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今日は、当院の植木の剪定をしてもらいました。 かなり背が高くなっていたオリーブの木は綺麗に高さが切り揃えられました。 中庭の木はトリミングされて、地面まで光が届くようになりました。 光が入らなくてちょっと弱っていたツタ達が復活すると良いのですが。 壁面緑化を目指している当院側壁のツタも順調に生育しています。 これからもクリニックの隅々にまで気を配って、毎日皆様の御来院をお待ちしています。
2010.05.30

当院では、院内のバックヤードの片隅に金庫を設置しています。警備サービス業首位のセコム製で、金庫の下側は鋼鉄で地面とボルト固定されており、かつ警備システムと連動していて動かそうとすると警報が鳴るという強力で安心感のあるものです。 そこに色々と大切な物を入れて管理しているのですが、今朝開けようと思って、 いつものように暗証番号を入れたのですが、何故か開きません。「あれ、番号間違えたかな?」と思って再入力したのですがダメです。扉を引っ張ったりしてみたいけど、そんなことして警報鳴らしても困るしなあ。何回番号入力を繰り返しても無理なので、 1. この金庫は、もしかすると何回も番号を入力すると自動でロックがかかるシステムなのかもしれない。 2. 単に金庫が故障した。 3. 昨日の夜、誰か泥棒さんが侵入して中身を盗って暗証番号を変えて脱走した。 のどれかだろうと思って、電話してセコムさんに来て貰いました。 さて、その真実は1~3のどれだったでしょう? 答えは、、、、、、、 なんと、 単に電池切れ でした。! 私はこんなところに電池が入っているとは全く知らずにセコムさんを呼んでしまったのでした。申し訳なかったです。でも、金庫が開いたのでホッとしました。セコムさん、有難う御座いました。
2010.05.28

5月22日(土)の午後から23日(日)にかけて香川県高松市で行われた、眼科医トレーニング講座(日本を代表する眼科医12人による40分×12コマの集中講義)の「第4回四国EYEランドセミナー」に参加してきました。 このセミナー、私は去年初めて行ったのですがとにかく滅茶苦茶勉強になるんですね。来年の開催も決定していますので、今年行かれなかった先生方には強力にお勧めしたいと考えています。 さて、このセミナーの開始時刻は午後3時、昨年は車で高速で出掛ける途中でどうしてもお腹が空いてしまい、途中の「さぬき豊浜SA」でうどんを爆食いしてしまって結局遅刻したという苦い経験があったので、今年は準備万端、おにぎりを用意して時間を節約し、絶対に間に合うという覚悟で出発です。 当院の外来終了は12時なのですが、この時期は小中高の学校検診で引っ掛かって受診される患者様が多く、出発時刻は12時30分でした。クリニックから高松市までは220キロ、「絶対に3時に間に合うぞ。」との思いでアクセルにも力がこもります。 とはいえ私も持っている免許証は1枚、数年前に保内町のR378の見晴らしの良い下り坂でネズミ捕りに捕まりゴールド免許を失った苦い経験があるためにスピードを出しすぎるわけにはいきません。 西条市に入ったあたりで、妙に車が左車線に行儀よく並んでいます。右車線はガラガラ、「こういうシチュエーションって危ないんだよな」と思いながらも、先を急ぐ私は追い越し車線を快走します。左車線にピカピカの灰色の新型クラウンがいます。「うーん、クラウンとかスカイラインって覆面パトカーのことあるんだよな」と思って、追い抜きざまに横を見ると、、、、 思いっきり青い制服を着た警察の方々が座っています。 「うわぁ!」 慌ててブレーキを踏んだ私はおとなしくクラウンの後ろに入ります。その後右車線を快走してくる車も、何故かクラウンを通り過ぎるとみんな急減速して左車線に戻ってきます。(笑) やがて、高速道は薄暗いトンネルに入ります。すると右車線を格好いい白のベンツが快走してきました。「トンネルの中では捕まらないって聞いたことがあるけどどうなるんだろう?」、固唾を飲んで私が見守っていると、灰色のクラウンは瞬時に天井に赤色灯をつけて追跡を開始し、捕まえてしまいました。 「そうかー、トンネルの中でも捕まるのかー。知らなかった。やっぱり安全運転が一番なんだなあ。」諦めた私は制限速度内でのんびりと高松を目指します。途中トイレ休憩で入野PAに入ると、思わずミニストップで、 ソフトクリームをペロリ。めちゃうまい。 あぁ、今年も3時到着が遠のいていく、、、、 案の定、今年も遅刻です。ただ何とか2コマ目には間に合いました。今回も色々と本当に勉強になる話ばかりでしたが、一番印象に残ったのは、加齢性黄班変性症という病気に対して、ほんの数年前まで第一選択として基幹病院で普通に行われていたPDT(光線力学療法)という治療の、単体での有効性が完全に否定されていたことでした。 「1年後では無治療より成績は良いが、2年後で差がなくなり、3年後だと無治療より悪くなる」とのデータが発表されていました。(ただ、現在PDTに代わって新しく主流となっている、抗VEGF薬(代表薬はルセンティス)との併用療法では効果が有る可能性はあります。) 医学は経験の学問であり、トライ&エラーの中で発達していくものです。かつては「夢の治療」と言われた時期のあったPDT療法がわずか数年で否定される、これもまた医学という科学の冷徹な一つの側面なのです。 私は眼科専門医として、「常に限界まで勉強を重ね、八幡浜地域の皆様に全国レベルの最新・快適・安全な眼科医療を提供し続ける」ことを誓います。勉強のための学会出張で臨時休診することもありますが、それは院長である私自身の眼科臨床戦闘力を高めるためにはどうしても必要なことであり、御理解・御了承戴けますようよろしくお願い致します。
2010.05.27

当院では、先週末からOCTという新しい検査機械をデモ中です。このOCTというのは正式には、Optical Coherence Tomography: 光干渉断層計といいます。 ではこのOCTで何が分かるのかというと、カメラで言うとフィルムにあたる部分である網膜の状態を立体的に3次元的に見ることが出来るのです。具体的には糖尿病網膜症、黄班円孔、網膜はく離、加齢性黄班変性、緑内障などの病気で威力を発揮します。 では、そのデモ中の機械を実際に見て戴きましょう。 色々なメーカーから発売されているのですが、今回デモ中の機械は非常にコンパクトかつスタイリッシュに仕上がっていますね。 ↑ これが網膜の黄班部という視力に一番大切な部分の実際の画像です。このように中心が少し凹んでいるのが正常な状態です。 ↑ これは視神経乳頭という部分を解析したものです。色が赤い部分は視神経繊維層が減っていることを示しています。 このようにOCTという機械は、目の奥の網膜の状態を非常に分かりやすく表現してくれるんですね。 機械の先っぽに器具を取り付けると、角膜という目の表面の状態を解析することもできます。 このOCT、当院でも1年以内に実際に導入予定です。検査時間が早くて患者さまに負担をかけない、検査精度が高い、そして価格が納得できる、などの観点から、ベストの機種を選定していこうと考えています。
2010.05.25

眼科というのは、ざっくり言って11月~2月はオフシーズンで患者様が少なくのんびりした日々を過ごせるのですが、3月くらいから外来数が増え始めます。目がかゆい、赤い、目やにが出る、などの結膜炎症状を訴える方が多くなるからなのですが、当然それに比例して小さなお子様の患者様も増えてきます。 ところが、小さな子どもというのは目の診察をされるのを嫌がります。小児科の先生も「全身の中で目と口の中の診察は最後にする」というくらいなんですね。 とはいえ、我々眼科医は目を診るのが仕事、嫌がられてもどうしても診察しないわけにはいきません。そのため、お利口に診察をさせてくれたお子様への御褒美として、常にちょっとしたプレゼントアイテムを用意しています。 ↑ これはモコモコシール、立体感のあるシールで大人気です。 ところが、1年で今の時期だけの限定品で、もっとお子様に人気のあるアイテムがあるのです。それが、、、、 この、興和新薬という目薬を作っている製薬会社から戴いたマスコットカエルのケロちゃんとコロちゃんです。 指人形として遊べます。 数量限定品なので毎年すぐに無くなってしまいます。今ならまだありますので、御希望の方は受付で声をかけて下さいね。
2010.05.12

