仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

PR

プロフィール

HbA1c 6

HbA1c 6

フリーページ

2012年02月25日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類




 結構知られていることだと思うのだが「恵比寿」という地名はもともとあった地名ではなく、この「恵比寿麦酒」にちなんだものなのだ。その由来が示すように恵比寿の歴史と「ヱビスビール」とその製造元である「サッポロビール」とは切っても切れない関係にあるそうなのだ。「恵比寿麦酒」の製造が始まる明治時代以前のこの周辺は下渋谷村・三田村と呼ばれており、江戸近郊の農村地帯としての歴史を歩んでいたそうなのだが、明治時代に入ると周辺の代官山や目黒では住宅地としての開発が進み始め、当時の華族や財界の大物たちの邸宅が立ち並ぶ高級住宅街としての顔を持つようになってきていたそうなのだが、この地に工場建設用地を取得して麦酒の製造を始めたそうなのだ。

 本場ドイツから技術導入をしたこともあってか「恵比寿麦酒」は、明治時代には既に世界的な評価を獲得したそうなのだが、当初は馬車で積み出されていたのだが、販売量の増加に伴って明治34年には出荷専用の貨物駅の「恵比寿停留場」が作られたそうで、都市化とともにそのままの地名となったそうなのだ。この「恵比寿」あたりは私が住んでいる愛媛県とも関係が深いみたいだ、江戸時代に旧地名では豫州宇和島藩の下屋敷があったことに由来して、「伊達町」と呼ばれていたそうで現在でも、この界隈にある坂を「伊達坂」と呼んだり交差点の別称を「伊達坂上」と言ったりしているそうなのだ。現在でも児童遊園名などに伊達町の名を散見することができるそうなのだ。

 ビールの本拠地として「ビール広場・ビール坂・ビール橋」などの名称が残っている「恵比寿」周辺なのだが、今ではお洒落な街だとか住んでみたい街と言うことになっているのだ。今年で発売から122年を迎える高級ビールの「エビスビール」なのだが、近年は別会社の「プレミアムモルツ」の勢いに押され苦戦を強いられているそうなのだ。これを打破すべく販売元のサッポロビールでは、2月25日を「ヱビスビール」誕生の日である2月25日を「ヱビスの日」とすることを日本記念日協会に申請し認定を受けたそうなのだ。日本のビールで、このような記念日登録された商品は「ヱビスビール」だけだそうで、「エビスの日」としさまざまなキャンペーンを展開しているそうなのだ。

 どうしても2月という月は興業的にも活発な時期ではなく、ビールと関係の深い催事や祝事が少なくビール総需要が減少する時期だそうなのだ。明治23年に「恵比寿麦酒」が初めて発売された2月25日を「エビスの日」を設定し、その前後に家庭用の記念商品や業務用の来客者向けプレゼントなどを扱かっている販売元のサッポロビールでは、年間でもビール需要が低い1~3月の飲用機会を増やす狙いがあるみたいなのだ。「ヱビスの日」を登録して記念商品の発売やイベント・販促面など様々な形での情報発信を実施することで、お客様がヱビスに触れる機会を新たに創出し需要の喚起を狙っているそうなのだ。


--- On Sat, 2012/2/25, > wrote:















お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2012年02月25日 10時29分00秒
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

キーワードサーチ

▼キーワード検索

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

砥部焼祭り@ Re:減税派の方が少数だといわれているが・・・(04/17) 砥部焼祭りについては、 0896240183 をど…
スマホ@ Re:ディールの好きな大統領といっても・・・(03/31) スマホの知りたいことは、0896244450 か…
aki@ この様な書き込み大変失礼致します 日本も当事国となる台湾有事を前に国民の…
aki@ Re:速歩をはじめよう・・・(03/17) この様な書込大変失礼致します。日本も当…
aki@ Re:能登半島地震で行われていること・・・(01/16) この様な書込大変失礼致します。日本も当…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: