仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

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2023年08月24日
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 私もそうなってきているのだが高齢になるほど医者にかかる回数が増えていくのでかかりつけ医との相性がより重要になるのだが、医者を選ぶ際に最も重要なことは学歴でも肩書きでもなく「こちらの話をよく聞いてくれるかどうかだという。患者の話をろくに聞かずパソコン画面をのぞきこみ検査数値ばかり見ている医者や、自分の診断に執着し、患者の訴えに耳を傾けず治療法を押しつけてくるような医者にかかると寿命を縮めかねないというのだ。特に高齢者は個人差が大きいため同じ薬を飲んでもよく効いて副作用もない人がいる一方、あまり効かないうえ副作用ばかりが出るという人もいるといわれており、経験豊富な医者はそういうことを痛いほど知っているため全身を耳にして患者の訴えを聞くというのだ。

 かかりつけ医を持つことが推奨される背景には高齢人口の増加に伴い医療費も増加していることがあるのだが、医療の効率化を図るため診療所などの小規模な病院と大学病院などの大きな病院のそれぞれの役割をはっきりさせようとしていて、患者が外来にかかるとき最初はかかりつけ医に診てもらい一般的治療で難しい病状があった時にはかかりつけ医から専門的治療を受けられる大きな病院を紹介してもらい、治療を終えて病状が安定したらまたかかりつけ医に戻るという仕組みを作っている。国はこの仕組みを浸透させるため近年度重なる法改正を行ってきており、他の病院からの紹介状なしに大きな病院を受診すると初診時5,000円や再診時2,500円以上の選定療養費が患者に負担されているというのだ。

 かかりつけ医は病気や症状に関する全般的な知識を備える努力をしているので専門分野にかかわらずさまざまな健康問題について相談でき、将来の心配や延命処置のことなど高齢者が不安に思っていることも相談に応じてくれるという。専門的な治療が必要と判断されるときは紹介状とともに適切な医療機関につなげてくれるので、患者や家族が病院を探すよりも効率よく適切な医療機関につながりやすいそうで、専門医からの診断結果や治療内容もかかりつけ医にフィードバックされ、要介護認定を申請する際に必要な「主治医意見書」を書いてくれるというのだ。かかりつけ医がいないと市区長村が指定する医師の診察を受けなければならず、その場合は1回だけの診察で正確な意見書を書いてくれるかどうかの不安が残るという。

 なおかかりつけ医を選ぶときに注意したい点としては医院に着いたら待合室に空気清浄機や加湿器があるかどうかを確認することで、それらは院内感染を防ぐため必需品といっていい備品なのだが、見当たらないようなら感覚が古く配慮の足らない医院だという。むろん清潔で整理整頓が行き届いているか働いている人がハツラツとしているかなども合わせて観察しておくとよいそうで、診察室に入ったら患者側からも医者をよく「診察」するべきだという。いちばんのポイントは患者の話をよく聞くかどうかで、とりわけ高齢者に対しては多少心得のある臨床医なら「過去の病歴」を詳しく聞くものだという。そのうえで医者が治療方針や薬についてきちんと説明するかどうかも患者側からの「診察」のポイントになるという。





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最終更新日  2023年08月24日 03時52分32秒
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