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何年かぶりに熱を出した。 くしゃみと鼻水、だるさがひどい。 寝たり起きたりしながら、ひとつのことを考えた。 色々と迷惑をかけたであろう、ある人にお礼とお詫びを言いに行くこと。 ただし、その行動はある誤解を生みやすい。明らかに誤解するであろう人は彼。詮索しにきたと思うだろうな、と思うと心苦しい。ただ、このまま筋を通さずに逃げてしまうのは少し違うだろう、と思う気持ちのほうが強いのだった。 こうやって書くことは、気持ちの整理でもあるし、確認でもある。だから、書いてから、あっ違うと思うこともある。 それだけじゃあ、ない。 昨日はああやって彼を責める形で慰めてくれた友人のことばを書いてみて、乗ったけれど、それも全部じゃない。 ふだん完全に自責型な自分だから、バランスを取りたい。できるならば、限りなく第三者的な視点を持ちたい。どっちが悪いとか、そんなことじゃないから。どんな理由をつけようとも起きたことはひとつ。極力ニュートラルな視点を持って見つめなおしたいだけだ。 小せえ自分でもできるだけ。
2007.01.31
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「甘い幻想は捨てなヤツは最低な男だそして子供だ自分以外のことは上辺しか考えられないヤツだ愛された訳じゃないヤツが上辺で愛しただけだお前は立派だ立派に愛した最後まで愛した頑張ったただヤツが最低なのだお前に落ち度があるとするなら、しょいこみすぎる所だもっと自然と楽しめて、無理しないでいいのが恋愛で、お前がたとえ少しくらいほっといても、変わらず愛してくれる普通の奴がいる」ということばをかけられた。会社でも、電車のホームでも、自転車の上でも、床にへたりこんでいるときもずっと泣いていた。今日、もう一度見た。彼らは、わたしに優しい。わたしが「女」にならない立場の人は皆優しい。わたしが「女」として関わってしまうと皆いなくなってしまう。「要らない」と。一番どうしようもないのは「よそが良くなった」だよ。もしかしたら、わたしが前回それで苦しんだことを知っているから避けたのかもしれないけど、やっぱりそれが一番楽だよ。仕様がないから。頑張った、そう言って貰えるけど足りない箇所はいくらでも思いつく。彼を選んだ時点で店に行くのを止めれば良かったと。(始めは行かないと一緒に帰れなかったから行かざるを得なかったけど)あの日も、予定を遵守して、別の予定に行くために酒を控えれば良かったと。ただ、それは「気づいた」ことを意味していて。気づきはスタートだとあなたは思わなかったか?自分で本気で後悔したならば、もう二度と同じことはしないのに。わたしは、ひと言たりともあなたとの関係のことは他言しなかった。わたしとの間が胡散臭く見えたのなら、他の女性客とも同じだと思う。あなたは、そういうのが良ければホストクラブに行くから、とキワキワ営業を問題なしと語っていたけれど、現に落ちちゃった女がここにいるでしょう? それが失敗だったのなら、はじめにわたしが引いた時にそのままさらっと逃げてくれれば良かったのに。付き合うことまで承諾するな。プライベートがまったく見えない、空気みたいな存在こそその職業のあるべき姿。そうやって美学を崩さないところも好きだった。だけど、空気にはなれない。止まり木とはいえ止まり木にはなれない。理想は理想、しょせんは「像」だ。それを頑なに守れたところで、それが完璧かは別。相手が人間だからみんな行くのだろうとわたしは思う。うまい見せ方があったはずだと。見せないのなら、決め事をしっかり作るべきだったと。わたしたちはそこを怠ってしまった。ルールは「わかってるだろう」じゃ足りない。各々想像して最大限に気を遣って歩み寄ることも大事だが、「こうしよう!」と口に出せば1回で共通の認識が得られる。酔ったときの言葉の乱れは、1回で直せなかったけど。わたしも相当ガキなところを見せてしまったから、あなたを最低と解釈しきることはできなかった。わたしのガキは直るものだから。皆が言うあなたの最低も。でも、わたしの何かは死んでしまったよ。どうやって笑っていたんだろう。どうやって泣いていたんだろう。あなたが言う、チェシャ猫の笑いはどんなだっけ?
2007.01.30
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泣いていないわけじゃないよ。刺された時、熱さしか感じないように、時差があって涙が出る。おそろしいほどに。ただ、それは悲しいのか、苦しいのか、誤魔化しなのか、わからない。人と話しているときは泣いていない。わりとふつう。ただ、頭を左右から抑えつけられるかのように、ぎゅうぎゅう痛いような苦しいような感じがする。皆、次、次と言うけれど、わたしがわたしであることが恐ろしくなってしまうよ。わたしがわたしであるほど、皆いなくなってしまう。苦しめてしまう。わたしがこの世からいなくなってしまえば、笑ってくれるかな。もう、負担になるものは微塵もないと。
2007.01.29
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でもね。頭の片隅でちょっとこうなることを知っていたのだ。怪しげな話になるが、言葉以外の何かがそう言っていた。しかも、本人ではなく(そりゃ本人がいちばんそういうのを出していたと思うけど)、本人がそういうのを出すもっと前。わたしがいつもつけているブレスレットは、某石屋のもの。そこの店主の方は、サイキッカーとしても知られる。一般の人には見えないものが見える、との噂。わたしはその時、現在の恋について願い、語ったのだが、不思議とすっと通り過ぎられた。もともと答えを言わない方だろうと思ったが、その除け方が彷彿させた。そして、店主は現在よりもっと遠くを見て、「私は占い師じゃありませんが、あなたは幸せな人生を送ると思いますよ」と言った。その後、わたしの石を説明する際、「失恋の心の傷を早く癒す」に力強く線を引いた。それを、ガンダムと捉えることもできたのだが、なんとなくその先のような気がしていた。なんでそう思ったかはわからない。ネガティブ発想の延長とも、シックスセンスともいえる。なんとなく。
2007.01.29
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一滴も涙を流していない。ただ、胃が痛い。“ほんとうのひとりになりたい”が、理由だと言う。会う会わないじゃなく、何かあったときですら「話す相手が欲しくない、要らない」そうだ。アホか。オマケのように、去年わたしのせいではないが噂になってイヤな思いをしただの、例の大晦日の時も待っていると周りに思われたらどうのこうの。わたしは、その時それすら訳わからない状態だったから、それも含めて反省していると言った。相手は、“だから、店で別れた理由を聞かれるのはいやだ”みたいなことを言う。さすがに腹が立った。そんなことをする女だと思う?見くびらないで。わかってくれて良かった、と安心したかのように相手は言う。1ミクロもわたしのことなんて心配しついないようすだった。わたしは、やっぱりすべてをカッコ良くキメることはできず、優しいことばをかけてしまった。わたしがいつもオーダーを決められないのは、あなたにハズレがないから、と言えてなかったことすら言った。応援していると。元気になったら一番に声かけろよと。むしろ明るい声を出した。バカだ。好きじゃなくなっただけなんだろ?一滴も泣いていない。でも、わたしは、確かに、傷ついて。こころのずっと奥底でわたしは確かな自分の愛情を思ってこれを抱くたびに壊れていくことを遠くの目が泣いている。許せるわたしがバカなのか。こころがもうずたずただ。こころがもうずたずただ。もう行かないから。安心しておやすみ。
2007.01.29
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ハート形のポテチを見つけた。 意図的に混ぜられたものではなく、偶然見つけたもの。 そのとき、わたしはある人に会うのが楽しみになっていた。ただ、近づくのが難しい相手で、淡い気持ちのまま過ぎてゆくのかな、と思っていた。従業員と客。そりよ、そうだ。 しかし、それから二週間もしないうちに事態は急変。ある日を境に一気に関係性が変わった。 本当に好きになってしまった自分に気づいた。 わたしはその人の彼女になった。 ハート形のポテチ。 後から考えれば、前兆。 でもさ、後付けならなんとでも言える。 なんだってそうよ。 あの日の洋服も、あの時の風景も。 いつだって、行動を決めるのは自分。 選べるのは、自分。 変えられるのは、自分。 逆らいがたい強い流れみたいなものも、確かに感じる。 でも、波に乗るように乗り切ることはできるはずなんだ。 そう思う。
2007.01.28
