2013年04月の記事
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最近、時々行くラーメン屋さん（備忘録）
最近、時々行くラーメン屋さんがあります。住宅街の中にあって、カウンター6席のみでご主人とお母さんの二人で切り盛りされている小さなお店です。メニューは醤油味と塩味の2種類、麺が平打ち麺と細麺から選べます。この日は醤油の平打ち麺にしました。カツオだし系の風味に葱油系の香味が添えられ艶やかに輝いています。ラーメンの上には直前に焙られた肩ロースのチャーシュー、メンマ、青菜、海苔が添えられて、その中に平打ち麺が整って盛られています。スープは、すっきりとした印象でカツオだし系の奥深い旨みと香味油の香ばしさがあって、コクもあります。そこに平打ち麺がほどよく絡んで、絶妙な味わいです。肩ロースのチャーシューは含むと、肉自体にしっかりとした旨みがあります。麺、スープ、具材いずれもしっかりとした深い旨みがあって、シンプルながらも、奥行きを感じます。味わいながら、何度も何度もうなずいてしまうような美味しさで、心にやさしく響いてきます。なんだか優しく癒されるような感じで、こういう思いを感じたのは、本当に久しくて、家に帰ってきてからもしばらく、忘れられませんでした。同じ思いを伝えたくて、その次には家族と一緒に行ったのですが、今では家族ですっかり夢中になっています。小さなお店なので、待つことも多いのですが、待っている時間も楽しく思えます。この3連休もお休みなしで営業していて、とってもありがたいのですが、どうか無理しすぎないで、いつまでも続けていただきたいなと思います。また、よろしくお願いいたします。2013年4月連休中の備忘録。
2013年04月29日
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シャンボール ミュジニー ＶＶ 2007（リニエ ミシュロ）
リニエ・ミシェロは、あるレストランで2010年のモレ・サン・ドニをグラスでいただき、その時の素晴らしい経験が忘れられず、以来、気になっている生産者です。1か月ほど前に飲んだ白に引き続き、今回、ヴィラージュの赤を開けてみました。透明感があり、艶やかで、フランボワーズの心地よい香り、そしてグラスの中で、大地、カシス、ブルーベリー、バニラビーンズ、皮、ハーブなどの香りが目まぐるしく次々に変化し、含むと、熟した赤系果実などの香味が素晴らしく、肌触りもシルキーで心地よく、まろやかなコク、美しい酸、しっかりとしたミネラルがあり、重層的な旨みがじわじわ出てきます。後半には、出汁っぽい旨みも出てきました。今回、想像を遥かに超える素晴らしい経験をさせていただきました。ありがとうございます。2012年12月 ワイン脇田 で購入。
2013年04月28日
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クレマン ド ブルゴーニュ エクストラ ブリュット ブラン ド ブラン NV（アンリ ボワイヨ）
アンリ・ボワイヨ氏がシャルドネ100％を使い、ノンドサージュ（補糖なし）で作るこだわりのクレマン ド ブルゴーニュです。ボトルも透明で高級感のあるもので、おしゃれな遮光用の袋もついています。連休前ということで、開けてみることにしました。泡は力強く、美しい切れのある酸味、はっさく、アプリコットなどの風味で心地よいコクがあって、品の良い口当たりです。キラキラとしたミネラル感（チョーキーな感じではないです。）と程よい旨みもあって、余韻もしっかりと感じられます。これからの季節に気持ち良く飲むには良いと思います。アンリ・ボワイヨ氏の心意気や品質の高さはぐいぐい伝わって来ました。質の高いクレマンだと思います。ありがとうございます。2013年2月 東京渋谷区内の百貨店(本店)で購入。
2013年04月27日
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マコン ブシエール ヴィーニュ ド モンブリソン 2011（ヴェルジェ）
