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お久し振りです。この前の日記から、2か月もたってしまいました。時々開いてみるのですが、そのたびに、知らないコメントや書き込みがあって、それらを消すだけで疲れてしまっていました。なので、しばらくの間コメントと書き込みの受付を中止したいと思います。また気が向いたら再開するかもしれません。その時はよろしくお願いいたします。
2008年10月25日
川の流れを見ているのは、とても面白いです。水面が絶えず動いていて、光がキラキラ反射して、ゆったりとうねりながら流れていく様子は少しも見飽きることがありません。川が蛇行する理由は、地面がでこぼこだったり、岩があったり、地形の影響によるものだと思っていましたが、実はどんなに平らな面を流れる時でも、水は勝手に蛇行するんだそうです。それが水の性質で、そんな水そのものの性質によって、川は自然に蛇行するのだそうです。私たちの体の中も、60~70%は水分でできています。だから私たちもいつも同じ調子で進むよりも、寄り道をしながら時には早く、時にはゆっくり進むのが合っているのだそうです。目的に向かって一直線に進もうとするのは、効率がいいように見えて、実は意外に大変で、かえってエネルギーを沢山使いそうです。水の流れのように右へ左へ揺れながら、時には逆戻りをしたり、しばらく足踏みをしたり。そうやって目的地に着いて、振り返ってみれば、実はその道こそが、一番無駄のない、確実な道だったと分かるのかもしれません。
2008年07月01日
先日、催眠療法のセミナーに参加してきました。テーマの一つは「才能を呼び戻す」でした。「こんな事ができたらいいのに、できないにきまってる」とか「あんな事をしたいけど、どうせ失敗するだろう」などと思うことはありませんか?そんな時、実はあなたにはそれをやれる才能があって、あなたの感情が、それにブレーキをかけているだけなんだそうです。大抵の事は、その気になれば(人の目を気にしないとか、リスクを無視すれば)実現する事ができます。でも、小さい時に「それをしてはいけない」といわれた経験があると、その言いつけに従おうとして、「私にはできない」という思い込みで、自分の中にブレーキを作ります。すると、やろうとすると自然にブレーキが利いて、やれなくなるのです。それが強くなると、自分は何をしたいか分からなくなったりします。心理療法と催眠療法は、自分の好きな事、やりたい事を思い出し、かかっているブレーキをはずすのに、とても役立ちます。でも今回は、それに加えて「キネシオロジー」を使って本当の自分の気持ちを聞くワークをやりました。これがなかなか面白かったです。やり方は、2人一組になって、一人が片腕を肩の高さに上げておきます。もう一人は、その腕を上から押します。最初に、腕をあげた人が「私は○○です(本当の名前)」と言ってから、腕が動かない程度に押してもらいます。次に「私は××です(違う名前)」と言って同じ力で押してもらうと、腕に力が入りにくくなり、下に動いてしまうのです。このようにして、腕が動かなければ、その言葉に対しては「はい」。腕が動けば「いいえ」と、区別する事ができるのです。これは腕の筋肉の反射を応用したもので、使ってみると、とっても面白いのです。例えば「自分は何をしたら楽しいのか、さっぱり分からない」とおっしゃっていた方に、この方法で試してみました。「私は歌うのが好きです」「私はスポーツ観戦が好きです」「私は食べ歩きが好きです」・・・・こうやって色々質問するたびに腕を押していると、はっきり「はい」と「いいえ」に分かれます。その方は2つも好きな事が見つかりました♪これはキネシオロジーの簡略版なので、すべてが正しく出るわけではありませんが、うまく使えば、とても強力な方法の一つだと思いました。コツは、必ず「はい」「いいえ」で答えられる質問にする事。ご興味のある方は、どうぞ試してみてくださいね。
2008年05月22日
先日未来催眠を受けて頂いたkaoruさんですが、今、レイキモニターを募集されていて、私も先日受けてきました。見晴らしのよい丘の上にあるご自宅は、とてもきれいで手入れが行き届いていて、(気の流れを良くするためだそうです)とても居心地が良かったです。 パワーストーンでアクセサリーも作っていらっしゃるので、その作品がさりげなくボードに飾ってあったり、階段の途中に、きれいな絵が飾ってあったり、家全体が、とても居心地のよいサロンという雰囲気でした。 そんなお部屋の中で、寝心地の良いベットに横になり、静かなクラシック音楽が流れる中で(これは私的にかなりツボ) 優しくパワフルなレイキを全身に受けました。 私はあまり身体に感じる方ではないのですが、それでもちょっと風邪気味だった体が、終わりの頃にはホカホカと温まり、おかげでその後すっきりと治ってしまいました。どうもありがとうございました♪ レイキに興味のある方は、この機会にぜひ受けて見られてはいかがでしょう? kaoruさんのサロンはこちらです。 →Reikiサロン~風織~今日も読んで頂いて、ありがとうございます♪
2008年04月17日
お友達のkaoruさんが、未来催眠を受けてくださって、 その感想をブログにアップして下さいました。どうもありがとうございます!kaoruさんのブログはこちらです。 → Natural Beauty未来催眠とは、潜在意識が知っている「そうなるのが正しい、幸せな未来」を、催眠下で、イメージで体験してみるものです。 潜在意識の中には、自分が生まれてから今までの膨大な情報が入っていると言われています。なので、潜在意識は自分が将来どんな風になるのが正しいのか、どうやら知っているようなのです。 頭で考える未来は、どうしても「こんな事は無理だろう」とか、自分に制限をかけてしまいますが、催眠状態(意識に判断をやめてもらう状態)になると、潜在意識が考えたとおりの幸せな未来が、素直に体験できるのです。そしてそれが実現できるよう、潜在意識が動き始めてくれるのです。 kaoruさんはレイキマスターを目指して研鑽中で、自宅でサロンも開かれています 。そんなkaoruさんの未来は、今の生活がさらにパワーアップした、すばらしいものでした! 誘導している私まで、思わず「すばらしい!」と、一緒になって喜んでしまいました☆ そして最後に、幸せな未来の自分から、そんな未来を手に入れるために、これからどうしていけばいいか、アドバイスをもらうのですが、 レイキを愛し、レイキを究めたいと思っておられるkaoruさんが語る未来からのアドバイスは、どれも本当に頷けるものばかり! なかでも私が感動した言葉は「一つを極めれば、すべてにつながる」という言葉でした。 これは今の私にも大切なメッセージだと思いました。今まで「心理療法・催眠療法」だけでなく、コーチングや速読法、エネルギーワーク、リーディング、いろいろな事に頭を突っ込んできました。 それが今年に入って、やはり「心理療法・催眠療法(特に催眠療法)をしっかり学びなおそう」と思えるようになったのです。おかげでその事を改めて決意する事ができました。 いつも思うのですが、クライアント様にセッションをさせて頂く時、私もクライアント様からとてもたくさんの気づきやエネルギーを頂いています。本当にありがたい事だと感じています。
2008年04月14日
とてもすてきな本に出会いました。マーチ菊本さんの「幸運を呼ぶ10のイメージトレーニング」です。ヒプノセラピストであり、教育・経営コンサルタントでもある菊本さんは、「心のデトックスセラピー」や「インナーチャイルドセラピー」にとても定評があり、短期間で効果のあるセッションをされています。この本は、米国催眠療法機関(ABH)の会長を15年以上務められたニーヴス博士の手法を中心に、菊本さんのオリジナルワークも加えて書かれたものだそうです。ニーブス博士のヒプノトレーニングコースは、私も以前参加したのですが、そちらではお話しする機会がなく、その後ご縁があって、お会いする事ができました。菊本さんのお話は、一言一言が的確で深みがあって、雑談しているだけで癒されてしまいそうな、そんな力をお持ちの方です。新書版より少し大きめのこの本は、とても手軽に読めて分かりやすいのに、奥が深く、これを実践していけば、セラピストのご用はずっと減るかも?と思うような内容で、どれも効果のあるものばかりです。 1.モチベーションアップする方法 2.人前で緊張しないで話せるようになる方法 3.楽にダイエットに成功する方法 4.恐怖症・PTSDを解消する方法 5.苦手な人からのストレスを軽減する方法 6.記憶力をUPする方法 7.自分を好きになる方法 8.批判を上手に受け取る方法 9.自信をもちたいときに活用する方法 10.自分の中の葛藤や矛盾を中和する方法 このように目的別に書かれてあるので、とても選びやすいです。記憶力のアップ法は、ちょっと目からうろこでしたね!最初は一度通して読んでみて、潜在意識の面白さ、パワフルさを感じてからワークをやってみる事をお勧めします。私も全部やってみましたが、7番目のワークで出てきましたよ、小さい頃の自分が。思いがけないところから現れてくれました。そう、自分では小さい頃のエピソードの一つと思っていた事が、実は今の私に大きな影響を与えていたのです。その子と話していたら、久しぶりに涙がでてしまいました。でも、こうして出てくる涙はとても気持ちがいいです。なので、ワークによっては、一人だけの静かな時間に試される事をお勧めします。ご興味のある方は、ぜひ一度ご覧になって下さい☆今日も読んで頂いて、ありがとうございます♪
2008年02月27日
最近「反抗期」が気になっています。うちの子たちもお世話になった、親には辛い時期ですが、子供が成長する途中で、どうしても通る関門のようなもの。子供が成長する時、体は大きくなる一方ですが、心は「自立したり甘えたり」を繰り返して大きくなるんだそうです。赤ちゃんの時はお母さんにお世話をしてもらいますが、この時に十分甘える事ができると、安心感が育っていきます。そうすると今度は自由にやってみたいという意欲が湧き、新しい自由な世界に飛び出してみます。ところがしばらくすると、今度は不安な気持ちが起きてきます。無理もないですね、まだ小さいんですから。そして、それが強くなると、またお母さんの所に戻って、安心感をもらいます。これを繰り返して、心が育っていくのだそうです。(「子育てハッピーアドバイス」より)ところで、人間に反抗期があるように、動物にも反抗期があるそうです。例えば、アライグマは大人になって、独り立ちする時期になると、それまでかわいがって世話をしてくれた親を、それこそ毛嫌いするようになり、そこから出て行ってしまうんだそうです。アライグマの反抗期は、そのまま自立に直結しているんですね。野生の動物が親離れする時、「寂しくないのかな」と思っていたのですが、そんな心配は無用なんですね。そのお陰で、血のつながらないパートナーに出会う事ができますし、種を守るための、本当に良くできた仕組みだと思います。人間の反抗期(特に第2反抗期)も、親は本当に毛嫌いされたり、全く言う事を聞いてもらえなくなったりして、辛くて寂しい毎日を送らなくてはなりません。(私も3回経験しました。。)そして、ここが人間のすごい所だと思うのですが、いつか子供は大人になって(子供だってきっと辛いですよねぇ)、今度はとても頼りになる仲間として、戻ってきてくれます。それなら親は「反抗するようになるまで、よく育てたな。これで子育ても一段落」と思って、その日を楽しみに待ちながら、子供たちの成長を祝福しましょう。今日も読んでくださって、ありがとうございます♪
