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数年前、大手企業で乾燥した野菜(ほうれん草)などを使った加工食品が残農薬で問題になったが、またまたである。中国で使用している農薬は日本で規制されているケースもあり、今回はほんの一部と思われます。輸入商品、特に冷凍食品や加工食品は統計的に、水際でチェックして食い止めているそうであるが、殆どチェック機能を果たしていないとか?中国製ギョーザ中毒事件で、厚生労働省は31日、全都道府県に同様の事例の報告を指示するとともに、製造元の中国・河北省の「天洋食品」からギョーザ以外の食品を輸入していた計19社の社名と品名を公表、自治体を通じて各社に販売中止を要請した。各自治体で被害の訴えなどを集計しているが、北海道、福島県、埼玉県、東京都、神奈川県、静岡県、愛知県、大阪府、沖縄県などで新たに「中国製ギョーザなどを食べて体調が悪くなった」との届け出があることが産経新聞の調べで分かった。これまでの不調の訴えは、17都道府県85人に上っている。 いずれも31日昼までの途中集計であることから、届け出はさらに増えそうだ。 厚労省が社名を公表した19社には含まれていないが、マルハと日本ハム、日本食研も同日、天洋食品の工場から原料を調達していたとして、商品を自主回収すると発表した。舛添要一厚労相は「冷蔵庫を見て、(回収対象の商品は)絶対に口にしないでほしい」と国民に呼び掛けている。 各地の保健所には、問題が発覚した30日夕以降、同様の被害情報が複数寄せられており、厚労省は各都道府県の担当課に電子メールで情報提供を要請。同じ冷凍ギョーザが原因とみられるケースが含まれていないかどうか確認を急ぐ。1月31日 産経新聞より
2008年01月31日
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野草成分名 効 果 高麗人参 中国では古来最も珍重された生薬です。虚弱体質で消化器が弱く、手足がいつも冷えている人に最適です。女性独特のの症状・生理不順・更年期障害等に良い アガリクス 日本ではヒメマツタケと呼ばれています。抗がん作用に優れ、生活習慣病の予防効果があります。免疫力を高める力があり、多くの薬効を持ち、アレルギ-等にも 霊 芝 中国では古来より「上薬」として珍重されてきました。あらゆる病気に効果があり血圧降下作用、抗アレルギ-、抗腫瘍作用など生活習慣病の予防に効果的です。 エゾウコギ 日本では北海道だけに自生するウコギの一種でその効果は高麗人参をも上回ると言われています。滋養強壮に効果があります。 ウーロン茶 緑茶と紅茶の間の半発酵茶です。脂質代謝を促進する効果があり、ダイエットに最適。中国ではウ-ロン茶を、<温性>のお茶として分類し、冷え症の方にもおすすできます。 玄 米 各種の栄養成分をバランスよく含み、「完全食品」ともいわれています。食生活の偏りによる身体の不調、慢性疲労など に効果的です。 ハブ茶 目が見えない人が服用したところ、目が明らかになったことから“決明子”とも呼ばれています。肝・腎に働き、滋養・強壮に用いられます。 ルイボスティ- 南アフリカ原産で奇跡のお茶。必須ミネラルを豊富に含み、健康増進作用、美容効果があります。アレルギ-、生活習慣病ガンや、老化現象の元凶とされる活性酸素 を抑えるSOD様作用があります。 シ ソ 精油成分に解毒、抗菌防腐作用があり、腸内での腐敗を防ぐ働きをし、魚介類の中毒に効きます。食欲不振・精神不安・風邪に用いるほか、血液を浄化する働きもあります花粉症、アトピ-性皮膚炎などにも効果あり。 イチョウ葉 葉に含まれるフラボノイドや、イチョウ特有の成分、ギンコライドの痴呆予防、高血圧、心臓病への効果はヨ-ロッパで注目され医薬品として認められています。 ハスの葉 脂肪分解効果、便秘解消、利尿作用があるためダイエットに最適です。中国では唐の時代から美容と健康のために宮中で飲まれており、世界三大美人の楊貴妃も愛飲したと伝えられています。 ドクダミ 別名十薬・重薬とも呼ばれたくさんの効果もった薬草です。血管の壁を柔軟にし血液の流れを良くして動脈硬化を予防します。又、美肌効果あり、便秘・ニキビ・吹き出物のある人におすすめです。 甜 茶 甜茶に含まれるポリフェノ-ルがアレルギ-の引き金となるヒスタミンの分泌を抑えるため花粉症・アトピ-性皮膚炎等の効果的。また甘味成分のルブソシドは甘味度が砂糖の10倍以上あり、ノンカロリ-なのでダイエットにも効果的。 カミツレ ドイツでは「母の薬草」、中国では「母の菊」と呼ばれ、古くから女性特有の症状に用いられてきました。鎮痛、鎮静作用があり、また性ホルモンのバランスを整え、更年期の症状に効果的。 サフラン ヨ-ロッパやアラビヤの人々は古くから血のめぐりがよくなり、気分が爽快になるといって利用しています。生理不順や生理痛、精神不安、更年期によるイライラなどに効果があります。 ビ ワ 江戸時代にはビワの葉を使った暑気払い の飲み物が流行しました。ビワの葉はアミグダリン、有機酸、サポニンを含み夏バテ予防暑気払いには最適です。 ヨモギ ヨモギの精油成分シネオ-ルは芳香と温熱効果があり、昔からお灸に使われ、身体を温めるので、冷え症、腰痛、神経痛、腹痛などに効果的。また増血、浄血効果もあります。 クマザサ 造血、浄血作用があり、女性には泌須な生薬です。疲労回復、健胃整腸などに効果があます。また、自然治癒力、免疫力を高める作用もあります。 ソバ茶 「そば好きには長生きが多い」と昔から言われるほど栄養バランスが良く、特に成分ルチンは血管を丈夫にし、血圧を安定させる働きがあります。 ベニ花 衣や口紅や染料として使われてきました薬効としては、血行障害、冷え症、生理痛、生理不順、更年期障害と女性に大変ありがたい生薬です。 金針菜 中国に自生するユリ科のキスゲ花蕾を乾燥させたものです。必須ミネラルの鉄分が豊富でホウレンソウの10倍以上も含んでいます。"養血補虚"といって、女性の敵である貧血症の方に最適です。別名、安神菜(安心菜)というように精神不安定、自律神経失調症、不眠症に効果があります。また、抗腫瘍、抗痴呆作用、学習能力の向上にも効果があると話題になっています。 柿の葉 陰干ししてから蒸して作る柿の葉茶は利尿効果が高く新陳代謝を増進させ高血圧によい飲み物です。解熱、止血作用があり、中国では胃潰瘍の出血、痔の出血、鼻血、月経過多、眼底出血の補助療法としても活用されます。 スギナ 葉緑素に富み、薬効は多彩で、飲むとまず大量に尿が出ます。病気の場合、まさに体内の毒が排出される感じで濃い色の尿がでます。古くから、腎臓、膀胱の病気に用いられ結石をも溶かすエネルギーがあるとも言われています。スギナはまた、リン、カリウム、マグネシウム、鉄、銅、マンガンといったミネラルも多く含み、カルシウムはホウレン草の155倍に達します。 みかんの皮 みかんの成熟した果実の皮を陰干しや日干しにして乾燥させたものを橘皮(キッピ)といい、この古いものを陳皮と呼んで、よく使われます。咳を止める、タンを除く、吐き気を止めるほか健胃剤としても用いられます。みかんの皮は古いものほど良いと言われています。 ギムネバ ギムネバは、インド産の植物で「砂糖を壊すもの」という意味をもち、その葉を噛んだ後は、甘味だけを感じなくなります。インド伝統医学では、糖尿病に効き、利尿や強壮作用があるハーブとして古くから利用されてきました。 ショウガ ショウガの辛味成分であるジンゲロンやショウガオールなどは他の香りの強い野菜の成分同様、優れた殺菌力を持つとともに、吐き気を抑え食欲を増進させることが知られてます。又、体が冷えてきた時の頭痛や下痢、腰から下半身の痛みに使います。干した分だけ薬理作用が強くなります。
2008年01月30日
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ヤフーファイナンスよりメディア工房は占いサイト(携帯)として注目株。年始yahoo上にて細かな占いのプロモーションをこなっていて占いサイトとしては面白く、すばらしい。今年も占いブームが続きそうであるが、今年は会社の存亡が問われそう。メディア工房(有名な占いサイトがあります)どこまで、悩める者を癒すことができるのでしょうか・・・。
2008年01月30日
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九星占い2008年の一白水星を参考までに取り上げて見ました。果たしてどこまで的を得ているのでしょうか?一白水星の基本的な性格と運勢一白水星は文字通り、水の星を表します。雨が生命を与える川となり、大地を削りながら広く、長く、そして広大な海へと辿り着きます。この星に生まれたあなたは水と縁が深く、流し流されながら蛇行して苦労の末に夢を実現できる運勢を持っています。水が変化自在に姿を変えるように、あなたも臨機応変のテクニックを身につけながら世渡りをし、ある時は癒しの泉のように、ある時は轟く濁流のような場面に遭遇しながらも切り抜けて行けるでしょう。この星生まれの人は努力家で、おとなしそうに見えても意外なパワーの持ち主です。表面上はソフトで人あたりが良く、内面は強情すぎるくらいの芯の強さを持っています。また小さな流れに乗るのがうまく、いつしかその流れが大流に変化してガッポリ儲けるなんて事も夢ではありません。一白水星の仕事運一白水星の人は地道にこつこつと実績を積み上げていく真面目な人が多いですね、特に水に関連した接客業が向いています。水の流れ、人の流れ、キーワードは「流れ」です。もしも動きの無い事務職などに就いたら、あなたの個性は死んでしまいます。雨水が川に注ぎ、やがて大海に出るようにあなたの運勢は流されてたどり着くのが理想ですね、その途上にあって色々な人と出逢い、助けたり、助けられたりしながら運勢をもらう事ができるそんな人生をめざしましょう。一白水星の金銭運一白水星の人の金銭運は中年期から良くなります。若い時が悪いのではなく、まだ信用がない為に金も運勢も流れ去ってしまうのです。自分ではコツコツと貯めているつもりなのに自然と無くなってしまう事が多いでしょう。でもあなたの運勢は流れる程に良い運気に乗って人と出逢い、その数が多いほどチャンスを水瓶に溜めることが出来るようになります。あなたにとっての金の流れは=水の流れだと言う事を忘れずに。一白水星の健康運一白水星の人に関連がある水、12月、冬、深夜、見るからに寒そうなイメージがします。そう、あなたは水に強い反面、冷え性に悩まされたり、泌尿器系や循環器系の病気にかかりやすい傾向にあります。お酒を飲まれる場合には飲みすぎて肝臓をこわさない配慮が必要ですね。女性の場合には冷えると出産に影響しますので日頃から心がけてください。一白水星とは昭和2年生まれ1927年生まれ満80歳昭和11年生まれ1936年生まれ満71歳昭和20年生まれ1945年生まれ満62歳昭和29年生まれ1954年生まれ満53歳昭和38年生まれ1963年生まれ満44歳昭和47年生まれ1972年生まれ満35歳昭和56年生まれ1981年生まれ満26歳平成2年生まれ1990年生まれ満17歳平成11年生まれ1999年生まれ満8歳
2008年01月30日
