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この音とまれ!24巻この音とまれ! 24 (ジャンプコミックス) [ アミュー ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)侑の音が生きるように、自分の爪を替えた名都。確認のための演奏では、浮いていた侑の音が全体に深みを出し、今までとは全く違うものとなる。4パートのかけあいも完璧に決まり「和」の完成に一歩近づくが、不穏な影が時瀬箏曲部に差し始め…。愛と哲生の出会いを描いた番外編も収録!!前巻の感想はこちら。百谷くんがやっと馴染んで音がはまってよかった、よかったと思ってたらまたも新たな問題が。それもかなりの爆弾級でしたね。以前、チカが起こしたとされた事件は実は首謀者が別にいてチカは嵌められただけ。で、その首謀者が自分の腹違いの兄だと知った百谷・・・これはえらいこっちゃですね。チカは二人の関係を知っても百谷は百谷だと言い切ると思うのですが、自身自身が自分が筝曲部にいてはいけない人間だと思って離れていきそう。でも、あのパシッと音が決まった瞬間を知ってしまった者たちにとって、百谷は絶対欠かせない存在になってますよね。時瀬箏曲部に必要な人間だと言うことで、これから百谷は正面から琴や部員たちと向き合うことになるのでしょう。これまでもいろいろあったけど乗り越えてきたので今回も乗り越えるだろうと彼らを見守りたいと思います。それにしても哲生の家族みんな凄いなーハリガネサービスACE11ハリガネサービスACE 11 (少年チャンピオン・コミックス) [ 荒達哉 ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)準々決勝、月聖学院との戦い。古武術仕込みのバレーを前に、次々と得点を許す下平たち豊瀬高校だが、剣道経験者・成宮が奮起。「楽しむ」プレーで勝機を掴みかけるが!?前巻の感想はこちら。成宮くん心臓があかんかったんか。思うようにやれないのは辛いですねえ・・・でも楽しむことを思い出して豊瀬がいい動きをしてるよう。下平のコートを把握できる力はもっと有効活用してもいいと思うんですけども。振り子の原理をバレーに応用するのはよくわからないけど古武道の動きはバレーに使えるんでしょうかね。下平も真似してこれはすごいと思ったのに、瑠偉が別人格みたいなのを出してきてまたも不明な展開。これをどうするのかってところで家守投入。瑠偉のコピーでもするのかと思ったらストーカーだったw豊瀬の方がトリッキーなプレーをすることになるとは思いませんでした。家守の使いどころが生理的嫌悪感を誘うって、いいのかそれで(^^;
2021年05月23日
ついにBEASTARS完結ですよ!!良い終わりでしたね!!素晴らしい。前巻の感想はこちら。BEASTARS 22 (少年チャンピオン・コミックス) [ 板垣巴留 ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)動物版青春ヒューマンドラマ、完結。ルイの必死の訴えを見て、裏市に草食獣たちが殺到した。肉草入り乱れた暴動になりかけるも、“ビースター”ヤフヤの身を挺した行動で落ち着きを取り戻した群衆。しかし、その群衆に紛れていたある特徴的な角を持つガゼルに目が留まり…?大人達ができなかったことをレゴシとルイの2人がやりました。裏市の解体。これからは肉食獣と草食獣がお互い本音で付き合っていく世界に。一気に変わるわけではないけど、徐々に壁が壊されていくのでしょう。メロンの父親は・・・メロンに会おうとはせず、ただ自分には覚悟がなかったと。それも反省してるでもなく、メロンの母から逃げたのは当然だと主張。彼の行動によって1人の女性が狂い、1人の子供が犯罪者となった。自分の行いの結果を考える想像力もなく、悪意もない無自覚の“悪”メロンの母は食殺していないのに食殺したと思い込んでしまったのか、そう思うことで己の自我を守り捨てられたという事実を直視しないように望んだのか・・・メロンは母の言葉をその通りに信じ込んで生きてきてしまったんですね。ヤフヤも敢えてメロンに父の生存を伝えようとはしませんでしたね。真実を知ったとしたらメロンはどうなるのか?母に対する思いに変化は?父への思いは?子供は残酷な授かりものだと言ってのけたメロン父に鱗が波立つゴーシャ。彼女の妻トキがゴーシャに注ぐ愛情は深かったけれど、自ら幸せな時間にピリオドを打つ行為は残された者にとってどれほど残酷か。ゴーシャのコンプレックスを取り除きたかったという理由では到底納得でき兼ねます。生きて愛し続けることをすべきじゃなかったんでしょうかね。愛の深さを示す先に死があるなんて・・・辛いとしか(><)レゴシの祖母も母も自死ですよね。ゴーシャは愛されていたことを十分に受け取ったと思いますが、それでも掛け替えのない愛する者を2人も失って耐えがたい苦しみを味わったと思うのですよ・・・メロンは自殺を試みましたが死ななかったようで。“本物”の悪のポジションに収まろうとしてます。もし、あの親父が面会に来てその存在を知ることとなったら・・・母や父に対する思いに変化がみられるのか?メロン自身の有り様に影響があるのかどうか気になるところですが、あの父親だとより一層メロンを迷走させるだけかもですね。ヤフヤは引退してもなお、住民のために働いているようです。ザグワンさんは海に帰る予定でしたが、レゴシとの別れが哀しくなりすぎて断念wいいわぁ、ほんと自由人ですwジュノもルイに可愛い呪いをかけてしっかり爪痕を残したようです。なかなかやりますw政略結婚で幸せになれるか気になってたルイもアズキとの仲がまんざらでもない感じでよかったです。最初は愛のない結婚でもお互いを知り深く愛せるようになることもあるでしょうから。ルイは会社の経営者としても社会に影響を与える立場としてもこれからもっと成長していかなくてはいけないので支えてくれるパートナーがいると安心です。レゴシとハルちゃんも無事、結婚という名の異種族交流を続ける覚悟をしたようです。ハルちゃんはか弱く守ってもらうだけのウサギでは無く、オオカミと対等なウサギであろうとしてます。この全力でウサギをする姿にレゴシは惚れたんですよね。この先も問題は山積でしょうが、どうかこの2人が末永く幸せでありますように。オスとメス、肉食と草食、陸上生物と海洋生物、有毒等など、様々な対立関係がありましたが、お互いが歩み寄れる提示がなされ未来に希望が持てる終わりでした。色々考えさせられることが多く非常に読み応えがありました。超オススメの作品です!!
2021年05月09日
なんとか2期の間に感想を書き上げてしまおうと思いましたが全く間に合わずwこんなに伸びてしまいました(^^;前巻までの感想はこちら。BEASTARS 21 (少年チャンピオン・コミックス) [ 板垣巴留 ]楽天で購入メロンの狂気と共に始まった“愛肉の日”の縄張り争い。各種族の血を燃やした松明を掲げて争う各組。そこにひとつ、不思議なにおいが紛れ込んだ。それは…!? 誓いの炎は新時代への道しるべ。最終決戦がいま、始まった。ドク組の炎をもらって、草食(ルイ)と肉食(レゴシ)の血に加えて、爬虫類の匂いも加えたレゴシ。次は女性ばかりのイナリ組。女性と戦うことはレゴシにとっては一番の苦手。レゴシが本気になったらさすがに相手が女性では適わないと思うんですが、まさか自分も同じような格好して戦うなんて思いもしませんでしたわwそれがレゴシの精一杯。レゴシはやはり女性に対しては女性への敬意を持って戦いたいってことのようです。イナリ組にとっての戦いの目的は縄張り争いではなくて、メスギツネのイメージを変えて男どもを見返すこと。ただそれだけ。なんか女性との対決もクリアしたようで、あとはシシ組との対決か?・・・っと思ったらメロンの方が先に仕掛けてきましたね。メロンと母親との思い出は強烈。愛しい夫を食殺し、子供に色を向けてくる母の姿はメロンにとってはトラウマでしかなくて・・・肉食と草食の共存を願うレゴシと肉食と草食の共存を否定するメロン。その頃、ルイは共存のため自らの立場を使い演説。が、裏市に目を向けろと叫ぶルイは監禁状態に。そりゃ全土に向けた本音で向き合えってルイの言葉はそう簡単には受け入れ難いですよね・・・ルイの会見を受けて学園では、草食獣に危険が及ぶってことで肉食獣たちが彼らの身を心配してます。自分たちが守るからそばにいろと。おお~~~ここでは既に共存の精神が芽生えてますv大人の世界はというと・・・表通りだというのに肉食獣と草食獣の喧嘩があちこちで勃発。このままでは収集がつかない、どうする!?ってところで停電。張り詰める緊張感の中、ビースターであるヤフヤが狙うなら俺をっと声をかけて・・・当然、夜目の利く肉食獣の方が有利で草食獣が危ないと思われましたが・・・電気が付いてみると、みんなが手を繋ぎ合ってました!これは加害者も被害者も出ないようにってことですよね。ゴーシャが感じた“希望”が現実に!!うわぁ~こりゃ世の中が変わっていくわ!っと鳥肌!!ルイの会見を見てたシシ組はキューがルイの知り合いだったとわかると食べるのではなく仲間に引き入れて一緒にルイを拉致。逃走途中で警察の足止めを買ってでる者たちのかっこ良さよ!シシ組がルイに心酔してるのがわかります。キューもさすがにこれを見て心が動かないわけがない。メロンに追い詰められて臆するレゴシ。でも「臆病な心は強い獣しか持たない」というキュー。んん??レゴシどうしたんだ??っと思ったところに、キューの許可が!「よし!!レゴシ」えええ!?今までレゴシはキューのGoサインを待ってたってことですか??びっくりなんですけど!?その上、ヤフヤがガゼルの角の持ち主を目にして・・・ええええええええええええ!?メロンのおとん生きてたん??????それって根底からひっくり返るんですけども???
2021年05月07日
エレンの動向よりナタリーとあかりの方が面白くなってきました。左ききのエレン 16 (ジャンプコミックス) [ nifuni ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)エレンは自身の名を騙ったレイのイベント会場へ赴き、そこで行われた威風・ナタリーとのダーツ対決に勝利した。その後、レイは本物になりたいという自分の願いをエレンに打ち明ける。それを聞いたエレンは自分の名前で堂々と生きていくために、記者会見を開いて世間に正体を明かす事を決めるが…!?エレンが正体を現した記者会見から何か劇的に変わるのかと思ったらそうでもなくてエレンはジェイコブスのこと気に入ってたようですね。ほぉ~~~そんな風には思わなかったわ。プロポーズは受けなかったにしても彼の死から絵を描かなくなるくらいにはショックだったよう。そこまで彼がエレンに影響を与え、エレンは彼を理解してたとは思ってなかったからちょっとびっくりでしたわ。エレンはニューヨークでほとんど作品を残してませんね。どんな才能を持っていてもそれを発揮しなくてはないのと同じだし、エレンも描かなければその才能には陽は当たらないわけで・・・描かないエレンでは魅力が・・・もったいないなぁ・・・(^^;得てしてそういうものなのかもしれませんが。凡人の理解の及ばないところ。エレンが停滞してる間にあかりとナタリーとのモデル対決が始まるようです。こっちの方が面白いかも。ナタリーは威風にくっついてるだけの女に見えましたけど、威風を食うくらい実は強烈だったようですね。威風よりまともだし存在感を出してきてます。あかりも良い感じに悪に成長した顔してますしこの対決、楽しみです。
2021年05月04日
怪獣8号 2 (ジャンプコミックス) [ 松本 直也 ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)防衛隊員選別試験の最終審査が終了した時、謎の人型怪獣が討伐したはずの本獣を蘇らせ、四ノ宮キコルら受験者たちに襲いかかる。キコル絶体絶命の時、怪獣に変身した日比野カフカが、本獣の前に現れる…! 果たして人型怪獣の正体とは…? その目的とは…? ──謎が深まる第二巻!いやぁ~~~面白いわ。オッサン主人公大好き。周りの若いキャラもみんなしっかり立ってるし、ヒロインはオッサンと幼なじみだから30くらいだし、これくらいの年齢いいよぉ~私を目指して来い!って感じもかっこいい。ただし、カフカは怪獣になっちゃってるんだけど。今回こそは合格だと思ったのに適性が無さ過ぎて不合格だったとは・・・でもカフカに違和感を持ってる保科に拾われる形で候補生として仲間入り。結果を出さないと3ヶ月で辞めさせられるようですが、怪獣の急所を見破るという前職場で培った能力を生かして居残って欲しいものです。段々周りに正体がバレていきそうなんですが大丈夫なんでしょうかね??これアニメ化したら絶対大当たりしそう。今でも売れてると思いますけど、これはいいよ、絶対。市川くんも良い感じに成長していきそうで楽しみ。
2021年04月24日
怪獣8号 1巻怪獣8号 1 (ジャンプコミックス) [ 松本 直也 ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)怪獣発生率が世界屈指の日本。この国は、容赦なく怪獣が日常を侵していた。かつて防衛隊員を目指していたが、今は怪獣専門清掃業で働く日比野カフカ。ある日カフカは、謎の生物によって、身体が怪獣化、怪獣討伐を担う日本防衛隊からコードネーム「怪獣8号」と呼ばれる存在になる。前から凄い評判いいのは知ってたんですが、息子も進めてくるし、でも怪獣ものはあまり興味が引かれなくて・・・でもまぁ読んでみるか、っと思って読んでみると・・・面白い!テンポもいいし、主人公キャラが32歳というおっさん設定もいいし、若い兄ちゃんもいるし、ヒロインだって30くらいでしょ?とても読みやすいし、絵も上手い。まだ2巻までしか出てないのに注目されるのも頷けます。むしろなんで連載当初から読まなかったのか、と後悔レベル。怪獣を倒す側にいたかったのに解体業してて、やっと最後の再挑戦を決意したのに倒される側の怪獣になっちゃうとか、設定も面白いですが、キャラに好感持てるのが何よりいいです。今後が楽しみ。ダイヤのA act2 25巻ダイヤのA act2(25) (講談社コミックス) [ 寺嶋 裕二 ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)目指すはエースの座と全国の頂点! 2年生となり、ついに甲子園デビューを果たした沢村栄純と、青道高校野球部の新たな挑戦が始まる!西東京大会準決勝を前に、OBの激励を受ける青道ナイン達。対する市大三高もまた、天久を筆頭に一丸となって試合に臨む。急激な進化を遂げる2年生エース・沢村か、プロも注目する3年生エース・天久か──。両エースの仕上がりに衆目が集まる中、長年のライバル同士の雌雄を決する戦いが幕を開ける!一大三高と青道の準決勝。天久も沢村もどちらも譲らず無得点。監督は検査結果が出るまで川上を出場させない判断。さすが、指導者としてはそうあるべきです。自身もピッチャー出身だから川上の野球は高校までだから、今故障しても構わないから投げたい、という気持ちには理解を示すけれど、指導者としては受け入れられないと苦渋の決断。ホント、これわかるけど無理しちゃいけない。人生は長いのですよ。輝ける瞬間は何度も来ないこともわかるのですけど。燃え尽きたいと願うのもわかるのですけど。それでも今はとにかく無理をしないで早く状態を戻すことに専念するときですよ。チームが勝ち進めば投げるチャンスは来るし。ここで終わりそう・・・って時は投げさせてあげるのかもですが。きっと大丈夫だよ。
2021年04月01日
前巻の感想はこちら。ブルーピリオド(9) (アフタヌーンKC) [ 山口 つばさ ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻。高2で絵を描くことの楽しさに目覚めた矢口八虎(やぐちやとら)の新しい生活が始まった。新しく出会った仲間たちと受ける講義、課題、講評は……厳しい。つらみ。「受験絵画」が終わっても今度は「美大絵画」の壁が八虎を悩ませる。「それ絵画でやる意味ある?」 凹んでモチベーションすら無くす日々は八虎を成長させるのか、それとも……。くせ者ぞろいの講師、教授陣に振り回され、八虎苦悩の藝大1年生時代は続き、そして盛夏、藝大祭名物・「神輿(みこし)」製作が始まる。自分の悩みで手一杯の八虎にとって、初めての「チームプレイ」は救いとなるか!相変わらず八虎もがいてますね。折角東京芸大入ったのに楽しめてない。そんなものなのかしらん?とかも思うけど、他の子らはそれなりに楽しくやってますよね。学祭は無事終わったようで。みんなで協力して作品を作りあげてテンション上がったようですね。みんなで何かするってことが苦手でも一度やってみると祭の効果でハイになってしまうのでしょう。時にはそういうのもいいんじゃね?って思いますよ。しんどいだけじゃなくてよかったです。今回は生徒だけでなく教授陣もあれこれと出て来て面白かったです。やっぱり変わった人が多いのかなと。猫屋敷センセは飄々としてるように見せてるだけで実は結構ギリギリですね。使えるものは全部使う、そのポリシーがあるから世田介の「賢いくせにその頭を使わない」作品作りが気に入らないよう。指導面を任されてるから気に入らないって言ってるだけではなく、そこを伸ばすようにしていく必要もあるようですが。世田介はどうなることやら?八虎とは対局にいるようですが、もがいてるってとこでは同じですよね。努力出来ることは才能か?才能をどう捉えるのかにもよりますよね。私はyesだと思いますけど。それにしても世田介くん家はどうなっているのか?さすがに息子があんな箸の持ち方をしていて気にならないのか?私は一見子供に関心があるようで見てなさそう親の方が怖いです。無自覚なんだろうけど息子に呪いの言葉吐いてるし。さて、世田介くんと八虎は泥沼のような状況を抜けることが出来るのか?八虎はいい加減落ち込むのに飽きたようなので期待したいところ。
2021年03月17日
これまでの感想はこちら。ランウェイで笑って(19) (講談社コミックス) [ 猪ノ谷 言葉 ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)身長は、158cmから伸びなかった・・・。藤戸千雪の夢は「パリ・コレ」モデル。モデルとして致命的な低身長ゆえに、周囲は「諦めろ」と言うが、千雪は折れない。そんなとき、千雪はクラスの貧乏男子・都村育人の諦めきれない夢「ファッションデザイナー」を「無理でしょ」と切ってしまい・・・!?激動の2日間、合同展示会は育人の勝利に終わった。再び対峙したライバル・遠から贈られた最高の賛辞を胸に、育人はついに独立へと踏み出す。しかし、やる気とは裏腹に独立計画は全く進まない。育人のデザイナー脳は経営に関する一切合切が不得手だった…! まず必要なのは頼れる“仲間”! 最初の仲間となるのは? そして“相棒(パタンナー)”の座を巡ってまさかのパターン勝負勃発!? パリへ向けたブランドを創り出せ!!千雪のスリーサイズ、細すぎやしませんか?かなりお子さまな体型ですよね?ま、身長のバランスからだとそうなるのかなー病気にならないか心配だわ。でいよいよ育人、独立。成功させるならやっぱり一人じゃなくてチームでいかないとね。美依を誘ったのは正解ですね。マネージメント出来る人がいるのといないのでは大違い。ずっと美依にその才能があるって描かれてましたからこれは当然の流れでしょう。パタンナー選びはここは二人とも採用になるなと思ったらやっぱりそうきましたね。選べないですもん。が、しかし、心を採用したことでハーレム完成ですよ。どうすんのこれ?育人に心を寄せてる者ばっか周りに集めて大丈夫かと思いますが、これってもしや一夫多妻で家族的繋がりで勝負とか?それはそれでいいかもしれない。最終的には育人が選ぶのは千雪でしょうし、美依には柳田がなんとかしそうだし。心は引く手あまたでどうにでもなりそう。綾野もいますしね。さぁいよいよ独立。ってことで楽しみです。
2021年03月01日
これまでの感想はこちら。MAO(7) (少年サンデーコミックス) [ 高橋 留美子 ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)摩緒にはとても大切な兄弟子がひとりいた。人が土化する事件を追う摩緒。この事件は土の陰陽術によるものだと分かった彼は、とても大切な兄弟子・大五の事を思い出す。大五は生まれ育ちが同じ摩緒を御降家へ誘い、人並みの生活を与えてくれた。そんな兄弟子も忌まわしき後継者争いに巻き込まれていたーー高橋留美子先生の話はとにかくボソッとした突っ込みが面白い。また新キャラ出てきましたね。土系の術を使う夏野。これで五色堂に呼ばれた五人が揃ったのかな。水系では不知火ではなく真砂が呼ばれていたようです。で、真砂と華紋が恋仲で、真砂が死んでしまったので不知火が真砂の代わりに輪に組み込まれたようで。不知火は真砂が好きだったんでしょうかね?どういうことなんかな?紗那&ゆら子のこともよくわからんし。とりあえず夏野はめんどくさい子では無さそうなので味方認定でいいんでしょうか?紗那は邪気を口から吐いていて、その邪気に心臓をつかみ出されたよう。その心臓で生きてるのがゆら子でしょうかね。体は朽ちたけど心臓あるから甦った?とかで。陰陽師の力があったらできそう。兄弟子大五は結構黒幕に近い存在なのでは?と思っていたのにあっけなく死んでしまうキャラでした。あら残念。でも死んでても色々利用される世界のようなのでまた後から出てくるかもですね。摩緒たちは半分白髪みたいな髪をしてますが、夏野だけは真っ白。完全に死んでるらしい真砂は黒いまま。なんか意味はあるんでしょうか。
2021年02月27日
左ききのエレン 15巻左ききのエレン 15 (ジャンプコミックス) [ nifuni ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)神谷が目黒広告社を去り、光一が柳チームで力を付けていく中、営業では大規模な人事異動の話が持ち上がっていた。新たに発足するサニートライ専属の五十嵐部に誘われた流川だが、営業とクリエイティブの共栄を目指す彼が選んだ道とは!? 一方、エレンは彼女の名を騙る偽者のイベントに潜入する!!いつもの通り、話の時系列が入れ替わるから頭が混乱。光一は2010年で、エレンが2008年、園宮さんが2017年。これ全部読み終えたら一気にダタダーっと繋がるんでしょうね。エレンは2008年当時まともに活動してなくて収入も安定してないのにエレンの偽物を助けてダーツ対決やってるし・・・それも威風相手に・・・このおっさん、ほんともうなんなんだろう?色々とおかしすぎる。でも、圧倒的な集中力を見せてエレンが威風を威嚇してるのは痛快。酒のせいとはいえ、威風、土下座してるし(^^;この対決でエレンが只者ではないって知られた訳ですし、本物のエレンだと身バレするんでしょうかね。一巻ではそろそろ顔出ししてるし、ここで発覚って感じでしょうか。光一の方は柳の下で成果を出して20万くらいするスーツを着られる収入になってるようですが、達成感を感じることがなくなって輝きはみられませんね。一瞬とはいえ、あかねが光一を意識する日が来ようとは・・・光一はあかりと接触することになりそうですが、それがどう作用するのか。目黒広告社の人事の内側がわかったのは面白かったですね。組織ってのは簡単には変わらない。流川が最初の頃に比べ随分と丸くなったと思いましたが、やるときゃやる奴でしたね。そっちの方向に動くか~って思いましたわ。柔軟な思考が出来るかがポイントのよう。流川は結婚してるんじゃなくて同棲ぽいですが、彼女は地味な感じで好感。でも、化粧したら結構やり手に化ける口かもしれませんね。いよいよ、最終章のようなので楽しみです。不滅のあなたへ 14巻不滅のあなたへ(14) (講談社コミックス) [ 大今 良時 ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)何者かによって”球”がこの地上に投げ入れられた。情報を収集するために機能し、姿をあらゆるものに変化させられるその球体は死さえも超越する。ある日、少年と出会い、そして別れる。光、匂い、音、暖かさ、痛み、喜び、哀しみ……刺激に満ちたこの世界を彷徨う永遠の旅が始まった。これは自分を獲得していく物語。何もかもが変わった平和な時代で、フシはユーキという中学生と新たな友人となる。ユーキの家にはかつての仲間達も集まり、穏やかな時を再び刻み始めた。しかしハヤセ一族の子孫の少女・ミズハと出会い交流を重ねることで、静かだった日常に波紋が広がっていく。母親との問題を抱えるミズハは学校や家庭の中で孤独に愛へ飢えていた。そんな歪な心はやがて破綻を迎え…。なんか突然現代になってさっぱりわからんよーって感じだったんですが、フシがノッカーを倒したと思っていたけど実は本当は敗北しててノッカーは人間との共存を選んでずっと長い年月を過ごしてきたってことですよね。フシはついに愛について学ぶようです。ほぉ・・・
2021年02月18日
アニメ2期が始まってしまいました。それまでに既刊分の感想を書いてしまおうと思ってたんですがやっぱり間に合いませんでしたね(^^;これまでの感想はこちら。19巻感想BEASTARS 19 (少年チャンピオン・コミックス) [ 板垣巴留 ]価格:499円(税込、送料無料) (2021/1/9時点)楽天で購入【内容情報】(出版社より)ルイのかつての生餌仲間、雌ウサギのキュー。草食獣のかつ小柄ながら、レゴシを一瞬で制圧する戦闘能力を持つ。そんな彼女に、メロンとの決戦に向けて修行をお願いしたレゴシだが…!?キューさんを女性として見ている限り、最強のオオカミにはなれないとレゴシに非情になれと迫るけど、それができないのがレゴシだから。キューさんに対しても女性としての扱いを忘れず・・・でも、キューさんにしたらそれは弱者のレッテルを貼られていると同等だから許せなくて。これでは師匠をお願いするのは無理だなと思ったらなんとキューさんを救いだし鍛えてくれたのがゴーヒンだったことが判明・・・ゴーヒンがレゴシのような甘っちょろい奴を弟子にしてたなんて絶対認めたくないキューさんだけど、ゴーヒンには適わなかったよう。メロンは自分に愛情を向ける母親を嫌悪してたようで親殺しをしてたんですね。母親は父親を食殺してたようだし、なんだよこれ・・・って環境ではありますがメロンは野菜でも果物でもないという母親の言葉はそのまま受け取っていいのかなとか思ったり。どちらかというと、野菜でも果物でも有り得るのがメロンって感じなんですけど。ルイは養父の愛情を死の間際で感じ、財閥を継ぐ決意を。そしてハルはなぜか、メロンの誕生日に自分を食わせる約束を・・・やっぱりハルが一番わからないわ・・・20巻感想BEASTARS 20 (少年チャンピオン・コミックス) [ 板垣巴留 ]価格:499円(税込、送料無料) (2021/1/9時点)楽天で購入【内容情報】(出版社より)動物版青春ヒューマンドラマ?レゴシとメロンの最終決戦目前、状況はより深刻さを増していく。ルイの身に起きた悲劇、そしてメロンにその身を捧げる約束をしてしまったハル。メロンが引き起こした混乱は、思わぬところにも影を落とし始めていた。彼はなぜここまで混沌を生み出したいのか。彼はなぜ悪に染まってしまったのか。その謎に迫る一方、レゴシとキューの修行も思わぬ方向に荒々しさを増していき…?キューさんやっとレゴシに修行を付けてくれるようになったかと思えば、レゴシに断食をさせることをメロンに情報として売ってるし・・・なんだかなぁ・・・っと思ったら、キューさんをレゴシが変えましたね。どこまでもレゴシは純粋なんだなぁ。イヌ科にとって「まて」は特別か。キューさんはレゴシを売ったのにレゴシはキューさんが自分に親身だと思い込んでいて・・・裏市で生き餌として育ったキューさんを変えてしまうほどのレゴシの絶対的な信頼。ああ・・・よかった、よかったと思ってたのに断食をしてるレゴシの部屋にハルがやってきて・・・おいおい、今のレゴシに会うのはヤバいって!!!なんでハルは毎度、面倒ごとを引き起こしにやってくるかなぁ・・・(><)でも、レゴシは極限の空腹のはずなのにびっくりするほどハルに冷静でしたね。追ってるときは凶暴そうなオオカミの姿っぽかったのに。今までわかりにくなと思っていたハルでしたが、素直な気持ちが聞けてやっと彼女が理解できたような気がします。初めてのキスも済ませて、いざ決戦の日へ。ってレゴシの部屋に謎の血液が・・・おい~~~~~!!警察の捜査が入ってるし、シカの血らしい、大量だし、ルイは所在不明だし・・・レゴシに限って絶対にない!!!っとわかっていてもドキドキ が、陸上生物を達観してるサグワンはどっしりとレゴシを見送ってたようです。さすが海洋生物はスケールが違う。レゴシは愛肉の日の決闘に出かけていきましたが、同時にルイも闘ってましたね。記者会見という彼のフィールドで。レゴシの部屋の大量のシカの血液はやっぱり半分はルイのものでしたが、献血だったとは・・・ってルイまで無茶してるし・・・大量に血を抜いた後でそれを被ってしまうって・・・ルイも凄い覚悟だけど、そりゃ死に片足突っ込んでるよぉ。愛肉の対決は種族の対決。まずはコモドオオトカゲのドク組が相手ですが、レゴシには彼らの毒は効かず。なるほど~~~って、レゴシの牙が再生したのにはびっくり。爬虫類の血がこんなところに作用するとは。入れ歯じゃなくなってよかったよぉおおお!ドク組の戦いは熾烈。爆破攻撃を受けたレゴシでしたが、ドク組もレゴシの優しさにやられちゃったようですね。レゴシの目は確かにおじいちゃん譲りの爬虫類の目。ドク組はレゴシに親近感を覚えちゃったようです。こうやってレゴシは裏市の肉食獣たちと敵対ではなく親しくなっていくのかな?