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練習その2アルバイトとして入社した当時、電話でアポイントを取る際に厳しく注意され、みっちり監視していただいた先輩(フリーランスの方だけど)にあえて話しかける。なぜなら、敬語を崩さない(崩せないから)。これもトレーニング(たぶん)。ただし、素面だからけっこうできてしまう。そこでおすすめしたいのが、泥酔トレーニング。バーをはしごするだけと簡単。彼には話していないが、この間も終電toバーをやった。で、マスターと呼ばれる偉い人とおはなししていたわけだが、そこでおりこうでいられるかが大事。テンションが上がれば、アルコールは「バカ」に向けて作用する。持ち上げられれば調子に乗り、仲良くなればどんどん砕ける(ダメ)。そこをどうこらえ、落ち着いてお酒を飲むか。その日もマスター氏に「バーの深さをわかってる」と大いに褒められ、「教育係がステキだから(はぁと)」とニヤつきそうになったが、こらえた。勉強中、いや、保護観察期間ですから(保護司:彼)。きっかり2杯で切り上げた。2軒目は絶対絶対絶対に。そして、これはただのこだわりだが、携帯はいじらない。カウンターの上でピコピコやってるのが嫌いなのだ。これも大人になるためのトレーニング。
2007.01.25
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典型的お子様体質なので、ブラックコーヒーで目が覚める。 朝~夕方はもっぱらブラック。 ただし乗らない夜は甘いラテ。 美容上はまずいが(高カロリー高脂肪with糖分)、妙に落ち着く。 冬はカフェモカが好き。 今日も肩こり頭痛でヨレヨレで、いろんな人と話してばかりいたけど(サボり女王)、スタバでボケッとしてるとホッとする。 ジャズがかかっていると、どうしても彼を思い出し、まだ怒ってるかなあ、会ってくれなかったらどうしよう!と思ったりもするけど、ミルクで薄まる。 今日は蜂蜜を加えました。 何とかダブルモカ(覚えてない)
2007.01.24
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そんなつもりはなかったが、たまたま仕事がヒマ日で、周りの後押しが妙に多くて、流れで彼を訪れてしまった。すごくすごく緊張して入ったのに、いざ入ってしまうと、同じ空間に居る状況はいつよりも落ち着いた。不思議だった。その日は買ったばかりの共布マフラー付きチュニックをハイウエスト(というより胸下)太ベルトで着ていた。わたしをちらりと見た彼は、「ずいぶん強調した服ですね」といきなりのセクハラー。相当怒っていると思っていたのでびっくりした。「忙しかったの? 反省してたの?」予想外に向こうから聞かれ、わたしはこの人にはかなわないなと思った。「お正月はどうしてたの? 忙しかったの? 泣いていたの?」みっつめで頷くわたしに「またまた~」と言う。本当だもん。周りの人が減ってからお説教。すべてわたしが悪いので、反発なんてする気もなく、ただただ自分の情けなさに俯き、「ごめんなさい」と言った。お説教は二部構成で職業的に言いたいことと、個人的に、とあったようだけど、個人的に編の途中で邪魔が入ったので、全部は聞けていない。その話はできなくなったけど、やさしかった。わたしのマフラーをぶんぶん振り回したり、謎のちょっかいがくすぐったかった。でも心配も残ってる。まだスッキリ解決には至ってないような気がするから。彼のお話はすべて聞きたい。
2007.01.23
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ちょっと前向きになれていたけど 間違っているようなことを言われ 無残に崩れた 格好の問題じゃない それはわかるけど 形から示してゆく以外に わたしはなにができる? オフィシャルな場で示せるのは まずは形だと思う。 バランスの問題で、その方は第三者だから具体的事例もわかると言っていた。 でもわたしにはわかんないことをわかんないように言われた印象で、すっかり気持ちが折れた。 そうだ喋りたくないから彼は喋らない 消えてしまいたい いや死んでくれ俺
2007.01.21
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現れる予定はまだない。 思い出さない日もない。 引っ掻き回し、自爆するのなんて簡単。 でも、しない。 それは、わたしが選んだこと。 地元のBARへ行き、あそこの馴染みであることを隠し、きっかり二杯だけ飲む。 背筋を伸ばし。 bartenderの目をきちんと見て。 敬語は崩さずに。 笑顔を忘れず、 どんなに彼の残像が心を横切っても涙だけは流さずに。 予定もないのに「練習」と認識していた。 あなたの前で成長したい。
2007.01.21