2008年02月03日
先日、前世療法を体験してきました。特に前世が存在するとは思っていませんが、前世療法は、催眠療法の中でもユニークな療法で、大切にしたいと思っています。今までも何度か練習で体験した事はあるのですが、出てきた前世のイメージが、いまひとつ腑に落ちなかったというか、ちょっと物足りなかったのです。それで今回、こちらでみっちり体験させて頂きました。ご自身も、とても深い体験をなさった方で、とても信頼が置ける気がしてお願いしたのですが、なんと3ヶ月待ち!先日やっと順番が来て、ワクワク・ドキドキ、行ってまいりました。お会いしたら、思っていたよりもっとすばらしい、素敵な方でした。催眠に入る前の説明から、とても丁寧で分かりやすく、参考になる事ばかり。前世への誘導も、私のやり方と違って、「こういうやり方もいいなぁ」と感じることばかりで、とても良かったです。いよいよ出てきた前世ですが、インカ帝国の女性でした。ん?インカ帝国といえば、スペイン軍に、あっという間に滅亡させられた、悲劇の王国ではないですか!戦争になるのかな~、なったらいやだな~と思いながら、(催眠状態でも、こんな普通の判断ができます。ここが面白い所)少しずつ彼女の人生をたどっていきます。頼りになる旦那さんがいて(うーむ、現実とちょっと違うな)子供がいて、大きくなってかわいい奥さんをもらって(これは嬉しい)、かわいい孫が生まれて、、すべてがとても淡々と、平和に進んでいきます。(スペイン軍は来ないのかい??)何事もない毎日ですが、とても充実した幸せな気分に満ちています。最後も家族に見守られながら、感謝して亡くなったのでした。(スペイン軍は気配もなし)終わった後、とてもさっぱりした気分でした。今まで体験した前世も、このように実に淡々としたもので、ちゃんと催眠に入れなかったからと思っていたのですが、そうではなかったんですね、とても納得できました。こちらの先生によると、淡々とした人生を送る人は淡々とした人生を送る事を選んで、生まれてきたのだそうです。平穏無事に暮らす事が一番の幸せ。頭では分かっていました。たまには波乱万丈の、ドキドキワクワクの人生が見たかったけれど、考えてみれば、これが私に一番合っています。前世療法は、その前世からメッセージを受け取ってそれを今の人生に生かしていくのが大切な事。淡々とした人生を送るのが私の選んだ人生なら、喜んでそうしようと思えました。たまに小さな波乱があったら、かえって嬉しかったりして(^^)。しかし催眠の世界は本当に深く、広いです。最近ますます催眠が面白くなってきている私です。今日も読んで頂いて、ありがとうございます♪
2008年01月22日
毎日暮らしていると、時々「何やってるんだろう、私」と思って、あっという間にパワーダウンしてしまう事があります。昨日から、なんとなくそんな感じが続いています。そんな時は「疲れがたまってきた警告」と思って、無理に進もうとしないようにしていました。実際、夜更かしが続いているし(^^;)、急に寒くなってきたし、先週楽しかった反動かも?それはそれでいいんですが、そうやっていると、心のどこかに、あせる気持ちがジワジワとわいてきて、ますます疲労感が取れなくなります。「こんなに疲れていたんだな」と思うのですが、どこかおかしい。そんな時、私はよくネットサーフィンをします。(ますます夜更かしになるんですけど(^^;))気の向くままにあちこちのサイトに行って、読んだり、読み飛ばしたりしていると、なんとなく気になるサイトや、気になる文章に出会います。それらは、ひとまずお気に入りに入れておきます。で、あとから読み返してみると、そこには今の自分に大切なメッセージがあることが多いです。今日も、以前訪問したサイトが、どうも気になる。読み返してみたら、大体こんな事が書いてありました。「うまくいかなくて落ち込んだ時は、誰かと比べている時。でも、それだけ自分にとって大切な一部(アイデンティティー)になっている証拠。それを乗り越えなければ、次には進めない」う~む、心当たりは大いにあります。確かに、落ち込む時は、必ず何かと比べています。それも、自分が劣っていると感じる時です。自分にとって大切な所だから、なおさら凹んでしまう、なるほどね。関係ない所だったら、「そんなもんよ」で終わってしまうでしょうが、大切にしたい所が劣っていると感じたら、それは凹みますよね。でも、逆に考えれば、だからこそ伸びる可能性がある所でもあります。何かをしようと動き出しているから、足りない所が見えてくるんですよね。何もせず、じっとしていたら、悩む事も落ち込む事もないでしょう。そう考えたら、ちょっと気が軽くなりました。こういう事は、さんざん本やセミナーで聞いているはずなのに、なかなか日常に生かすのは難しいです。ま、ぼちぼち行きましょう(^^)。今日も読んで頂いて、ありがとうございます♪
2007年10月27日
私が入っている生協は、毎月小雑誌を届けてくれるのですが、それにとても興味深い記事が載っていました。「女の脳、母親の脳は、男とは違う賢さがある」という記事です。女性は妊娠してから出産後、しばらくの間頭がボーっとして、以前のように頭が働かなくなった気がすることがあります。会社にいた時、とっても優秀な先輩が、妊娠中に盛んに「ボーっとする、ボーっとする」と言っていたのを思い出します。だから「女性は母親になると頭が悪くなる」という俗説もある位です。でも実は、これにはちゃんとした訳があったのが、この記事を読んで分かりました。妊娠、出産と過ぎる中で、女性の脳はホルモンに洗われて、大きく変化し、脳が再構成されるのだそうです。そのため、一時的に脳が鈍くなったように感じるのだとか。ラットを使った実験で、妊娠後期に、脳の神経細胞の一部(学習と記憶の中枢をつかさどる海馬の部分)が、著しく成長しているのが突き止められたそうです。そして、お母さんラットは、通常より五感が研ぎ澄まされ、赤ちゃんや外界に対して、生き生きと反応することが分かったそうです。そして人間の母親にもこのような大きな変化があると考えられているそうです。なんとすごいことではありませんか!「子育て」という大きな仕事をやりこなせるようにとの自然の計らいのようです。これは「なぜ女は出産すると賢くなるのか」キャサリン・エリソン著という本に書かれてあるそうです。ただし、このような母親としての賢さは、社会や生活に余裕があって、発揮できるものだそうです。日本の抱っこや添い寝の良さも、もっと見直されて良いのだとか。私も「抱き癖がつく」と言われましたが、今から思うと、もっと抱っこしてあげればよかったな、と思います。昨今の幼児虐待も、お母さんと子供の間のスキンシップに関係がありそうだとの事。今の若いお母さん方は、色々な意味でとても余裕がなく、ゆっくり赤ちゃんと触れ合う時間が持てないように感じます。前回の日記の「子育てハッピーアドバイス」でも同じようなお話が書いてありましたが、そのような時間を確保できるよう支援するのが、本当に必要な事だと思います。まだ読んではいませんが、いつかぜひ読んでみたい本です。今日も読んで頂いて、ありがとうございます♪
2007年09月15日
以前から気になっていた「子育てハッピーアドバイス」(明橋大二著)ですが、やっと買ってきました。著者は、スクールカウンセラーであり、精神科医でもある方です。それまでに書かれた子育ての本の中から、特に大切な事、反響の大きかった事などを加えて書かれた本だそうです。 思ったよりずっとイラストや漫画が多くて、ちょっとビックリ!正直「これで979円は、ちょっと高いなぁ」と思いました(^^;)。でも読んでみると、子育てのつぼというか、本当に大切な事が、とてもシンプルに、分かりやすく書かれています。しかもイラストがほのぼのとして、とってもかわいくて、見ているだけで、幸せな親子になれそうな気がしてきます♪困ったときの具体的な対応の仕方も、いろいろ書かれてあり、しっかりお母さんと子供の視点に立っていて、とても暖かいものがあります。何より最後に「子が宝なら、母親も宝」と書いてあったのが、とっても嬉しかったです。子育てというのは、本当に大変な作業です。生まれたばかりの、弱々しく、頼りない赤ちゃんを、病気にならないよう、怪我をしないよう、すくすく育つよう、それこそ24時間体制で見守らなければなりません。しかも身の回りの世話だけではなく、心にも寄り添ってあげなければなりません。それまでの生活からは、はるかに想像を超えた世界です。子育ての本には色々書いてありますが、書いてある通りにならないことも、たくさん起こります。お母さんは、毎日毎日起こる出来事に、一生懸命対応しようと、とても神経を張って暮らしています。しかも休日もなしに。だからお母さんは、心も体も、とても疲れます。そして、とても孤独になりやすいのです。私も子育て中はそんな風でした。だから、ちょっと非難されるととても傷つくし、少しでもいたわってもらえると、ものすごく嬉しくなったものです。その時はそれが当たり前だと思っていました。でも、この本によると、それはお母さんがまだ不安で、「私は私でいい」と、自分を肯定できていないのだそうです。そうか、私も子育て中にこの本があったら良かったなぁ。「私は私でいい」と思えたのは、いつだったでしょう?子供が小学校に入ったとき? 高校に入ったとき?? もしかしたら本当にそう思えたのは、子供たちが成人してからかもしれません。(それは今年ではないですか~!!)当たり前に子育てをするのが、今はとっても難しい時代ですね。イラストや漫画が多いのは、目の回るほど忙しいお母さんにも、楽に読んでもらえるようにとの配慮だそうです。現役のお母様方や、これからママになる予定の方に、ぜひ読んでいただきたい本だと思いました。今日も読んで頂いて、ありがとうございます♪
2007年09月04日
無駄なことは何一つないよく言われることですが、本当かな?無駄なことは、すごくたくさんあると思うけど。。でも、やはり無駄なことは何もないと思います。ただ、無駄だと思う自分がいるだけなのでは?無駄かどうか、後にならないとわからない事がたくさんあります。人間は、一瞬先のことも分かりません。いえ、今起きていることだって、100%了解できているかどうか、怪しいものです。先日、NHKのスタジオパークという番組で、ゲストの檀れいさんが(元宝塚のトップスターだそうです。ものすごく美人!)「ご自分のことをどう思われますか」と聞かれて「分かりません。自分の事が一番分からないのではないですか?」とキラキラした目を一杯に見開いて、おっしゃっていました。確かに、分かっているようでいて、一番分からないのが自分かもしれません。「私はだめな人間です」と言っている人が、周りから見ると、ものすごくできる人、というのは、決して珍しい話ではありません。問題は、それを「いけない事」と判断する事ではないでしょうか?別にだめでもいいではありませんか。「自分はだめ」と思うことで、周りとのバランスを取っているのかもしれません。「何をやってもだめ」と思えても、やった事で、確実に身についていくものがあるでしょう。人間の体が、実にコンパクトに無駄なく組み立てられているように、人間の感情や思いも、実にコンパクトに、無駄なくできていると感じます。ただ、それが今の文化にちょっと合わない、奇妙な形で現れると、その感情や思いは、ない方が良いと思ってしまうのでしょう。でも、それだって、大切なその人の一部分。だから、その思いや感情に感謝し、理解してあげるだけで、悩みのかなりの部分はなくなります。それが「自分を受け入れる」「自分を好きになる」事だと思います。この作業を一人でやってみて「もしかして思い違いかも?」「やっぱりだめかも?」と思った時は、信頼する身近な人に、共感的に話を聞いてもらう事が、とっても大切だと感じます。今日も読んで頂いて、ありがとうございます♪
