/26、「ベートーベン」8/27、となり(題名の後の日付は放送日)、この作品の中から選んだ5作品はこれら。紹介済みの「フィールド・オブ・ドリームス」「麗しのサブリナ」を除き、放送日が過ぎてしまった「レイダース 失われたアーク《聖櫃》」を除外した。(チラシ画像の下のリンクは画像の出展元を掲載)(C)2007 LEGENDE-TF1 INTERNATIONAL-TF1 FILMS PRODUCTION OKKO PRODUCTION s.r.o.- SONGBIRD PICTURES LIMITED「エディット・ピアフ 愛の讃歌」2024年8月6日(火)午後1時00分~3時21分LA MOME 2007 フランス/チェコ/イギリス主演マリオン・コティヤールが世に出た作品。売春宿の孫として生まれ育ち、街中で歌唱していて見出され、プロの歌手に。愛に飢えた不世出の歌姫の生涯を描く。胸に染みわたる歌声はユニークで繊細。今年、2024年パリオリンピックの開会式のフィナーレ、セリーヌ・ディオンの歌声を轟かせた楽曲が「愛の讃歌」であった。お薦め度★★★☆(70%)TM & (C) 1989, 2021 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」2024年8月15日(木)午後1時00分~Indiana Jones and the Last Crusade 1989 アメリカ 127分ハリソン・フォード演じるインディの父親がショーン・コネリー演じる学者だとわかる。若きインディをリバー・フェニックスが演じていたなんて。素敵な配役である。お薦め度★★★★(85%)映画.com ALL TIME BEST「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」(C)2017 Warner Bros. All Rights Reserved.「ダンケルク」2024年8月19日(月)午後1時00分~Dunkirk 2017 アメリカ 106分第二次世界大戦、ドイツ軍の攻勢にダンケルクへ追いつめられた英仏連合軍は存亡の危機にあった。ドーバー海峡を越えて英国から軍艦はじめ、民間の船舶も総動員したダイナモ作戦による大救出が始まる。戦局は奇跡的な展開を迎える。壮大なスケールで描く監督は「ダークナイト」「インターステラー」のクリストファー・ノーラン。お薦め度★★★☆(70%)ブログ マイライフ・マイシネマアルカディア「ダンケルク」【’50ポスター46】真昼の決闘 | 観た観た、見たかった-印刷された映画、美術展 (till2017.blogspot.com)「真昼の決闘」2024年8月23日(金)午後1時00分~High Noon 1952 アメリカ 84分”復しゅうにやってきた無法者たちと保安官との対決を、緊張感あふれる演出で描いた名匠フレッド・ジンネマン監督の傑作西部劇。利己的な町の人たちから疎外され、たった独りで戦うことになった保安官をゲーリー・クーパーが演じ、2度目のアカデミー主演男優賞を受賞した。共演のグレース・ケリーはこれが出世作となり、物語の時間と、映画の上映時間をあわせた大胆な構成も話題となった。アカデミー編集賞・作曲賞・歌曲賞も受賞。”「真昼の決闘」 - プレミアムシネマ - NHKよりお薦め度★★★★☆(90%)映画.com ALL TIME BEST「真昼の決闘」古い映画ポスター パットン大戦車軍団 1970年公開 フランクリン J シャフナー ジョージ C スコット カール マルデン B2サイズ(その他)|売買されたオークション情報、yahooの商品情報をアーカイブ公開 - オークファン(aucfan.com)「パットン大戦車軍団」2024年8月26日(月)午後1時00分~Patton 1970 アメリカ 172分”第2次大戦のアメリカ陸軍の猛将ジョージ・S・パットン将軍の半生をドラマチックに描く戦争映画。教養ある戦略家で、数々の戦場で勝利を収めながらも時代錯誤的な言動と行動で問題を起こしてしまうパットンの強烈な個性を描き、アカデミー作品賞をはじめ、フランシス・フォード・コッポラが脚本賞を受賞するなど7部門に輝いた。パットンを熱演したジョージ・C・スコットは主演男優賞を受賞したが、辞退し、話題となった。”「パットン大戦車軍団」 - プレミアムシネマ - NHKよりまだ十代の時にテレビ放送を見て衝撃を受けた。パットン将軍の強さが心に残る。お薦め度★★★★☆(90%)映画.com ALL TIME BEST「パットン大戦車軍団」
2024.08.03
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Takehiro Hira (imdb.com)いいなぁ、ガタイがいい。大きくて外国人に見劣りしない身長(183㎝)である。日本を代表する世界的スター渡辺謙が184㎝なので、渡辺に続く大型俳優として世界で売れてほしい。平幹二朗(父)と佐久間良子(母)という大スター夫婦の息子である。2世スターにありがちな親の七光りはあれど今一つ、みたいな中にあって、海外に果敢に挑戦する姿勢はいい。2020年、主演したNetflixオリジナルドラマ『Giri/Haji』において、英国アカデミー賞テレビ部門の主演男優賞にノミネートされたということだが、海外映画「グランツーリスモ」では英語を喋れるはずなのにほとんどセリフがなかった。英語に磨きをかけてバンバン出演してほしい。平岳大もエミー賞助演男優賞にノミネートされていたが、出演時間、役どころからして浅野忠信の方が上回ったと思う。エミー賞では母・佐久間良子を同伴していたようだ。美しく元気な様子が見られて嬉しかった。
2024.10.02
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Lonely Planet film poster - ロンリープラネット (映画) - Wikipedia映画「ランブリング・ローズ」のローラ・ダーンが好きだった。相手役はクリス・ヘムズワースの弟リアム・ヘムズワース。リアムは初めて見る。リアムの彼女役はダイアナ・シルバーズという初めて見る女優。モロッコのとても素敵なホテルに招待された有名作家たち。人気絶頂(?)のキャサリン(ローラ・ダーン)は14年の伴侶と別れて家を出なくならなければならない身。ロスト・バゲージして手荷物なくスィートと思える部屋を割り当てられる。作家たちのパーティに参加をする気もなく行きずまった小説を引きこもって書き上げたい。処女作がベストセラーとなった彼女に同伴の営業マン(リアム・ヘムズワース)は小説を読まない人で作家の集まりに疎外感を感じる。孤立した二人が袖すり合い、だんだんと仲良くなる。そして……。旅先モロッコでの傷心をいやすというよりは孤立を好む親近感で意気投合、惹かれ合ってしまう。すったもんだの末、終盤の絵は嬉しくなるようなものだった。気持ちや感情を大切に…描く、良い作品である。Netflixにて2024年/アメリカ/96分監督:スザンナ・グラント脚本:スザンナ・グラント出演:ローラ・ダーン、リアム・ヘムズワース、ダイアナ・シルバーズ、ユネス・ブシフ、アドリアーノ・ジャンニーニ、ラシダ・ブラクニ原題:Lonely Planet(「孤独な惑星」)お薦め度「ロンリー・プラネット」★★★☆(70%)
