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貧乏ひまなしの言葉通りあくせく動きまわっているうちに1月も後数日で終わってしまうことに気づきあたふたときのこ地蔵の準備に着手。盛りだくさんの企画展示をどうこなすかを考えていて圧倒的に時間が足りないことに気づきました。新しいトレンドの最初の一歩ですからそう手抜きはできませんし、それを考えると萎縮してしまいます。きのこの手でも借りたい想いです。DMカードも昨日原稿を殴り書きし、本日校了でぎりぎり会期までに間に合うことになりました。手配りでとりいそぎ関係各位に、J-FAS会員は会期初日くらいに発送ということになりそうです。ということで今夜はこのへんで準備の細々した作業に入ります。
2005年01月29日
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今夜は新春の持ち寄りパーティー。陶芸家の豊田くんが焼酎ぶらさげてぶらりたちより、鼓の師匠、小嶋さんが丹波の小鼓と子持ちボタン海老、白海老を城崎から持ち帰ってくれまたまたいのちの洗濯ができました。三田からはキノコアドバイザーの坂田さん、日ポサロンの高島和子さん、枚方の小瀬さん、明石の吉本さん、川崎さん。狂言の松田陽子さん。いずれもそれぞれの今を語り大いに気炎を吐きました。いよいよ「きのこ地蔵展」のスタート真近か。小生には準備の貴重な一晩を犠牲にすることになりましたが、サロンは最優先事項ですので参加し、それぞれの話しに茶々を入れて顰蹙(ひんしゅく)を買いっばなしでした。でも今夜立待の陰暦十七夜の月を望み春宵のごとき大気に包まれたすばらしいひとときでした。
2005年01月27日
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ギャラリーきのこでのきのこグッズコレクション展が朝日新聞1月26日付夕刊「うわさのコレクター」に掲載されました。いよいよ2月からJ-FAS新企画「はじまりのきのこ地蔵」展がスタートします。きのこグッズコレクションに加えて、お地蔵さまの作品、コレクションも加わり、更にきのこ12宮の手はじめとしてMycena=クヌギタケ・グループのきのこの映像、世界のきのこ切手に見るMycenaなど、ギャラリーきのこの空間いっぱいに野生のきのこの映像・地蔵・きのこグッズがあふれかえります。すこしずつ準備しはじめていますが、今回の企画展を皮切りにきのことお地蔵さんの爽やかな出会いをすこしずつふくらませ、を神戸発の新しい文化創造として全国へと展開させるべく同好者を募っていきます。ご注目のほど。この企画は次々に回を重ねていきますが、一過性のイベントではなく移動展の形ですこしずつ賛同者を巻き込みながら変化生成し3月から5月までは三田市の有馬富士公園でも展開する予定ですのでよろしく。
2005年01月26日
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不機嫌なジーンはますます好調で楽しみになってきた。今回の伏線は九州でのシンポジウムの間に出かけた有明海での「なんとなく殺伐とした風景だね」というジーンの言葉に無言のまま海を見る教授の横顔。このふたりの心理の微妙なずれが今後のプロットの展開に重要になってくるように思えた。 ところで理学療法士のSさんとの音楽談義でフィービ・スノウのCDを見つけたさいの苦労話を聞き、すっかり彼女の音楽世界の評価で盛り上がりましたが、そのときもう一枚LPを持っていたことを突然おもいだしました。「不機嫌なジーン」でさんざん笑ったあと、古棚を探してみて発見。CBSソニーの1975年版の「Second Childfood」(邦題夜の調べ)という一枚でした。これは第二作目。デビュー作の際に受けた衝撃には及びませんが、ロン・カーターやデイヴィド・サンボーンもちらほら参加しているLPでこの2作を残して姿をくらましたという印象があります。なかなか音源探索能力のすごいSさんにこの第二作目の話しをして調べてもらいましょう。
2005年01月25日
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昨日の日曜日「ギャラリーきのこ」の好評定番グルメ亭・北村康一さんによる昨年の白えびに引き続き富山湾の海の幸・第二弾「ぶりしゃぶ」の会が催されました。富山の氷見港より8.5kgのブリを届けていただき、ブリの解体をすばらしい手さばきで実演ののち、石川の酒「手取り川」と兵庫は印南野の酒でこだわりきったグルメの会が実現しました。まずは大根おろしをたっぷりからめていただくブリシャブ。ついで新鮮イカのつくり3品。ブリのお造り。イカ味噌。イカのぬた。ブリのアラ煮(かぶととかま)。そして野菜をたっぷり摂ったあと、ブリの肝と胃袋の串焼きののち、ブリ雑炊でしめました。夕方5時30分よりスタートして延々4時間。沖縄からかけつけてくれた松田美佐子さんの「長老」泡盛の15年ものと焼酎も加わっていのちの洗濯と舌の洗練を果たしました。結局15名で天然ブリの巨体を余すところなく食い尽くして酒代を含め会費は4000円ポッキリ。満足度200%の夕べでした。おそまつ!!。
