MM2022のブログ

PR

プロフィール

MW2022

MW2022

カレンダー

コメント新着

天国にいるおじいちゃん@ Re:打席に入る前に、バットを天にかざして、天国にいるおじいちゃんに『力を貸してくれ』(08/24) 天国にいるおじいちゃんについては、 089…

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2024.02.24
XML
カテゴリ: 技術者シリーズ
信濃川改修工事 その9

Image
 附帯工事 としてはこの付近海岸線に沿うて弥彦国上の山々が起伏断続している近傍を信濃川の巨流が流れているので、三島、西蒲原両郡の一部は自然ここに低窪な一区域を形造ってなお島崎川がこれを横断流過しているから、常に悪水の排除に苦しんでいる状態である。由来大河津分水路開鑿の目的は本川沿岸の水害防御と共に、この間における耕地の灌漑並びに悪水排除もその一つに数えられるものであって、即ち蒲原用水路、信濃川新用水路東西合併悪水路、落水悪水路眞野代用水路等の諸工事を附帯工事として直接施行せんとするものである。
 信濃川河口工事 は浚渫、突堤、護岸及び灯台建設の四種であって、浚渫は河口から上流へ長さ二一八二m、幅員一八一m八、深さ七m五に、海港は長さ七二七m二、幅一八一m八、深さ九mに達せしめる計画であって、この総浚渫土量は約一三五万㎥である。西突堤は水面上高三m六、堤頂の幅員七m二七、長さ一五一m七に築くものであって、その基礎は一個の重量半トン内外の天然石を上幅九m両法一割五分で低水面に達せしめて、これ以上はコンクリートの直壁とし、海 には一箇の重量一四トン及び二四トンのコンクリート方塊を投げ入れてその全部を包被し、河側には一四トン塊を以てその一部を包被するものである。
 西突堤の頭部には直径一〇m九一の同形直壁を造り、その上に灯台を設けて航路標識の用に供するのである。又突堤付根から上流一、一八一mの左岸を保護するため沈床、根杭及び石張から成る護岸工事





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2024.02.24 18:26:46


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: