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今日は「上映実行委員会」主催による日本国憲法誕生の瞬間を描いた「日本の青空」が下諏訪文化センターであり、観にいきました。諏訪地方では今日と明日で5回にわたって上映される予定ですが、最初の上映会となった会場は、大勢の皆さんがつめかけており、何度もイスを足すほどでした。「今の憲法はアメリカから押し付けられたものであって、制定60年を経た今日、実情に合わないので改正しなければいけない」といった議論もされる中、この映画は憲法学者の鈴木安蔵たちの労苦によって戦後の強い反省を出発点に作られたものであることが、ものの見事に描かれていて説得力のあるものでした。自由と民主主義、国民主権をうちたてたいと望む良心的な学者の執念を感じ、すごいなと思いました。
2007年08月31日
忙しがって時間が取れず、母の生前身につけていたものを形見としてもらいにいけないでいましたが、今日妹が届けてくれました。18年間寝たきりだったので、ほとんど真新しいものばかり。着物が4枚ありましたが、着物で着ることはおそらくないでしょうから、仕立てなおして洋服にでもしようか。ひざ掛けと毛糸の帽子は母の姿がしのばれて悲しい気分に。不自由だった母は今頃は千の風になって自由に空を飛びまわっているのでしょうか。そう思いたい。
2007年08月30日
午前中は団会議。9月3日に知事に申し入れを行うのでその内容について検討。ここで立て続いて新しい条例の策定が予定されているのでそのことについても検討しました。消費者保護を目指す消費生活条例(仮称)、田中知事時代から懸案になっている廃棄物条例、また、森林税(仮称)など。全国的な状況、また長野県で何が課題になっているかの把握、そもそもの理念、あるべき方向とはなど研究検討すべきことは多いので精力的な学習も必要となります。9月議会の一般質問者についても決めました。党の持ち時間が57分とのことで、私を含め3人で行うことに。そのご、備前県議の車に同乗させていただいて白馬長野五輪道路経由で大町に向かい文化センターでひらかれている「長野県身体障害者福祉大会」に参加。県議会からは議長代理で宮沢副議長、地元大町選出の諏訪議員、社会衛生委員長の私の3人が出席。全県下から1200人近い皆さんが参加されており、盛大。備前議員は担当委員会外なので、私をおろしてかえってもらったため、帰りは大糸線経由で帰岡。夕方のニュースで奈良県の女性が流産しそうになったのに、病院での受け入れをたらいまわしされた挙句、自動車事故にあい、とうとう流産してしまったことが報道されていました。奈良は昨年も妊婦さんが死亡する事件があり問題になっていて、周産期センターの立ち上げが課題になっていましたが、産婦人科医不足で次々分娩施設が閉鎖される状況にある長野県としてもひと事ではない思いがしました。
2007年08月29日
このところ炎暑の毎日で地面はからから。今朝、議会報告を届けていると、雨がぽつぽつ。ああ、うれしい!と思うもつかの間、ほんの少し表面を湿らせただけでやんでしまいました。「大根の種まきをしないと・・・」と喜んでいた近くのおばあちゃんもがっかりしたでしょう。でもすっかり涼しくなって、夜の会議は長袖を着て参加するほど。コオロギなど虫もにぎやかに鳴いて、秋の気配。今日は月食とのことですがちょうどその時間は会議をやっていてみれませんでした。ちょっと残念。
2007年08月28日
南箕輪村で森林・林業・林産業活性化促進議員連盟長野県連絡会の総会と研修があり、高村京子議員と岡谷で待ち合わせをして、現地へ。県議会はじめ長野県下41自治体から190人が参加。党県議団からは小林県議も。総会後加藤長野県林務部長より、パワーポイントを使って「森林作りのための新たな財源確保について」のお話。森林の果たしている県土の保全、水源涵養、地球温暖化防止、自然環境保全、癒し効果などの多面的な機能をいっそう維持発展させるために長野県として森林作り条例を作ってきた経過や必要性を話した後、森林作りの費用負担を考える「懇話会」での話し合いの内容について紹介があり、新たな「森林税」(仮称)の検討がされていることの報告がありました。