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六星占術は自然(四季)の法則のようで、わかりやすいが、なぜこのような、法則があるのでしょうか!!<種子> 12年間の運命周期がはじまります。総合的に、自分の運命がよい方向に回転をはじめる時期、物事を開始する時期と考えてください。結婚、就職、引越しなどによい時期です。この時期に知り合った人は、将来あなたにとって大事な人になります。新しく商売をはじめたりすると、将来、大きな実りが期待できるでしょう。 -------------------------------------------------------------------------------- <緑生> 大地にまかれた種が芽吹き、根をはり、グングン成長する時期です。愛情運も高まり、この時期にあらわれた異性は、ほぼ本物とみていいでしょう。財運、仕事運しもによし。ただし、この芽はまだひ弱なため、ちょっとした環境の変化で、ポキッと折れてしまうこともあります。油断していると、大きな落とし穴にはまってしまう危険もあるので、慎重な行動を心がけましょう。 -------------------------------------------------------------------------------- <立花> 今後の基本的な方向を決定づける重要な時期です。この時期に成し遂げたことは、生涯、不動のものになります。とくに経済的には、この時期に得たものは生涯あなたが財運に恵まれる要素となります。ただし、ほかの運気と重なると、その運気を強烈にする働きがあるので、「殺界」と重なったときは要注意です。 -------------------------------------------------------------------------------- <健弱> 「小殺界」です。しかし、まだ決定的なものではありません。<種子>からの成長でたまった「運気のウミ」を出す時期です。とくに肉体面にはっきりとあらわれてくるのが特徴ですが、経済面、愛情面でも無理な行動はやめ、冷静に、自分も周囲もかえりみる小休止の時期です。 -------------------------------------------------------------------------------- <達成> 文字どおり、自分の望みが叶い、目的が達成されるという強運気です。<立花>で果たさなかったことは、この時期に完成させるといいのです。運気は最高潮に達しているので、愛情運、家庭運ともに充実しています。経済的にも好調で、収穫するほどの実りといった感じではないものの、何をやっても楽しい時期です。 -------------------------------------------------------------------------------- <乱気> 「中殺界」です。<健弱>で肉体的な「運気のウミ」を出したのに対し、こんどは5年間たまった精神的な「運気のウミ」を出す時期です。働きずくめできた人は、ここでひと休みしましょう。新たな事をはじめようとしても空回りするだけなので、現状維持を心がけてください。もちろん結婚はいけません。身内に不幸が起きやすいとというように、精神的なダメージを受けることの多い時期です。 -------------------------------------------------------------------------------- <再会> 結婚、就職、転職、開業、引越しなど、すべてにおいて、新しい事を仕掛けるチャンスが再度到来しました。愛情面でもやり直すよい時期です。人との出会いに幸運のカギがあります。また、前年に起きたトラブルも、この時期に働きかければ、以前よりよい状態に改善できます。 -------------------------------------------------------------------------------- <財成> 収穫の時期です。とくに財運は強く、やることすべてがお金になり、何をしても成功に結びつきます。12年に一度だけ訪れる蓄財の年なので、大いに稼ぎまくってください。ただ、大切な人との別れが生じる可能性があります。財を得たら、何か人のため、世のためになることに使うことで愛情運が上昇します。 -------------------------------------------------------------------------------- <安定> すべての成果をを勝ち取り、人生の果実を味わう時期です。ここでは、新たに事を起こそうなどと考えず、優雅に充実した生活をおくるように心がけましょう。がむしゃらに押しまくることはやめて、これまでの8年間の人生を静かに振り返り、次にくる「人生の冬」に備えることです。 -------------------------------------------------------------------------------- <陰影>(大殺界) 冬の到来、「大殺界」です。運気がただひたすら降下します。周囲に対するものの見方が歪み、それが原因で判断をあやまったり、大きな錯覚におちいったりしがちです。あなたのまわりでも、あなたを不安におとしいれるような心配事が相次いだり、判断に苦しむような得体の知れない出来事が起こるのも特徴です。 -------------------------------------------------------------------------------- <停止>(大殺界) 「大殺界」のど真ん中、まさに八方ふさがりといった言葉がビッタリの状態です。だれもあなたのいうことに耳を傾けてくれません。だからといって、自分一人で行動すると大きなミスを犯し、周囲に大きなダメージを与えたり、他人の信用を損ねたりします。ただおとなしく耐える時期です。 -------------------------------------------------------------------------------- <減退>(大殺界) 「大殺界」のラストです。多少運気が上昇に向かっていきますから、なんとなく気分は明るくなります。しかし、油断は禁物です。自分が信頼していた人に裏切られたり、身内や愛している人が突然亡くなったりと、取り返しのつかないことが起こりやすい時期です。そして、とかく悪い運気が自分の内側へ内側へと向かってくるので、心の病気におかされやすいのもこの時期です。金銭的には、身につけたものをゼロにしてください。ここで金銭を惜しんでいると、運気はさらにマイナスになり、翌年訪れる<種子>の運気まで損なう恐れがあります。 「細木数子の六星占術あなたの運命」「新★自分を生かす相性・殺す相性」より
2008年01月30日
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日本女子バレーと同じように、女子ハンドボールも基礎体力トレーニングが、韓国よりも1年以上遅れている感じ。韓国選手の体型を見る限り、基礎トレーニングを十分こなしている様子。日本ハンドボールの幹部の様子から旧体質の精神論主体の練習を行っていそう。ちなみに、韓国のスポーツは国策として行っているので施設、科学的トレーニング(疲労は血液検査にて)、待遇など積極的に行っている。これでは当分韓国に勝てそうもない。スポーツ業界でもスポーツの教育が欧米よりも遅れをとっている。○韓国34-21日本●(前半18-12、後半16-9) 昨年12月の女子世界選手権で韓国は6位、日本は19位。実力差はいかんともし難い。しかし、韓国の林英チョル監督は「勝因は精神的な部分」と断言した。翻れば、それが日本の敗因と言える。 有利なはずの自国開催が、逆に重荷となった。4000人を超える大観衆。本場・欧州リーグで会場の熱気には慣れているはずの早船(スペイン・ゴヤ)までが、雰囲気にのまれてしまう。わずか3得点に終わったエースは「勢いに負けたまま、60分間が過ぎてしまった」と振り返った。 開始早々、勝敗の行方は見えた感があった。1-1の同点だった前半2分過ぎから6連続失点。早船、田中と軸になるべき2人に送球、捕球のミスが出た。04年アテネ五輪で銀メダルのメンバー7人を擁する韓国に弱みを見せては、万が一にも勝てる道理はない。 まさかの予選やり直しに、「もうけ物」ぐらいの余裕でプレーできる選手がいなかった。早船は「感じなくていいプレッシャーを感じてしまった」。バウワー監督の「負けるにしても、もっと小差と思っていた」という読みは外れ、「25点の攻防」と西窪総監督が設定していた失点のデッドラインもはるかに超える。予想以上の完敗だった。 結局、当初と同じく強豪・欧州勢がそろう世界最終予選に回る。この予選を勝ち抜くのは、実力的に極めて困難。この夜限りで通行可能だった北京への「近道」が、幻のように消え去った。【堤浩一郎】 ○…184センチと両チーム合わせて最も身長が高かった谷口は「応援は力になったけど応えられずに悔しい」と落胆した表情。「雰囲気に負けた」と振り返り、立ち上がりは守っても前に出られずに楽々とゴールを許す場面が目立った。ただ、緊張がほぐれてからは、攻めでもチーム2番目の5得点。世界最終予選に向けて「前向きにやるのみ」と気を取り直した。 ○…疑惑の判定がもとにやり直しとなっただけに審判の判定にも注目が集まった。IHF派遣のデンマーク人ペアの審判について日本のバウワー監督は「スーパーだった」と評し、韓国の林英チョル監督も「満足している」と話した。両チームとも判定に抗議する場面もなく、整然と裁かれた試合。日本協会の市原則之副会長も「安心して見ていられた。日本はこれからもフェアプレーを推進していきたい」と話した。1月29日 毎日新聞より
2008年01月29日
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大阪知事に橋下氏初当選した。高知県の橋本知事につづき38歳、現役最年少である。当初の予測どおりになってしました。宮崎県に続き大阪府をかえることができるのか、ここ半年間が勝負!マスメディア受け、人柄、人気、話題性、学力などを総合的に見ても申し分ない。知識だけでは、これからリーダーとして厳しいくなるとおもわれるが、体育系が一番の魅力である。果たして政治手腕はいかがなものか?知事連合の「選択」に参加して、日本を変える足がかりになるのか?期待したい。大阪府知事選は27日投開票され、無所属新人のタレントで弁護士、橋下徹氏(38)=自民府連推薦、公明府本部支持=が、元大阪大大学院教授、熊谷貞俊氏(63)=民主、社民、国民新党推薦▽弁護士、梅田章二氏(57)=共産推薦=ら4人を引き離し、初当選を確実にした。国政の与野党3極の対決となった知事選で、与党が推した橋下氏の勝利は、年内に予想される衆院選にも影響しそうだ。3選を目指した太田房江知事が「政治とカネ」問題で出馬を断念。1979年以来続いた共産対非共産の構図が崩れ、33年ぶりに国政の与野党3極が対決する構図になった。特に民主は「衆院選の前哨戦」とし、小沢一郎代表や鳩山由紀夫幹事長らが度々応援に入り、昨年11月の大阪市長選に続く民主推薦候補の連勝を狙った。 大阪府知事としては、横山ノック氏に次ぐタレント出身者となる。「エネルギーと爆発力で大阪を変える」と繰り返す巧みな演説で支持を広げた。 橋下氏は昨年12月の立候補の表明にあたり、「2万%ない」と事前に否定しながら一転して出馬した経緯が反発を生んだ。さらに、核武装への賛意などテレビ番組での過去の発言も問題視された。毎日新聞より
2008年01月27日
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この試合はどう見ても三崎の反則であると、おもわれるが、マスメディアおよび大衆、試合の流れで、三崎が勝者となってしました。無抵抗状態で顔面に直接、脛で蹴り上げていた。みんなは勝者の山崎に喝采していたが、なんとも愚かしいことかと。興味本位で商業主義の危うさを感じるところです。しかし、秋山の今までの試合は、反則行為ではないが、同じような攻撃をして相手に与えなくてもよいダメージを与えていたので、自業自得です。両者とも、相手を思いやる気持ちが全くない。敵を思いやる精神が日本文化です。大晦日に開催された『やれんのか!大晦日!2007』の実行委員会より、同イベントで行われた三崎和雄(GRABAKA)VS秋山成勲(フリー)の一戦に関しての発表があった。 以下、リリース原文そのまま。2007年12月31日、さいたまスーパーアリーナにて開催いたしました『FieLDSやれんのか!大晦日!2007 Supported by M-1 GLOBAL』の、第5試合で行われました「三崎和雄×秋山成勲」の一戦に関してまして、皆様にご報告申し上げます。本戦は、1R8分12秒、三崎選手のKO勝ちと裁定が下っておりましたが、秋山選手サイドより「フィニッシュとなった顔面へのキックが、四点ポジション(グラウンド)状態であるにも関わらず蹴られたもので、『やれんのか!オフィシャルルール』にある、『四点ポイント状態において、グラウンドポジションのファイターへのスタンドポジションのファイターによる、膝から下の足部での顔面・頭部への蹴り及び踏みつけ等の攻撃は一切禁止とする』という部分に抵触するのではないか?」との抗議がありました。本抗議は、『やれんのか!オフィシャルルール』にある「裁定に不服のある場合は、試合後2週間以内に文章で提出する」というルールに則り提出されたものです。本抗議を受け、島田裕二ルールディレクターを中心に、やれんのか!競技陣が改めて試合映像をチェックし、検討・審議を重ねました。島田ルールディレクターの見解は、以下の通りです。「このたびの秋山選手からの抗議文に対しての競技統括としての見解を述べさせて頂きます。三崎選手の蹴りに対しては反則とも反則でないとも取れます。一連の攻撃の流れで起きた行為ですので、非常に判断が難しいと言わざるえません。しかし、ルール会議において選手及びセコンドには「本イベントは、旧PRIDEルールとは全く違う禁止行為のあるルールですので必ず気を付けてください、そして疑わしきは罰します」と通達していました。そうした意味においては選手サイドのルールの把握の乏しさも認識されます。これにより、三崎選手の明らかに四点ポジションにいる選手を蹴りに行く行為自体は、ルールに抵触していると判断せざるえません。つまりその行為自体がフィニッシュにつながり、一方の選手が試合続行不可能になったというケースは、私の経験値で言えば、1999年9月に行われた『マーク・ケアー×イゴール・ボブチャンチン』戦に、非常に近いケースであると思われます。よって今回は、ノーコンテストが適切ではないか、といのが競技陣の判断です。 今後はより一層、選手には疑わしい攻撃をしないという抑止力になればと思います。そして私も益々の精進をしてジャッジング向上をしていく所存です」との見解を受け、実行委員会で最終的な検討を行った結果、本試合の裁定は「ノーコンテスト」とさせていただきます。ただし、当試合を裁いた野口大輔レフェリーの「流れのなかでのフィニッシュ」という判断自体は、その時点での判断としては何ら瑕疵のないものとし、実行委員会として処分を問うものではありません。また本イベントは継続的なイベントではないため、これを受けて再試合を組むことを約束するものではありません。以上を持ちまして、本試合の最終結果とさせていただきます。 1月22日 格闘技WEBマガジンより