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↑ 今日はパラドゥのマスカラを使用。口コミでは大変評判のいいコレ、かなりガッツリつくのでボリューム派にはおすすめ。お湯でスルッと落ちるところも、面倒くさがりにはたまらない。が、カールキープ力は…そんなでもない。ただ、コンビニで買えるのがいちばんすごい。だって、深夜1時でも買えるんだもんね。↑深夜にコンビニで大判振る舞い=夜系商売のかほり
2007.01.18
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心理的には落ち込んだ状況が続いているが、肌は妙につるつるな今日び。なぜだろう?と考えた。栄養状態:ダメ心理状態:よくないケア:してないが、最後のひとつが重要であることに気づいた。思えば、先月くらいは調子が悪かった。帰ってすぐにクレンジングして、手厚い保護をしていたのに!…ってそれがダメだったようす。オイルクレンジング及びクリームファンデはかつてない量の吹き出物(もう後半ですから仕方ない)を呼び起こす。らしい。いくらシャネルの高いアイカラーをつけようとも、激長睫毛を作り上げようとも、やっぱり一番に目がいくのは肌だと思う。だから、ニキビひとつはまぶたについたマスカラ以上の問題がある。毎日けなげに薬を塗ろうともびくともしなかった吹き出物は、今年に入ってぱったり止んだ。病んだら止んだ。落ち込んで引きこもってまるで何もしなかった正月。帰ってクレンジングをする気力がなくなった最近。なぜか肌だけはツルッとしてきた。メイクは落とします。しかし部屋の中で落とす。洗い流さずに落とす。これがひじょうに良かったみたい。今はもっぱらロゼットの乳液クレンジングを愛用。ほかはLUSHの「俳句」が好き。そうだな、「俳句」のほうが目が痛くないからいいかも。ただ、コスパがあまりよろしくない。わたしはこれらを顔に塗りたくってメイクを浮かせ、適当な化粧水でふき取る(こすってる感が嫌いなのでひたひたにするけど)だけ。心は相変わらずへにゃってますが、肌だけは元気です。
2007.01.17
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オタ傾向は遺伝するらしい。ある夜、母がおもむろにテレビのチャンネルを変えた。どうしても観たいものがあったらしい。――「地獄少女」。初めて観るアニメである。思えば、わたしが岡崎京子作品にハマるきっかけは母が『Pink』を持っていたことだし、中学時代に藤井フミヤにハマったのも母が「フミヤかわいい☆」と言っていたからだった。似てない似てない親子として出会わなければ絶対に友達になんてなれないタイプだと思いつつ、なんだかんだ言ってわたしの嗜好のルーツは大分母が握っている。さて、母がハマるアニメとは。オープニング。母はすかさずこう言った。「エンディングの曲のほうがいい」と。――誰も聞いていない。物語は単純明快で、「人を呪わば穴二つ」を軸にしたストーリー。誰かが誰かを怨み、その相手を地獄に流すか否かの選択に迷う。わら人形の首にかかった紅いリボンをほどくだけで、憎む相手を地獄に流すことができる。が、その選択を行った瞬間、自分も永遠の地獄を彷徨うこととなる…。地獄少女や周辺のキャラクターがかわいいのに対し、このストーリー。特別、「転」のない静かな「結」。たまらなかった。母とわたしは「スカイハイ」が好きなのだが、かなり通じるところがある。このふたつの話を合体させたら、死後の世界はヤバイ。閻魔あいの舟で怨みの門へ行き、イズコに選択を迫られるも、自分を殺した相手も既に地獄に逝っているという…。ひとり、弟だけが声優について云々言っている(声優オタ)。「これだけしか喋らないのに金もらえるっていいよな」「俺はオタクの姉と母を持って大変だ」一番のオタはオマエだと激しく言いたい。その話をオタな上司にしたら、笑っていた。
2007.01.15
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岡崎京子さんが作中でこう言っていたように。「でもとりかえしのつかない事なんて 毎日起こってんだ きっと いつもいつも気がつかないうちに 」取り返しのつかないことなんて言ったら、その日はもう二度とこないわけで、毎日が取り返しのつかないこと。わたしは今も、あの日行かなきゃよかったとつくづく思うけれど、それだって取り返しのつかないこと。けれど行動は取り返しがつく。そう思っているから、ひたすらフェアでありたいのかもしれない。いくら性善説だと言われようとも。思っていないのにカマをかけるための目的で「別れたい」なんて言いたくはない。それだけは冗談でも言えない。だから言わない。別れたいのに言わないなんてこともしない。いきなり別れるなんて言い出すこともしない。だから、かつてそういう方向に持っていってようやく「別れたいと思ってる」と言った男は卑怯だと思っている。その人は「別れたいと切り出した方が悪いと思うなら思えばいいさ」と言ってきたが、舞台を整えてもらわないと切り出せなかったのは誰だろう。わたしの今の行動が、舞台を整えていないことを願って息をする。今話しかけたくて仕方ないのは、舞台を整えるような行動だけはしたくないからだと思う。沈黙が舞台作りになるような関係ならそれまでだと思う自分もいるが、取り返しがつくことを取り返しがつかなくしたくはない。タイミングを読まねばならないのだけど、言葉の深読み以外が苦手なのが口惜しい。
