全31件 (31件中 1-31件目)
1

1つ前の日記に書いた通り、帰国途中で経由した韓国・インチョン空港ではスーツケース騒ぎにかなり奔走したのだけどそれでも待ち時間が3時間あったのでかなりヒマでした。この空港に寄るのは3回目だけど1回目は飛行機酔いに苦しんでいたし、2回目は確かそんなに時間がなかったので今回初めて、あちこち歩いてみました。清潔で美しい空港は歩いていて気分がいい・・・けど、やっぱり3時間も潰すのは難しい。そうするとついつい、色気より食い気の私は食べ物に関心がいってしまいます。まずは、意味もなくキムチを購入。そして迷った末・・・そう、はっきり言ってお腹は全然空いていなかったし着陸前の機内で「朝ごはん」を食べたばっかりだったのに、チゲを食べる事にしました。(店内です。)食券を買うところまでは良かったけどその後のシステムがいまいち分からず・・でも親切なアルバイトっぽい女の子のおかげで、なんとかありつく事ができました運ばれてきたものを見て、ちょっとがっかり。10ドル出して、これですか・・・なんか器がちゃっちくて寂しいなぁ・・。(この写真だと、実際よりも少し立派に見えていますけど。)ところが!これがもう、めっちゃくちゃ美味しかったのです。メニューに「すごく辛い」と書かれていたしここは本場だしと思ってドキドキしていたものの、いざ食べるとそんなに辛くない。もちろん辛いんだけど、その「辛さ」以外の味もしっかりとしているから、食べているのが大変にはならない。口の中にチゲを含んでいる瞬間も、飲み込んだ後も、適度にしか辛くないなんと絶妙な辛さ、なんと濃い味!!私は頭の中がどうなっちゃったんだか、最初から最後まで「美味しい」の言葉が思想の80%を占める状態のまま、食べ尽くしました。さて、考え事の残り20%のうちの15%ですが・・・私は自分の食べるのが遅いのを忘れたまま入店していた為、気づくと搭乗時間がかなり迫ってきていて、最後の方は残念ながらかなり急いで食べました。(もっと味わいたかったのに・・。)本当は歯も磨きたかったけど、時間の関係で我慢。食べ終わってからお水を2杯飲んで、ダッシュです!飛行機には無事乗れました。インチョンから成田までは2時間のフライト。途中で機内食が出たけれど、もうこれ以上は食べれないので手をつけず。お腹がいっぱいだったので、今までの寝不足分を解消するかの様にぐっすりと眠りました。・・・ここまでの時点で、私は自分の問題に気づいていませんでした・・・。成田に着き、スーツケースが出てくるのを待っている間にお腹が痛くなり、トイレに駆け込む羽目になりました。どうもあのチゲ、刺激が強すぎたみたい・・・。・・・いや、ここでも、私は自分の抱えている問題をまだ把握していませんでした・・・。私はこの後スカイライナーとJRに乗り、まだ誰も帰ってきていない実家に着き母を待っていたのですが・・・玄関を開けた母がすぐに言ったのは「くっさ~い!!」え??ショック・・・。どうやら、チゲにものすごいニンニクが入っていたらしいのです。慌てて歯を磨き、お風呂に入ってシャンプーまでしましたが・・・その後帰ってきた8つ下の妹も「くっさ~い!!」まだ、臭いは抜けていない様です。うぅ・・・私はね、妹達との久々の再会の為にワザワザお風呂上りにもう1度コンタクトを入れて、メイクまでしたのよ!!(妹にそれを言ったら「なんで?」と言われたけど・・。)でもそれも、すべて台無しみたいね。あぁ。でも救い(?)だったのは、それから更に後にやってきたもう1人の妹が私の臭いに気づかなかった事です。前々から鼻の調子はあまり良くないみたいだったけど、実は相当悪いのね(笑)。家族は正直に言ってくれるし他人ではないから少々の迷惑をかけてしまっても仕方ないと思えるのだけど、飛行機やスカイライナー、電車で私のそばに座っていた方々には申し訳ない事をしたなぁと思いました。本っ当に、ごめんなさい!!あのチゲがあまりに美味しかったので「これが食べられるなら今後も大韓航空にしたいなぁ」とか「そうしたらディノを連れてこよう」なんて思っていたのだけど、もうこれを食べるのはムリな様です。(だって食後すぐに飛行機に乗ったらものすごく迷惑ですものね。)あんなのをもう1度味わうには、韓国旅行するしかないか?でも相当強烈なニオイだったみたいだから、韓国の人にとっても『歩く公害』になりそうな気がするんだけど・・・どうなんでしょうか?ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。この晩は妹にミントのサプリメントを買ってきてもらい、かつ、みんなにインチョン空港で買ってきたキムチを食べる様に勧めました・・・。(私からのニオイをあまり感じない様、みんなにも臭くなってもらおうと思ったので。)一番上の写真は空港のレストランのテーブルから見えた飛行機です。
2008.06.30
コメント(6)

どうも2つ前の日記ではエールフランスを褒めすぎました・・・。「エールフランス」が「エールフランス」である以上フランス的出来事があってもおかしくないし、実際に私は今回それをくらったのです。機内では寝るつもりだったのに、目の前の小型モニターをいじっているのが楽しくて起きている時間の方が長かった私。ようやくウトウトしていると、アナウンスが聞こえてきました。どれどれ・・・えっ?パリのシャルル・ド・ゴール空港では「あなたは韓国のインチョン空港で乗り換えてそこから成田に向かう事になっていますけど、お預けになったスーツケースは成田で受け取ってください。このチケットに書かれている『NARITA』の字はそういう意味なんですよ」と言われていました。つまり、インチョン空港ではスーツケースを気にしなくていいという事で、これは当たり前の事に思えました。だって・・・乗り継ぎ地点でスーツケースを受け取った記憶なんて今までないし、聞いた事もないもの。だけど今の機内放送では、「インチョン空港で他の飛行機に乗り換える方は必ず、そこでご自分の荷物をお受け取りください。事前に『その必要はない』と言われた方も、ぜひお願いします」と言っていたのです。そんなバカな??寝ぼけて聞き間違い??と思いつつも、しばらくしてからスチュワーデスさんに確認してみました。するとやっぱり「荷物の受け取りはナリタでしてください」と言います。やっぱりね!!と思ったものの、心配性の私はインチョンで飛行機を降りる際に今度はスチュワードさんに聞いてみました。すると彼も私のチケットを見て「もちろんナリタで引き取ってください」と言います。・・・と思ったら・・・後ろから話を聞いていたらしいスチュワーデスさんが「違うわよ」と言うではありませんか!!そして「インチョン空港でいったんスーツケースを受け取ってから、もう1度預けなおしてくださいね」と、続けます。「順路を辿って行けば荷物受け取り場が出てきますから」とも。スチュワーデスさんはスチュワードさんよりも少しだけ年配で自信も経験もある様子。一方のスチュワードさんはと言うと、いかにも「あなたがそう言うならそれが正解なのでしょう」と言わんばかりの雰囲気で、一切反論はしません。スチュワーデスさんは更に「乗り換え地点で一回スーツケースを受け取るというのは、アメリカ式のやり方なのよ」と付け加えたので、私は「あぁ、しつこく確認して良かった。命拾いしたよ」と思いながらお礼を言い、歩き始めました。ところが・・・気をつけて進んだのに、一度もスーツケースを引き取れそうな地点のないまま出発ゲートの近くまで到着してしまいました。(上の写真のあたりです。)えーっ?見落としちゃったのかなぁ?でもでも、本当に細心の注意を払ったのにどうして??ここに来るまでに結構な距離を歩いたので今さら最初の地点にUターンする気力もないし、総合案内所と大韓航空のカウンターに聞いてみました。でもどちらも私のチケットを見てまず、「『NARITA』と印字されている以上、ここ(インチョン)で受け取る必要はありません」と言ってきます。そこで慣れない英語を駆使して「でも『いかなる人もここで荷物をいったん引き取る様に』とエールフランスから言われたんです!!」と主張しても、結局結論は変わらず。その後、搭乗ゲートの韓国人女性に聞いても最初はほぼ同じ反応でこれはまたもや頭ごなしに否定されるのかと思ったけど、彼女は一応私のチケットを持って調べに行ってから「大丈夫ですよ」と言ってくれたので救われました。しかしまぁ、私のなんと慎重なこと!!実はこの後、飛行機に乗ってからも日本人のスチュワーデスさんに同じ質問をしたのです。搭乗ゲートの女性がなんとなく100%までは信頼できない感じだったし、もう1人くらいから確証がもらいたかったので。この、いかにも真面目で感じが良い美人な日本人の方も私のチケットを持ってわざわざよそへ調べに行き、結果「ご安心ください」と言ってくれたので、私はそれから心おきなく眠りました・・・。そしてスーツケースはもちろん、無事成田で受け取れました。それにしても、エールフランスのなんといい加減な事!そして私のなんと神経質な事!!(でもスーツケースが到着してくれないと困るし・・。)こんな最後の最後になってフランス気質に巻き込まれる事になろうとは夢にも思ってもいなかったので、かなり苦笑してしまいました。ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。今は「キャビンアテンダント」が正式名称で、「スチュワーデス」「スチュワード」という言い方は、もうしてはいけないのでしょうか?私には後者の方がなじみがあるし、男女の区別がついてイメージがつかみやすいと思ったので、今回はこう書いてしまいましたが・・。
2008.06.29
コメント(6)
![]()
『そのときは彼によろしく』(平川雄一朗、2007)はエールフランス機内で見ただけなのでさらっとメモだけ。冒頭で映し出されるのはベッドに横たわる花梨(長澤まさみ)と、彼女を見守る幼なじみ達(山田孝之と塚本高史)。2人の会話から、花梨が尋常ではないほど長い間眠りについている事が分かる。と同時に、水槽の中の海草がクローズアップで映し出され、そのまま綺麗に思い出の風景へと変わっていくー。この一連のシーンは美しいといえばその通りなのだけど、幻想的な作品も少女趣味の作品も苦手な私はつい、他の映画に切り替えてしまった。なのに、何度か他の映画とザッピングしながらも最後まで観たのはこの作品のみ。(一応、全場面観ました。)なんとなくアニメーションチックな気のする画のつくりと、「幼なじみ・初恋」のテーマに、数年前に一度だけ観た岩井俊二の『Love letter』(1995)を思い出してしまう。(最近フランスに日本映画がほとんど輸入されていないため邦画を観る機会も少なく、比較対照があまりないというのもあるのだけど。)(偶然なのでしょうけど、ジャケットも似てますね。)どちらもこそばゆくて、私としてはちょっと斜に構えて観たいんだけど(なぜ?)結局泣かされてしまうところはおんなじ。・・・そう、私は今回たぶん初めて機内の映画で泣きました・・・。こんな事、なかなか言えないんですけどね。だって、これでもか!これでもか!の少女漫画的ひねりの効いたストーリーなんだもん。そしてもう信じられないぐらい、ツッコミどころ満載の脚本だったんですけどね。(特にひどいのは最後のシーンでしょう。おそらく5年間以上眠り続けていた人間の目が覚めたからって、あんなすぐに、1人で外出できますか?しかも主人公を待ち伏せって・・・。まぁ、あれだけややこしくもあちこちにフラッシュバックを入れているのに矛盾が1つも無いだけでも、えらいと言えばえらいかも?)でもね、俳優がみんな美男美女揃いで(そこも余計に漫画っぽい)、子役達も含めていい演技をしていたから。普段の私だったらなかなか観ないジャンルの映画だけどたまには観てみるのも悪くないし、飛行機の中で出会えて良かったと思う。え?数年前の「世界の中心・・」?もちろん観てないし、今のところ観る予定はないけどね・・・ま、機会があればいつか。ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。予備知識ゼロで観始めたので、ヒロインを演じているのが「長澤まさみ」だとはエンドロールが始まるまで分かりませんでした。数年前に『タッチ』の「南ちゃん」の役を演じたという事しか知らなかったので、可愛いタイプを想像していたのだけど、背も高くて綺麗系の人だったのですね。それとも成長して変わったのかしら?
2008.06.28
コメント(2)

