仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2008.06.02
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カテゴリ: 東北
毎日新聞(6月2日、山形地域)に出ていた。やまぎん情報開発研究所の県内企業の新入社員563人に行ったアンケートの記事。要点は以下の通り。
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○「会社との関係をどのように考えるか」に対する答えとして、
 最も多いのが、「定年まで働く」が46.5%
○男性は57.7%と半数以上
○女性も31.7%で、「結婚するまで働く」の20.8%を上回る
○先行き不透明な社会情勢を背景に、終身雇用を希望する声が強まっているようだ。

○「定年まで働く」以外の答えとしては、
  「結婚するまで働く」9.1%

  「いずれは独立・開業」6.6%
  「子供が生まれるまで働く」4.5%
 など。
○男性で転職や独立・開業を望む回答は、計19.7%にとどまった。
○女性も「結婚まで働く」「出産まで働く」の合計より終身雇用派が多かった。
○「社会経済生産性本部」が4月に公表した全国調査では、「今の会社に一生勤めようと思っている」とする回答が4年連続上昇し、過去最高の47.1%を記録した。
○やまぎん研究所は「単純比較はできないが、全国調査と同様、県内でも終身雇用を求める傾向がみられる」と分析している。
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47%(男で58%)という終身雇用希望率は、いったい高いのだろうか。よくわからないが、全国調査でもここ数年上昇して過去最高の47%というから、若者の大企業帰属志向は高まっているということなのだろう。

産業能率大学の07年新入社員に関する 調査報告 でも、終身雇用制度を望む割合は67.8%で過去最高。年功序列と成果主義を二者択一で尋ねると、64.0%が「成果主義」を望み、36.0%が「年功序列」と回答。成果主義が企業の高い関心をよんでいる反面、新入社員は成果主義を望むものの安定した雇用の下支えが前提である、という考え方がうかがえる。安定志向が高まってきていると言える、と説明されている。






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最終更新日  2008.06.03 02:23:04
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