2024.10.13
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Netflix宮崎あおいの主演、見らねばなるまい。主演は吉沢亮であるけれども。そして、脚本は坂元裕二である。彼の脚本は込み入ってて苦手な感じがする。さて、見終えた感想は、期待しすぎた。おもしろさもミステリーもそこそこ感じられるが、意外性はクライマックスにこそあれど、それさえ後出しじゃんけんのような感じを持った。謎解きではないけれど、真相が語られると、なるほどと伏線があったことがわかる。けれど、足りない。エンタテイメントが足りない。ちょこちょこ驚くところは点在しているがどれもこれも振り切ってはいない。これは本の問題か、演出の問題か。ここまでするのと観客をドン引きさせても良くないけれど、足りないと思われるのはより良くないと思える。主役のみならず脇役、端役に至るまで名のある俳優が出演しているのである。やりすぎなくらい痛快コメディーにしてほしかった。Netflix にて2023年/日本/125分/監督:瀧悠輔脚本:坂元裕二出演:吉沢亮、宮崎あおい、吉田羊、菊地凛子、永山絢斗、泉澤祐希、蒔田彩珠、岡山天音、松井愛莉、近藤芳正、宮崎吐夢、岡部たかし、潤浩、菜葉菜、大貝瑠美華、眞島秀和、林田岬優、光石研、長谷川初範、高岡早紀、安田顕お薦め度「クレイジークルーズ」★★★☆(70%)【ネタバレあり】題名ほどクレイジーでなかった。たぶん脚本を書いた坂元裕二はクレイジーな台本を書いたのだろうが、それが、うまく結実しなかったと思える。宮﨑あおいが久々の主演。そして、ラブストーリーとくれば、映画「初恋」や「ただ、君を愛してる」の彼女を思い、素敵な作品を見せてくれるのだろうと期待した。結論、そうではなかった。おもしろくなかった。多分にミステリーの要素が多く、そのミステリーをミステリーとして感じさせないとんちんかん。また、コメディもコメディにならないどんくささ。脚本はたぶん素晴らしいと思うので演出の不手際と思える。監督の瀧悠輔はこの作品をミステリーにもラブストーリーにもできなかった。ラブ・コメにもならなかった。間と緩急の悪さ、テレビドラマの演出の経験があるだけにやっつけ仕事というか台本通りに撮ればいいという無頓着な演出に思えた。出演者は素晴らしい。名だたる有名俳優が大挙して出演している。とはいえ、疑問に感じるキャスティングも多い。まず、冒頭に出てくる自分勝手な客を演じる光石研。土下座したバトラー冲方優(吉沢亮)を踏みつける傍若無人ぶり。善人役が最適なおやじ俳優なので、見た瞬間に粗暴な客とわかる強面な俳優の方が良かったんじゃないだろうか。電波の受信も3G,4GでなくてWi-Fiのマークが出ていたので、それなら豪華客船のWi-Fiと思えた。ならば、あんなことになるのだろうか?と思えた。吉田羊は良くやっている。新人女性船長として、PRに余念がない。この自らセールスに熱心な船長の眼前を横切ったり、撮影を邪魔したりするところはコメディでお決まりの笑えるシーンだ。しかし、そこに笑いが生じない。笑えない。台本通りに撮影したのだろうと思える。しかし、笑えない。間が悪いんだと思う。これがコメディの王様(?)三谷幸喜なら必ず笑える。また、笑える映像を撮る。それが出来ていなかった。それゆえ吉田羊がPRに余念のない船長をどんなにうまく演じようと、笑えなかった。上手さでいえば高岡早紀。彼女が演じるべく不義の子を実子として偽り、それが露見することを避けるために義父を殺害するという動機がしっかりとした嫁役であった。高岡早紀らしいみごとな演じっぷりだけれどそれを受ける芝居を回りがしていない。というよりそのように撮っていない。夫(安田顕)がもっと驚くなり、もっと心の広さを見せたりすべきところ知ってたよそんなこととさらっと流す。受け流しされた芝居は霞んでしまった。その夫というか父の遺産を狙う息子であるが設定はしっかりしているのに財産をはく奪される息子の悲哀や怨念が出ていない。単に金が欲しい息子としてしか描かれていない。これも技量のある安田顕を思うに演出力の足りなさだと思う。バトラーである冲方優(吉沢亮)はバトラーの生真面目さを出すべきなのに単にお客様にものを言えない人になっている。これは吉沢亮の演技の質にもよるが、そこを正さない演出が良くない。恋人の裏切りに気付いた盤若千弦(宮﨑あおい)が仕返しのために同じく裏切られた冲方優(吉沢亮)と偽カップルを演じるというところは希薄だ。それゆえ、その後に本当の恋が生まれるという下船をするしないというところも盛り上がらない。情感が足りない。それはそのままクライマックス(?)のキスシーンについても言えて、キスのし始めは映画通りかもしれないがその後繰り返されるキスは最後に濃厚にならなければ昇華できない。それがなかった。ゆえにラブ・ストーリーにもならなかった。すったもんだあって恋するカップルが入れ違うことになった保里川藍那(菊地凛子)と井吹真太郎(永山絢斗)のペアと湯沢龍輝(泉澤祐希)と萩原汐里(蒔田彩珠)のペア。これらもなぜ入れ替わったのか曖昧。最も描かれなければならない感情がなおざりになっているせいかと思われる。とても気になったのがやくざの親分の娘・萩原汐里(蒔田彩珠)と子分・湯沢龍輝(泉澤祐希)の親に逆らって命を懸けた逃避行であるにもかかわらず、子分の携帯に女から着信があっただけで浮気だとして「指詰めな!」と言い募るシーン。興ざめした。親分の娘は親に逆らうほどの恋だからもっと子分を愛していなければならないだろうし、その愛があるゆえの厳しい言葉が出なきゃ変。指を詰めるって昭和の極道じゃあるまいし、命かけた恋ならば、「てめえ、命(タマ)だしな。命かけて落とし前つけろや」と言って子分を刺し殺す、自分も刺し殺すくらいの熱量が欲しい。せめて子分の手をナイフで突き刺すくらいの修羅場が欲しかった。いろいろな映画でいろいろな修羅場を見慣れている観客の度肝を抜くぐらいの演出が欲しかった。また、子分も浮気でもなくマジ恋のような反応だった。これも良くない。ここはおかぼれの女に付きまとわれて困っていて自身は姉さん一筋じゃなきゃおもしろくない。そんな純愛なのに姉さんには誤解され愛がなきゃこれまでだと突き放される悲惨さ。これが見ているものにはコメディになるという演出をどうしてできなかったのなかぁ。その上で、別れてしまったカップルそれぞれが傷心に寄り添ってくれた別のカップルとくっついてしまうという感じにしてくれれば、申し分なかったのに。ちょこっとしか出てこなかったけれどバトラーとしては松井愛莉が良かった、似合っていた。子役は潤浩が良くやっていたと思うけれど、大貝瑠美華とではバランスが悪く見えた。キー・パーソンであるマジシャン、岡部たかし。彼のマジックがうまくいかなくなったところをもう少しわかりやすい伏線として強調できればよかったかも。クライマックスで後出しじゃんけんのように思えたので。でもこれに気付くのは多くない方がいいのかなぁ。台本(脚本)通りに撮ったものは面白くない。台本通りに撮ったかどうかわからないけど(笑)
2023.11.16
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恋は50を過ぎてから | ドラマ | BS11(イレブン)|全番組が無料放送BS11開局15周年スペシャルドラマ「恋は50を過ぎてから」をAmazonプライムビデオで見た。ほぼ鶴見辰吾と鈴木杏樹の二人芝居で、客のほぼいないレストランでの食事の逢瀬の繰り返しに終始した。内容もマッチングアプリで出会った二人がお互い好感は持ちつつも嘘だらけのプロフィールを訂正し本当のことをひとつづつさらけ出していくというだけのもの。頭の真っ白な鶴見辰吾は年齢より老けて見え(撮影時57歳か)、若々しい鈴木杏樹(撮影時52歳か)とは10歳ほど離れているように思える。鶴見辰吾の髪に黒を入れて白髪交じりにするか、鈴木杏樹の髪に白を入れて若々しさを弱めるかしないと同年代に見えなかったのではないだろうか。とはいえ、現実でもこのような感じの50代がいるならばリアリティありともいえるけれど。食事を繰り返し、嘘を訂正するだけという単調さと淡々とさりげなく演じる鶴見辰吾と語気粗く熱をこめて演じる鈴木杏樹の空回り感がミスマッチに思えた。ふわっと明るい50代の恋を見てみたかったのに、残念である。2022年/日本/スペシャルドラマ企画:岡田美月監督:松木創脚本:池田テツヒロ出演:鶴見辰吾、鈴木杏樹、大田路、岩上隼也お薦め度「恋は50を過ぎてから」★★★(60%)
2024.07.14
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エマ・ストーンが出演していたので、見てみた。好きじゃないウッディ・アレン監督の作品だったので、びっくりした。(笑)<ネタバレあり>ホアキン・フェニックスがいかにも変な教授役で出演しているけれど、女学生や同僚を食い物としてきた、いや女性関係が豊富な教授らしく、恋愛感情というものはあまり介在しないらしい。しかしながら、ファミレスで小耳にはさんだ、いけ好かない判事への嫌悪に突き動かされて、犯罪にまでおよんでしまうとは。不思議な話である。そして、事件を発端にしてかわる人間関係。にぎやかで輝かしい人生を取り戻した教授の行動はますますエスカレートする。落ちは跳んでも発奮な落ちである。これが、ウッディ・アレンなのかと思えるが、教授という名声と頭の良さを武器に女性といろいろ関係を持つのはアレンの経験から描かれたものと思えた。原題は『不合理な男』お薦めはしない。(笑)2015年/アメリカ/95分/G監督:ウッディ・アレン出演:ホアキン・フェニックス、エマ・ストーン、パーカー・ポージー、ジェイミー・ブラックリー、ベッツィ・アイデム、イーサン・フィリップス原題:Irratinal Manお薦め度 「教授のおかしな妄想殺人」★★★(60%)
2019.08.21
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ポスター画像冒頭、込み入った話で理解するのに字幕に集中、目が離せなかった。小難しい話だと咀嚼して飲み込むのに(理解するのに)手間がかかって嫌だな、なんて考えていたが、列車に乗り込んだ後はスリルからサスペンス、そしてアクションからスペクタクルに。ハリウッド映画らしいド派手なクライマックス。どうやって撮ったかわからないCGのすごさ。スマートトイレに魅せられるブラピはかわいい。新幹線なのに静岡に止まるので「ひかり」かなと思ったら、その名は「ゆかり」。運命を命題にしている作品なので皮肉?の効いたネーミングに感心した。米原駅に佇み列車を待つ親父=真田広之が絵になって素敵だった。音楽、歌が最高!!始まりが”ステインアライブ”でこの曲を知る私の気分は上々!中盤もデスペラードみたいな曲もあり、大立ち回りで「ヒーロー HOLDING OUT FOR A HERO」(日本語)がかかった時にはウルウルと感動しちゃった。続いての”SUKIYAKI”(日本語)坂本九の歌で「上を向いて歩こう」。もう日本に精通しているとしか思えない映画。大絶賛、お薦め映画です。真田広之の息子役で登場するアンドリュー・小路は「G.I.ジョー 漆黒のスネークアイズ」に出演する日英のハーフである。流暢な英語は本来のものだ。作中で親子なのにお互いを”親父”、”息子”と呼ぶ。子供の名を呼ばず、”息子よ”と呼びかける不思議さ。集結した殺し屋たちに意味=繋がりがあったことでより一層意味を持つ秀逸な作品となっている。サンドラ・ブロックとチャニング・テイタムが顔見世出演していたのは、ブラピも出ていた「ザ・ロストシティ」での共演返しなのかも。2022年/日本/126分/R15+監督:デビッド・リーチ原作:伊坂幸太郎脚本:ザック・オルケウィッツ音楽:ドミニク・ルイス出演:ブラッド・ピット、ジョーイ・ヤング、アーロン・テイラー=ジョンソン、ブライアン・タイリー・ヘンリー、アンドリュー・小路、真田広之、マイケル・シャノン、バッド・バニー、ローガン・ラーマン、福原かれん、サンドラ・ブロック、チャニング・テイタム、ライアン・レイノルズ原題:Bullet Train(弾丸列車)お薦め度「ブレット・トレイン」★★★★☆(90%)字幕翻訳:松浦美奈
2022.09.03
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篤姫は家定の死去・葬儀を終え、未亡人となり落飾して天璋院となった。形から入るというわけではないが、髪を下ろし、衣装を変えるだけで、御台所様から先君の妻という人になるわけだ。身なりは大切だな・・・。今日も圧巻の芝居が多く、本寿院の高畑淳子の演技はいつもの過激さだけでなく心情がよく出ていたと思う。また、篤姫と対面したときのお志賀の鶴田真由も素晴らしい。もちろん、受けて立つ宮崎あおいはいうまでもない。ただ、鶴田真由の美しさも宮崎あおいの若い美しさには勝てない・・・。死を悼むので涙する場面が多くなるが、涙だけではないシーンもこれからは見たい。
2008.07.20
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本年代表最終戦で、アジアの強豪であるオーストラリアに2-1で勝ったのは良かった。最後に1点を許したのは不甲斐ないが、それでも強豪オーストラリアに勝ったのは大きい。良かった、良かった!!