1年半ぶりに日本へ戻ってきました。最後に帰国したのは結婚してから20日ほど経ってからで、ディノと一緒に飛行機に乗ってきた。でも今回は1人。いわゆる、初めての「里帰り」。今回はディノ抜きだし今までよりも長めだから色々できるなでもこの「里帰り」の出発は思ったほどわくわくしないものだった。もちろん日本に帰れるのはすっっっごく嬉しいけど、「夫」をフランスに残して、というのが少し心につかえているのかもしれない・・。だってディノ、最近はパリに居ない事が多くて離れ離れだったもんね。せっかくディノが帰ってきたと思ったらもうお別れなんて私も残念なのだけど、予想外にさびしそうな彼の様子が少し気にかかる感じ。それに私は、久しぶりに経験する事になる「日本の夏」に多少の恐怖感を抱いていたのだ。なんだかんだいつも文句が多いけど、暮らし始めて6年経った去年からようやく気持ちがフランスに落ち着いてきた感じがしていた。そしてこうなると、今度は「日本になじめるのかな」という不安が頭をもたげてくる。あの、夏の灼熱地獄、その中に存在するあまりキレイとは言えない町並みが、怖い。スピード社会をせかせかと歩く人々の波に、私はついていけるのだろうか???フランスの自由なリズムになら、もう慣れているのに。まだここでしたい事も、しなくてはいけない事も遣り残したまま車で空港へ向かっているなんて・・。出国審査のゲート前で別れたディノは、見ているこっちが恥ずかしくなるほどいつまでも手を振ってくれた。ありがとう。公衆電話から主人の携帯に電話を入れ、飛行機に乗り込むと・・・あれ?!今回も安さには勝てず大韓航空のチケットを買ったのに、乗組員といい、このシートといい、エールフランスじゃない受付カウンターがエール・フランスのものだったから「もしや」と思わないではなかったけど、(そして後になって提携便だって聞いたけれど)フランス色が濃い!!それを見て、早速フランス・シック(?)にかかっていた私の心が弾む。実は私達、前回も大韓航空で日本へ帰っていた。だけど・・・私は「値段の割にいいわよ!」とあちこちで聞いた評判の割にはこの会社が好きにはなれなかった。もちろん私にも非はある。私はなぜか「パリーソウル」間の飛行機に乗っているスチュワーデスさんなら仏語が分かるのではないかという勝手な期待を抱き、つい仏語で話しかけてしまった。すると、相手は露骨に驚いた顔。そこで慌てて英語に切り替えたけど・・・日本語と韓国語ってイントネーションが似ていると思うのに、なぜか韓国人のスチュワーデスさんは私の英語が全然分からず私も彼女の言わんとしている事が全くもって理解できなかった。それから・・・気のせいだろうか、なんとなくスチュワーデスさん達がよそよそしかった様な。しかも、結構な数の人達から美味しいと聞いていた機内食も全っ然・・・だったし!!でも、エールフランスならこんな心配は無用。乗組員はフランス語の通じる人がほとんどだし、食事も期待できる。しかも小型モニター(?)のプログラムも仏語対応で、やたら充実している映画番組もよりどりみどり。(こうして私は、徹夜明けだったというのに興奮してしまい大して眠れなかったんだけど。)私が思うに、韓国の人は「もしかしたら韓国人?」な顔の私が韓国語を話せないと少々落胆するのかもしれない。それがましてや仏語で話しかけてきたら、どうしても反射的に嬉しくないのかも。(「パリーソウル」間のフライトなんだから、少々は見逃してほしいけどね。)それに反して、フランス人はアジア人の私が仏語を話すと喜んでくれる気がしないでもない。もちろん韓国語が話せないアジア人も仏語のできるアジア人も機内にはたくさん居るのだから考えすぎといえば考えすぎなのだけど、エールフランスのスチュワードさんと冗談を言い合った旅はとても気楽だった。(やっぱりエールフランスはいいなぁ。)もともと大韓航空よりもエールフランスの方が好きというのもあるけれど、今回はなによりもフランスをちょっと名残惜しい気持ちで離れた私にとって、エールフランスに乗れたのはすごく嬉しいサプライズ。だから着陸が近づいて小型モニターに現れた「Au revoir. A bientot.(さようなら。また近いうちに)」という商業的な文字を、とても素直に受け取れた。しばらくはさようなら、フランス(&エールフランス)。また今度ね。フランスに半永住する事が有無を言わさず決まってしまった以上この国を惜しむ事なんて今後は皆無だと思っていたのに、私もこうしてフランス市民になりきっていくのかなぁ。ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。ちなみに機内食はビビンバと韓国風の副菜、それからチーズ(フランスのメーカー「プレジデント」のもの)とチョコがしっかり効いた、いかにもフランス産のデザートで、半分は100%韓国色のもの、もう半分は100%メイド・イン・フランスのものでした。全部がとっても美味しかったです。(そういえばフルーツかヨーグルトもあったけど、これらは好きじゃないので食べず。)どうして前回のビビンバと、こんなにも味の質が違ったのだろう???ズッキーニが入っていたのが、なんだかフランス発ビビンバって感じで笑えました
2008.06.27
コメント(6)

帰国の近づいたある日、知人いわく「パリで一番レートのいい両替所」に営業時間を聞こうと電話しました。ここのレートは確かにいい・・・。ただ、最寄り駅のPorte Maillotへは我が家からだとメトロ1本では行けないし、電車を降りてから10分ぐらい歩かなくてはならないのがちょっとだけ面倒なのだけど。電話の向こうの人は「どちらの店舗のこと?」と聞いてきました。え?パリに2店舗あったんだ?!もう1つの住所を聞いてみるとそちらの方がアクセスが楽だったので、行ってみる事に。こちらはGrand Boulevard駅から近くて便利でした。レートはと言うと・・・この間の火曜で1ユーロが165円に換算されていました。(手数料は込み。)これっていいのかな?実はこのお店を信頼しきって(&時間がなくて)他をほとんど調べずに行ってしまったのでよく分からないのだけど、悪くはないと思います。私が今回行った店舗はオペラ街からも3~4駅(直通)で便利なので両替が必要になった方はどうぞ試してみてください。わざわざ出向かなくても 01 45 72 42 62 に電話すればその日のレートを教えてくれるはずです。ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。(名前不明・写真のお店)6, rue de Faubourg Montmartreメトロ Grand BoulevardAPS Change233, Bd Pereireメトロ Porte Maillot
2008.06.26
コメント(2)

(1つ前の日記の続きです。)いったい何だってこの人は、自分がさっき言った事と正反対の事をさっとやってのけるの?もしや私のしつこさが面倒くさくなってとりあえず「処理したフリ」でもしているのかしら。でもここでこれ以上ケンカを売るのも面倒だなー。この場合とりあえずもらっておかなくっちゃと思って一時停止した事を証明できる書面を求めると「出せません」さっきとは打って変わって愛想よく、でも短い返事。そんな事ってあるの?!この書類社会フランスで、証明書が出せないなんて?!アヤシイ・・・怪しすぎる。不審に思いつつも、もうこの人とこれ以上関わりあいたくないのでその場を立ち去った。メトロに揺られながらも疑惑は募っていく。どう考えてもおかしい。やっぱり絶対、ごまかされているに違いない!!そう考えると最後に急に戻ってきた愛想の良さにも合点が行くし。こうなったらさっきの場所でもらってきた案内書をもとに、よその窓口に確認に行ってみようかな。めんどくさいけど・・・しかも私の場合、いつもこういう心配って杞憂に終わるんだけど。事務トラブルのやたら多い事で有名なフランスで、実はかなり平穏に生きてきた私。もちろん面倒な目には結構逢ったけど、最終的にはいつも享受できるものはしっかりと受け取ってきた。だからもっと楽観的に生きていい気もするけど、周りからの様々な体験談を聞くとどうしても、ちょっとした事にも疑心暗鬼になってしまう。そうやっていつもハラハラして、予防策を取ろうともがいて、くたくたになって・・・でもそのうち90%は「な~んだ、気にして損した」っていう結論で終わるんだよね。だから今回の件は、このまま流しておいた方がいいのかなぁ・・・。今からよそへ行くのも面倒だしね。そうも思ったものの・・・やっぱり私はいま白黒つけさせて、はっきり・すっきりさせたい。シャンゼリゼにあるという事務所へ行ってみよう!!ん?!そうだ、一番最初に電話したセンターにまたかければいいんだ。日本へのおみやげを買おうとPassyの駅で途中下車し、携帯を取り出した。しばらく待たされた後、応じてくれたのは朗らかで親切そうなお兄さん。ほっとして、電話をかけるに至った事情を正直に話した。すると、私の契約がどうなっているのかを調べてくれると言うまたしばらく待ってから得た回答は「あなたの契約は7月1日から停止になっていますよ」だった。ほっ。嬉しい!!あの「中断」をさせまいと粘っていたおばさん、最後には私の希望を通してくれたのね。一体なんだって阻止されそうになったのかは分からないけど、あんなにも執拗だった人を打ち負かせられたのはとにかく嬉しい!!気持ちがとてもすっきりした私はお兄さんにお礼を言いつつも「どうしてあの方はまず、『できません』と言ったのでしょうか」と聞いてみた。「うーん、確かにですね、私達は『毎年一ヶ月間は無料』というサービスが頭にあるから、それを無効にしてしまう『一ヶ月のみの支払い停止』を考慮に入れない傾向がありますね」だって。それだけが理由なのかな?最初に電話に出た人は私の話をすんなり飲み込んでくれたし、利用者のそれぞれの事情を無視するんじゃ本末転倒だと思うんだけど・・・。納得できないまま、もう一度お礼を言って電話を切った。今回思ったこと。それはまず、向こうの一言をそのまま飲み込んではいけないのだなということ。自信があるなら粘らなきゃいけないのね。それから、用心深すぎるのも問題なのかなということ。私が最後にした電話、自分の不安を取り除きたかったからこそかけたのだけど、結果から見れば別に必要なかったんだものね。でももしかしたらこの用心深さのおかげで今までひどいトラブルは無いままやってこれたのかもしれないし・・・どうなんでしょ。このちょっとした出来事に、今後の生き方を問われる私なのでした。ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。Navigo integraleの情報はこちらでどうぞ今回はイヤな目に遭いましたが、私もふだんはとっても満足している制度です。いちいち更新しなくていいのが楽だし、なんと言っても安いし。(たぶん「最低加入期間」などの条件があるのでしょうが、よく分かりません。ごめんなさい。)
2008.06.25
コメント(4)

