宮沢りえ「中卒コンプレックス」の苦悩を告白…
難字対策で愛読書が漢字辞典の時期も (msn.com)
からです。
《私は中学を卒業してすぐに仕事を始めたので、子どもの頃は難しい言葉に対するコンプレックスがありました。同時に、まわりの大人たちの、知的でインテリジェンスが感じられる会話を聞きながら、「あんな大人になりたいな」と憧れもしました》
11 歳からモデル業を始めた彼女だが、女優デビューは ’88 年の映画『ぼくらの七日間戦争』。ヒロイン・中山ひとみ役に約 1 万 2 千人の中学生から選ばれたのだ。りえは当時のインタビューで「将来は世界的な女優になりたい。(略)高校を卒業したら 1 年ぐらいアメリカに留学したい」(『夕刊フジ』 ’89 年 1 月 7 日号)と将来の夢を語っていたが、ある理由から高校進学を断念することになる。
映画『ぼくらの七日間戦争』の菅原浩志監督は、『文藝春秋』 ’19 年 5 月号で、当時の彼女についてこう振り返っている。
《突然、りえが『高校 1 校受けたけど落ちちゃった。私、女優になります』と言い出した。 私は映画に抜擢した責任を感じ、『りえ、今からでも行ける高校を一緒に探そう。業界に同じ年の友だちはいないよ。女優になるのはそれからでもいいじゃないか』と説得にかかりました。でも、彼女の決意は非常に固かった》
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歳になったりえは取材で愛読書を聞かれて、こう答えていた。
《私の最近いちばんの愛読書は、食材事典と漢字辞典なので(笑)。特に漢字辞典は、大好き。で、どうやって読むかといえば、思いついたときにパッと開いて、とにかくそのページに載っている漢字の成り立ちを読むんです。これがね、もうゲームみたいにワクワクして面白いんですよ!》(『ダ・ヴィンチ』 ’03 年 4 月号)
“ 知的で大人の会話 ” を目指す、旺盛な知識欲がうかがえる。 ’09 年 4 月に一般男性と結婚し、同年 5 月には娘が誕生する。
「娘さんを有名大学付属の幼稚園に通わせました。学業に専念できる環境を早くから整えたいと思ったようです」(前出の知人)
’14 年、 40 代に突入したりえは、「 40 歳の生きかた」をテーマにした『 AERA 』と『ほぼ日刊イトイ新聞』の記念対談で、糸井重里相手に率直な心境を明かしている。
《なんだか、常に劣等感があるんですよ。ずっと考えてるんです、この劣等感はいつなくなるんだろう?って(中略)。しょうがないんです。この性格とともに生きていくんですよね》( 11 月 4 日付)
’16 年に離婚後、 ’18 年 3 月に現夫・森田剛( 43 )と再婚する。同年 10 月のイベントでは、 “ 戻りたい過去 ” を聞かれ、りえはこんな発言をしている。
「私は中卒だけど、高校、大学とキャンパスライフを楽しみたかったのはあります。そこをやり直したい。娘の学校に行ったりすると、学校って素敵だなと思う」
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