2005年01月24日
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エピック盤のLPだが、私のはCBSソニーの廉価盤シリーズ・コーナーで拾い上げた一品だ。レイ・ブライアントの切れの良い独特のリフが大好きで名前を見てさっさと買って帰ったレコードだったが、針をおろしてびっくり。野太いチューブからほとばしり出るケチャップさながらのヴォーカルに釘付けになってしまった。 B面の1曲目のThreesomeはレイのオリジナル曲なので当然これから聞いはじめたのだが、2曲目のGone with the Windのヴァース部分「It was only yesterday・・・」と語りかけられたときには度肝をぬかれた。今でこそなじみぶかい音声となったが、日本人にはありえない声帯の持ち主だとほとほと感心したものだった。
2005年01月22日
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ジョージ・シェアリングとカーメン・マクレーのデュオアルバムを見つけたときは思わずまわりを見回して万引きするような思いで抱きしめた。1980年の東芝EMI盤だ。ジャケットの雰囲気から「しめた」と思ったのだ。案の状、私の思惑は当たった。A面の最終曲「Cloudy Morning」では二人のデュエットが。B面の最終曲、表題の「Two For The Road」ではソロでジョージが歌っていた。この曲は私がわざわざ言うまでもなくオードリー・ヘップバーン主演のぼくの大好きな映画「いつも二人で」の主題曲だ。 大学時代、大橋巨泉がカーメンにべた惚れで、彼がテレビでよだれを垂らしそうな表情で「良いね」と言ったりするのであまり好きになれなかったのだが、あるときジャズ喫茶の片隅でじんわり聞いたときには涙が出るほど感動した。彼女の歌はいずれもとてもドラマティックで恋なんて無縁に生きてきた私のようなものの心にもさざなみを立ててくれる。いつしかこんな女性に「いい女」と感じるような年齢に達していたというわけだ。さて、格別に凍てつく今夜は早目にふとんにもぐりこんで彼女の語り口に耳傾けることにしょう。
2005年01月20日
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チャーリー・ミンガスのインパルス版1963年録音の「黒い聖者と罪多き女 The Black Saint and The Sinner Lady」を聞きながら彼の異質(Hetero)な音楽世界にあらためて驚く。彼は当時からいままで私をもっとも震撼させてくれたジャズミュージシャンだった。ベーシストという枠から大幅に逸脱した彼の音楽世界はいつも息を呑んでききほれたものだった。この作品では私の大好きなチャーリー・マリアノ(秋吉敏子の最初の主人)のアルト・サックスがスリル感あふれる演奏を聞かせてくれる。当時としてはめずらしい組曲形式の作品でサルトルの小説片手に固唾をのみながらききほれたものだった。おそらく当時はやったシンフォニック・エリントンなどの作風に刺激をうけたものと思われる。 チャーリー・マリアノと秋吉敏子の演奏はハイスクール時代になけなしの小遣いをはたいて旧神戸国際会館で聞いたことがあった。今でこそジャズ・ストリートといわれる神戸も、当時はモダーン・ジャズ・ファンはきわめて少なく、広い会場に1/5ほど集客できれば大入りといった状況であったことがなつかしく思い起こされる。痛快空間独り占めといった会場で黙々と表情ひとつ変えずにブロウするのみのチャーリーは私のあこがれのホーン奏者だった。敏子マリアノの演奏も今日のジャズ史のかたり部的存在からはほど遠くみずみずしさであふれていた。なつかしい思い出のひとつである。ミンガスはその後も気分次第で異業種交流を次々と果たしその記念碑的なLPが数枚私の手元に残っている。また、機会があれば紹介したいと思っている。偉大な、そして無名に近いジャズメンたちのいのちの演奏に乾杯。
2005年01月19日
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1月17日の朝、日照雨(そばえ)降る神戸の山の手に2kmほどの半円を描くささやかな春の虹がたちました。黙々といちにち無難に仕事を終え、もくもくと帰り、うがいのかわりに新番組『不機嫌なジーン』を観て深夜に眠りにつきました。本日は展示会のはしご。仕事のあと阪急六甲駅南の八幡社の厄神祭りにまねきや大野さんが出店していると聞いていましたので立ち寄りました。彼の個性的な作品の中にちゃんとお地蔵さまが鎮座ましましているのを見つけておおよろこびで買って帰りました。香具師たちの没個性的な出店にまじってとても異質で心なごむ温かみのある店(たな)がぽっかり穴を開けているような感じというのが私の感想です。明日は寒い雨が降るらしいと彼の言葉。本当にご苦労さんと黙礼して彼の出店のまわりを数往復してから別れました。明日もなんとか行きたいと思っています。
