場面は森の奥
ラルク「行くぞ!!」
そういうとラルクはコルトに向かって走り出す。
パンチを出しては防ぎ、出されては防ぐ。一進一退の攻防がしばらく続く。
コルト(ほ~口だけじゃないみたいだな。しょうがない)
コルトの手首に巻かれているハチマキがひかり、火がラルクへと。
ラルク「熱ィ~」
コルト「どうだ? 俺のウティの力は?」
コルトのウティ 「 宿・ハチマキ タイプ・火 」
ラルク「火の力? さっきの火の玉もウティだったのか。しかも俺のと一緒ってことか?」
コルト「ほ~お前も火のウティか。だが実践経験ってのを知ってるか?」
そういうとコルトはラルクへ向かって火の玉を連続して打ち放つ。
ラルク「うわ! 危ねぇ うわ うわ」
ラルクも火を出し、相殺をしているが数が多すぎて避ける事ばかりだ。
コルト「ほらほら。自分ばっか避けてていいのか?」
そういうとコルトはエレクの方へと火の玉を飛ばす。すぐさまラルクの方へも。
ラルク「しまっ!!クソ」
エレク「キャー!!」
何としてでもエレクの方は守る。
その心に反応したかのようにラルクのウティが白く輝きエレクの前に 白い火の壁 が。
コルト&エレク「!! 白」
エレクを守ることしか考えていなかったラルクに火の玉が直撃する。
ラルク「ガハッ!!」
その場に一瞬、倒れるが何とか立ち上がりエレクの方へと。
ラルク「お、おい。大丈夫か?」
エレク「・・・ええ。それよりラルク。今の白い火」
ラルク「ああ。俺のも白いの出るぞ」
コルト「ハーハッハ。丁度いい。2つも持って帰ったとなると俺は大手柄
お前らを倒して俺がありがたく貰ってやるよ」
ラルク(倒す?)
ラルク「何言ってんだ。お前。俺は・・・」
・・・
ラッチョ「あいつはいつも、こう言ってるよ。俺の・・・」
トレン「?」
・・・
ラルク「 俺はこんな所で倒されねぇ!! 俺には自分に誓った夢・目標があるから。
それを達成させるまで死ねないね。誰にも俺の夢は邪魔させねぇ!!?」
コルト&エレク「!!」
・・・
ラッチョ「夢は邪魔させねぇってな」
そういうとラッチョは微笑んだ。
トレン「・・・」
・・・
エレク「ラルク、あんたの白いウティと私のこの 風の力の白いウティ 」
ラルク「?」
エレク「謎だらけの白いウティだけど分かってることもある。 ウティは心の強さが大事。
だから2つ以上同時に使うと、気持ちのこもっている物から順に段々と力が弱くなってしまう
だけど白いウティ同士は気持ちが分かれない。想えば想うほど全てに反映される
ラルク「よく分かんねぇけど、つまり思いっ切りやればいいんだよな?」
呆れ顔したエレクが言う。
エレク「つまりそういうこと」
ラルク「OK。火と風の融合だ」
コルト「ごちゃごちゃと。おまじないでも唱えてたか? じゃあそろそろサヨナラだ」
そういうとコルトの手のひらに巨大な火の塊が作られていく。
ラルク「・・・そうだな。サヨナラだ」
エレクに渡された指輪が光る。ラルクの周りに風が漂い始める。
コルト「ハーハッハ。じゃあ・・・死ね。 "巨大火玉~コロサル・ブウル" 」
コルトが放った巨大火の玉の周りを風が包むと同時にラルクが消える。
風に包まれた火の玉は一瞬で消えてしまう。
コルト「なんだと?どういうことだ?どこいった?」
コルトが気づくと同時に風をまとった事で
風の速さを手に入れた白い火と風ををまとったラルクが頭から突っ込む。
コルト「! はや」
ラルク「 ”風速の火人~ヴァン・フー” 」
コルト「ガハッ・・・」
ぶっ飛んだコルト。木を何本か突き破って気絶した。
ラルク「じゃあな。変態」
そういうとラルクは力尽きたように倒れた。
エレク「ラルク!!」
駆け寄るエレクはしばらく呼んだ後、呼ぶのを止めた。
ラルクから小さな寝息が聞こえてきたからだ。
エレク(疲れただけか。そりゃあ急にこんな事があったんだもんね
それにしてもあれだけの威力。心の強さが大きければ威力もあがる
ラルク、夢は邪魔させないって言ってたけど、相当、強い気持ちなんだろうな)
エレク「・・・ありがとう」
・・・
場面はラルクの家。
ラルク「ん。ん~」
トレン「ラルク!! やっと起きたわね。エレクちゃんから話は聞いたわ。あんたは無理して」
ラルク「あ~ゴメン」
エレク「ラルク。ちょっといい?」
ラルク「ん?どうした?」
エレク「私、さっき一人で逃げてきたって言ったでしょ?
私の家に白いウティがあった事で私の街は狙われていたの
何とか私だけ白いウティを持って逃げるように言われたんだけど、街が家族が心配で
今日逢ったばかりの貴方にお願いするのも悪いんだけど
他に頼める人もいない。だからラルク、私を助けてくれない?」
どことなく涙声のエレクをよそにラルクは即答する。
ラルク「いいぞ」
エレク「! ほ 本当に?」
ラルク「ああ。だけど・・・」
そう言いながらトレンの方を見る。
トレン「ふ~・・・いいわよ」
ラルク「え?」
トレン「いいわよ。あんたの夢、私が邪魔するわけにもいかないでしょ?
ウティの封印・父さん探し・エレクちゃん助け、全部片付けて帰っておいで
だけど・・・無茶だけはしないでね。いい?」
ラルクの顔がゆるみだす。
ラルク「ありがとう!母さん。分かった。全部、俺に任せとけ。」
トレン「調子いいんだから」
トレンは呆れ顔だ。
エレク「ありがとうございます。お母様」
トレン「いいのよ。ラルクを宜しくね」
エレク「はい!」
ラルク「よし。そうと決まったら早いにこした事はない。さっさとイカダ作るぞ」
エレク「私が乗って来たのがあるわよ」
ラルク「何?ホントか?よし出発」
エレク&トレン(いくらなんでも早すぎるって)
こうして夢・目標・野望、多き男の冒険が始まろうとしている
To Be Con
<戯言>
という事で第1話終了
構成は大体、決まってましたが文はその場その場なので
荒いですが、これから壮大に繰り広げて行くので末永く宜しくお願いします
第69話「Heat Up」 2009.07.12
第68話「エレクの覚悟」 2009.07.11
第67話「大喧嘩」 2009.06.26
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