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2006.04.28
愛国心とは悪いものなのか?
テーマ:
政治について(21521)
カテゴリ:
カテゴリ未分類
教育基本法の改正案について、関心はいわゆる「愛国心」教育に集中しているようです。表現としては
「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛する」
と言う事になっていますが。
これに関しては賛否両論が出ており、賛成派は「国を愛するのは当然の事だ」と主張し、反対派は「戦前への回帰だ」と主張しているようですが、私としては現時点ではなんとも言いがたいものがあります。具体的にどのような方法で愛国心を教えたり評価したりするか、まだわかりませんので。
ただ、反対派の中に見られる一部の極端な意見にはちょっと賛同しがたいものがあります。たとえば愛国心そのものを否定するような意見です。これは作家・池澤夏樹氏の書いた文章を見るのが一番わかりやすいかと思い、紹介してみます。2年前の文章ですが、誤った愛国心の捉え方を見るには格好のサンプルだと思います。
池澤夏樹氏のメールマガジン「パンドラの時代」
>日本に生まれたから日本を愛せというのは、国民を国の奴隷にするものです。愛という最も心の奥にある感情を国が支配しようとする。
>愛国心は批判を拒みます。
>国を愛せよというのは今の政策を無条件に肯定せよというに等しい。
池澤氏はまず
「愛国心とは国に無批判に追従する事」
だと決め付けています。ですが、それは「国に対する偏愛」であって、対象が「国」でなくても成立しうるものではないでしょうか。
例えば人に対する愛であっても、
それが昂じるあまりストーキング行為に走ったりする
場合もありますし、インターネットをやっている人であれば見覚えがあるとは思いますが、愛する対象(好きなアーティスト、憲法九条など)を否定されると激怒し、
一切の批判を許さない
人も良くいます。
正しい評価ではない
、と言うのはすぐにわかると思います。
また、愛するがゆえに苦言を呈する、という愛し方もまたあるでしょう。
「ときどきのちょっとした反逆は、政府の健康のためには必要な医薬品である」
「新聞なき政府と、政府なき新聞のどちらを選ぶと問われたら、私は躊躇せず後者だ」
というのはアメリカの第三代大統領、ジェファーソンの名言ですが、政府に対して苦言を呈する事もまた必要である、と言う意味の言葉です。独立宣言を起草し、アメリカの基礎を築いた彼は間違いなく愛国者ですが、
批判もまた愛国心の発露である
と言う事を知っていました。
愛する対象が何であれ、行き過ぎれば害にしかならないのは確かですが、国に対する愛だけが
「常に行き過ぎたもの」
である、とするかのような池澤氏や、その他の極端な反愛国心派の言い分には、私は賛同できません。
愛国心は自然に発生するものであって、強制されるようなものではない」
と言う意見です。
愛国心完全否定よりはまだ良いとしても、愛国心が本当に自然に発生するのか、私は疑問です。それにはやはり、祖国が良い国であり、誇るべき伝統や歴史があることをしっかり教育せねばならないと思うからです。
よく言われることですが、日本の教育、特に歴史教育は過度に自虐的であり、自国が過去に行った悪事を強調して教える傾向があると言われます。
例えば、未だその評価が定まったとは言えない南京大虐殺について、中国寄りの見解を書いている歴史教科書が多いですし、江戸時代も幕府の圧政や飢饉で人がばたばた死んだ、と言うように解説されるものが多いように感じます。少なくとも、私はそのような教科書で日本史を習いました。
「良い所」を書いていない
のですから。
今回の教育基本法改正に、こうした教育の現状に対する批判・反省が盛り込まれているのは間違いないでしょう。
そこで、私は愛国心教育の一環として、もっと日本の歴史において世界に誇るべき部分を増やすべきだと考えます。
先の例でいえば、江戸時代の日本の諸都市は同時代の世界の中でもとりわけ清潔で住み良く、また治安も極めて良好だった事や、当時の日本人が教育熱心で、識字率が高く、普通の農民でさえ農業技術指導書を書いたり、読める人がいたという事は、もっと伝えられても良い事だと考えます。
昭和の戦争の時代においても、日本占領時代を高く評価する東南アジア諸国の声があることも、強調されて良い事実だと思います。
愛国心教育が、こうした「日本の良い所」を教え、結果として愛国心を涵養していく方向で進むのであれば、私は教育基本法の改正を歓迎します。
そういえば、教育基本法改正案では、最初に上げた「伝統と文化を~」に続いてこう書かれています。
「他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養う」
これは国旗・国歌に対するマナー教育なども入るのではないか、と私は思っていますが、ちゃんと排他的で「愛国無罪」的な愛国心教育にならないよう、歯止めをかける一項だと思います。
これでもなお
「国に無批判な人間を作るものだ!」
「最終的には徴兵制だ!」
とか叫んでいる人は、たぶん
この文章をちゃんと見てない
んじゃないでしょうか?
まずは、愛国心教育がどのようなカリキュラムを持って為されるのか、今後も観察していこうと思います。
「わたしにとって愛国心は人類愛と同一である。わたしは人間であり、人間的なるが故に愛国者である」
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Last updated 2006.04.29 02:32:55
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