2005年01月18日
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待ちに待ったラブコメディーが本日スタート。動物行動学や環境問題をバックにおいた軽いタッチのラブコメディーです。すべてを性愛に結びつけるところが強引であほ臭くそれが痛快といえば痛快で、どのシーンもそれぞれ深刻な内容を孕んでいますが、それをあえて上澄みだけを墨流しのように写し取って軽く軽く流していく手法の展開をこれから楽しみたいと思っています。内容はともかくこのリズム・ドライブ感は私の好むところでこれが一連の月曜9時台のラブコメディーを支えてきたように思えます。要するにスイング感あふれるジャズとして受け止めると心から楽しめます。
2005年01月17日
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作家志望だったあきちゃんの小学校時代の親友、高校一年のときの親友、関西学院時代のゼミの親友、本気倶楽部の親友たち、千恵さんの教え子でたまたまあきと出会って意気投合した親友、あきには電話でしかつきあいがなかったけれど私達をずっと応援してくれている里見潤さんら10名が埼玉、滋賀、堺、須磨、姫路、京都、岡山からそれぞれ元気な顔をのぞかせてくれました。これまで個別にたずねてくれていた友人たちがこうして1月17日の集いに一堂に会するのははじめてで、それぞれの中で封印されてきたこの10年を一挙に解き放つある意味でパワフルな話題でもりあがりました。出来立てほやほやの赤ちゃんを伴っての訪問、結婚ほやほやの友人、去年紹介してくれた彼女と別れた青年、住所不定にあこがれ新世界をめざす友、それぞれの渾身の力をこめた今がひしひしと伝わってきてとてもうれしいひとときでした。長い人生のほんの一瞬に娘と出会い、こうして今もそのひとときを大切にあたためてくれている友人たちに囲まれて幸せな娘だなとしみじみ思ったことです。残酷にも時はまたたく間に過ぎ名残を惜しみつつもそれぞれを駅まで送り再会を約して別れましたが、この次、再び出会うときにはどんなめくるめく世界をかいまみさせてくれるのか今から楽しみです。 かくして私たちの2005年度版1月17日は静かに暮れていきました。一年でもっともいやな明日は黙々と仕事に励むことにいたしましょう。ぼくも黙々と新成人になったことだしね。
2005年01月16日
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摘み菜を伝える会の毎日カルチャーの人たちと野草を摘み、おいしく食べる会をギャラリーでやりました。とても元気な会で参加者20名でしたがその倍はいるようなにぎわいでした。J-FAS会員でもある小嶋シェフの六香カレー(六つの香りとギャラリーのある六甲山麓とかけたおしゃれなメニュー)は大好評。これならぼくにもできそうだと思いましたので近々挑戦してみます。 明日は阪神大震災追悼の前日。この十年の無念の日々を支えてくれた亡き娘の親友たちを招待し、最初で最後の追悼の集いを我が家で持ちます。みんな立派になって社会のさまざまな方面で活躍していますが、明日は全員かけつけてくれますので奥方は料理や迎える準備におおわらわです。
2005年01月15日
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今日は東奔西走の仕事の合間に道中の地蔵を見聞し、夕方JRに飛び乗り、阪急に乗り継いで茨木駅近くの笹寿司さんへ行きました。遠路訪れる甲斐のあるうまくて納得価格のお気に入りの店で何かあるときはここで会うことになります。今日は檜山大老を囲んで、法橋和彦、千恵、松田陽子の気息の合った人たちと新年のいのちの洗濯をするためです。冗談の間にロシア文学、とりわけ「むうざ23号」が上梓したこともあってチェーホフのこと、三木清、奈良朝のこと、地蔵、酒の話ときわまるところのない話題で盛り上がりました。午後11時すぎに大阪でJRに乗って14日ぎりぎりになんとか帰着いたしました。
2005年01月14日