今後地域説明会などを行いパブリックコメントもとりながら条例案として12月議会にかけていく方向とのこと。財源が必要であることは確かですが、住民税の均等割りに一律に上乗せして行くことが果たして妥当かどうか大いに議論の余地がありそうです。その後は大芝高原に移動して20~30人の班を作り県職員の案内で森林セラピーを体験。森の中は直射日光が当たらないので涼しく、蝉がないたり、風が吹き渡ったり、草のにおいなどがしてとても気持ちよくリフレッシュできました。ここは約100ヘクタールの平地林で子供が小さいころは休みの日などに家族でマレットをするためによく通ったものです。当時に比べれば温泉もでて、よく整備されているので一日楽しめる森になっていました。林野庁の森林セラピー基地・ロードとして全国24箇所が認定されているそうですがそのうち県内で7箇所だそうです。(上松・飯山・信濃町・佐久・木島平・小谷・南箕輪)大芝高原は県民球団信濃グランセローズのキャンプ地にも使われているそうです。
2007年08月27日
長野県ボーイスカウト連盟の60周年記念式典でやまびこドームへ。県下各地から1300人ほどの皆さんが参加されていました。とびかえって三沢の熊野神社境内で開催されている「泉の会」主催の健康まつりへ。昼過ぎていたので、もうフィニッシュに入っていて、恒例の抽選会でもりあがっていました。地元名物のうなぎ蒲焼や無添加みそ、コシヒカリや血圧計など楽しい商品がいっぱい。終わって一言ご挨拶させていただきました。声をかけていただいたので、栗おこわやお花、障害者団体の出しているお店で乾燥プルーンなどを買い、共産党事務所で行われている新入党員歓迎会と30年、50年党活動を続けてこられた皆さんのお祝いの会に駆けつけました。皆さんの来し方を振り帰ってのお話を伺い「心を洗われる思い」がしました。今日は朝早くから議会報告を配ったりしたので疲れてしまい、夜はテレビで映画にくぎ付け。大好きな藤沢周平原作の「蝉しぐれ」。彼の作品は本当に味わい深い。今日の作品は山田洋次監督ではなく黒土三男監督のものです。ハッピーエンドにならないところがいつも残念ですが、いつの時代にも正義を貫いている庶民がいることや恋愛もしっとり描かれていて優しい気持ちになれます。
2007年08月26日
視察で佐久のホテルに泊まった朝、新聞を開くと国土交通省が淺川の河川整備計画を認可したとあり、県と国が一体となって筋書き通りにしゃにむに「穴あきダム」先にありきの計画を進めようとしていることに、本当にこれでいいのかと、新たな疑問と怒りがわいてきました。6月議会で1億7600万円の調査費がもられ、安全性にたいする説明も不十分ななか、見切り発車はみとめられないと削除の修正案を出させていただいたのですが、それが多数で否決されるのを待ちかねたように、土木部の職員はすでに東京に行っていて河川整備計画案を「待ってました」とばかりに提出。あとは行け行けどんどんで認可。地すべり地帯へのダム建設の安全性についても、奈良県の大滝ダムの例を紹介しても知事は「大滝ダムと淺川ダムは違う」と一蹴し進めています。中越沖地震での柏崎刈羽原発の火災や放射能漏れの大事故について、東電からは「安全だったはずなのに・・・」といった説明がされています。でもあのように2000箇所にも及ぶ破壊箇所が現にあるのです。いつもこのような説明で実施に移され、住民は危険にさらされる。こんなことはもうごめんです。くどいようですが淺川の水害は千曲川に淺川の水が流れ込めないことから逆流して起こる「内水災害」なのです。世論と運動を強めてがんばらないと。夜は諏訪湖スタジアムで諏訪地域の68チームが参加して行われる「諏訪湖少年野球選手権大会」のナイター開会式がありました。保護者や監督、コーチ、選手など大勢の皆さんが参加されており盛大でした。「よみがえれ諏訪湖」の取り組みの一環でもあり、諏訪建設事務所も主催に加わっている関係で始球式を平沢建設事務所長が行いましたが、その場で言われたようで、特段練習した様子もなかったのですが、みごと、キャッチャーの下水道課長のミットに納まり万来の拍手。選手宣誓も田中小学校の6年生が行いましたが堂々として力強く、とても小学生とはおもえないほど。会場はシーンと聞き入っていましたが終わると割れるような拍手があがりました。