2007年08月29日
悩みを抱えている時って、たいていどこか筋肉が緊張しています。たとえば肩がこったり、いつもの動きができなかったり、呼吸がしづらくなったり。。不安や恐れを抱いているときも、同じように体の筋肉は緊張しています。筋肉が緊張すると、このような感情を抱きやすくなるとも言えます。逆に筋肉の緊張が取れ、リラックスできると、お悩みや不安、恐れなどのマイナス感情はなくなっていきます。ヨガをしたり、マッサージを受けたりして、体の緊張がほぐれると、気分まですっきり・さわやかになるのも、このためです。とっても面白いですね。理由は、筋肉が緊張していると、その信号が常に脳に伝えられ、脳はその信号を処理するのに忙しくなります。その結果、脳の情報の処理能力が少なくなり、悩みや不安を解消しにくくなるのです。どうせなら、楽しさや嬉しさを解消しないでほしいですけどね(^^)。きっと長い人類の歴史の中で、緊張するような事態が起こった時、楽観的にいるより、不安や怖さを感じる方が、生き残る確率が高かったのでしょう。こんな科学技術が進んだ現代にいても、私たちの体のしくみは、人類が発生した頃から、ほとんど変わっていなのですね。一番手軽に緊張を解く方法として「深呼吸」があります。腹式呼吸を、ゆっくり1回やるだけで、頭の中の緊張がじわ~っとほぐれる感じがします。私も「ちょっと疲れたな」と思ったら、その場で一呼吸してみます。それだけで、元気が少し回復する感じがあります。駅で電車を待っている時、仕事をしている時、子供の相手をしている時、夕食を作っている時、ほんのちょっとした時間に、ぜひお試しください☆今日も読んで頂いて、ありがとうございます♪
2007年07月26日
今日の毎日新聞に「禁煙セラピー」の話が載っていました。1泊2日で高原に行き、心理セラピストの話を聞き、催眠療法を受けて、卒煙するのだそうです。イギリスに本部がある禁煙組織主催で、成功率は9割を超えるのだそうな!!確かに「禁煙」のための催眠療法はありますが、9割はすごいです!講師の先生が元ヘビースモーカーで、その体験からのお話が、とても迫力満点なのだそう。タバコを吸うとリラックスできて、気持ちも集中できるというのは幻想で、そのように洗脳されているからだそうです。タバコは世界最強のドラッグだそうですよ!そして、最後に催眠療法を用いて、「すわない生活のほうが楽しくて、健康的」という意識を深層心理(潜在意識)に教え込むのだそうです。この合宿に参加した方々は、その後、我慢しなくてもタバコを吸いたくなくなったそうです。潜在意識に教え込むのは、催眠療法の得意とするところ。どうしても変えたい習慣がある方には、とても良い方法です。今日も読んで下さって、ありがとうございます♪
2007年07月05日
最近、クライアントさんとお会いして「とってもお子さんを大切にしている方だな」と思って、お話を伺っていると、「私は子供がかわいくないです」とおっしゃったり、とても行動的な方だな、と思っていると「行動力がなくて、悩んでいます」とおっしゃられたり。ご自身の中にちゃんとあるのに、ご自身では「ない」と思っておられることが、よくあります。初めはその事をお話しても「そんなことありません」と言われますが、他のお話からも、やはり「ちゃんとある」事がわかります。それで、そのたびにフィードバックして差し上げていると、最後には「そうみたいな気がしてきました」とおっしゃって頂けます。そうそう、本当にそうなんです♪気がついて頂けると、とっても嬉しくなります。そんな風に励ますお手伝いができると嬉しい、今日この頃です。今日も読んで頂いて、ありがとうございます♪
2007年06月19日
あちこちのサイトを巡っていたら、セラピーに関する、ちょっと(かなり)辛口のサイトを見つけました。そこに「良いセラピストの見分け方」というのがあって、10項目以上に渡って、悪いセラピストを見分けるチェックポイントが載っていました。例えば「CDとかヒーリンググッズを売りつける」とか「履歴を自慢したがる」とか、「治らないと、クライアントのせいにする」とか、確かに「こんなセラピストはごめん!」ですね。その中に「各種療法を取り揃えて『あなたにあった療法を』と言う」というのがあって、ちょっとびっくり。だって「それは私です」から(^^;)。個性が一人一人、全部違っているように、その方の幸せな人生も、それぞれ千差万別です。セラピーに色々な種類があるのは、一つの技法で、すべてがうまく行くわけではないから。もっと効果の高い技法を求めて、日々進化しているから。だから、今よりもっと効果の高い技法が、これから先も、きっと現れるでしょう。それを思うと、どんな人にも一つの療法で押し通そうとする方が、恐いです。この辛口サイトは、一つの事がちゃんとできない言い訳にするのを戒めてくれているのでしょう。確かにそれは、とっても大切な事。十分に心がけて、日々研鑚していきたいと思います。今日も読んで下さって、ありがとうございます♪
2007年06月09日
HPが一段落して、ちょっと一休み。ちょうど本屋さんで「心のブレーキの外し方」という本を見つけたので、買ってみました。本の帯に「人生を変えたいのなら「占い師」よりも「もう一人の自分」に聞け!」とあったので(^^)。これは本当にそう思います。生まれた時から、いえ、生まれる前からずっと一緒で、死ぬまで一緒にいてくれる人。私の中の私。私の潜在意識。誰より私の人生を一番よく知っていて、誰より私のためを思ってくれている人です。「心のブレーキの外し方」も、潜在意識の上手な活用法でした。「こうなりたい」と願っても、なぜだんだん気持ちが冷めてしまうのか?それは潜在意識がブレーキをかけてしまうからだそうです。潜在意識は、環境の変化が嫌い。潜在意識は、今の状態を維持する方向に働く。のだそうです。お金のない人に、お金持ちになるチャンスがあっても、それを避けるような行動を取らせるのだそうです。そうなんです、潜在意識には「私を守ろうとする働き」がありますからね。潜在意識はかなり保守派なんです。だから、今の自分を変えようと思ったら、最初はゆっくりゆっくり、ほんの少しの変化でいいのだそうです。例えば、朝15分だけ早起きするとか。(私だったら「5分早く起きる」にしますが(^^;))そんな少しの変化でも、変化できたらすばらしいです☆よく、「そのくらいやったって」とか「そんな少しではだめ」とか言ってしまいがちですが、少しの変化でも、変化できた事がすばらしい!そうやって、少しづつ変化していくことを続けていくと、気がついた時には、潜在意識の大きな変化が起っているでしょう。変化がおきればこっちのもの。あとは維持するだけでいいのですから、とっても楽に進めます♪この本を読んで、私の心のブレーキは外れたでしょうか?それは内緒(^^)。今日も読んで下さって、ありがとうございます♪
2007年06月05日
昔の事が、突然思い出されて、気になって忘れられなくなった時、「その問題を解決できる知恵と強さが備わりましたね。そろそろ解決して下さいね」という潜在意識からのメッセージです。昔の出来事が、特に問題なく終わったのであれば、「そんなこともあったなぁ」と、懐かしく思い出されるだけです。それが「あの時ああすればよかったのに、出来なかった」とか「やりたくなかったのに、やってしまった」とかそんな思いが残ったままだと、潜在意識はそれを片付ける準備が整うまでそのまましまっておいてくれるのです。そして、ある日突然「そろそろOK」と、意識の上に投げかけてくれます。それがどんなに突然でも、思い出したくなかった事でも、潜在意識を信じて、勇気をもって向かい合ってみると、新しい視点から眺められて、「今思えば、それなりによかった」と思えたりします。そんな時は、是非自分にご褒美をあげましょう。「こんなに強く、優しく、賢く成長して、えらいね」と。そうすれば、その出来事は、懐かしい思い出となって、また財産が一つ増えるでしょう。そして潜在意識に感謝しましょう。潜在意識は、いつもあなたを大切に思い、守ってくれています。今日も読んで下さって、ありがとうございます♪
2007年05月27日
思いがけず、私自身が催眠療法を受けさせてもらえる事になり、一昨日行って参りました。グループワークやグループセラピーは、何度も受けた事がありますが、正真正銘、個人で受ける催眠療法は、実は初めてでした。自分がクライアントになるのって、結構緊張しますね。。そうか、クライアントさんて、とても緊張していらっしゃるんですね、自分がその立場になってみて、初めて分かりました。(今頃すみません(^^;))くつろいで頂こうと、いろいろ工夫はしていますが、まだまだ工夫の余地があったなぁ。そんな所も勉強になりました。楽しい心理テストもあって、無事終了。とてもすばらしいセラピーでした。どうもありがとうございましたその日は、早く寝ようと思っていたのに、あれやこれやで遅くなり、結局寝たのは1時半。私にしてはかなりな夜更かしです。お陰で昨日から風邪気味で、何だか頭がフラフラします。今日は金曜日、ヨガの日です。「風邪を引いたらヨガに来なさい!」という先生なので、とりあえず参加。ヨガの面白い所は、ポーズをしてみるだけで、体の歪みや不調が分かる所です。きっと「あなた、今日は風邪気味ね」と言われると思いきや「今日はめずらしく歪んでいません」とのお言葉。確かに、バランスを取るポーズでは、いつもよりずっと安定感があり、ちっともフラつきません!不思議ですねぇ。これは先日の催眠療法のお陰としか思えません。心の深い所でバランスが調整されたお陰でしょうか。心と体の不思議な関係、知れば知るほど奥が深いです。今日も読んで下さって、ありがとうございます♪
2007年05月25日
先日テレビで、宮部みゆき原作の「ブレイブ ストーリー」をやっていましたね。原作は読んだ事はないのですが、一応宮部みゆきのファンなので、ちょっと期待しながら、見てみました。といっても、作品は3つしか読んだ事がないので、怪しいファンですが。。映像は、とってもきれいでした。日本のアニメ技術はますます凄い!話が途中でわかりにくい所もありましたが、原作はかなりの長編なんだそうですね。しかも話が複雑とか。それを2時間にまとめたので、かなりのエピソードがカットされ、話の流れも分かりにくくなったのだそうな。(アマゾンの書評で見ました)なるほどね~、難しいものですね。ただ、私としては、前回の日記に書いた「宇宙の法則」が描かれた所があったので、そこはけっこう感動しました。陰と陽、光と影、プラスとマイナス、両方あっての私たちである。詳しくは書けませんが、さすが宮部みゆきさん、子供用と手を抜かない所がいいですね。やはり原作を読みたくなってきました。(最後に一言、アニメの声優さんは、やっぱりプロがいいです…)今日も読んで下さって、ありがとうございます♪
2007年05月09日
憲法記念日に、以前ご紹介したバングラデシュの子供たちに給食を支援する、チャリティコンサートに行って来ました。ゴールデンウィーク中なので、参加される方が少ないとの事でしたが、行って見たら会場はほぼ満席!良かった♪初めに、バングラデシュの支援をしているNPOの方のお話がありました。そこでは女性の自立支援、医療支援、給食支援を行っているそうです。なぜ女性の支援をするのか、とても興味あるお話を伺いました。それは「母親は、教育を受けると、逃げずに子供を教育する。(父親は逃げるそうです。。。)そして子供には、自分の受けた教育以下では満足しなくなる」んだそうです。なるほどね~。とても腑に落ちるお話です。きっと多くの国で共通していそう。日本でもそうなんでしょうね。(お父さん、逃げないで~)コンサートのメインは、風鈴の澄んだ音色を聞きながら、矢野先生のワークとお話。特に、宇宙の法則「この世界は陰と陽、光と影、+とーできている」というお話が素適でした。「どんなに平和を祈る人たちがいても、必ずどこかで同じだけの、戦争を願う人たちがいる。なぜだろう?それは、陰と陽の宇宙の法則が働くから。そうやって宇宙はバランスを取っているのです。ではどうすれば良いか。1人の人の中で、光と影のバランスを取ればいいのです。自分の嫌いな部分に「ごめんね」と言い、自分の好きな部分に「ありがとう」と言って、両方を1つに合わせれば、ありのままのあなたが生まれ、そこから思いもかけない、すばらしいものが生まれてきます。可能性は無限大になるのです。そして生まれた幸せは、あなたの中にとどまらず、あなたの周りへと広がっていきます。そうする事が、世界を平和にするただ一つの方法だと思います」そういう事なんですねぇ。ちょっと感動です。最後に、隣同士で手をつなぎ、目を閉じて、繋がり・絆を感じる暗示文を読んでいただきました。隣の方の手のぬくもりを感じながら、静かに目を閉じていると、しみじみと、心がふんわりしてくるのが分かります。懐かしいお友達にも会えて、久し振りにおしゃべりもできました。別れる時、思わず握手♪ 暗示文のお陰です(^^)。お天気もよく、とても心温まる1日でした☆今日も読んで下さって、ありがとうございます♪
2007年05月06日
毎日新聞の日曜版(4月22日)に「産後うつ」についての記事が載っていました。もともと産後は「マタニティ・ブルー」と呼ばれる心理的に不安定な時期がある事が知られています。これはホルモンの急激な変化と、環境の変化によるものだそうで、私も出産後は、自分の体調の悪さと赤ちゃんのケアで、気持ちをゆったり持つ事が、とても難しいと感じていました。これは病気ではなく、出産後1ヶ月もすれば収まるそうです。(私はどうだったかな?もう少し長かったような気もします)でも、この記事によると、マタニティ・ブルーを経験した人は、うつに陥る傾向が強くなるんだそうです。マタニティ・ブルーは病気ではないので、どれだけの人が経験するか、はっきりしたデータもないそうです。でも、それが産後うつと深い関係にあるのなら、見逃せない事ですね。赤ちゃんが生まれると、回りの関心は赤ちゃんに注がれます。(それはそうですね、かわいいですもん)でも、お母さんも出産という大事業をこなして、心身ともに疲れているのです。そんな時、マタニティ・ブルーにならないためには、安心して育児ができるよう、周りの環境を整える事が大切だそうです。そして、いつでも相談できる人がいて、心の支えとなってもらえる事。ご主人だったらとても心強いですね。(わが家は、??でしたが)それから友人や病院の先生などの存在も大切だそうです。まだ数ヶ月の我が子を、泣きやまないからといって虐待したり、殺したりという悲しい事件が時々あります。その事件を「母親なのに」とか「ひどい母親だ」というのは簡単です。そうではなくて、そのお母さんの心をを支える人が誰もいなかった事を悲しく思います。記事の最後も「家族の方は変化に気づいたら、是非病院に相談してほしい」と結んでありました。すべてのお母さんが、安心して子育てのスタートを切れるように、だれもが支えあう事ができたらいいな、と思いました。今日も読んで下さって、ありがとうございます♪
2007年04月24日
読んでみたいと思いながら、つい後回しにしてしまう本に、「子育てハッピーアドバイス」シリーズがあります。知り合いの臨床心理士さんもお勧めのスグレモノです。もう3巻まで出ているのですが、絵もかわいいし、すぐに読めそうなので、未だに手にしていません(^^;)。その子育てハッピーアドバイス3に、こんなデータが載せてあるそうです。日本の子供たちで(1)「私は他の人々に劣らず価値のある人間である」と答えた子ども 中国:86.6% アメリカ:81.5% 日本:31.5% (2)「時には、私は役に立たない人間だと思うことがある」と答えた子ども 中国:25.4% アメリカ:32.0% 日本:56.4% (平成14年 日本青少年研究所「中学生の生活意識に関する調査」)これは新聞にも載っていましたが、改めて見ると、恐ろしいものを感じます。日本には「自分は価値がない」「自分は役に立たない」と考える中学生が約6割いるという事ですものね。どんな子でも幸せな人生を送る権利があるというのに、これでは夢を追いかけたり、前向きに過ごせるわけがありません。子供が自分を評価する時は、親から受けた評価で考えます。親に「あなたは大切な子だ」というメッセージをもらった子は、「自分は大切な子だ」と思えます。逆に、親に「あんたはダメな子だ」と言われた子はちょっとの事でも「自分はダメな子だ」と思うようになります。もしかしたら、親もずっと言われ続けてきたのかもしれません。「あんたはダメな子だ。だからもっと頑張りなさい」と。私も、子供が小さい頃は言ってましたけど(^^;)。良かれと思って言ったのですが、自分も嫌な気分になるだけでした。そう、私自身が親に言われているような気がしたものです。今の日本では、子育ての問題を語る時、親の心の平安という部分が、後回しにされている気がします。でも、それこそが子育てには一番大切な事。「子育てハッピーアドバイス」シリーズは、親も含めた幸せな子育てを語ってくれているようです。やっぱり早く読もう!今日も読んで下さって、ありがとうございます♪
2007年04月15日
前回の日記に書いたように、「ピンク色のハガキ」を頂いて、もう1人、ピンク色の似合うお友達を思い出しました。就職した会社の同期組で、もう長いつき合いです。いつも明るくて、冗談が好きで、誰に対しても同じように接してくれる、友達作りの下手な私には、とてもありがたい存在でした。ご両親を早くに亡くされて、お姉さんと2人で暮らしているとはとても見えない、いつも明るい人でした。お互いに結婚して、会社をやめてからは、これまた年賀状のやり取りだけが、長~~く続いていました。去年、本当に久し振りに「たまには会おう!」という話になって、そうなると早い早い。あっという間に予定を合わせて会う日を決めました。いよいよ待ち合わせの当日。こんな時、けっこうドキドキしますね。お互いに見分けがつかなかったらどうしよう、、なんて。でも、全く心配はご無用でした。ぜ~んぜん変わらない、彼女の明るい話し振りに、一気に勤めていた頃の気分にタイムスリップです♪話をしていて気がついたのが、彼女の持ち物がピンク色なんです。以前は渋い色合いが好きだったはずなのに、ハンカチや携帯などの小物類が、みんな暖かなピンク色。それらを見ていると、家族との幸せな毎日が、ほのぼのと伝わってきます。話を聞いていても、羨ましいような仲の良い家族振りです。派手に暮らすわけでもなく、淡々と毎日を過ごしているだけなのに、お互いに信頼し、大切にしている様子が、よく伝わってきました。何十年も生きてくると、どんな生き方が幸せか、だんだん分かってきます。彼女のように、回りから「気の毒だなぁ」と思われる時があっても、明るく前向きに(昔を振り返らない)生きていれば、きっと良いことがある。良いことだけを選んで、素直に受け取っていけば、必ず幸せになれる。本人の気持ちだけでなく、回りの人々の、よきサポートがあるともっと楽に進んでいける。そのサポートを受けるのも、断るのも、本人次第。「自分の責任で、幸せになると決める」という言葉を読みましたが、彼女を見ていると、まさにその通りの生き方です。その日は、幸せオーラを一杯もらって帰ることができました(^^)。今日も読んで下さって、ありがとうございます♪
2007年04月12日
私の長男は、生まれた時、かなり毛深くて、しかめっ面をして、本当に類人猿のようでした。(ごめんよ長男。今は違うからね)私の母は、それを見てギョッとして「なんてかわいそうな子なんだろう」と思ったそうです(失礼な!)。でも、私にとってはかわいい子、隣で無心に寝ている姿を見るだけで、涙が出そうに嬉しかったのを覚えています。生後数日たって、寝ている赤ちゃんに、フッと笑顔が浮かぶ時があります。「天使にくすぐられているのよ」と、教えてもらって、またまた「なんてかわいいんだろう」と感激したりもしました。実はこの笑顔、口元の筋肉が動いているだけで、別に笑っているわけではないんだそうです。そうやってお母さんに「あ、笑ってる、かわいい~♪」と思ってもらって、大切に育ててもらうための、貴重な自己防衛反応なんだそうです。その事を知っても、赤ちゃんがかわいい事には、なんの変わりもありませんが。生まれた子は「いるだけで本当にかわいい」とお母さんが思っている、その事は、子供は誰でも知っていると思っていました。先日、ある方とお話していて、そうでもない事を知りました。その方は、ご自分が生まれた時、お母様がどう思っていたかをごく最近、やっと知ったのだそうです。「生まれてくれて、本当に嬉しい。いてくれるだけで幸せと思った」その事を聞いて、心の底から感激したお話を、何度もして下さいました。そうなんですね~、言葉にしないと分からないんですね。言葉でしっかり伝える大切さを、改めて教えて頂いた思いがしました。子供は、いてくれるだけで幸せ☆ と思ったら、そして、まだお子さんに伝えていなかったら、是非言葉で伝えてあげて欲しいです。「そんな、いまさら」「当たり前でしょ」なんて言わないで。子供は「生きるか死ぬかの一大事」って感じているかもしれません。その一言でお子さんが幸せになれたら、安いもんです。もし何か抵抗を感じたら、お母さん自身が「そのままでいいよ」と言ってもらっていないのかもしれません。そんな時は、自分で自分に語りかけてあげましょう。「そのままでいいよ。あなたの事を大切に思っているよ」と。そのように語りかけてもらったら、どんな感じがするでしょう?ゆっくり味わってみてくださいね。ほら、お子さんにも言ってあげたくなりませんか?今日も読んで下さって、ありがとうございます♪
2007年03月14日
