仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2010.03.07
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カテゴリ: 宮城
仙台平野の北東部、緩やかな丘陵部の中で独立峰のような存在なのが、番ケ森山。標高は210.6mだが、周囲が低いため、栗駒、蔵王、松島に牡鹿半島と宮城県内を一望できるのだという。あまり知られていないと思うが、そんな絶好のスポットなら是非一度登ってみたい。

曇りながら、雪や風のない今日(7日)、ネットで得た皆さんの情報を頭に入れながら、下の子と足を伸ばしてみました。

利府街道のそば屋さんの脇から道路を登り、ゲート脇から、徒歩で登り出す。実はゲート自体も人は通れるので、舗装道路を登って歩けるのだけれども、たぶん電波塔の管理用道路だろうから、あえて右脇の山道を選択した。

ほどなく、山道の右手すぐ下に、赤沼配水池施設が見えた。そして、さらに5分ほど歩を進めると急に目の前が開けて山頂部に出た。鉄筋造りの簡易な展望台もある。たしかに、360度のパノラマ風景が素晴らしい。蔵王連峰と松島を一気に手に入れる気分は、爽快だ。大郷町と利府町の境のようで、すぐ北には松島チサンのゴルフコースが見えた。

100307番ケ森山1

実は、ネットで得ていた情報では、脇から道を登っていくというルートと、もう一つ、新たに開かれたシーアイタウン利府葉山からもすぐ登れるという情報があって、まずは、本来のルートと思われる前者からトライした。道を登ると、ほどなくしてゲートがあり、車は通れない。

それならば、と一旦引き返して、葉山団地へ。葉山団地の最奥部には山上に向かう新しい舗装路がある。アッこれか、と確信して、子どもと二人徒歩で歩き出した。たぶん、団地の造成で従来の山道を切り取ったので、新しく道を造ったのだろう、と思いながら。それにしても道路が立派すぎる。ちょっと登ると、何やら銀色の直方体の施設がある。利府町の赤沼配水池と記してあった。そのための管理用道路なのだ。残念。引き返して、再び、利府街道のそば屋さん脇を登ったのだった。

本当のピークは電波塔の方なのかも知れない。しかし、我が親子にとっては、ドングリや木の枝を拾いながら歩く山道の方が、楽しかった。往復で30分も要しなかっただろう。

100307番ケ森山2





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最終更新日  2010.03.07 16:15:15
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