2008年01月22日
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福田内閣総理大臣施政方針演説では、この内閣は何がやりやりたいのか、よくわからない。小泉総理と違い、改革と言う言葉が一言もなかったようです。サブプライムローンの影響で日本株も引きずられるように、安値を続けている。本日は中国、インド株もサブプライムローンの影響で暴落!!日本株は外国人投資家が60%近くおり、日本株を動因しているようであるが、日本の改革に見切りをつけたのか、日本離れしている。とうとう日本株は12000円代の突入!!そして、原油高、物価高、年金問題、環境サミット、貧富の差など、今手を打たなければいけない問題が山積している。このままで、日本丸は大丈夫か。
2008年01月22日
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「鳴門産わかめ」で産地偽装徳島県は中国産や韓国産がまじったワカメの原料原産地を「鳴門産」と表示して販売したとして、鳴門市内の食品加工会社2社に、日本農林規格(JAS)法と景品表示法にもとづいて是正を指示した。県によると、「鳴門海藻食品」は鳴門産の塩蔵ワカメに中国産と韓国産がまじっていると知りながら、加工した製品に「鳴門産」と表示し、約111トンを販売。「吉田敏治商店」は鳴門産塩蔵ワカメに中国産を1~3割まぜた製品に「鳴門産」と表示、約58トンを販売した。1月22日 産経新聞
2008年01月22日
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クローン牛肉、牛乳は安全 米食品医薬品局が正式発表米食品医薬品局(FDA)は、クローン技術を使って生まれた牛、豚、ヤギとその子孫から生産した肉と乳製品について、通常の家畜と同様に食べても安全だとする最終報告書を正式発表した。生命倫理に反する、決定であり、短期間の臨床研究だけで安全といえるのだろうか?人間の遺伝子にえいきょうは?新種の病気はしんぱいは?FDAは以前から、クローン食品に特別な表示は必要ないとの姿勢で、将来、米国内でクローン牛などの流通が始まれば、日本に輸出される可能性も出てくる。しかし米メディアによると、クローン食品が実際に市場に出回るには数年はかかるとみられる。 米紙ワシントン・ポストによれば、報告書は千ページ近い膨大なもの。 クローン技術が使われた牛肉や牛乳、豚肉などの脂肪、タンパク質、ビタミン類などを検査した結果、値は通常のものと変わらなかったと結論付けた。また3カ月以上にわたって動物にこれらのクローン食品を与える実験を行ったが、動物に異常は見られなかったとしている。危ない生命操作食品「狂牛病」何が問題か!ゆらぐ食
2008年01月16日
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心筋梗塞は、高齢者の病気といわれていましたが、最近では中高年齢層も増え、年々、若年化傾向にあるように思います。この原因は欧米の食生活の影響だと思われます。これからは、和風を中心とした「食生活の習慣」の改善が大切になってくるでしょう。心筋梗塞心筋梗塞は、冠状動脈から枝分かれしている動脈が突然閉鎖して、心臓の筋肉に行き渡っている血液の流れが途中で絶え、心筋の一部が死んでしまう(心臓は壊死)こと。壊死の範囲が広がれば、心臓が機能をはたせなくなり、心不全となって突然死になることもあります。多くの場合は、冠状動脈が動脈硬化を起こして、そこに粥腫(アテローム)の病変が起きています。これは血管の中に脂肪が溜まり非常に細く狭くなった状態となります。そんな状態のとき、急に激しい運動、暖かいところから寒いところに出たり、突然のストレス・不安などを感じると、その狭くなった部分に血栓などがつまり血流が止まったりします。心筋梗塞の危険因子動脈硬化の原因である高齢化、コレステロール、中性脂肪が非常に高い高脂血栓、糖尿病、肥満、喫煙、運動不足、ストレス、高尿酸血栓(通風)などがあります。心筋梗塞の症状狭心症と同じく突然非常に激しい痛みにみまわれます。ただし狭心症と心筋梗塞では、痛みの持続時間が違います。痛みが5分くらいで治まれば比較的軽い狭心症が多く、それ以上長く続くような場合が心筋梗塞の疑いとなります。発作が起こったときの処置心筋梗塞は発作から1時間が救命できるか突然死となってしまうかの運命を左右します。・楽な姿勢をとる5分以上痛みが続いたり、めまいや失神をともなう場合には、すぐに救急車を呼ぶことが必要です。救急車を呼ぶときの対応・患者の名前、性別、年齢。・痛みの状況(いつから、どのあたりが)・発作は今回がはじめてなのか・患者の様子は・呼吸の状態・現地の住所(目立つ建物など)以上を知らせる。カボチャで血圧が下がった!専門医がやさしく教える心臓病ドクターズ・アイ 医者がすすめる専門医Vol.64 急性心筋梗塞【DVD】心臓病を治す生活読本
2008年01月15日
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生活習慣病に関する化学的なデターがでました。たばこを吸わず、運動し、酒を適度に飲み、野菜と果物を毎日食べるという4つの生活習慣を守ると、全く守らない場合に比べて14年間長生きできる勘定になると、英ケンブリッジ大などの研究チームが10日までに米医学誌プロス・メディシンに発表した。英国で約2万人を調査した結果で、健康に良い要因の相乗効果が明らかになったのは珍しいという。1月10日 時事通信より
2008年01月10日
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耳鳴り種類耳鳴りは、自覚的(主観的)耳鳴りと他覚的耳鳴り(実際に体から音がでている)の2つに分けられます。耳鳴りの大半は自分にしか聞こえない自覚的耳鳴りで、大部分は難聴などの耳の病気を伴って起こりますので、原因となる耳の病気を知ることが大切となります。他覚的耳鳴りは他人でも聞くことができる耳鳴りで、多くの場合は聴覚システムの障害によって起こります。脳や頸部の動静脈など主に血管性の病気・口の中や耳周辺の痙●などの病気によっておこります。症状耳鳴りの症状はたくさんあります。・いつごろから・どんどん悪くなっているのか・左右どちらの耳から・連続して聞こえるのか・低音性か高温性・音色・音の大きさ・気になる度合い・難聴は・自分の声が響くのか・外から聞こえるのか・耳が塞がっている症状は・長時間続くのか※高い音の耳鳴りは内耳や聴覚神経の疑い※低い音の耳鳴りは外耳や中耳の疑い※脈打つ感覚の耳鳴りは脳や血管、心臓病の異常の疑い治療耳鳴りが長時間続く場合には耳鼻咽喉科で診察して耳の病気の有無を検査する必要があります。検査は耳と鼻、咽頭の一般検査のほかに、聴力検査や耳のレントゲン検査や平衡感覚、CT、MRI、また耳鳴りの周波数や大きさなどを行います。※内耳か聴覚神経のいずれかに起因している場合は脳内に耳鳴りに関与するとも言われています。顎関節の位置によって耳鳴りがする場合は蝸牛とは無関係で大脳の1側性関与とさえています。原因耳鳴りは難聴に伴って起こることが大半です。外耳や中耳の伝音難聴は耳垢が詰まって耳垢栓塞(じこうせんそく)や耳の管が狭くな耳管狭窄症、耳に液体がたまる・性中耳炎などがあります。慢性難聴は治らなくても耳鳴りを小さくすることはできます。治療方法としては・内服治療(ビタミン剤、循環改善剤)・高気圧酸素療法・心理療法などがあります。めまい・耳鳴り改訂新版よくわかる耳鳴り・難聴・めまい耳鳴りが消えた!難聴が治った!耳鳴りを治すめまい・耳鳴り
2008年01月08日
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精神科通院する10代の若者が増えており、若者の事件を反映しているようである。ここ15年間は経済市場主義ですすんできたが、そのつけが、徐々にみえはじめたのか・・・。2008は日本の進む道を問われそうである。東京都品川区の戸越銀座商店街で5人が刃物で切り付けられた事件で、殺人未遂の現行犯で逮捕された同区の私立高校2年の少年(16)は数年前から精神科に通院していたという。10代の若者が精神科に掛かる数は増えている。「精神科の敷居が低くなってきている」と愛知淑徳大の古井景(ひかり)教授(精神医学)は説明する。 多くの子供たちが鬱(うつ)状態にあるというデータもある。北大の研究チームが昨年、小4~中1の738人を診断したところ、軽症も含め鬱病と診断されたのは全体の3・1%。“有病率”は中学1年では実に10・7%に達した。 古井教授は、家族や友人関係が希薄になりつつあることが背景にあると指摘する。「ストレスを吸収するサポート態勢がなくなり、精神科に丸投げされるようになった。(何らかの精神的な問題を抱えると)『ストレスで鬱だから』と精神科に掛かることがトレンドともいえる状況だ」 古井教授は「本来、精神科は脳の問題で薬を使うことが中心。鬱病の薬を出しておしまいということもありうる」と、悩みの“抜本解決”につながらない可能性も指摘している。1月7日 産経新聞より※最近大手新聞社のうちサンケイは哲学的な記事が多くて、面白い。
2008年01月07日
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東京都のゴミ事情:プラスチックは可燃物?東京都は最終処分場の限界のたいさくとしてプラスチックを可燃物として取り扱うようになる。※埋立地の限界!!え~~。プラスチックはリサイクルではないのかな?プラスチックを燃焼すると有毒ガス(ダイオキシン)が?東京都は環境よりも経済市場主義みたいです。日本の年間プラスチック量は508万t内訳は338万t(焼却)、85万t(リサイクル)えー!!分別しているプラスチックはリサイクルかとおもいきや、大半が焼却処理である。リサイクルはコストが高い、燃料が必要、輸送費、分別費の問題があり「リサイクル貧乏とか。ライフスタイルを変え企業、メーカ、民・官が一体でリサイクルシステムがないと環境は守れない。※環境立法をつくり政治家の強力なリーダーシップを。
2008年01月06日
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近年、メタボリックシンドロームに対する話題が大きく取り上げられています。メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪型肥満に加え、血糖値や血圧、血中脂肪などが通常の数値よりも高いことを意味しています。肥満、糖尿病、高血圧、高脂血症は、動脈硬化を起こす危険因子です。この4要素を併せてもっていますと動脈硬化が進行して心筋梗塞や脳梗塞を発症する危険性が高まり「死の4重奏」と言われています。しかし、糖尿病や高血圧などと診断されなくても、軽度の異常が重奏すると動脈硬化が進行して、心筋梗塞や脳梗塞の危険性が高まることが明らかになってきました。今までなら血圧が高かめ、糖尿病予備軍、太り気味といわれ、まだ病気でないとされたグレーゾンの人に対して腹囲が男性で85cm、女性90cm以上に加え、・空腹時:血糖値が110ml/dl以上・高血圧:中性脂肪150mg/dl以上、HDLコレステロール値40mg dl未満の一方または両方・高血圧:収縮期血圧130mmHg以上、拡張期血圧85mmHg以上の一方または両方※このうち2つ以上が内臓脂肪型肥満にプラスされた状態をメタボリックシンドロームと言われています。メタボリックシンドロームは生活習慣の改善が必要メタボリックシンドロームは内臓脂肪型肥満が原因となります。内臓脂肪が増加すると、インスリン抵抗性が起き血糖値が上昇したり、アディポネクチンという動脈硬化を防ぐホルモンが減少する遊離脂肪酸が流れ出し中性脂肪を増やす、アンジオテンシンノーゲンが分泌され血管を収縮し血圧を高めることにより、動脈硬化を進行させ、脳卒中、心筋梗塞、糖尿病の合併症などをもたらします。肥満、高血圧、高脂血症、糖尿病などは、生活習慣病となります。メタボリックシンドローム解消ハンドブック赤ちゃんから始める生活習慣病の予防抗肥満食品・素材の開発と応用展開メタボリックシンドロームと生活習慣病メタボリックシンドロームと循環器合併症こんなに怖い!高血圧名医が教える予防と治療メタボリックシンドロームを予防・改善する食事・運動・生活習慣解明が進むメタボリックシンドロームメタボリックシンドロームup to dateメタボリックシンドロームを予防・改善する食事・運動・生活習慣
2008年01月06日
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オーナーの山岸一雄さん(73)の健康問題で閉店していた大勝軒が開店した。 “つけめんの元祖”と言われ、昨年3月に惜しまれつつ閉店したラーメン店「東池袋 大勝軒」(東京都豊島区東池袋)が5日、旧店舗から約100メートル先に再オープンした。地元の人々に加え、全国から駆けつけたファンで開店前から長蛇の列。用意した約400食は約6時間で完売した。 オーナーの山岸一雄さん(73)の健康問題と、店が区画整理の対象となったことをきっかけに閉店していたが、その後、再開を待ち望む声が数百件以上届き、昨年夏ごろから準備を進めていた。昨年9月6日には、山岸さんが脳出血で倒れるアクシデントもあったが、奇跡的に回復。「味の監修役」として、この日も店先に立った。山岸さんは「40年、50年とこの味を守り続けてほしい」と話した。 1月6日 スポーツ報知よりつけ麺を考案した池袋「大勝軒」のもりそば大勝軒の生麺大勝軒のラーメン2人前入 グルメ2007大勝軒つけ麺お試しセット(割りスープ付)
2008年01月06日
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住民の被曝と恐ろしい差別 日本の原発は今までは放射能を一切出していませんと、何十年もウソをついてきた。でもそういうウソがつけなくなったのです。 原発にある高い排気塔からは、放射能が出ています。出ているんではなくて、出しているんですが、二四時間放射能を出していますから、その周辺に住んでいる人たちは、一日中、放射能をあびて被曝しているのです。 ある女性から手紙が来ました。二三歳です。便箋に涙の跡がにじんでいました。「東京で就職して恋愛し、結婚が決まって、結納も交わしました。ところが突然相手から婚約を解消されてしまったのです。相手の人は、君には何にも悪い所はない、自分も一緒になりたいと思っている。でも、親たちから、あなたが福井県の敦賀で十数年間育っている。原発の周辺では白血病の子どもが生まれる確率が高いという。白血病の孫の顔はふびんで見たくない。だから結婚するのはやめてくれ、といわれたからと。私が何か悪いことしましたか」と書いてありました。この娘さんに何の罪がありますか。こういう話が方々で起きています。 この話は原発現地の話ではない、東京で起きた話なんですよ、東京で。皆さんは、原発で働いていた男性と自分の娘とか、この女性のように、原発の近くで育った娘さんと自分の息子とかの結婚を心から喜べますか。若い人も、そういう人と恋愛するかも知れないですから、まったく人ごとではないんです。 こういう差別の話は、言えば差別になる。でも言わなければ分からないことなんです。原発に反対している人も、原発は事故や故障が怖いだけではない、こういうことが起きるから原発はいやなんだと言って欲しいと思います。原発は事故だけではなしに、人の心まで壊しているのですから。 私、子ども生んでも大丈夫ですか。たとえ電気がなくなってもいいから、私は原発はいやだ。 最後に、私自身が大変ショックを受けた話ですが、北海道の泊原発の隣の共和町で、教職員組合主催の講演をしていた時のお話をします。どこへ行っても、必ずこのお話はしています。あとの話は全部忘れてくださっても結構ですが、この話だけはぜひ覚えておいてください。 その講演会は夜の集まりでしたが、父母と教職員が半々くらいで、およそ三百人くらいの人が来ていました。その中には中学生や高校生もいました。原発は今の大人の問題ではない、私たち子どもの問題だからと聞きに来ていたのです。 話が一通り終わったので、私が質問はありませんかというと、中学二年の女の子が泣きながら手を挙げて、こういうことを言いました。 「今夜この会場に集まっている大人たちは、大ウソつきのええかっこしばっかりだ。私はその顔を見に来たんだ。どんな顔をして来ているのかと。今の大人たち、特にここにいる大人たちは農薬問題、ゴルフ場問題、原発問題、何かと言えば子どもたちのためにと言って、運動するふりばかりしている。私は泊原発のすぐ近くの共和町に住んで、二四時間被曝している。原子力発電所の周辺、イギリスのセラフィールドで白血病の子どもが生まれる確率が高いというのは、本を読んで知っている。私も女の子です。年頃になったら結婚もするでしょう。私、子ども生んでも大丈夫なんですか?」と、泣きながら三百人の大人たちに聞いているのです。でも、誰も答えてあげられない。 「原発がそんなに大変なものなら、今頃でなくて、なぜ最初に造るときに一生懸命反対してくれなかったのか。まして、ここに来ている大人たちは、二号機も造らせたじゃないのか。たとえ電気がなくなってもいいから、私は原発はいやだ」と。ちょうど、泊原発の二号機が試運転に入った時だったんです。 「何で、今になってこういう集会しているのか分からない。私が大人で子どもがいたら、命懸けで体を張ってでも原発を止めている」と言う。 「二基目が出来て、今までの倍私は放射能を浴びている。でも私は北海道から逃げない」って、泣きながら訴えました。 私が「そういう悩みをお母さんや先生に話したことがあるの」と聞きましたら、「この会場には先生やお母さんも来ている、でも、話したことはない」と言います。「女の子同志ではいつもその話をしている。結婚もできない、子どもも産めない」って。 担任の先生たちも、今の生徒たちがそういう悩みを抱えていることを少しも知らなかったそうです。 これは決して、原子力防災の八キロとか十キロの問題ではない、五十キロ、一〇〇キロ圏でそういうことがいっぱい起きているのです。そういう悩みを今の中学生、高校生が持っていることを絶えず知っていてほしいのです。 原発がある限り、安心できない みなさんには、ここまでのことから、原発がどんなものか分かってもらえたと思います。 チェルノブイリで原発の大事故が起きて、原発は怖いなーと思った人も多かったと思います。でも、「原発が止まったら、電気が無くなって困る」と、特に都会の人は原発から遠いですから、少々怖くても仕方がないと、そう考えている人は多いんじゃないでしょうか。 でも、それは国や電力会社が「原発は核の平和利用です」「日本の原発は絶対に事故を起こしません。安全だから安心しなさい」「日本には資源がないから、原発は絶対に必要なんですよ」と、大金をかけて宣伝をしている結果なんです。もんじゅの事故のように、本当のことはずーっと隠しています。 原発は確かに電気を作っています。しかし、私が二〇年間働いて、この目で見たり、この体で経験したことは、原発は働く人を絶対に被曝させなければ動かないものだということです。それに、原発を造るときから、地域の人達は賛成だ、反対だと割れて、心をズタズタにされる。出来たら出来たで、被曝させられ、何の罪もないのに差別されて苦しんでいるんです。 みなさんは、原発が事故を起こしたら怖いのは知っている。だったら、事故さえ起こさなければいいのか。平和利用なのかと。そうじゃないでしょう。私のような話、働く人が被曝して死んでいったり、地域の人が苦しんでいる限り、原発は平和利用なんかではないんです。それに、安全なことと安心だということは違うんです。原発がある限り安心できないのですから。 それから、今は電気を作っているように見えても、何万年も管理しなければならない核のゴミに、膨大な電気や石油がいるのです。それは、今作っている以上のエネルギーになることは間違いないんですよ。それに、その核のゴミや閉鎖した原発を管理するのは、私たちの子孫なのです。 そんな原発が、どうして平和利用だなんて言えますか。だから、私は何度も言いますが、原発は絶対に核の平和利用ではありません。 だから、私はお願いしたい。朝、必ず自分のお子さんの顔やお孫さんの顔をしっかりと見てほしいと。果たしてこのまま日本だけが原子力発電所をどんどん造って大丈夫なのかどうか、事故だけでなく、地震で壊れる心配もあって、このままでは本当に取り返しのつかないことが起きてしまうと。これをどうしても知って欲しいのです。 ですから、私はこれ以上原発を増やしてはいけない、原発の増設は絶対に反対だという信念でやっています。そして稼働している原発も、着実に止めなければならないと思っていあす。 出所先:「平井憲夫さん」
2008年01月04日
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「閉鎖」して、監視・管理 なぜ、原発は廃炉や解体ができないのでしょうか。それは、原発は水と蒸気で運転されているものなので、運転を止めてそのままに放置しておくと、すぐサビが来てボロボロになって、穴が開いて放射能が漏れてくるからです。原発は核燃料を入れて一回でも運転すると、放射能だらけになって、止めたままにしておくことも、廃炉、解体することもできないものになってしまうのです。 先進各国で、閉鎖した原発は数多くあります。廃炉、解体ができないので、みんな「閉鎖」なんです。閉鎖とは発電を止めて、核燃料を取り出しておくことですが、ここからが大変です。 放射能まみれになってしまった原発は、発電している時と同じように、水を入れて動かし続けなければなりません。水の圧力で配管が薄くなったり、部品の具合が悪くなったりしますから、定検もしてそういう所の補修をし、放射能が外に漏れださないようにしなければなりません。放射能が無くなるまで、発電しているときと同じように監視し、管理をし続けなければならないのです。 今、運転中が五一、建設中が三、全部で五四の原発が日本列島を取り巻いています。これ以上運転を続けると、余りにも危険な原発もいくつかあります。この他に大学や会社の研究用の原子炉もありますから、日本には今、小さいのは一〇〇キロワット、大きいのは一三五万キロワット、大小合わせて七六もの原子炉があることになります。 しかし、日本の電力会社が、電気を作らない、金儲けにならない閉鎖した原発を本気で監視し続けるか大変疑問です。それなのに、さらに、新規立地や増設を行おうとしています。その中には、東海地震のことで心配な浜岡に五機目の増設をしようとしていたり、福島ではサッカー場と引換えにした増設もあります。新設では新潟の巻町や三重の芦浜、山口の上関、石川の珠洲、青森の大間や東通などいくつもあります。それで、二〇一〇年には七〇~八〇基にしようと。実際、言葉は悪いですが、この国は狂っているとしか思えません。 これから先、必ずやってくる原発の閉鎖、これは本当に大変深刻な問題です。近い将来、閉鎖された原発が日本国中いたるところに出現する。これは不安というより、不気味です。ゾーとするのは、私だけでしょうか。 どうしようもない放射性廃棄物 それから、原発を運転すると必ず出る核のゴミ、毎日、出ています。低レベル放射性廃棄物、名前は低レベルですが、中にはこのドラム缶の側に五時間もいたら、致死量の被曝をするようなものもあります。そんなものが全国の原発で約八〇万本以上溜まっています。 日本が原発を始めてから一九六九年までは、どこの原発でも核のゴミはドラム缶に詰めて、近くの海に捨てていました。その頃はそれが当たり前だったのです。私が茨城県の東海原発にいた時、業者はドラム缶をトラックで運んでから、船に乗せて、千葉の沖に捨てに行っていました。 しかし、私が原発はちょっとおかしいぞと思ったのは、このことからでした。海に捨てたドラム缶は一年も経つと腐ってしまうのに、中の放射性のゴミはどうなるのだろうか、魚はどうなるのだろうかと思ったのがはじめでした。 