2021年01月11日
ああ・・・美依ちゃん、ドンマイ。応援したいけど、この場合はどうにもならないよ・・・これまでの感想はこちら。ランウェイで笑って(18) (講談社コミックス) [ 猪ノ谷 言葉 ]価格:495円(税込、送料無料) (2021/1/6時点)楽天で購入【内容情報】(出版社より)身長は、158cmから伸びなかった・・・。藤戸千雪の夢は「パリ・コレ」モデル。モデルとして致命的な低身長ゆえに、周囲は「諦めろ」と言うが、千雪は折れない。そんなとき、千雪はクラスの貧乏男子・都村育人の諦めきれない夢「ファッションデザイナー」を「無理でしょ」と切ってしまい・・・!?2日間にわたって開催されるAphro I dite主催の合同展示会。売り上げトップを目指す育人だが、1日目の順位ではまだ足りない…。共に戦う美依は“novice”の善戦に満足するも、育人の目標に照準を合わせ、さらなる施策を決意する! 一方、Aphro I diteを喰うつもりでいた遠は、育人の成長に触発されて…!? 思わぬ来場者による急展開の末、実力者同士の競合を制したのは──?展示会が始まって、最初はなかなか食い込めない育人。上位5番目に入っているのは凄いことではあるけど、育人が目指すのは1番。TGCでのバッグが注目されて若いインフルエンサーがたくさんブースにやってきてるようだけど、まだまだ足りてない様子。遠はついに自分の個性を活かしたデザインをするようになっていたんですね。これまではずっと綾を意識したデザインだったけど、コンセプトは継承しつつ遠のエゴを出したデザインのラインが出来てたようで。育人に対してもデザイナーとして認めただけではなく、自分と競いえるライバル認定までしてますね。って、オリヴィエに声を掛けたのにブースを見てもらえなかった育人の手助けまでしてますよ。彼が声を掛ければオリヴィエが動いてくれるってのも凄いですけどね。育人のラインを見たオリヴィエはすぐに育人の才能を見抜いたようで。遠は見てさえくれたら育人はオリヴィエのお目に叶うと思ったんでしょうが敵に塩を送る行為。育人には負けたくないけど、育人が埋もれてしまうのは嫌だし、育人と同じ状況で勝ちたいのでしょうね。とはいえ、オリヴィエから注文を取った育人もさすが。2人ともオリヴィエのお目に叶ったようです。ここで追い風が吹いたようですが、育人を勝利に導いたのは千雪。彼女がマネキンの代わりに育人の服を着て、モデルとしてその良さを引き立てたことが勝因のようです。彼女を呼び出したのは美依。ああ・・・美依ちゃん、育人に気持ちがあったのに身を引きましたね。これまでも育人と千雪のことは知ってたから、そこに自分が入る余地があるのかどうか・・・っと考えてたでしょうが・・・これは無理だと感じ取ってしまったんですね。育人は千雪に対してほのかに思いは寄せていても、まだ積極的にその気持ちを意識し行動するところまでは行ってないですが、千雪の方は育人の部屋に美依が居るのを見て自分の気持ちを自覚したようです。美依ちゃんも良い子だし応援したいのだけど、育人と千雪の間に入るのはちと難しいですよね。美依は育人のことが好きだけど、その育人の気持ちも大事にしたいと思ったんでしょうね。それにしても美依ちゃんの営業能力は高いですよ。的確。多くの人脈を持ってることも凄いのだけど、育人を一位にするために自分が出来ることを考え一番良い選択をしましたよね。育人はこれで独立するようですが、独立って簡単にできるけど、デザイナーとして軌道に乗せ、食べていけるようになるのは簡単じゃないですよね。まずスポンサーを見つけないとどうにもならないのではないかと・・・さて、次巻ではみんな新境地に移るようですから楽しみにしたいと思います。
2021年01月08日
SPY×FAMILY 6巻これまでの感想はこちら。 3巻感想 5巻感想SPY×FAMILY 6 (ジャンプコミックス) [ 遠藤 達哉 ]価格:528円(税込、送料無料) (2021/1/5時点)楽天で購入【内容情報】(出版社より)戦時下の機密文書の手がかりを求め、非合法な大会に参戦する黄昏と夜帷!! だが、自分こそが妻役にふさわしいとロイドを隠れ慕う夜帷によって、フォージャー家に夫婦の危機が…!?夜帷さんが可愛らしくてたまりませんwでもヨルさんだって可愛いし、どちらも応援したくて困ってしまいます。黄昏が夜帷さんの気持ちにはさっぱり気づいてませんが、もしやヨルさんは嫉妬していたのでは???っと思って、ちょっと嬉しそうながらもお仕事モードでヨルさんの好意を利用しようとしますが、やられてしまって大反省ってのが最高でしたねwああ・・・ヨルさんがドンドン黄昏れに惹かれていくのも微笑ましいですが、絶対母はヨルさんがいいと思っているくせにバトル好きで楽しんでしまうアーニャには笑えますwお願いだからヨルさんを手助けしてあげてwはぁ・・・益々面白くなっていって次巻も待ちきれません。ってWebすぐ読めるのだけど・・・新刊を待ちたいw恋と嘘 11巻恋と嘘(11) (講談社コミックス) [ ムサヲ ]価格:495円(税込、送料無料) (2021/1/5時点)楽天で購入【内容情報】(出版社より)「嘘」は許されない。「恋」はもっと許されない。すこし未来。日本では16歳になると、政府から結婚相手が指名される世の中になっていた。根島由佳吏15歳は、日本の片隅に住む、うだつの上がらない少年。成績もスポーツも中の下。だがしかし、その胸に燃えるような恋心を秘めていた! 恋が許されない世界で、誰かを好きになってしまった少年の運命は‥‥!?想うことは、止められない。塞いだとしてもどこからか溢れてくる。恋と呼ばれるこの感情に人は輝き、惑い、痛みを知る。そんな想いと同時に明かすことのできない秘密を抱える少女、高崎美咲。どうしても欲しいもののためにある取引をしたという彼女の、その言葉の真意とは…。それぞれの思惑が交錯する中で物語は、ひとりの少女の初恋に遡る。あらぁ…やっぱりなぁって感じでしたね。由佳吏の命を守ること以外では美咲の行動は考えられないですもんね。由佳吏を生かすために美咲は自分を犠牲にするつもりのようですが、由佳吏にしたらそれは辛い。自分のために好きな人が自らが望んだわけではない人生を送ることになるなんて。とは言え、美咲の選択も彼女の家庭を知ってしまうと致し方ないというか・・・うーん、これは重いなぁ。政府通知による結婚相手の選別は現代なんか特にありがたいと思う若い人も多いんじゃないかと思うけど、その制度を受けない選択も多くの人に取って欲しいな、とも。さて、どうしたもんか。
2021年01月07日
二期開始までに感想が追いつくのか??これまでの感想はこちら。17巻感想BEASTARS 17 (少年チャンピオン・コミックス) [ 板垣巴留 ]価格:499円(税込、送料無料) (2021/1/5時点)楽天で購入【内容情報】(出版社より)シシ組が知る、メロンの弱点とはいったい…!?メロン捕獲に失敗し、シシ組に拉致されてしまったレゴシ。処刑として海に落とされたレゴシだが、かつてサグワンに教えてもらった海洋語のおかげでなんとか一命を取り留めた。その根性をかわれ、メロンに対して複雑な感情を抱えていたシシ組からメロンの弱点を教えてもらえることになったのだが…!?一方、ルイとジュノの関係にも進展が…!?そして、ゴーシャがなぞのコウモリ集団に襲われて…!?こっからまた話が濃くなるんですよね。メロンが出てきたことで草食と肉食のハーフの苦悩がまじまじと語られて・・・愛されず抱き締められることもなく育ったメロン。幼少期はいじめの対象にも。ハーフは草食獸でもあり、肉食獸でもあるのにどちらにも帰属されない存在。メロンのおかれた立場ってのは簡単ではないです。親に愛されて育ったレゴシの母でさえ、自分を受け入れて生きていくことは苦悩でしかなかったようだし。草肉のハーフは食欲と性欲が欠如している場合が多く、メロンは食肉衝動の代わりに殺戮衝動があるのだとか。ジャコウネコのデシコは何者かと思ったらメロンがどういう者であるのかを教える役割キャラだったんですね。メロンの表の顔はなんとハルが通う大学の非常勤講師!これにはびっくりメロンまでもがハルに絡んできましたよーハルはいつでも自らトラブルに突っ込んでく気がします(><)で、ハルはハルで邁進。ってそれが、レゴシのとこにきてレゴシのレゴシを確認することだったとは。ま、ハルらしいと言えばそうですが、ハルは真っ直ぐに生きてますよね。レゴシがハルを食べてしまったのではないかと恐怖を感じる場面では私も血の気が引く思いでしたよ。単にレゴシの早とちりだったわけですが、全身の毛が真っ白になってしまう気持ちはわかります!警察に捜索されてるレゴシを迎えてくれるのはあの寮の面々。いい奴らばかり。一方、ルイの方も草食獸といるより肉食獸の獅子組といる方が落ち着いてしまうばかりか、同種の女が抱けなくなってしまってて・・・ジュノとのキスを思い出すとか、ルイもレゴシと同じく異種間恋愛に目覚めつつあるようで。ああ・・・ルイ、お前もかw18巻感想BEASTARS 18 (少年チャンピオン・コミックス) [ 板垣巴留 ]価格:499円(税込、送料無料) (2021/1/5時点)楽天で購入【内容情報】(出版社より)何があっても絶対に一緒に幸せになろう!!初めて一緒にハルと寝た日の朝、レゴシの口と隣には赤い染みが広がっていた。「ハルを食べてしまったかもしれない」その恐怖に全身の毛が真っ白になってしまったレゴシ。しかし赤い染みはハルがこぼしたトマトジュース。幸いにもレゴシの勘違いだったが、ハルがどんな覚悟で自分と一緒にいてくれているのかを理解したレゴシは、絶対にハルと結婚するために、メロンを捕獲しようと単身シシ組のアジトへ突入してしまう。なんとかメロンを追い詰めるも、彼の巧みな逃亡術で逆にレゴシが警察に追われてしまう羽目に…。ほとぼりが冷めるまでのチェリートン学園に潜伏することに。レゴシがチェリートン学園に入学したのはお母さんの自殺と関係があったんですね。一緒に育ったっていうジャックとレゴシの関係には癒されます。ジャックの聞かされた歴史、肉草大戦を終わらせたのが大きなクジラってのは確かに信じられないような突飛な話ではありますが、どうやら本当のよう。海洋生物がキーマンになるようです。学園はすっかり肉食と草食が分けられてしまいましたが、ビルがショック卵からヒヨコを育てるのを手伝ったりしてて、少しずつ本質的なところでは相互理解が進めつつあるような。ルイの生き餌時代の仲間と遭遇。レゴシを鍛えてくれるようですが、レゴシの場合はメンタルに問題がありそう。本気になれるかどうかってとこでしょうね。レゴシからルイにBEASTARSというタイトル回収きました!いずれこの二人が社会を変えていくんでしょうね。
2021年01月06日
ダイヤのA act2 24巻ダイヤのA act2(24) (講談社コミックス) [ 寺嶋 裕二 ]価格:495円(税込、送料無料) (2020/12/30時点)楽天で購入【内容情報】(出版社より)目指すはエースの座と全国の頂点! 2年生となり、ついに甲子園デビューを果たした沢村栄純と、青道高校野球部の新たな挑戦が始まる!息詰まる投手戦となった青道vs.創聖の中盤戦、試合の趨勢を左右する大一番が訪れる。打席には、攻守において創聖を牽引するエース・柳楽。チームを背負い、球場を黙らせる意気込みの強打者を前に、降谷は春からの成長を証明できるのか──!順当に準々決勝も勝ちましたね。春市くんはなんか見たことないようなプレーを見せてくれましたし(こんなの怖くて普通は出来ないと思うのですが)、前園も打点入ってよかった。降谷も後ろを信頼して投げることが出来ましたし、みんな仕上がり上々!っと思っていたら、ちょっと川上くんヤバそう?疲労なんかな?力が入りにくいのかな?不穏な感じ…準決勝は市大三高、次が稲城実業…ですよね?ここでこれまで聞いたことのないチームが上がってきたらびっくりなんですけど。川上くんが気になるところですが、沢村新球が出てくるのかも。ましろのおと 26巻ましろのおと(26) (講談社コミックス月刊マガジン) [ 羅川 真里茂 ]価格:495円(税込、送料無料) (2020/12/30時点)楽天で購入【内容情報】(出版社より)2021年4月TVアニメ放送開始!累計400万部突破(電子版含む)!「赤ちゃんと僕」「しゃにむにGO」羅川真里茂が贈る、今一番アツい津軽三味線×青春ストーリー!!ついにSTCの記念すべき2ndアルバム「ネクスト」が発売!!奏者として更なる成長を目指す舞や、リーダーとして自分がどうあるべきか悩む梶など、期待や不安が入り混じるメンバーたち。それぞれが思いを抱えながら、北日本を巡るライブツアーが開演する。そんな中、最初の会場である北海道を訪れた雪は、偶然にも祖父・松吾郎の足跡を目にしてーー!?やっと恋愛要素が入って来た感じ?元々桜ちゃんは雪のこと好きだったと思うし、雪も今回おにぎりをあてにしてたことから、桜のことを家族に近い人、気づいてないけど大切な領域に位置する人、になってると思うのですよね。雪の場合は強い恋愛感情が出てくるってよりは一番近くにいて欲しい特別な人が恋人ポジになるのではないかと思われ。桜ちゃんは雪が遠い存在になってしまったと感じてるようですが、そのうち急接近で急展開になると期待して楽しみに待ちたいと思います。そして、神木流絃の後継者に波乱が来そう?雪も「しろ」の音を感じつつあるような?感情が無とか白の体験をしたようです。拘りとか柵とか様々な感情から解き放たれた時の状態なんでしょうかね。松吾郎の音はそこにあるのかな?春暁は芸人の末路。これまで梅子はとんでもない奴だと思ってましたが、回想ではネジの飛んだ女の子ってわけではなかったよう。流絃である源蔵との過去。まだ全容はわかりませんが、ただの恋人同士だったとかではない火花散るこの2人の過去に興味津々ですよ。
2020年12月30日
8巻は感想書いてなかったようですね。これまでの感想はこちら。薬屋のひとりごと〜猫猫の後宮謎解き手帳〜(9) (サンデーGXコミックス) [ 日向 夏 ]価格:660円(税込、送料無料) (2020/12/1時点)楽天で購入【内容情報】(出版社より)名探偵・猫猫の推理が冴える最新刊!後宮に生えている毒性のある茸を探せ! 壬氏(ジンシ)からの指令を不審がりながらも、毒草好きの血が騒ぎ後宮中を駆け回る猫猫(マオマオ)。そこへ中級妃の葬儀の知らせが舞い込み、猫猫は侍女頭のお供として葬儀へ参列することに。すると、斎場に突如現れた包帯まみれの謎の女──妃の亡骸に罵詈雑言を浴びせ、暴れ回る…!! 斎場が騒然とする中、猫猫は何か閃いたようで…!?ミステリアスな雰囲気の新キャラも登場、超絶ヒットノベルのコミカライズ第九弾!!こちらはお話がサクサク進んでますね。スクエニ版も読んでますが、こちらも好きです。後宮でまた事件が起きて、猫猫の知識で解決するわけですが、毒のある茸の中でも、触れただけで被れる茸があるとは怖いですよね・・・まぁなんか嫉妬深い中級妃だったようなので、色々と恨みを買った結果の事件だったようで・・・茸も怖いけど、後宮もやっぱり怖いわね・・・っと。猫猫は相変わらず自分の関心のあることには喜々として働きますね♪薬師の知識も活用してますv茸の話は割とサクッと終わってしまいましたが、原作だともう少しじっくり展開するんでしょうかね。もう一つは西国からの特使のお話。双子の美人姉妹が何やら企んでるっぽいのですけど。月の精の舞が見たいってことでしたが、50年前の月の精は緑青館のあの方だったとはw祝福するように光りが舞って見えたのは火に群がった蛾でしょうね。衣装に投げつけられてたのが雌の蛾で、それに寄ってきたのが雄の蛾かな。何やら猫猫が仕掛けてくれるようです。それにしても月の精は壬氏が踊るんでしょうか(^^;壬氏なら絶世の美女になれそうですが、最近の作画だとなんか普通の人っぽくなってきてるので、以前のようにもっとキラキラとした美青年に描いていただいた方がいいのではないかと思って見たり。なんかいい兄ちゃんって感じになっちゃってるんですよね。
2020年12月06日
アニメ凄くよかったです!!二期があって嬉しい限り。最後までアニメ化してくれると嬉しいですね。この作品、本当に大好きなんですが、14巻まで感想書いてて、15巻があまりにも衝撃だったもので、サラッと感想を書く気になれずにいたら今日に至る・・・後回しにしてたらもう完結・・・あれれ・・・ですよ。これまでの感想はこちら。15巻感想BEASTARS(15) (少年チャンピオンコミックス) [ 板垣巴留 ]価格:499円(税込、送料無料) (2020/11/25時点)楽天で購入ハルと一緒にいるところをハル父に見られてそのまま家族団らんの食事に誘われるレゴシ。ここは一旦出直すところではあるけれど、レゴシの場合は断ったら悪いのではと考えてお邪魔することに。まさかハルの家族とレゴシが一緒に食事を取るようなことになるとは思いませんでしたよ。兎にしてみたら、ハイイロオオカミなんて恐ろしくて自分の家に招きいれるなんて絶対にしたくない相手だと思うのですが。年々異種間結婚が増えているけどうちは関係ないなんて思っていたハル父でしたが、一気に現実味を帯びてしまいましたね。でも、ハルの笑顔とレゴシの態度から自分が思っているほど肉食獣ではあるけどレゴシを怖い存在とは思わなかったようですね。ハルとの交際を認めてくれたようです。捕食者と非捕食者の関係ではあるけれど、そこにも男同士のわかり合える何かを感じたってことのようです。メロンを捕まえるためにヤフヤはレゴシを引き込みますが、レゴシのことをまだまだわかってないようで・・・大人の世界で囮捜査なんてできるわけがないのにwが、ヤフヤの恐ろしい目視スキャン能力であっという間にメロンを絞り込み、一瞬で特定。凄いなヤフヤ。それなのにメロンをレゴシ1人に見張らせるなんて・・・草食獣と肉食獣のハーフであるメロンに興味を持ったとは言え、レゴシの行動はあり得ない・・・(><)相変わらず甘いよ・・・レゴシにしたらハルとの結婚によって生まれるハーフの苦悩を少しでも理解したいという思いだったんでしょうが。でも、自分の軽はずみな行動はでレゴシは瀕死に・・・!!いわんこっちゃない その頃、ルイはシシ組と遭遇してて、今のシシ組の現状を知ることに。メロンをボスに置いてなんだか変わってしまってるシシ組・・・ライオンが本気になったらメロンなんて相手じゃないと思うんですけどね。それでも組を維持するためにはメロンのようなハーフのボスがいるんか・・・死の瀬戸際で幽体離脱したレゴシは自殺した母と再会することに。なんと!?ハーフとして生まれた母の複雑な人生を知ることになるレゴシ。うわぁ・・・だいたいハイイロオオカミとコモドオオトカゲが子供を作れるかってところから疑問いっぱいですけど、そこは一旦置いておきましょう。ここからが衝撃の連続でしたね。美しくありたいと願うレノアなのに若くしてコモドオオトカゲの鱗が現れて・・・そこでなぜ急いでハイイロオオカミの血統を産まないと・・・って流れになるのかは疑問なのですよね。死んでしまうつもりなら、残された子供はどうしたらいいの??自分の人生でハイイロオオカミを残すってことはエゴではないの??そしてラスの衝撃。レノアの背中一面に見える鱗・・・鳥肌でしたよ、なんて画を入れてくるのかと!!ざっくりと背中の開いたドレスの背後。美しい容姿に執着していたレノアだったのに・・・このあまりの衝撃で感想書けなくなっちゃったんですよね。16巻感想BEASTARS(16) (少年チャンピオンコミックス) [ 板垣巴留 ]価格:499円(税込、送料無料) (2020/11/25時点)楽天で購入母と過ごしたレゴシの過去。でも、母はレゴシが小学生になる頃には家族とも顔を合わせず部屋に引きこもっていたようです。レゴシがもっと幼い時は抱きしめてあげたり近くにいたのでしょうが。彼女がどこの誰かもわからないハイイロオオカミを相手に子供を産むという選択をしたことは私にはエゴに思えるのですが、彼女にしたら生きた証をこの世に産み残しておきたいという本能からだったのでしょうかね。レゴシがハイイロオオカミとして成長できるだろうという確信を得た翌日にレノアは自らの命を絶ったようです。前日の夜、レゴシの布団に入り寝ているレゴシを後ろから抱きしめるレノア。もう全身あちこちに鱗が広がっている状態だったようですが、それでも辛うじてまだ顔はオオカミのそれだし、しっぽも残ってる。レゴシは母が布団に入ってきたことを知りながらも、母を傷つけないために気づいて無い振りをしていたとは・・・肉親に対しても自分の感情を優先することなく相手を思いやるレゴシに泣けます。レノアは自分のエゴを自覚してるけど、それでもレゴシを産めた人生は満点だったと思ってるようです。美しさに執着していたレノアにとってコモドオオトカゲの姿になる自分を受け入れて生きて行くなど選択肢にはなかったのでしょうね。美しければ美しいほど辛かっただろうなと。父のことは大好きであっても・・・大好きだからこそ辛いという面もあったでしょう。本当にハーフの人生は厳しい・・・それでも母から「どんな完璧な血統の狼よりも強く優しくなれる」と言葉をもらったことで今後のレゴシの生き方に影響がありそうです。一方、ジュノはジュノで異種間恋愛に悩んでるし~~~ルイに本気になっちゃったんですね。肉食獣の本能で恋愛感情が増すと食欲が増すようで、これはなかなか悩みますよね。ジュノは自分はルイを食べたいんじゃないかとか考えてしまうようですが、そこはレゴシも色々と悩んで来たところだから、先輩としてアドバイス。「気の持ちよう」んんん??って感じではありますが、精神状態が悪いと不安が増してきて碌なことを考えないから、とにかく精神を健やかに保つことが大事だと。なるほど、レゴシらしいwが、レゴシは再びメロンに嵌められて今度こそ死を覚悟。私も覚悟しましたよぉ~~~~セメントに足埋め込まれた状態で海にドボンなんて。いや、今度こそダメだろうと思ったら、なんとここでサグワンに教えてもらってた海洋用語が役立つとは!!!こんな絶体絶命のピンチだったのにシシ組と協力関係に!!!凄いよ、サグワンさん!!!!そしてまた新たな怪しい気配が・・・純血至上主義団体。コウモリを従えるジャコウネコ・・・どんな邪悪な奴が出てくるのかと思ったら、なんかめっちゃ可愛いw今回もヤフヤとゴーシャの対決、どうして窮鼠五百団がヤフヤの部下になったのかとか見所が多くて濃かったです。
2020年11月26日