「心理療法をやってます」とお話しすると「どんな時に役に立つんですか?」と聞かれる事が多いです。それは、、体験して頂くのが一番なんですが。。。先日、とある道を歩いていて「こんな説明はどうかな?」と思いました。その道は、昔ながらの、細い、角の多い、見通しの効かない道。少し先には、けっこう大きな幹線道路が見え隠れしていて、沢山の車が行き交っているのが分かります。で、その大きな道に出たいと思って、その方向に行くと、道は行き止まり!どうやってその道路に出たらいいのやら?しかたなく適当に歩いていたら、突然出る事ができました。それがとても嬉しくて「心理療法の説明に使える!」と思ったのです。悩んだり苦しんだりしているのは、例えば自動車を運転していて、細い、行き止まりの道に迷い込んで、身動きが取れなくなった状態。セラピストは、外から「バックオーライ」のサインを出す役目。運転手さんはどの道に出たいのか、どのルートで出たいのか、それを確認しつつ、ハンドルの切り方やコースをナビゲートして、そこから抜け出せるように、お手伝いします。そして無事道路に出たら、あとは自由に運転していって頂く。そんな感じかもしれません。例えば身動きが取れなくなった状態でも、車が故障していたら、それは修理をお願いしなければなりません。もし動けなくても、どこにも行きたい所がないのであれば、ナビゲートする御用はありません。セラピストの出番があるのは、車には何の問題もなくて、動きたいのに動けない時です。そんな時は、是非お声をかけてみて下さい。今日も読んで下さって、ありがとうございます♪
2007年03月10日
福井敬さんの話題は、もう終わりにしようと思っていたのですが、どうもダメなようです。。すみませんが、もう少しお付き合いください。あのコンサートが終わってから、ちょっとした変化がありました。それは「他の人に寛大になった」という実感があるのです。以前なら「ここをもう少しこうすれば」とか「それはまずいやり方でしょ」などと、欠点にけっこう目が行っていました。でも、今はただ「頑張ってるね」と、暖かな気分でいられます。実は、福井敬さんのコンサートで、CDにサインをもらった後の事。最後にお帰りになる所を見届けたくて、しばらくロビーに残っていました。周りを見ると、サインをもらった方は次々にお帰りになって、ロビーはだんだん人も少なくなり、あちこちで後片付けも始まりました。人々の声もまばらになり、日もだんだん落ちてきます。今までなら、そんな時、なんとも言えない居心地の悪さを感じて後ろ髪を引かれる思いで帰ってしまうのですが、その時は「最後までいていいんだよ」と、自分に語りかけました。そして、余計な事は一切考えず、ただ福井さんがサインをなさっている所を眺めていました。そしたら、サイン会も終わる頃、福井さんはサインが終わるたびに椅子から立ち上がって、お客様と2ショットを撮られたのです!!え?? それって、あり??もちろん、私も飛んでいきましたよ。そして「私もお願いします!」と言って、携帯ですが福井さんとの2ショットを撮って頂いたのでした!今考えてもドキドキもんです。 そして、やっと心残りなく、暖かい気持ちで帰ることができたのでした。自分が満たされないと、他人を満たす事はできない。自分が愛されないと、他人を愛す事はできない。本当にこの言葉を実感しています。他の方々から見たら、本当に他愛もないこと。でも、そのお陰で私の中の何かが満たされて、それが周りに広がっていくのを感じます。「最後までいていいんだよ」とは「自分に許可を与える」こと。こんな小さな許可でも、私の胸は一杯です。もっともっと大きな許可が、たくさんの方々に広がったらいいなぁ。今日も読んで下さって、ありがとうございます♪ P.S. 写真は非公開となっております(^^)。
2007年03月02日
母と子の関係は、本当に大切。 最近ますますそう思います。小さい頃の「親から大切にされて、愛されている」という実感。これがないと、大人になってから、とても苦しいです。一部の人が、その苦しさを外に向けて、犯罪を犯すようにもなるのは、そう珍しいことではありません。その寂しさ・空虚感が自分に向けられると、自責の念、罪悪感になったりします。本当は小さい時に戻って、もう一度お母さんに甘えて、お母さんの愛情をたっぷり感じられればいいのですが、でも、イメージの中で子供の頃の自分に戻って、お母さんに優しくしてもらうのでも、大丈夫、心は充分満たされます。ありがたい事に、イメージの世界では、現実と想像の区別がつかないのです。心理療法では、このイメージを使って、イメージの中で、お母さんと十分に交流してもらいます。本当にお母さんと一緒にいるような、幸せな気持ちが味わえます。自分でできる事もあります。鏡の中の自分に微笑みかけたり「大丈夫だよ」と語りかけたり、やりたい事があったら、気の済むまで楽しむのもいいです。大怪我をした時や、病気になった時は、大事に手当てをしてもらって、回復するまでじっと休んでいますよね。心の傷も、それと同じです。自分に感謝して、自分を大切にしてあげましょう。心も体も、健康を回復してから、思い切り動かしましょう♪今日も読んで下さって、ありがとうございます♪
2007年02月24日
前回の「ベビーマッサージ」は、赤ちゃんにはとても良いですが、だんだん大きくなってきたら、難しいですね。反抗期が近づいてくれば、親に近寄られるのも嫌だったり、親だって、自分の背よりも大きくなった子に、スキンシップなんてね。。でも、いくら大きくても、いくつになっても、子供は本当は、親に触れて甘えたいもの。そうやって甘えて、親の愛情を確かめたいものです。だから、いくら背が伸びても、たまには触れ合うといいそうですね。「肩にほこりがついてるよ」といって、すれ違いざまに、ちょっと払ってみたり、「その髪型、良いわね」といって、たまに髪に触れてみたり。そんな、さりげないコンタクトがいいそうです。「あなたの事を気にしているよ」という、さりげないサイン。男の子は「やめろよ!」とか言うかもしれないけど、内心はきっと喜んでいるでしょう(^^)。学校行事に「絶対来るな!!」と言いながら、行かないでいると「何で来なかったんだよ」という、あの心理ですね。大きくなるに従って、親も色々頭を使わされます。今日も読んで下さって、ありがとうございます♪
2007年02月21日
先日ベビーマッサージをなさる方とお会いしました。直接赤ちゃんに施術するのではなく、お母さんにやり方を教えるのだそうです。ベビーマッサージは、赤ちゃんにもお母さんにも、とても良い影響があるそうですね。赤ちゃんは、お母さんに優しく触れられて、とても安心してリラックスし、それだけでぐずったり夜泣きしたりが少なくなるそうです。お母さんも、赤ちゃんのほんのわずかな変化に気づくようになり、早めの手当てができるのだそうです。何より赤ちゃんとお母さんの優しいふれあいは、2人にとって最高に幸せな時間でしょう。いいなぁ、私も知っていれば良かった事がたくさん。息子のぐずり、娘の夜泣きに大いに悩まされましたから。抱っこしたり、お風呂に入れたりのスキンシップはしていましたが、スキンシップだけの時間は、少なかったかもですね。ありがたい事に、子供たちは全く覚えていないそうです。良かった~。原因の一つに、産道を通る時の苦しさが残っているのだそうです。苦しいのはお母さんだけではなかったのですね。「お母さんの手は魔法の手」と言われますが、本当にそうですね。難しい理論やテクニックなどは知らなくても、「お母さんの手」であるだけで、世界中の誰より、赤ちゃんは安心してくれます。それが赤ちゃんの心や体の成長に、とても良いのですね。無理にやる事はありませんが、覚えておくととても良いと思いました。ベビーマッサージは、お母さん以外にも、お父さん、おばあちゃん、おじいちゃんでもOKだそうです。近所のおばさんでもOK??(私の事です(^^))。今日も読んで下さって、ありがとうございます♪
2007年02月19日
今回のワークショップで「苦しいのは、変わる準備ができたから」という事を改めて実感させて頂きました。バッチフラワーレメディで「チェリーブラム」というのがあります。これは「自分をコントロールできなくなる恐れ」に対応しています。精神的に生まれ変わる時、その破壊的な力に対応しきれないように感じます。そして、何かが自分の中に入ってくるような、自分が自分でなくなるような、恐ろしい感情が起こったりします。けれど、この力をプラスに変えれば、飛躍的な成長を遂げる事ができます。例えば、卵から孵化する直前のヒナは、卵の殻に押しつぶされそうな、恐ろしい気持ちがしているかもしれません。でも、実は成長したヒヨコが殻を押しているのです。いよいよ殻を破って、新しい世界に出て行く時が来たのです。今までの生活を続けるのが苦痛に感じられたら、それは新しい世界への、生みの苦しみかもしれません。今日も読んで下さって、ありがとうございます♪
2007年02月15日
前回お知らせした斎藤学先生の「オープンカウンセリング」ですが、とても興味深く参加させて頂きました。(前回「公開カウンセリング」と書きましたが「オープン…」でした)初めてお会いした斉藤先生は、優しいお父さんのような雰囲気でした。ざっと相談者の方のお話を聞いた後、かなり突っ込んだ質問をしては、その方のこれからの生活に役立つであろう助言を、ポンポンとして行かれます。始めは「そんな質問をして、大丈夫だろうか?」とドキッとする事もありました。でも、少し話を聞くだけで、すぐに問題の本質を見抜かれるようで鮮やかな進行ぶりに感嘆しました。内容は守秘義務なので、書くことはできませんが、先生のお話で、心に残った言葉が2つあります。一つ目は 「人と自分との境界線を、しっかり引こう」例えば、誰かに言われた言葉が「カチン」ときたら、それは相手が境界線を越えて、こちらに侵入してきたという事。そして自分の境界線の引き方も、ちょっと弱かったという事。そう考えてみると、確かに人間関係のトラブルは、ほとんどが越境問題ですね。大家族で暮らしていた頃は、境界線を越えるのを大目に見るのは当たり前の事だったでしょう。でも、核家族が普通になった今、お互いに上手に境界線を引くのが、これからの大切な知恵ですね。2つ目は 「自分を甘やかそう」何をやっても自身が持てない、自分を好きになれないと思える時は、「そんな自分をたっぷり甘やかしましょう」との事でした。これは「自分を大事にする=自尊心を持つ」事。で、この「自尊心」をどう持つか、学校では教えてくれないし、そもそも基準などありません。だから「よくやったね」と、理屈抜きで甘やかしてあげればいいそうです。そうすることで、自分を大事にする感覚が生まれ、将来何かあっても、自分で修正する力ができるそうです。この「自分を大事にする大切さ」は、私も心理で学びましたが、今の日本人に大きく欠けている事かもしれません。公開なので、問題を深く掘り下げる事はせず、これからどうするかに焦点を当てたお話が、素晴らしかったです。ただ、そのやり方を腑に落とすというか、納得する作業は、相談者ご自身でやる感じでした。セラピーは、この「腑に落ちて」頂く事を、とても大切にしますので、そこが大きな違いかな、と感じました。今日も読んで頂いて、ありがとうございます♪
2007年01月26日