2007.01.12
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ある教育者のインタビュー記事を書いていた。遠方なので実は直接の取材はできず、メールのやり取りでお話を伺った。今回の媒体のほかのインタビューは同僚であるベテランが書く。彼はライティングのベテラン。そこに読者の違和感なく入り込むのがわたしの任務。インタビューものは、そのまんま発言を引っ張り出せばいいもんじゃないといつか思った。写すのではなく、翻訳する感覚で行う。著名人など、しゃべり口調がトレードマークなら別だが、一般の人が相手なので、それとなく言葉の配列を正す。言いたいことを完璧に書けたり喋れたりする人は少ない。だからわたしがその人に代わって語るのだ。ときにイタコの感覚で。ライター力には乏しいが、それだけは意識する。今回は教育自体がメインテーマではないので、活動についてはそれほど強く書けないが、積極的にさまざまなツールを生かしてゆく先生の姿勢が伝わればいいなと思った。こんな先生が増えてほしいと思う。先生も、「違うこと」をなぜか怒られことがキッカケの人だ。違うことは当たり前、間違いじゃない。それが正しい形で広まればいいのに。この媒体を手にとってくれた人に伝わればいいなと、プライベートのつらさとは別のところで思った。どうして仕事だけは何でもこんなに前向きに捉えられるのだろう。自信を持てるのだろう。同じ自分なのに、うらやましく、悔しい。愛光堂のサイキックな店主は言った。「それは、人間が相手だからですよ」キワキワの今、やたらに思い出す。「幸せな人生になると思いますよ」あの瞬間、彼は何を見たのだろう。
2007.01.12
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去年流行った「品格」ってやつがわたしに迫っていた。 これまでそんなテーマについて考えたこともなかったが、わたしはどちらかというと品格は「見えないもの」とだけ認識していたんだろう。 一方、わたしが惚れてしまった人は、品格を「見えるもの」または「見せるもの」と捉えているのではないかと予想する。そういった考え方に触れ、わたしもはじめて考えるようになったわけだ。 外見が内面を表す広告なのだとしたら、品格も表現するという課程が必要なのかもしれない。と、思うのとどっちが先だか忘れたが、自ら「予想価格」を下げるのは損かなあと思うようになった。急に髪色をトーンダウンしてみたりしだしたのはそのせいだ。言葉遣いは習慣なのでなかなか直らないのが辛いところだが(だって引き金になったほどだし)、確かにきれいなほうがきれいに見えるなあという認識にたどり着いた。時を同じくして、ナチュラルに猥談が苦手になった。あれだけ堂々と昨日したセックスについて語っていた女が、だ。これについては品格がどうこう考えてではなく、ただそうなっただけなんだけど。 結局大して変えようとしていないのは服装くらいか。でも、相手としてはイヤだったかもしれない。そういえば。本人怒っていないといっていたが、超ミニスカ時には繰り返しどんなに短かったかを話されたし、最後にふたりで会った日は「ケツ出てるよ」とコートから出ていた谷間をマフラーで隠されたんだった。 格好については、それはもう直接的にコンプレックスが絡んできてしまっているので、変えるのに勇気が要ったりする。プロフ写真もそうだが、やたら胸元があいているのは、それくらいしか出せる部分がないから。これで地味だったら歩けない、くらいの気持ちがあったから。長年ブスだブスだ言われてきた自分が唯一褒められてきた、恵まれてきた部分がそこで、そこを目立たせることでようやく女という記号がついたような感覚があった。じゃないと誰も見てくれない。確かに、わたしにはセックスを求められることが価値だった時代があった。ちなみに、プロフ顔出しは、書いているもので異様にいい女と思われるのがイヤだったのがきっかけだった。 そんな経緯があり、わたしという女は改革途中だったように思う。途中なんです。だから、途中で投げ出されてしまうのだけは納得がいかないの、か。それも相手の自由なんですけど。でも、「こいつは無理であろう」そうみなされてしまうことは、あまりにも耐え難いことだ。まあ、ほら変わっただろうオラ、っていうアピールがしたいだけならば、意固地に関係性を維持したがる理由にはならないが。だからそれだけでもないんだけど。 わたしは、あなたの横であなたの思う完璧になりたいんだろうと思うよ。もちろん自分自身がイヤならばしないけれど、自分のフィルターを通してもそれはいいことのように思えたから。おこがましいけれどそう思う。そのための努力は惜しみませんよ。まだなれてないからこそ、悔しいんだ。こんなもんだと思ってほしくないんだ。この女がわたしのすべてで、この女が否定されたらおしまいなんだ。なんとなくそんなことがよぎっていった。
