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「聴く」こと、「対… New! かめおか ゆみこさん

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森の声

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2016.01.04
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カテゴリ: カテゴリ未分類
図書館などに行って絵本を見てみると、「くだらない」と感じる絵本もいっぱいあります。

「訳が分かんない」と感じる絵本も、「暗い」と感じる絵本も、「物足りない」絵本も、「どぎつい絵本」と感じる絵本もあります。

以前、気質のワークで「わたしとあそんで」(マリー・ホール・エッツ著)を読んだら、ある胆汁質がかなり強いお母さんが、「全く意味が分からない。なんでこんな絵本があるのかすら分からない」と無茶苦茶に言っていましたが、でも、この絵本は世界的にも有名で大好きな人もいっぱいいる絵本なんです。

ですから、「全く意味が分からない」というのは「絵本の質の問題」ではなく「相性の問題」に過ぎません。

皆さんが「くだらない」、「退屈だ」「訳が分かんない」と感じる絵本も、そういうものがちゃんと出版されているということは、そういう絵本が好きな人もいるということなんです。

これは、洋服や自動車などのデザインでも同じです。

「えー、こんなダサい服着る人なんか要るのか」と思う人もいれば、同じものを「これ、素敵」と思う人もいるのです。

ですから、皆さんがそれらのものに対して感じる評価は、絶対的なものではなく、相対的なものに過ぎません。

すべからく、「評価」とか「価値」というものはみんなそんなものです。



「対人関係」や、「子育て」という場でも同じことが言えます。

子どもがドロンコで遊んでいる姿を見て「こんなバカなことをして」とか「こんな不衛生なことをして」と感じる人もいれば、「素敵な遊びをしている」と感じる人もいるのです。

その時、大切になるのは「その相手がそれを喜んでいるかどうか」ということです。

子どもに与えるものは「大人の価値観」ではなく、それを受け取る「子どもの価値観」に合わせた方がいいのです。

「大人の価値観」を押し付けてばかりいると、子どもは自分の育ちに必要なものを満たすことが出来なくなってしまうからです。

ただし、だからといって「子どもが望むものばかりを与えなさい」ということではありません。

時々、子どもとの対立を避けるためにそのような子育てをしている人がいますが、そういう子育てをしていると、子どもが幼稚園などに入ってから困ることになります。

お菓子でも、子どもが喜ぶからと言ってチョコレートやアイスクリームのようなものばかりを与えていたら、後で困ったことになってしまいますよね。

それと同じです。
「絵本」や「おもちゃ」選びでも同じなんです。

「じゃあどうしたらいいのか」ということですが、一番簡単な方法としては、ちょこちょこと子どもたちを図書館に連れて行ってあげて下さい。



本屋さんなどに行くと、チョコレートやアイスクリームのような本もいっぱいあるし、冊数も少ないので、選ぶ範囲も狭くなってしまいます。

また、内容をゆっくり見て選ぶことも出来ません。

値段も高いです。

でも、図書館ならばそれなりにちゃんとした本しか置いてありません。
また、タダですから、色々と借りることも出来ます。



色々な本に触れることで、成長とともに、興味や好奇心が変わっていくこともあります。

動物の本に興味を惹かれ動物博士になる子もいるでしょう。

工作の本に興味を惹かれ、工作名人になるこもいるでしょう。

そういう可能性が図書館にはあるのです。

そして、お母さんも「自分に合った絵本」を探してみて下さい。

子どもに伝えたいことがあったら、それに関した絵本を選び、読んであげるといいです。

そうすることで、お母さんの価値観を、お母さんからの押し付けとしてではなく、一つの物語として子どもは受け取ります。

子どもが「この絵本つまんない」と言っても、「一つだけお母さんの好きな絵本も読ませてね」と読んでしまえばいいのです。

その時、聞いていなくてもいいです。

子どもは「耳」で聞くだけでなく「からだ」でも聞いていますから。

聞いていなくてもからだには入ってしまうのです。







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Last updated  2016.01.04 08:57:40
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