(1つ前の日記の続きです。)ついに、窓口の女性から反撃がきました。「あなたは毎年8月の運賃が免除になっているんですよ!だけど今年7月分を支払わなかったら、その資格を失ってしまうの。(つまり、7月分を払わなかったら、8月分を負担する事になる。)だから、こんな事する意味はないじゃないですか!」そう、確かに私は毎年8月はタダ乗りできる事になっている。(たぶん、「インテグラル」に加入したのが2002年の8月だからと思う。)もうじき6年もこのシステムを利用しているのだからそんな事知ってます!!ただ私の場合8月から会社勤めをする事が決まっていてそれからは毎月交通費が半額支給される事になっているから、やっぱり「7月分を(一時的に)ストップする」のと「このまま7月分も支払い続けて、8月分をタダにしてもらう」のとでは、違いが出てくるの。それをどう説明しても、最後には図に描いてまでして説明しても「私には違いが分からないわ」の一点張りの彼女。私も腹が立ってきて「私には違いが分かるんです!!」と主張返し。後ろに人が並んでいるけれど、「私の用件が長引いて待たせたら悪い」なんて気にしません。(だって普段、みんなも気にしていないのだから。)この話を進めて、私が幾ら得するかと言えばたったの4000円弱。されど、4000円弱。この金額のためにアツくなっているのがだんだん気恥ずかしくなってきたけど、今はお金の問題よりも自分にあるはずの権利が尊重されないのがたまらなくクヤシクなってきている。私は正論を言っているのに、このままやり込められてしまうのか??いや、負けるもんか!!上のやりとりを3回した後だろうか。窓口の女性はパソコンをカチャカチャいじり出した。てっきり、私を説得しようと「一ヶ月間のみの一時停止は不可能です」と書いてある規約でも探しているのかなと思っていたら(それをしてくれれば、私も納得するのだけど)、急に「できましたよ」と言ってきた。え??「できた」って、何が??「一時停止ができたんですか?」と聞くと、「そうですよ」の返事が!!はぁぁぁぁ??納得いかないんだけど(あと1回だけ続きます。)ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。
2008.06.24
コメント(0)

今月20日モンパルナス駅に寄ったついでに、「Navigo」というパリ市内のメトロ乗り放題のパスの窓口に寄ってきた。(日本で言う「定期券」を、パリ市内全体に拡大させた様なものです。ただし、フランスでは通勤証明書などが無くても誰でも契約できます。)私は6年前から「integral(インテグラル)」会員として契約しているため、毎月50ユーロが口座から自動で引き落としされている。でもこの「アンテグラル」は月単位で「一時停止」できると知っていたので、ほとんど日本に居る事になる今年7月分をそうしてもらおうと思っていたのだ。事前に電話したところ、停止開始日より10日前には手続きをするべきとの事だったので、今回はギリギリセーフだった。(今までの帰国時にも「一時停止」をしたかったのだけど忙しすぎて行きそびれたり昔は1ヶ月以上前から申告しなくてはいけなかったので期日に間に合わずだったりでいつも失敗していたので、今回はちょっと張りきっていた。)事務所につくと、そこにいる係員は中年女性が1人のみ。常に誰かの応対をしている状態で大変だと思うけどきびきびと働き、それなりに笑顔もある。「この人なら大丈夫だな」と安心して、自分の番を待った。最後の最後でおばあさんに割り込みされそうになったものの必死に阻止して、やっと私の番。「7月分だけを停止したいのですが」と言うと、窓口の女性の顔が一気に曇り「停止は、2ヶ月分以上からしか承れません」と言う。この間応じてくれた電話センターの女性は、私のプランは可能だと言っていたのにおかしいなぁ。納得できない以上、ここで簡単に流されてはいけない。何しろここはフランス!!私はちょっと飲み込みの悪い人の様に「中断できるのは『2ヶ月以上』の場合だけなんですか」をゆっくりと3度繰り返した。(もしもここに主人が居たなら、「どうしたの?頭大丈夫?」と騒いだ事だろう。世間ズレしていないヤツめ・・・。)こんな事をしていたら予想通り窓口女性の態度がトゲトゲしくなってきたけれど、私は別に彼女をおちょくりたい訳ではない。ただ、電話で聞いていたのとは正反対の事をぴしゃりと言い放たれて、その一言だけでは納得できないの。(電話の向こうの人の方が親身でしかも頭も良さそうだったから、この人の言い分が正しい気がするし。)せめてもう1度貴女が同じ事を自信を持って繰り返してくるのなら、信じる方向で考えるよ。だって、本当にそれが決まりなのだったら仕方ないもの。だけど私が3度もぶつぶつ同じ事を言っているのに反論してこないなんて、まさかさっきの一言って気まぐれから出てきたんじゃないよね??(長くなったので続きます。)ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。
2008.06.23
コメント(2)

以前にも紹介した映画館、「ラ・フィルモテック・カルティエ・ラタン」の2つある部屋のうちの大きい方「Salle rouge(赤い部屋)」の写真をアップします。とてもかわいいと思いませんか?こちらの部屋の壁にも、以前の日記に書いたお花の形をしたランプがあります。おそらくは古い映画館を改装したからこそこんなに綺麗なのだと思うけれど、その前はどんなだったのか見てみたかった気もします。(その際に、なんとかして待合室も作ってほしかったと思うのは贅沢なのでしょうか・・。ここもル・シャンポ同様、上映10分前のチケット販売開始までは外で待っていなくてはならないみたいなのです。ギリギリで着く事が多いので毎回絶対に絶対にそうなのかどうかは知らないけど、雨の日や雪の日を想像するといかにもツラそう。)ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。そうそう改装といえばこの映画館はいつの間にか、外装も変えてしまっていたんです。私は前の方のが好きだったのですが、また今度行った時には撮ってみようかなと思います。
2008.06.22
コメント(0)

よく晴れていたこの日(遅れて更新してます・・・)は夏至で、フランス各地で例年通りフェット・ド・ラ・ミュージック(音楽祭)の行われる日だった。日本へのおみやげを買い求めてサン・ジェルマン・デ・プレ教会の前を通ったら、流れてくる音楽に合わせて踊っている人々とそれを見ている人々の姿が(写真上)。私は2003年以来まともにフェット・ド・ラ・ミュージックの日に街をまわった事がないけれどレ・アールを散歩したあの年はあちこちにアマチュアミュージシャンが居て気候のいい時期に楽しいイベントがあるんだなと思ったのを覚えていたので、今年のフェットが前々から楽しみで、この日は夕方からディノと合流することにしていた。ところが・・・8時には会えるかと思っていたのに、実際にマレ地区でディノに会えたのはなんと9時半お腹ペコペコだよ・・。ぶつぶつ言いながらも一緒にヴォージュ広場まで歩いたものの、彼のお目当てとしていたクラシック音楽は皆無。(「10年以上前とは変わったんだね」と、主人はがっかり。)街のあちらこちらで歌う人や演奏する人を見るのがフェット・ド・ラ・ミュージックの楽しみなのでサンドイッチでも食べ歩きすればいいのだけど、彼はレストランで座って食べたいと言うし私はトイレに行きたかったので広場横のレストランに入りました。ディノはステーキを、私はトリップ(もつ料理=下の写真)を注文。写真だとドロドロ感のあるスープのせいでかなりグロいけれど、美味しかったので完食。11時になってようやくデザートを食べ終わり、「よし、行こう!」と意気込む私たち。このお祭りは一晩中続く事になっているのか、今夜だけはメトロの数線は深夜を過ぎても運行しているぐらいなのです。夏至なのに日が沈んでからの散歩になってしまったのは残念だけど、フェットの方はこれからが本番に違いないとばかりにヴォージュ広場に戻ったら・・私たちの様に散歩している人がものすごくたくさんいるのに、演奏している人はもはや全然見当たらない。どうも、この大きな広場に1組しか居ない感じ・・・。それはアフリカ系の打楽器で私達はあまり興味がないので、広場を後にしてフラン・ブルジョワ通りを歩いた。けれど、そこで見たのはまたもやミュージシャンではなくて、散歩している人・人・人!!雑踏のせいで歩行者天国みたいになっているのに、音楽はほとんど聞こえてきません。歩いているうちに昼間からの歩き疲れも感じて、空しくなってくる。何か聞こえてこないかと耳をそばだて、ただただ歩く私達。でも結局、フラン・ブルジョワ通りで見かけたのはギターを弾くお兄さん1人のみ。・・・辛口で悪いんだけどさ・・・この程度だったら普段から街なかで聞けるよね。いつもだったら関心がなくて素通りしているのに、「今夜はお祭りだから」という理由のみでこれを真剣に聞く気にはなれない・・・。人ごみにも酔って帰りたくなってきたので、サン・ポール駅まで向かう事にしました。すると、音楽が。やったーーー見に行こうさっきまでの斜な態度をなぜか急にかなぐり捨て、「演奏しているのはどんな人?」と必死に探すゲンキンな私。・・・だけど一瞬でやめてしまう。だってそれは、マンションの一室から聞こえてくるCDか何かだと気づいたから。な~んだ、今日だからこそ許されるやかましいホームパーティーの一環かもう少し歩くと、また音楽が!やったーーー今度こそ見ようあっ、人が集まってる。ここだね・・・。なんて思ったのも束の間、人々の集まっている場所は缶入りの飲み物が売られているスタンドだった。・・この音楽ってスタンドの人がかけているCDで、生演奏ではなかったのね・・。ふだんは街頭で演奏している人を見て「うるさい」なんて思う事だってあるのに、こういう聴きたい夜に限って彼らは居ない・・・。だからなのか、その場にいるみんなは飲み物を買うだけでなく、この音楽を聴くためにもここに集まっている様にも見えました。「踊るアホウに見るアホウ」という言葉があるけど(ねぶた祭りのキャッチフレーズ?)私達も、今夜はちょっとはアホになりたいんだ!!ならせてくれよ!!心の中でそう叫んでみたもののそれが叶うとはもう到底思えなかったので、今度こそ本当に駅へ向かったのでした。駅のそばに着くと、ここにもおびただしい数の人々が居てびっくり。ちょっとだけ歩いて撮った写真です。ほんと、すごいよね・・・。「もしかしたらこの通りにこそ演奏家がいるかも」なんて期待してみたけれど、全然見つからなかったのでいよいよメトロに乗って家へ。食べ過ぎたトリップが胃にもたれて途中でお腹が痛くなったので普段とは違って混み混みのメトロに乗るのも一層辛く、今年のフェット・ドゥ・ラ・ミュージック散歩は大失敗に終わりました・・。散々だった今回の反省点を書いておきます。1.もっと早い時間から歩く。2.事前にどこで何を聴けるか調べておく。 (ホールでのコンサートや、教会での合唱などを目玉に入れておけば良かったと後悔)3.もつ料理は食べ過ぎない!!そう、私は懲りずに来年も出かけたいと思っているのです・・・ディノ、また付き合ってくれるかな?ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。
2008.06.21
コメント(4)
![]()
今までに一体どのウディ・アレン作品を観ているのか分からなくなってしまったので調べてみると、どうやらこの間の『スリーパー』(1973)、『ハンナとその姉妹』(1986)、『世界中がアイ・ラブ・ユー』(1996)、『マッチポイント』(2005)、『タロット・カード殺人事件』(2006)しか観ていない様子です。(他にもあった気がするけど思い出せず・・・。未見のまま、題名だけが頭の中を一人歩きしている作品は多いのだけど。)男女の出会いから別れまでを描いているこの映画、期待に反していまひとつその良さが分からなかったです。最初の数分(ウディ・アレン演じる男性の子供時代)を見逃してたのもいけなかったのかな・・。ダイアン・キートンが可愛かった事と、ちょっとした出来事が面白かったことだけを書いておきます。ウディ・アレンがダイアン・キートンと映画を見に行くシーンでの行動が(上映に少しでも遅れてしまったら「入らない!」と怒ったり、列で後ろに並んでいる人がうるさくてキレたり)、いかにも自分の身近にも起こりそうな感じでかなりツボでした。うちの主人は良くも悪くものん気なので、そんな行動を起こすとは思えないのになんでだろう?と考えたら・・・この気の短さはむしろ私にある傾向なのかもしれないと気づいてしまいました(^^;ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。
2008.06.20
コメント(0)

結構な期間パリを離れていた主人が、この日帰ってきました。どうしてだろう。今回はいつになく、あなたの大切さがわかったよ。そして、私はもうあなたなしでは生きられないらしいと言う事にも・・・。あなたの居ない間、何度苦いコーヒーを飲んだ事だろう。今の私はカフェオレしか好きじゃないのに、気づけば牛乳がないんだもん。あなたの居ない間、何度卵がなくて焦った事だろう。1人で食べる手抜き料理には不可欠だったりするのに。ついにはトイレットペーパーのストックまで切れそうになったよ・・・。どうも、スーパーに行くのが好きらしいあなた。ベーシックな食べ物がなくなりかけると、トイレットペーパーが最後の1・2コになると、いつも先に気づいて(焦って?)くれるよね。ぐうたらな私はそれに甘えていたみたい・・・だめだねこれじゃ。それにね、あなたの居ない間は家が暗かったよ。だって寝室や廊下の、天井から釣り下がるタイプの電球は私でも替えられるけど、天井にぴったりくっついている台所やお風呂場のは私には高すぎて届かないの。うちは電気がおかしくて、しょっちゅうあちこちの電球がきれるというのに。だから今回はあなたが戻ってくるまで、お風呂場が真っ暗だった。(日中は日が差していたけど。)帰ってくるなりそれに気づいて、翌日には早速電球を買ってきて、交換してくれてありがとう(私も、買うところまでは事前にしておけばいいのにね・・・。)主婦の私よりも(この辺の事に関しては)細かい点に気がついて、スーパーへのフットワークの軽いあなた。これからもよろしくね・・私はもう元には戻れないと思うから!(開き直ってみました。)ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。1番上の写真は主人からのニース土産です。Molinardの薔薇の香りの石鹸とコロン♪
2008.06.19
コメント(2)

RER(郊外列車)のA線に乗ればパリの西側からたったの30分足らずで着く、高級住宅街サン・ジェルマン・アン・レー。上の写真の、ルイ14世もお気に入りだったシャトーで有名です。ここは私にとって「観光したい街」というよりは「住みたい街」なので日本からフランスまで遊びに来た友人達に訪問する様に勧めた事はありません。でもとっても素敵な界隈なので、今回ちょっとだけ取り上げてみたいと思います。駅を出るとまず、駅前のシャトー(写真・上)に目を引かれます。(中はほとんど見学できないみたいなのが残念ですが・・・。)横にある庭園も、お城の外観と釣り合う素晴らしさ。(庭園の柵が左奥の方に写っているの、見えるでしょうか?)シャトーの右側はこんな感じで、情緒いっぱいです。(この広場のカフェは、どこもあまり好きではありませんが・・・。)そのままお城を背に歩いていくと、こんな可愛らしい建物が見えてきます。そのままこの時計台を背に進めば、商店の立ち並ぶとても感じのいい道が左手にあるのですが・・この間訪れた時はデジカメのバッテリーが切れかけていて写真をほとんど取れなかったので(いずれにせよ、この街の事は大して知らないし)街案内は他に任せて私は自分のお気に入りを書く事にします。話が前後しますが、パリからサン・ジェルマン・アン・レーに移動するのに乗るべきRERのA線は大抵がこんな車体です。ちょっと、いや、かなり古臭いですねぇ。そして、車内には落書きの施されている事もあります。やっぱり「郊外列車」って感じ・・・。でもこの列車、夜の21時過ぎに乗った事もあるけれどほとんど危険は感じませんでした。パリとサン・ジェルマン・アン・レーの間には「安全」とは言い切れない地域もあるので意外な感じだけど、ありがたい。さて、なんで急に話を列車に戻したかですが、それは私が大好きな車窓からの眺めをアップしたかったからです。A線の終点にあるサン・ジェルマン・アン・レーと、その1つ手前のル・ヴェジネ・ル・ペック駅の間の景色は最高!ま、綺麗なお屋敷の立ち並ぶル・ヴェジネ・ル・ペックの駅前からしてすでに素晴らしいのですけどね。そのまま列車が進むと、なぜか緑が多くなってきます。私はこの、列車が川を渡る瞬間が大好き!(高速で走っている列車の中から慌てて撮ったこの写真を見てもピンと来ないかもしれませんが、肉眼で見るとこの何倍も鮮やかです。)その数秒後には岡の様に隆起した地形と、その上に建つかわいい家並みが目に飛び込んできます。これも実際に見るとうっとりです。パリとサン・ジェルマン・アン・レーの間には他の箇所にも川があり、どれももう、それはそれは爽やかで壮大です。こちらの方向へ出かける機会があったら、絶対に見逃さないでくださいねランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。
2008.06.18
コメント(4)

義弟が勧めていた記憶のある『スリーパー』を先日観てきました。200年の眠りから覚めた主人公(ウディ・アレン)が独裁者の支配する世界から何とか逃げ切ろうと、ヒッピーっぽい女性(ダイアン・キートン)の家事ロボットに成りすところから始まるB級のSFコメディー。ウディ・アレンの表情や行動、くだらない近未来アイテムの数々に笑えたのだけど、小ネタの中に私の分からないものが結構入っていた事もあって1時間半が長く感じられた上、どういう訳かラストシーンを覚えていない(!)状態なので特に何も書けません・・。(ちなみに、いつも大げさ目に笑う性質のあるフランス人達はあちこちで爆笑してました。)見始める前に「そういえばウディ・アレンの若い時ってどんな感じだったっけ?見た事あったかなぁ?思い出せないけど・・」なんて考えていたのに、いざ映画が始まると近影とほとんど変らない姿だったのでそれがおかしかったです。ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。
2008.06.17
コメント(4)

縁あって、8月から秘書という名目でパリの日系会社に勤める事が決まりました。契約書にサインをして返送したこの16日が、偶然にも大安だったのを嬉しく思います。(意味もなく縁起をかついでみる・・。)7年ぶりの会社員生活に緊張しない訳ではないけれど、雰囲気の良い会社で、いわゆる「激務」とは無縁のポジションらしいし、しかも半日強の勤務なのであまり気張らずに始められそうです。・・・とはいえ、やっぱり今までの生活が変わるのは確か。しかもフランスの年度末が6~7月で、新年度が9月からという事もあり、これから日本へ完全帰国してしまう知人も居れば、8月以降はきっと今まで通りに会えない人達が居るのも事実。来週に迫った一時帰国を前に、なんとも言えない気持ちになる日もあります。せつないのぅ。でもそう思える人達に出会えた事自体がラッキーだったのだと前向きにとらえて、8月からの新生活を明るい気持ちで始めたい。職場はほとんどがフランス人なので、また(良くもあり、悪くもある)フランス社会の一面が見られるのも楽しみと言えば楽しみです。実はブログを始めた去年の夏は、ようやく、どうやら腐れ縁らしいフランスという国を前向きに捉えられる様になってきた時期だったのだけど、1年後・2年後は更にこの国を好きになっていたいなとも思っています。ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。
2008.06.16
コメント(6)

この主婦っぽいんだか学生っぽいんだかよく分からないモラトリアムな生活にめでたくピリオドが打てる事になったので(この件については次回書きます)学生らしく(?)数回行った事のあるパリのCite Universitaire(シテ・ユニヴェルシテール=国際大学都市?)の学食の写真をアップしたいと思います。最後に行ったのが去年の秋なので、ちょっと古いですが・・・。パリの南端に位置するシテ・ユニヴェルシテールのその広大な敷地には、各国の学生を住まわせる為の寮や様々な施設が整っています。以前友人Rちゃんが「日本館」に住んでいたけれど、とても清潔で住みやすそうなのに家賃が安くてびっくりしました。その代わり台所はフロアのみんなと共同の上確か自室には電子レンジなどを置いてはいけないという規約があったり、定期的に部屋にお掃除の人が来る事になっていたり(これは有難い様なそうでもない様な)、もちろん不自由な点はありましたけど。さて、話を戻して学食の話!食堂は、正門を入ってそのまま直進したところにあるとっても美しい建物(上の写真)の中にあります。その中の廊下も、外観に劣らず素晴らしい!!もちろん食堂内はこんなではありませんけどね。(あくまで「学食」といった雰囲気です。でも清潔感があるので好きです。)さて、肝心のメニュー。たったの2.8ユーロしかしない割に、かなり充実しています。(学生でない人はこの倍支払うべきだと思っていたのに、なぜかこの料金で済んでしまいました。レジでは必ず「(学生料金を適用するためには)学生証を見せてください」と言われるものだと記憶していたのに・・・マダムの貫禄ゼロですからね)マクドナルドやクイックのセットメニューが6ユーロを超える昨今では、信じられない価格です・・。私が今まで6回ぐらい行ったうち、大体いつもあった気がするのがピザや鶏肉料理なのですが、この日の私は鶏肉+フライドポテトにした様子。(もうすっかり忘れていました。)前菜としては赤カブのサラダを選び、パンとチーズもしっかり取っています。本当はこれにデザートも付いたはずなのだけど、デザート派ではない私はパスした模様。(でも向かい側に座っていた友人ダニエルは、2種類のフルーツをもらっています。)あら・・この日はちゃっかり、別料金のロゼワインも頼んでいたんですね(笑)。この安さでこの量だと味が心配になるのが人間心理だけど、まぁまぁイケます。家が近かったなら、一人で夕食を食べる日なんてさっと出かけちゃうんだけどなー・・・。シテ・ユニヴェルシテールはRERのB線のCite Universitaire駅の真向かいに、学食はその正門を入った突き当たりにあります。(これが駅です。なんでこんなに素敵なの??)コンサートなどの無料イベントもたくさん行われているらしいので、シテ・ユニヴェルシテールに寄る機会があったらついでに学食もぜひどうぞ。(一体どういう条件の人が3ユーロ弱で食べられて、誰が6ユーロ近く支払わされるのかイマイチ謎ですが・・・ごめんなさい。)ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。食堂の営業時間はこちらに書かれています。http://www.ciup.fr/restaurant_universitaire.htmそしてイベント情報はこのページの「A la Cite」の「 Culture」欄でどうぞ。http://www.ciup.fr/index.htm
2008.06.15
コメント(2)

