仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2007.04.07
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カテゴリ: 宮城
昨日も県議選の応援で県内を回りました(もちろんウソです)。

前に、石巻選挙区と遠田選挙区は異例の激戦だ、と記した。現職が漏れなく出馬し、新人は誰もいないが、誰か1人が落ちるという形式面を取り上げたものだ。それは勿論そうなのだが、激戦ぶりという意味では仙台の青葉区もすごい。

定数7で現職出馬は5にとどまるのだが、新人4人も並みの新人ではない。誰が当選してもおかしくない情勢だ。言い換えれば、落選する2人は現職でもおかしくない、のだ。

新人の4人とは、以下の通りだ。

まず共産のおなじみの女性候補。基礎票にどれだけ上積みするか。そして民主の大物。仙台市議会議長から国政をめざして2度(確か)敗れた。後がない状況で、どれだけ奮闘するか。

3人目は電力の労組出身。新聞では組織票を強みに優勢とされている。4人目は、自民公認の若い人。のぼりばたを立てた自転車で青葉区内を走り回っている。(届け出順)

迎え撃つ現職の5人。市長選挙にも出馬(落選)して返り咲いた無所属県議と自民公認の現議長の2人は一応当選圏内か。他は、民主の元アナウンサーの女性候補、公明党の現職県議、そして自民のベテラン県議(水泳連盟会長)の3人だが、それぞれに強みがあって、選挙には耐えうるように思われる。(届け出順)

と以上のように見ていくと、全員がみな当選する可能性があるように思えるのだ。激戦だ。

しかしここで終わってはODAZUMA Journal編集局の恥。あえて予想を。この場合は、申し訳ないが落選者を抽出する。



もう1人は極めて難しい判断だが、ズバリ自民の新人ではないか。新鮮さを売りに頑張っているが、正直なところ、若さだけ。2度目の挑戦で本気だと思うが、おそらく青葉区は投票率も上がらないだろうから(前回47.00)、売り物の新鮮さに浮動層や若者が飛びつく効果はあまり発現されない。公明の組織協力でもないと難しいと思う。

と言いながらもこの自民新人は7番目に滑り込むかも知れない。その場合は、落ちるのは前回最下位当選の自民ベテラン現職(水泳連盟会長)か、意外に共産の新人候補が割り込める余地がなくてはじかれるかも知れない。





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最終更新日  2007.04.07 06:53:57
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