仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

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2023年08月02日
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 スポーツ医学専門家でイェール大学医学部臨床准教授のガードナー医学博士は「同じ32度でも、環境が変われば体のストレスの受け方も異なります。バハマの気温32度・湿度90%、アリゾナ州の乾いた暑さの32度と同じでないことは誰もがわかっているはず」という。もし現在の気温が「27~32度」という情報しかない場合はとにかく「要注意ゾーン」にいるのだ、いう認識をもつべきで、栄養研究所の副所長兼登録栄養士を務めるステファニー・サッソス氏も「不確定要素がたくさんあるので、数字だけで危険か、安全かを特定するのは難しいのです」という。エネルギーを消費する時に体は体温を下げようと汗をかくが、湿度が高いと汗が蒸発しづらくなり体温が下がらないため湿度が名中小には大きな要因になるという。

 また熱中症に関しては体力レベルも大切な要因で、日頃からよく運動している人は運動を始めたばかりの人に比べれば暑さに耐えられる傾向はあるという。しかし「冷房の効いたジムのランニングマシーンで走るのが得意な人が、気温や湿度がまったく違う野外で運動をすると、同じ人でも熱中症になる危険性があります。どんなに体力があっても、体温調節に優れているわけではありません」とスポーツ医学専門家でイェール大学医学部臨床准教授のガードナー医学博士は言う。言い換えればエネルギーを消費する時に体温を下げるシステムは心臓や肺・筋肉ほど整っていないかもしれないし、そもそもの健康状態も「基礎疾患や現在病気を持っている人は、一般的に見て、ストレスに対処する体勢が整っていない」という。

 そして「疲れているか」・「ストレスがたまっているか」・「眠れているか」・「食事や水分が足りているか」・「前夜飲みすぎていないか」などの日常の要因も重要で、「私たちは皆、日によって感じ方が違うので、朝起きた時の体調に影響するようなことは、体の生理機能にも影響を及ぼします」という。そして「毎日同じ体で、同じ体型だからといって、暑さがもたらすストレスに毎日同等に対応できるわけではないのです」ということで、自分の体がその日のストレスに適応する能力があるか考えるべきだという。外で運動ができない日は代わりに屋内での有酸素運動やヨガに水泳に行ったりすることを考えてみるべきだという。また熱疲労に対処しないと熱中症になり早く治療しないと不治の障害や死につながる可能性があるというのだ。

 熱中症の代表的な初期症状としてめまいや立ちくらみに一時的な失神があるのだが、熱失神とも呼ばれ炎天下や暑い室内での長時間労働やスポーツなどにより体内に熱がこもり、脳への血流が減ることと脳そのものの温度が上昇することで引き起こされるという。熱中症の初期症状であるめまいや立ちくらみなどの基本的な対処法として、まずは意識がはっきりしているかを確認し意識が朦朧としているようであれば迷わず医療機関へ運ぶべきだという。意識がはっきりしている場合は涼しい箇所に移動して「水分と塩分をとる」ことが大切で、経口補水液は熱中症になったときこそが出番なのだが値段も決して安くないため日頃から飲む必要はなく、汗で失われるミネラル分が多く含まれている麦茶がおすすめだという。





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最終更新日  2023年08月02日 01時32分30秒
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