もう1週間ほど前に観たのになかなか書けないので、取り急ぎメモを残しておきます。これはクリスマスに集まる家族のお話。大人になって自立している子供達がカトリーヌ・ドヌーブとジャン・ポール・ルシヨン夫妻の家に集まってくるけれど、今年は特別な緊張感が走っている。白血病に冒された母親を助ける為に、適合する骨髄を持っている者は提供すべきなのに実はこの一家、バラバラになりかけていたから。特に次男(マチュー・アマルリック)と、彼に絶縁宣言した長女(アンヌ・コンシニ)の間には壁が立ちはだかっていて・・・というのが最初に提示されるあらすじです。この作品には一応のストーリーはあるのだけど、そして登場人物が多い分ドラマもあちこちにあるけれど、はっきりとしたテーマが明確にある訳ではありません。私が苦手とするタイプの映画で、しかも2時間半も続くのに退屈せずに済んだのは監督と役者達の力量によるものなのでしょう。正直、イライラする瞬間もない訳ではないのだけど・・個人的にはマチュー・アマルリックとアンヌ・コンシニの役にはかなりモヤモヤラさせられ、「どっちもイヤだな~」なんて思ったけれど、この、ボタンを1つ掛け違えたら除々に全てが狂ってしまった感じは家族の物語ならではなのかもしれないなんて、妙に感心してしまったり。この2人の間の緊張感や移植をどうするのかというポイントに適度にハラハラしながらその周りも含めた人間像を観察できる作品でした。ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。ところで、アンヌ・コンシニの息子ポールが同監督の『そして僕は恋をする』(1996)の主人公と同姓同名だった気がするのだけど・・・夢でも見たのかしら、私???・・・気になるけど眠いのでまた今度調べようっと!言うまでもないけれど貫禄たっぷりのドヌーブは魅力的でした。(ショットによってはエマニュエル・ドゥヴォスと年齢があまり変らなく見える???・・・そんなワケないか・・。)マチュー・アマルリックも私が今まで見た中では1番サマになっていた気がします。
2008.06.14
コメント(0)

ここのところ数日間、日記の写真がポンピドゥー・センター近くのものだったので吉田喜重特集で何度か訪れたその映写室について書きます。ポンピドゥー・センターはまずは何をおいても美術館なのだと思うけど、「Cinema1」と「Cinema2」の2つの映写室もあれば、図書館もあります。映画を観るにはものすごくおおざっぱな荷物検査を受けて入館しチケット売り場に行かなくてはなりません。そこはいつもものすごく混んでいるけれど、映画を観るのだったら何も考えずに並んではだめ。1番右端(&時にはその隣も)の窓口が映画専用になっていて比較的列も短いので、ここで買えば映画の冒頭を見逃さずに済むのだから。(しかもここに並んでいる人って時々、時間限定でもらえる無料チケットを待っているポンピドゥー・センターの会員だったりするので、先に買わせてくれる事があります。)さて、もしも観たい作品の上映が「Cinema1」だったら入って左側にある電光看板を探し(上の写真の左端に写っているものです)、そこからエスカレーターを上がりましょう。それから少しだけ歩くと映写室が目の前にありますよ。(吉田喜重特集の時はその手前に、資料を展示してくれるショーケースがありました。写真はこの日記にあります。)この「Cinema1」はかなり大きい!席と席の間の段差があまり無く、座高の高い人が前に座ったら辛いのではないかという気もしないではないです・・。でも2回ほど、1番後ろの列に座ってみたら驚くほど映画がよく見えてびっくりしました。(もちろん、スクリーンは遠いですけどね。)観たい映画が「Cinema2」で上映されている場合は、この看板を探しましょう。こちらは地下にあるので、長い階段を降りていきます。(同じ1つの建物の中で、2つの上映室がこれだけ離れているのも珍しいと思います、そういえば。)「Cinema2」は「Cinema1」に比べるとかなりこじんまり。でも廊下(ロビー?)の赤い絨毯も素敵だし(写真はこちら)、結構すき。私が見た吉田監督と岡田茉莉子さんの挨拶はこちらで行われていました。私たちはあまり行かないポンピドゥー・センターだけど、多種多様な映画を見せてくれている様子。チェックしないともったいないよね・・・・と最近思っています。ポンピドゥー・センターのHPhttp://www.centrepompidou.fr/Pompidou/Accueil.nsf/tunnel?OpenFormランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。おまけポンピドゥー・センターの本屋さんの写真です。真上にカフェテリアがあるのがよく見えるのが、とてもおちゃめ。それにしても、今回の写真は全て週末に撮ったものばかりなので人が多いですね・・。
2008.06.13
コメント(2)

1つ前の日記の続き、完結編です。結局予定通り出かけたものの、ついついSさんと小6のお嬢さんに今日の話をしてしまう。「いっつもさ、映画の登場人物があえて危険な場所に飛び込んでいくシーンを観ては『ばっかだな~』って思ってたのに、今日は自分がやっちゃったよ」と言うと、お嬢さんの口から「ダメじゃないの・・」の一言が。・・・はい・・・その通りです。何も返せませんでございます・・・。それにしてもだんだん恐ろしくなってくる。というのも、泥棒の多いパリの建物入り口には必ずインターフォンかデジコードが付いていてセキュリティーが確保されているものなのに、私達の住んでいるマンションのドアは夏とその前後は熱のせいできっちりと閉まってくれないから。しかもなぜか、近所の若者達はコード番号を知っているみたいだし。上階の人は犯罪に巻き込まれた可能性があるけど・・・もしも運が悪かったら・・その被害者は私だったのかもしれない。友人の旦那さんも空き巣にやられた事があるし、私の主人も今から10年ぐらい前に泥棒に入られかけたと言っていたし・・・怖いよね。そんな事を考えつつSさん達と話している間にも主人か警察から携帯に電話がかかってくるかと思っていたのに、結局着信はありませんでした。主人と最後に電話で話してから数時間後、駅からマンションまで歩いてくるついでに外から上階の様子を伺ってみると相変わらずカーテンは開かれていて、窓は閉まったまま。またもや変化なしなのかな・・。主人から言われた「身の回りに気をつけて!」の言葉が頭に残っていたものの「外から見るだけならいいよね」と、いつもより1つ上の階のエレベーターボタンを押してしまう。いざその階に着くと・・・どこからか音楽が聞こえてくる。でもそんな事よりも、例のドアはどうなっているかな?あ~あ。あのままだ・・・。「一見きっちりと締まっている様に見えるけど、よく見ると少し開いているのが分かる」、あの状態から全然変ってないじゃない!!もうここに居ても仕方ないと思ってエレベーターに乗り込んだものの、どうも音楽がこの家から聞こえてくる気がしてUターン。少しだけ開いているドアの向こうから音楽が聞こえてくるなんて、どう考えても犯罪のニオイはしない・・・よね?!ちょっとこわばりつつもチャイムを鳴らすと中から足音が。ドアを開けてくる人物を見て、つい出た私の一言は「ボンジュール。(ここで息を飲んで)良かったです。生きてらしたんですね」だっただって向こう側には、以前掃除機を借りに来たあの女性が居たから。(よかった~!)私を見てきょとんとしている彼女に事情を説明すると、「あら、そうですか。実はうちのドア壊れていて、閉まった状態に固定できないんですよ。早く修理しないと、って思っているんですけどね」と言います。えええええ~!!いったんドアを閉めた状態にしても、外から一押しすれば開けられちゃう訳??よくそれで外出できるわね!私とは心臓の強さが違う・・というか、たぶん構造も違うよね?!驚く私に、彼女から更に衝撃の一言が。「つまり、オートロック機能が壊れているから、ドアを『閉まっている』状態にキープするには毎回毎回わざわざ鍵を締めなくてはいけないワケ。」・・・あの~・・・貴女って方は、外出時に鍵を締めるのすら面倒なんですか?たとえオートロック機能が壊れていても??「このドアは、貴女が居ない間何時間も全開になっていたんですよ。たぶん風か何かで開いちゃったんだと思いますけど。だから外出時には毎回鍵を締めた方が絶対にいいですよ!!」と2回ほど言い、それから「主人が警察に連絡しているはずなので、これから確認してみます」と言い残して去りました。この時はほっと出来たのが嬉しかったし、彼女の有り得ないほどの無防備さがおかしくって何とも思わなかったけど、主人にこの話をすると「何てヤツ!本当に困った人だね」とぷんぷん怒っていたので、私もだんだん腹立たしくなってきた。ご近所さんが無用心なだけでこんなにも振り回されたなんて・・お礼を言ってくれたけどさ・・あ~あほくさ!!彼女が鍵さえかけててくれれば、こんな騒ぎにはならなかったのに!!この信じられないほど楽天的な性格は、ラテンの血のせいなのかな?ううん・・・こんなパリジャン・パリジェンヌって少ないと思う・・・。何はともあれ、やっぱりこの人に関わるのはできるだけ避けたいと思った出来事でしたとさ。もう次に何が起こっても心配してあげないからねランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。ちなみにうちの主人はいつも「いくらドアがオートロックでも、鍵は絶対にかけようね。その方が泥棒も侵入しにくいんだって」と言っています。本当かどうかは知らないけど、信憑性高そうな話なので私はこれからもかけますよ!!(上の階の人にも、この話しつこくすれば良かった。)1番上の写真はポンピドゥー・センターに向かって右側の部分を撮ったものです。
2008.06.12
コメント(4)

