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SF講和条約後の「A級戦犯」

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2009.01.08

と言っても長年付き合ってきて判ってきた自分の身体診断なんですが。

最初気づいたのは後知恵ながら癌の時でして。
癌が発覚した年の前年秋、今思えば半年ほど前からいやに指先にさかむけができるようになり、また結膜炎も同時期に2度ほどやらかしていた。

さかむけも結膜炎もそれまで記憶に殆どないほどなったことがなく、大した患いではないが微妙に日常生活に響くという程度ながら10年経った今でも覚えている。

その後焼肉屋に戻ってこの稼業の方がよほどさかむけになりそうなもんなんだが、今のところ現在のように微妙な風邪っぴき、それもぐずぐずとしている時に限って気づくとできている。

困るのはさかむけといえども生傷になる場合で、ほんの針でつついた程度でも商売柄NGなので取れにくい接着剤とか塗るタイプの絆創膏などを使わねばならない。

だがこれらを使うと和食ほど繊細じゃない包丁の使い方でも指先に近いので感覚が狂う。
これはどの指でも同じ。

で、今同時に口の中、今回は舌の奥側面に口内炎一歩手前のような違和感もある。

こっちは若い頃から梅干を口に入れて患部に「じゅっ」という感じで押し付けると大体1日2日で治る。
滲みるけどこれが一番。

先日この気に入っている梅干が見当たらないっと大騒ぎしたが、近所のスーパーでまた仕入れるようになり年末年始に大人買いした。

病院に行っても初診だと碌に薬も貰えないややこしい私はこうした自分なりの対処をいつの間にか身につけた。

口内炎一歩手前に梅干というのは若い頃酷くなり、当時住んでいた街なかの古びた薬局に行ったらそこのお爺ちゃんが出してくれた梅干エキスのような酸っぱい酸っぱいどろりとした液体が痛いけどよく効いて副作用もなかったのを思い出したもので、その後この薬?を探したが中々探せなかったので梅干で代用を思いついた。

当たり前だがこの梅干は昔ながらの塩だけ使ったものじゃないとあんまり効果はない。

こうして書くと随分トラブルがあり気に思えるだろうけれど、この商売になって一番ありがたいと思うのは化膿しにくい、実は傷が化膿したことが一度もないこの体質だなあ。

白血球が通常よりもんのすごい多いらしいのとこれが関係あるのかどうかは知らんけど、食べ物商売やっていてこれだけは本当に感謝している。

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