現在は原発のゴミは、青森の六ケ所村へ持って行っています。全部で三百万本のドラム缶をこれから三百年間管理すると言っていますが、一体、三百年ももつドラム缶があるのか、廃棄物業者が三百年間も続くのかどうか。どうなりますか。 もう一つの高レベル廃棄物、これは使用済み核燃料を再処理してプルトニウムを取り出した後に残った放射性廃棄物です。日本はイギリスとフランスの会社に再処理を頼んでいます。去年(一九九五年)フランスから、二八本の高レベル廃棄物として返ってきました。これはどろどろの高レベル廃棄物をガラスと一緒に固めて、金属容器に入れたものです。この容器の側に二分間いると死んでしまうほどの放射線を出すそうですが、これを一時的に青森県の六ケ所村に置いて、三〇年から五〇年間くらい冷やし続け、その後、どこか他の場所に持って行って、地中深く埋める予定だといっていますが、予定地は全く決まっていません。余所の国でも計画だけはあっても、実際にこの高レベル廃棄物を処分した国はありません。みんな困っています。 原発自体についても、国は止めてから五年か十年間、密閉管理してから、粉々にくだいてドラム缶に入れて、原発の敷地内に埋めるなどとのんきなことを言っていますが、それでも一基で数万トンくらいの放射能まみれの廃材が出るんですよ。生活のゴミでさえ、捨てる所がないのに、一体どうしようというんでしょうか。とにかく日本中が核のゴミだらけになる事は目に見えています。早くなんとかしないといけないんじゃないでしょうか。それには一日も早く、原発を止めるしかなんですよ。 私が五年程前に、北海道で話をしていた時、「放射能のゴミを五〇年、三百年監視続ける」と言ったら、中学生の女の子が、手を挙げて、「お聞きしていいですか。今、廃棄物を五〇年、三百年監視するといいましたが、今の大人がするんですか? そうじゃないでしょう。次の私たちの世代、また、その次の世代がするんじゃないんですか。だけど、私たちはいやだ」と叫ぶように言いました。この子に返事の出来る大人はいますか。 それに、五〇年とか三百年とかいうと、それだけ経てばいいんだというふうに聞こえますが、そうじゃありません。原発が動いている限り、終わりのない永遠の五〇年であり、三百年だということです。 出所先:「平井憲夫さん」
2008年01月04日
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日本のプルトニウムがフランスの核兵器に? もんじゅに使われているプルトニウムは、日本がフランスに再処理を依頼して抽出したものです。再処理というのは、原発で燃やしてしまったウラン燃料の中に出来たプルトニウムを取り出すことですが、プルトニウムはそういうふうに人工的にしか作れないものです。 そのプルトニウムがもんじゅには約一・四トンも使われています。長崎の原爆は約八キロだったそうですが、一体、もんじゅのプルトニウムでどのくらいの原爆ができますか。それに、どんなに微量でも肺ガンを起こす猛毒物質です。半減期が二万四千年もあるので、永久に放射能を出し続けます。だから、その名前がプルートー、地獄の王という名前からつけられたように、プルトニウムはこの世で一番危険なものといわれるわけですよ。 しかし、日本のプルトニウムが去年(一九九五年)南太平洋でフランスが行った核実験に使われた可能性が大きいことを知っている人は、余りいません。フランスの再処理工場では、プルトニウムを作るのに核兵器用も原発用も区別がないのです。だから、日本のプルトニウムが、この時の核実験に使われてしまったことはほとんど間違いありません。 日本がこの核実験に反対をきっちり言えなかったのには、そういう理由があるからです。もし、日本政府が本気でフランスの核実験を止めさせたかったら、簡単だったのです。つまり、再処理の契約を止めればよかったんです。でも、それをしなかった。 日本とフランスの貿易額で二番目に多いのは、この再処理のお金なんですよ。国民はそんなことも知らないで、いくら「核実験に反対、反対」といっても仕方がないんじゃないでしょうか。それに、唯一の被爆国といいながら、日本のプルトニウムがタヒチの人々を被爆させ、きれいな海を放射能で汚してしまったに違いありません。 世界中が諦めたのに、日本だけはまだこんなもので電気を作ろうとしているんです。普通の原発で、ウランとプルトニウムを混ぜた燃料(MOX燃料)を燃やす、いわゆるプルサーマルをやろうとしています。しかし、これは非常に危険です。分かりやすくいうと、石油ストーブでガソリンを燃やすようなことなんです。原発の元々の設計がプルトニウムを燃すようになっていません。プルトニウムは核分裂の力がウランとはケタ違いに大きいんです。だから原爆の材料にしているわけですから。 いくら資源がない国だからといっても、あまりに酷すぎるんじゃないでしょうか。早く原発を止めて、プルトニウムを使うなんてことも止めなければ、あちこちで被曝者が増えていくばかりです。 日本には途中でやめる勇気がない 世界では原発の時代は終わりです。原発の先進国のアメリカでは、二月(一九九六年)に二〇一五年までに原発を半分にすると発表しました。それに、プルトニウムの研究も大統領命令で止めています。あんなに怖い物、研究さえ止めました。 もんじゅのようにプルトニウムを使う原発、高速増殖炉も、アメリカはもちろんイギリスもドイツも止めました。ドイツは出来上がったのを止めて、リゾートパークにしてしまいました。世界の国がプルトニウムで発電するのは不可能だと分かって止めたんです。日本政府も今度のもんじゅの事故で「失敗した」と思っているでしょう。でも、まだ止めない。これからもやると言っています。 どうして日本が止めないかというと、日本にはいったん決めたことを途中で止める勇気がないからで、この国が途中で止める勇気がないというのは非常に怖いです。みなさんもそんな例は山ほどご存じでしょう。 とにかく日本の原子力政策はいい加減なのです。日本は原発を始める時から、後のことは何にも考えていなかった。その内に何とかなるだろうと。そんないい加減なことでやってきたんです。そうやって何十年もたった。でも、廃棄物一つのことさえ、どうにもできないんです。 もう一つ、大変なことは、いままでは大学に原子力工学科があって、それなりに学生がいましたが、今は若い人たちが原子力から離れてしまい、東大をはじめほとんどの大学からなくなってしまいました。机の上で研究する大学生さえいなくなったのです。 また、日立と東芝にある原子力部門の人も三分の一に減って、コ・ジェネレーション(電気とお湯を同時に作る効率のよい発電設備)のガス・タービンの方へ行きました。メーカーでさえ、原子力はもう終わりだと思っているのです。 原子力局長をやっていた島村武久さんという人が退官して、『原子力談義』という本で、「日本政府がやっているのは、ただのつじつま合わせに過ぎない、電気が足りないのでも何でもない。あまりに無計画にウランとかプルトニウムを持ちすぎてしまったことが原因です。はっきりノーといわないから持たされてしまったのです。そして日本はそれらで核兵器を作るんじゃないかと世界の国々から見られる、その疑惑を否定するために核の平和利用、つまり、原発をもっともっと造ろうということになるのです」と書いていますが、これもこの国の姿なんです。 廃炉も解体も出来ない原発い 一九六六年に、日本で初めてイギリスから輸入した十六万キロワットの営業用原子炉が茨城県の東海村で稼動しました。その後はアメリカから輸入した原発で、途中で自前で造るようになりましたが、今では、この狭い日本に一三五万キロワットというような巨大な原発を含めて五一の原発が運転されています。 具体的な廃炉・解体や廃棄物のことなど考えないままに動かし始めた原発ですが、厚い鉄でできた原子炉も大量の放射能をあびるとボロボロになるんです。だから、最初、耐用年数は十年だと言っていて、十年で廃炉、解体する予定でいました。しかし、一九八一年に十年たった東京電力の福島原発の一号機で、当初考えていたような廃炉・解体が全然出来ないことが分かりました。このことは国会でも原子炉は核反応に耐えられないと、問題になりました。 この時、私も加わってこの原子炉の廃炉、解体についてどうするか、毎日のように、ああでもない、こうでもないと検討をしたのですが、放射能だらけの原発を無理やりに廃炉、解体しようとしても、造るときの何倍ものお金がかかることや、どうしても大量の被曝が避けられないことなど、どうしようもないことが分かったのです。原子炉のすぐ下の方では、決められた線量を守ろうとすると、たった十数秒くらいしかいられないんですから。 机の上では、何でもできますが、実際には人の手でやらなければならないのですから、とんでもない被曝を伴うわけです。ですから、放射能がゼロにならないと、何にもできないのです。放射能がある限り廃炉、解体は不可能なのです。人間にできなければロボットでという人もいます。でも、研究はしていますが、ロボットが放射能で狂ってしまって使えないのです。 結局、福島の原発では、廃炉にすることができないというので、原発を売り込んだアメリカのメーカーが自分の国から作業者を送り込み、日本では到底考えられない程の大量の被曝をさせて、原子炉の修理をしたのです。今でもその原発は動いています。 最初に耐用年数が十年といわれていた原発が、もう三〇年近く動いています。そんな原発が十一もある。くたびれてヨタヨタになっても動かし続けていて、私は心配でたまりません。 また、神奈川県の川崎にある武蔵工大の原子炉はたった一〇〇キロワットの研究炉ですが、これも放射能漏れを起こして止まっています。机上の計算では、修理に二〇億円、廃炉にするには六〇億円もかかるそうですが、大学の年間予算に相当するお金をかけても廃炉にはできないのです。まず停止して放射能がなくなるまで管理するしかないのです。 それが一〇〇万キロワットというような大きな原発ですと、本当にどうしようもありません。 出所先:「平井憲夫さん」
2008年01月04日
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だれが助けるのか また、東京電力の福島原発で現場作業員がグラインダーで額(ひたい)を切って、大怪我をしたことがありました。血が吹き出ていて、一刻を争う大怪我でしたから、直ぐに救急車を呼んで運び出しました。ところが、その怪我人は放射能まみれだったのです。でも、電力会社もあわてていたので、防護服を脱がせたり、体を洗ったりする除洗をしなかった。救急隊員にも放射能汚染の知識が全くなかったので、その怪我人は放射能の除洗をしないままに、病院に運ばれてしまったんです。だから、その怪我人を触った救急隊員が汚染される、救急車も汚染される、医者も看護婦さんも、その看護婦さんが触った他の患者さんも汚染される、その患者さんが外へ出て、また汚染が広がるというふうに、町中がパニックになるほどの大変な事態になってしまいました。みんなが大怪我をして出血のひどい人を何とか助けたいと思って必死だっただけで、放射能は全く見えませんから、その人が放射能で汚染されていることなんか、だれも気が付かなかったんですよ。 一人でもこんなに大変なんです。それが仮に大事故が起きて大勢の住民が放射能で汚染された時、一体どうなるのでしょうか。想像できますか。人ごとではないのです。この国の人、みんなの問題です。 びっくりした美浜原発細管破断事故! 皆さんが知らないのか、無関心なのか、日本の原発はびっくりするような大事故を度々起こしています。スリーマイル島とかチェルノブイリに匹敵する大事故です。一九八九年に、東京電力の福島第二原発で再循環ポンプがバラバラになった大事故も、世界で初めての事故でした。 そして、一九九一年二月に、関西電力の美浜原発で細管が破断した事故は、放射能を直接に大気中や海へ大量に放出した大事故でした。 チェルノブイリの事故の時には、私はあまり驚かなかったんですよ。原発を造っていて、そういう事故が必ず起こると分かっていましたから。だから、ああ、たまたまチェルノブイリで起きたと、たまたま日本ではなかったと思ったんです。しかし、美浜の事故の時はもうびっくりして、足がガクガクふるえて椅子から立ち上がれない程でした。 この事故はECCS(緊急炉心冷却装置)を手動で動かして原発を止めたという意味で、重大な事故だったんです。ECCSというのは、原発の安全を守るための最後の砦に当たります。これが効かなかったらお終りです。だから、ECCSを動かした美浜の事故というのは、一億数千万人の人を乗せたバスが高速道路を一〇〇キロのスピードで走っているのに、ブレーキもきかない、サイドブレーキもきかない、崖にぶつけてやっと止めたというような大事故だったんです。 原子炉の中の放射能を含んだ水が海へ流れ出て、炉が空焚きになる寸前だったのです。