2007.01.11
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死についてずっと思っていたこと。自らピリオドを打つ自殺以外は、遠く力が及ばないところで決められた役割の終了。亡くなったその人は、定めを全うしたんだと。そう思えてしまうから、若すぎる死や悲惨な死に対しても大した同情もせず、立派な人だったんだなと静かに思うばかりだ。往々にしてそれは誤解を生みやすい考えだともわかっている。だが、早すぎる死というものは早くして役目を終える。またはその死自体が多くの人を救う。なにかの「気づき」につながる。変に宗教がかるつもりもないが、そういうことだと思う。意味があるんだと信じている。そりゃ近い存在にある人が亡くなったら悲しみに暮れ、そんな余裕もなくなるのだろうけれど。でも、死ってそういうものだと思う。肉体の存在以上に、大きな意味の広がりがある。
2007.01.09
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たった一瞬のことだが忘れはしない。わたしは気心知れた人々といるときにガイコツババアという単語を口にしてしまった。これだ。こういった気のゆるみは気のゆるみではなく「習慣」なのだ。この腐った口ひとつで、どんなに外見を磨こうと、おしゃれな服を着ようと、一気に安物になってしまう。愛する人は、それを言いたいんだろうと思う(とりあえず怒ってる・怒ってない以前の問題として)。洋服好きコスメ好きのわたしが、最近まるで買い物に行かないのもそのせい。そんなものよりも大事にしなくちゃならないのは、やっぱり中身なのだと。これから恥ずかしい発言は全部アップしてやる。ああ情けない。
2007.01.06
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問題は少しも解決していないから、心のしこりは巨大なままここにある。「えぐれるような」気持ちってやつがわかるこの頃で、100%プライベートな時間は落ち着かない。気の持ちようってやつなんだろうが、「あのことが解決していない」と思うと、途端にその苦しみが増幅してきて、覚めない悪夢のように覆い被さる。が、今日は少しだけ奇妙な感じを味わった。仕事の打ち合わせである。取材に行ってもらうライターとカメラマンと打ち合わせをした。会議室に移るわけでもなく、多少膝をつき合わせて話をする程度。でも、ものすごい集中だった。わたしは設計士でも親方でもあるわけだから、骨格について懸命に話す。ページの位置づけ、欲しい要素。ライターをお願いする同僚も、「書く」プロとして自分が何を拾ってこなくてはならないかをイメージするために幾度となく質問してくれる。カメラマンは画のイメージを掴むために、方向性を確かめる。最後に、現場に赴くライターとカメラマンが流れをささっと話し、「じゃ、当日ここで」とすぱっと終了する。この間の“各々がプロ”感がたまらなかった。その時ばっかりは恋愛で鬱々とした自分がなりをひそめた。仕事で誤魔化している感覚とは違うと思いたい。が、明らかに仕事はわたしという人間を構成している軸のひとつだ。
2007.01.06
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失敗をした。悪いことをした。 しかしその後の対応も全部裏目に出た。 まるで采配を誤ったサッカー監督のように。 慌てて必死に謝った分、謝りが軽いものになった「恐れがある」。 はじめの‘別に怒ってない’は本当にそうだった場合と真逆の場合がある。 最も厳しい見解。 じわりと胃が痛み、泣きたくなった。 可能性のひとつ。 これは、わたしが消したいわたし。 逆に確かに現れた前向きで清々しい気持ちを抱いたのも確かにわたしだ。 大事にしたいわたし。 あの人が言ったいいところ。 「一度こけると大変だけど。それもいいところかな」 知られている。 真実はどっちだ。 しかしながら行動の選択肢は似て。 結局無表情で箱に揺られる。 だれにもわからないのを知っているのに。どちらのサンプルを拾うも自分なのに。 どっち?
