悦楽Days~精神的裸体宣言~
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1月頭に前向きっぽいことを投稿していながら、その後は若干波乱があった。突然の母からの電話。何かと思ったら「がんになっちゃった」というものだった。幸いにも転移などはない初期で、間もなく手術をするという話だった。そうか、初期か…と意味はわかっていても、「がん」という言葉の衝撃は大きい。ヤバイ、うち完全がん家系じゃん、とも思った。手術の日は仕事を休んで病院へ行った。ちょうどインフルエンザが流行っていたので、面会は入院日と手術日くらいにしてくれ、というお達しがあった。それでも受付やナースセンターで「本当にいいと言われたのか?」と厳重に確認され、ようやく担当の看護師さんに会えて、母の部屋へ。手術後、麻酔から覚めた母は管だらけだったが、想像よりよく喋れており、ちょっとホッとした。その後、放射線治療を受けて1週間で退院。術後検査の結果から、抗がん剤治療を受けることになった。ハゲることを心配した母は、帽子やらウイッグやらを購入。そういうのも含めると、がんってすごくお金がかかる。冷静に現状分析すると、母のがんはすぐに死ぬものではない。がん細胞の活発度とか、今はいろいろなことが検査でわかるが、何よりも大きいのはがんがまだ広がっていなかったこと。いろいろなHPなどを見て、そう思った。今、母は抗がん剤治療とそれに伴う薬でけっこう辛そうだ。抗がん剤自体よりも、白血球を増やすための治療がきつそうに見える。なのでとても心配なのだが、これで少しでも予後が良くなるのなら…なんとかがんばってもらいたい。これらの治療が落ち着いたら、ある意味でとても幸せな時期が待っている。命の大切さがわかった上で、どう過ごすかを考えられることは、家族にとっても大きい。楽しい思い出を少しでも残せるよう、できるだけまめに実家に行きたい。
2018.03.23
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