2014.11.18
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これは凝った作品だ。残虐でむごたらしくて、なにもかもが激しすぎる。全裸の合体シーンなんかあられもなさすぎる。Netflixで「大人向け」と表示されたが、大人であり確たる意思をっ持っている人でないと、なかなか見終えるのはきついのではないかな。ものすごい銃撃戦、修羅場などリンチも含め正視できないようなシーンがてんこ盛り、ある。圧倒されるを凌駕するほどのすごさは恐れ入るしかない。これほどのどぎつい作品にマッツ・ミケルセンが主演していると思わなかった。いや、なななんと!主演のみならず製作総指揮に名を連ねているではないか!自ら望んでの作品とは、ぐうの音も出ない。作品としては良くできた作品で、伏線というか、謎、秘密が明かされたりもするのでただの暗殺者暗殺映画ではない。スプラッターも顔負けのドン引きしてしまいそうな血で血を洗うシーンや過激で情熱的な全裸合体シーンや見どころは多いけれど、目を伏せたくなるほどの超絶さ。マッツ・ミケルセンと合体する女優はルビー・O・フィーという1996年コスタリカ生まれだと思われる。彼女の肢体は魅力的だった。作品に圧倒されること間違いなしなので、心して見るべし。そして若者は見ないほうがいいかも、劇薬といえる作品である。Netflixにて2019年/アメリカ・ドイツ/118分/監督:ヨナス・アカーランド原作:ビクトル・サントス脚本:ジェイソン・ロスウェル出演:マッツ・ミケルセン、バネッサ・ハジェンズ、キャサリン・ウィニック、マット・ルーカス、ルビー・O・フィー、フェイ・レン、アンソニー・グラント、ジョシュ・クラダズ、ロバート・メイレット、ジュリアン・リッチングス、ジョニー・ノックスビル、リチャード・ドレイファス原題:Polar (「極地」)お薦め度「ポーラー 狙われた暗殺者」★★★★(80%)
2021.05.22
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瀧本美織がバレリーナを演じるということで興味を持ってみた。NHK朝ドラ「てっぱん」のヒロインを演じ、整った顔立ちに、その後の活躍を期待したけれど、朝ドラ以外、代表作と呼べるものはない気がする、私が知らないだけなのかもしれないが。ドラマ「知ってるワイフ」に準主役で出演していたけれど、それほどいい役でもなかった気がする。さて、このドラマ「踊り場にて」は大変すばらしい作品だと思う。視聴率、評判はわからないけれど、たとえ世間的に埋もれた作品となったとしても瀧本美織の代表作になる作品だと思える。彼女の演技がいいことはもちろんだけれども、まわりの学生たちの演技が素晴らしい。また、母親役である富田靖子の年齢を重ねた演技がいい。年齢的に高校生役はどうなの?と思えた富田望生の役柄は彼女でなくては活き活きとして存在しないと思えるほどキャラクター絶妙な存在だった。先生役瀧本美織と絡む金子飛鳥役の中田青渚が快活でありながら進路に揺れ動く微妙な思いを体現して素晴らしかったし、佐藤政宗役の青木柚も屈折した高校生男子の思いを表現できていたと思う。とても素晴らしく素敵な作品である。ネタバレになるが、夢を諦めず、追いかけ続け、そして、諦めきれないながら諦めた主人公の気持ち。それは、映画俳優になる夢を追いかけ上京し、諦めきれずに延々と続け、諦めきれないながら諦めた私の気持ちと重なるところがあり、とても胸に染みた。諦める。夢を諦める、そのことは否定的な言葉だと思ってきたが、このドラマでは”明”と”諦”はもとは同じ明らかにするという意味であると説明がある。そして、「諦める」とは否定的な言葉ではなく、諦めて進んでいくという肯定的な言葉として説明される。プロのバレリーナの道を諦めた主人公が国語教師の道を往く。それは夢を諦めたけれど、夢の実現でもあった。感慨深い作品である。第33回フジテレビヤングシナリオ大賞「踊り場にて」瀧本美織、『第33回フジテレビヤングシナリオ大賞 踊り場にて』で主演に「全シーンが山場でした」GYAO! 第33回フジテレビヤングシナリオ大賞『踊り場にて』 「諦める」の語源、知ってますか? 2021年12月31日放送分 <配信終了2022年1月14日(金)23:59まで>群馬・富岡出身の生方さん 若手脚本家の登竜門で大賞 きょう深夜に受賞作放送 「オリジナル脚本で勝負を」
2022.01.03
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ポジヴヌイ 'バンデラス' (2018) (imdb.com)ウクライナ東部の分離独立派の裏側を描いている。ウクライナ作品なので当然、ウクライナ側に味方する描き方、停戦破りも市民虐殺もロシアの破壊工作員、またはロシア側義勇兵の仕業ということにされている。しかし、その中で地域住民に毛嫌いされている政府軍は生活を守ってくれる味方ではなく敵だという。作品としてはウクライナ側にスパイを送り込み、混乱させ、ウクライナ側が停戦破り、攻撃を仕掛け、民家を攻撃することを仕向けたロシアの工作という成り立ちであるが、見ていて住民感情が政府軍に対し敵と呼び避難するので、どちらが悪なのか困惑してくる。テレビなどによる住民への洗脳が成功しているということになるのだが、戦争勝利よりも住民の命を大切にしてほしいと強く感じた。部隊間のいざこざやウクライナ人同士でさえ疑心暗鬼な心情。ロシアとウクライナは友好に手を結ぶことはできないのか。と考えもしたけれど、この関係悪化は永遠に埋まることのないもののように感じた。経験者は去り、新しい時代しか知らない若者たちにとって代わらないとウクライナ問題は解決しないような気がする。それにしても、ひどい…。Amazon Prime Videoにて2018年/ウクライナ/113分/監督:ザザ・ブアヅェ脚本:アルテム・クリサノフ、セルゲイ・ジューバ出演:オレグ・シュルガ、ユリア・チェプルコ、オレフ・ボロシェンコ、ニコライ・ズメイエフスキー、セルゲイ・ルフォー、ミハイル・オゼロフ、オレグ・オネシチャク原題:Call Sign Banderas(「コールサイン・バンデラス」)お薦め度「バンデラス ウクライナの英雄」★★★☆(70%)
2022.03.20
