シャトーホテルに泊まった話

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コーニッシュ・パスティ

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2003年05月03日

今回ロアール（正確にはソローニュ？）で泊まったのは、la-Ferte-St-Aubinという村のはずれにある、“Hostellerie du Chateau Le Muids”というホテルレストラン。シャトーホテルにもピンからキリまであると思うけど、これはわりと可愛らしい方で、値段もそこそこ（1室2名1泊68ユーロから）。緑と水路に囲まれたお屋敷で、ここはとにかくパンが絶品でした。はじめてのフランスでの運転にまごついて到着が遅れたため夕食を食べ損ねたのですが、腹ペコだと言ったら、ピアノや暖炉をしつらえたサロンに、サーモンのグリーンサラダ添えと、チーズの盛り合わせと、パンを用意してくれて、もうどれもおいしくてもりもり食べてしまいました。
fromage

（↑チーズの盛り合わせ1人前、25cmくらいのディナー皿といったら量がわかりますか？）

朝のパンもクロワッサン、バゲット、パン・オ・レザン、パン・オ・ショコラなど、すべて日本ではなかなか出会えないおいしさ。わたしはいっぺんに5個食べました。
pain

（↑紙に包んで持って行きたい・・・）

パリもあわせて5日間、ここのパンが一番おいしかったのでした。きっとよい料理を出すホテルに違いないと思われ、ディナーを逃したのがとても残念。お風呂のお湯がぬるいうえ、天井が高すぎる部屋が冷えて、風邪をひきそうになったのがマイナスポイント。古いお屋敷だから仕方がないけど、居心地の点では、暖かさにかけました（サービスは温かでした）。
とんがり屋根と螺旋階段が見事なお城らしいお城、シャンボール城（ルイ14世太陽王が生まれた場所というからフランス絶頂期のお城ですね）や、今でもさるお金持ちの個人所有だという、うっとりするような調度品が満載のシェヴェルニー城に近く、車があれば観光にも不便がありません。
chambord