2007年08月25日
23、24日と社会衛生委員会で東信地域の調査をおこないました。最初に上田合庁にいき、地方事務所、福祉事務所、労政事務所、保健所の概況をうかがい、そのご、介護福祉士養成施設「上田福祉敬愛学院」をおたずねし、理事長さんから開設にいたった経過、福祉人材養成の重要性、難しさや課題についてお聞きしました。午後は菅平の「薬草栽培試験地」へいき、この2~3年手入れがされずに放置状態でしたが今年から長野県薬草生産振興組合に委託し常駐の管理人を置いて管理している様子を伺いました。10ヘクタールもの土地を長野県に寄付してくださる方がいてこのような施設として利用されてきているわけですが管理費178万円で、充実したものにするのは大変なことです。せっかくの薬草が雑草に覆われて、途絶える寸前になっていたとのことで、手が入れられ始めているところでした。ハーブなども栽培しており、ハーブ茶の試飲もさせていただきましたが市販のものより香りがよくおいしくいただけました。24日は朝一番に佐久市立国保浅間総合病院にいき院長先生や事務長さんから医師不足の現状や改築の状況について伺いました。産婦人科医不足に対応するために助産師外来をやってきていましたがここで、年内に院内助産所を立ち上げるということで、何とか地域に役立つ病院にとがんばっている様子が伺えました。県としても集約化ばかり推進しないで応援すべきです。7:1看護を取りたいが、自治体全体が人員削減の方向にあり、その中で、看護師の確保とともに、病院だけ増やすことも出来ずにジレンマに陥っていることも話されました。本当に国の方針との間で自治体も病院も苦しんでいます。現場を知らない人たちが、大型公共事業は野放しのまま、経費節減だけを厳しく求めていることに腹立たしさを覚えました。このバックは財界とアメリカなのですから余計に腹がたちます。その後佐久合庁で概況説明をお聞きし質疑。午後は小諸市の動物愛護センターへ。人と動物との共存、共栄のためにさまざまな事業を行っている様子が説明されました。2日間の調査を通じて報告したいことはたくさんありますが、とりあえずこのくらいで。
2007年08月24日
今日は農政林務委員会の諏訪管内調査があり、午前中諏訪地方事務所で概況説明をお聞きしたあと、昨年7月の豪雨災害で甚大な被害を受けた湊の小田井沢災害関連緊急治山事業の現地調査に同行させていただきました。概況説明の中で認識を新たにしたのは、諏訪地域の農業は野菜や花きが中心になっているとばかり思っていましたが、それに加えて酪農が県下の中でも一戸あたりの飼養頭数が県平均を7頭うわまわる、43頭になっているということでした。しかも担い手が比較的若い年齢層になっており、畜産の60%を生乳で占めているということでした。平成12年と17年を比べると乳用牛の飼育農家は50戸から43戸へと14%減。肉用牛は20戸から14戸へと30%減ということになっています。酪農の場合は初期投資が大きいことや、牛乳の消費量が減っていてなかなか経営は大変ということは聞いていましたが、今、一番困っているのは、エサ代の高騰ではないかと思われます。委員外でオブザーバーでしたので聞けませんでしたが対策のための相談は行われているようですが、実態をつかんで何とか対応が出来るようにしたいとの思いを強くしました。午後は地方事務所の公用車3台に分乗して鮎沢地籍の本沢川のえん堤工事や治山工事を視察しながら、梨平キャンプ場に抜け、湊地域に下りて小田井沢の治山工事の状況を調査しました。災害後、集落周辺は何度もお訪ねしていたのですが深い山に入ったのははじめてで、目につかないところの荒れ方がひどい状況に息を呑む思いでした。最上流部の山腹工は鋼製枠を5基設置してつい先ごろ完成したばかりでしたが、地肌の見えている部分には花岡地区の皆さんで、近じか植林をしていただくことになっているとの説明でした。