ダイヤのA act2 21巻感想ダイヤのA act2(21) (講談社コミックス) [ 寺嶋 裕二 ]楽天で購入これまでの感想はこちら。市大三高と薬師の試合は市大三高が勝ちましたね。そっかー 甘久くんと当たるのか。だよね??雷市のミスは痛いというか辛いやろな。誰よりも強く勝ちを願っていたのに、みんなが勝つわけではなく、必ず勝敗が決まってしまうのだよね。でも今年の現状からすると試合が出来るだけ良いのかもしれない。今は試合すらできないものね。春夏共に大会が無くなってしまうなんて、野球に限らずそれに懸けてた子達にとってどれほどの痛みか・・・二度と戻らないからなぁ。それもまた人生ではあるのだろうけど、割り切れないよね(><)青道は栄純が先発。前が酷かっただけに今回は結果を出さないと。みんなも栄純がエースらしく活躍できることを待ってるようですね。初回から打線の援護がエグい。これなら落ち着いて本来の力が出せそうで良かった。この音とまれ! 22巻感想この音とまれ! 22 (ジャンプコミックス) [ アミュー ]楽天で購入これまでの感想はこちら。吉永くん、髪切るならもっとバシッとデコ出すくらい潔くいけばいいのにとか思ったり。百谷くんも辞めなくてよかった。そして肝心の演奏の方は相変わらず苦しんでますね。技術的なこともまだまだ足りないようだし、曲想も固められてなくて。どういう方向に向かっていけば良いのかよくわからないけれども取り敢えず練習して技術だけでもまずは底上げしていかないと…って感じなのかな。百谷が「色気のある音」の解釈として「無音」と答えたのには驚きました。最初は は? 無の空間にどう色気を感じろと?って思ったんですが、音が消えた瞬間とか次の音の前のタメとか音符と音符の間 楽譜に何も書かれていない部分の音楽とか聞くと、なるほどというかゾクッとしましたね。いやー凄いね。隠すことによって浮き上がる とか匂い立つとかそんな和の世界そのものをズバリ言い当てられたような。さぁこれがこの後どう作用していくのでしょうか?楽しみ。さすが涼香ちゃんは求めてくるものが違うわ。
2020年06月13日
いよいよ藝大生ですね。前巻の感想はこちら。ブルーピリオド(7) (アフタヌーンKC) [ 山口 つばさ ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)日常にどこか物足りなさを感じていた少年は一枚の絵と出会い、絵画の世界へと足を踏み入れた。初めて抱いた自分自身の熱望は人生を変えるーー!!快感、好奇心、劣等感、興奮・・・絵を描かない人にもグサグサ刺さるスポ根美術漫画、新章スタート!!入学式を終え、いよいよ学生生活。ここから先は旦那にとっては未知の世界なんだそうな。とはいえ、美大卒だし似たような生活してたんじゃないの?って感じなんですが、まぁ生徒の質が違うというか、表現するってことに関して追究の仕方が桁違いなんだろうなというのは想像つきますけどね。東京藝大は半分イッちゃってる人の集まりってイメージですもんね。八虎も早速ぶち当たってますね。表現の壁。確かに受験するまでが短くて現役合格した八虎にとって自分の表現したいものと言われても はぁ?ですよね。受験に必要な絵と表現としての絵は別物ってのは私でもわかる。というか、芸術に進む人は何か自分の中にアウトプットしないと溢れてしまう何かを持っていて、常にその表し方で頭がいっぱいだったり、苦しんでる人って感じが私の中にあるんですよね~~何か葛藤を抱え込んでるというか満たされない何かがあるというか、あまり現実世界で調和出来て無いというか・・・一般常識では測れない世界で生きてるというか・・・どこか視点が独特であるが故に浮いてるような存在というか。なので特に問題意識を持つでもなく生きてきた人間には、さぁあなたの表現したいものをどうぞ!っと言われても何のこっちゃ??になるよなぁと。表現したくて堪らない人はそんなことすら考えませんもんね。ただ、そういう人は受験向きの作品が仕上げられなかったりしますよね。これまで特に興味のあるものも趣味と呼べるものもなかった八虎にとって、お前の表現したいものは何だ?と問われても答えなんか持ち合わせてないですよね。あれこれ考えてはみるものの・・・「ぶち抜けない壁」みたいなものに藻掻き苦しむ八虎が痛々しい(><)とはいえ、人は気づいてないだけで何かを感じ日々を生きてるわけで。それを感じとるセンサーが動き出せばきっと八虎にも表現したい何かが出てくるのでは?考えるのではなく感じることに意識がスライドすれば何かが変わってくるはず。まずはいろんなものを見て感性に刺激を与えるところからですかね。それにしても教授たちのアドバイスは予想できたとはいえ、八虎には刺さりすぎてて見てるのがしんどいですわ。藝大では現役合格はその後の学生生活にとってあまり利点とならないどころか経験の無さが表現の幅を広げにくいという難点になってしまうのですね。藝大に限らず大学合格がゴールではなく、そこで何を学び何をするかですよね。あんなに頑張って合格したのだからボロボロの中から立ち上がって欲しいです!表現とは何か??苦しんで苦しんで八虎なりの答えを見つけて欲しいと思います。むしろ、ここからが面白くなってくる予感。
2020年05月16日
TGC始まりましたね。これまでの感想はこちら。ランウェイで笑って(15) (講談社コミックス) [ 猪ノ谷 言葉 ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)照実が課したバッグの条件は“3WAY”“4WAY”オーバーの変形。難題だが、実現すればTGCスペシャルコレクション全ルックのアイテムに採用される! 遠もまた、世界的モデル・シャルロットを女神にデザインを研ぎ澄ます。二人のデザインが火花を散らす! 一方、千雪もモデルとしての飛躍のため、TGCに総力を懸ける! 育人と千雪、正真正銘自ら辿り着いた大舞台。全力で挑み、楽しめ! TGC、開幕!!東京ガールズコレクションは全くご縁がないというか もちろん、年齢的に全くガールではありませんが娘もまるで擦らない生活でしたので。こういうの好きな人は好きなんでしょうね、という認識しか(^^;千雪にとって認知度を上げる最大のチャンス。1回目の出番は緊張してしまって思うようなウォーキングが出来なかったようですが2回目はのびのび出来て千雪らしさを出せたようですね。お客さんの評判も良くて注目を浴びてます。小さいのにウォーキングが上手い、綺麗とかで目を惹く子の方が、長身で自分とはちょっとかけ離れて手が届かないと感じるモデルさんより、逆に女の子たちの支持を受けそうな気がしますね。長身な人の中で並ぶと不利でしょうが、1人でのウォーキングなら千雪の魅力も活かせるはず。一方、育人も実力を発揮してきたようで。テルミの要求以上の改良を施してテルミからの評価を得たようです。バッグの出来でコレクションの再構築を促すなんて滅多なことじゃないですよね。前巻巻末の次巻予告で不穏な台詞があったのでてっきりダメだしをされてかなりヤバいことになるのでは・・・っと気になってたんですが、全然そんなことなくて良かったですわw綾野遠は育人にライバル心燃やしてバチバチですね。少年漫画らしい熱血バトルを展開してもらいたいものです。それにしても千雪のお父ちゃん、娘のために必死なのはわかるけどなんか空回り感が半端なくて辛い・・・もちろん、この業界どんなことからでもチャンスを得た者勝ちでしょうが、知名度の高い有名人を利用するのはちょっとなんだかなぁな感じです。千雪を主役に映画撮ることことを仕向ける形になるんでしょうかね。そりゃそうなったら凄いことですけども。パリコレに実力以外の何かで選ばれちゃうことはないとは思いますが・・・どんな展開になるんでしょう。
2020年05月11日
ついにエレンがバンクシーを見つけましたね。これまでの感想はこちら。左ききのエレン 12 (ジャンプコミックス) [ nifuni ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)エレン達はバンクシーがゲリラ展示を行う瞬間を捉え、その正体を知るという作戦を実行に移す。次の標的がMoMAだと当たりをつけたさゆりは、エレンとルーシーに絵を見ていない人を探すよう指示を出すが、館内は絵に関心がない人で溢れており…。エレン達とバンクシーの対決の行方はーー!?思いっきりバンクシーのやりたい放題でしたけど、ルーシーがバンクシーたちを追い詰めたことで手がかりを掴むことが出来ました。ルーシー無茶するわぁ・・・あれって3階から一階に飛び降りたってことですよね?2階からじゃないですよね??咄嗟に受け身を取ったってことですが、それにしても危険だよ~死んじゃうよ~それでもここは行かなきゃなんない!って判断をルーシーはしたんですね。バンクシーもチームで探られてるってわかったのかな?ルーシーの覚悟に何か感じたんでしょうね。あの時、名刺を渡してたようです。すぐ近くにいたんですね。そして、やっとさゆりがエレンのルーティーンに気がつきました!なるほど視界を遮ることか。これまでも幾度となくエレンがしてきた行動でしたけど、さゆりは光一の記憶と重なるところがあってなかなかたどり着けなかったようです。さゆりのことだから光一さえ絡んでなければもっと早くに気づいたでしょうね。過度な情報からの遮断によってエレンの深い集中にスイッチが入るようです。ところでさゆりはこの後ジャックとはどうなるんでしょうね?ジャックはさゆりにかなり興味があるようですけど、さゆりは今はそれどころではなさそうだし。ちょっとジャックが気の毒な・・・(^^;バンクシーという才能との遭遇でエレンには変化が現れるんでしょうか。なんか仲間を見つけて落ち着いた・・・てな感じにみえます。エレンたちは今後、チームとして活動をしていくようですね。エレンは一人では何も出来ないし、今のように素性を隠しながらやっていくにはチームで動くのが適してるぽいですね。それにしても新月の仕様にはびっくりでした。なるほど。真の新月はたった一枚というのもカッコいい。さすがはあやの!まさにエレンに相応しい一枚ですわ。で、光一もついに神谷チームの一員に。色々と繋がってきました。が、神谷はチームの発足と同時進行で独立の件も進めてます。なんだかなぁ・・・な気がしないでもないです。ま、業界トップを走るような人ってのはそういうもんなんでしょうが、人情的に考えちゃうとそんなのありなのーって思ってしまいます。有能な人は凡人とは先を見据えるスピードが違うってことなんでしょう。初々しい光一ですが、これが数年後にはあの真っ黒くろすけになってしまうとは。こちらもなんだかなーですが、光一は良くも悪くも影響を受けやすいですからね。環境が変わるとまたどうなるかなところはあると思います(^^;
2020年05月09日
高橋留美子さんの新作を読んでみました。「犬夜叉」はアニメでもどっぷり嵌って原作大人買いしたくらい好きですが、他の作品は「人魚シリーズ」と「めぞん一刻」は好きですがあとはアニメで見たくらいであまりコメディに振ってる作品は読んでないのですよね。短編系は好きなのですけど。「境界のRINNE」は子供たちは笑いながら読んでましたが、私はう~~んってとこで。今回はどうかな~~っと手を出してみました。面白いです!!MAO(1) (少年サンデーコミックス) [ 高橋 留美子 ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)陰陽師と妖(?)少女の大正怪奇ロマン!小学一年生の時、一家全員が事故に巻き込まれるも自分だけ生き残った過去を持つ黄葉菜花。中学三年になった彼女が再び事故現場を通るとなぜか大正時代へ!そこで出会った陰陽師の少年・摩緒より「お前、妖だろう」と言われた翌日に菜花の身体能力が覚醒したーー自身の「謎」を解き明かすため、菜花は摩緒と行動を共にする事になるが…「宿命」の2人がいずれ来る「運命」に立ち向かう大正怪奇ロマン、開幕!!【編集担当からのおすすめ情報】全世界待望!『うる星やつら』、『らんま1/2』、『犬夜叉』、『境界のRINNE』の圧倒的ヒットメーカー・高橋留美子最新作!!今度のるーみっくわーるどは『犬夜叉』からおよそ11年ぶりとなるシリアス怪奇ロマン大作です!『犬夜叉』ファンはもちろんのこと、『人魚シリーズ』のファンも楽しめる内容となっております。陰陽師の少年・摩緒。妖(?)の女子中学生・菜花。「宿命」の出会いを果たす2人がこれから起こる壮絶な「運命」にどう立ち向かい”絆”を育んでいくのか…2人の成長…緻密な物語…ぜひお楽しみください!ということなのでやはり「犬夜叉」に嵌ったものにはたまらない展開となりそうな気配です。摩緒はシリアスさんのようなので結構好みですね。るーみっくわーるどでは女の子はみんな気が強いですが、今回の菜花もそんな感じですね。しかも気が強いだけじゃなくて身体能力も高そう。妖ってことのようなのでこれからまだ強くなるかもですね。まだ3巻は読んでいませんが、お手伝いさんの魚住さんのスムージーがかなり怪しいのであれは人間として生活するための栄養ドリンク的なものでしょうか。力を封じる目的もあるようですね。祖父といい、悪い人たちではなさそうなので、菜花を守ってくれてる妖???普通の人間ではなさそうですよね。魚住さんは乙弥くんと同じく式神さんぽいです。白羽くんは安定の不憫なポジションの子のようですね。摩緒は陰陽師の時の格好だと賢い犬夜叉って感じに見えます。私の好みとしてはツーカラーではなく、黒か白のどちらかにしてもらった方がいいんですけどね。900年も生きてるとなれば白髪も仕方ないのかもw白じゃなくて紫なのかな?今のままのキャラ達でも十分楽しめそうですが、必ず登場するお笑い担当キャラがまだ出てきてないので今後、期待ですね。シリアス大正怪奇ロマンってことなので楽しみです。早速3巻読まねば。3巻読みました、追記。一気に話が進んでましたね。菜花が幼い時、大正時代に飛ばされて摩緒を見ていたこと、あの化け物の正体は摩緒だったのにはびっくり。摩緒の身体は猫鬼の身体と融合してたんですね。そりゃ大変だわ。猫鬼の血を浴びてしまったのに絶命しなかったってことでか菜花は摩緒の次の器に選ばれたようですが、菜花はどうして絶命しなかったのかが気になるところ。魚住さんはやっぱり式神でしたね。これはわかりやすいですもんね。摩緒が飛ばしたものだとは思いませんでしたけど、繋がりがわからなかったので。それにしてもおじいちゃんは謎のままですね。猫鬼側ではなさそうですし、かといって摩緒関係でもないようで。まだ何か菜花を守ってくれる勢力がいてこれから出てくるってところでしょうか。で、お笑い要員でしょうか、兄弟子・百火が登場しました。摩緒は師匠から生贄となるべく後継者に選ばれたようで、なんかやな感じです。師匠ってのがもう既におかしいし。貂子さんが怪なのは納得ですね。いかにも~~~って風でしたし。それにしても本体なのかな、可愛い。朽縄というのは摩緒の昔の知り合いのようでもありますが、誰でしょうね。普通の人間ではなさそうで、兄弟子の1人ですかね?これから何人か兄弟子が出てきて摩緒と敵対とすとかでしょうか?猫鬼も摩緒もはめられたってことのようですが、誰に??何の目的で??これからそれがわかってくるんでしょうね。ミステリでもあるようなので楽しみです。4巻発売日はそろそろですね。
2020年05月03日
猫猫の小指の爪がガタガタだし健康状態が悪いのかな~~でも小指だけだななんて思っていたら予想外に重かった・・・前巻までの感想はこちら。薬屋のひとりごと〜猫猫の後宮謎解き手帳〜(7) (サンデーGXコミックス) [ 日向 夏 ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)猫猫、軍師・羅漢と直接対峙…!!懐妊した玉葉(ギョクヨウ)妃を守るべく再び後宮へと戻った猫猫に、壬氏から新たな命令──それは、「不可能の代名詞とされる“青い薔薇”を園遊会までに咲かせよ」という内容だった。無理難題をけしかけたのは、彼女をつけ回す軍師・羅漢(ラカン)──それを知った猫猫は、目に物見せんと闘志を燃やす…!!そして、猫猫と羅漢がついに直接対峙することになり!?超絶ヒットノベルのコミカライズ第七弾! 猫猫の出生と家族の秘密が明かされる必読巻!!コミカライズが2種類出てますが、どちらも甲乙付けがたいです。結構、こちら好きです。小説読んでるような感じがするので。で、猫猫の爪の変形は赤子の時、母親に指先を切られたからだった・・・ひぃいいいいいい~~~~そんな呪いが・・・猫猫の様子から羅漢はどんな悪党かと思っていたんですが、意外というか、全然悪い奴じゃありませんでしたよね。変な奴ではありますが。顔の見分けが出来ないというのは羅漢が自分以外の人間を小馬鹿にしてるからとかではなく、そういう症状を持った人ってことですよね。ありますもんね。なので羅漢が悪いわけではなく気の毒。でも出世には確かに響きますわな。猫猫の母親との関係も一方的に羅漢の嫌がらせかなんかだと思っていたのに全然そうではなく、むしろ相思相愛だったとは・・・ごめん、羅漢って感じです。しかも猫猫の母親・鳳仙は身請けの話が出たから自分の価値を下げるために子供を望んだようで。もちろんたった一度で叶うものではありませんから賭みたいな?自分の価値を下げてまで一緒になりたかったんでしょうね。羅漢も値が下がれば自分にもチャンスがあるってことだったとは思いますがそう簡単に一度きりのことで上手くいくとは限りませんから羅漢もまさかと思ってたんでしょう。タイミングが悪かったんですね。ただあまりにも羅漢が鳳仙のことを放っておいたのは彼が悪かったですよ。何とか連絡を取る方法を探すべきだったのではないかと。そうすれば彼女が身ごもっていたことも知ることができたでしょうに。後悔しても遅かった。その後は鳳仙を探してますし、猫猫のことも引き取りたくて出世を目指したようですし、悪い奴ではないですよ。猫猫にしたらいくら愛情があったとはいえ、自分を産んだために鳳仙は下級の妓女となり病気になったわけで、その原因は羅漢にあるのだからそう簡単には気を許すことはできないですよね。それでも羅漢の自分に向ける愛情は否定してませんし、猫猫は達観してますね。花街のことや後宮での人間関係についてもそうですが大人ですわ。猫猫を育てた養父が羅漢の叔父さんだったのには驚きました。そんな繋がりがあるとは・・・猫猫は羅漢が勝負に負けたら自分の母親を選ぶと思ってたんでしょうかね。確信はなかったにせよ、そうであったらお互い救われるのかな・・・くらいには思ってたんじゃないかと。この辺りは原作には描写があるんでしょうかね。梅梅は鳳仙がいる場所を知らせれば羅漢が彼女を選ぶだろうと思ってたんですね。鳳仙抜きで自分が選ばれたとしても、それでは納得できないって気持ちもあったのかもですが。鳳仙の顔は既に鼻がない状態でしたが、元々顔がよくわからない羅漢にとってはそんなことは何の問題にもならなかったでしょう。彼女じゃなければ誰も要らないという羅漢に痺れましたよ。ホント、ごめん、羅漢。誤解してた。一途な男だったじゃないですか。高級妓女の相場の十倍出しても構わないと思うほど羅漢は今でも鳳仙のことを想っていたんですね。猫猫は淡々としてましたけど、よかったと思ってますよね???梅梅はもしかしたら惚れてたのかもしれないですね。羅漢がどんな男かを知っていたから・・・でも彼女にとって鳳仙の存在は大きく、自分より優先されるべき人であったんですね。泣き崩れる梅梅に私も涙。もう色々な想いが入り交じってやられましたわ。猫猫にはもう少し羅漢に優しくしてあげて~~~とお願いしたいものです。
2020年04月12日
美依はクリエーターの才は薄いけど、そんなものよりも代えがたい才を持っている・・・それは可能性をみつける人脈。ランウェイで笑って(14) (講談社コミックス) [ 猪ノ谷 言葉 ]楽天で購入これまでの感想はこちら。【内容情報】(出版社より)身長は、158cmから伸びなかった・・・。藤戸千雪の夢は「パリ・コレ」モデル。モデルとして致命的な低身長ゆえに、周囲は「諦めろ」と言うが、千雪は折れない。そんなとき、千雪はクラスの貧乏男子・都村育人の諦めきれない夢「ファッションデザイナー」を「無理でしょ」と切ってしまい・・・!?麻衣から“novice”を売る新戦略を任された美依。だが、美依は失言で大物スタイリスト・照実を激怒させてしまい、PRの肝・TGC出展自体が危ういことに! 育人もまた、バッグ制作が難航し、実物完成が間に合わない…!? 照実へのプレゼンチャンスは一瞬。なんと、それはTGCスペシャルコレクションのモデルオーディション! 育人初・コレクションアイテムの成功は、一人の少女に託された──!!なるほど~~~~必要なとき、必要な場所で繋がる。美依は人脈だけでなく、今回は革の扱いでの知識も役立てることができましたよね。才能ないのにチーフデザイナーってのはどうなんだろう?って思ってましたけど、他のことで役立つ力を持ってたんですね。バッグと靴では革に必要な知識は同じ。作り方は大分違うと思うのですが、材質が革というところでは確かに同じですね。これで靴もバッグも扱えるとなるとブランドとして強味になりそう。美依がスタイリストの照実にスペシャルコレクションのアイテムを全部アプロにしてくれと言い出した時は、なんて大それたことを言い出すんだろ、それは無理というものやろと美依の無茶ぶりにびっくりしましたけど、全く相手にしてもらえなかった照実から結果的には注目を得る形にしちゃいましたね。これはちゃんとした物を作ったからですよね。まるで目にかけてもらえないような代物なら相手にしてもらえなかったはず。チャンスを作ったのは千雪ですけどね。“TGC”と“パリコレ”は全然繋がっていないし、遠回りにもならへんやろと思うのですですが、まずはTGCからってことで育人と千雪の目指す方向が一致しました。思いつきで育人のバッグを身に付け照実のコーデに手を入れた千雪。モデルとしては瞬殺されるべき行為だったのに、初めからバッグがそこにあるのが当然って感じるほどコートに馴染んでいたものだから、さすがに照実も興味を覚えたよう。その上、モデルとしての千雪にも関心を持った照実はセイラと千雪を比較。同じコートを着て同時に歩く2人。千雪はバッグを売り込むだけじゃなくてしっかり自分も売り込みましたね。が、どう考えても見た目で千雪は不利。それでも千雪の感性がテルミを驚かせたようです。なんと!スペシャルコレクションのファーストルックは千雪に決定。あっらぁ~~~~モデルとしてなら絶対にセイラの方が上なのに照実のコンセプトを完璧に表現しているのはセイラ。それなのに照実は千雪の圧に押されてしまったようで。何より“流行の発信源“という言葉が照実を捉えたようですね。テルミは自分は“流行“の種を見つけて育てる義務があると思ってるようで、それはそのまま千雪にも当てはまるようです。千雪が“咲く”か“枯れる”かどうしようもなく気になるという照実。かなり印象付けることができたようですね。これくらい攻める根性がないとモデルは務まらないのかなぁ~~~セイラはFLに自分ではなく千雪が選ばれたことで逆上しますが、厚手のコートをフォルムが綺麗なままたなびかせるウォーキングは自分には出来ないと、千雪のウオーキングの技術の高さを認めざるを得なかったようで。千雪はやはり低身長ってことでかなり損をしてますが、モデルとしての力量は決してセイラに劣るわけではないようです。照実は千雪の感性を評価したようですが、千雪の身長ではショーモデルを勝ちとることは正攻法では無理と指摘。うん、うん、誰でもそう思うでしょう。でも、もし彼女の感性を殺さず千雪のための服を作れるデザイナーがいたなら・・・彼女の存在は世界に知れ渡るかもしれないと。あっらぁ~~~~ついに千雪に世界への道が見えてきましたね。全く無理ではなくなった。ショーモデルではなく“Chiyuki Fujino”に着て貰うことに価値を生み出すほぉ~~~~ということはこのデザイナーに育人がなるってことですねv育人の方へも照実から課題が。デコレーションバッグが想像以上に良かったから、3段階か4段階へとスタイルが変わるデコレーションバッグを完成させたら、スペシャルコレクション全ルックにアプロのバッグを使うと。おお~~~~~!!!美依の頑張りがここで効いてきましたね。大きく出たなと思いましたけど、こちらも可能性が見えてきましたvさぁ育人がこのチャンスをどう活かすか。形態が変わるデコレーションバッグって発想は凄くよかったのでしょうが、一つだけではダメなんですね。ということでデザインを考えることになるようですが・・・こちらももうすぐ次巻発売ですね。楽しみです。