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激変する都市部の地蔵の運命はとても微妙です。野仏ともなれず、人から人の手に翻弄されふさわしからぬ場所に寄せ集められ無縁仏の様相を呈しているところもかなり見受けられます。J-FASではそんなさまざまな地蔵を掘り起こすプロジェクトをはじめています。きのこ地蔵ホームページに岩屋周辺の地蔵を掲載しましたのでごらんください。 それからキノコと地球を考える上でかかせないものの見方のヒントをワルツ・クレオーリョのタイトルで下記のホームページで連載をはじめました。世界中の悲惨な出来事にたいしていかなる祈りの形が可能かをキノコを通してさまざまなヘテロ文化を縦断しつつ提言していきますのでこちらのほうもご注目ください。http://www.ink-line.com/
2005年01月12日
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小生が事務局長をつとめるJ-FAS日本キノコ協会所蔵のキノコ・グッズの展示がはじまります。今回は世界のキノコ切手とキノコのイコノグラフィー絵画をのぞく「目からうろこ」のファンシー雑貨、衣料品、ぬいぐるみ、文具、生活用品、アンティーク、ガラス製品などがギャラリーいっぱいに勢ぞろいいたします。期間中はさまざまなJ-FASトーク&交流会(http://www.j-fas.com/のスケジュールをご参照ください)も開かれますのでキノコが好きな方はもちろん、キノコに関心のなかった人もぜひおでましください。会場は阪急神戸線王子公園駅東口下車。線路の山側に沿って大阪方向へ徒歩7分、二つ目の踏切りにあるセブン・イレブンの角を山側に回って三軒目です。きのこの看板が目印です。毎週月・火曜日休廊。午前11時から午後6時まで。金曜日は正午すぎからオープンですのでお間違えのないように。喫茶のサービスもありますので軽食持参での観覧もOKです。
2005年01月11日
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この日高校時代の友人の母が亡くなり葬儀に参列してきました。気丈夫な母で彼も頼りにしていましたので、これからのことを思うとかわいそうでなりませんでした。出棺の際花に埋もれた死に顔を拝みましたがやすらかそのものであったのがせめてもの幸いでした。私はかって成人式は拒否しましたのでいまだに未成人で選挙にもいきません。成人映画は大好きでよく観てきましたが・・・。午後、喪服を着替えてギャラリーの展示の後かたずけをしながらすこし神妙な面持ちになって「本日をもってめでたく成人したことにしよう」と決心しました。どうぞよろしく。せっかく成人になったのだから仕事をしてと会社へ行き、正月明けの仕事はじめはいつもの通り支払いのチェックを終えました。そしてしんしんと冷え込む中を黙々と帰りました。「黙々と・・・」これって大人の雰囲気ですよね。
2005年01月10日
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今日は一日仕事をするつもりで出勤しましたが、一時間ほどするとギャラリーから電話で昔のマンションの隣人で親戚同様のつきあいをしていた米田ファミリーが来たとのことで、飛んでいきました。賢治くんは僕の二倍ほどの背丈になって顔だけは昔のままの童顔で、あろうことか、きれいな綺麗なベトナム人の奥さんを連れてのご登場でした。ご両親もとても元気なご様子で昔とちっとも変わっていないので時間が止まっているような錯覚に。しかし、非情にも10年以上も時は流れているのですね。一時間ほど話に花が咲いたところで映画ファンの中川君がふらりと来訪。賢ちゃん夫妻にはベトナム文化紹介の集いをギャラリーで開いてとお願いして別れました。うれしくもなつかしいひとときでした。それから僕も開廊に向けて掃除を手伝う羽目に。高いところに手が届く中川君もここで出会ったが運のつきとばかり手伝ってくれたので大助かり。シャッターや天井のダクトの手の届かぬ部分までもすす払いができました。松田陽子さん、中川君を六甲まで送ってからいよいよキノコグッズ展の準備をはじめ、終わったら9時を過ぎていました。あわてて帰って突然入った訃報の緊急連絡をすませ、ようやく自分の時間ができましたので日付変更線を越えて今日の出来事をメモっています。毎日がこんな風にわけのわからないままにワァーッと過ぎていくので大変ですが、いよいよせわしかったお正月も明日をもって終わりそうです。もうひとつせわしい日々のはじまりでもありますが・・・。
2005年01月09日
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晴れときどき霰の三田市・篠山市町界線上の山てん・虚空蔵山へ登ってきました。すばらしい景観がのぞめる山塊でしかもとても登りやすくあっという間に596mの山頂に。新潟の大吟醸と白鶴冷酒・芋焼酎で乾杯し、お地蔵さんのマイ・コレクションも増やすことができました。ついでに法華経如来神力品第二十一の解説もきのこ地蔵ホームページhttp://www.palfan.net/にしておきましたのでごらんください。
2005年01月08日