バッチフラワーレメディは、ほとんどが液体ですが、1つだけ外用のレメディがあります。それが「レスキュークリーム」です。以前こちらの日記に書きましたが、レスキューレメディという、緊急事態に対応するレメディがあります。これは38種類のバッチフラワーレメディのなかで、緊急用の5種類を、あらかじめブレンドしたものです。このレスキューレメディに、清浄剤として「クラブアップル」を加え、クリームにしたものが「レスキュークリーム」です。動物性の油脂を基材に使っていないので、使い心地がとても軽く、においもほとんどありません。医薬品ではないので「○○に効きます」とは言えないのですが、皮膚のトラブルに使って、効果があったお話を、たくさん聞きます。私の場合でも、母が入院中、顔をなかなか洗えなかったので、口の周りに軽く皮膚炎を起こした事がありました。看護婦さんも「どうしようかしらねぇ」とおっしゃったので、許可を頂いて、レスキュークリームをつけてみました。次の日、ほとんど赤みが取れて、それ以来、クリームのお世話にならずに済んでいます。最近、このクリームを愛用してくださる方が、私の回りで少しづつ増えています。手の指の荒れや、皮膚のカサツキにはもちろん、切り傷や擦り傷、やけど、かぶれ、かゆみ、などなど、とりあえず使ってみると、思わぬ効果もあるようです。化粧下地にも、とても良いとか。もちろん、何の効果も感じられない方もいます。でも、つけるとホッと安心する、とても不思議なクリームです。(バッチ販売店の回し者ではないですよ)今日も読んで頂いて、ありがとうございます♪
2007年01月19日
前回の日記に「幸せの流れに乗るには、本当の自分に気づくこと」と書きましたが「本当の自分に気づく」って、けっこう難しいですね。「頑張らなくてもいい」のは、まだ分かるけど、どうやって「本当の自分」とやらに気がつけばいいのでしょう。それは「ありのままの自分を受け入れる」こと。だれでも皆、長所や短所といわれる所を持っていますね。その両方を受け入れるのが「ありのままの自分を受け入れる」ことです。矢野先生の本「幸せの流れに乗る方法」から引用します。 「長所を伸ばし、短所を削る」 そうすれば完璧な人間になれる。 あなたは、そう思っていませんか? 忘れないでね。 長所と短所、両方あってこその、あなたなんだよ。 あなたの親友の事を思い出してみよう。 その人には、どのような短所があるかな? もし、その短所がなくなったら、 あなたは、その人と親友でい続けるだろうか? (略) あなたの長所を愛するように、あなたの短所も愛してあげよう。 引用終わり自分の短所を愛するのに、たとえば、こんなやり方はいかがでしょう。たとえば、得意料理のはずなのに、味付けを失敗してしまい、「やっぱりお料理は下手なのかしら、、」と落ち込んだら、「お料理は上手でないとダメ」と思わなくてもいいんです。「こんな事で落ち込むなんて、ますますダメ」とも思わなくていいんです。その自分を、イメージの中でギュッと抱きしめてあげます。「よしよし」とか「大丈夫」と声をかけてもいいし、「いい子、いい子」と言いながら、頭をなでなでしてあげるイメージでもいいし、子供にしてあげるように、イメージの中で抱きしめてあげます。ちょっと涙がこぼれるかもしれません。そしたら「そんなに辛かったんだね」と、もっと強く抱きしめてあげて下さい。その感情が収まるまで、そうしてあげていると、とてもすっきりした気持ちになれます。味付けがまずかったら、やり直せばいいだけの事。誰かが悪かったり、責任を取ったりということではありません。他の人に気遣うように、自分にも沢山の気遣いをしてあげましょう。ありのままの自分を受け入れる話は、また時々書いていけたらと思います。(忘れっぽいので、すぐ忘れるかもしれませんが…)今日も読んで頂いて、ありがとうございます♪
2007年01月08日
バッチフラワーレメディの「インパチェンス」は「せっかち」な人のためのレメディです。例えば、乗車券を買う時、券売機の前に来てから小銭を探す人を見ると「並んでいるうちに探せばいいのに!」と思うタイプです。頭の回転がとても速く、人並み以上に優秀なので、他の人々がまどろっこしく見えるのです。自分のペースで進めればよいのですが、人に合わせようと思うと、とても神経を使って、疲れてしまいます。だから、1人で仕事をするのが好きです。この状態は、自分でも分かっているし、指をいつも動かしたり、落ち着きのない仕草で、回りから見ても分かります。このような時にインパチェンスのレメディを使うと、忍耐強くなり、回りの人々と合わせる事が苦痛ではなくなります。そして他人に共感し、思いやりを示せるようになります。先日ある会合で、何度も質問したり、発言している人を見かけました。講師の先生と1対1でお話している感じで、それは熱心な方でした。その方とたまたま帰りが一緒になって、お話をしていたら、「バッチフラワーレメディを使っている」との事。私が勉強し始めた頃は、バッチフラワーを知っている人に出会う事は殆んどなかったのですが、少しづつ知名度が上がっているようで、とても嬉しいです。で、その方はインパチェンスを使っておられるとの事でした。それも「寝る前に使うと、良く眠れる」のだそうです。なるほどぉ、頭の回転が早いインパチェンスタイプは、寝る時にクールダウンするのに良いかもですね!これは、なかなかすてきな使い方だと思いました。それから間もなく、あるクライアントさんにインパチェンスをお出しした所、その方も「よく眠れるようになった」と教えて下さって、びっくりしました!「いい具合に緊張がほぐれる感じ」なんだそうです。バッチフラワーレメディは薬ではないですが、穏やかに心のバランスをとる事で、様々な効果が得られています。これからも色々に応用できそうで、楽しみです。今日も読んで頂いて、ありがとうございます♪
2006年12月03日
先日「おいしいラーメンを食べてラーメン屋さんを志す人は少ないが、セラピーを受けてセラピストになりたい人は沢山いる」という文を目にしました。ハハハ、かくいう私もその1人ですが(^^;)。こんな風に言われると、全くその通りだと思ってしまいます。何でセラピーを受けると、セラピストになりたくなってしまうのか?私の場合、バッチフラワーや心理療法は、人間関係に、とっても役に立つと実感したにもかかわらず、必要に迫られるまで、教わるチャンスが殆んどなかった事が大きいです。特に、母とのコミュニケーションに、とても大きな助けになりました。というか、母とうまくやっていくために、色々な事に頭を突っ込んだ結果、心理療法とバッチフラワーに落ち着いた、という感じです。今度こそ仲良くやろうと思っても、母からの無遠慮な一言で傷ついて、何度親子の縁を切りたくなった事か。でも、本当は母に甘えたい心の表れだと気がついたのは、心理療法を受けたから。イメージワークとインナーチャイルド癒しのお陰です。お陰で今は、母に何か言われても平気になりました。特に母が足を骨折してからは、「生きているからだもんね」と、かえって嬉しい位です。けれどこの知識、今の日本では、残念な事に、自分から進んで得ようとしなければ、なかなか手に入りません。しかも気をつけないと、お金ばかりかかる怪しい所に引っかかる恐れもあり。だから私も、その怪しくない?発信元の一つになりたいと思ったのです。今、学校で大きな問題になっている「いじめ」の問題も、とってもゆがんだ形のコミュニケーションが横行しているからでしょう。「仲良くしましょう」とか「話し合って」とか言われても、なぜそうする事が必要なのか、その具体的な方法まで教えてもらわないと、子供たちは、なかなかわからないのではないでしょうか?大切なのは「仲良くしたら、どんな感情が手に入るのか」なんですね。仲良くした時の幸せな、暖かい感情が感じられて、初めて「仲良くできた」のです。その事をはっきりさせなければ、言葉が行き来するだけの「コミュニケーションもどき」になって、形だけの「仲良しさん」が出来上がってしまうでしょう。セラピーを受けて感じたことは「これは自分とのコミュニケーション学だ」という事です。自分とコミュニケーションできる事は、自分が何物だか分かること。そして、自分を大切にできる事。自分を大切にし、自分が何物だか分かれば、何をしたいのか、何を感じているかが分かります。なぜこんな風に感じるのかも分かります。そうやって初めて、他人のことが分かるようになり、他人との、実りあるコミュニケーションができると思いました。それが「相手の気持ちになる」事でしょう。だから本当は、心理学は小学校で教えて欲しいくらいです。そうすれば、未来のある子供たちが、こんなに苦しむ事もなくなると思っています。今日も読んで頂いて、ありがとうございます♪
2006年11月27日
いろいろな事に興味があって、学びたい事が沢山あります。時間とお金に影響するので、沢山はできませんが、機会があれば、なるべく参加したいと思います。で、先日、ハンズオンヒーリング法の一つである「セラピューティックタッチ」の講座に行ってきました。「セラピューティックタッチ」は、アメリカのドロレス・クリーガー博士が体系化した手当て法で、主にアメリカの看護婦さんたちの間に広まっている方法だそうです。手のひらなどの、自分の感覚に注意を集中して、相手の体の状態を調べ、エネルギーの滞りなどをヒーリングしていく方法です。レイキと似ていますが、より短時間で終わり、効果を実感しやすいそうで、レイキがいまいち分かりにくかった私には、良さそうな感じです。母が骨折したのは、講座に申し込んだ後だったのですが、セラピューティックタッチは、骨折にもいいそうで、まるで実験台ができたような、不思議な気分でした。で、さっそく次に病院に行った時に試してみる事に。手術後の母は大分消耗したようで、ベッドでクークー寝ていました。布団をかけた状態ではできないのですが、風邪を引くといけないので、とりあえず、布団から出ている「頭から胸まで」をやって見ることにしました。まずは「アセスメント」といって、全体の様子を調べます。すると、のどのあたりにモワ~っと暖かいものを感じました。で、そこをさっとヒーリング。すると、2回目のアセスメントではモワッとした暖かさが消えて、すっきりした感じになりました! ほぉ~~。講座ではこんなに感じることはなかったのに、具合が悪いからはっきり分かるのか、それともちょっぴり上達したか??眠り続けている母に感想を聞くことはできませんでしたが、次回の講座が楽しみになりました♪今日も読んで下さって、ありがとうございます♪
2006年11月22日
毎日新聞の人生相談欄に、ご主人の浮気に苦しむ主婦の方の投書が載っていました。もともと女性関係が派手だった相手なので、覚悟はしていたけれど、それでも、とっても辛い。どうしたらよいでしょう?という相談でした。回答者は有名な男性作家の方。その方もスネに傷を持つ身だそうで(あらら)、答えにくい中を答えておられました。「苦しむという事は、心の傷を消そうともがくこと。消そう消そうとすると、逆に深くとがめてしまう結果に終わります。だから心の傷は放っておけばいいのです。これを『心の自然治癒力』と称しています」との事でした。(一部を抜粋)なるほど。確かに、その事を考えないようにすればするほど、逆にその事にとらわれて、ますます苦しくなってしまいますね。こだわりのない心、確かにすばらしい境地です。でも、どんな場合でも「自然治癒力」にまかせるのは、ちょっと難しいと思いました。もちろん時間が経つうちに、懐かしい思い出となる事もあるでしょう。それを元に、感動的な小説が生まれるかもしれませんね。でも、同じ経験をすれば、だれでも同じように心が傷つくわけでもなく、同じ傷でも、自然に治る人もいれば、いつまでも苦しむ人もいます。そして、まわりから見たら大した事はないように見えても、本人がひどく辛く思えるのなら、それはひどく辛いことなのです。どのくらい苦しいのかは、本人でないと分かりません。そのために体の不調を起こす事だって、少なくありません。(心の不調は、必ず体のどこかに出てきます)もちろん、心の自然治癒力が働けば一番いいのですが、そうなるには条件があります。その条件をクリアする前に、無理をしても、かえって逆効果。傷ついた心は、忘れたり、無視するのではなく、赤ちゃんをあやすように、優しく「苦しいんだね」と認めてあげましょう。それが最初の、一番の薬です。
2006年11月15日
少し時間があったので、8月に録画した「世界一受けたい授業」を見ました。今頃、ですが、なかなか録画した番組を見る時間がとれなくて。。国語の時間に、武田鉄矢が「日本語のミステリー」の話をしていました。(まるで金八先生の授業のようで、思わず引き込まれてしまいました(^^))そのなかで「日本語には、体の部位を使った言葉(身体語)がとても多い」という話がありました。もちろん英語や他の国の言葉にも、身体語はあるのですが、日本語は、その中でもずば抜けて数が多いのだそうです。つまり、日本語は頭(論理)ではなく、身体で理解する言葉なんだそうな。例えば「胸をなでおろす」、「足を洗う」、「腕がいい」、「小手先の仕事」「腑に落ちない」、「及び腰」などなど。この「腰」という言葉も、日本語にとてもよく使われるそうです。例えば「腰をすえる」、「逃げ腰」、「腰を折る」などなど。鉄矢先生によると「日本人は『腰』が体の中心と思っていたようです。なぜなら『腰』という漢字は、身体を表わす『月』偏に『要』(かなめ)という文字で出来ています」ですって!確かに柔道・剣道や、華道・茶道・能・狂言・歌舞伎など(そうそう、相撲も)日本の伝統文化の中で、きちんと腰を決めるのは、とても重要とされていますね、 とても納得!そういえば、先日のフォーカシング・ワークショップの講師のアン・ワイザー・コーネル女史によると、日本人もその他の国の人々も、フォーカシングのやり方は同じ、との事でした。でも、これだけ身体語を使いこなしている日本人なら、体の感覚である「フェルトセンス」を感じる力も強いのではないでしょうか?もちろん、アン女史の優しくて的確な誘導もあるのですが、初めての方々も、かなり上手にフェルトセンスを感じておられたようでした。見かけは同じでも、もしかしたら日本人は、日本人独特のやり方でフォーカシングをやっているかもしれないな、と思ったらなんだか楽しくなりました。
2006年11月09日
10月の最後に参加した「フォーカシング・ワークショップ」の内容を書こうと思いながら、もう1週間が経ってしまいました。最近毎日ブログを書かなくなったら、どうも調子が出なくて、、、こういう事は、感動が残っているうちにやらないとダメですね。気を取り直して、心に残っている事を書いてみます。まず1日目。これは「すべてあるがままに」という本(年内出版予定)からのワークショップでした。これは題名の通り「すべてあるがままに」受け入れることと、その能力の大切さを伝えていただきました。それを体験するために、まず6人1組になって、2人が向かい合って手を合わせ、家の形を作ります。3人が、それぞれ「悲しみ」や「不安」など、様々な感情になって、順番にその家をノックします。最後の1人は家の中にいて、その感情を「ようこそ!」と、両手を広げ、微笑みながら迎え入れます。たったこれだけのワークですが、否定的な感情の役になった時、「ようこそ!」と迎えてもらう気分は、とても不思議なものでした。「え?迎えてくれるの?」と、戸惑いと嬉しさが混じった、不思議な気分。体の微妙な感覚を感じる、最初のワークです。2日目は、フォーカシングの色々な段階ごとに、注意点などを教えていただきました。体の声を聞くフォーカシングでは、フォーカスする体の場所は、「ノド、胸、胃、下腹」の4ヶ所が多いのですが、それ以外でもOKとの事。で、せっかくなので「頭」でやってみました。2日目なので、ちょっと疲れが出て、軽い頭痛がしたのです(^^;)。そしたら、おでこの斜め上に「宇宙ドーム」がくっついていて、それが栄枯盛衰を経て、元の荒涼とした惑星に戻るイメージが出ました。それぞれのイメージを、体の感覚に戻して感じていきます。「すべての物には役目があって、終わったら元に戻る、それのくり返し」達観したわけではないけれど、ちょっぴりそれに近い感覚が味わえて、最後には、頭痛もすっきりして、頭も軽くなりました。3日目は、フォーカシングの創始者、ユージン・ジェンドリンの著書「プロセスモデル」からのお話でした。この本は、哲学者でもあるジェンドリンが書いた本で、訳がとても難しく、まだ日本語訳にはなっていないそうです。プロセスモデルは、フォーカシング理解の上で、大変助けになるそうですが、今回は難しい話ではなく、その一部を楽しく体験しました。でも、やっぱり難しい。。今回は、3日とも質問の時間も多くとって、どのような質問にも、アンは丁寧に答えて下さいました。フォーカシングの奥深さが垣間見えた気がした3日間でした。
2006年11月06日
前回の日記の「国立オリンピック記念青少年総合センター」で開かれた「フォーカシング・ワークショップ」ですが、とっても参加したい理由がありました。「フォーカシング」を学ぶのにふさわしい本に「やさしいフォーカシング」(アン・ワイザー・コーネル著)があります。著者のアンは、フォーカシングの創始者ユージン・ジェンドリンの一番弟子の1人であり、現在では、世界最高のフォーカシング・トレーナーと言われています。そのアンが、今回のワークショップの講師をして下さったのです。それも3日間!1日7時間を3日という事で、最初は大分迷ったのですが(だって体力が…)、場所もそれほど遠くない所なので、思い切って参加を決心しました。後で分かったのですが、今回の来日は5年振りとの事。この次は何年後になるかも分からず、やはり行ってよかった!フォーカシングは「体を使って、自己の気付きを促し、こころを癒していく」独特の方法です。(「やさしいフォーカシング」より)感情は、体の感覚として現れます。例えば「胸に穴があいたように寂しい」とか「腹をくくる」とか。このようなはっきりした感覚でなくても、何となく気になる感覚がありますね。ほら、胃のあたり、胸のあたり、肩、のど、何か感じませんか?その感じにそっと注意を向け、その感覚に寄り添い、その感覚にぴったりな言葉を探していきます。ぴったりした言葉が見つかると、フェルト・シフトと呼ばれる、「ぴったり」という感覚と、開放感が得られます。実は、私はフォーカシングがあまり得意ではありませんでした。1人でやっていても「フェルトシフト」が、あまりよく実感できないのです。けれど、今回のワークショップで、これは普通の事だと分かりました。アンによると、フォーカシングは2人で行うのがベストだそうな。1人が体の感覚に意識を向け、もう1人はガイド役をするのです。その方が、より微細な感覚に意識を向けていられるそうです。初めてお目にかかったアンは、常に笑顔を絶やさない、穏やかで、お茶目で、優しい方でした。時々片言の日本語を交え、ゆっくりした英語で話してくれます。通訳も、アンが来日する時はいつも同じ方だそうで、時々アンと小声で打ち合わせながら、滑らかに訳して下さいます。通訳して下さる会はいいですね。同じ事が2度話されて、お陰でノートを取る時間ができました(^^)。次回に続く。
2006年11月02日
「読んで覚えた事は80%忘れるが、人に教えた事は80%覚えている」という文を読みました。ふ~ん、何となく分かる気がします。先日の「コーチング講座」で、脳の働きの説明のついでに、ちょっとしたクイズをやりました。 (問題と答えを最後に載せますので、興味のある方はどうぞ♪)「コーチング講座」でクイズなんて、なかなかユニークで面白いです。で、この答えを説明する役を仰せつかったんですが、その後、その内容をなかなか忘れないんです。な~るほど、人に教えると、確かによく覚えていますねぇ。NHKテレビの「プロフェッショナル」という番組がありますが、それに「カリスマ英語教師 田尻悟郎」という方が紹介されていました。田尻先生も「生徒同士で教えあう」事を、とっても重視しておられました。これは、とても理にかなった教え方なんですね。いつも人に聞いてもらいながら覚えるのは、かなり難しいですけど。(相手に迷惑な時もありますものね(^^;))クイズの内容はこちら(よくあるクイズですが)。☆この問題が難しかった方は、直観力に優れています☆ 横長のテーブルがあります。 短い辺(左右)には1人、長い辺(上下)には2人、合計6人が座っています。 *Aさんの向かい側にはBさんが座っています。 *CさんとDさんは並んでいます。 *Bさんの右隣はEさん、左隣はDさんです。 *CさんとFさんは向かい合っています。 6人は、それぞれテーブルのどこに座っているでしょう?【答え】テーブルの左辺から、時計回りに「A、F、E、B、D、Cさん」
2006年10月19日
この所、またブログの更新が滞っております。でも、細く長く続ける予定ですので、どうぞ細く長くお付き合いください。m(__)mところで、先週「セラピー勉強会」に参加してきました。勉強会といっても、色々な事情で、参加者は3人だけだったんですが(^^;)。参加者が4人以上なら、2対2でペアが組めますが、3人ではそうも行きません。そこで3人が順番に「セラピスト、クライアント、観察者」になることにしました。ジャンケンで順番を決めたのですが、一番人気はもちろん観察者。次がセラピストで、誰もがなりたくないのがクライアント(オイオイ!)。幸か不幸か?、私は始めにセラピスト役を取りました。クライアント役は、すでに順調に開業されているTさん。悩みといっても、あまりない方なので、将来の夢の実現の話になりました。それなら、ちょうど今習っている「コーチング」の練習にピッタリです。コーチングが心理療法と違う所は、心理療法に比べて無意識の使い方が少ない事。なので、見かけは2人でずっと対話しているように見えます。コーチングでは、コーチはクライアントの考え方・感じ方に合った、効果的な質問をしながら、クライアントの持つ能力や行動力を引き出し、具体的な行動に移れるようにサポートするのです。話している間にも、相手をよく観察し、質問をしなければなりません。まだ未熟者の私は、効果的な質問がなかなか思いつかなかったのですが、Tさんのリードのお陰で、何とか行動課題が見つかって終了。ホッ。次は私は観察者。セラピスト役はTさんで、未来のセラピストのSさんがクライアント役です。さすがは現役のTさん、ワークの使い方がとてもスムーズです。私も2人のやり取りを聞きながら、セラピーを組み立てて見ますが、まだまだ改善の余地ありです。私も早くTさんのようなワークが出来るようになりたいと思いました。最後は私がクライアントで、セラピスト役はSさん。クライアント役というのは、あまりやりたくないものですが、実はとっても大切だという事を、矢野先生から教わっています。つまり、自分がクライアントになる事で、その気持ちがよく分かり、より良いセラピーが出来るようになるのだそうです。確かに、自分で経験した事は、それを相手が経験している時、自分の事のように良く理解し、感じる事ができますね。Sさんの上手な誘導のお陰で、ちょっとした問題があったのですが、有効な対処法が見つかり、何だか嬉しくなりました♪Tさん、Sさん、どうもありがとうございました。次回の勉強会には、沢山の仲間が来れるといいな。