日本が誇る多重防護の安全弁が次々と効かなくて、あと〇・七秒でチェルノブイリになるところだった。それも、土曜日だったのですが、たまたまベテランの職員が来ていて、自動停止するはずが停止しなくて、その人がとっさの判断で手動で止めて、世界を巻き込むような大事故に至らなかったのです。日本中の人が、いや世界中の人が本当に運がよかったのですよ。 この事故は、二ミリくらいの細い配管についている触れ止め金具、何千本もある細管が振動で触れ合わないようにしてある金具が設計通りに入っていなかったのが原因でした。施工ミスです。そのことが二十年近い何回もの定検でも見つからなかったんですから、定検のいい加減さがばれた事故でもあった。入らなければ切って捨てる、合わなければ引っ張るという、設計者がまさかと思うようなことが、現場では当たり前に行われているということが分かった事故でもあったんです。 もんじゅの大事故 去年(一九九五年)の十二月八日に、福井県の敦賀にある動燃(動力炉・核燃料開発事業団)のもんじゅでナトリウム漏れの大事故を起こしました。もんじゅの事故はこれが初めてではなく、それまでにも度々事故を起こしていて、私は建設中に六回も呼ばれて行きました。というのは、所長とか監督とか職人とか、元の部下だった人たちがもんじゅの担当もしているので、何か困ったことがあると私を呼ぶんですね。もう会社を辞めていましたが、原発だけは事故が起きたら取り返しがつきませんから、放っては置けないので行くのです。 ある時、電話がかかって、「配管がどうしても合わないから来てくれ」という。行って見ますと、特別に作った配管も既製品の配管もすべて図面どおり、寸法通りになっている。でも、合わない。どうして合わないのか、いろいろ考えましたが、なかなか分からなかった。一晩考えてようやく分かりました。もんじゅは、日立、東芝、三菱、富士電機などの寄せ集めのメーカーで造ったもので、それぞれの会社の設計基準が違っていたのです。 図面を引くときに、私が居た日立は〇・五mm切り捨て、東芝と三菱は〇・五mm切上げ、日本原研は〇・五mm切下げなんです。たった〇・五mmですが、百カ所も集まると大変な違いになるのです。だから、数字も線も合っているのに合わなかったのですね。 これではダメだということで、みんな作り直させました。何しろ国の威信がかかっていますから、お金は掛けるんです。 どうしてそういうことになるかというと、それぞれのノウ・ハウ、企業秘密ということがあって、全体で話し合いをして、この〇・五mmについて、切り上げるか、切り下げるか、どちらかに統一しようというような話し合いをしていなかったのです。今回のもんじゅの事故の原因となった温度センサーにしても、メーカー同士での話し合いもされていなかったんではないでしょうか。 どんなプラントの配管にも、あのような温度計がついていますが、私はあんなに長いのは見たことがありません。おそらく施工した時に危ないと分かっていた人がいたはずなんですね。でも、よその会社のことだからほっとけばいい、自分の会社の責任ではないと。 動燃自体が電力会社からの出向で出来た寄せ集めですが、メーカーも寄せ集めなんです。これでは事故は起こるべくして起こる、事故が起きないほうが不思議なんで、起こって当たり前なんです。 しかし、こんな重大事故でも、国は「事故」と言いません。美浜原発の大事故の時と同じように「事象があった」と言っていました。私は事故の後、直ぐに福井県の議会から呼ばれて行きました。あそこには十五基も原発がありますが、誘致したのは自民党の議員さんなんですね。だから、私はそういう人に何時も、「事故が起きたらあなた方のせいだよ、反対していた人には責任はないよ」と言ってきました。この度、その議員さんたちに呼ばれたのです。「今回は腹を据えて動燃とケンカする、どうしたらよいか教えてほしい」と相談を受けたのです。 それで、私がまず最初に言ったことは、「これは事故なんです、事故。事象というような言葉に誤魔化されちゃあだめだよ」と言いました。県議会で動燃が「今回の事象は……」と説明を始めたら、「事故だろ! 事故!」と議員が叫んでいたのが、テレビで写っていましたが、あれも、黙っていたら、軽い「事象」ということにされていたんです。地元の人たちだけではなく、私たちも、向こうの言う「事象」というような軽い言葉に誤魔化されてはいけないんです。 普通の人にとって、「事故」というのと「事象」というのとでは、とらえ方がまったく違います。この国が事故を事象などと言い換えるような姑息なことをしているので、日本人には原発の事故の危機感がほとんどないのです。 日本のプルトニウムがフランスの核兵器に? もんじゅに使われているプルトニウムは、日本がフランスに再処理を依頼して抽出したものです。再処理というのは、原発で燃やしてしまったウラン燃料の中に出来たプルトニウムを取り出すことですが、プルトニウムはそういうふうに人工的にしか作れないものです。 そのプルトニウムがもんじゅには約一・四トンも使われています。長崎の原爆は約八キロだったそうですが、一体、もんじゅのプルトニウムでどのくらいの原爆ができますか。それに、どんなに微量でも肺ガンを起こす猛毒物質です。半減期が二万四千年もあるので、永久に放射能を出し続けます。だから、その名前がプルートー、地獄の王という名前からつけられたように、プルトニウムはこの世で一番危険なものといわれるわけですよ。 しかし、日本のプルトニウムが去年(一九九五年)南太平洋でフランスが行った核実験に使われた可能性が大きいことを知っている人は、余りいません。フランスの再処理工場では、プルトニウムを作るのに核兵器用も原発用も区別がないのです。だから、日本のプルトニウムが、この時の核実験に使われてしまったことはほとんど間違いありません。 日本がこの核実験に反対をきっちり言えなかったのには、そういう理由があるからです。もし、日本政府が本気でフランスの核実験を止めさせたかったら、簡単だったのです。つまり、再処理の契約を止めればよかったんです。でも、それをしなかった。 日本とフランスの貿易額で二番目に多いのは、この再処理のお金なんですよ。国民はそんなことも知らないで、いくら「核実験に反対、反対」といっても仕方がないんじゃないでしょうか。それに、唯一の被爆国といいながら、日本のプルトニウムがタヒチの人々を被爆させ、きれいな海を放射能で汚してしまったに違いありません。 世界中が諦めたのに、日本だけはまだこんなもので電気を作ろうとしているんです。普通の原発で、ウランとプルトニウムを混ぜた燃料(MOX燃料)を燃やす、いわゆるプルサーマルをやろうとしています。しかし、これは非常に危険です。分かりやすくいうと、石油ストーブでガソリンを燃やすようなことなんです。原発の元々の設計がプルトニウムを燃すようになっていません。プルトニウムは核分裂の力がウランとはケタ違いに大きいんです。だから原爆の材料にしているわけですから。 いくら資源がない国だからといっても、あまりに酷すぎるんじゃないでしょうか。早く原発を止めて、プルトニウムを使うなんてことも止めなければ、あちこちで被曝者が増えていくばかりです。 出所先:「平井憲夫さん」
2008年01月04日
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脱原発論、原発を知る定期点検工事も素人が原発は1年くらい運転すると、必ず止めて検査をすることになっていて、定期検査、定検といっています。原子炉には70気圧とか、150気圧とかいうものすごい圧力がかけられていて、配管の中には水が、水といっても300℃もある熱湯ですが、水や水蒸気がすごい勢いで通っていますから、配管の厚さが半分くらいに薄くなってしまう所もあるのです。そういう配管とかバルブとかを、定検でどうしても取り替えなくてはならないのですが、この作業に必ず被曝が伴うわけです。 原発は一回動かすと、中は放射能、放射線でいっぱいになりますから、その中で人間が放射線を浴びながら働いているのです。そういう現場へ行くのには、自分の服を全部脱いで、防護服に着替えて入ります。防護服というと、放射能から体を守る服のように聞こえますが、そうではないんですよ。放射線の量を計るアラームメーターは防護服の中のチョッキに付けているんですから。つまり、防護服は放射能を外に持ち出さないための単なる作業着です。作業している人を放射能から守るものではないのです。だから、作業が終わって外に出る時には、パンツー枚になって、被曝していないかどうか検査をするんです。体の表面に放射能がついている、いわゆる外部被曝ですと、シャワーで洗うと大体流せますから、放射能がゼロになるまで徹底的に洗ってから、やっと出られます。 また、安全靴といって、備付けの靴に履き替えますが、この靴もサイズが自分の足にきちっと合うものはありませんから、大事な働く足元がちゃんと定まりません。それに放射能を吸わないように全面マスクを付けたりします。そういうかっこうで現場に入り、放射能の心配をしながら働くわけですから、実際、原発の中ではいい仕事は絶対に出来ません。普通の職場とはまったく違うのです。 そういう仕事をする人が95%以上まるっきりの素人です。お百姓や漁師の人が自分の仕事が暇な冬場などにやります。言葉は悪いのですが、いわゆる出稼ぎの人です。そういう経験のない人が、怖さを全く知らないで作業をするわけです。 例えば、ボルトをネジで締める作業をするとき、「対角線に締めなさい、締めないと漏れるよ」と教えますが、作業する現場は放射線管理区域ですから、放射能がいっぱいあって最悪な所です。作業現場に入る時はアラームメーターをつけて入りますが、現場は場所によって放射線の量が違いますから、作業の出来る時間が違います。分刻みです。 現場に入る前にその日の作業と時間、時間というのは、その日に浴びてよい放射能の量で時間が決まるわけですが、その現場が20分間作業ができる所だとすると、20分経つとアラ-ムメーターが鳴るようにしてある。だから、「アラームメーターが鳴ったら現場から出なさいよ」と指示します。でも現場には時計がありません。時計を持って入ると、時計が放射能で汚染されますから腹時計です。そうやって、現場に行きます。 そこでは、ボルトをネジで締めながら、もう10分は過ぎたかな、15分は過ぎたかなと、頭はそっちの方にばかり行きます。アラームメーターが鳴るのが怖いですから。アラームメーターというのはビーッととんでもない音がしますので、初めての人はその音が鳴ると、顔から血の気が引くくらい怖いものです。これは経験した者でないと分かりません。ビーッと鳴ると、レントゲンなら何十枚もいっぺんに写したくらいの放射線の量に当たります。ですからネジを対角線に締めなさいと言っても、言われた通りには出来なくて、ただ締めればいいと、どうしてもいい加滅になってしまうのです。すると、どうなりますか。 放射能垂れ流しの海冬に定検工事をすることが多いのですが、定検が終わると、海に放射能を含んだ水が何十トンも流れてしまうのです。はっきり言って、今、日本列島で取れる魚で、安心して食べられる魚はほとんどありません。日本の海が放射能で汚染されてしまっているのです。 海に放射能で汚れた水をたれ流すのは、定検の時だけではありません。原発はすごい熱を出すので、日本では海水で冷やして、その水を海に捨てていますが、これが放射能を含んだ温排水で、一分間に何十トンにもなります。 原発の事故があっても、県などがあわてて安全宣言を出しますし、電力会社はそれ以上に隠そうとします。それに、国民もほとんど無関心ですから、日本の海は汚れっぱなしです。 防護服には放射性物質がいっぱいついていますから、それを最初は水洗いして、全部海に流しています。排水口で放射線の量を計ると、すごい量です。こういう所で魚の養殖をしています。安全な食べ物を求めている人たちは、こういうことも知って、原発にもっと関心をもって欲しいものです。このままでは、放射能に汚染されていないものを選べなくなると思いますよ。 数年前の石川県の志賀原発の差止め裁判の報告会で、八十歳近い行商をしているおばあさんが、こんな話をしました。「私はいままで原発のことを知らなかった。今日、昆布とわかめをお得意さんに持っていったら、そこの若奥さんに「悪いけどもう買えないよ、今日で終わりね、志賀原発が運転に入ったから」って言われた。原発のことは何も分からないけど、初めて実感として原発のことが分かった。どうしたらいいのか」って途方にくれていました。みなさんの知らないところで、日本の海が放射能で汚染され続けています。 内部被爆が一番怖い原発の建屋の中は、全部の物が放射性物質に変わってきます。物がすべて放射性物質になって、放射線を出すようになるのです。どんなに厚い鉄でも放射線が突き抜けるからです。