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森の声

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2019.01.23
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カテゴリ: カテゴリ未分類
多くの人が、私のブログなどで「四つの気質」についての特徴を読むと、我が子や自分にその特徴を探して「うちの子(私)は○○質だ」という判断をしようとしますが、「気質」はその子(人)の「目に見える状態」を分類したものではないので、そのような考え方では「子ども(私)本来の気質」は分かりません。

一般的な性格分類ではその人の今の状態を分類したものですから、その人の状態をよく観察すればその人のタイプを分類出来るのですが、「気質」はそういうものではないからです。

私がブログに書いている四つの気質の特徴は、「それぞれの気質はそのような状態になりやすいですよ」ということだけであって、「それぞれの気質の人はそういう状態ですよ」ということではないのです。

ですから、多血質にも色々な多血質の人がいます。それは、憂鬱質でも、胆汁質でも、粘液質でも同じです。

どういう子育てを受けたのかと言うことでも、気質の現れ方は変わってきます。

否定されて育った憂鬱質の子はさらに憂鬱質ぽくなるでしょうが、温かく見守られながら育った憂鬱質の子は、多血的な要素が強くなりあまり憂鬱質ぽくなくなります。

「じゃあ、気質って何なのか」ということですが、「気質」が扱っているのは「素材」であって、「今の状態」ではないということです。

それは、人が生まれ持った特性ということでもあります。

水は、ある時は液体ですが、ある時は気体で、ある時は固体です。温暖なところでは液体ですが、熱いところでは気体になり、零度以下の気温の所では固体になります。

同じ素材なんですが、置かれた場所で状態が変化します。
そしてその「変化の仕方」に「水としての特徴」があるわけです。

ですから、「水は液体の状態を取ることが多いですよ」ということは言えますが、「これは液体だから水だ」ということも「これは固体だから水ではない」ということも言えないのです。

本当のことを知るためには、今の状態だけで判断するのではなく、変化の中で動的に見ていく必要があるのです。



それは例えば、「これはイスです」、「これはお茶碗です」、「これは笛です」などというような分類です。

でもイスにも「木で出来たイス」もあれば、「石や金属で出来たイス」も「ぷらすちっくで出来たイス」もあります。

もしかしたら「氷で出来たイス」もあるかもしれません。

一般的なイスは「木」で出来ていることが多いですが、だからといって「イスだから木だ」ということは言えないですよね。

そこを決めているのが「環境」と「育ち」なんです。
生まれたときは同じ素材でも、「環境と」「育ち」が異なっていると、異なった形に育っていくのです。

石がイスになることもあるのです。

お茶碗でも、お箸でも、笛でも同じです。

私は今「インディアンフルート」(ネイティブアメリカンのフルート)を作ろうと、色々と調べているのですが、木を削って作るので、手間さえかければ作れそうです。

でも、私には金属や石の笛は作れません。また、金属や石でそっくりなものを作ったとしても、インディアンフルートのあの柔らかくて深い音は出ないでしょう。

ただ、素材が木なので、湿気には弱いようです。ネットで調べたら、「長く吹き続けると木が湿気を吸い込みすぎて割れてしまったり、カビが生えてしまったりするので、あまり長く吹かないように。吹いた後はちゃんと手入れするように」と書かれていました。





「かちかち山」のお話のように泥でも舟は作れますが、これもすぐに壊れてしまうでしょう。

だからこそ、「素材(気質)に合わせた育て方」が必要になるわけです。


その「素材」に気付くためには、社会的な意味や価値や機能という側面で分類するのではなく、触れてみる、座ってみる、持って見る、匂いを嗅いでみる、軽く叩いてみるという関わり方が必要になります。

「頭」で判断するのではなく、「からだの感覚」で判断するのです。

気質の本には「胆汁質の人はリーダーに向いている」と書かれています。

確かに、リーダーを張ることが出来ている人は一様に胆汁質は強いですが、それにプラス別の気質も混ざっていることが多いです。

気質は「原色」ですから、一般的には色々な気質が混ざって存在しているからです。



それを判断するためにはその人が「どういうリーダーなのか」ということをよく観察する必要があります。

威張り散らして、力で部下を支配しようとするリーダーは憂鬱質も強いです。

みんなの話をよく聞いて、ゆっくり考えて決断するようなリーダーは粘液質も強いです。

おしゃべりで活動的で人気者でも、みんなをまとめる力が弱ければ多血質も強いです。

そういう別の気質の要素が弱い胆汁質のリーダーはビジョンを語ります。人のことはあまり気にしません。決断は早いです。

自分の活動を邪魔しようとする人とは戦いますが、自分の目的を達成することだけが大切なので、無駄な戦いはしません。他にことに興味もありません。

ただ、欧米ではこのようなリーダーが好まれると思いますが、日本では、みんなの話を聞いてゆっくり考えて決断する「粘液型(調整型)のリーダー」の方が好まれると思います。

サークル活動などでは「多血型のリーダー」が好まれるでしょう。

ストイックな伝統芸能の世界をまとめていくようなリーダーには憂鬱質が必要かも知れません。





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Last updated  2019.01.23 10:47:22
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