ヴェルジェの2011年です。ヴェルジェはリーズナブルな価格でとっても美味しいので、お気に入りの生産者です。最近知ったのですが、エチケット（ラベル）の淵に金色が彩られているものは、特に生産者の方の思い入れのあるキュベなのだそうです。そうはいいつつも、種類もたくさんあるので、淵の色にあまりとらわれずにいろいろ飲んで楽しみたいと思っています。開けてみると、柑橘系、甘い蜜の香り、じりじりと塩っぽいミネラル感、艶があって、まろやかなコクと旨みがあって、味わい深いです。後味に少し青い感じもしましたが、料理（貝の刺身盛り合わせ、豚ロースピリ辛炒め、卵豆腐など）と合わせると相性バッチリで、料理をよく引き立ててくれて、とっても素晴らしかったです。さすがベルジェのワインは毎年期待に応えてくれますね。ちょこちょこ飲んで楽しみたいと思います。2013年3月 東京渋谷区内の百貨店（本店）で購入。
2013年04月24日
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ブルゴーニュ コート シャロネーズ フォルチュンヌ ルージュ 2010（アー エ ペー ド ヴィレーヌ）
アー エ ペー ド ヴィレーヌはブーズロンを飲んだ経験はあります（ここのアリゴテちゃんももとっても美味しいですね！）が、赤ワインは初めてです。この日は久しぶりに実家に行き、本格的に暖かくなる前に、セラーの整理もかねて、開けてみることにしました。最初はやや硬めでしたが、徐々に少しほぐれ、カシス、フランボワーズ、オレンジピール、皮、深い森のような雰囲気で、シルキーで心地よく、癒されるような感じ。今飲んでもそれなりに楽しめましたが、妖艶さとかにまでには至らず、潜在的なものが花開いた姿をみていたいと感じました。あと数年たってから、また、飲んでみたいと思います。飲むタイミングが少し早かったようですが、楽しませていただきました。ありがとうございます。2012年7月 東京渋谷区内の百貨店（本店）で購入。
2013年04月21日
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フィクサン レ トゥルイユ ルージュ 2009（デュポン ティスランド）
なんとなく気になって手に取り買ったワインです。赤系果実、しっかりとした骨格があって、きめ細かいタンニンが敷き詰められています。徐々にほぐれてくると、洗練された良さが出てきて、カシス系の芳香、透明感、ミネラル、美しい酸があって、味わい深くしっかりとした旨みもじわじわと出てきました。個人的に好きなタイプの味わいです。抜栓初日はやや緊張した面持ちの印象でしたが、2日目になるとほぐれて素晴らしい表情に変化してきました。少し早く開けてしまったかもしれません。それでも、素敵な表情をみせてくれてありがとう。今度はもう少し、じっくり楽しみたいと思います。2013年1月 横浜市青葉区の百貨店で購入。
2013年04月20日
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シャブリ テロワール クールギス 2010（パトリック ピウズ）
パトリック ピウズは、以前プティ・シャブリを飲んでとても素晴らしい経験をして以来、気になっている生産者の方です。美しい麦わら色で、蜜っぽく、白い花の香り、艶やかで高級感が漂っています、きれいな酸ときらきらとしたミネラルがあって、まろやかなコクもあり、バランスよくまとまっていて、旨みがじわじわあふれてくる感じで、今飲んでも大変素晴らしく美味しいです。さらに寝かせてどのような熟成をとげるのかも楽しみです。シャブリということで、ミネラル感もしっかりありますが、どちらかというとコート ド ボーヌ地区の素敵な白ワインを飲んだような印象です。お値段もお手頃でいいですね。ありがとうございます。2012年6月 三吉屋 で購入。
2013年04月18日
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シンフォニー 2009 (グレイス ヴィンヤード （ウィズ トーレス）)
この白ワインは中国山西省にあるグレース ヴィンヤードとスペインのトーレス社の合作ワインです。中国のワインは初めてです。中華料理に合わせてみようかと開けてみました。石、牛乳の香り、含むと、レモン系の柑橘、生姜の酢漬けのようなほどよい酸味、まろやかさもあります。アルコールも低めの印象でみてみると10.8％とありました。中華系のお料理と合わせると本領発揮・大活躍です。この日は買ってきたお惣菜でクラゲ酢、点心、青菜の生姜の炒め、黒酢酢豚、鶏カシューナッツ炒めなとど楽しめました。生姜系やお酢系（前菜系の酢の物や黒酢など）などとの相性がよく、ちょっと意外でした。価格は決してお安くはありませんが、中華とこれだけ相性がよいものもあまり経験がなかったので、よかったと思います。ありがとうございます。2013年3月 東京渋谷区内の百貨店（本店）で購入。