2007.01.06
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そもそもはじめに怒られたのは、わたしの言葉づかいの悪さだった。酔って調子に乗っているうちに敬語ロックが解除され、どうもちゃらちゃらした態度になっていたらしい。それは格好悪い。酒がどうこうでなく、己のコントロールの問題である。だからとても反省している。でも普段仕事では敬語もちゃんと使えているはずなのになあ、と思ったときに気づいた。それ以外が最悪だ、と。ふと、「怖ぇ(こえぇ)」と言っていた。ふと、「食い尽くす」などと言い放っていた。警官を「おまわり」と連呼していた。これでも中学時代は真面目を絵に描いたような人間だったのに…ヤンキー崩れとの交際の結果か、「サバサバ」の勘違いか。とにかくこんなのは絶対に撲滅してやる、と強く心に思った。本だって買ってやる。それがスタートなのだ!!あなたがゆるしてくれれば。
2007.01.05
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わたしの恋人はだんまりを決め込んでいる。無視、であることに間違いはないだろう。しかしその理由はわたしが「怒り」と予測しているだけで、実際にどこにどの程度怒ってそうしているのか、どの程度重傷なのか、それとも別の理由があるのか、まったくわからない。女である自分は、「起こっちゃったもんは双方で話し合い、早急に解決すべきである」という機能のもと、早急に謝って解決を求めているわけであるが…ケンカの悪化を防いだり自問自答するため(?)、だんまりを決め込んでしまう人もいるらしいことを初めて知った。いいのよ、仲直りできるのであれば。そういう人なんだ、というデータがあれば。ただ、これまでそうなったことがないので、ひどく慌ててしまう。こうしている間に良からぬ方向に物事を考えていやしないか、自分が反省していればしているほど、直せる過ちだと思えば思うほど、ヒヤヒヤしてしまう。仕事で文章を書く時の何倍も注意して言葉を選ぼうとしても、自分で突っ込んではまた後悔してしまったり。ただ、仲直りしたい。それだけなのになあ。
2007.01.05
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兄貴に殺されてバラバラにされた女子短大生は、友達の知り合いだった。殺される二日前までふつうに会っていたんだって。そんな、世の中。 死はあっけない。 死ぬほど後悔して、自分を殺したいほど憎んで、死んだように暮らしているわたしはまだ生きている。 輪にした線。使い慣れた刃物。 使ってない。 今までなら、明らかに自分に非があることだし、さっくり切っていたことだろう。なぜ切らないか? 中途半端が嫌になったから、な気がする。 そして、自分自身を信じたい気持ちが、ある。これだけ後悔したら、直せないことはない。そんなのわかってる。 ただ、素で接しているあの人が、信じてくれるか、否か。あなたの完璧主義は、わかる。わたしは、これまでも、たくさんの失敗をしてきて、あなたは受けとめてきて、くれた。今回は場所が場所だけに、きっと怒っているのだろうと思う。 だから、わたしは考えうる限りの言葉で謝るしかできない。それが、届いてほしい。 わたしが生きてやらねばならないことも、わかる。 寄りかかるのではなくて、そばに。 生きたいんです。
2007.01.03
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