2020年03月13日
今回もアーニャ可愛いですね!SPY×FAMILY 3 (ジャンプコミックス) [ 遠藤 達哉 ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)フォージャー家にヨルの弟・ユーリが来訪!! 互いがスパイと秘密警察であることを隠しながら、黄昏とユーリは腹を探り合う。姉を偏愛するユーリは黄昏に本物の夫婦であることを証明しろと迫り…!?ユーリが秘密警察でどうなることやらと思ったんですがちょろかったですねwヨルさんも殺し屋としては超一流だけど天然だし、この姉弟は可愛いです。とはいえ、どちらも仕事は冷血漢じゃないと務まらないような仕事ですが。どこかプツンといっちゃってる感じでしょうかね。一方、ユーリを迎えたロイドは冷静でした。ユーリが秘密警察であることもすぐに見抜いてしまいましたし。ロイドの方がかなり優秀なようで、これからもユーリはロイドに勝てないというか上手いこと丸め込まれてしまいそうw偽装がバレないようにロイドは平然と(若干止まりましたけど)キスしようとしたのに対し、ヨルさんが照れてしまうのは予想通り。が、まさかお酒飲んで自ら迫るとは思いませんでしたvヨルさんやる時はやるんやな!とドキドキしましたが、やっぱりヨルさんには無理だったようで、まさかの流血案件で腹筋痛い。ヨルさんもユーリもお互い気を遣ってるのに噛み合ってないのが笑えますよね。みんなそれぞれ物騒な事情を隠して誤魔化し合っているのに醸し出す空気がほのぼのしてしまうところが気に入ってます。いつか偽装夫婦に情が入ってしまって本当にキスする展開になるといいなと期待。偽装夫婦の二人はお互いのことがバレたとしても特に問題無さそうですしね。ヨルさんも国への忠義で仕事してるわけじゃなさそうですし。問題はユーリですね。ここだけは明らかにロイドとは敵対関係。まだまだややこしいことになりそうで楽しみです。そして今回もアーニャは大活躍?ドッジボールで敵の心が読めると便利ですよね。ドッジボールに限らず、心が読めるなんて最強だと思いますわ。ところが、このまま逃げ切って星をもらえるのかー!と思ったのに転けてしまってまさかの大ピンチ。全力投球の球に当たってしまうのかー、女の子にそれはやめてあげてーってところでなんとダミアンが紳士な振る舞い!なんだ、アイツいいとこあるやん!と見直しましたです。このままではターゲットに近付けないと焦るロイドですが、案外簡単にいけそうな気がしないでも・・・取りあえずアーニャとダミアンが友達になれば話は早いですからね。アーニャは残念ながら勉強も運動も全く駄目みたいですが、元々特殊能力あるんだしロイドがそれに気づけば簡単に星は取れるし任務も遂行できそう。でも、それだとアーニャは東側にスパイとして利用されるだけの哀しい存在になってしまいそうだから嫌ですね。ロイドはそんなことしないと思いますが、このまま地道に星を集めるという障害物競走みたいなのが楽しくていいですv次号では新たな家族が増えそうですね。このワンちゃんも事情を抱えていそうで気になるところです。めっちゃ賢そうなんですが、さてどうかな。最後の読みきりは週刊少年ジャンプで出張掲載してたやつですね。ヨルさんお尻は気をつけてくださいよ。ラストのアーニャがカッコ良すぎる‼️3人でユニット組んで仕事したらスムースにいきそうなんですけど。アニメ化しても面白いし、実写化でもいけそう。次巻も楽しみです♪
2020年03月04日
大分遅くなりましたが6巻感想です。これまでの感想はこちら。ブルーピリオド(6) (アフタヌーンKC) [ 山口 つばさ ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)2次試験当日、目に激痛が走り動けなくなってしまった八虎。痛みに耐えながら試験課題に臨むも、集中して作業ができない…。そこで予備校講師・大葉が提案したのは「飛び道具」!?--そして試験2日目にしてテーマを決めた八虎は他と差を付けるため豪快な秘策に打って出る! 藝大受験編クライマックス第6巻!二次試験に進んだ八虎。でもプレッシャーが半端ないというか、ストレスから蕁麻疹だけでなく、頭痛と眼精疲労もピークで・・・大変なコンディションになってしまいましたね。旦那も二次試験では関西とはあまりに違う試験内容にほぼパニックになったようで、何をしてたか覚えてないというか、どんな内容だったかすら思い出せないようですわ。ただあの嘔吐くような緊張感だけは読んでたら蘇ってきたようで。ご苦労さまです。私はただ想像するだけですけどね。娘はまだ受験から時間が経ってないのでリアル過ぎて読むのはしんどいよう。八虎は1日目はテーマを決めるだけでやっとだったようですが、そのテーマすらそれでいいのかどうかわからないという・・・もう泥沼ですよね。モチーフはヌードモデル。石膏かヌードという大葉先生の予想通り。裸=ありのままの自分ということで八虎は進めていきますが、平凡といえば平凡なテーマみたいですが、それをどう表現していくかで作品の良し悪しを変えることができるよう。八虎は表現方法を色々考え抜いて戦略を練って・・・デッサンとかの技術力だけでなく、演出とか全部ひっくるめての作品だからホント考えることが多いんですね。私には経験のない世界だけど、実際に体験してきた人には相当リアルな世界のようです。だから読んでるこっちもそれが伝わって臨場感を味わえます。現役で八虎ほど短期間でこれだけの追究ができるのって凄いなと思いますわ。旦那も自分は優れてないからとにかく努力で補ったってなことを言ってましたが、それで補えるものと補えないものがあるようで・・・厳しい世界ですね。頑張ったからといってそれが結果に繋がるわけではなく。藻掻いて藻掻いて足掻いて足掻いて苦しみの中から生み出した八虎の作品の評価はいかに???もう一年ってのはリアルでは当たり前というか現役合格の方が少ないのが藝大ではないかと思いますが、見事八虎は合格!!漫画としてはまたここから1年浪人生活を描いてもしんどいだけで変化がありませんもんね。この結果は上手く行きすぎとも言えますが妥当でしょう。それに長いこと受験生を抱えていた身からするとホッとしましたわ。受験生の親は軽く胃を悪くしますよ。晴れて八虎は藝大生に。次からは大学編のようですが、入ったら入ったでまた作品を作る上での産みの苦しみを味わうのでしょうね。藝大生の学生生活怖そう・・・とは言え、かなり興味持ってますがwこれで卒業してしまったので美術部顧問の先生や画塾の大葉先生の登場がなくなってしまうのは寂しいです。時々この二人の先生が見せる狂気の片鱗みたいな顔が好きだったんですよね。藝大生は一筋縄ではないでしょうから、それ以上の強者が登場するのを楽しみにしたいと思います。
2020年02月23日
娘が関心を持って購入。息子の読後の感想は、「理解しにくい、よくわからん。」娘の感想は、面白いと思う、とのこと。Twitterで広告出てたのを読んで話題作なんだろうなーとは思ったんですが、結婚詐欺ってのにはあまり興味を引かれず。でも、まぁ読んでみるか…と思って読んだところ…面白かったです。っていうか、全然想定してたストーリーではなくて、これどーなるんだろ?って単純にこの先の展開に興味を持ちました。夏目アラタの結婚(1) (ビッグ コミックス) [ 乃木坂 太郎 ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)これは、最も一線を越える「結婚」!!児童相談所に勤務する夏目アラタは、結婚に夢など抱いていない30代・独身。彼はある日、担当児童・卓斗から「父を殺した犯人に代わりに会って欲しい」という依頼を受ける。犯人の名は品川真珠。【品川ピエロ】と呼ばれる有名連続殺人犯だった…!!児相の職員が殺人犯にプロポーズするなんて、どんな理由があったらその流れになるん?と思ったんですけどね、なるほどそーゆーことですかいと納得。絶対に有罪判決を受け、刑務所から出てこられるはずがないという確証の元、殺人事件の情報を得たいがための苦肉の策。それがいつの間にか有らぬ展開になっていくようで。殺人犯で死刑囚となるだろう真珠との面会での対話は毎回スリルがありますね。真珠の気を引くためのアラタの駆引きがいつの間にか真珠に絡めとられてる感じでハラハラします。演出もドキッとさせられます。アラタに対し「じゃあ 出るね」って返答したときの真珠が・・・!!ウェディングドレス姿でガラスを割ってるのにはビビりましたわ。あのコマの演出は最高です。豚のように太った女だというアラタの予想に反し、真珠はスタイルよくめっちゃ可愛い女の子だけれども歯並びガタガタというのも、真珠の異様さを強調させてていいと思います。あの歯を一々描く作画は大変でしょうが、これがあるとないとではざわざわ感が違いますからね。真珠のビジュアルは耳障りな不協和音を聞いてるような心地悪さがあります。そこがいいのですよね。真珠は黒だと思いますが、遺体損壊と遺棄は確実としても殺人は今のところ判断がつきかねます。これから色々と分かってくるのでしょうが、真珠は週刊誌に書かれているような学力の低い者には思えず、むしろ頭の切れが良いようで、その辺りも謎ですよね。どういうことなんでしょうね。弁護士の宮前は真珠が幼女の頃に会ってるようですが、これも今後どう転んでいくのか。二重人格ともとれなくもないですが、仮面を被って生きてきたかもですし。真珠がどういう人間なのかもう少し読んでいかないとわかりませんね。何とも言えない居心地の悪い緊張感が癖になりそうです。これを面白いと感じるか、不快だと感じるかが評価の分かれ目でしょうね。私は続きが楽しみです。
2020年02月08日
「鬼滅の刃」で大ブレーク中の吾峠先生の以前の作品臭ですね。私はジャンプ本誌で掲載された「肋骨さん」が始めての出会いでした。ハガキなんて通常全く書こうとしない私がこれは出さなくてはと思ったんですよね。その時の感想はこちら。「鬼滅の刃」の連載が始まったのが2016年の11号で、最初の頃はあの岩を割るのを頑張ってたあたり、掲載順位が後半で心配だったんですよね。当時は本誌の全作品の感想を一言だけだけど掲載順に書いてたのでそれを見返すと鬼滅がどのあたりに掲載されてたかがわかるんですよね。気に入ってたからとにかく打ち切りラインに乗らないことを祈ってましたわ。では順に簡単に感想を。吾峠呼世晴短編集 (ジャンプコミックス) [ 吾峠 呼世晴 ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)週刊少年ジャンプの俊英・吾峠呼世晴の軌跡──アニメ化も果たした連載デビュー作『鬼滅の刃』の前身となる『過狩り狩り』本書のカバーを飾る異色作『文殊史郎兄弟』、掲載当時も話題を呼んだ『肋骨さん』『蠅庭のジグザグ』の読み切り四作品を収録。鬼才・吾峠呼世晴の神髄、ここにあり!!過狩り狩り第70回(2013年)JUMPトレジャー新人漫画賞 佳作これ、ホント鬼滅の前身ですよね。珠世さんと愈史郎が既に作られていて、鬼というキーワードも登場。吸血鬼のようですが、これもまた面白そう。珠世さんのお着物姿も麗しく、惑血の技も素敵。絵は荒削りだけれど、私は全く気になりませんわ。ただ、連載に持って行くためににはもっと大がかりに人を動かさないといけないので現在の形はとてもいいですよね。主人公がちと淡々としすぎていてジャンプ層にはウケが弱いところを炭治郎という純真で熱い少年と家族思いの別嬪妹禰津子を産みだしたことで一気に少年誌の王道をいく作品になりましたよね。異形の鬼の姿形にもインパクトありましたし、その背景も哀しくて、絶望の中での救いが特徴的。善逸たち明るいキャラたちとのシリアスとギャグのバランスを生み出したのも凄くいいですし、なんと言っても敵キャラを美形にしたことは最大の功。文殊史郎兄弟少年ジャンプNEXT!!2014年vol.2連載予定で作られた作品なので、いずれまたこれを元にした作品に出会えるかもですね。吾峠先生が実は虫が苦手とのことなので無理かな・・・(^^;私は設定気に入ってるんですけどね。表紙の史郎は美形だし、凄く神経質そうなところも主人公として面白いです。依頼人の心臓の音が快か不快かで依頼を受けるかどうか判断するってのも自己中ぽくていいです。そしてやっぱり人助けしてるんですよね。肋骨さん週刊少年ジャンプ2014年39号 金未来杯アバラの身体や助けてもらった女の子の服の柄が着物のそれっぽいことと、作画は妙にざっくりなのに邪氣憑きの女の子の袖のレース部分へのこだわりが私の関心を惹いたんですよね。あと、人間の感情を視覚化させているところも面白いなと思いましたし、自分は価値のない人間だと思っていたアバラが自分の命を大事にしないことは自分を守って死んでいった人に失礼なことだと気づき、自分の一生懸命さの方向が間違っていたと気づくというストーリーにも惹かれました。世界は理不尽でありながらも吾峠先生は人間の根底は温かいと描いてるようで良いんですよね。人の恩に報いようとするところとか、大切なものを守ろうという気持ちの強さとかバリバリ描いて欲しい世界です。邪氣が浄化されるとメッチャかわいいホワホワさんになるのも気持ちよいです。キャラの表情やポーズ、決めコマなど、この頃から注目してました。蠅庭のジグザグ週刊少年ジャンプ2015年21号この時も娘と読み切り掲載を喜んだんですよね。好きでやってるわけではない人助け、呪いをとく解術屋。ジグザグ自身が人を殺さない、私利私欲のために力を使わないって呪いをかけられてるという。人を助けることを面倒くさがったりしながらもきっちり世のため人のためと仕事はするんですよね、って自分のためかw元々連載用に作られてたようなので色々設定もあるってことで、また機会があれば読んでみたいですね。主人公がイケメンなのはいいですv
2020年01月30日
久しぶりにエレンが表紙ですね。前巻の感想はこちら。左ききのエレン 11 (ジャンプコミックス) [ nifuni ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)入社して3年経ち、自信が付いてきた光一だが、神谷から仕事に慣れただけだと指摘される。彼はエレンの顔を忘れてしまっている事に気付くが、高校時代の恩師・海堂と再会し、彼女にライバル心を燃やしていた当時の気持ちを思い出すのだった。一方、エレン達はバンクシーとの対決に向けて動き始める!!海堂はかなり病気が進んでしまったようですね。視力が弱くなっているのでしょう。自分のデッサンと渡されたものはエレンが上描きしたもの。あの当時より、鮮明に自分とエレンの実力差を感じたことでしょうね。それでもエレンをライバルだと思っていた頃の自分を思い出し、もう一度、現状に満足せず、上を目指す気持ちが芽生えたようです。エレンの方は集中力の質を高めることが課題に。エレンは集中の深さも長さもあってもその集中を引き出すことが難しいよう。なるほど、エレンの集中力は凄いと思ってましたが、確かに集中すれば凄いけど集中するまでが気まぐれに見えてましたもんね。いつも良い状態で絵が描けてるわけでもなさそうでしたし。エレンの集中を引き出させるための“ルーティン”は・・・「自分が認める才能と対峙した時」という場所設定。でしょうね。これまでもエレンは自分に刺激を与えた者の前で絵を描いてきましたもんね。逆に言うと、そういう状況でなければ描けないという・・・ってことは光一の絵に上描きをしたってことは少なくともエレンにとって光一は刺激を与える者の1人として認めてたってことになりますよね。今の光一を前にしてどうかはわかりませんが。光一はなんかどんどんと変化してますから。彼は影響を受けやすいというか・・・これまで何とも思ってませんでしたが、さゆりがマリーンの才能を見抜きましたね。感性ではなく頭脳の天才。確かにマリーンは大人の中にいてもちゃんと会話に入って来てますし、何ならさゆりと同じくらい冷静に状況分析してたりも。まだ将来を自分で決めるだけの人生経験のない今、彼女を巻き込んではいけないってさゆりの判断は正しいのでしょうね。この先も協力していくことにはなるでしょうが、公に犯罪となることにマリーンを関わらせないようです。こういうところ、さゆりはかっこいいと思いますね。さゆりはエレンとバンクシーの出会いに邪魔なパパラッチをハメることします。簡単な仕込みにパパラッチは見事に食いつきましたね。囮作戦を実行に移そうとしてるときのさゆりは岸一族と同じ顔してます。超悪そうな顔wそうそう岸といえば、エレンの情報を漏洩させてるのがあかりってのが・・・本当に困った一族ですwさぁエレンとバンクシーは遭遇できるのか??今のところ、佐久間は蚊帳の外って感じになってますが、彼は二人に絡むことになるんでしょうかね。楽しみな展開です。
2020年01月23日
ランウェイで笑って 13巻感想ランウェイで笑って(13) (講談社コミックス) [ 猪ノ谷 言葉 ]楽天で購入美依と共に若年層向けライン“novice”のWデザイナーに抜擢された育人。遠の合同展示会参加を知り、売り上げトップを目標に勝ちを目指す。だが、本音を隠す美依との距離が縮まらず、コンセプトが決まらない。育人は千雪が参加するTGCへの出品も諦めつつあったが、千雪のほうが、意外な人物との繋がりを得て…!? TGC、そして2か月後に迫った東京ファッションウィーク…。チームを導く身となった育人の正念場!育人がいよいよチーフデザイナーに。美依のメンタルが持たないんじゃないかと思ったら育人の新しい提案に反応。バッグを作るとは…。美依はもともと靴を作りたかったのだから、素材の扱いからすると美依は出来そうに思うのですけどね。TGCを通して育人と千雪、そして美依が繋がっていきますね。パリコレには美依は厳しいかもですが、TGCでは輝けるかも。モデルとしての千雪がどう評価されるのか、また育人もデザイナーとしてブランドを宣伝できるのか、次巻がまた楽しみです。薬屋のひとりごと-猫猫の後宮謎解き手帳- 1~6巻感想薬屋のひとりごと〜猫猫の後宮謎解き手帳〜(6) (サンデーGXコミックス) [ 日向 夏 ]楽天で購入息子が原作が面白いというので漫画の方で読んでみました。この作品、なぜか2つの出版社からコミカライズされてますよね。どちらも読んでますが、どちらも好きです。こちらの倉田さんの方が絵は地味目だけど小説を実際に読んでるような感じがします。描写が細かいように思うというか、漏れが少ない気がします。ねこクラゲさんの方では描かれていないシーンとかもあったので、原作に近いんでしょうかね。読んでいてストーリーがわかりやすいです。壬氏の簪の件でも簪の描写があり「ああこの人は身分を偽ってるのね、ということはこの人は本当は○○か」ってな感じで裏が読みやすいです。最終的には○○なんだろうなってことも読み取りやすいです。一方、ねこクラゲさんの方は絵がとても可愛いし、キャラのデフォルメが上手いので漫画として楽しめます。壬氏もより可愛らしいですし、猫猫がより狂人ぽい仕上がりですwキャラの魅力が際立ちます。どちらも私としては甲乙付けがたく、従って両方読んでますw話の展開としては後宮編では謎解きというほど大きな謎もなかったように思いますが、猫猫に惹かれていく壬氏が可愛らしく、それを見守る高順や水蓮とのやり取りなんかが好きです。これまでも李白がらみで猫猫が誤解を受けるところはありましたが、今回もその身体を値踏みしているところは笑いましたよね。妓楼で育ったようなものだから本人自身の経験は無くても、知識は豊富だし、かなり色々と見てもきてるのでしょうw李白の下帯も外して中身の見聞しようとしてましたよね。羞恥の欠片もありませんよね。娘という自覚もないでしょうしwその場に居合わせショックを受け、後で自分の身体も見せようといちいち振り回されてる壬氏にはニヤケてしまいますわ。今回はすぐ誤解が解けたようでよかったですねwその後、気分よくしてる壬氏が可愛らしくて溜まりません。登場時のクールさはどこへ行ってしまったのでしょうね。すっかり別人のようになってます。壬氏は猫猫のことが気になって仕方ないようですが、猫猫は全く興味ないようでこれは恋愛に発展していくのだかどうだか、この後の展開が楽しみです。原作読んでる息子に聞けば先のことはわかりますが、のんびりコミックで追って行こうと思います。薬屋のひとりごと(5) (ビッグガンガンコミックス) [ 日向夏 ]楽天で購入
2020年01月14日