更新が滞った為なんだか気が抜けてる感じもあるけれど、1つ前の日記の続きを書きます。(ごめんなさい。後編は早めにアップします。)まだ鮮明に覚えている、1つ上の階のアパルトマンに足を踏み入れた時のあのドキドキ感伝わるでしょうか・・。マンションの共有部分に落ちていた金属の棒を手に、非常事態らしき家に侵入したものの・・小学生時代はおそらく学年1運動神経の鈍かった私が棒を持っていても絶対に役に立たないよねと自分ツッコミしながら、まずは右手の部屋へ足を進めました。我が家と同じくこっちの部屋は居間だね、ふむ。あら?居間なのにベッドがある?どうしよう、意識を失った怪我人か、暴力を受けて死にかけの人が横たわっていたら・・。恐る恐る、でも早くこの場を去りたいという気持ちも手伝って早足でそちらに近づいたらベッドの上にもシーツの中にも、人の居ない事が確認できました。(シーツをめくりはしなかったけど、その下に大人が横たわっていないのは明らかだったので。)よ・・・よし!!居間のチェックは終了!!今度は寝室へ行ってみよう。我が家と同じく意味もなく長い廊下を横切って寝室にたどり着き、慌てながら室内を目で追います。う・・うん!!よし!!ここにも誰も居ない!!荒らされた跡もない!!これでOK!!(あ~、心臓に悪い。早く帰りたい。)居間と寝室を見ている間に、私はこの家が意外に片付いているのに感心していました。一ヶ月も掃除機をかけなかった事のある人の住みかってどんなものなのかと恐れていたけどうちより綺麗に片付いているじゃない、なんて思ったり。でももちろん、頭の中はそんなのん気な考えのみで占められていた訳ではなく・・・「もしも犯人が潜んでいたり、急に戻ってきたらどうしよう!!」という恐れの気持ちが湧いてきたり、かと思えばその気持ちを静めるかの様に「でももしも『犯人』が居るなら、ドアがあんなにも大々的に開けっ放しになっていた訳ないし」という一見冷静な判断も浮かんできたりでしっちゃかめっちゃか。居間と寝室は見たから、あとは台所とトイレと浴室を覗くだけ!!(さすがに様々な理由から、物置を開ける気にはなれなかったので・・・。)早くしよう。早く早く早く早く!!結局どこも全くもってまともだったので、入り口のドアをまた完全には締めずに、でも外から見ると閉まっている様に見えるぐらい、ギリギリのところまで手前に引いて急いで自宅に戻りました。今なら、この家に侵入するのは無用心だと分かるのに。私がこの時こんな行動に出てしまったのは、実はその後わりと大切な用事の為に出かけなくてはならなかったので時間的な焦りが出て、冷静に判断できなくなっていたからだった。実際問題自宅に戻ると、もう家を出なくてはならない時間!!困った私は、主人に電話。事情を話すと、「そんなとこに入っちゃダメ!!!もう絶対にやめて!!」と強い口調の怒り声が。ごめんなさい・・・私も反省しているからもうしないよ・・・。私がはっきりそう告げると、主人は今度は「警察に通報した方がいいと思うよ」と言ってくる。えっ。まだ犯罪かどうかも分からないのに、ただドアが開けっ放しにされていただけなのに、警察に電話しちゃった方がいいの?一瞬とまどったものの、数年前に空き巣狙いにやられた家を発見した際も私達の話を聞いたPくんが警察に即効電話していたのを思い出して、結局納得。でもその後の主人の一声で、私は第一発見者(?)という事になるから現場調査に付き合わなくてはならない可能性がある事に気づいてしまいました。う~ん、困ったなぁ・・・。今日の用事はキャンセルできない訳ではないけど、でも出来るならこのまま出かけたかったのに。どうせ私が居たって、そう大して役立てる訳でもないしさ。でも・・・どうしようかな・・・。結局、私の困惑ぶりを察した夫が警察への連絡を引き受けてくれました。(彼はこの時ニースに居たのだけど。すごい遠隔操作(笑)。)私は「どうしよう、急がなくっちゃ」という焦りの気持ちと「家の中の物に一切触っておかなくてよかったかも」なんていう変な安堵感を胸に、スタート地点を出発するマラソン選手のごとくマンションを飛び出したのでした。(あと1回だけ続きます。)ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。
2008.06.11
コメント(6)

私達はマンション暮らしで、その真上には半年ぐらい前にフランス人女性が越してきた。たぶん20代と思われる彼女、すれ違うと愛想がいいのは嬉しいけど、夜中に彼氏(?)と大ゲンカしてた事があるのも親近感(?)沸くけど、ちょっと困った人っぽい。先々月ぐらいに(当時はほとんど面識がなかったのに)急にうちのブザーを鳴らして「すみませんが、掃除機を貸してください。」と言ってきた。私が呆気に取られていたら「うちのが故障してしまって、もう1ヶ月ぐらいかけていないんです」と言う・・・そんな事言われると、余計に驚いちゃうんだけど・・・。(フォローになってないよ!!)その時はとりあえず貸したものの、変った人だな~なんて思っていた。先月は彼女か彼女の友達だかが泥酔状態で「ジュリア~ン!!開けてよ!!」と叫びながら(階を間違って)朝の7時にうちのブザーを鳴らしていたし、なんとも言えないのである。だからあまり関わらないつもりでいたし、都会に暮らしている以上それは可能だったのだけど・・・。今朝いつもの職人さんが我が家に来て、色々な問題点を改善してくれた。彼は同じ建物の最上階にあるワンルームマンション(夫が賃貸に出している)の方にも寄ったので半日の間に上ったり降りたりを繰り返していたのだけど、帰る直前になって「あなたの真上のおうち、様子がおかしいですよ」と言ってきた。なんでも、もう何時間も前から入り口のドアが全開になったままなんだとか。そういえば私も見たかもしれない・・・。(うちのエレベーターのドアは金網なので、向こう側が透けて見えるのです。)数年前、友人の同階に住んでいる人のドアが泥棒によって壊されてしまっているのを発見した経験のある私の頭に浮かぶのは「犯罪」の2文字。主人は今日もパリを離れていたので、私と職人さんとの2人で恐る恐るそのドアまで近づき、チャイムを鳴らしたけど返事はなし。彼は鍵を少しいじって「壊された形跡はないな」と言う。中には入らずに首だけ伸ばして覗くと、床に小さいパソコンが置かれているのが見えた。でもコードがちゃんと繋がれていて、床置きされているのも意図的な感じ。・・・これが盗まれていないって事は、泥棒が入ったのではなさそうだね・・。そもそも、一体なんでドアが全開にされているのか分からない。犯罪絡みの気もするけれど、空き巣も殺人犯もあえてドアを開けたまま逃げていく事はないだろう。とりあえずこの場を去る事にしたものの、ドアをどうするかで私達は少し考えた。フランスのドアはオートロックだから、完全に閉めるとそれだけで鍵無しでは開けられない状態になってしまう。もしかしたら、それはそれで不都合かもしれない。(ひょっとしたらあの人、鍵を持たずに出かけたのかもしれないから・・・。あの人ならやりかねないかも?)かと言って、このまま全開にしておいたら泥棒を誘う様なもの。職人さんはドアを閉めない様に、それでいて外から見たら閉まっている様に見せる為に、ドアを手前ギリギリまで引き、帰っていきました。さて、1人取り残された私。時間が経つとともになんだか悶々としてきました。あの家のドアが何時間も全開になっている。異常事態なんだけど、空き巣が入った感じはしない。何か不測の事態が起きたのかもしれない。・・もしかして、あの人救急車で運ばれたとか??いや、救急隊員が患者の家のドアを開けっ放しにして、出発する訳ないよねぇ。・・・!!どうしよう・・・もしも中に意識を失ったあの人が横たわっていたら・・・。実はここ最近、身の回りの人が2人も救急車で運ばれたばかり。それもあって、考えているうちに居ても立ってもいられなくなります。(人が倒れた時ってたぶんスピード勝負だと思うので。)もう1度、上の階に上がってみたら・・・何も変ってない・・・なんでなの?!「入っちゃダメ!危ないよ!」と思いつつも「でももうこの状態になってから何時間も経っているなら、もしこれが犯罪だったとしても犯人はとっくに逃げているはず」という考えもあって・・・結局私は何故か階段に転がっていた棒を手に、彼女のマンション内に足を踏み入れたのでした。(長くなったので続きます。)ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。1番上の写真はちょっと前に撮った、ポンピドゥーセンターの向かいにある建物です。
2008.06.10
コメント(4)

ふらっと、シャンゼリゼ通りのマクドナルドに行ってきました。ここは2階の窓際の感じがいいので好きなんです。(写真参照)行った日はかなり気温が高かったので、セットメニューの飲み物は珍しくもビールにしました。(日本のマクドナルドってビールあったっけ?)窓に向かっているカウンターに座ってパチリ。この写真には、隣にあるカフェかレストランのテラスを入れて写しましたが、本当はもっともっと色々なものが見えるんです、ここ。パリのマクドナルドで食べる事になったら、Georges V駅間近のここに来てみてください。ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。お店を出て21時ぐらいに撮った写真です。なんて日の長くなったこと・・・。肉眼で見る分には、もっともっと明るかったのですけどね。
2008.06.09
コメント(6)

我が家で1番ブサ可愛いムーちゃんのアップです。(あぁ、ぬいぐるみブログになってしまった・・・ぬいぐるみはとっくに卒業してるのに!!)嬉しそうに見上げているのはおニューの帽子・・・じゃない!パスタです。実はこれ、去年ヴェネツィアで面白半分で買ってきたのに気づけば賞味期限が少し過ぎていました。(ショック)なので、慌てて食べる事にしたのです。とは言え、ここが疑い深い私。パッケージには「好きなソースを合わせて食べてください」と書かれているけれど、色が色なので、何にでも合うとはとても思えません。なので試食用に1つだけ茹でてみました。ところが失敗・・・。火加減はとても弱くしていたはずなのに破損してる・・・。色はキレイなままですけどね。気を取り直して食べてみたら、なんだかクセのある味でした。今さらだけどと思ってパッケージを見たらパプリカとかほうれん草も入っている様です。(イタリア語なので確信はないけど・・。)やっぱり普通のミートソースじゃダメみたい。サラダにするのが1番かな?賞味期限が過ぎているとは言え乾物なので大丈夫でしょうし、私達は胃腸は丈夫な方なのでちょっと考えてから残りを食べたいと思います。ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。
2008.06.08
コメント(6)
日本帰国を控え、ここ最近急に身の回りが慌しくなってきました。今まで楽しみに訪問していた他の方のブログもなかなか読めず、ましてやコメントはできず・・の状態です。自分自身のブログ更新は3日坊主の私が今まで続けてこられた事なのでこれからもできるだけ継続していくつもりですが、訪問がなかなかできない点お許しくださいね。
2008.06.08
コメント(0)