体の外から浴びる外部被曝も怖いですが、一番怖いのは内部被曝です。 ホコリ、どこにでもあるチリとかホコリ。原発の中ではこのホコリが放射能をあびて放射性物質となって飛んでいます。この放射能をおびたホコリが口や鼻から入ると、それが内部被曝になります。原発の作業では片付けや掃除で一番内部被曝をしますが、この体の中から放射線を浴びる内部被曝の方が外部被曝よりもずっと危険なのです。体の中から直接放射線を浴びるわけですから。 体の中に入った放射能は、通常は、三日くらいで汗や小便と一緒に出てしまいますが、三日なら三日、放射能を体の中に置いたままになります。また、体から出るといっても、人間が勝手に決めた基準ですから、決してゼロにはなりません。これが非常に怖いのです。どんなに微量でも、体の中に蓄積されていきますから。 原発を見学した人なら分かると思いますが、一般の人が見学できるところは、とてもきれいにしてあって、職員も「きれいでしょう」と自慢そうに言っていますが、それは当たり前なのです。きれいにしておかないと放射能のホコリが飛んで危険ですから。 私はその内部被曝を百回以上もして、癌になってしまいました。癌の宣告を受けたとき、本当に死ぬのが怖くて怖くてどうしようかと考えました。でも、私の母が何時も言っていたのですが、「死ぬより大きいことはないよ」と。じゃ死ぬ前になにかやろうと。原発のことで、私が知っていることをすべて明るみに出そうと思ったのです。 普通の職場環境とは全く違う放射能というのは蓄積します。いくら徴量でも十年なら十年分が蓄積します。これが怖いのです。日本の放射線管理というのは、年間50ミリシーベルトを守ればいい、それを越えなければいいという姿勢です。 例えば、定検工事ですと三ケ月くらいかかりますから、それで割ると一日分が出ます。でも、放射線量が高いところですと、一日に五分から七分間しか作業が出来ないところもあります。しかし、それでは全く仕事になりませんから、三日分とか、一週間分をいっぺんに浴びせながら作業をさせるのです。これは絶対にやってはいけない方法ですが、そうやって10分間なり20分間なりの作業ができるのです。そんなことをすると白血病とかガンになると知ってくれていると、まだいいのですが……。電力会社はこういうことを一切教えません。 稼動中の原発で、機械に付いている大きなネジが一本緩んだことがありました。動いている原発は放射能の量が物凄いですから、その一本のネジを締めるのに働く人三十人を用意しました。一列に並んで、ヨーイドンで七メートルくらい先にあるネジまで走って行きます。行って、一、二、三と数えるくらいで、もうアラームメーターがビーッと鳴る。中には走って行って、ネジを締めるスパナはどこにあるんだ?といったら、もう終わりの人もいる。ネジをたった一山、二山、三山締めるだけで百六十人分、金額で四百万円くらいかかりました。 なぜ、原発を止めて修理しないのかと疑問に思われるかもしれませんが、原発を一日止めると、何億円もの損になりますから、電力会社は出来るだけ止めないのです。放射能というのは非常に危険なものですが、企業というものは、人の命よりもお金なのです。 「絶対安全」だと五時間の洗脳教育原発など、放射能のある職場で働く人を放射線従事者といいます。日本の放射線従事者は今までに約二七万人ですが、そのほとんどが原発作業者です。今も九万人くらいの人が原発で働いています。その人たちが年一回行われる原発の定検工事などを、毎日、毎日、被曝しながら支えているのです。 原発で初めて働く作業者に対し、放射線管理教育を約五時間かけて行います。この教育の最大の目的は、不安の解消のためです。原発が危険だとは一切教えません。国の被曝線量で管理しているので、絶対大丈夫なので安心して働きなさい、世間で原発反対の人たちが、放射能でガンや白血病に冒されると言っているが、あれは“マッカナ、オオウソ”である、国が決めたことを守っていれば絶対に大丈夫だと、五時間かけて洗脳します。 こういう「原発安全」の洗脳を、電力会社は地域の人にも行っています。有名人を呼んで講演会を開いたり、文化サークルで料理教室をしたり、カラー印刷の立派なチラシを新聞折り込みしたりして。だから、事故があって、ちょっと不安に思ったとしても、そういう安全宣伝にすぐに洗脳されてしまって、「原発がなくなったら、電気がなくなって困る」と思い込むようになるのです。 私自身が二〇年近く、現場の責任者として、働く人にオウムの麻原以上のマインド・コントロール、「洗脳教育」をやって来ました。何人殺したかわかりません。みなさんから現場で働く人は不安に思っていないのかとよく聞かれますが、放射能の危険や被曝のことは一切知らされていませんから、不安だとは大半の人は思っていません。体の具合が悪くなっても、それが原発のせいだとは全然考えもしないのです。作業者全員が毎日被曝をする。それをいかに本人や外部に知られないように処理するかが責任者の仕事です。本人や外部に被曝の問題が漏れるようでは、現場責任者は失格なのです。これが原発の現場です。 私はこのような仕事を長くやっていて、毎日がいたたまれない日も多く、夜は酒の力をかり、酒量が日毎に増していきました。そうした自分自身に、問いかけることも多くなっていました。一体なんのために、誰のために、このようなウソの毎日を過ごさねばならないのかと。気がついたら、二〇年の原発労働で、私の体も被曝でぼろぼろになっていました。 出所先:「平井憲夫さん」
2008年01月04日
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脱原発論、原発を知る「安全」は机上の話去年(一九九五年)の一月一七日に阪神大震災が起きて、国民の中から「地震で原発が壊れたりしないか」という不安の声が高くなりました。原発は地震で本当に大丈夫か、と。しかし、決して大丈夫ではありません。国や電力会社は、耐震設計を考え、固い岩盤の上に建設されているので安全だと強調していますが、これは机上の話です。 この地震の次の日、私は神戸に行ってみて、余りにも原発との共通点の多さに、改めて考えさせられました。まさか、新幹線の線路が落下したり、高速道路が横倒しになるとは、それまで国民のだれ1人考えてもみなかったと思います。 世間一般に、原発や新幹線、高速道路などは官庁検査によって、きびしい検査が行われていると思われています。しかし、新幹線の橋脚部のコンクリートの中には型枠の木片が入っていたし、高速道路の支柱の鉄骨の溶接は溶け込み不良でした。一見、溶接がされているように見えていても、溶接そのものがなされていなくて、溶接部が全部はずれてしまっていました。 なぜ、このような事が起きてしまったのでしょうか。その根本は、余りにも机上の設計ばかりに重点を置いていて、現場の施工、管理を怠ったためです。それが直接の原因ではなくても、このような事故が起きてしまうのです。 素人が造る原発 原発でも、原子炉の中に針金が入っていたり、配管の中に道具や工具を入れたまま配管をつないでしまったり、いわゆる人が間違える事故、ヒューマンエラーがあまりにも多すぎます。それは現場にブロの職人が少なく、いくら設計が立派でも、設計通りには造られていないからです。机上の設計の議論は、最高の技量を持った職人が施工することが絶対条件です。しかし、原発を造る人がどんな技量を持った人であるのか、現場がどうなっているのかという議論は1度もされたことがありません。 原発にしろ、建設現場にしろ、作業者から検査官まで総素人によって造られているのが現実ですから、原発や新幹線、高速道路がいつ大事故を起こしても、不思議ではないのです。 日本の原発の設計も優秀で、二重、三重に多重防護されていて、どこかで故障が起きるとちゃんと止まるようになっています。しかし、これは設計の段階までです。施工、造る段階でおかしくなってしまっているのです。 仮に、自分の家を建てる時に、立派な一級建築士に設計をしてもらっても、大工や左官屋の腕が悪かったら、雨漏りはする、建具は合わなくなったりしますが、残念ながら、これが日本の原発なのです。 ひとむかし前までは、現場作業には、棒心(ぼうしん)と呼ばれる職人、現場の若い監督以上の経験を積んだ職人が班長として必ずいました。職人は自分の仕事にプライドを持っていて、事故や手抜きは恥だと考えていましたし、事故の恐ろしさもよく知っていました。それが十年くらい前から、現場に職人がいなくなりました。全くの素人を経験不問という形で募集しています。素人の人は事故の怖さを知らない、なにが不正工事やら手抜きかも、全く知らないで作業しています。それが今の原発の実情です。 例えば、東京電力の福島原発では、針金を原子炉の中に落としたまま運転していて、1歩間違えば、世界中を巻き込むような大事故になっていたところでした。本人は針金を落としたことは知っていたのに、それがどれだけの大事故につながるかの認識は全然なかったのです。そういう意味では老朽化した原発も危ないのですが、新しい原発も素人が造るという意味で危ないのは同じです。 現場に職人が少なくなってから、素人でも造れるように、工事がマニュアル化されるようになりました。マニュアル化というのは図面を見て作るのではなく、工場である程度組み立てた物を持ってきて、現場で1番と1番、2番と2番というように、ただ積木を積み重ねるようにして合わせていくんです。そうすると、今、自分が何をしているのか、どれほど重要なことをしているのか、全く分からないままに造っていくことになるのです。こういうことも、事故や故障がひんぱんに起こるようになった原因のひとつです。 また、原発には放射能の被曝の問題があって後継者を育てることが出来ない職場なのです。原発の作業現場は暗くて暑いし、防護マスクも付けていて、互いに話をすることも出来ないような所ですから、身振り手振りなんです。これではちゃんとした技術を教えることができません。それに、いわゆる腕のいい人ほど、年問の許容線量を先に使ってしまって、中に入れなくなります。だから、よけいに素人でもいいということになってしまうんです。 また、例えば、溶接の職人ですと、目がやられます。30歳すぎたらもうだめで、細かい仕事が出来なくなります。そうすると、細かい仕事が多い石油プラントなどでは使いものになりませんから、だったら、まあ、日当が安くても、原発の方にでも行こうかなあということになります。 皆さんは何か勘違いしていて、原発というのはとても技術的に高度なものだと思い込んでいるかも知れないけれど、そんな高級なものではないのです。 ですから、素人が造る原発ということで、原発はこれから先、本当にどうしようもなくなってきます。 名ばかりの検査・検査官 原発を造る職人がいなくなっても、検査をきっちりやればいいという人がいます。しかし、その検査体制が問題なのです。出来上がったものを見るのが日本の検査ですから、それではダメなのです。検査は施工の過程を見ることが重要なのです。 検査官が溶接なら溶接を、「そうではない。よく見ていなさい。このようにするんだ」と自分でやって見せる技量がないと本当の検査にはなりません。そういう技量の無い検査官にまともな検査が出来るわけがないのです。メーカーや施主の説明を聞き、書類さえ整っていれば合格とする、これが今の官庁検査の実態です。 原発の事故があまりにもひんぱんに起き出したころに、運転管理専門官を各原発に置くことが閣議で決まりました。原発の新設や定検(定期検査)のあとの運転の許可を出す役人です。私もその役人が素人だとは知っていましたが、ここまでひどいとは知らなかったです。 というのは、水戸で講演をしていた時、会場から「実は恥ずかしいんですが、まるっきり素人です」と、科技庁(科学技術庁)の者だとはっきり名乗って発言した人がいました。その人は「自分たちの職場の職員は、被曝するから絶対に現場に出さなかった。折から行政改革で農水省の役人が余っているというので、昨日まで養蚕の指導をしていた人やハマチ養殖の指導をしていた人を、次の日には専門検査官として赴任させた。そういう何にも知らない人が原発の専門検査官として運転許可を出した。美浜原発にいた専門官は三か月前までは、お米の検査をしていた人だった」と、その人たちの実名を挙げて話してくれました。このようにまったくの素人が出す原発の運転許可を信用できますか。 東京電力の福島原発で、緊急炉心冷却装置(ECCS)が作動した大事故が起きたとき、読売新聞が「現地専門官カヤの外」と報道していましたが、その人は、自分の担当している原発で大事故が起きたことを、次の日の新聞で知ったのです。なぜ、専門官が何も知らなかったのか。それは、電力会社の人は専門官がまったくの素人であることを知っていますから、火事場のような騒ぎの中で、子どもに教えるように、いちいち説明する時間がなかったので、その人を現場にも入れないで放って置いたのです。