2006年10月13日
私の住んでいる自治体から、教育委員会の広報誌が届きました。発行するのが毎月なのか、隔月なのかは知らないのですが、新聞の折込広告と一緒に届くと、一応さっと目を通します。時々、子供たちが通った小学校や中学校の話題も載るので、それも楽しみなんです。今月号も、さらっとページをめくっていたら、あらら、珍しくちょっと引っかかる言葉が。それは「教育相談所 身体に聞いて心に寄り添う」という見出しでした。「身体に聞く」の言葉でピンと来るのは「フォーカシング」という心理療法です。これは自分の身体に問い掛けて、そこに現れている感情に気付き、心を癒していくものです。普通の心理ワークが言葉中心であるのに対して、フォーカシングは、身体と対話する所がとてもユニーク。その「フォーカシング」が教育委員会の広報誌に??さっそく記事を読んでみます。以下一部引用です。「言葉ではうまく言えないけれど、すっきりしない、もやもやする…このような感じは誰しも日常生活の中でしばしば体験します。心理学者のジェンドリンは、『この何か分からないけど、複雑な、すっきりしない感じ』を『自分の本当の願いや気持ちを自分自身へ伝えるサイン』と考え、やり過ごしたり無視するのではなく、大切にする事をすすめています。」 …以上 ジェンドリンといえば、まさにフォーカシングの創始者!それが教育相談所の記事として載るなんて、ちょっと感激です。心理療法を学び始めてから「子供のうちから基礎知識を持つと良い」とずっと思っていました。日本では、心はとてもプライベートなもので、習ったり、練習したりするものではないとの、暗黙の了解があるような気がしています。でも最近、自分自身を語れない子供が、だんだん増えていますね。自分で自分が分からないので、イライラしたり、むかついたり、切れたり。子供の頃から、このように自分自身と対話する方法を習えたら、きっとこのような事で悩む子供も少なくなるのでは、と密かに期待しています。
2006年09月27日
前回の続きです。ガラクタを溜める1番の理由は「いざという時のために」だそうです。私の母は、まさにその典型ですねぇ。使えるものは何でも取っておくのが趣味?です。たまに捨てる時もありますが、たいてい後から「取っておけばよかったねぇ」と言って後悔します。別にだれも困っていないんですけどね。物のない時代を生き抜いてきた人なので、気持ちは分かります。でも、まさに「ガラクタ捨てれば…」の著者の言う通り「そのような状況を、自分が作り出して」います。物がなくて困った過去があっても、それはもう過去の事。その事はもう忘れて、未来を信じていいのです。でも、未来を心配しないでいるのは、むずかしいですねぇ。だって未来に思いを馳せられるのは、人間だけなんですから。「現在・過去・未来」の感覚があるのは、人間だけだといいます。人間が他の生物と違う所に「道具を作り、使う」というのがあります。そもそも人類が道具を作り、使うようになったのは、時間の感覚を身につけたからだそうです。道具を作るのは「将来、その道具が必要になる事が分かる」から。過去にあった事を覚えていて、それが未来に役立つと分かった証拠が道具を作り、使えるという事なんだそうです。だから、現在・過去・未来を考えられるのは、私たちの特権なんですね。未来を信じ、ガラクタを捨てられるのは、人間ならではの事。ガラクタを捨てるのって、奥が深いですね~。
2006年09月21日
お友達に教えてもらった本が、本屋さんからやっと届きました。それは「ガラクタ捨てれば 自分が見える」片づけが苦手な私なので、かなり期待していました♪さっそくパラパラとページをめくってみると、「ガラクタはなぜ溜まる」「ガラクタの処分法」「他人のガラクタ」などなど、気になる見出しが、目に飛び込んできます。実は本が来る前から、じわじわ片付けたくなってきて、少しづつ、あっちの棚、こっちの押し入れ、と、片付け始めていたんです。でも、いつもネックになるのが「捨てるに捨てられないもの」思い出の品、もらい物、いつか使えそうな物、古いコレクション類、などなど、なかなか捨てられません。なので、棚や引出しから出して見ても、捨てるものはあまりなく、疲れる割には、あまり片付いた感じがしませんでした。でも、この本を読んだら、処分する物のリストが、とっても広がった感じです。そもそも、物を捨てられないのには、色々訳があるそうです。例えば「いざという時のために」とっておく事は「自分の未来を信じないこと」なんだそうです。「必要になった時には、ちゃんと手に入る」事が信じられないので、「捨てたとたんに必要になる」のを恐れて、取って置くのだそうです。確かに、今は必要でないのに、持っているんだから、必要な時には、ちゃんと手に入るはずですね。なぁるほど! お陰で今度は捨てられました。あまり気に入らなくて、少ししか着ていない服(好みが変わるかと思って)小さくなった子供の服(未来の孫のため??)裏が白い古紙(下書きをプリントアウトするため)などなど、全部リサイクルに回しました。この他にも「ガラクタの与える影響」が、19項目も書いてありました!読んでいると、「ガラクタ」を処分したくてウズウズしてきます。。。で、まだ読んでいる途中なのに、どんどん片付けたくなってきます。子供に「片付けなさい!」と言っても、今ひとつ迫力の欠ける私でしたが、今度はかなりやる気になってきたなぁ。良い本を紹介して頂いて、本当に感謝です♪
2006年09月19日
セラピールームに、ヨガのお友達(AさんとBさん)が遊びに見えました。お土産のクッキーを頂きながら、色々おしゃべりに花を咲かせました。セラピールームを提供して下さっているCさんは、とってもセンス豊かな方。いつも家の中が片付いているだけでなく、さりげないインテリアが、とってもすてきなのです。で、家の片付けの話になって(全員主婦なので)、AさんもBさんも「ガラクタ捨てれば自分が見える」という本を勧めて下さいました。この本を読むと、どんどん物を捨てたくなるそうな。実はこの本、以前別のお友達に「凄くいい!」と、紹介されていたのです。でも、まだ読んでいませんでした。すいませ~ん!で、Aさんのお話ですが、Aさんのご実家で、お母様の不要品を、大量に処分したのだそうです。(同じだなぁ。うちの母も不要品の処分が苦手です)そして家の中が片付いたら、なかなか外出されなかったお母様が、俄然活動的になり、何かあると、すぐに出かけるようになられたとか。家がすっきり片付いただけで、行動まで変わられたんですね!私もなかなか物が捨てられません。思い出があったり、まだ使える、と思うものは、特にダメです。この本によると、「今」必要でないものを溜め込んでいると、頭がそれに気をとられ、「今」の生活がおろそかになりがちなんだそうです。以前この本を勧めて下さった方も、同じような話をして下さったのでした。すっかり忘れていたなぁ。確かに何かやろうとした時に、余計なものがあると、「あれを片付けなくちゃ」とか「これを終わらせてから」とか思って、すぐに手をつけられない事がありますね。これは、限りある人生の中で、かなりもったいない話かも!これはもう読むしかない、と、思いさっそく本屋さんで予約してきました。この本を読んだら、どんな私が見えるでしょうか?楽しみです♪
2006年09月07日
心理の先輩方のイベント&セミナーのお知らせです。幸せの流れに乗る“心のジュエリー”展示販売会あなたは知っていますか?ジュエリーには、“幸せの流れに乗る”ジュエリーとして、最も効果のある“選び方”“扱い方”“身につけ方”があるということを。 詳しくはこちらをご覧下さい。NLP4日間+エリクソン・ヒプノ6日間講座 in 沖縄「なぜ「あの人」には話が通じないのか?」の著者 関野直行氏による潜在意識を駆使したコミュニケーションの知識と実際がわかりやすく学べます。 詳しくはこちらをご覧下さい。お近くの方はもちろん、そうでない方も、是非どうぞ!
2006年08月28日
先日「コーチング認定コース」というのを受けてきました。コーチングとは「クライアントが持っている能力・行動力を引き出し、具体的な行動への動機付けをする」役割を担うことだそうです。心理療法と共通する部分も多いので、とても興味がありました。全4回の講座で、先日はその1日目。(次回は9月末の予定)何と、他の受講生の方々が都合でお休みとなり、出席者は私一人!マンツーマンの個人授業となりました。でも、お陰で講師の先生が、本題以外にも色々脱線して下さって、大変有益な1日となりました(^^)。で、今回は「コミュニケーションについて」「仕事や家庭で起こる問題やトラブルの95%以上が、コミュニケーションから来る問題と言われている」そうです。コミュニケーションというと、主に言葉で交わすものと思われがちです。でも、言葉による部分は、コミュニケーションのたった7%。あとの93%は言葉以外の、声のトーンや表情・身振りなどによるのだそうです。たとえば「ありがとう」という言葉を、にこやかに言われるのと、無表情に言われるのとでは、全く受ける感じが違いますね。意味までも違って受け取られます。このように、自分が発している色々なサインを、きちんと捉えておく事が、有効なコミュニケーションを取るのに、とても大切になります。実際、講師の先生から、色々なパターンで問いかけられると、もっと話したくなったり、何となく話しにくくなったり。今まで何気なく使っていた言葉や動作が、とても新鮮に思えました。なかでも面白かったのは、優位感覚について。人間は、情報を取り入れたり、考えたりする時、視覚・聴覚・触覚のうちの、1つか2つを、優先的に使うのだそうです。その感覚を「優位感覚」と言って、何かを表す時、自分の優位感覚の言葉をよく使うのだそうです。例えば視覚型の人は「見える」「見かける」「光景」など、聴覚型の人は「聞こえる」「耳を傾ける」「響き」など、触覚型の人は「感じる」「触れる」「骨身にしみる」など。私は今まで、自分では「視覚型」と思っていましたが、今回「触覚型」という事が判明しました!私としては、あちこちに目配りできる「視覚型」の方が良かったなぁ(^^;)。
2006年08月27日
先日の日記で「月の虹」について触れましたが、すてきな月の虹の写真を見つけました。本物の虹にも見えるくらい、はっきりとしたきれいな写真です。よくこのような月虹に出会われたと、本当に感心しました。この写真がアップされているHP『空のkiroku』には、ほかにもすてきな写真が沢山あります。逆さまの虹、7色が繰り返す虹、、虹にも色々あるんですね~!管理人さんの許可を頂いて、HPを紹介させて頂きました。どうもありがとうございます♪最後に虹を見たのは、いつだったでしょうか。もう10年以上前、夏休みに子供たちと外で遊んでいた時、10分ほどの短い時間だったと思います。家と家との間に、ポッカリ現れているのを、子供たちが見つけました。子供も私も大興奮!もっとよく見える場所に行こうと、ウロウロしているうちに、フワァッと消えてしまいました。月の虹とは言いませんが、また虹を見てみたいなぁ。
2006年08月22日
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