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(C) 2021 Sony Pictures Entertainemnet. All Rights Reserved.「君が最後の初恋」一目ぼれから始まる恋。男は借金取り。女は借金だらけの寝たきりの父親を入院させている。病室で出会うが…。親父の借金を娘に背負わせ、何かと世話を焼こうとするけれど…。こんな展開になるなんて。男は純粋なんだな…。女は愛、なんだな…。孤立無援となった女と家族の犠牲となった男と。こんなみじめたらしい境遇の話なんて見たくないなあなんて思っていたのが、どんどんはまり、涙、涙、涙…滂沱の涙となりながら見ていた。バカな男がかっこよく、質素な女が美しく…泣くしかない…人を思う愛にあふれた作品。感無量である。Netflix にて2021年/台湾/115分/監督:イン・チェンハオ脚本:ライラ・フー出演:ロイ・チウ、ティファニー・シュー、ツァイ・チェンナン、チョン・シンリン、ラン・ウェイホア、ピース・ヤン、ルー・ズーイン原題:當男人戀愛時(「男が恋に落ちるとき」)お薦め度「君が最後の初恋」★★★★☆(90%)※余談ですが、この主演の2人ロイ・チュウとティファニー・シュウはこの共演をきっかけに結婚したそうです。※韓国映画「傷だらけのふたり」のリメイク作品とのこと。
2022.04.21
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C)2019 Columbia Pictures Industries, Inc. and Tencent Pictures (USA) LLC. All Rights Reserved.こんな作品もあるもんだと見た。実話ネタなので、日常を描いていくことになるけれど、そこは記者とテレビの出演者、一般人からすれば、日常とは言えないかもしれない。トム・ハンクスがアカデミー賞助演男優賞にノミネートされた作品である。記者である男の姉の三度目の結婚に、出奔した父親が初めて出席する。過去の恨みを抱えた記者は父を許せず殴り掛かり騒動になった。その頃、編集長よりテレビ子供番組の司会者へのインタビュー記事を支持される。記者と司会者の数度にわたるインタビューと交流、父親の死期が近いこともわかり…。家族というものの一つを描き出したかったのかなぁ。それともテレビ司会者の足跡を残したかったのか。Netflix にて2019年/アメリカ/109分/G監督:マリエル・ヘラー原作:トム・ジュノー脚本:ミカ・フィッツアーマン=ブルー、ノア・ハープスター出演:トム・ハンクス、マシュー・リス、スーザン・ケレチ・ワレン、クリス・クーパー原題:A beautiful Day in the Neighborhood(「ご近所さんの素敵な日」)お薦め度「幸せへのまわり道」★★★☆(70%)
2022.04.24
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Grupo 7 (2012) (imdb.com)1992年のセビリア万国博覧会までの4年間で町から麻薬を一掃しようとした4人組の警察官、第七班について描かれている。町の中心部は捜査範囲だけれど、麻薬の温床となっていたのは郊外だった。その郊外まで取り締まりに出張すると麻薬で暮らす郊外の住民と軋轢があった。麻薬班を取り締まるために汚い手を使う捜査員たちは異例の検挙件数をあげていき、マスコミにも注目される。それとともに身辺に危険が…。麻薬中毒患者との交流が決断を生む。そして…。驚きと見ごたえはあるかもしれないが、見ていて楽しい作品ではない。第27回ゴヤ賞で16部門にノミネートされた作品。Amazon Prime Video にて2011年/スペイン/95分/監督:アルベルト・ロドリゲ脚本:ラファエル・コボス出演:アントニオ・デ・ラ・トレ、マリオ・カサス、ホアキン・ヌニェス、ホセ・マヌエル・ポガ、インマ・クエスタ、フリアン・ビラグラン原題:Grupo7(「第7部門」)お薦め度「UNIT7 ユニット7 麻薬取締第七班」★★★(60%)
2022.09.24
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(C)2022 20th Century Studios. All rights reserved.予告編を見てアガサ・クリスティー「そして誰もいなくなった」に似ているかもしれぬ。と、興味を持って見に行った。ところが……。私の思いのほか、全く違う作品であり、展開の面白さに工夫するあまり、全体の筋、クライマックスが破綻している。いや、そもそも根本の設定自体がおかしなものであると思えた。奇怪なシェフをレイフ・ファインズが怪演(?)する。料理をするコックたち一同が不穏な異常な人たちである。そのレストランのある孤島に招待された上級セレブ達。招かれたのには理由があった(?)この作品の世界についていけなかったのは残念である。しかるに、この作品世界に入っていける人はある種正常でない人たちなのかもしれない。話の整合性ではとんちんかんなところ、合わないことが散見されて、死が迫った恐怖感しか見どころはないかも。アニヤ・テイラー=ジョイに惹かれて見に行ったので、仕方がないとするか。2022年/アメリカ/107分/R15+監督:マーク・マイロッド脚本:セス・リース、ウィル・トレイシー出演:レイフ・ファインズ、アニヤ・テイラー=ジョイ、ニコラス・ホルト、ホン・チャウ、ジャネット・マクティア、ジュディス・ライト、ジョン・レグイザモ原題:The Menu(「メニュー」)お薦め度「ザ・メニュー」★★★(60%)字幕翻訳:伊原奈津子
2022.12.10
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(C)2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.アバター前作のことなんてほぼ忘れてしまった。しかし、復讐することもなく本日の続編鑑賞に挑んだ。始まってすぐ、”アワアワ”言って弓矢を操る。侵略してきた地球人に対抗するところを見ていると、侵略してきた白人に対抗するインディアンの映画が思い出された。トゥルクン(巨大海洋生物)を見ていると映画「オルカ」や映画「フリー・ウィリー」を思い出し、転覆した船内では「ポセイドンアドベンチャー」を思いだし、ラスト近くの映像は「天空の城ラピュタ」を思い出した。(私は「ジョーズ」を見ていないのだが、同行者は「ジョーズ」を思い出したと言っていた)こう書くとパクリ満載の映画ということに⑨なってしまうが意図的なのか無意識なのか過去の映画が存分に詰まった作品に思えた。ストーリーは明快で復讐に燃える地球人(スカイ・ピープル)の残骸(リコビナント)となったマイルズが執拗に宿敵ジェイク(主役)を追いかけ、かたき討ちを狙うという物。そこにジェイクが逃亡先に選んだ海の民との戦いが始まる。……がマイルズとジェイクの戦いに集約されていく。物語や展開に妙味を求めても大したものはない。それよりは3D映像。海の中の美しさ、素晴らしさを存分に堪能すべきだろう。またそのための映画のような気がする。海の中は素敵だ……。2022年/アメリカ/192分/G監督:ジェームズ・キャメロン原案:ジェームズ・キャメロン、リック・ジャッファ、アマンダ・シルバー、ジョシュ・フリードマン、シェーン・サレルノ脚本:ジェームズ・キャメロン、リック・ジャッファ、アマンダ・シルバー出演:サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガニー・ウィーバー、スティーブン・ラング、ケイト・ウィンスレット、クリフ・カーティス、ジェイミー・フラッターズ、ブリテン・ダルトン、トリニティ・ジョリー・ブリス、ベイリー・バス、フィリップ・ジョルジョ、デュアン・エバンス・Jr.、ジャック・チャンピオン、ジョエル・デビッド・ムーア、CCH・パウンダー、ジェマイン・クレメント、ジョバンニ・リビシ、ディリープ・ラオ原題:Avatar: The Way of Water(「アバター:海の道」)お薦め度「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」★★★☆(70%)字幕翻訳:林完治