災害の原因は塩嶺累層の上に不透水層があり、そのうえにローム層があって、400mmの雨が降ったことによって、飽和状態になり、地表を破壊して滑ったということでした。植えられている木の種類や間伐の状態も根がはる状態でなかったと説明されました。滑った周辺はかなり山の中ですが、それでもかつては畑として使われていた様子がしのばれる場所でした。里山はやはりしっかり手を入れなくてはならないことを教えてくれています。災害箇所は小さなものまで数えると西山だけでも90箇所もあるようですが、倒木が処理され、きちんと植林して元の山のようになるにはどのくらいかかるだろうかと、気が遠くなる思いでした。
2007年08月21日
恒例になっている岡谷建設事業協同組合役員の皆さんと地元県議とで市内の河川管理状況や歩道橋設置箇所、右折レーン必要箇所、沈下して補強が必要な橋梁などを見て回りました。新設要望は数あるわけですが、この調査は少し手を加えればそんなにお金をかけなくても快適な生活環境を維持できるという箇所を見て歩くもので、それなりに示唆に富んだものも多く、速やかに実現してほしいものが多いのが特徴です。諏訪湖から流れ出る天竜川の川岸地籍の土砂堆積箇所は昨年よりかなりたまっていて、中州ができ、ヨシが深く茂っていたので、びっくりしました。河川改修などには国の補助がつきますが維持管理にはつかないので、県の単独予算で対応するしかありません。これもおかしな制度です。こまめに管理していけば減災できるし、何よりも過大な投資をしなくてもすむわけですから、国の対応も改めてもらいたいものです。
2007年08月20日
今日は午前、午後と党の会議。その後団会議があり、県の中期総合計画(素案)に対する県議団としての2回目の検討会。県議団としての見解をまとめて知事に申し入れするとともに後日見解を発表することに。夜戻って「議会と自治体」編集部から高校統廃合問題で6000字の記事をもとめられており、書こうかなと思ったのですが、いまいち気が乗らず、「千の風になって」を聴きながらブログの更新をしています。なかなか集中できません。(暑さのせいかな?)来週からチョー忙しくなるので日曜日までにはなんとか仕上げないと!
2007年08月17日
今日も壮絶な暑さ。岐阜の多治見、埼玉の熊谷では40、9度を記録。熱中症で死亡者された方も11人に。県内でも飯田市南信濃で38、6度。岡谷では夜7時から釜口水門周辺で送り盆の風物詩として親しまれている1千とうろう流しと花火まつりが開催され、招待いただいたので参加。湖上を吹いてくる風が昼間の酷暑を忘れさせてくれるほど心地よい。市内13ヶ寺の住職さんらによる読経のなかを寄進された1100灯のとうろうに点火がされ、沖合いの舟から400灯が諏訪湖に流されると水面にゆらゆらゆれて幻想的な雰囲気に。来賓として最初に昨年の豪雨災害での犠牲者を初め、この1年間になくなられた皆さんを追悼しながら祭壇に焼香させていただき、その後市民の皆さんも次々焼香されていました。それが終わると花火が次々打ち上げられ、エンゲージリングやハート型の花火、新作花火など、大きな音とともに夜空に大輪が広がると、多くの市民から歓声と拍手がわきあがっていました。この行事が終わるといよいよお盆も終わります。
2007年08月16日
今日は62回目の終戦記念日。毎年街頭宣伝をするのですが、3月になくなった実家の母の新盆ということでパスして昨夜帰ってきた次男と夫とともに、伊那へ。ちょうど下諏訪の戦没者慰霊祭もあり、ご案内をいただいていたのですがこちらも電報で失礼させていただきました。親戚の方々が大勢おまいりに来てくださっており、87歳になる父も嬉しそうでした。お寺さんはどうしても都合がつかないとのことで昨日のうちにお経を上げにきてくれたとか。今日は群馬の館林で40、2度を記録したということで、伊那もものすごい暑さ。隣に田んぼもある立地なのになんということでしょう。山から風が吹く岡谷のうちのほうがどんなに過ごしやすいことか!愛犬もへたっていました。帰りは諏訪湖の花火を鑑賞する皆さんで渋滞に巻き込まれないように153号に出て、勝弦を通ってきたので、スムーズに帰れてよかった。夜遅くに娘も東京から帰ってきました。
