仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2008.11.24
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カテゴリ: 東北
子どもの学習教材に書いていた。縄文時代の人はどんな言葉を喋っていたか。古典文学や各地の方言、言語学から推理して考えられたものだそうだが。

イネバ(母は)バクボ(かごを)タアニ(手に)クリボ(くりを)イピリプラム(拾います)

アバ(私は)アカキ(赤い)コロモボ(衣が)コノミブム(好みです)

今の日本語と言葉の順番や音がよく似ている。

縄文時代の言葉は北と南から伝わった言葉が混ざり合ってできたと考えられている。

○北方民族の言語とは、言葉の順番の決まりが似ている。
○南方民族の言語とは、現代日本語と音が似ている。

とのことだ。学習教材だから、研究成果をわかりやすく解説するのが狙いだが、半面で教材であだけに、学説状況を偏りなくモデレートに伝える姿勢もあるだろう。そこで引用されている崎山理の名から調べてみた。

文法は北方の原ツングース語、語彙は南方の原オーストロネシア語とみるのが、崎山らの見解で現在の日本語起源論の一応主流のようだ。他には、アルタイ語起源説、大野晋のタミル語類似説など。

サイト です)、 縄文の言葉 というコーナーがある。監修が崎山理先生となっている。

■関連する過去の記事
東北縄文人はどこから来たか (08年11月23日)
ミトコンドリアDNAと日本人の起源 (07年11月4日)
縄文人と弥生人 (07年6月5日)





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最終更新日  2008.11.24 11:16:17
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