2022.12.24
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(C)2018 Shotgun the Movie, LLC何を描きたいのか?と思ってしまう作品だけれど、題名にあるように”すべて終わって”を描きかったのかな。そして、それが幕切れとなる。恋愛も病気も出てくるけれど、そのことよりも男と女、それぞれの生き方。言ってはいけない言葉を発した時、取り消しをしたけど、ほんとのことだから取り消さなくていい。正しい言い分だと思った。ほんとにそう思っていたなら言ったことは言わないことにならないので、取り消さなくていい。生死をかけた病気のことも、一生をかけた結婚のことも。重さも軽さも良くわからないでノリで生きていくような23歳の若者。やりたいことをやり、ウザイことは避けて。でもそれで思うように生きれるわけではない。愛されることに安住し、今の生活が当然と思えるような。価値観の違い、感性の違いはあれど、共に過ごした歴史はあって、結末は微妙。男の行動には疑問符がつくことが多くて、女の行動にはたまに疑問符みたいな。現代の恋愛はこうなんだと言いたくはないけれど、今はそうなんだと理解した。大好きなマリサ・トメイが出演していたのに気がつかなかった。歳をとったのか?整形に失敗したのか?エイジング・ケアを失敗したのか。ともかくマリサ・トメイには見えなかった。ジーナ・ガーションには一目で気づいたのに……。主演ジェレミー・アレン・ホワイトは幼げで、マイカ・モンローはかわいかった。U-NEXT にて2018年/アメリカ/95分/R15+監督:ハンナ・マークス、ジョーイ・パワー脚本:ハンナ・マークス、ジョーイ・パワー出演:ジェレミー・アレン・ホワイト、マイカ・モンロー、デロン・ホートン、サッシ・レイン、ディーン・ウィンタース、ジーナ・ガーション、マリサ・トメイ、ジョー・キーリー原題:After Everything(「やっぱり」)お薦め度「アフター・エブリシング」★★★☆(70%)
2023.03.05
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(C)Emperor Film Production Company Limited Tencent Pictures Culture Media Company Limited Super Bullet Pictures Limited ALL RIGHTS RESERVEDカー・チェイスにアクションに銃撃戦と見どころ満載の作品である。ただストーリーとして元刑事たちが罪に問われたとしてもその復讐劇としては怨嗟の思いが弱いかなと思えた。もっと強烈な恨みがないとこの中で表わされている内容では弱い。あと、力対力で行くと犯人側となった連中があまりに強すぎる。一騎当千の強者だとしてもちょっと優劣をつけすぎかも。凶悪犯罪者がいきつく先はこういった結末しかないのだろうけれど、ドンパチ映画としては十分でも、もう少し踏み込んだ内容がほしかった。なんでもありの現代だからこそ心情的にも頭脳的にももう少し現実的で利口さがあってほしい。とはいえ、アクションに関しては十二分というほど堪能できるので、見る価値はありかな。ベニー・チャン監督の遺作。ご冥福をお祈りいたします。U-NEXT にて2021年/香港・中国/126分/PG12監督:ベニー・チャン脚本:ベニー・チャン出演:ドニー・イェン、ニコラス・ツェー、チン・ラン、ベン・ラム、パトリック・タム、カルロス・チャン、サイモン・ヤム、レイ・ロイ原題:怒火英語題名:Raging Fire(「怒りの炎」)お薦め度「レイジング・ファイア」★★★★(80%)
2023.03.20
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ドイツ語ですべて順調ですという題名とは裏腹に表向きは順調でも内心ハラハラ。すべてをうまくしようとすると……。Netflixには”新しい上司の義理の弟にレイプされても、何事もなかったかのように前に進もうと決心した女性。だが、その事件は、思う以上に大きな傷を彼女の心と体に残していた。”とある。したい、したくない話したい、話したくない…、……人は心のうちのすべてを話すわけではない。ラストショットの電車内のシーンは何を物語ているのだろうか。Netflix にて2018年/ドイツ/93分/監督:エーファ・トロビッシュ脚本:エーファ・トロビッシュ出演:アネ・シュワルツ、アンドレアス・ドゥーラー、ハンス・レーヴ、ティロ・ネスト、リーナ・ヴェンデル、リーザ・ハーゲマイスター原題:Alles ist gut/All Good(「すべて順調」) お薦め度「私は大丈夫」★★★(60%)字幕翻訳:大泉花菜子
2023.03.27
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ポッポちゃん。鳩ちゃんも歳を重ねたんだな。いつのまにかQPちゃんは成長し、弟妹ができ、飛ぶがごとくの年月が過ぎた。先代の恋文の発見から伊豆・大島への旅。鎌倉を愛でる散歩。ツバキ文具店でアルバイトするひとの記述はほとんどない。文筆業を再開した鳩ちゃんの思い、考え。淡々と過ぎていく日常におけるあれやこれや、人とのかかわりを考えさせられる。人は亡くなった後もその人を知る人がいれば生きていられるのかな。人を思いやる心持にじゅわっと感じる心。いいなぁ、やっぱり素敵な鎌倉、ツバキ文具店の鳩ちゃん。「椿ノ恋文画集」もあるんだ。見てみよう。椿ノ恋文 [ 小川 糸 ]椿ノ恋文画集 [ しゅんしゅん ]
2023.11.29
