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今の職場の事ではないですが、質の低い介護をしていても、利用者さんのADLが向上する事があります。とても不思議なのですけれど。考えられる事として、1つ目はその利用者さんの担当者が素晴らしい介護を質の高い介護をやっている場合。2つ目は、利用者さん自身が施設の介護に疑問や危機感を感じ、自立をしなくては、自分が自分でなくなってしまうと感じた時だと思います。 前者は何も言う事はありません。後者について考えてみます。虐待に近い介護をやっていたグループホームに勤めていた頃、僕が社長に質の低い介護になっている!という事を訴えた事があります。その時に「YTさんは自宅にいた頃は寝たきりだったが、グループホームに来て歩けるようになった」といってきた。確かに車椅子を押してすたすた歩いている。その人が寝たきりだなんて考えにくい。そのくらいADLの向上がある人です。本当にその人たちの援助が功を奏しADLの向上に繋がったのかといえば、そうではないと思います。なぜかといえば、そこの介護者は虐待はしても介護はしないのだから。ただほったらかしにしているだけ。ほったらかしにされたYTさんは早く歩けるようにならないと、自分が虐待を受けるであろう。自分の命が危なくなるかもしれないと思ったのだと思います。そして、歩けるようにならなければと一念発起し歩く努力を自分からしたという方が妥当だと思います。利用者さん自らが努力をするのだから、介護者の出る幕は無い。それを、あたかも自分たちが介護をやったからだという自負を持っているのだから、頭がおかしいのではないかと思ってしまいます。勘違いをするんじゃねぇー、あんたらの介護がめちゃくちゃだから利用者さんが危機を抱き自立を促したということで、あんたらは何もやっていない。ただいるだけだった。質の低い介護をするところほど勘違いするやつが多いのです。困ったものだなと思います。
2004年07月22日
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何処の施設でもあると思いますが、昼に寝たい!と訴える利用者さんがいると思います。そんな時どんな対応をしていますか?僕は、今の職場で4つ目です。施設見学など入れれば、6,7くらいの施設を見ていますが、大抵寝かせない。「昼に寝ないで!」といってベッドに連れて行かない。でも、職員はその利用者さんに何か特別援助するわけでないので、ほったらかしになる。そうすると、テーブルにうつ伏せになって寝るか、車椅子で寝てしまいます。そんなのを見ると、いつも僕が思うのは、あーあかわいそうに。どうせ、車椅子かテーブルで寝ているのだからベッドに連れて行けばいいのに。僕が連れていつてもいいのですが、後で睨まれてしまうのでそのままにしています。自分の保身のために利用者さんを犠牲にしてしまって申し訳ないのですが。利用者さん本人も「テーブルや車椅子で寝てもいいのに、なぜベットに連れて行ってくれないのか?」と不思議に思う事でしょう。職員は昼夜逆転にしたくないのでそのようなことを言うのですが、昼夜逆転がそれほどいけないことかということです。後、職員は「寝ちゃだめ!」とバカの一つ覚えのように言っていますが、そうやって寝てしまうのは、職員の援助の仕方が悪いのであって、利用者さんが寝るのが悪いのではないのです。利用者さんは手持ちぶささでやることが無いから寝るしかないのです。僕たちだって、やることが無くてボッーとしていたらウトウトしてくるでしょう。それと同じです。職員が適切な援助をしていないのを棚に上げ、利用者さんを責めるのは、職員の責任転嫁です。自分たち職員の知恵の不足や工夫の不足なのです。そこに気づかないで、利用者さんのせいにしているのですからかわいそうですよね。眠気をかき消すような集中できるような事をすればいいのです。それはそれで難しい出のですけどね。でも、それを考え続けていかなければ質の高い介護は提供できません。あと、責任転嫁とは違いますが、言い方を変えるだけで、そうとう利用者さんを穏やかに誘導できるのにあえて興奮させるような言い方をする。男性の痴呆の利用者さんが誰もいない女性の4人部屋に入っていった。職員:「そこは女の人の部屋。すぐに出て」利用者:「どこにいようがオレの勝手だ!」職員:「女の人の部屋なの。あなただって、自分の部屋に誰かがいたら気分良くないでしょう!」利用者:怒りながら出て行く。こんなのを聞くと、あの職員はバカか!と思う。一言「ねぇ、ちょっとこっちに来て。ほら、綺麗な景色が見えるよ」これでいいのに。利用者さんを怒らせずに気分よく誘導できる。もっと頭使えよと思う。僕も自分がそんな言葉を掛けないように気をつけよう。そして頑張ろう!
2004年07月15日
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自分もそうですけど、結構時間を耐えるという事をしていない。反省しなければいけないのですが。利用者さんが靴をはこうとします。特に急がなければいけない理由も無いのに、靴を自分で履こうとしている先から、靴を持ってはかせてしまう。入れ歯をはずそうとしている先から、介護者がはずしてしまう。そこで、実時間1分もたえているだろうか?たぶん、20か30秒も見守っていれば良いほうではないだろうか。1分の時間も持つ事が出来ないほど心に余裕がないのです。待っている、見守りをしている時間がもったいないと思えてくるのです。その利用者さんをほったらかしにして、違う利用者さんを連れてきたりすれば時間がもったいないと思わないのだようけど、その利用者さんをそこの場所で見守っている時間がとても長く感じてもったいないと思えてくるのです。そうするとついつい手伝ってしまうのです。もっと時間に耐えるということを意識して仕事をしないと利用者さんを急かしてしまうかもしれない。今のところ僕は、急かすような声掛けなどはしていないつもりですが、時間をかければできることを僕が奪っている。もう少し心に余裕を持とう。頑張ろう!
2004年07月05日
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