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SF講和条約後の「A級戦犯」

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2009.01.08

支那でこういうBlogが書かれるようになってきたのかと別な意味で感慨深いのだが。

【今日のブログ】中国の「非」識字者は日本人口と同数！

日本の中では歴史が新しい北海道開拓と学校設立の動きを見れば当時（明治）の施政者の考え方とそれらの実践が判る。

私の手元には昭和50年代始めに刊行された明治の日本の写真集があるのだが、そこにも開拓時代の北海道の住宅-といっても開拓農家のそれは笹ぶきの掘っ立て小屋-と学校、それと当時の学童が掲載されている。

無論私の母方の祖父母のように親の都合その他で殆ど学校に行けず、祖母はまだ50近くなってひらがなと簡単な漢字を習得したが祖父は字を書けたか書けないかくらいで亡くなった人々も多い。

そしてアイヌの人も多くは学校にちゃんと行っていて、優秀な子などは今の東大に行けた子もいる。

新十津川町の方々は明治の大水害で奈良から北海道に移住したが、食べ物もないような状況の中でもちゃんと子供の為に学校は作り、冬季などは親が子供を学校に送り迎えしている記録もある。

私の親は子供の成績やテストなどに全く興味を示さず、いつが中間テストなのか期末テストなのか判らないままで、精々進学の節目くらいしか興味はなかったのだが、それでも学校に行かねばならないものだというのは無言ながら子供の私にもちゃんと伝わっている。

子供である私自身もさっき書いた母方の祖母からの手紙が最初はカタカナだけ、それからひらがな、そして簡単な漢字混じりになってきた過程をこの目で見ているわけで、事情はよく判らない子供だったのだが学校に行けるというのはありがたいとまではいかなくてもとにかく行くものだと思っていた。

で、支那の識字事情だが。

最低限第一層と第二層がなければ続けていけない制度だともいえる。

だから大抵の共産主義が革命後まずする事は知識層の虐殺で、毛沢東がそれを大々的にやりポルポトがそれを引き継いだ。

元祖はロシア革命だが、旧ソ連が出来上がるまでにこれも左巻き得意の内輪揉め内ゲバで生き残ったスターリンがやったのは知識層の掃討というよりも彼個人の小心さとソ連成立直後から硬直してしまった組織の保身を現すもので、その証拠はシベリア送りになった人達の非一貫性にある。

旧ソ連が倒れたのは良くも悪くもソ連という国が共産党の名の下に一枚皮であったことだし、支那が内部の矛盾を持ち続けながらも未だ存続しているのはその中身が並列かつ重層になっていることにあるだろう。

極めて単純化すると

農民工→都市層→共産党委員会支部→中央委員会　
　　　　　　　↓
　　　　　　　　人民解放軍軍区→人民解放軍
このような階層の矢印ごとに支配があり支那の場合それこそ数千年の年季で支配あるところには賄賂がある。
上の図のようなものは略図で，本当は矢印の間に人民警察だの土地の有力者だのが挟まる。

今アフリカや南米に送り込まれているのは農民工で、彼らは最早自分の土地では食べるにも事欠き、かといって都市ではもう仕事もない。

あんまり大きな声ではいいにくいけれど表に出せないような動画その他にはすでにかの国の子供達もいるのだ。

この支那人のBlog写真には大人しく故郷に帰る農民工が載っているけれど、彼らは本当に故郷で生きてゆけるのかは判らない。
生きてゆけないからこそ都市に出てきたのにね。

また、昨年から都市層や所謂インテリ層にも不安や不満は広がっている。
マスコミは報じないけれど、支那の新卒者の就職率は本当に酷いらしい。

私は今の支那という国は大嫌いだが、それでもあんまり派手にこけられても困る。
だから以前「ちゃんとインフラ整備してまず食い物を自前で確保できる国家作れ」と書いたのだが、このままの識字率ではただ散らかすだけに終わるだろう。

こういう事こそ共産主義特有の「指導」で一斉にやればいいのだが、困った事に今の共産党指導部の連中は土に触った事もない者ばかりだろうて。

毛沢東もそうだったな、そういやｗ
大躍進政策ってのはそれだ。

ただなあ。
支那がこれ以上このままで「発展」されると地球も持たないのも事実だ。
この命題を上手に解く方策はなんなんだろうな。

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