2013年04月17日
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ブルゴーニュ ルージュ 2010（アンリ ボワイヨ）
アンリ・ボワイヨ氏については、読売オンラインなどの記事をみて、心に響くものを感じている生産者（ドメーヌ＆ネゴシアン）です。印象に残っているのは「難しい収穫年にはピンセットでブドウ一粒一粒選果した」という逸話などで、是非ともその作品を味わいたいと思っていました。先日、あるお店で、5本のセット（白赤泡）でリーズナブルなお値段で紹介されているのをみて、いてもたってもいられず、つい大人買いをしてしまいました。そんなアンリ・ボワイヨ氏のワインを抜栓するのは今回が初めてです。カシスやプラムの香り、しっかりとした果実味があり、美しい酸、豊富なミネラル、目が詰まっていて、きめ細かく滑らかで、味わいもしっかりとした旨みがあります。とても気合いの入っているワインで、家族からも「これって本当にブルゴーニュ・ルージュ？」という声も出るほど、クオリティ＆ポテンシャルの高さを感じました。本当に素晴らしい作品です。ありがとうございます。2013年2月 東京渋谷区内にある百貨店（本店）で購入。
2013年04月14日
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ラ モンドット 2002
このワインはステファン・フォン・ナイペルグ伯爵とステファン・デュルノンクール氏の情熱のこもった作品です。 自分にとって雲の上の存在のワインですが、あるショップの記念セールの好機に幸運にも破格値で手に入れることができました。そして、この日は家族の記念日でもあり、思い切って開けることにしました。ガーネット色でブラックチェリー、カカオ、インク、ショコラの香り。グラスの中でゆっくりとなじませると、凝縮した果実味、クリーミーで球体感も感じられます。リッチなビターチョコレートのような香味と木目細かなタンニンが滑らかで心地よく、程よい酸味とともに味わいを引き締めています。素晴らしいですね。抜栓直後は、少し眠そうにぐずっていたので、１／３ほどデカンタしてみました。すぐに開いてくれましたが、やや、くつろぎすぎた感じになり、ちょっと反省です。ボトルに残しておいたものがちょうどよく開き始め、リッチでかつ引き締まったいい感じになっており、素晴らしい経験をさせていただきました。ありがとうございます。2013年2月 ヴェリタス で購入。
2013年04月13日
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コート デュ ローヌ ルージュ ”テル・ド・ミストラル”2010(エステザルグ協同組合)
ローヌのワインはあまり経験がないのですが、エステザルグ協同組合のワインには何度かお世話になっています。このワインもエステザルグ協同組合のもの。イチジク、野イチゴ、ジャムのような香りで、スパイシーかつしっかりとした果実味で滑らかな舌触り、酸も心地よく引き締めていて、旨みもしっかりしています。地にしっかり足がついている印象です。この日はタンドリーチキン、ホウレンソウカレー、バターチキンカレーなどで、こうしたスパイシーなお料理にも相性はバッチリで、楽しい食卓となりました。ありがとうございます。2012年8月 ソムリエ で購入。
2013年04月10日
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バッハラヒャー シュペートブルグンダー トロッケン 2008（ラッツェンベルガー）
ドイツミッテルライン地方のピノ・ノワールです。知人がまとめ買いしたものを分けてもらったものです。カシス、フランボワーズの香りと凝縮した果実味とクリーミーなコク、酸がしっかりと引き締めつつ、こなれた木目細かなタンニンもあり、洗練された旨みを感じます。ボトルの形状はボルドータイプの形状ですが、ピノ・ノワールですよ。色合いは淡く、赤みがかったルビーのようですね。自分ではおそらく見つけられなかったと思います。今回のドイツのピノ・ノワール、想像以上に素晴らしかったです。ありがとうございます。2012年12月 知人から分けてもらい購入したもの。
2013年04月07日
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ニュイ サン ジョルジュ １erクリュ クロ デ フォレ サン ジョルジュ 1996（ラルロ）
