仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2005.11.30
XML
カテゴリ: 教育
29日の梅原市長の 記者会見

要約すれば、
 ○伝統的な価値観や文化は大切な価値があり、これを大事にすべき。
 ○仮に男子のみ又は女子のみが進学できるという制度なら差別だが、男子校、女子高が共学の高校と並存することはなんら差別ではない。
 ○戦後GHQの圧力や指導にも屈しなかった本県の伝統的なエピソードだ。
 ○すべてを別学というのではない。別学の高校もあってもいい。
 ○仙台一高・仙台二高は別学であるべきだ。
という具合です。
河北新報(30日)の記事

私見は以前に書きましたので、今日はダラダラ書きませんが、梅原市長の言い方は、どうも後ろ向きで視野が狭く、将来を向いて仙台・宮城の教育を本当に考えているとは思えないのが残念です。

また、「GHQの圧力に屈した誇りを持て」という認識も、残念です。本当に歴史を直視せよ。単に嵐が過ぎるのを待ったのが、当時の宮城県の対応だったのでないのか。

また、「村井知事を支持する」と言っていますが、知事以上にハッキリ言っているようです。或いは、県のことだからこそ、気楽に本音が出てしまったのでしょうか。
(市立高校の共学化は別論だという。だから、教育論ではないことを自白したようなもの。)
仙台エスタブリッシュメントの共有意識を丸出し、か。

■以前の私の日記を参照して下さい。
宮城県立高校の男女共学化を考える(1)序論
宮城県内の公立高校の男女共学化論議を考える(2)歴史





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005.11.30 22:29:37 コメント(1) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


違和感を感じますね  
ジャーナル読者 さん

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

コメント新着

ななし@ Re:北のキリシタン聖地-旧大津保村を中心に(その3 大籠地域)(09/10) 『1917年(元和3)年頃の統計では、佐竹藩…
おだずまジャーナル @ Re[3]:水の森公園の叢塚と供養塔(08/03) 風小僧さんへ 規模の大きい囲いがあった…

プロフィール

おだずまジャーナル

おだずまジャーナル

サイド自由欄

071001ずっぱり特派員証

画像をクリックして下さい (ずっぱり岩手にリンク!)。

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: