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2009.07.23
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司凍季『蛇遣い座の殺人』


 一尺屋遙シリーズの長編です。
 それでは、内容紹介と感想を。

ーーー
 25年前。
 南仏の城、オランジュ城で、奇怪な事件が起こった。使用人の男が、空中を歩き、壁をすり抜けて墜落したようにしか見えない状況で死亡した。結局、事件は事故死として処理されることになる。
 そして、オランジュ城はW県紫野村へ移築される。
   *

 そして、オランジュ城のことをよく知るという奇妙な老婆、一尺屋遙という珍妙な同宿人など、奇妙な人々に出会う。私は一尺屋に誘われ、オランジュ城を訪問する。一尺屋は、城の当主の娘から、ある依頼を受けてきた。近々行われる彼女―燿子の結婚式の際、事件が起こることをほのめかす脅迫文めいたものが届き、一尺屋は事件を未然に防ぐために呼ばれたという。
 城に集まるクセのある人々。そして、恐れていた事件が現実のものとなる。
ーーー

 これは…なんというか…。読んでいる間は割合楽しく読んだのですが、謎解きがちょっとあれでした。
 語り手も、次第に感じ悪い人にしか思えなくなってきましたし…(詐欺についてはたしかに彼は被害者ですが、結果的に彼の妻がいちばん気の毒でした)。
 前回読んだ『首なし人魚伝説殺人事件』の方が、謎の提示もその無理のない解明も、良かったように思います。本作のはちょっと厳しいような…。
 珍しく辛口の記事になってしまいました。

(2009/07/20読了)





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Last updated  2009.07.23 06:39:27
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スパイシーチューリップ @ Re:銀色夏生『流星の人』(05/16) 流行りましたね!キラキラ系、あまり知ら…
のぽねこ @ シモンさんへ コメントありがとうございます。 なにぶん…

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