先日主人が居なかった時ベッドにごろーんと寝転んだらこんな光景が目に入ってきました。笑っている口がカワイイ(昨日モモの写真をアップしたのは、この画像を載せたかったからです・・・。)この写真のついでに、数ヶ月前から私が主人の睡眠時に実践している事を書いてみます。中学生だった時私はクラスメイトから「体を左腕の上に置いて(つまり左向きに)寝ると心臓に負担がかかって良くないんだって」と聞きました。家でそう寝転んでみると、確かに鼓動が早くなっている気がします!以来、とりあえず左側を向いて寝るのはできるだけやめる事にしました。それからXX年後、私は主人を見て時々心配していました。・・・だってまさに、左向きに寝ている事がすっごく多いんだもん!その事を話すと本人も「確かにこっち向きに寝ると心臓が頑張っちゃってる気がするよ」と言います。要ダイエットの体をしていて、心臓もお疲れ様状態になっている可能性の高いディノを助けなくては!主人が左向きに寝ていたらそれを修正するのが私の任務と自覚しました。もちろんずっと監視している訳には行かないけれど、夜中にふと目が覚めたり、朝先に起きた時にディノを見ると、左を向いている事がとっても多いから「ちょっとした心がけ」のつもりが、しょっちゅう直してあげている気がします・・・。最初の頃はいちいち「ほら、こっち向いて」と声をかけていたのだけど(私なりの気遣い)毎回ウザそうな寝言が返ってくるのである日、無言で体を動かしてみました。すると「メルスィ・・」と言うではありませんか!ふーん、黙って実践した方がウケがいいのか・・と分かってからは、動作だけで済ませる様に(笑)。先日主人が2週間ぐらいぶりにパリに戻ってきた晩、私はなぜか夜中に2度目が覚めたのですがその2回が2回とも、彼は左を向いていました。そして朝になって、私が先に目覚めた時も・・・。この「左向き率」の高さは異常です!私の目を逃れていた間に悪いクセが復活してしまったのかな?・・・これからも、できる範囲で修正していきたいと思います!ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。さきほどネットで調べてみたら、左向きに寝るのが悪いとは言い切れないみたいですね。私達は2人とも、そうやって寝ると心臓の鼓動が強くなると実感しているので今後も避けていくつもりですが。ちなみに中学のクラスメイトか誰かが「右向きに寝るとボケる」と言ってた気もします・・・うっ、もう、そこまで面倒みきれない!!
2008.06.07
コメント(2)

幼い頃からずっと、寝つきの悪かった私。社会人になってようやく(心身ともに疲れていたから?)「ベッドに寝転ぶ即睡眠」という事態も多々発生する様になったのですがそれでも時々、眠りに入れなくて困る事があります。原因は・・・(内容的にいい事であれ、悪い事であれ)考え事をすると止まらない性格なのと、寝る事自体が特に好きではないからだと思います。(不思議な事にこんな私の周りには、結構「寝ているのが1番幸せ」て言う人が多いです。それともこれって常識なの??)ただ、幾ら寝るのが特に好きではないと言っても寝付けないのはやっぱり困ります。そんな私が30年以上かけて編み出した「すぐに寝れる方法」を書いてみます。用意するのは寝つきが良くて、しかもできるだけ憎らしくない(仲がよければ尚良し)人材です。(私の場合、主人。)相手が寝てしまったら、我々寝れない人種としては「置いていかれた!」という残念感に襲われる事もあるけれど、そんな事ではいけません!この事態を「利用してやる」ぐらいの気持ちで取り掛かりましょう!まず、相手の呼吸をよく聞きます。そして「せーの!」で、自分の呼吸を相手に合わせてみます。(これが結構難しいのですが。)時々主人の呼吸を追いかけてみる私が感じているのは、「起きている人と寝ている人の呼吸リズムは違うのかな?」と言う事です。そこで「既に寝ている人に息遣いを合わせれば自分もすぐ寝れるはず!」と自分に言い聞かせ、まねっこに専念します。するとあ~ら不思議、気づけば目覚まし時計の鳴っている朝!いつの間にか眠れてたんです!もしかしたら羊を数えるのと同じぐらい精神を一箇所に集中させ頭を空っぽにしているのが効いているだけなのかもしれませんが、私は「寝ている人の呼吸法を真似したからだね」と、いつも勝手に納得しています。寝つきの悪い方、ぜひ試してみてください!ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。・・・こんな事書いている今日、すでに夜更かししてます。昨日は4時間しか寝てないのに・・・。ちょっと飲んで帰ってきたら目が冴えてしまったのです。(酔った勢いで更新してます。)1番上の写真は、主人不在時にとりあえずベッドに置いとくポストペットのモモです。(抱いたりしてませんので、ご安心ください・・・私、そこまでぬいぐるみ好きではありません!)
2008.06.06
コメント(6)

以前主人とレ・アールのインドネシア料理レストランに行った際、その並びにあるこのお店に、2人とも目が釘付けになりました。可愛らしい外観、暖かみの感じられる店内、お店の前にベタベタ貼ってある勲章らしきもの、その全てが私たちに「おいで、おいで」と言ってきている様です。(写真では右側にしか写っていませんが、左側の柱にも勲章みたいなものがたくさん掲げられています。)その日は予定通りインドネシア料理にしたものの、この間友人と映画を観た帰りに入ってみました。お店の中ははとってもきらびやか。入り口付近はこんな感じです。・・・うーん、この写真ではお店の本当の様子が伝わらないので仕方ない!私の写っている写真をお見せしましょう。私はベンチ席に座っていたので後ろの鏡に、向かいのバーカウンターが少し映っています。ねっ、きらびやかでしょう?ここでは店名にもなっているお鍋で煮込まれた鶏肉の他に、牛肉のステーキ、子羊の脚を蒸したもの、鴨のコンフィ、帆立のフランベなどが食べられます。(「帆立のフランベ」は初めて聞きましたが)フランスの伝統料理のお店と考えていい様です。迷ったものの結局、私も友人も鶏の煮込みをオーダー。しばらくするとやってきました。でかっ!!(写りがよくなくてすみません。)どのぐらい大きいかというと・・・この写真で友人の手と比べてもらえば分かるかと思います。(ちなみに、彼女の手の大きさは標準的なサイズです。グラスの向こうにある為、実際よりも小さめに写っているのは否めませんが。)よく煮込まれた鶏肉は本当に柔らかくてジューシー。とろとろした、おそらく玉ネギのたっぷり入っていそうなソースと相性バッチリです。付け合せのトマトとズッキーニは塩分がほどほどでいい感じ。頼んだブルイー(ワインの赤)も美味し~い・・・のですが、いかんせん鶏肉の量が・・・。「この後はデザートを」なんて考えていたのですが、このお皿の上のものを残さずたいらげたらこれ以上食べれない状態になってしまいました。なので残念ながら、紅茶&コーヒーを飲んで食事は終了。私たちの食べたのは単品で24ユーロでした。これに前菜とタルトがつくセットは33ユーロなので最初はこれに惹かれましたが、もしもセットを頼んでいたら大変な事になっていたと思います。(あれこれ残さないと絶対に無理です・・・。)普段は予約をした方がいいみたいですが、この日は日曜の夜という事もあって空いていました。ボーイさんは親切だし、ちょっと離れたところに座っている観光客らしき老夫婦は前菜・メイン・デザートとも美味しそうに食べていたので、また食べに行きたいと思います!ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。La Poule Au Pot (ラ・プル・オ・ポ)9, rue Vauvilliers 75001 Paris予約用電話 : 01 42 36 32 96fax : 01 40 91 90 64サイトはhttp://www.lapouleaupot.fr/accueil_fr.htm
2008.06.05
コメント(6)

半年以上前に「書こう」と思っていた事があって、その為の前フリとしてディノがいかにアナログであるかを書いていたのですが(ここです)、その後に肝心な、当時の「事件」を書くのをすっかり忘れていました。なので、今度こそ書きます・・・。 それは土曜の夜のこと。疲れが溜まって体調不良を感じた私は、いつになく早寝をしました。すると、夜の10時半ぐらいでしょうか?(寝ぼけていたのでよく覚えていませんが。)居間でディノが大声でしゃべっているのが聞こえてきました。寝室を出て歩いていくと・・・???今、私の名前を言ったんじゃない?電話の相手は友人I子さん。私が代わると彼女は、今夜になって家のお湯のタンクから湯気やお水が漏れ出してきた事、イエローページを頼りに修理屋さんに電話をしたものの、その人が来るのを待っているうちにどんどん心細くなってきてしまった事を話してくれました。聞くうちに私もだんだん心配に・・・というのも20代に入って間もない彼女、一人暮らしなんです。しかもマンションがたくさん立ち並ぶ敷地内の極小な建物に・・・。うぎゃ~!!20代前半の、その中でも更に前半の、可愛いI子さんがぁ~~っ!!いや・・・まさか・・・だよね。うん、大丈夫だよ。まさか犯罪になんて巻き込まれないよ。・・でも・・・大丈夫とは思うけど・・夜中に知らない人を家に入れて大丈夫なのかしら・・・・・いや、絶対大丈夫とは思うけど・・。考えていると、だんだん不安になってきます。どうやらディノも同じ事を考えている様子。私達の心配を話すと、彼女はパニックになってしまいました。I子さん宅は我が家から片道30分かからないので行こうかとも考えたものの、ふらつく頭にパジャマ姿の私についつい浮かんできたのは、あの考えです。 ディノ、私の代わりに行ってくれないかな?でもなんとなく頼みづらい気がして、私はすぐには言い出せずにいました。(この数秒間のなんと長く感じられた事。)すると、横から神の様な声が。「ぼく、行こうか?」ありがとう内心、ディノなら絶対引き受けてくれると思っていたのよ。でも自分から言い出すなんて!そういうところ大好きだよ。かくして、夜行性で元気いっぱいの主人が出かける事になりました。何時に来るのかがはっきり分からない修理屋さんよりも早くI子さん宅に着くのが目標なので、時間との競争です。大慌てで支度をするディノに「携帯を忘れないでね」と言うと、「あっ!もう少しで充電切れしそう!」ですって・・・・まぁなんて、携帯初心者な発言・・・。私の携帯を貸してあげましょう。ディノが風の様に・・・いや、台風の様にでかけた後、私はI子さんに電話をしました。ディノが私の携帯を持っている事を伝えようと思ったのです。電話ついでに話しているうちに、なんと修理屋さんが到着してしまいました。思ったよりも早かったので、ディノは間に合わなかったのです!!!がっかりしつつも、私はある作戦を思いつきました。それは、このまま私がI子さんと話し続ける事です。電話の向こうに証人が居ると分かったら、どんな人でも悪さしづらいのではないかと考えたから。(一方的に疑ってしまってごめんなさい、修理屋さん。あなたは悪人でないと後になって分かってきたのだけど、この時は心配だったんです。)最初、修理屋さんとI子さんが話しているのが聞こえてきました。あら?1点、I子さんが理解できない話があるみたいです。なので修理屋さんに電話口まで来てもらって、私と話しました。(=私の存在感アピールに成功。)それから修理に取り掛かってもらうと、水&湯気漏れの応急処置はあっという間に完了。(私が聞き耳を立てていた実感では)まだ若い修理屋さんはI子さんを気に入ったのか、どうも長く話したがっている感じがしました。でもこれも、私がお局か小姑の様にすぐに電話越しに話に割って入った為、台無しに(笑)。シェックと引き換えに大家さんに見せるための領収書をもらって、無事、完了修理屋さんは、帰って行きました。めでたしめでたし。あれ?あんなに格好よく出て行ったディノの出番ですって??修理屋さんが着いた時点から何度か私の携帯に電話をしていたのですが、出てくれません。全てが終わってから今度はディノの携帯にかけてみると、ようやく出ました。「今どこ?」「○○駅のホーム。もうちょっとで着くよ」・・・・だからタクシーで行けばって言ったのにぃぃーー!!そう思っている私に、ディノがむっとした声で言ってきます。「途中で何度も家に電話したけど、みにかーはずっと話し中だったね」「だってI子さんと話してたんだもん。心配だったし・・。」「・・・そう・・・。それにしてもさぁ・・・みにかーの携帯の方にも電話したんだけど、出なかったよね。なんで?」「・・・いま私の携帯を持っているのは、他ならぬあなたなんだけど・・・。」私がそう言うと、主人は「あぁ、そうだったね。なんてボケてるんだ、ぼくは」と、苦笑いしていました。充電のなくなりそうな自分の携帯から「どうしよう、会話途中で切れちゃうかも」とハラハラしながら、(自分のポケット内にある)私の携帯に電話し続けてたというディノ。・・・ほんといいヤツなんだけど、相当あほです・・・。ディノが家まで戻ってくるのを待っている間、1つ不思議に思っていたのは、なぜ私の携帯が鳴らなかったのかという事でした。携帯を貸す前に、消音機能がオフになっているのをきちんと確認したのに???帰宅したディノから携帯を返してもらうと、なんと電源が切れていました。私の携帯は2つ折りじゃないから、私もたまにバッグに入れておいた携帯のボタンを押したみたいになってしまう事はあるけど、電源を入れたり切ったりするにはかなりの長押しをしなくてはならないのに・・・変なところで器用(?)なのね・・・。私がこの半年前の出来事を書こうと思い出したのは、最近また訳の分からない事が起きたから。ディノの携帯に、私がウェディングドレスを初めて着た時の画像があったはず・・・と思って覗いてみたら(操作のできない彼はいつも私に頼っている手前、プライバシー問題は無しです)なんとディスプレイがギリシャ文字(らしきもの)に変わっていたのです!!確かにこちらの携帯は、言語を選ぶ事ができます。(画面操作で、英語やフランス語・イタリア語などの中から好きなものを選択。)どうやらディノ、これを無意識にいじっちゃったみたいですがそれにしても・・・よりによってギリシャ文字!?これって2人とも全然わかんないんだけど・・・。言語設定を戻そうにも、ディスプレイが全てギリシャ語なのでその方法すら分かりません。説明書を見れば何とかなるかもしれないけど、今のところ面倒くさくってそのままになっています。以上、携帯を駆使してやろうなんて気はゼロでいつも番号ボタンと発信ボタンしか押さないのに、なぜか変にいじってしまう主人の話でした。ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。
2008.06.04
コメント(10)

