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2025.03.27
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カテゴリ: 報徳の歌
「報徳の歌ー二宮尊徳道歌から学ぶー」小関栄著 
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7 推譲の歌 (108頁)

身をつとめ分をおのおの譲りなば 本かたまりて邦(くに)の安さよ

「身をつとめ」は勤労、その勤労で仕事をして
その「分度」を自覚して生活して、
それを社会のために「譲りなば」で、その余財を譲りあえば
「本かたまりて」で、「邦(くに)の安さ」になる。

 この歌には書経の五子の歌*の次の一句を題として添えて、民の誠意は国家の基本であると強調しています。

「民はこれ邦の本なり 本かたまりて邦寧し」



書経 夏書 五子之歌
皇祖 こうそ おし り、 たみ ちか づく く、 くだ からず、
たみ くに もと なり、 もと かた ければ 邦寧 くにやす し。
われ 天下 てんか るに、 愚夫愚婦 ぐふぐふ いつ われ まさ る、
一人三失 いちにんさんしつ ある、 うら あき らかなるに らんや、 えざるをこれ はか れ、
われ 兆民 ちょうみん のぞ むに、 懍乎 りんこ として 朽索 きゅうさく 六馬 りくば ぎょ するが ごと し、
ひと かみ たる もの 奈何 いかん けい せざらん。

皇祖 こうそ には 教訓 きょうくん がある。民とは親しまなければならないが、見下してはいけない。
民は国の根本であり、根本がしっかりしていれば、國はやすらかだ。
予が われ 天下を観察してみると、 愚夫愚婦 ぐふぐふ でも私より勝るところがある。
上に立つ者が何回も 過失 かしつ おか したら、民の うら みは明らかであろう。
うら みや 不満 ふまん が形になる前に、手を打たなければならない。
われ が兆民(民衆)に臨む時は、
ちた なわ で六頭の馬を ぎょ す時のように注意を怠らなかった。
人の上にいる者は、どうして 敬畏 けいい の心を持たないでいられようか。





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最終更新日  2025.03.27 12:00:13


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