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インテリアのテクニックにフォーカルポイントを作るということがあります。フォーカルポイントとは、元来、焦点とかそういう意味だと思いますが、インテリアでいうフォーカルポイントとは、視線を向かせるものとか、注意をひかせるもの、みたいな感じのものです。例えば、玄関を入って正面の壁に絵飾ったり、ニッチ(建築では壁のへこみのこと。壁を凹ませて棚を作ったりします)に花やオブジェを飾ったりすることで、その家に入った第一印象がガラッと変わるのです。フォーカルポイントは自然に目線が向く方向と高さに作ることが重要です。例えば、ソファに座ったときに真正面に来る位置や、廊下を歩いているときに正面に見える壁などです。フォーカルポイントを意識して作ることで、その空間の印象がガラッと変わります。しかも、ある一部分にだけ力を入れればいいので、費用もそれほどかかりません。部屋全体を豪華に飾るのにはお金がかかりますが、一面だけを飾ればいいのであれば、当然費用は少なくてすみますから。また、フォーカルポイントに視線を向けさせることで、見せたくないものに意識を向けさせないということも可能です。例えばダイニングとキッチンがつながっている部屋で、キッチンの雑然とした様子を見せたくないのであれば、キッチンとダイニングの間に少し飾り壁を作るとか、色のきれいな花を飾るとか、それだけでそっちに意識がいき、奥のキッチンの雑然としたものに意識がいきにくくなるのです。ということで、フォーカルポイントという考え方を意識するといいですよ。
2007年04月16日
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少し前の話になってしまいますが、3月31日でインテリアコーディネーターの学校が終わりました。本当は私の通っているコースは2年コースなので、もう一年あるのですが、仕事に専念したいので休学という形をとりました。しかし、学校は思いのほか大変だったなぁ。専門学校というのは他にもそういうところが多いようですが、課題がとにかくいっぱい出て、こなすのが大変。夜間と土曜日のコースなので、仕事をしながら通っている人も多いのですが、課題をするためによく徹夜をしていたようです。彼女らの気力と体力には脱帽しました。(私は働いていなかったんで、そこまで大変ではなかったのですが)でも、おかげでいい勉強ができました。勉強したことをうまく仕事に生かして、いい仕事ができるよう頑張ります。ちなみに、学校は町田ひろ子アカデミー(町田ひろ子インテリアコーディネーターアカデミー)というところです。実践で使える力をつけるということに重視しているので、本気でインテリアコーディネーターになるのを目指している人にはおすすめですよ。大変なのは実力をつけるためだし、その場に身を置いてしまえばなんとかなるものです。ただし、インテリアコーディネーターの資格試験(一次)対策にはあまり役立ちません。(二次試験には役立ちます)試験のための知識と、実践のための力は違うんですよね。最後はなんか学校のPRみたいになってしまいましたが(笑)、別に学校関係者ではありませんので、あしからず。これからも付き合っていけそうな、同じ目標を持った友人ともめぐり合えたし、よかったな、ということです。
2007年04月09日
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