さて以前の日記でも書きましたが、近日中にPG製剤のトラボプロストとβブロッカーのチモロールの2剤が1瓶に入った「配合点眼液」である、デュオトラバが発売になります。先月には同系統のザラカムが先行発売になっていますので2番手での登場ということになります。 ようやくその新薬のパンフレットを戴きましたので早速見てみましょう。 パンフレットの表紙を触ってみると、立体的に作ってあってちょっとモコモコしています。 こういうパンフレットは制作費が非常に高いのです。製薬会社のこの新薬に賭ける気合・意気込みが伝わってきますね。 先行発売されたザラカムよりも、僅かですが眼圧下降効果が高そうなのと、 防腐剤に工夫を凝らして目への負担を軽減していること、の2点が魅力的です。発売が楽しみですね。 緑内障治療医としては、新しいお薬が増えることは大歓迎です。それだけ治療に当たっての手札が増えることになりますからね。もちろん新薬について十分に勉強を重ね、自らが万全の状態で実際の処方に臨めるようにこれからも努力を重ねて行きたいと思っています。
2010.05.11

目の中に入った異物や汚れを洗い流すために使う、洗眼薬という市販薬があります。小林製薬の「アイボン」がその代表的な商品です。 私も使ったことがありますが、アイボンで目を洗うとすっきりして気持ちがいいんですね。目にゴミが入ったとき・花粉症で眼が痒くてどうしようもない時などに大変重宝する良い薬だと思います。 ところがこのアイボン、使っているうちにその爽快感・スッキリ感が癖になってしまい、1日に何十回も使用している 「アイボン中毒、略してボン中」 とでも言えるような状態の方がいるんですね。 先日、「目の調子が悪くてアイボンを1日に20~30回くらいしていたのに、治らないので来た」という患者様が来院されました。目を拝見すると、 黒目(角膜)にたくさんの傷(上の写真で水色に濃く染まっている部分)が入ってしまっています。 これはアイボンのしすぎで、ムチン層という黒目の表面を守って涙の状態を安定させる大事な物質が洗い流されてしまったことによるものです。例えて言うなら、 アカスリし過ぎて皮膚がズル剥けて真っ赤っ赤 というような状態ですね。 また、我々の涙には「ばい菌をやっつける天然成分」が元々入っています。アイボンをしすぎるとこの大切な天然成分も流れてしまい、逆にばい菌への抵抗力が減ってしまうこともあるので注意が必要です。 さて、この患者様にはアイボンを中止し点眼薬を処方したところ、1週間後には、 症状はほぼ改善しました。 アイボンは良いお薬ですが、使いすぎるとこのようにかえって逆効果になることもあります。なので、アイボンを使うときには用法・用量(1日3~6回)を必ず守るようにして下さいね。
2010.05.08

本日5月7日で当院は開院2周年を迎えることができました。 開院来、多くの患者様に御来院戴けたことに心から感謝しています。また私はスタッフにも恵まれ、この2年間楽しく診療を続けることが出来たことも本当に嬉しく思っています。 この2年間、開業前の自分の予想を遥かに超える多くの患者様に来て頂けました。今まで教科書でしか見たことのなかった病気、体験したことのなかった手術時の合併症、たくさんの患者様のおかげで私の診療・手術技術はかなり伸びたと実感しています。スタッフの成長も著しいものがあります。 これからも八幡浜地域の皆様に、安全で快適かつ医学の進歩に対応し続ける眼科医療を提供できるように毎日頑張っていきたいと気持を新たにしています。これからも にしわき眼科クリニック をよろしくお願い致します。
2010.05.07
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