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2026.09.16
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カテゴリ: 神社仏閣・御朱印
スマホが動いてくれず小碓神明社に行き忘れ遠回りしています。
 どうせ遠回り、八月七日に荒子川公園付近を巡った際、飛ばしてしまった神社も立ち寄っていくことにします。
目的地へは小碓神明社から西に出て、県道59号線を南下、油屋町1交差点を左に進み、善北公園方向の港区善進町4神明社です。
 移動距離は約1.7km、徒歩で25分ほどかかりました。
因みに、小碓中橋からバス(高畑12)で善北町バス停に通じていますが、毎時一本のため、タイミングが合えばバス移動もありだろう。

上が大正時代と現在の地図。
 目的地は赤のマーカーで、荒子川公園の西岸に位置します。
大正時代の地図には鳥居の印はなく、昭和初期の地図で鳥居の印が描かれていました。 
 マーカーの右上の荒子川左岸の星印は、後述する由緒のところで意味を持ってきます。

当神社は熱田新田の南側に寛政十二年(1800)に開発された熱田前新田に鎮座します。

現在の鎮座地は荒子川右岸の西之割北端に位置し、当神社は西之割の氏神です。

当神社は南北に長い社地を持ち、南側に二つの鳥居を構えています。
 右側に「村社 神明社」の社号標が立てられています。
常夜灯は大正十四年、一ノ鳥居は昭和四十八年に寄進されたものです。

境内由緒。
「善進神明社の変遷
寛政十二年(1800)七月、尾張藩主徳川宗睦公は工事責任者に熱田奉行兼船奉行津金文左衛門胤臣氏に命じ熱田前新田干拓は行われました。
 寛政十三年正月八日、面積三百四十九町歩余の新田が造成、東之割、中之割、西之割、南之割の四つに区割されました。
当神社は西之割の鎮守の神として、享和二年(1802)九月二日土古山新田南堤の西詰、荒子川左岸に鎮座されました。
 以来百二十三年小磯村熱田前新田西之割の氏神様として村民より崇敬されてきましたが、大正時代の中頃、氏神様の年間祭事、日常のお参りにも不便を感じ現在地に遷すことになりました。
町民はもとより他町村の親戚縁者、多数の奉賛者の協力により神明社の移転工事は竣工、大正十四年十月御遷座祭が執り行われました。

とあり、熱田前新田の地図の星印が遷座する前の鎮座地です。

ニノ鳥居前から社殿の眺め。
この鳥居は大正十四年寄進のもので、鳥居の前に一対の狛犬が安置されています。


昭和六十年に寄進された狛犬。

社殿は正面の切妻瓦葺の妻入りで、吹き放ちの拝殿と後方で幣殿が接続し、本殿域に繋がるもの。



拝殿右側から本殿方向の眺め。

当神社について愛知県神社名鑑では以下のように記されています。
「十三等級 神明社 旧村社
鎮座地 名古屋市港区善進町四丁目二五番地
 祭神 天照皇大神
由緒
 創建は享和二戌年(1802)九月五日という。
明治五年、村社に列格する。
 昭和三十四年九月伊勢湾台風により被災するも氏子の熱意により復興した。
例祭日 十月十五日
 社殿 本殿 神明造、幣殿、拝殿、社務所、神庫
特殊神事 神楽車巡行、棒の手」

港区HPでは
「祭神は天照大神。
 熱田前新田が完成した翌年の享和2年(1802)9月2日、村の氏神として勧請した。
例年、秋の大祭には善進町真影流棒の手が奉納される。」
この棒の手は市の無形民俗文化財に指定されるもので、現在も受け継がれている。
拝殿妻壁の扁額には「神明社」と記されています。
 現社殿は2001年に再建されたこともあり綺麗な外観を保っています。

拝殿から幣殿・本殿方向を眺める。

一段高く設けられた本殿域。



 左に鵜草葺不合命を祀る池鯉鮒社、中央の神明造の社が天照皇大神を祀る神明社、右に軻遇突智命を祀る秋葉社の三社が祀られています。
末社の二社については沿革が良く分からないが、神明社同様に西之割の五穀豊穣と集落の火伏を祈願して祀られたのだろう。

拝殿前から社頭の眺め。
 右手は、明治三十七年に海津市から移転した真宗大谷派の寺院、正端寺と隣り合っています。
荒子川左岸から現在地へと場所を移した神明社は、二百年以上の時を経た今も、善進の地に鎮座しています。

神明社 (善進町4)
創建 / 享和二年(1802)
祭神 / 天照皇大神
氏子域 / 善進町
祭礼 / 10月第二日曜日 
境内社 / 秋葉社・池鯉鮒社
所在地 / ​名古屋市港区善進町4-25
参拝日 / 2026/08/21 
小碓神明社から徒歩アクセス / 県道59号線を南下、油屋町1交差点を左に進み善北公園方向へ。​ 1.7km、25分ほど ​​​​​。
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Last updated  2026.09.16 00:00:08
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