日本ヒューレット・パッカード株式会社は、x86サーバー「HP ProLiant」ファミリ用に、「Red Hat Enterprise Linux 3」(RHEL)4製品と、Linuxベースのクラスタソリューション「HP Serviceguard for Linux ProLiant」2製品の受注を、開始した。価格は、「RHEL ES 3サブスクリプション&Care Pack」が9万9800円から、「RHEL AS 3サブスクリプション&Care Pack」が19万8000円から、「Serviceguard for Linux ProLiant」が1ノード毎に25万円などとなっている。
「Serviceguard for Linux」は、「RHEL」と組み合わせることで、Linux環境でミッションクリティカルな業務向けに高可用性を実現することができる、Linuxベースのクラスタソリューション。各サーバーの状態を監視し、異常を検出するとフェイルオーバーを実行し、サービスのダウンタイムを抑えることができる。また、共有ストレージとして「HP StorageWorks MSA」ファミリや「HP StorageWorks XP」シリーズなどのラインアップを選択できるほか、SCSI構成として2ノード、ファイバーチャネル構成として2~16ノードまでのクラスタを構築することができる。