だから何も知らなかったのです。 そんないい加減な人の下に原子力検査協会の人がいます。この人がどんな人かというと、この協会は通産省を定年退職した人の天下り先ですから、全然畑違いの人です。この人が原発の工事のあらゆる検査の権限を持っていて、この人の0Kが出ないと仕事が進まないのですが、検査のことはなにも知りません。ですから、検査と言ってもただ見に行くだけです。けれども大変な権限を持っています。この協会の下に電力会社があり、その下に原子炉メーカーの日立・東芝・三菱の三社があります。私は日立にいましたが、このメーカーの下に工事会社があるんです。つまり、メーカーから上も素人、その下の工事会社もほとんど素人ということになります。だから、原発の事故のことも電力会社ではなく、メー力-でないと、詳しいことは分からないのです。 私は現役のころも、辞めてからも、ずっと言っていますが、天下りや特殊法人ではなく、本当の第三者的な機関、通産省は原発を推進しているところですから、そういう所と全く関係のない機関を作って、その機関が検査をする。そして、検査官は配管のことなど経験を積んだ人、現場のたたき上げの職人が検査と指導を行えば、溶接の不具合や手抜き工事も見抜けるからと、一生懸命に言ってきましたが、いまだに何も変わっていません。このように、日本の原発行政は、余りにも無責任でお粗末なものなんです。 いいかげんな原発の耐震設計 阪神大震災後に、慌ただしく日本中の原発の耐震設計を見直して、その結果を九月に発表しましたが、「どの原発も、どんな地震が起きても大丈夫」というあきれたものでした。私が関わった限り、初めのころの原発では、地震のことなど真面目に考えていなかったのです。それを新しいのも古いのも一緒くたにして、大丈夫だなんて、とんでもないことです。1993年に、女川原発の一号機が震度4くらいの地震で出力が急上昇して、自動停止したことがありましたが、この事故は大変な事故でした。なぜ大変だったかというと、この原発では、1984年に震度5で止まるような工事をしているのですが、それが震度5ではないのに止まったんです。わかりやすく言うと、高速道路を運転中、ブレーキを踏まないのに、突然、急ブレーキがかかって止まったと同じことなんです。これは、東北電力が言うように、止まったからよかった、というような簡単なことではありません。5で止まるように設計されているものが4で止まったということは、5では止まらない可能性もあるということなんです。つまり、いろんなことが設計通りにいかないということの現れなんです。 こういう地震で異常な止まり方をした原発は、1987年に福島原発でも起きていますが、同じ型の原発が全国で10もあります。これは地震と原発のことを考えるとき、非常に恐ろしいことではないでしょうか。 出所先:「平井憲夫さん」
2008年01月04日
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授業で10分「クモ歩き」「カニ走り」、児童の体力も向上以前、幼児期にグランではだしで運動すると風邪をひかないないという報道があり、話題になりなんとなく医学的に根拠がありそうで理解できるが、どうして、「クモ歩き」「カニ走り」なのでしょうか?根拠が知りたい。運動すると間違いなく、体力は向上するとおもうが、もっと科学的に10分と言わず30分位は授業に取り入れては(体育の時間以外)「健全な肉体に健全な精神が宿る」またその逆もしかり!福島県教委と福島大学が共同開発した小学生向け体力向上プログラムが好評だ。 県内の全公立小学校で体育の授業に10分間取り入れ、児童の75%が「運動が上手にできるようになった」と答え、「運動が楽しくなった」という声も聞かれる。 小学生の体力低下が指摘されているのを受けて、小川宏・准教授(体育哲学)ら福島大の研究者3人と小学校教師7人が考案した。普段あまり使わない筋肉を使うのと、上手か下手かは関係なく、全員が同じ運動量になるよう工夫されているのが特徴だ。 あおむけになって両手足で歩く「クモ歩き」、横向きに走る「カニ走り」、ボールの「壁当て」など運動は約30種類で、低・中・高学年ごとに組み合わせる。7校で試験導入後、一昨年9月から県内535校に広げた。 同大は導入1年を機に全校の体育主任らと5、6年生の一部計約1900人にアンケートをし、先月まとめた。教師の95%は「体力・運動能力が向上した」などと効果を認め、児童からも「足が速くなった」「疲れにくくなった」などの声が寄せられた。県教委は体力測定の結果から、今春にも効果を数値で検証する。 小川准教授は「体作りをすれば、運動が楽しくなるという効果が出ている」と話し、文部科学省スポーツ・青少年局企画・体育課も「体力向上目的の運動を全県で毎回の授業に取り入れているのは珍しい」としている。(2008年1月4日 読売新聞より)
2008年01月04日
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【正論】新しい年へ 大阪大学名誉教授・加地伸行 「徳育」あってこそ国は幸せ社会問題の根っこは道徳(生き方)、徳育!今年は特に「徳育」が求められそうです。■順法だけでは道義心の再興はない ≪諸課題の根底にあるもの≫ 謹賀新年。 年頭とあれば、雄大にして深遠な、未来への希望を語るのがふつうであろう。しかし、私は足元について語りたい。日本人の足が地に着いていないからである。「道は爾(ちか)きに在り。而(しか)るに諸(これ)(道を指す)を遠きに求む」(『孟子』離婁上篇) 昨年、私が経験したことから言おう。拙著が10年もかかって苦心して独自に訳したことばを、いとも簡単に剽窃(ひょうせつ)した者がいた。私はそれを指摘し批判した(昨年12月4日付本紙文化欄、大阪版は22日付夕刊)。 その者は、あろうことか、研究・教育を担う国立大学教授である。情けない。 これはほんの一例。今日の日本の最大課題は、国防でも社会保障(年金問題も含めて)でも経済活性化でも国会停滞でも石油高騰でもその他いかなる問題でもなく、ただ一点、諸課題の根底にある「道義」の確立である。それによってほとんどの問題は解決できるのではないか。 もちろん、道義の頽廃(たいはい)は今に始まったことではない。有史以来、心ある人々はこの問題を真剣に説き、その回復への提案をしてきた。遠まわりのように見えるが、その方法の一つが道徳教育であったことは言うまでもない。 そうした道徳教育の有効性がなかなか見えにくいのは事実である。しかし、有効性を問うことなく、道徳教育への努力が東西の歴史上、行われてきた。現代のわれわれもまたそれを行うべきである。 ただし、その方法や目標については、常に具体的に提案しなくてはならない。道義の回復を唱える単なる精神論では説得力がない。 約10年前から、私は大阪府人権施策推進審議会の委員を務めている。その一回目の出席において、私はこう発言した。「これまでの人権教育はまちがっていた」と。事務局、陪席者、傍聴者等を含めて50人はいたであろう満場が、しんと静まりかえった。息を呑んだ感じであった。そのような発言をした委員はいなかったからである。 ≪人権を知るための基礎≫ 私は続けてこう発言した。人権というような高次の思想・道徳は、年齢の高い者でなければ、真に理解することはできない。また、一般的道徳を身につけていなくては、そういう高次の道徳を実践することはできない。特に小学生には人権教育は理解が困難であるから、まず一般的道徳をしっかりと教育すべきである、と。 一般的道徳とは、日常道徳のことである。例えばゴミはその辺に捨てない、友だちとの約束は守る、信号に従う…等々。そのようなことを実践できてはじめて人権教育が可能であるとし、その連続上、私は一般的道徳教育を「人権基礎教育」と名づけ、まずそこから始めよ、と主張した。 それを受けて、大阪府教育委員会は人権基礎教育を試みつつあるが、高い評価を得られず、まだまだ十分ではない。小学生の学力テストにおいて大阪府が全国最下位から二番目というのは、人権基礎教育すなわち一般的道徳の教育が十分でないことと、一定の相関関係があると私は思っている。 小中学校という義務教育段階においては、高度の道徳の教育は不要であるが、一般的道徳の教育は必須である。 にもかかわらず、文部科学省中央教育審議会の山崎正和会長は、個人の意見と断りつつも、道徳教育不要論を唱え、順法精神を教えるのみでよいとしている。 ≪孔子のことばに学ぶこと≫ 愚かな話である。こうした主張の誤りは、2500年前、すでに孔子が喝破している。 「之を道(みちび)くに政(まつりごと)を以(もっ)てし、之を斉(ととの)うるに刑を以てすれば、民(たみ)免(まぬ)かれて恥(はじ)無し」(行政を法制のみに依(よ)ったり、治安に刑罰のみを用いたりするのでは、民はその法制や刑罰にひっかかりさえしなければ何をしても大丈夫だとして、そのように振舞(ふるま)ってなんの恥じるところもない) 法律は守るが法律に書いていないことは何をしてもいい、となるのが順法精神原理主義の危険なところなのだ。それはすでに、高学歴のホリエモン・村上ファンドらの行為にはっきりと出ていたではないか。だから、順法精神以前に、「之を道くに徳(道徳)を以てし、之を斉うるに礼(規範)を以てすれば、恥有りて且(か)つ格(ただ)(正)し」-しぜんと法も守ることになると孔子は述べている。 古典のこうした知恵も知らない者が教育を主導するのであるから、我が国の道徳教育の前途はまことに困難であり、不幸である。サンケイ新聞より
2008年01月03日
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オシム氏から新年のメッセージ届く峠を越したようです。脳梗塞でしたら、半身が不自由かと思います。JFA(日本サッカー協会)は1日、前日本代表監督のイビチャ・オシム氏から届いた新年のメッセージを公式HP上で発表した。以下、オシム氏からの2008新年にあたってのメッセージ。「フットボール(サッカー)はサプライズ(意外性)のゲームであり、(その点で)人生と似ています。新しい年2008年がポジティブなサプライズの年でありますように。また、選手およびサッカーファンの皆さんにとって、幸運と健康に恵まれますよう心よりお祈りします」
2008年01月03日
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久間章生(ふみお)元防衛相今年も政治家とお金の問題が・・・所属院 選挙区 政党:衆議院 長崎県第2区 自民党プロフィール:1940年12月4日生 初当選/1980年 当選回数/9回久間章生(ふみお)元防衛相が知人男性(64)から1億円を受領した問題で、久間氏が全額を預金小切手(預手)で受け取っていたことが分かった。預手での現金授受は、資金提供者が分からない。受け取り後、久間氏は送金記録が残る銀行口座での振り込みを繰り返しており、預手を使った不自然さが浮き彫りになった。 1億円を提供した福祉用具販売会社「オー・ティー・アイ」(OTI、東京都江東区)の元監査役でもある知人男性によると、05年11月末ごろ、OTIから1億円を借り、運用した後の06年1月、1億円を預手にして久間氏に直接手渡した。 久間氏によると、預手は全額換金して自分名義の口座に入金。うち8500万円は、自身が取締役の軍事・政治経済情報提供会社「アイメック」(新宿区)の銀行口座を経由して、知人女性が徳之島(鹿児島県)に所有する不動産購入資金に充てられた。 金融関係者によると、預手は多額の現金を持ち歩かずにすむ半面、紛失して第三者が換金した場合に取り返すことは困難。このため、通常の巨額取引では確実性の高い口座での送金が利用される。ただ預手を使えば、送金元を隠したまま現金授受が行える。 このため、犯罪などに使われるケースもあり、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部を巡る詐欺事件(07年)でも、元公安調査庁長官の緒方重威(しげたけ)被告(73)=拘置中=が詐取金の一部を預手で受領していた。 男性は預手を使った理由を「久間先生の口座番号が分からなかったため」と説明している。 ▽預金小切手 銀行が銀行自身を支払人として振り出す小切手で、自己あて小切手とも言う。資金提供者側が銀行に金を渡したうえで銀行を振出人とする預手を受け取り、受領者側にこの預手を渡して授受が完了する。銀行は事前に支払資金を確保してから振り出すため、不渡りになる危険が少ない。多額の現金を持ち運ばずに済み、安全で利便性が高い。毎日新聞より
2008年01月03日
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