DAYS 35巻感想DAYS(35) (講談社コミックス) [ 安田 剛士 ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)嵐の夜、ふたりの少年が出会った。何のとりえもない、特技もない、けれど人知れず、熱い心を秘めた少年・柄本つくし。孤独なサッカーの天才・風間陣。嵐の夜、交わるはずのないふたりが出会ったとき、高校サッカーに旋風を巻き起こす、灼熱、感動、奇跡の物語が幕を開ける!!「風間──お前今何してんだよ」。桜高・犬童の圧倒的なゲーム支配力の前に次第に劣勢に追い込まれていく聖蹟。それでも君下と大柴の泥臭いプレーから、臼井、そして水樹へと繋ぎ……。懸命に走り抜いた日々に賞賛を。これまでの感想はこちら。聖蹟、先制点が欲しいところだけど、大柴も水樹も阻まれてなかなか入らず。うう・・・もどかしい。そうこうしてる間に成神が出てきちゃいそう。ってさすがにまだ無いだろうけど。風間くんがいない試合で桜高に勝ったら凄いだろうね。君下くんがボールを出さないように全速力で追いかけるとこなんて滅多にないからゾクッとしますね。試合中、どんどんつくしが上手くなっているようです。ってこれまでの積み上げが形になって繋がってきてるんでしょうね。やっと少年漫画の主人公だよ!!来栖の独白が涙を誘いますよ・・・つくしに対する嫉妬と尊敬と冷笑の感情。普通ならとっくに諦めている程度の力しかなかったのに、決して諦めなかった結果が今のつくし。最初はバカにして迷惑がってた来栖だけど泥臭い努力の継続とその成長を認めざるを得なくなってきて、いつの間にか応援してて・・・つくしのヘディングシュートに涙する来栖に私も涙ホントもう、風間くん、どうしてここにいないんだよぉ~~~~~ハリガネサービスACE 4巻感想ハリガネサービスACE(4) (少年チャンピオンコミックス) [ 荒達哉 ]楽天で購入前巻の感想はこちら。順当に勝ちましたね。データもすごいけど、データで収集仕切れてない状況への対処は難しいですよね。下平の容赦の無いサーブ攻撃は痛快ですが、逆にここは取れないというところを狙ってくるだろうと予想してセッターがカットに入る策は斬新。なかなか面白い試合でした。それにしてもお弁当の引き換えが出来ないのはマネージャーの責任ですね。応援ももちろん大事だけど、弁当を何時にどこへ引き取りにいって返却何時までとかは当然把握しておくべきところ。とはいえ、運営側も弁当なかったら困ることはわかりきってるのだから支払いが済んでいるのなら預かってくれてもいいのにね。弁当引き取って帰る弁当屋だって辛いで試合を控えてるのに外に食べに行くのも怖いなぁと思うのですが、そんなものなんですかね。他のチームも外で食べてるし。もし、事故とか何かに巻き込まれたりしたら試合に出られないのに。何かトラブルが起きる気がしてなりません(/o\)
2019年12月25日
ダイヤのA act2 19巻感想ダイヤのA act2(19) (講談社コミックス) [ 寺嶋 裕二 ]楽天で購入これまでの感想はこちら。青道は順調に勝ってコールドゲームで5回戦突破。栄純の気負いも取れたようで次回こそエースらしい活躍に期待。降谷も調子を上げてるし頼もしい限りです。やはり、降谷がいないとね。2人とも自分だけで背負い込むのではなくチームを意識するようになって成長がみられます。そして、注目は市大三と薬師の試合。どちらが勝ったとしても強敵でしょうね。さて今回はどちらが勝つことになるのでしょう。この音とまれ!21巻感想この音とまれ! 21 (ジャンプコミックス) [ アミュー ]楽天で購入最近感想書いてなかったようで。通孝のとこ、お母ちゃんが骨折でしたが大きな病気ではなくてよかったです。家のことを見なくてはいけないのは大変だけど、2ヶ月くらいならなんとかなりそうな気がしないでもなく。幼稚園からの仲なんだから、実康と光汰も近所だろうし、ご飯作りは無理だとしてもお迎えとかは子守はお願いしてもいいんじゃないかと思ったり・・・でも、杏ちゃんは甘えちゃいけないと思ったんですね。しっかり者だなぁ。土日に哲生が来てくれるのはありがたいですよね。って言うか、実際手伝ってもらうとして信用できるのは哲生くらいでは??私としては哲生にはもっと登場して欲しい。通孝も百谷のお陰で自分の目標を見失わずに済んだのはよかったです。十分全力を出しているのだから、全力以上のことをしようとすれば持たないですもんね。一番冷静だったのは百谷だし、彼は正論しか言ってないですよね。感情面からすると受け入れないモノ言いではあったかもですが、結局、通孝にとってもよい選択が出来たし、彼を一番よく見ていたのも百谷だったようで。通孝の目標が自分の音を出すことであるなら難しいことをしなければ達成できないってことじゃないですもんね。百谷はこれまで他人と距離をとり、面倒なことになれば人間関係を切ってきたようなので、今回もそうしてしまいそうでしたけど、素直に武蔵の言葉を受け入れることができたようですね。百谷も箏曲部との繋がりが少しずつ強くなってきてるようでよかったです。
2019年11月27日
ドラマはどうなんでしょうね?前巻の感想はこちら。【あす楽/即出荷可】【新品】左ききのエレン(1-10巻 最新刊) 全巻セット楽天で購入2004年、憧れの広告代理店に就職し、クリエイターとしての道を歩み始めた光一。しかし、現実は甘くなく、デザイナーになったからと言って、これまでと何かが変わるわけではなかった。配属された沢村チームへの不満が募っていく中、上司の久米田が撮影現場へ来れず、光一が仕切る事になりーー!?突然のピンチに見舞われた光一でしたが、強がってみても自分に実力がないことは明白で・・・その場しのぎをしようにも経験値が低すぎて判断基準さえもわからず。本当に才能がある人なら自分がいいと思ったものを推すんでしょうが、光一は現場の人間に教えてもらうことを選択。やる気の塊のような光一でしたが、いざ現場に出れば出来ないことだらけで全く役に立たないことを自覚。そこからスタートして徐々に仕事に慣れていったようですが・・・その頃の神谷はメッチャとんがってますね。っていうか、学生時代からしたら大人にはなったようですけど。学生時代の神谷は自信に満ちあふれてるっていうか視野が狭く、あまりに傲慢で態度も横柄。こんなに生意気な奴だったとは思いもしませんでしたわ。確かに実力は並じゃないけど、これでは社会に出た時に一緒に仕事をしてくれる人なんていませんよね。クリエーターは1人で仕事をするものだと俺様な態度の神谷に対し、もっと謙虚になれと諭したのが八谷だったんですね~~~これからはチームの時代だと教えたのも八谷。今ではそれを神谷が言ってますが。2005年のカンヌ広告祭に神谷、柳、八谷がそれぞれブロンズ、シルバーゴールドを受賞。そして、アンナ・キシのセカンドライン“AK-S”の広告もゴールドを受賞。ほぉ~~~~~この頃はエレンたちがYouTubeにあの映像を流してた頃ってことですね。ニューヨークの美術館でグラフィック対決してたり、情報に敏感な業界人には謎のアーティストとしてエレンの存在が入ってきてるのに肝心の光一のアンテナは鈍ってて機会を逃してます。自分の今の仕事で手一杯ってことでしょうが、それだと上を目指す人間にはなれないのかな~~~八谷は神谷のことは気に入らないけど、彼が作るものは好きだとその実力は認めてて、独立を誘ってたようです。神谷と八谷の関係も面白かったですが、それ以上に衝撃だったのは柳と佐久間の関係ですね。柳も相当危ないキャラだと思ってましたが、佐久間はそれ以上でした。彼らは学生時代の同級生で、佐久間はデブでいじられキャラ。どうみても表舞台に出てくるようなタイプではないのに、自分を漫画の主人公に見立てこれからストーリーが始まるのだと思ってて。柳の方がどう見ても常識的だしまとも。それが突然覚醒したように肉体から自分を変えたいった佐久間。人格から骨格まで全くの別人になったかのよう。元々共感覚を持ってたのが写真に生きたかどうかはよくわかりませんが、並外れた才能を開花させたのは事実。佐久間はもう柳のことを何とも思ってないようですが、柳の方は佐久間に対し、強烈な嫉妬心を持ってそうです。山下と柳のえげつない関係にも目眩がしそう (ノД`) 実力主義の世界とはいえ恐ろしいわ・・・次の年は神谷はシルバーだったようですが、カンヌを目指したいといった光一の最近の仕事をみてこれりゃダメだと思ったようで。デザインが上手くなったのではなく仕事に慣れただけだとばっさり。光一の手がけたものをみても全く神谷には響かなかったんでしょうね。光一はもうエレンの顔すら思い出せないとは・・・この後、光一は神谷チームに移動になるんですかね。あまりの突然の光一の変化に驚きましたけど、ようやく少しずつピースが埋まって流れが掴めそうです。
2019年11月20日
TVドラマ化ということで、今回は独立させて感想書きました。ドラマは見ないけど、原作面白いですし実写には向く作品だと思います。ただエレンを初めとした狂気を孕んだキャラたちは役者さん次第かな~これまでのざっくり感想もまとめました。1~2巻感想 3巻感想 4巻感想 5巻感想 6巻感想 7巻感想 8巻感想左ききのエレン 9 (ジャンプコミックス) [ nifuni ]楽天で購入“五番街の女王"と畏れられるファッションデザイナー・岸アンナに対し、自分たちのパトロンになってくれるようにプランを提示するさゆり。しかし彼女の案は一蹴されてしまう。互いのプランが激突するプレゼンテーション対決の結末は──!?さゆりはアンナ相手にやってのけましたね。プレゼンの内容自体はアンナにとっては稚拙と感じたようですが、それよりもさゆり自身を気に入ったようです。美しいプレゼンをするさゆりを自分と同じ“戦う女”と認めましたvさゆりも自分の可能性に掛けてたと思いますが、本当は震えるほど相手が大きく脅威であったようで。それでもやりきってアンナを味方につけたのはさすが。最強のパトロンを得て、早速PV制作開始。エレンの服をデザインしたのはなんと岸あやの。このあやのが結構可愛いのですよねw岸親子らしく自己中心でイケイケではありますが、再びエレンの前に登場するところとか、ドアの外でタイミングを計っていたのかしらんとか思ってしまいますよ。さゆりに嫌われてるとわかるとちと動揺を見せるところも、自信家だから誰もが自分に好意を持つはずと思っているのにショックだったんでしょうねwエレンは例外でしたが、エレン以外にもそんな人間がいるとは思ってなかったんでしょう。とはいえ、さゆりの自分に負けないほどの傲慢さと気の強さを母親同様、気に入ってしまうところが可愛いですよね。同族嫌悪ではなく、自己愛の延長のようにwダメ推しはさゆりが光一の元カノで、さゆりから光一を寝取ったのがあかりだと知ったときに見せた粗相でしょう。あまりの動揺っぷりが可愛いったらあやしないwそれでもすぐに切り替えてしまうのがさすが。いつの間にか光一はさゆりとあかりが付き合っていた男ってことで勝手に価値が上がってますねwよほど凄い奴なのだろうって、そりゃ思いたくなりますよね。こういうところは光一はラッキーなのかもです。あかりはあかりでエレンが岸アンナの服を着ているのを知って、まだエレンが自分のことを好きなんだと解釈してるあたり、こちらもさすがw勘違いッぷりが可愛いですし、岸親子のDNA最強ですv第5章のエレンのターンが終わり、次は光一のターン。光一が新入社員として目黒広告社に入ったところから。オレはクリエーターだ!ってことで即戦力になろうと空回ってようです。エレンをライバル視してるから負けるわけにはいかないって最初から焦ってるのが痛々しい。新入社員が即戦力になんてなれるわけないのにね。もし、そんな新入社員がいたら、それこそ天才だし本物でしょう。でもあやのじゃないけど、滅多にいませんよ、そんな人は。そこに気づけないところが光一とも言えますが(^^;久米田の「忙しいからこそ手伝ってもらうと余計に手間が掛る」つまりはその申し出は迷惑というのが多忙な現場の声ですよね。まだ光一には己の力量の把握が出来てないから怖いもの無しです。が、いきなりピンチに立たされた!!!ここで本当に才能のある人間ならそれを発揮できるチャンス到来なわけですが、光一にはそれができるのか・・・?厳しそうなんですけど。さぁどうかな。
2019年10月17日
これまでは単独タイトルでは感想書いてませんでしたが、読んだコミックスの感想をざっくりメモっていた記事から独立させることにしました。これまでの感想はこちら。2~4巻 5巻 6巻 7巻 8巻 9巻 10巻 11巻 12巻 13巻今回も濃い内容でした。いよいよアニメ化ですが、視聴はどうしようかな。ヤフヤに認められるにはレゴシはどうするのかと思いましたけど、斜め上というか全く予想外。てっきり、ヤフヤはレゴシを否定したいけど、レゴシに引かれてしまう展開になると思っていて、レゴシは何をするのかなぁ~~~と期待はしてましたが、まさかヤフヤがレゴシを挑発してくるとは思ってませんでしたし、レゴシもヤフヤと対等になるために牙を抜くなんて思ってもみなくて・・・衝撃の展開!!!っていつも衝撃の連続のような気がしますけど。レゴシ~~~~~大丈夫なの????これってもう生えてこないんでしょうか?入れ歯で食事は出来るようになっても、いざってときには使えないですよね?どうすんのよ、レゴシ(ノД`) ヤフヤはレゴシに執着してるようで、なんか不穏だわ。ハルちゃんとのことは進展しましたけど、気持ちの上でだけというのがレゴシらしくて・・・(^^;レゴシは異種間の結婚が出来なくなっちゃってるし、この先、まともな生活をするのは厳しそうですが、ハルちゃんは腹をくくったってことですかね。登場時、なんてビッチだと思って全く好感持てなかったハルでですが、今ではすっかり応援してますわ。羊さんと新たな恋が芽生えるかもとかも思いましたが、やはりレゴシは一途でしたね。そしてまたまたクセのある新キャラ登場。これまでにないメンタルに問題抱えた変質者ぽいですね。世界がどんどん広がってますます面白くてなってます。BEASTARS(14) (少年チャンピオンコミックス) [ 板垣巴留 ]楽天で購入
2019年08月24日
全部読み終わったのでこれまでの感想をまとめてみました。感想はほぼ殺生丸さま中心です。犬夜叉(4) (少年サンデーコミックススペシャル) [ 高橋留美子 ]楽天で購入犬夜叉1~5巻「めぞん一刻」を読み終えて今度は「犬夜叉」を読み始めましたわ。やっぱり殺生丸さまは美しい。というか可愛いw私も子供達はアニメは見てましたけど原作は初めてなので楽しいです。犬夜叉 6~15巻いや~~~もうツンデレ殺生丸さまが麗しくて幸せ。りんも登場しましたね。はぁ・・・このりんと邪見を引き連れた殺生丸さま御一行が最高ですわ。癒やしですよ、癒やし!殺生丸さまって鉄砕牙欲しさになんだかんだと犬夜叉にちょっかい出してきて可愛らし過ぎるし、りんを天生牙で生き返らせるとことか、ちょっと試してみたって体で照れ屋さんなんだから~~普段は何してはるんだろ~~?って考えるのも楽しいですよ。朝夕のお散歩は欠かせないんでしょうかね。弥勒、珊瑚、琥珀、神楽、神無・・・などなど出てきて賑やかになってこれからかごめと犬夜叉と桔梗の三角関係がウダウダと進行し、そこへ奈落というか土蜘蛛も加わってああでもない、こうでもないとなりますが七宝ちゃんの一言はいつも的を得ていて大人w犬夜叉 16~ 25巻私にとっては「犬夜叉」は殺生丸さまがメイン。はぁ・・・冷徹に見えて時々垣間見えるお優しさが堪らんですわい。斬られた邪見を天生牙で助けて「さっさとくっつけろ」って。ちゃんと助けてあげてるのに邪見を邪険に扱うことで自分の優しさを認めようとはしないとこが好き。邪見は殺生丸さまの心はお見通しというか解説しては叱られてるのも好き。「奈落にコケにされて腸にえくり返ってる」って図星を突かれてげんこつとか何なのw殺生丸さまは冷徹とか冷酷とか邪見は言ってるけど、単に自分に関係のない者には興味ないってだけですよね。なので関わりが深くなってくると対応が変わってくるんですよね。ご本人は無自覚なのがまたお可愛らしい。大体邪見は殺生丸さまを怒らせてもたんこぶで済んでいるんですからいかに殺生丸さまが慈悲深いかですよwまぁおいおい成長はされてますけどね。元々持ってる資質だったわけですわ。最後は俺が殺すと言いながらもいつも犬夜叉が変化すると何だかんだと現れ暴走を止めてくれるお兄ちゃんでもあるわけですし。犬夜叉に対する嫉妬や嫌悪や負の感情を山ほど持っているのにかといって無関心ではいられず、何かしらの繋がりを感じているってことに他ならず。誇り高く麗しいだけでなく、弟に対して認めたくないけど劣等感を持ってるってところに殺生丸さまの行動の複雑さが生まれてくるんでしょうね。本格的にりんも参戦してますます楽しんでます。動くなと言われ動かないりんの殺生丸さまへの従順さ。ちょっと笑えますし、殺生丸さまも弁えてるのが、またw「人間の小娘一匹のために言いなりになると思うのか」と言いながら毎回りんを助けて、どっちつかずの犬夜叉よりもよっぽど行動がストレート。ま、口では奈落を殺すためと口実はつけてますけどね。ところで、殺生丸さまはなんで生娘の振り袖みたいな衿の合わせをしてるんでしょうかね。これは留美子センセの好みの問題でしょうか??より可愛らしさを出すため??アニメではもう少し普通の男性の着方だったような???犬夜叉もみんな衿の合わせがきっちりしてて、手を入れさせないぞ~~~みたいな感じで可愛いですわwそうそう、ちらっとアニメのことを思い出して、「殺生丸を愛した女」タイトルうろ覚えの話がどんなだったかな~~っと感想記事探して読んでたらストーリーに関することが書かれてなくて、ただ思いをぶちまけてるだけの記事だったんですけど、それが自分の過去記事だったという・・・自分が何を書いてたかとかすっかり忘れているのでたまに読むと笑えます。私と同じ変な人がいると。犬夜叉 26~32巻はぁ・・・殺生丸さま可愛い。りんを助けるために敵に背中を向けるも助けられず。りんは河へドボン。あかんやん (ノД`)睡骨に刺されそうになったりんを助けたのは桔梗。ああ・・・結構殺生丸さま・・・りんを守れてません・・・珊瑚と弥勒は奈落を倒して生きていたなら夫婦となる約束をしましたが弥勒は浮気はしないと確約できないようでw珊瑚お気の毒。奈落は次々と分身を生み出しますよね。神楽だけが異質だけど。犬夜叉は桔梗の生死で一喜一憂。というか元々死んでますけどね。桔梗にしたらかごめは自分の魂の生まれ変わりではあるけど自分ではなくて・・・本当はかごめの役割を自分がするはずだったのに出来なくて・・・不憫の塊ですよね。かごめは生きていて自分は死んでいると状況が辛すぎる。で、犬夜叉の方はホントどっち付かず・・・とはいえ桔梗は既に死人で生きて一緒になることは叶わず。かごめが現れてしまった以上、かごめを選ぶしかないと思われますが、桔梗に対する思いも断ち切れず・・・苦悩するのは仕方ないとも言えます。かごめは犬夜叉を選ぶか選ばないかだけのことだから自分の気持ちの通りにするだけのことで、好きならもう仕方ないって話。面倒なのは奈落ですよね。鬼蜘蛛の心さえなくなればと思いながらもこれがなかなかね。結局、今のところは奈落だけが永遠に実らない片思い。先は知ってるとはいえ、やっぱり面白いですわ~~犬夜叉 33~37巻弟のピンチにはいつも駆けつけてるお兄ちゃん。コハクが術が解けてるのに奈落に従っている振りをしてるのが辛い。神楽は強い殺生丸さまに奈落を倒させようとアレコレ関わるうちに惚れてしまったようでvうん、うん、分かるよ、仕方ないよね。最期に一目って可愛いよぉ~~~でも私はりんを強く押すけどね。りんはまだ子供だから良い具合に神楽に絡んでいくし、りんが絡んでいけば助けないわけにはいかない殺生丸さまがなんともね♪それにしても邪見と七宝のちっちゃい者クラブはいつも良い味出してくれてますね。殺生丸さまは考えが深いって感動する邪見に「断じて何も考えとらん、やみくもな自信じゃ」・・・って七宝ちゃんwうん、私もそう思うよ。犬夜叉38~45巻ひぃ~~~~神楽が死んじゃいましたよ。そうそう、そうだったよぉおおおお~~~~~ここはアニメで見てても辛いとこだった。心臓が戻り自由を手に入れたけど、同時に奈落に深手を負わされて。神楽だとわかって殺生丸さまが来てくれただけで満足して逝く神楽の笑顔には涙ですよ・・・殺生丸さまは神楽を救おうと思ったんでしょうが、天生牙では無理だったようで。表情は変わってないようだけど、哀れみと寂しさを感じていたでしょうね。殺生丸さまは神楽に恋愛感情は持ってなかったと思いますが、自分に対し何らかの接触を求めてきてたことに感情は動かされていましたよね。彼女の死を無駄死にだと言った魍魎丸に怒りを覚えるとことか鳥肌。殺生丸さまが成長しておられます。そして殺生丸さまの成長に合わせて天生牙も成長。犬夜叉の鉄砕牙だけじゃなんですね、成長するのはvまぁ元々殺生丸さまはお優しかったと思うのですが、わかりにくいけど、りんにしかわからないというピンポイントの優しさw邪見だっていつも殺生丸さまのご機嫌を損ねているのにげんこつで済んでいるんですから、それも優しさw一方、奈落も着々と四魂の欠片を集めて魍魎丸も取り込んで成長を続けております。頑張りますよね、彼も。お陰で弥勒さまが大変なことになってしまいました。でも大事な珊瑚のためだから・・・男を見せちゃった弥勒さまです。それにしても鉄砕牙の進化過程はびっくり。技も増えてついて行けませんわw犬夜叉 46~50巻奈落の蜘蛛の糸にやられて桔梗が逝ってしまいました。元々死人ではあったわけですが、桔梗の最期はやはり哀しい・・・四魂の玉を使って犬夜叉が人間になれば桔梗もただの女に戻って二人は一緒になれたはずなのに・・・奈落の横恋慕のせいでとんでもないことになって・・・。もう元に戻ることはできなくて。でも桔梗は奈落の腕ではなく犬夜叉の腕の中で逝くことができて満足だったようで・・・犬夜叉を自分の魂の生まれ変わりのかごめに託すわけですし。人格は別だから同じ魂といっても自分じゃないし、納得いかないところもあると思いますが、それでも信頼できる者に託せるのはよかったのかなと。とはいえ、犬夜叉×桔梗で読むと悲恋だわ。で、今回はいつにも増して殺生丸さま御一行ですよ!!!お母上も登場で!!!ここのお話はアニメでも感想書いてます。ええ・・・10年ほど前のあのテンションでww読み返してみたら今と全く同じ感想で笑いました。殺生丸さまは日々成長されているというのに私は全く成長がないwってことで以下追記の感想のみ。りんが冥界の主に奪われても「連れて帰る!!」って絶対の意志でもって本当に連れ帰ってきちゃうの感動。りんを救えないとわかって殺生丸さまが思わず天生牙を手放してしまうことでりんが殺生丸さまにとってどれほどの存在であるかがわかりますよね。「この腕は刀を振るうためのものだ」って琥珀には言ってたくせにりんと刀だったら迷わずりんを選んでますし・・・天生牙に群がる死者に対して「救われたいのか」って苦しそうな殺生丸さまのお顔が最高に美味しゅうございます。色気が半端ない。殺生丸さまをここまで変えてしまったりん、恐ろしい子。