2007年08月15日
今日は岡谷の太鼓祭り。4時から姉妹都市(富岡市、玉野市、東伊豆町)の皆さんの歓迎夕食会に参加のあと、踊り連を見ながら中央会場へ。フリースタイルの部では下諏訪向陽高校の生徒による、威勢のいいロックソーラン、岡谷市職員互助会によるモンキーダンスなどを見学。今年は岡谷市議会がそろいの浴衣で流し踊りに初参加したとのことで、終わってフリースタイルを見ていた笠原議員とばったり。記念に写真を一枚。(私のゆかたは岡谷の太鼓まつり専用のもの。県議になったときに作りました。)6時半から岡谷太鼓保存会による開幕太鼓。続いて林市長の直径3メートルもある大太鼓での砂切太鼓で幕開け。広い舞台で300人が勢ぞろいしての揃いうちなど、2年ぶりのお祭りは大変な盛り上がり。演奏中に雨の降った年もありましたが今年は晴天続きで今日もよい天気。元気の出るお祭りとなりました。明日も続きます。
2007年08月13日
9月16日告示、23日投票の長野市議選の応援に野々村市議のところへ。茅野市議の伊藤さん、諏訪市議の守屋さん、下諏訪町議の金井さん、藤森さんをはじめ諏訪地域から大勢の皆さんが駆けつけていました。2人一組になってハンドマイク宣伝をしながらチラシを届け訪問対話。それにしても暑い!35度くらいにはなったでしょうか。長野市議選は定数削減の中で現有6議席をめざします。少数激戦の様相ですが、県都の選挙で一人もかかすわけにはいきません。それにしても猛暑の中での選挙は本当に大変です。汗がひたひたと流れます。長野市議会では県下で公費での海外視察を行っている市はないというのに復活させたとか。いったい何考えているのでしょう。野々村市議は6期目をめざします。鋭い追及やきめ細かい生活相談で市民の皆さんの信頼も厚い頑張り屋のお母さんです。お昼にいただいた麦茶のおいしかったこと。
2007年08月12日
親戚の新盆を見舞ったあとで、富士見町町民センターで開催されている「第19回平和のための信州戦争展」へ。受付には顔の見知った女性の皆さんが大勢。順路に沿って回りましたが最初は報道写真家高橋邦典氏の「僕の見た戦争」の特別写真展。イラク戦争での凄惨な様子がカラーで撮影されており、おもわず目をそむけたくなるような写真も。子供たちのおびえたなかでも何かを訴えるような目が印象的でした。圧巻は満蒙開拓で富士見村まで作った様子の展示でした。当時の貴重な自筆遺書や遺品、家族とやり取りした書簡などが展示されており、国策にのっとってまじめに言われるままに村人が渡満して行った様子がリアルでした。一字一句眺めていると、お兄さんを満州で失ったというご夫婦がこられて、毎年「木欄」までおまいりに行っているという話をしてくださいました。一緒に記念写真をとらせていただきました。ちょうどお昼だったこともあり、「すいとん」のサービスがあるとのことで、喫茶室にいきごちそうになりました。当時、食べられるものは何でも食べたということで「すべりひゆ」や「アカザ」のおひたしなどもあり、食しました。たくさんの女性スタッフの皆さんが生き生き活躍されていました。
2007年08月11日
8月6日、広島に原子爆弾がおとされて62年目の朝、神経難病で長い間わずらい自立歩行もできないなかで、「岡谷民報」(党の議会報告)に川柳を投稿し続けてくれていたS氏が急性心不全とのことで亡くなりました。享年66歳。今日は葬儀があり参列。精進落としでごちそうになった後の帰り際、ショックで寝込んでしまったという奥さんから「主人は毎日あなたの議会報告のブログを見るのを楽しみにしていたんですよ」というのです。おもわずはっとしました。私を議会に送りだしてくださった皆さんがどんな思いで私の毎日を見ていてくれるのか、改めて責任の重さを痛感したのです。どんな内容にしたらいいのか毎日悩んでいるのですが、表現力も乏しいこともあり、大事なこともきちんと報告できずに不十分な形でしかかけていなかったので、この一言が胸につきささりました。4月の選挙のおり、演説会に車椅子で奥さんと一緒に参加してくれていたことをおもいだし、反省をこめながら改めてご冥福を祈りました。