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Foe (2023) (imdb.com)2065年って、遠いようだが近未来、すぐである。私にはこの作品の意図がわからなかった。Amazon Prime Video にて2023年/アメリカ・オーストリア・イギリス/111分/監督:がアース・デイビス原作:イアン・リード脚本:イアン・リード、ガース・デイビス出演:シアーシャ・ローナン、ポール・メスカル、アーロン・ピエール原題:Foe(「敵」)お薦め度「もっと遠くへ行こう。」★★☆(50%)
2024.01.13
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Upgraded (2024) (imdb.com)2024年2月9日からAmazon Prime Videoで配信されている飛行機内での出会いで始まる恋。出会い系の話としてはよくある機内での始まりである。本来はアシスタントである若い女の子がオークションハウスのボスと偽った相手が有名女優のご子息。そこに嘘の上塗りで主人公が七転八倒、ごまかしが記事により暴露されて…。淡い恋も希望する職も失ってしまう…のか。面白く見たけれど、クライマックスまでがまずまずといえる内容だったのに、ラストのあっという間の展開でオチをつけたのは残念。クライマックス以降を丁寧に作り上げればハートウォーミングなラブコメになりえたと思える。お気に入り女優マリサ・トメイがかっこよく登場していてよかった。Amazon Prime Video にて2024年/アメリカ/105分/監督:カールソン・ヤング脚本:クリスティーン・レニッヒ、ジャスティン・マシューズ、ルーク・スペンサー・ロバーツ出演:カミラ・メンデス、アーチー・ルノー、トーマス・クレッチマン、グレゴリー・モンテル、レナ・オリン、マリサ・トメイ、エイミー・カレロ、アンドリュー・シュルツ、レイチェル・マシューズ、フォーラ・エバンス=アキンボラ、アンソニー・ヘッド、シアーシャ=モニカ・ジャクソン原題:Upgraded(「アップグレードされた」)お薦め度「アップグレード どん底女子の幸せ探し」★★★(60%)
2024.02.18
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我々にとって中森明菜はアイドルであり、歌姫である。1980年代に思春期や青春を過ごしていた若者世代にとって、聖子派か明菜派かということで二分されていたと思う。もちろん他のアイドルもいたのであるが人気、実力を伯仲させていたのは二人である。私はぶりっこできれいでもない(と当時思っていた)聖子ちゃんよりは、斜に構えた(はすにかまえた)荒ぶる魂歌唱の明菜ちゃんにはまり、レコードをせっせ、せっせと買っていた。明菜ちゃんの姿を見ることも生歌を聞くこともなくテレビとラジオとレコードで聞き入っていた。そんな私が上京し、ちょっと稼いでいた頃、一時影を潜めていた明菜ちゃんが復活(?)表舞台で歌を披露するようになった。わざわざ拝見、拝聴しに行ったのだが、遠くに見る姿は実物の明菜ちゃんだと嬉しく思ったが、歌を聴くと「あれ?」と思ったのだ。声量がない。ところによっては聴き取れない。天下の明菜の歌声がこんなことはないと思ったけれど、久々ゆえ、こんなものかなぁといぶかしみながら納得した。その後、(翌年かなぁ)ディナーショウに出演するという情報をを手に入れ、高額チケットを買いまたいそいそと見に行った。見に行ったが、やはり声量がない。ハスキーや低音というには、かすれている。聴こえにくい。聴こえないわけではないが、明菜としての歌声としては大いに物足りない。こんなのでディナーショーするのか、と思ったくらい。ちなみに、対抗馬だった聖子ちゃんのディナーショーにも、本当に高額だったけれど行った。ガードマン、警備する人たちが舞台前、横に二メートル間隔くらいでびっしり並んでいたことに驚いたけれど、歌は素晴らしく、歌声も響いていた。この頃、明菜ちゃんは復活ライブをするというようなことがネットに書かれてあったけれど、完璧でなくとも、聴くことができる歌声が出るなら良いけれど、そうでないなら、歌わない方がいいと思う。それよりも顔見世、トークライブで来し方、行く末を面白おかしく話した方がいいんじゃないかな。
2024.04.17
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BlackBerry (2023) (imdb.com)ひと頃、カナダで携帯電話の世界を席巻したブラックベリーというものがあったことを初めて知った。オバマ元大統領も当時使っていて市場の40&以上を占める大人気であったと。その大人気、ブームについては映画の中でも描かれるが、すさまじいことなんだと思う。<ネタバレ>ところがである、アップルによるキータッチをなくした前面スクリーンのスマートフォンが発表されると、にわかに人気がかげり、対抗して新商品を出すために禁じ手であった中国での生産に手を出したことで、不良品のヤマ。ブラックベリーは終わってしまった。実話物であり、面白く見た。Netflixにて2023年/カナダ/120分/監督:マット・ジョンソン原作:ジャッキー・マクニッシュ、ショーン・シルコフ脚本:マット・ジョンソン、マシュー・ミラー出演:ジェイ・バルチェル、グレン・ハワートン、マット・ジョンソン、リッチ・ソマー、マイケル・アイアンサイド、マーティン・ドノバン、ソンウォン・チョ、ソウル・ルビネック、ケイリー・エルウィズ原題:BlackBerry(「ブラックベリー」)お薦め度「ブラックベリー」★★★★(80%)
2024.07.15
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Daglicht (2013) (imdb.com)見ごたえのあるスリルとサスペンスのある作品。ただ見終ってみると脚本の瑕疵に気づき、見ている途中でも、なぜ警察を呼ばないのか?と不審に思う点も多かった。とはいえ弁護士の女性が探索する過去の事件が自閉症の兄(?)に関することで、母(?)を始め、多くの人が黙秘をする。その謎、過去の事件の真相を知りたくて、孤軍奮闘するが、危険な目にも次から次へと遭う。映画としては展開につれて興味が深まっていって惹きつけられる。ただ、同じく自閉症の7歳の子供を連れて回るというのが気にはなる。2013年/オランダ/107分/テレビ映画監督:ディエデリック・ファン・ローイェン原作:マリオン・ポー脚本:フィリップ・デルマール、マリオン・ポー、ディエデリック・ファン・ローイェン、サイモン・コム・ヴァン出演:フェジャ・ファン・ウエ、マッテオ・ファン・デル・グリル、デレク・デ・リント、モニーク・ファン・デ・ヴェン、アンジェラ・シフ、ビクター・レーヴ、マールチェ・ファン・デ・ウェタリング、マイク・レウス、ティース・レーマー、ヤープ・スパイカース、マリー・ルイーズ・ステインズ、アストリッド・ファン・エック、リック・ニコレット、アリ・ベン・ホースティング、エルンスト・デッカーズ原題:Daglicht(英語:Daylight「夜明け」)お薦め度「光」★★★☆(70%)ダグリヒト (2013) - IMDb<自動翻訳によるストーリー>弁護士のアイリス・ボーレンスは、軽度の自閉症の息子アーロンと問題を抱え始めます。