泡ものを楽しんでから、思い切ってラルロを開けてみました。とっておきの1996年ものです。深い森の静寂、スーボア、大地のミネラル、含むとほのかな酸味が通り過ぎ、グラスの中で空気に触れさせると、徐々にカシス、大地の香り、ゆっくりと口紅のような芳香が漂い、やがて艶、コク、厚みが出てきて、美しくまとまってきました。きれいな熟成感が出てきています。肌触りもなめらかで心地よく、落ち着いたじんわりとした旨みがあって、よく食事を引き立ててくれました。個人的にはよいタイミングで飲むことができたかなと思います。また、ワインのコンディションも大変素晴らしかったと思います。ありがとうございます。2012年5月 代官山ワインサロン Le・Luxe で購入。
2013年04月06日
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１er クリュ ブリュット グラン キュベ NV 375ml（アルロー）
ちょっといいことがあったので、プチ贅沢をしたくて、泡もの(シャンパン)を開けてみました。抜栓するとすぐに南国系果実の香りが立ち、やがて、柑橘、洋梨、マロングラッセの芳香、泡立ちはきめ細かくシャープで、艶とコクがあって、旨みがじわじわ溢れてくる感じです。いいですねぇ。ちょっと贅沢な気分を味わいたくてそれに見事に応えていただけました。ありがとうございます。2012年11月 新宿3丁目駅近くの百貨店本店にて購入。
2013年04月04日
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ドメーヌ デ クロワ 2009 水平ワイン会にて
ドメーヌ デ クロワはとても思い入れのある生産者です。以前ボルドーワイン一辺倒だった私にブルゴーニュワインの世界の扉を開いてくれたワインです。先日、幸運にもデ クロワの2009ＶＴの水平ワイン会に参加する機会に恵まれました。○コート ド ボーヌ ヴィラージュ 2010（カミーユ ジルー）カシス、大地の風味、艶っぽく、比較的すぐに開いて、しなやかにこなれていて、旨味があります。○ボーヌ レ サンヴィーニュ 2009カシスや土の香り、艶やかですぐに打ち解けて、料理との相性も抜群です。○ボーヌ ペルテュイゾ 2009カシス、土の風味、艶っぽく、比較的早めに開いてくれました。前半の人気銘柄です。柔らかめで親しみやすい印象。○ボーヌ レ グレーブ 2009艶やかで果実とミネラルが抜きんでていて、味もくっきりとしている感じ。しっかりした構造・骨格があって、時間をかけて楽しめると思います。○ボーヌ ブレッサンド 2009最初は閉じていたが、少しずつ表情をみせると、豊かなミネラル、複雑さと立体的な味わいで旨みも多い。後半には皆様絶賛されていました。○コルトン ラ ヴィーニュ オー サン 2009艶やかで際立って洗練されていて、比較的すぐに開いて、肌触りがきめ細かく心地いい。今飲んでもとっても美味しい、ボーヌから数段レベルが上がった印象。こちらも皆様絶賛されていました。○コルトン レ グレーブ 2009艶やかで洗練されていて、ミネラルが豊富で、酸も美しく、骨格がしっかりしていて、時間をかけて楽しみたいと思いました。ポテンシャルも相当高そうです。どのワインも果実は適度で、酸が非常に美しく、目が詰まっていて、ポテンシャルを感じました。これからじっくりと楽しめるワインだと思います。あるいは数年寝かせてから、よりしなやかで妖艶な雰囲気をじっくり待ってみるのもよいかもしれません。個人的にはどれも素晴らしかったのですが、ボーヌ ブレッサンドの開いた時の立体的な味わいとコルトン ラ ヴィーニュ オー サンのより洗練された味わいが印象的でした。また、写真はありませんが、この日のお料理は・自家製のパン・トリュフバター・アスパラガスや春野菜のテリーヌ・鴨ロース・比内地鶏の軽いスモーク、ラタトゥイユ添え・ウズラのロースト 白アスパラガス添え・子羊のロースト クランベリーソース・ズワイガニやエビ等と絡めた（自家製）フェットチーネなどなど、ワインにきめ細かく合わせていただいた素晴らしい作品でした。見た目も鮮やかで、あらゆる感覚に響き渡るもので、それはとっても美味しかったです。ご参加された方も楽しい素敵な方々で、おかげ様で楽しい素敵な時間を過ごさせていただきました。どうもありがとうございました。 2013年3月 東京渋谷区内の素敵なレストランにて
2013年04月01日
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