2007年08月10日
このところ上伊那地方を中心にシカが高山植物や植林した若芽を食い荒らす事件が広がっています。諏訪地方もシカ害は深刻で、御柱用材もぐるりと皮をはがされてしまい見るも無残な姿に。8月7日に諏訪合同庁舎で「ボイス81」を行ったときも有害鳥獣のことは話題にのぼりました。昨日は軽井沢で市街地からわずか200メートルの別荘地に熊が出て女性が襲われるといった事件もあったばかりです。今日は県林務部が主催して長野市のサンパルテ山王で「狩猟を考えるシンポジウム」があり、高村京子議員と参加。宮本議員もきておられました。講師はマタギ文化などを長年研究している田口洋美東北芸術工科大学教授。彼の話は秋田や秋山郷の狩猟文化にふれながら、里山での鳥獣駆除と、奥山での狩猟を組み合わせることで田畑が守られるということでした。狩猟に使われるワナなどは動物たちを捕獲することはもちろん警戒心を植えつける役目を果たしていたそうです。奥山にだんだん人がはいらなくなり、人間の圧力が山から後退しているということでした。有害鳥獣の問題は従来山が荒れることによって動物の食料がなくなるために人里におりてきてえさを物色するようになったという考え方を聞いてきましたが今日の話は別の角度からのものであり、面白いなとおもいました。ただ狩猟できる人が長野県でもかつての5分の1になっているとのことで、後半では県から狩猟免許試験について話がありました。ともあれ、即効性のある対応はないものでしょうか。
2007年08月09日
朝からじりじりと陽が照り付けます。午前中は今井区戦没者追悼式。午後は党の会議。夕方は事務所所在地の区の納涼祭。夜は岡谷毛利事務所の納涼祭と一日かけまわりました。県議選挙後すぐに市議選・町議選があったこともあり、ごくろうさん会もしないまま参議院選挙に突入。参議院選挙も終わってひと段落ということで、今日は納涼祭。急な取り組みであったにもかかわらず、ところ狭しと数十人の皆さんが駆けつけてくださいました。会の中ではせんこう花火をどれだけ長く続けられるかを競い、楽しみました。過日「要介護4の家族が車椅子で公道に出られるように、自宅玄関までのアプローチを舗装したいがすべて自費では負担が大きい。何か補助制度はないか」との質問を受けていましたが県の長寿福祉課にもたしかめ「介護保険の住宅改修の上限20万円までの制度で個人負担が2万円の制度をつかえます」とお答えしておきましたが「おっしゃる通りに使えました。ありがとう」とお返事をいただきました。お役に立ててよかった。
2007年08月05日
毎年行われている岡谷市社会福祉大会に参加し、挨拶をさせていただきました。この大会は社協、保護司会、区長、民生児童委員協議会、連合婦人会、連合壮年会、高齢者クラブ連合会や障害者団体、ボランテイア団体など140ちかい団体が参加して盛大に行われています。テーマは「みんなで築く、みんなの福祉、みんなの未来(あした)」式典終了後女優の石井めぐみさんの「やさしい街、やさしい人」と題した講演がありました。石井さんは重度の障害を持って生まれた長男優斗(ゆうと)君との7年間で命を閉じるまでの生活をふりかえりながら、その中で学んだ幸せの意味や家族のあり方、障害者と健常者が手を携えて生きる街づくりについて熱弁をふるわれました。「ゆっぴいのばんそうこう」としてテレビ放映もされた内容です。彼女のバイタリティと愛児のわずかな成長や訴えを見のがさず、次につなげていくこまやかな愛情に感心しました。すごい!話に引き込まれてあっというまの1時間半でした。夕方からは南後援会の納涼祭。心配された台風もそれていってしまいました。後援会事務所の庭にテントを張り、生ビールをのみつつ、選挙の労をねぎらいながら、その場で焼いたマスやたこ焼き、焼きそば、とうもろこし、柿のシャーベットなどを食べ、カラオケなども楽しんで、今後の英気を養いました。
2007年08月04日
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