私は時々寝付きが悪く、主人が先に眠りに入ってしまうと置いていかれた気がしてちょっとむっとしてしまいます。(ここでさみしくなれば可愛いのかもしれないのに・・・「むっ」が私らしい・・。)今から10日前の土曜の夜、どうも寝れなそうな予感がした私は、眠そうな声で喋っているディノに「ナポレオンについて話してよ。そしたら眠くなると思うから」と、お願い。2分後には、狙い通りあっという間に睡魔に襲われた私と、話に気乗りしてしまってどんどん声のでかくなる主人の姿がありました。見事に逆転です(笑)。さてそんな事も影響したのかどうか、翌日曜に予定されていた「パリ近くの散歩」はナポレオンの最初の妻ジョゼフィーヌが住んでいた「マルメゾン城」(上の写真)に。時期が良かったのか庭園には綺麗なお花がいっぱいで、とても気持ちのいい時間を過ごす事ができました。(5月29日から6月2日の記事にアップしているのも、その日の写真です。)この日に撮ったものを載せてみます。これは、マルメゾン城へ向かう道。上を見ても、綺麗右手に門が見えてきました。美しい庭に入ると、なんとその中で・・・ピクニック(?)している人々を発見。気持ち良さそう。まるでディズニー映画に出てきそうなコーナーもあります。せっかく城館の近くまで来たけれど・・・お天気の崩れないうちにこの塀の向こうの庭園を見に行きましょう。庭園にはこんな野草風(?)の植物もあればいかにも観葉植物といったものもあります。にこにこ歩いているうちに、お城の裏側に着きました。正面に戻ろうと、そのまま歩いていくと・・・こんな場所が。さっき見たお花のたくさんある場所とはそんなに遠くないのに、全然違う雰囲気です!さてさて、広ーい庭園をずっと歩いていると城館を見る時間がなくなってしまうので、これぐらいにしてそろそろお城に入らなくては。あまり見かけた事のないぐらい、なんともポップ(?)な入り口に期待が高まります。ちなみに、右上にはこんな像が・・。宮殿と言えばヴェルサイユやロワール河畔のものしか思い出せない私には意外なぐらい、こじんまりとしていて可愛い宮殿。入り口の感じから伺えるかと思いますが、テントを連想させるミリタリー調の装飾もあれば、女性らしいイラストが壁に直接描かれている事もある内装はとてもモダンで、私は目を奪われました!(主人に言われると「ポンペイ調」も入っているらしいのだけど、私にはそれが何なのかよく分かりません・・。)・・と、興奮してきたところで残念な事に、デジカメの電池がなくなってしまいました。なので館内でかろうじて撮った4枚のうち、1枚だけアップします。入ってすぐのところにあった家具です・・。館内を撮り損ねたのは残念だけど、もしもバッテリーがあったならもの凄い数の写真を撮っていたと思います。それだけ、生活感のちっとも感じられない壮大すぎるお城があまり好きでない私に、このマルメゾン城はツボでした。仏式に言う3階が閉鎖されていたので、いつかそこにある衣装などを見にもう1度来たいくらいですランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。
2008.06.03
コメント(6)

当時の日記(8月末)の続きです。 オーナー(?)に半額分の小切手を渡してようやくドレスを確保し、サイズ調整などの為に次のアポイントを決めようとすると・・・向こうの提案はなんと10月頭!せっかく気に入ったドレスなのに、そんなに長い間会えないなんて悲しいよ。それに、この後に更にもう1回アポをこなしてようやくドレスを持って帰る事になっているのにこれでは10月末の結婚式にはギリギリ過ぎる気がしたので「実は、もしもできる事なら結婚する日よりも10日前にはドレスを受け取りたいんです。その頃には日本の家族も来ているでしょうから、アクセサリーなどについて相談したいし」と、持ちかけてみる。そうしたら「では『式は10月15日』と記入しておきますよ。これなら早めに受け取れますよ」と言ってくれた。良かった!それからは靴や、ドレスを入れて運ぶケースなどを自主的に見せてもらって(ちっとも「売りつけよう」という態度がないので、安心して何でも聞けちゃう)、私のドレスに近い色の端切れをもらってお店を出た。(端切れは、私の靴やディノのシャツを選ぶ時に参考になるとマニュアル本に書いてあったので。マニュアル万歳!)次に来るのが楽しみだなぁ!ディノの携帯に電話したけれど出なかったので「ドレスの半額を支払ったよ。もうこうなったら、本当に結婚するしかないねどうする??」と、留守電を入れておいた。《パリでドレス選び、完了》ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。この後のドレスの話はまたいつか・・・。(追記:後日、この続きをちょこっと書きました。こちらです。)私がドレスを買ったのはこのお店です。可愛い店内で気持ちよく10万円前後からのドレスが選べるので、かなりおススメ。(ただし、このお店もたまにフランス的。なので自分の希望は、はっきり言うべし!)Les Mariees de Talia28, rue de Turbigo75003 Paristel 01 42 77 78 78
2008.06.02
コメント(6)

引き続き、当時の日記からの引用です。 お店に着くと、電話に出てくれた男性(オーナー?)がレジに座っていた。試着させてくれる女性がいま他のお客さんの応対をしているので少し待っていて欲しいとの事で、私は勧められるままに椅子に座り、自主的にベールだの、アクセサリーだの、靴だの、帽子だの、手袋だの、色々な小物が掲載されているカタログに目を通す。でも写真だとパッとしなくて、どれが良いのか全然分からなかったけど・・。奥の試着コーナーには大勢の人が居る様で、時々怒った様な大きな声が聞こえてきた。20分位経って私が奥に通されると、前のグループは女の子2人と両親の4人家族で、まだそこに所在無さげに突っ立っていた。たぶん意見が分かれたかそれとも誰かが怒り出してらちが明かなくなったかで、お店の人はとりあえず、一着しか試さない私を連れてきたみたい。なんだか険悪そうな雰囲気だったけど、ドレスを着せてもらってから私は鏡の中の自分観察に集中した。(この家族はよっぽど機嫌が悪かったのか、ドレスを着た私と目すら合わせたく無さそうで今までで初めてのタイプの人達だった。別に構わないけどね。)やはりこのドレスは胴体部分が私にぴったりで、昨日のドレスの様な違和感が無い。これをこのまま買い取るなら修正も肩をほんのひとつまみし、裾の長さを調節するだけで済みそう。肩部分を早速ピンで留めてもらったところ、ラインがとてもキレイに出ていた。レースが肩の端にぎりぎり乗っかって、肩の高さを少しだけ超えている感じが好き。(たぶん、これでなで肩が少しフォローされ、いい感じになるのだと思う。)ウェストのくびれの無い私がこのドレスを着たらかっこ悪いのではないかと心配だったけど、別におかしくはなかった。ただ、どうせならもう少しウェストを絞った方がキレイなのは確実。でもこれは下着の力とダイエット(できるのかな?)で何とかしようと決めていたので、一応クリア。「フィットするローウェストのドレスをずん胴の人(=私です・・)が着たら短足に見えるのでは?」という不安は、残念ながら少し当たっているみたいだった。私の身長(160cm)は、もしかしたらフランス人女性の平均よりも小さいのかもしれないし、足の長さは言うに及ばずなので仕方ないけどね。この問題の対策としてすでに「すごいヒールの靴を探そう」と決心していたので、これもクリア。初めてこのドレスを着た時は体が楽なのこそが1番と思っていたのに、何だかだんだんと欲が出てきているみたい。確かに、私はダイエットを敢行する意志を持ち合わせていない上20代後半から自分の体型に対するコンプレックスから開放されているのだけど、その分「着やせ」にこだわってきたからかな・・・いや、それにしてもこだわり過ぎ!!今回、こんなにもあらゆる点を色々と考えているのは不思議な気さえする。だけど結婚する時ってきっと、みんなこういうものなのでしょう。そうそう、気になっていたスパンコール(=安っぽいのであまり好きではない)だけど・・・これは昨日のドレスのものよりも悪目立ちしている感じもしないではなかった。(あちらの方が少し高いだけあって素材がいいのかも。)でも考え出したらキリがないし、もうこのドレス以外には考えられなくなっているのであまり気にせず買う事に!!ランキングに参加しています。投票(をクリック)していただけると、嬉しいです。
2008.06.01
コメント(0)
全31件 (31件中 1-31件目)
1