息子が1週間の停学処分を受けたため、アイリスは母親のエイジースにその時間を家で過ごす許可を求める。水族館の世話をするために立ち寄る水槽の専門家は、アーロンが兄のレイを思い出させると何気なく言います。アイリスはユニークな子供であるため、この事実について話すのをためらう母親は、ストレスを感じている弁護士の矛盾した出来事のセットを解き放ちます。アイリスは、自堕落な息子に対して行われた児童ポルノ映画製作者の告発を調査するために、ベンショップ企業の裕福な女性オーナーに雇われました。アイリスは母親のオフィスで兄レイの本当の存在を発見します。彼女はインターネットを通じて、彼が仲間のロジータと彼女の赤ん坊のアンナを殺した罪で有罪と宣言されたという事実に気づきました。レイは自閉症の男性で、不十分な公式調査と裁判官の誤った決定の後、矯正精神保健施設で20年の刑を宣告されました。赤ん坊の遺体は見つからなかった。アイリスは法医学クリニックの兄を訪ね、事件の再開を得る。それは彼女が調査を放棄するように殺害の脅迫を受け始めたときです。何者かが彼女とアーロンを殺そうと、彼らの車を川の崖の上に押し出しました。アイリスは、レイのケースが自分たちの母親の陰謀であるエイジースの産物であることを発見する。彼女はずっと、億万長者のトワン・ベンショップの秘密の恋人でした。ロジータの母ディナを通じて、アイリスはエイジートがかつてレイとロジータに赤ん坊と一緒に会ったことを知る。エイジースはレイが売春婦と関係を持つことを否定し、娘アンナの父性を疑った。偶然、沸騰したお湯がアンナに落ち、彼女の泣き声と彼自身の絶望に、レイは彼の母親に電話した。アギースは息子のアパートに来て、状況をコントロールしました。彼女は、赤ちゃんをすぐに世話しなければならないことに気づきました。アギースは焼け焦げたアンナと一緒にドアにたどり着きました。彼女が去るとき、ロジータは彼女の意図を誤解し、包丁でエイジースを刺そうとしました。その後の戦いで、ロジータは重傷を負う。—ボブ・バッキンガム
2024.10.17
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ケイコバ de エコーVol.2『ワーニャ伯父さん』 | 劇団テアトル・エコーアントン・チェーホフの「ワーニャ伯父さん」の舞台を見に行った、つもりだった。どうも様子が違う。上演時間1時間半……、カットされているんだろうか。見終えてみると、こんな不条理な、いや理不尽な扱いをされているワーニャ伯父さんをみて心を痛め、シンパシーも感じてしまった。若くして見ていたらロシアの田舎の日常をつまらなく暮らす様を漫然と見ただけだったかもしれないと思えた。年老いて見てわかったわけではなく経験がないと痛切に感じられない内容なのだと思えた。チェーホフのすごさに驚き、原作を読んで見たいと思った。本公演作品はチェーホフ台本を脚色したものであるそうだ。場面転換のシーンは微笑ましく見た。苦しくても生きていかなくてはというソーニャの言葉は響いた。
2024.11.01
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(C)藤本タツキ/集英社 (C)2024「ルックバック」製作委員会話題になっていたアニメ「ルックバック」、早くもamazon prime videoにて配信。見始めるとLOOKBACKと題字が出て英語をしゃべりだした!?ままよ!?と焦って、字幕と音声の設定が”007”を見たままで同じ適用らしく、あわてて日本語音声にかえて初めから見るとルックバックと表示された。(安堵)凄いなAmazon、もちろんNetflixは世界各国語を選べると知っていたけれど、日本アニメに英語がつくなんてAmazonに驚いた。予備知識ゼロで見たところ、不登校のまま卒業したり、卒業証書が他学級の生徒が持参という変だと思えるところはあるけれど、漫画家になっていく、そしてその後の展開は驚異の世界であった。それだけでなく時空を超えてしまった……。どう解釈すれば良いのか……。一度は見るべき、かと。amazon prime video にて2024年/日本/58分/G監督:押山清高原作:藤本タツキ脚本:押山清高声の出演:河合優実、吉田美月喜、斉藤陽一郎、岡幸太、牧紅葉、吉橋航也、宮島岳史、高橋大輔、森川智之、坂本真綾お薦め度「ルックバック」★★★★☆(90%)
2024.11.09
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The Merry Gentlemen (2024)軽快なコメディ。人生の岐路に立って、夢か恋か、都会か田舎か。たぶん若ければ夢と都会を選ぶんだろうけれど、夢に挑戦し、恋の経験も経た大人となっては、思い悩むけれども決断を下すことになるのは、ある種、経験を経た者には理解できる。この作品を見た若者はそうじゃないだろう、と思うかもしれないけれど、主人公たちと同様、経験を積んだ大人になれば、夢がついえたあとのこととしてこれからの人生を考えられるのではないかと、人生の最終コーナーを曲がってしまった私は考える。男性ストリップ(?)ショーがこんなに容易く成功するとは思えないけれど、そこはご愛嬌として、クリスマスの娯楽として大いに楽しめばよい、と思える作品であった。Netflixにて2024年/アメリカ/87分/監督:ピーター・サリバン原案:ジェフリー・シェンク、ピーター・サリバン脚本:マーラ・ソコロフ出演:ブリット・ロバートソン、チャド・マイケル・マーレイ、マーラ・ソコロフ、マイケル・グロス、ベス・ブロデリック、マックスウェル・コールフィールド、マリア・カナルス=バレッラ、コルト・プラッツ、ヘクター・デビッド・Jr.、マーク・アンソニー・サミュエル原題:The Merry Gentlemen(「陽気な紳士たち」)お薦め度「ザ・メリー・ジェントルメン」★★★☆(70%)
2024.11.24
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結果0-0のスコアレスドロー、引き分けで終わりとは…。3チーム横並びで3チーム優勝、ってそんなのあり?チェコの堅守には驚かされたけれど、そこにゴールを押し込めなかった日本は弱い。地の利がある分勝たなければならない。まぁ、でも発展途上だから、負けなかったことを良しとするか。がんばれ!ニッポン!!
2011.06.07
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