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常不軽菩薩品第二十。の解説をきのこ地蔵にのせましたのでどうぞ。
2005年01月07日
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この正月4日、所用で立ち寄った石切町の地蔵群と、法華経随喜功徳品第十八、法師功徳品第十九の解説をきのこ地蔵ホームページにのせておきましたのでごらんください。http://www.pslfsn.net/
2005年01月06日
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今日でお正月休みはおしまい。その最後をかざるイベントは「野村万作・萬斎新春狂言・くさびら」を観に行ってまいりました。狂言でも大がかりになるくさびら(キノコの古称)はなかなか上演してくれませんので、年末から楽しみにしていましたが、野村親子の狂言はやはり現代風なアレンジが際立っていて、型を第一義とする伝統とのつながりがとても希薄になっており、やや期待はずれでした。若いファンも増えて彼らへの受けを狙う必要もあり、また親の威光からぬきんでなければ野村萬斎の独自な世界はありえないこともあって、この世代はとても荷が重いことはよく理解できますので何ともいえませんが、いまだ萬斎独自の道はしかとは跡付けられていない過渡期にあることを感じさせられました。しかし、こうしたさまざまな試みがあって古くて新しい世界が開けますので今しばらくじっと見守りたいと思います。
2005年01月05日
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J-FASのウエブサイト管理からさまざまなネット構築の総監督の稲垣ディレクターがお正月休みに帰省、本日夕食をともにしながら近況報告とあたらしいプロジェクトの展開について話しあいました。ウエブ上でのふるまいの決定打はいまだ見えてきませんが、話をするといろいろなアイデアが浮かび親子ほどの世代差を越えてお互いいろいろと触発されるので会うのがいつも楽しみです。 本年はこれまでとは全く異なるあたらしい転換の年となりそうなのでますます忙しくなりますが、微妙な手ごたえを全身で感じとりながら四方へ網の目をひろげていくつもりです。新しい年にふさわしい新しい協力者をとりつけるべく新春より積極的に動き出すことを約して午後10時すぎに別れました。
2005年01月03日
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初夢は随分沢山見て結局数コマずつしか覚えておらずストーリーを結びませんでした。 目覚めて初春の陽光を背に感じながらJ-FAS会員への新春スケジュールを作成。明日ギャラリーきのこのスケジュールとともに発送いたします。菊池くんからもらった新潟の大吟醸「吉乃川」が今日の陽気にふさわしいので雑煮とおせちで乾杯ののち、いよいよ信仰の問題に触れる「法華経分別功徳品第十七」。信心にたいする私のコメントを添えて「きのこ地蔵」ホームページに載せておきました。絶対化はわたしのもっとも不快とするところで、法華経のここ数章はその絶対化が図られるくだりですのでやや批判的となるのはいたしかたありません。きのこも地蔵もその絶対世界を相対化しうるほほえましいパワーをもった唯一の生物群・人間像であるところが私の注目するところなのです。 午後になって気晴らしに界隈の未踏の地へと散策に出かけKiss FMのユーミンの番組のはじまりにあわせて帰ってきました。ネスカフェの番組ですが、ブラジル・ピーベリー種のストレート・コーヒを飲みながら聞いています。 自分だけのたのしみにとっておいたお正月の貴重な一日がようやく暮れ落ちようとしています。まだ7時間あまり残っていますので目いっぱい楽しむことにいたしましょう。
2005年01月02日
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6時前目覚めるとまだ雪が舞っていました。こんな元旦はデューク・ジョーダンがふさわしいと冗談ではなく思いたち「Flight to Denmark」を取りに行きましたが、そのものずばりのLP「Duke Jordan」が顔をのぞかせましたので、そちらにChange。おおあしたにふさわしいスタートを切りました。 お雑煮を祝い、たちまち晴れてきた青空の下、しばれる道を快適に飛ばして恒例の墓参と親父の北方異民族慰霊碑へと挨拶に。それから妻の実家へと挨拶に行き、午後11時を少しまわって帰宅。本日の聞き納めはレッド・ガーランドの「グルーヴィー」・・・鍵盤をなめるように動く彼のキャタピラー・フィンガーが絶妙な「ウイロウ・ウィープ・フォー・ミー」とともにしずかに夜のふけるのをたのしんでいます。
2005年01月01日
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