御母堂さまに一向に名前を覚えてもらえない邪見は不憫wりんが生き返らないと知って悲しむ殺生丸さまに「二度目はないと思え」と母心を示してくれるお母上に感謝。でも、母上の冥道石があれば実は無制限にできちゃったりして。「二度目はないぞ」ではなくて「思え」ですからね。生き返ったりんの頬に手を当てる殺生丸さまに私が萌え死。殺生丸さまの手を握ることが許されるのはりんしかいないですよね!!!すげぇな、りん!!りんが生き返って良かった、良かったなのですが、この後も殺生丸さまへの試練は続くのですよね。天生牙は何れ犬夜叉の鉄砕牙の成長のために切り離されたものだと知って父はなぜそこまで自分を蔑ろにするのかと憤る殺生丸さまを見るのは辛い。まぁでもこれは敢えて進まなくてはいけない道なんですけどね。犬夜叉 51~56巻感想鉄砕牙への執着を捨てて父を超えた時に現れる殺生丸さま自身の刀、爆砕牙。やっと出てきたよぉ~~~~ウワァァ-----。゚(゚´Д`゚)゚。-----ン!!!今まで辛かったよね、殺生丸さまぁあああああ犬妖怪に変化しても曲霊を倒せなくて、そればかりか潰されそうになって。ま、変化を解いて小さくなれば済むことでしたけどw邪見の「犬だけにお気づきにならないのか・・・」ってのが全部殺生丸に伝わってるとかどんな以心伝心なのよぉおおおお ( ´艸`) 殺生丸さまの腕がニョキッと再生して、二の腕が露わなところも最高。普段お着物の袖で隠れているところが見えちゃうってエロいわぁ。りんが置いていかれて「やだ!」って言うのを宥める邪見も置いていかれて同じ台詞言ってるとか、ホントこの御一行は和むわ。犬夜叉たちが大ピンチのとき、天生牙持ってドン!って現れる殺傷丸さまに鳥肌!!!(/ω\*)爆砕牙との両刀使いは麗しい。天生牙を恐れる奈落がりんを囮にしても、全く躊躇することなく助けにいくとかりんは特別の特別枠だよ。殺生丸さまにとっての特別は最愛ってことだからね!!!かごめが目を覚ますまで妖怪をバシ、バシって素手で裂いてるとこ好き。気を失ってるかごめを連れて戦うよりもいい判断ですよね。犬夜叉なら担いで戦って自ら危ない目に遭いそう。りん以外の人間なんて何の関心もないだろうけど、犬夜叉が大事にしてるかごめのことはその霊力も認めてるってこともあるだろうけど、ちゃんと助けようとしてるとことか殺生丸さまの変化が著しい。りんを犠牲にしてでも奈落を倒そうとした珊瑚に対しても、瞬殺ではなく、珊瑚の弥勒への思いを聞いてるし、誰かを大切に想う気持ちがりんを通して殺生丸さまにも生まれたから、分からんでも無いってところではないかと。その後、りんを気遣う珊瑚やりんの珊瑚への態度から不問ってことにしたようで。どんな戦いの最中もりんのを気に掛けてる殺生丸さまが愛おしい。奈落の身体は殺生丸さまの爆砕牙によって壊れ、奈落の魂はかごめの矢によって消せたけれど、かごめと奈落の魂は永遠に四魂の玉の中とはね。奈落も頑張るよ・・・でも犬夜叉を信じたかごめによって遂に四魂の玉は消滅。唯一の正しい願いをかごめが選択でめでたし、めでたし。現代と戦国時代、かごめがどちらを選ぶかは・・・もう仕方ないですよね。これから犬夜叉と共に生きてくようですが、半妖の犬夜叉はどれくらいの寿命なんでしょうかね。人間のかごめはあっという間に楓のようになってしまうけど、いいのかな。そして、殺生丸さまはせっせとりんのところへ通ってるようで。りんには人間の世界とどちらで生きるかを選ばせるつもりのようですが、絶対、自分と一緒に居て欲しいと思ってるはず。っていうか、りんが殺生丸さまを選ぶのは私の中では決定事項wそして、りんは殺生丸さまの妖力と御母堂さまに気に入られて不死は無理でも不老の石かなんか貰って(御母堂さまの妖力が込められてるとか)300年くらいは若いままでいて欲しいw取りあえず、私が生きている間はりんは不老です。久しぶりに読んだ犬夜叉でしたが、やっぱり面白いですね。老後の楽しみの一つとしてやはり殺生丸さまはお迎えしておかねばならぬということに気づきました。↑ここまで再録ということで、本日全巻大人買いし殺生丸さまをお迎えいたしました。以上、報告まで。
2019年07月22日
やっぱり絵が可愛くてこちらも購入してしまいましたわ。「大正処女御伽話」とは全く別のお話だと思ったら関連してて嬉しい。「大正処女御伽話」の感想はこちら。昭和オトメ御伽話 1 (ジャンプコミックス) [ 桐丘 さな ]価格:475円(税込、送料無料) (2019/2/12時点)楽天で購入時は昭和、ところは神戸──。名家の娘・黒咲常世は、彼女を“からたち姫"と呼ぶ幼馴染の志磨仁太郎と二人だけの秘密の遊びに耽っていた。継母からのイジメに遭う常世と、無関心な親の下で育った仁太郎。孤独な二人は死ぬまで一緒にいようと約束を交わすが離れ離れに…。それから三年、常世は仁太郎と念願の再会を果たすが、仁太郎は三年前と豹変していて──!?痛くて甘い、儚き御伽話開幕こちらもヒロイン常世は健気な娘なんですが、なぜか仁太郎の方は再会後すっかり別人。いきなりヒロインとのキスが最初で最後とかってことでびっくり。Happy endにはならないんでしょうか???普通は主人公&ヒロインはくっつくものだと思ってるんですが、特に少年誌だし。そんな哀しい結末にはならないんじゃないのかとか。でも「これは主人公とヒロインが死ぬまでの痛くて甘い御伽話」ってことで不安要素しかない・・・。ちょっぴり甘酸っぱいエロが含まれていて、スタート凄く良い感じだし安心路線だと思ったんですけど、どうもそうはいかないようで。離ればなれになった二人ですが、再会後の仁太郎の別人っぷりには訳があるんでしょうけど、寂しい限り。あんなに常世のことが好きだったのにどうしてしまったのか。それでも時々昔の優しいところが滲み出てしまってますが。自分でも昔の優しかった時の方が良かったって思ってるようですね。仁太郎の養子先が羅刹と呼ばれた志摩家で母親が珠代ですからね。そりゃ碌なことなかったとは想像できますが、それにしても仁太郎を激変させてしまう程とは・・・仁太郎は常世の件で偶然、珠子と出会ったはずなのに、すぐ珠子のことがわかったようなので、もしかしたら珠子に会う目的があったのかもですね。仁太郎に酷い扱いを受けても昔の仁太郎を信じる常世が健気。何とか二人が昔のように戻れないものかと思うのですが、いきなり幸せにはなれない雰囲気で始まってますからね。仁太郎はなぜか珠子に結婚の申し出なんかしちゃってますし。珠子と仁太郎は4つ違いなんですね。それくらいなら問題なさそうですけど、どういうつもりなんでしょ。あの全てを温かく包んでしまうようなユヅが大活躍の「大正」とは大分違った感じですよね。大正が白ならこっちは黒ってことのようです。うう・・・不安しかないですわ。展開が怖いです。それにしても絵は可愛いし、表紙の常世の着物も素敵。時々常世の裸体も拝めて、なんて美味しいんだろうと思います。二人には幸せになって欲しいんですけどね・・・そうそう、あまりにこの方の絵が可愛くて応援したくて読みたくて同人誌「トリコトナリテ」も買っちゃいましたvこちらはずっとラブラブ甘々でニマニマしっぱなし。幼妻六花は可愛いし、旦那さまは素敵だし。オススメですよ~~
2019年03月24日
今回も重かったですわ・・・というかよりヘビーになってましたね。これまでの感想はこちら。18巻、16巻ハリガネサービス(19) (少年チャンピオンコミックス) [ 荒達哉 ]前の巻でも思ってた以上に下平と羽座川の関係がヘビーだったので驚いたのですが、今回はそれがさらに発展した形で・・・羽座川にとってバレークラブが唯一の自分の能力を活かせる場所だったのにそれを奪ってしまったのは下平。もちろん、故意にそうしたわけじゃなくて、良かれと思ってのことだったわけですけどね。でも、結果的には下平の価値観と周りとが必ずしも同じではないことから羽座川を追い込むことになってしまいました。これってホント難しい。自分はそうではないからと当たり前のように取った言動が、価値観の違う人からしたら理解してもらえなかったり、誤解を生んだりってことは大人の社会でもよくあることで。今回は下平は羽座川の家庭のことも含めてみんなが正確に知ればもっとみんなは羽座川のことを理解して味方になってくれるはずと考えますが、そんな奴ばかりじゃないんですよね、世の中は。下平も世間知らずの子供だったわけで。世の中には貧困の家庭に育った子はしつけが出来ていないとか手癖が悪いとか思ってる人が多いのは事実。確かに全くそういうことが無いわけでもなく、親が忙しくて子供に構ってあげられないためにそういうことになってしまうのは割合的には多いと思われるんですよね。でも、みんながみんなそういうわけでもないし、家庭の貧困状況に関係なく、人の物を取ったりルールが身についていない子はいるわけで・・・ただ、下平も親に内緒で勝手なことをするのではなく、子供ではどうにもならないことなら親に相談すべきでしたよね。下平の親はさすがというか、適切な言葉を息子にかけてましたし自分たちに出来ることとして支援制度について教えてましたよね。あのおばあちゃんではとても利用してるとは思えないけど、こんな風に制度を知らなくて貧窮してる家は多いのではと思ったり。下平のやったことは取り返しが付かないことだけれど、羽座川にはやはり自分と同等にあろうとしてくれて友達であった下平のことは好きだったんでしょう。下平は世間知らずの子供ではあったけれど、純粋で友達思いということは間違いないですし、二人が普通の親友関係であれたらよかったのにと思わずにはいられず・・・あの場面で下平を殴ってしまったのは羽座川だってそうしたかったわけではなかったけれど、下平を止めるために思わず・・・ってところでしょうし。その後に交通事故とか・・・もう手の施しようがないというか・・・どこまで追い詰めるの???って辛くなる一方なんですが、羽座川に何があったのかはわかりませんが、リハビリを経て再びバレーを選び、リベロとして完璧な選手になっていたのは良かったです。下平もよく社会復帰できましたよね。羽座川は記憶がなくなってしまったようだから却って下平よりも復帰するのに時間は掛からなかったのかも知れませんね。下平の方がダメージを残したままの復帰だから・・・。それにしても下平と羽座川の過去について知ってしまった豊瀬のみんなもショック大ですよね。松方は泣いてるしで・・・今の下平の周りにいるメンバーがみんないい奴でよかったです。下平も羽座川とのことは消せない辛い思いとしてずっと心に残っていたと思うのですが、みんなに話をしたことで少しは軽くなったんではないでしょうか。決勝はみんなでバレーを楽しむという姿勢も豊瀬らしいです。これは最高の試合になりそうだわ~っと思っていたのに・・・あらら・・・他にも確執があったようで。駿天堂のMBの鴛淵は旧姓山縣だったとは・・・これって完全に豊瀬の山縣先生の息子ってことですよね。かなり歪んだ関係になってそう・・・相当鴛淵は父親を憎んでる感じですよね。先生の方は理由があってのことのようですけど。鴛淵かなり闇を抱えてそうですし、わかってはいましたけど決勝はまたまた一筋縄ではいかない展開になりそうです。スタートは豊瀬が上手く攻めてますが、そう簡単には続かないでしょうね。うわぁ・・・ドキドキです。
2018年03月17日
コミックス派にとってはいきなりの完結って感じでした。前巻読んでた時は全く次の巻で終わりなんて思ってませんでしたからね。確かに試合はちょっと長すぎて疲れるし、全部の試合を丁寧に描かなくてもいいんじゃね?っとは思ってましたけど、これってどゆことなんでしょうね??そこそこ人気の作品だったと思うので打ち切りではないと思うのですが。ホントのところがわかりません。ただ、ラストの巻はびっくりするほどの駆け足だったので、これまでのペースを考えると自然な終わりとも思えず・・・編集と揉めたんでしょうかね??だとしたら由々しき問題ですし、打ち切りだとしたら編集者らの見識を疑いますわ。同じくらいのコミックスの売り上げを望める作家さんが控えてるとも思えませんしね。どうしたことでしょう??このラストの巻の内容だけで3巻分くらいのボリュームはあると思うのですけども。う~~~~ん、キレイに終わってるとはいえモヤモヤが残ります。作者さま自身がもう少し先まで描きたかったって後書きに書かれてますし。あと10巻分くらいの内容はあったんじゃないでしょうかね。うちの旦那も納得がいってないようです。これまでの感想はこちら。ベイビーステップ(47) (講談社コミックス) [ 勝木 光 ]慶稜チャレンジャー決勝、エーちゃんvs.クリシュナ戦は、最終セットタイブレークへ! ついにここまで来た!!! 泣いても笑っても7ポイント先に取った方が勝ち! 短期決戦の行方は!? 10年間ありがとう! ついに完結!!クリシュナとの戦術戦を制したのはエーちゃんのクイックサーブ。お互いに次のプレーの読み合いをしてきましたが、最後はエーちゃんの閃きが勝利を引き寄せたようで。クリシュナの夢は自国でグランドスラムの試合を開催して勝つこと。見てるところが凄いですわ。ただのプレイヤーではなく、国を動かすレベルで活動するってことですね。エーちゃんは慶稜チャレンジャーで優勝したことで注目されることに。これまでエーちゃんと契約してた会社が更にサポート体制を整えてくれることになりました。世界ツアーに向けてチーム丸尾の必要が出てきたようで。って、ホント試合が終わってからの展開が早い早い。もっとゆっくり見せて欲しいのにポンポン話が進むというかダイジェスト版を見てるかのよう。データを取って分析出来る人が欲しいなと思っていたら適任の学生村賀さん登場。実績は高木をテニスよりも陸上長距離に適正があるってことで変更させたこと。いつの間にか高木はテニスを辞めてたんですね。でも、自分の身体能力に合ったスポーツを選ぶことは理にかなったことですよね。コーチは青井の元コーチをしてくれていたエディ。ベジータみたいな顔してますが、エーちゃんが自分のデータを見せると興味を示してコーチを引き受けてくれることに。トントン拍子です。そしてあっという間にプロ2年目になり国別対抗戦。ページめくったら1年経ってるとかびっくりw日本は1回戦突破でベスト8進出。エーちゃんはまだまだそこに立てる選手ではないですが、日本テニス協会理事の原口さんに目を付けてもらってるよう。いずれ日本でグランドスラムをやるとしたら日本人向けのコートを作ったらいいという原口。なるほど~~~空調も防音も管理できる室内コートなんて理想ですよね。もっとエーちゃんよりに考えたらコートにコーチや情報端末を入れられるルールもありじゃないかという原口。バレーボールとかはもう瞬時に対応策が選手に伝えられてますもんね。テニスももっと時間短縮されたらいいと思うし、情報戦も日本人向きでいいんじゃないでしょうかね。そしてエーちゃん、アトランタで世界ツアーデビュー♪その前にナツと再会して脱DT。これだけでも一大イベントだと思うのにナツの家に行ってドアパタンと閉めて終わりとか・・・ちょ・・・それだけかよ?せめて二人でご飯食べて良い感じになるところくらいまでは入れて欲しかったんですけどね。それすら叶わないとは残念。朝チュンですら・・・翌日の諭吉くんの察した表情がなければ読み飛ばしてしまうくらいのあっさり加減なんだもの。予選の2試合もチーム丸尾結成後初めての試合だというのに8ページで終了。こんなテンポで進められるのならこれまでにこの程度でよかったんじゃないのって試合もあったはず。全試合、しっかり描き過ぎるとエーちゃんの試合パターンが繰り返しになってしまって新鮮味がなくなりますから。今回のように思い切ってざっくりにして緩急つけて進めたらよかったのにと思わずにいられません。途中、試合長いな・・・って思うこと何度もありましたし。ラストでこんなに急ぐなら途中をもっと端折って欲しかったですわ。本戦1回戦は将来の世界No.1候補のファウラー。エーちゃんのノートも世界デビュー。ってところで終了。このまま続きが始まってもおかしくない終わり方ですよね。池との対戦もしてないし日本チームにも入ってないのに消化不良の感じです。はぁ・・・キレイに終わってるとはいえ、勿体ない思いが残ります。もうちょっと読みたかったなぁ・・・作者さまはご本人の力不足だと書かれてますけど・・・なんで終わっちゃったんでしょ。雑誌変えてどこかで連載再開してくれないものでしょうかね。取りあえずはお疲れ様でしたなのですけど、ついつい続きを期待してしまいます。
2017年12月30日
割と最近、新規でお気に入りのマンガを何点か見つけましてその中の一つがこちらの作品なんですが・・・最初は私の常連店TSU○A○Aで紹介されていたのでレンタルしまして、めっちゃ気に入ったので一気に大人買い。【在庫あり/即出荷可】【新品】大正処女御伽話 (1-5巻 全巻) 全巻セット時は大正――。事故がもとで母と右手の自由、父の期待を失い田舎に養生という名目で家を追われた青年・珠彦。世の中の全てに嫌気がさし、引き籠もりの厭世家となり果てていた珠彦のもとに、夕月という少女がやってきた。彼女は父が珠彦の世話をさせるため買ってきた嫁で…。 もうね・・・絵が可愛いし、ヒロインの夕月の性格最高だし・・・これは絶対爆発的に売れるわ!これから応援してこ♪って思ったんですが、私が出会った時には既に連載終了が決定で。なんで、これから売れそうな作品なのにもう終わりなの!?ってショックを受けましたわ。まさか5巻で完結してしまうなんて夢にも思わなくて。もしや、編集部の方で打ち切りにしたのでは・・・っと詮索してあれこれ調べてみたんですけどね。特にそういうわけでもなさそうというか、よくわかりませんでした。う~~~ん、作者さまの希望通りの展開ならいいんですけどね。取りあえず、綺麗に収ってますので。試し読みはこちらからできます → ジャンプSQ「大正処女御伽話」私としては4巻でまた新キャラ出てきたし、不穏な動きが見られたのでここからまた話が広がっていくもんだと予想してたわけですが全く外れたというか、あっという間に問題が解決していって(^^;あれよ、あれよって間にまとまっちゃった感じでしたwま、ふんわり始まって、ふんわり終わってるってことではこれでいいのかなとも思いますけど。もっともっと二人のあれやこれやとか、他の人との関わりを読んでみたかったので、これで終わってしまうのはとても残念です。第2部とかないのかしらん、とか思ってみたりw結婚してからも幸せのお裾分けをして欲しいですわ。連載はJSQってことで一応は少年誌ですが、大正時代を思わせる着物がとても可愛いのです!コミックスの表紙とかもどの巻も色合わせとか柄とか素敵ですv特に私は3巻が好み。この時代の半襟にも柄物を持ってくるあたりや、振り袖の柄のダイナミックさがとても好きです。あと裏表紙のデフォルメされたキャラがまたちっまくて可愛いのです!!もうなんだろう・・・温ったかさが滲み出てる感じです。この作品の癒やしの部分が凝縮されてるのですわ。とにかく夕月が健気で可愛らしくて性格よくて、理想の嫁?しかも隠してるけど乳デカいというw私は貧乳派ではありますが、けっしてデカい乳が嫌いなわけではなく、むしろ乳は何でも好きw夕月にはというか、癒やしの必要な珠彦にはこの乳こそが理想型なのでしょうね。うん、いいと思う!!着物が大好きな私としてはこの襟の合わせ方というか、描き方も非常に上手で好感度MAX!着物はやはりその構造がわかってない人が描くとなんじゃらほいってことになりますからね。ま、とにかく私のツボを押しまくりのこの作品なんですが、なんと言ってもほとんど悪い人が出てこないところが素晴らしい。羅刹なんて言われてる親父さまですら、結局は可愛かったし。出てくる人、出てくる人、初めは嫌がらせをしてくるような根性悪だったとしてもユヅと接するうちにユヅの魅力にドハマりして改心していくというマジック。読んでいて痛快なのですわ。引きこもりのペシミストの珠彦でしたが、突然現れた春の嵐・ユヅによって人間味を取り戻し、いい男へと成長していく様は読んでいて非常に心地良いです。癒やされます。また珠彦が紳士的に振る舞うも、時々ユヅに欲情するのも可愛らしくてたまらんのですわw年相応にちゃんと興味があるのがいいですねwしっかりエロ本まがいのものも定期購読して来る日に向け準備してますしw最後はちゃんとHに至ってよかったですvユヅもホント性格いい子なんだけど、自分の大切なものを壊された時の凜とした態度には痺れましたわ!綾の登場したシーンですよね。綾に意地悪なことをされて泣き崩れるかと思ったら、意地を見せて毅然とした態度。でも、珠彦には泣き笑いの表情を見せるという・・・ああ・・・こんなん惚れるわ。意地悪してきた珠子が一夜にしてユヅにゾッコンになってしまうエピも最高でした!偉そうな態度をみせてもまだ子供なんですよね。ユヅの温かさに触れて珠子が一気に変わってしまうのも微笑ましくて。ツンデレとはまさに珠子のためにある言葉では・・・って思ってしまうほどですが、ユヅの前ではデレまくりw珠子も可愛い!そして綾も初めはユヅに意地悪してきたのに、ユヅに接してるうちにすっかりいいお姉さんになって。しかも珠彦に惚れてしまうという展開。いやいやよくあることだけど、ちょっと切ないけど、でもちゃんと幸せになってくれるから嬉しい。みんながみんなそれなりのところに収ってHappyってのは読んでるこちらとしてもHappyですよ。ただ、ことりちゃんたちはもっと絡んでくると思ったんですが、割とあっさりでしたね。ここは本当はもう少し展開があったはずなのではと思ってみたり。この後、2巻くらいは話が膨らませることができたのでは。で、最終巻は怒濤の展開。珠央が実は結構裏でやらかすタイプかと予想してたのですが、そこは外れたというか、珠央もしっかり改心してしまって(^^;全てを感化し、善人に変えてしまうユヅの影響力凄いwま、珠央の場合はユヅというよりもすっかり別人になった珠彦に影響された感じですけどね。黒珠彦もなかなかいいvあと数巻あったら、珠代と親父さまも感化されていい人になってしまったのではないかと思ったりもするのですが、親父さまも羅刹と言われてた割には結構、ちょろくて。珠彦から感謝の言葉を聞かされて、昔のことを思い出し、元々は優しい人だったってことが判明。あらら・・・ちょっとしたボタンの掛け違いというか、親父さまが単に女心が理解できてなくて一方的に思い違いをしてただけのよう。この作品なので羅刹と言ってもこれくらいに止めておいてもらった方がいいですよね。みんな丸く収って愛でたし、愛でたしの完結でした。いや~~もっと続くと思って楽しみにしてたんですが、まさかの急展開。でも、ラストは納得のいく形だったので大満足です。癒やしが欲しい方にはぜひぜひオススメの作品です。我が家ではみんなユヅに惚れております。後味も最高ですし、全5巻ですのでまとめ買いをぜひ!!
2017年10月13日
クリシュナ強いわ。これは読んでて疲れる(^^;これまでの感想はこちら。ベイビーステップ(46) (講談社コミックス) [ 勝木 光 ]エーちゃんにとってプロ初の決勝は、フロリダ短期留学時代の友人、クリシュナとの対決に! 頭脳、身体、技術、判断力…すべてを併せ持つクリシュナ相手にエーちゃんの活路は!? 大注目の10代対決! 慶稜チャレンジャー決勝戦始まる━━。クリシュナちょっと垂れ目で可愛い。ビジュアル的にはエーちゃんよりクリシュナの方が断然好み!なんだけど・・・エーちゃんに勝って欲しいなと。でも、このままではクリシュナかな~~とか思ったり。1セット目は色々と試してみましたが、スコア的にはクリシュナの圧倒的勝利。6-1ですもんね。今回何より驚いたことはエーちゃんがいつもノートに書き込んでいることをクリシュナは頭の中でやってるということ。すげぇよ!!エーちゃんは秀才でクリシュナは天才だね。エーちゃんはノートを見ないとデータを取り出せないけどクリシュナは即時にアウトプット可能なんだもの。クリシュナは体格に恵まれているわけではないから高さを武器にしたり強引にパワーで押してくることはないけど、記憶力、判断力、対応力、感覚が鋭くて、理論的思考も優れていて、テクニックがあって、力には力で対抗できる性能のいい身体を持ってて左利き。エーちゃんが考える理想のオールラウンダーのよう。ほんと、こんな相手にどうやって戦うんだろって悩みますよね。第2セットは互角。お互いにデータを駆使し、対応力勝負。エーちゃんは守備位置を変えることでクリシュナのわずかな対応のズレを突き、武器であるダウン・ザ・ラインで攻めます。なんとか2セット目は6-4でエーちゃんが取りました。これで1セットオールでタイ。エーちゃんが理想にしてるテニスをクリシュナが展開してるから後はクリシュナになくてエーちゃんにあるもので勝負していかないとなんともならないですよね。実力的にはクリシュナの方が上っぽいし。コントロールの面ではエーちゃんが勝ってるかもだけど、決してクリシュナが劣るわけじゃないしで、ホントわずかな隙をお互い攻めるしなかいようで。第3セットは2セット目の勢いでエーちゃんが有利に進めるもすぐにクリシュナも対応してきて。さすがですよね。シーソーゲームのまま6-6でタイブレークに。うわぁ・・・・第1セットでは全く歯が立たない感じでしたが、よく盛り返しました。とはいえ、これ勝てるのか?今回の試合はめちゃめちゃ頭使ってるからこっちも疲れてくるw反応勝負になり、ホンのわずかなことで勝敗が決まる状況には緊張の連続でしんどいですよね。はぁ・・・どうなるんでしょ。勝った方が優勝ですね。ここらでエーちゃんに優勝して欲しいのですが・・・クリシュナ強いからな(><)次回予告もないから予想も出来ず。コミック派には辛いところです。次巻が出るまで我慢。
2017年09月27日
全国が決まってちょっとホッとしましたよね。表紙が珍しく女の子いっぱいでびっくりwしかも可愛い子が増えてるしvこれまでの感想はこちら。ハリガネサービス(16) (少年チャンピオンコミックス) [ 荒達哉 ]全国大会出場が決まったバレー部は学校で大注目。入部希望者も続出。その中で、男子がゲロ吐いて逃げたメニューを突破した女子が一人。マネージャー志望ってことですが、実は中2で熊本選抜エースになり熊本の闘将と呼ばれた鴫沢雪江。なぜバレーを辞めたのかは不明ですが、プレーするだけがバレーとの関わり方じゃないという監督からの言葉でマネージャーとしてではなくコーチになることに。生徒なのにコーチって凄い。鴫沢の指導はコート内だけでなく、食事にも厳しくて。ちょっと部の雰囲気が悪くなり・・・。あらら。これまで豊瀬は緩~~いチームでしたからね。でも、日本一を目指すのならお互いのミスを許し合うなあなあの関係では確かにダメかも。ギスギスしたチームになる必要はないけど、鴫沢の言うように「人に指摘した人は自分でもちゃんとやらなくちゃならなくなる」から意識が上がるというのは正しいでしょうね。それに日本一ってのはやはり簡単なことではないし、それを知ってるから鴫沢はその難しさを伝えたかったようですが・・・なかなか上手くいかないようで。でも、ここで感心なのがマネージャーの百合草南ちゃん。鴫沢の落としたメモを見たことで、彼女がいかに真剣にバレー部に関わろうとしているのかを知ります。で、ちゃんと彼女のフォローをしてあげるんですよね。こういう時って女の子同士は上手くいかないことがありがちなのに、鴫沢の気持ちを代弁して伝えてあげられるって凄い。細かいプレーや姿勢に一々口をはさまなかったら日本一を目指すアンタらに失礼だと思ったんじゃない?これまでのやり方を否定したら嫌われるのも承知で、高いレベルの指導をやろうとしてるんじゃないの?バレーに対しては絶対手を抜けない頑固で不器用で真面目な娘だと思うよ。鴫沢は中学時代にあまりにも一人熱くなりすぎてチームメイトから浮いてしまったぽいですね。それでもうバレーはしないと決めたんでしょうかね。だとしたら、その気持ちはわかる。あの子のやり方に文句があるならまず言われたことをこなしてから文句言ったら?って諭す南ちゃんの指導レベルが高すぎて尊敬。豊瀬の子らは元々捻くれた子がいるわけじゃないし、素直にみんな南ちゃんの言葉を受け入れたようですね。部の雰囲気がユルユルからキビキビに変わったようです。これは良いことだわ。それに鴫沢が出て行ったのは腹を立てたわけではなかったようで。みんなにおにぎりを作って戻ってきました。激しい練習をしてキレた筋繊維を修復するには運動後30分以内にタンパク質やカロリーを摂る必要があるのだそうで。ってバレー部に関わるようになったところだというのに、どこからそんな米を調達してきたんでしょうねw照れ隠しに饒舌になってる鴫沢を可愛いと思う羽柴。でも、ユキちゃんて呼びたいようですが拒否られてしまいましたw距離を縮めるのはそう簡単ではなさそうwそんな中、豊瀬は他校との合同練習合宿を行うことに。竜泉、王葉、桐城、豊瀬が集まったようですね。これまで豊瀬が対戦してきたチームばかりwみんなで協力体制を作り、絶対王者駿天堂を倒すべくがんばろーってことのようですが、なんだか竜泉に都合がいいように作られた合宿のようでもあってw下平は8秒ルールに引っかかってからネットインのサーブが打てなくなっていたようです。繊細というか、なんなんでしょうね(^^;それでも、精度は相変わらず高くて。練習は各自がやりたいメニューを選んでいくようで、主体的に学べて面白いですね。合宿ではルールがあって、「質問されたときは、必ず答えること」教え合いという名の情報の奪い合いを行えってことのようです。貪欲になったやつがこの合宿の勝者。なるほど。これってどこかで聞いたことあるやり方だわ。積極的に参加してこそ成果が得られるってことですね。セクションごとで練習した後はそれをお互いにぶつけあってまた成果を試す練習をするようで、これも効率がいいというか、無駄のない練習ですね。みんな意欲的で楽しみながら練習できてるのはいいことですわ。良い雰囲気でしばらく合宿が続くのかと思ったら、なんとみんなで倒そうと言っていた絶対王者・駿天堂までが参加してきて・・・あらら。すぐに決勝戦で当たる豊瀬としてはどうなんでしょうね。事前に相手チームの情報が得られることはラッキーですが、自分たちの情報も与えてしまうってことですもんね。こういうときは実力が上のチームが圧倒的に有利。そして、またも対戦相手の駿天堂は曲者チームのようです。いきなりリベロが鯨川の強烈スパイクをいとも簡単に上げておりますがな。うわぁ・・・決勝を前にどうなることやら。
2017年08月14日
今回はエーちゃん強かったですね~~すっきりしたわ。これまでの感想はこちら。ベイビーステップ(45) (講談社コミックス) [ 勝木 光 ]エーちゃんは、慶稜チャレンジャー3回戦を吉道の途中棄権により勝利するも、完全劣勢のまま終わった試合に自信喪失。見かねた青井コーチが連れていったのは、格闘技ジム! 格闘家と意見交換する中で、エーちゃんが見つけ出した答えとは!?日本代表・渡邊との準決勝が始まる!!ずっと頑張っていたのになかなか結果が出て無かったエーちゃんでしたが吉道との対戦で手応えを感じ始めたかな~って出口が見えそうだったのに吉道の棄権により納得できる結果を手に出来ず。逆に自信喪失とは。やることは全てやってるエーちゃんなので後は切っ掛けを掴めば一気に変われるのになぁってとこなのでしょうね。コーチに池くんのお兄さんがいるジムに連れて行ってもらったことで気持ちに変化が・・・。なんでまた格闘技?って思いましたけど、エーちゃんには刺激になったようで。「死んじゃうくらいの覚悟でいってみなよ」格闘技とは違って“死”に直結するわけではないテニスですが、それでも試合に臨む気持ちとして池くんのお兄さんの言葉は参考になったようです。死なないテニスでどこまで命を懸けられるか確かに“死ぬ気”で戦ったら、凄い力が出せるかもですが、後のことは考えないで戦うってことでもあるわけですから、場合によっては体力を削り自分を追い込んでしまう可能性もあるわけで・・・が、突破口の欲しいエーちゃんは迷わず覚悟を決めて。命懸けなら持ってる武器を出し惜しみする余裕はないってことで最初から飛ばしていきます。吉道戦では活かせなかったダウン ザ ラインを狙い決めていきます。気持ちが違うだけで上手く回り始めたようですね。エーちゃんの戦略が見事にハマっていきますvプロになってここまでやってきたことが この大会で得られた全部が今このプレーに結集しているエーちゃんは思うように試合をコントロール出来ていることを実感。それはたまたま出来たことではなくて、これまでしっかりと下地を作ってきて、それがようやく芽を結んだってとこでしょうか。吉道戦では届かなかった数センチが届いて、入らなかった数センチが入ることでハマらなかった戦術がハマってる渡邊もエーちゃんを認めざるを得ず。1日でプレーが変わるとしたら技術ではなくメンタルですよね。渡邊は自分が舐められてるって感じたようですが、エーちゃんにとっては相手が誰かよりも自分の試合に対する向き合い方だったり、自分の弱い面を克服しようとした結果ですからね。思い通りの試合運びが出来てることで壁を越えて一気に成長している感覚を味わうエーちゃん。必死に増やした新しい技術やそれらを使って増やしてきた新しい戦術が新しいメンタルを身につけることで活かせるようになったんですね。エーちゃんにとってはバラバラだったピースが繋がる感覚のようです。逆に渡邊は予想以上にエーちゃんに圧されて思うようなパフォーマンスが出来ず。第1セットはエーちゃんの圧勝。だからといってこのまま逃げ切れると考えるのは甘すぎるとまだまだ崖っぷちの気持ちで第2セットに臨みます。渡邊が迷いを見せながらも立て直していくところに日本代表の実力を感じますが、エーちゃんも疲労や判断の誤りから失点をしながらも攻める姿勢を崩さず。最後まで気持ちで負けることなくエーちゃんが逃げ切りましたvエーちゃん自身、自分が強くなった手応えを感じたようです。伸び悩んでいた頃はなんかこっちも苦しかったんですが、これでようやくすっきりですわ。ここから一気に勝ち進んで欲しいところですが、次の相手が・・・決勝戦はクリシュナ。クリシュナもエーちゃんが知ってる頃とは変わってるようです。自己主張をするようになって強くなったってことですが。他の選手のようにテニス1本でやっていくというスタイルとは異質で、テニスは人生を豊かにしてくれるから全力でやるけど他のことも全力でやるというクリシュナ。いや~~~エーちゃんも大概賢いけどクリシュナはその上を行く賢さがありそうで。エーちゃんは天才ってよりガリ勉型の秀才で、クリシュナはもっと別格の賢さを持ってる感じ。境遇に恵まれた者が才能にも恵まれてるって、誰もが羨む状況(^^;さぁエーちゃんはクリシュナとどう戦うんでしょうね。クリシュナ強そうだなぁ・・・。まぁクリシュナに負けたとしても今のエーちゃんなら得られるものが多そうですし、既に日本代表を倒してますから実力的には認められていい結果を出してますもんね。次の試合はリラックスして臨みたいと思います、私が。
2017年07月05日
いや~サーブで点を取るほど楽しいことはないよね。カウンターであるブロックも気持ちいいけど、サービスエースってのはラリーにすら到達させない究極の封じ込みだからね。これまでの感想はこちら。ハリガネサービス(15) (少年チャンピオンコミックス) [ 荒達哉 ]サーブだって身長があった方が有利ではあるけど、スパイクやブロックのように決定的な要因にはならないところがいいわ。とにかく技術だけで点が取れるんだもの。って、その技術が簡単に得られるものではないのだけれど(^^;全国をかけた大舞台で全国常連校相手に新しいサーブを試し続ける下平。人体実験って・・・確かにそうだけど。まるで相手チームを新しく手に入れたおもちゃであるかのように見てるって・・・舐めるのもいい加減にしろってとこだろうけど、サーブする方からしたらこんなに楽しいことはないだろうなぁ。私もぜひそんな体験したいものですわ。うん、昔はいろいろ出来たんだけどね。今ではすっかり・・・伸ばしたり、落としたり、曲げたりと自由自在にボールを操る下平。気持ちいいだろうなぁ~が、さすがに15対15から 15対25まで10点もサービスエースではいくら凄いサーブでも観客もいい加減にしてくれと思うわな。下平の個の力に負けた桐城はセッターを3人体制に。本来のスリーセッターは元々はスパイカーだった者にトスを上げさせてどこからでも打てるってことにするんだろうけど、桐城の場合はセッターを3人入れてきて。それだと確かに攻撃の幅が広がってスパイカーが少なくても質の高いコンビができるってことみたいですが・・・。とはいえ、スパイカーの数が少ないってことはセッターが打つ場面もあるわけで。そしたらやっぱり拾われる確率も上げるわけで。やっぱり3人共がエース級で、かつ速攻も得意とかのレベルでないと不利な要素の方が多い気がする。それになんだかんだあってもサーブで点が稼げるのが今の豊瀬の強み。下平に回しさえすればそこで終わりになるくらい圧倒的ですから。桐城リベロの三河は最後の最後で下平のサービス時のインパクト音によって伸びるか落ちるか聞き分けることができるように・・・。でも、これって声援が大きかったら無理だよね(^^;サーブの変化は読まれて拾われたものの、ラストは下平がスパイクで決めました。松方も敵側に負けずトリッキーなトスを上げてきましたね。技術もあってのことですが、気持ちで上げたトス?これを下平が決めないわけにはいかないという王道の展開で全国への切符を手にした豊瀬。少年誌らしい展開でした。最後はお互いを称え、絶対に勝ってきてくれとエールを送る安定感。やっぱりスポーツものはすっきり終わるのが気持ちいいですね。ということで全国大会も楽しみにしたいと思います。
2017年06月16日
またまた遅れ気味のざっくり感想です。1年対3年の紅白戦は15対3で3年の圧勝。でも、本当はもっと点差を付けておきたいところだったと思うのですよね。今年の1年はなかなかの実力者揃いのようで。前巻の感想はこちら。ダイヤのA act2(7) (講談社コミックス) [ 寺嶋 裕二 ]紅白試合を経て一軍二軍を刷新し、青道高校野球部、本格始動! メンバーが個々にレベルアップを図ろうと試行錯誤する中、御幸は、沢村と降谷に1年生捕手とのコンビを促すが‥!? 様々な思惑が入り混じり、GWの遠征が始まる!! 点差を広げたかった3年でしたが、意外にも面白いカーブを投げる浅田ががんばって。それに光舟のリードが浅田のいいところを引き出したよう。最初の1点は光舟の考える野球と瀬戸の足で取りました。後の2点はすでにレギュラー入りしてる1年組が参加したことで追加されたものでしたが、取りあえず、3年から点を取るなんて凄いことなんじゃないのかなと。この作品の面白いところは試合ばかりではなくて、日頃の練習がしっかり描かれてるところですよね。日々誰が何を考え、どれくらい練習して、どう成長して行ってるかが追えるのでこちらも一緒に時間を過ごしてる気がするのです。それに御幸のような先輩がいることでただ個々の技術を伸ばすだけでなく考える野球を選手たちが身につけようとする姿勢もいいです。光舟がまだ打ち解けられずに距離を置いてるところがねw誰よりも御幸から教えて欲しいって気持ちが強いのに近づけない。可愛いですわ。練習では1年と組んでみろと言われ、早速栄純は光舟に声をかけるもお断りされちゃってw栄純としては光舟の秘めた熱さを認めたってのにねwま、光舟としてはまだちょっと自分は栄純を上手くリードするには力不足ってわかってるからのようですが。でも、降谷に誘われれば即OKw確かに降谷の球を受けられる機会があるならぜひ!!!ってところでしょうね。キャッチャーなら降谷の球に興味を持つのは当然。降谷の球を受けてみてその実力を身体で感じる光舟。でも、光舟くんだって初めてで降谷の球についていけるのは凄いこと。降谷も投げやすいと感じたようで。ほぉ~~~~性格的に相性が合うってことでは無いと思いますが、光舟の捕手としてのセンスはかなり高そう。投手に気持ちよく投げさせるってのは実はちゃんと考えての気配りがありそうですもん。由井もなかなか面白いですし捕手が揃ってるのは頼もしい。この1年の捕手たちがどう育っていくのかも楽しみです。どっちも身体が細いのが気になるところだけど。試合では降谷はまだムラがあるようで。良い時は手を付けられないけど悪い時は全然ダメ。これでは一発勝負のトーナメントではエースとしては使えないようですね。本当のエースになるためにはそれを乗り越えなくてはならず。一方、栄純の方は、調子が悪くてもそれなりに組み立てて投球できる術を手にしつつあるようで。ナンバーズは完成してないまでも全国レベルを相手に試してみたいと思わせるくらいには出来上がってきてますv片岡監督はGW中の一番強豪校との対戦に栄純を先発として指名。一番調子のいい投手を使うってことでしたから栄純が評価されたようです。降谷は先にスタートを切りましたが現在足踏み中ですし、先を超された栄純でしたが、地味に練習を重ね、自分なりの武器を磨きやっとエースとして認められるかどうかの場が与えられることに。さぁどんな投球を見せてくれるんでしょうね。栄純の成長も楽しみですが、チーム全体がどう強くなっていくのかも楽しみです。
2017年05月31日
長い試合になるかと思ったんですけどね。意外にも・・・これまでの感想はこちら。ベイビーステップ(44) [ 勝木 光 ]価格:463円(税込、送料無料) (2017/4/23時点)ベスト4を懸けた慶稜チャレンジャー3回戦。エーちゃんの相手は、日本代表にして第7シードの吉道大樹!苦戦が予想されるなか、エーちゃんがまさかのブレイク発進!!しかし、吉道の一撃で状況は一変、試合はそのままブレイク合戦へ━━。どっちが先に相手のテニスを捕まえるか・・・ってことでしたが、エーちゃん吉道の顔で勝負に来る時が判別できちゃったとかwこれで楽勝なのかと思ったら、まだその上のパターンがあってさらにその上になったら元の顔と一緒ってwwなんだよそれwそれにしても相手の表情を見るのって普通のことなのかしらん?一瞬のことだと思うし、直後に対応しなくてはいけないからそんな余裕のある人は少ない気がする。やっぱりエーちゃんの目がいいってことなのかな。吉道としては日本代表として未来を託せる可能性をエーちゃんに感じたんでしょうね。が、それなら尚のこと簡単には勝たせられないって使命感の強さから自分の全てを出して勝つと、まぁ世界トップレベルの頑張り。確かにそれがずっと続けられるのであれば彼は世界トップにいるはず。だけどそうではないってことはトップレベルの力でずっと試合を続けられるほどの実力はないってことですよね。今はとにかくエーちゃんに対応することで普段以上の出来を維持してる吉道。エーちゃんが引っ張り出してしまってるようで(^^;絶好調の吉道に対し、なんとかその集中を切らせようと奮闘するエーちゃんですが、吉道の集中力は驚異的に持続。あれこれと対策を試してみるも、なかなか突破口を見つけることが出来ず。読んでる方も力が入るというか、なかなか簡単には勝てないものなんだなぁというか、エーちゃんの試合って頭をかなり使うから読んでる方の疲労も大きいw吉道はエーちゃんの防御力は認めるものの、攻撃力に関してはまだまだだと不満。ただ、わずかな可能性にも食らいついてくる粘り強さと精神力そして、エーちゃんのコントロールの良さに対しては評価したようですね。これは長い試合になるわ・・・これまでの最長かもって思ってたところで・・・吉道はエーちゃんを圧倒していたにも関わらず、1セット先取後なんと棄権!?吉道はエーちゃんとの試合が長引くと予想し、今の状態のまま戦い続ければまた膝を悪化させてしまうと判断したってことですよね。つまりは全力で戦い続けなければ勝てない相手だと認めたってこと。勝ってる状態での棄権ですし、あのまま試合を続けていれば誰もが吉道の勝利だと思ったでしょうから日本代表の面子を保てたわですしね。ここは早めに判断をしたのは賢明でしょうね。嫁さんもわかってました。吉道はもうそれほど全力で戦える時間が残ってないみたいですね。復帰したとはいえ選手としての膝は限界に近いようです。それに吉道は自分一人の勝利よりも日本の未来を考えているようで。そのために何が出来るかを常に意識してるようです。今回の棄権もそのためでもあるようで。エーちゃんは今のままでは吉道に勝てないと模索してたところに突然の勝利を言い渡されてポカンってところでしょうが次も日本代表との試合ですからね。何とか打開策を見つけ渡邊を破って実力を知らしめて欲しいですわ。池くんのお兄ちゃんが格闘家だったのにはびっくり。原田との話は何か参考になりそうですね。最悪の状態を想定して戦うスタイルはこれまでのエーちゃんとは真逆な感じですし、負けても命に関わるわけではないテニスと命の危険もある格闘技とでは重圧事態が違うでしょうが、試合に向かうメンタルについては共通するものが見つかるかも。次のステージのエーちゃんに期待したいと思います。
2017年04月25日
今回、表紙は前園。渋いですねww稲城実業と帝東の試合は稲城実業の勝ち。太陽くんも頑張りましたがやはり成宮くんが力でねじ伏せて来ました。これで決勝は市大三高と稲城実業。これまでの感想はこちら。ダイヤのA act2(6) [ 寺嶋 裕二 ]夏の本戦まで、あと3か月。春季大会を準決勝敗退に終わった青道高校では、監督がベンチ入りメンバーの「白紙撤回」を宣言!! 翌日、新1年生vs.上級生の紅白試合が行われることに‥。注目の1年バッテリー、奥村と浅田の実力は通用するのか!?降谷は選抜での自分のピッチングが基準になってしまってそれ以上を上回ることばかりに目を奪われてしまってる状況のようで。これでは自分で自分に課した目標で潰れかねない。一方、栄純は自分だけでなく回りを見ることが出来ていて、継投の時もエースを思わせるような存在感を発揮。これで監督や御幸の栄純に対する評価が一気に上がったようで。監督は背番号は一旦白紙にして全員を競わせるようですが、この二人も例外では無くエースの座を競わせるようです。二人ともいい投手に成長しそうだけど、背番号1をつけることができるのは一人だけだから・・・熾烈だわ。日替わりで背番号を変えるのもありだと思うんだけどどうなんでしょ?決勝は稲城実業が優勝。降谷は決勝を見て、自分の日本一のピッチャーになるという目標は変わらないけど、まずはチームメイトに認めてもらうことから始めると。うん、うん、良い傾向。監督の「チーム全員の想いを背負ってマウンドに立つのがエースだ」って言葉が効いたようですね。みんなが試合での自分の不甲斐なさを痛感してる間、栄純はもっと御幸のリードを汲み取って投げられるようにならないとって考えていたようです。これにはびっくり。え!?勢いで投げてるような感じだったんですが、配球とかリードとかそんなことを考えるようになっていたとは。御幸の話を聞く者の中に光舟くんもいましたね。配球やリード、捕手についてを語る御幸に距離を置いてはいますが興味津々ってとこじゃないですかね。彼は冷めてて取っつきにくい子かと思ったら実は違いました。本当はとても熱い子だし、彼は心の底から野球を楽しむ瞬間なんてあるのかを確かめたいんですね。確かめたいというか、そうであって欲しいそれを証明してくれる人たちがいて欲しいって思ってるんじゃないのかなっと。御幸がいつも楽しそうな顔してるし、ここでならそれを教えてもらえるのかもって想いでいるじゃないでしょうかね。捻くれてるようで実はとても野球に対して真剣に向き合ってるのかもです。彼は強いチームで自分の力がどこまで通用するのかも確かめたいと思ってて。今回、彼の中学時代がわかったことで一気に好感度がUP!!なんなの、この子、かっこええやん♪ってv3年生との紅白戦ではナイーブな浅田くんを上手いこと乗せてます。へぇ~~~~こんな気遣いの出来る子だったんだ!!御幸もいいキャッチャーだけど光舟も肩良さ気。ピッチャー並のコントロールと球の速さみたいですわ。浅田くんだけでなく、内野からの声かけも大きくすることで全体に雰囲気が良くなり1年の士気が上昇。守備を入れ替え、光舟くんが入ったことで俄然1年に勢いが出てきました。3年相手にも勝つ気で挑む光舟くん。その姿にやっぱめちゃくちゃ熱い奴じゃねーかと栄純も嬉しそう。御幸たちはあと3ヶ月で引退ですからね。いくら甲子園で通用するレベルのピッチャーが二人いると言ってもキャッチャーが育たなくては厳しいですもん。御幸がいなくなったらどうなるのかと思ってましたが頼もしい後輩ができそうです。それに高身長ナイーブピッチャー浅田くんや強気の九鬼くん、既にレギュラー入りしてる二人とじわじわと1年がキャラ主張してきてます。卒業していった3年たちは既に出来上がってるって感じでしたがその後の学年は成長の過程を見ているのでこれはこれで感慨深い。いろいろと学年ごとにカラーがあって面白いです。今はまだちょっとショボい打線が爆発する日を楽しみにしたいと思いますv
2017年03月26日
なんか今回もぶっとびましたわwwww雲類鷲は完全にいい子になっとるしwwwwどーゆーこちゃwwwwwこれまでの感想はこちら。ハリガネサービス(14) [ 荒達哉 ]王葉がマッチポイント。あっらぁ~どーすんの??って思ったら松方くん、下平のマネをしてパスでネットインさせましたがな。これってサーブより難しくない?力の入れ加減が。いやいやサーブも難しいけどね!!そして雲類鷲をアウトにさせ同点。デュース。その後はまた下平のオカルトプレイwww未来を読みましたぜ!?味方の次のプレイを予想したってことですが、ボールの軌道まで予想するって。でも、ブロック飛んだ後って自分の手に当たってなかったら後ろを警戒するだろうし降りながら振り返ったりしないのかしらん???男子だとそんな時間はないってこと?振り返った時には落ちてるか上がってるかってことかな。よくわからん。誰がどう動くかなある程度は試合中にわかるものだと思うけどなんか下平の場合はそれが特化してるらしいです。未来予測といいましょうか、またまたチート能力発動かも。その後、下平にサーブが回ってきて、どうするんかなと思ったら楽しむことを優先してブロードのフローターサーブを打ってきましたね。おお~~~~そうかい、そうかい。よりレベルアップしたってことね。打点が高くなって直線的に打てることでスピードが増し、そのことが変化をより大きくしてますます取りにくいサーブになったってことのようで。うん、うんやっぱり下平にはサーブで点を取って欲しい。次はネットイン。これで終わりにするって絶対入る自信。下平もいい感じで戻ってきたようですねv拾われたものの、雲類鷲を止めることはできないから大船がソフトブロックに変えたのを見て下平がワンタッチボールをバックブロード!!!ひぇ~~~~~そんなことするか!?っていうかできるんか?豊瀬勝ちましたね。が、勝った豊瀬より、雲類鷲が頭を下げたことと、王葉が一つにまとまって急にいいチームになってしまったことの方が驚きwwwwそのうえ、雲類鷲は「練習しよう」と監督に声掛けただけじゃなくて杖がなくなってるから(自分が折った)背負ってあげるとか・・・もう雲類鷲が別人になってるwwwww豊瀬と一試合しただけで別人格が生まれてるよwwww誰だよアンタwwなんだよ、めちゃくちゃいい奴じゃないかwwwwこんなことになるとは微塵も思わなかったよ。少年マンガ展開にもほどがあるwwwなんてまとめ方だろうw試合後はヒールくんたちとも友達だよwww敵が味方になっていくドラゴンボールの世界だ!!これはこれで非常に好感vで、次は桐城高校。以前戦って歯が立たなかったところ。ところがなんか豊瀬が絶好調というか、決まりまくり。あれ~~~~豊瀬が滅茶苦茶成長していつの間にか楽勝できるくらい強くなってたの???これってよくあることだけど豊瀬には面白い展開だわ。って思ったのに倉光が入った途端に一転。トリッキーなことやってくると思ったらあまりにも普通でみんなビックリwww普通でビックリってどーゆーことだよwwが、本来のセッターちゃんたちは一時頭を冷やし冷静になるためにベンチに下げただけのよう。やっぱり桐城戦は簡単に勝てるわけではなさそうです。とはいえ、豊瀬もいい感じ。間白のマイナステンポも決まって面白くなってきてます。王葉との試合で金田にも変化が出てきてましたし、下平も元に戻ったようだし、豊瀬の1年頑張ってくれそうです。さ、今度の桐城戦はどう戦うんでしょうね。楽しみです。あんなにメンドくさい相手だと思っていた王葉と雲類鷲ですらラストは感動へ持っていってしまうんだもの。次回も期待していいはず。
2017年03月12日
感想書きたいコミックスがまた溜まってきてます。以前のように無理して時間のやりくりをしないようにしてますので(^^;脳は若いつもりでいるんですけどね。そういうわけにもいかないので長く続けるためにのんびり更新ですwそれにアニメの感想はざっくり減らしてるんですが視聴数は減ってないという・・・そりゃ時間がないわさとwでは、「ベイビーステップ」43巻感想を。これまでの感想はこちら。ベイビーステップ(43) [ 勝木 光 ]慶稜チャレンジャー本戦1回戦! 宿敵・王偉と対戦中のエーちゃんは世界ランキング310位と格上の王偉相手に第1セットを奪取するも、緻密で執拗な彼の攻撃により体力を削り取られ第2セットは苦境に‥‥。すでに疲労はピーク! それでも「逃げずに」立ち向かう! 敢えて今、一番苦しい戦略を!!1点、1点 エーちゃんも王偉も凄く考えてプレイしてるからまぁ長い長いwww特にこの二人は戦略を練るタイプですからね。テニスプレイヤーってこんなに考えて1球1球打ってるのねと感心しきり。もちろん、どんなスポーツも考えるものだろうけど団体競技のように誰かのプレイに助けられるってことはないし、自分の思考だけが全てですもんね。それに瞬時の技の掛け合いで決まる武道とも違って相手も自分も考える時間が微妙にあることで勝敗が技術力の差だけでは決まらないという。メンタルの状態も重要ですしね。今のエーちゃんが正にそう。ちょっと前までは全然勝てなかったのに、いろんなことが噛み合いメンタルが安定したことでいい試合ができてます。ってメンタルはテニスに限らすどんなスポーツでも重要だけど。エーちゃんは王偉からも疲れからも「逃げない」ことで勝利を掴むことができましたvなるほど、より上を目指すのであれば苦しい時にどう戦うかってことがこれから大事になってくるんですね。フルセットに持ち込まれたときのために体力を温存するってのも戦略的に必要なときもあるだろうけど、先に決めきってしまうという強気で戦うことも時には必要だと。今回、エーちゃんは無難な戦いではなく敢えて苦しい選択をすることで殻を破ることができたようです。エーちゃんと連絡先を交換した後の王偉が可愛いww彼はテニスのエリートとして練習に明け暮れる日々で周りはライバルばかりだろうから友人なんて作る心の余裕がなかったんでしょうね。エーちゃんはテニスを始めたのが遅いからその点では恵まれてるのかな。諭吉くんとか。王偉嬉しそう。エーちゃんとはお互い切磋琢磨するライバルであり情報交換もする友人になれそうです。これまでのエーちゃんは技術力を戦略で補う戦い方をしてきてましたが、ここへきてリズムを意識することに。エーちゃんにリズムを持って試合することを教えてくれたのは岡田くんですが、まさか近所のおばちゃんたちにサンバを教えてもらっていたとはwww彼がサンバを踊るところは想像できないwwエーちゃんは音楽を聴きながらリズムに合わせてプレイしようとしますが上手くいかず。そりゃそうだwwwwテニスはダンスじゃないんだから。カウント取って合わせられるものではなく。で、次は音楽を脳内再生させてそのリズムに合わせてプレイしたら上手くできたという。当たり前っちゃー当たり前のことですよね。音楽をルーティンにしていつも同じ状態を保つために使う人もいれば、試合前に自分を鼓舞するために聴く人もいるでしょうし、体にリズムを刻むために使う人もいるってことですね。スポーツ選手には音楽は欠かせないアイテムではないでしょうかね。試合前に集中したり平常心でいるため聴いてる人いますよね。なかなか勝てずにいたエーちゃんですが、格上の王偉に勝って自信を取り戻したのとこれまでやってきたことが繋がったことで一気に実力を発揮し始めました!ランキング100位台を倒した磯部相手にも圧勝。いよいよナショナルチームの吉道と対戦することに。178位対1415位の戦い。これ勝ったら凄いですよね!!ぜひ勝って欲しいv王偉戦から自分の目指す方向に急激に伸びていることを実感してるエーちゃんは吉道相手にいきなりブレイク。が、即座にブレイクし返されて・・・。あらら。そう簡単にはいかないか。どうも戦略で戦うエーちゃんには吉道は相性が悪そう?エーちゃんが勝つにはまた超えるべき壁ががありそうで。吉道は粘るタイプなんでしょうかね。本人はいたってシンプルでストロークを大切に戦うだけってことのようですが・・・その中で1回だけ気合入れてブッ込んでくるのがスタイルのようです。エーちゃん攻略できるんでしょうか。うわぁ・・・これはまた長い試合になりそうですねwwww
2017年02月03日
下平くんのサーブが楽しみで読んでいたのになんかあれれ?って感じでしょうか。ハリガネをイメージできなくなって絶対的に決められるサーブが打てなくなったって・・・ちょ、そんなの困るよ。ま、確かにサーブで試合が終わってしまうようではバレーボールどころではなくなるから仕方ないとしてもサーブは今後もやはり決め手になって欲しい。タイトルがタイトルだからきっとまたハリガネが戻ってくるはずだとは思いますが。これまでの感想はこちら。ハリガネサービス(13) [ 荒達哉 ]いや~もう絶対雲類鷲になんて勝てないやろと思われましたが高代の意地と野々原のブロックで2セット目を取りました!あれだけ好き勝手でやりたい放題してた雲類鷲がやっとスタミナ切れのようで、絶対のエースだった信頼を失って。王葉セッターの王も他の奴にトスを上げると言い出し・・・。って普通のことですけどね。たったひとりにだけしかトスを上げないとか有り得へんし。雲類鷲ざまぁ~~とか思っていたら、なんと彼の過去が・・・おいおい、ヒールに徹したキャラじゃなかったのかい。野々原の手を潰したのも確信犯だと思っていたのに今頃、自分が野々原を潰したことにショック受けてるって・・・人より秀で過ぎて全力を出せなかったってのはお気の毒だったとは思うけど、試合前に手を潰すほどの握手なんて絶対アカンことやしそれを悪いことと思ってないなら情状酌量の余地なしと思うんですけどね。今頃反省してるとか・・・勘弁してくれよって思いましたわ(^^;しかもこれまでも相手を怪我させたらそれと同じことを後で自分にも課していたとか。いやいや、そんなことせんでいいから、怪我させないようにしようさ。バレーの試合なんて完全な実力差があるなら相手にボールを触らせずに勝てるんだから。わざとブロックに当てて怪我させるとか頭おかしいとしか・・・。虚しい勝利しかもたらさないって自業自得。そういうところがなければ理解もできるんですけどね。豊瀬のツーセッター攻撃は「ハイキュー!!」「神様のバレー」でも使われてるので驚くことはなかったですが、王葉のセッター王が雲類鷲に見切りをつけたと思ったら実はそうではなかったことにびっくり。で、ここで雲類鷲と上屋の関係を持ってくるなんて・・・。なんだよそれ、反則だよ。あんなに悪役だった雲類鷲がすっげぇいい奴にしか思えなくなってしまったやんか(><)むしろ豊瀬の勝利よりこの二人に勝たせてやりたいとすら思えてしまうやんか。子供の頃の雲類鷲は正義のヒーローだったとは。上屋がなんで雲類鷲みたいなのを大切に思っているのか不思議だったんですが、感謝しきれないほどの恩と本当の彼を知っていたからだとわかり納得。上屋が雲類鷲をひとりにしないために密かに努力してたとか、なんて素敵なコなの!!!豊瀬側よりドラマを感じるww上屋が雲類鷲と同じだけの力を持っていたとはね。これでは雲類鷲が二人いるようなものだから絶対勝てないわ。雲類鷲の脚力が戻ったのを見た王葉のじぃさんが「翼が蘇った」ってブルったのには笑いましたわwあの監督、雲類鷲が相当お好きなようでwwだけど本来の彼を知っていたのならもう少し使い用はあったはず。あんなに仲が悪そうだった王葉が突然いい感じにまとまりだしてコンビネーション使い出したり雲類鷲が自ら囮に飛んだり・・・なんなのこの変わり身wwwww熱過ぎるというか少年漫画過ぎるwwwあのワンマンプレーヤーがチームメイトのミスを「ドンマイ」って声かけてるしwwwwそんな無茶ぶりな展開が有りなのかwwwこれではもう完全に豊瀬に勝目ないよね、ってところなのに下平は楽しそう。色々やってみたいことを試したり、ワクワクしながらプレーしてます。実際こんな楽しめるものなんだろうかと思いますけど。そして下平の第2の能力“周辺視の力”をガンガン発揮し始め・・・もう豊瀬は下平頼みしかなさそう。地味キャラがサーブではなくコートの中で存在を示してきました。王葉のコートの様子も後ろを振り返らなくても味方が今何をしているかも把握できるなんて、まさに神の目?瞬時にコート内の状況が分かるなんて恐ろしい。攻撃の時は相手コートの穴が見えるわけだし、守備の時は相手の攻撃を誘導することができるってことだし。下平がみんなに指示を出せば情報を共有できて連携も上手くいくしでとんでもないことになるのでは??ブロック何枚でどのコースが空いてるとかわかればそれほど強打でなくても点がとれるしフェイントも落とし放題では?これはサーブと同等にチート能力だわ。その能力マジ欲しい!!!!
2017年01月15日
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