仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2010.03.17
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カテゴリ: 宮城
丹取郡は現在の名取(郡、市)の古名だと、以前に書いたことがあるが、これは誤りのようだ。

ニトリと名取 (07年12月15日)

昨日の記事( 丹取郡の成立と大崎平野への移民 (3月16日))のとおり、古代の丹取郡は大崎平野に置かれたと考えられており、名取郡(行政区域名としては消滅したが、名取市にその名を受け継いだ)とは別であると考えるのが通説だ。

郡役所が置かれた長町(茂ヶ崎)一帯は戦前に仙台市に編入されており、その後は、岩沼町と増田町が郡の中心を争ったような形だ。町制は岩沼が先(明治22年)、市政は名取市が先(昭和33年)となった。岩沼側としては、仙台支藩の誇りにかけて、新参者に名を取られても、こちらこそ中心、との気概?だろうか。例えば名取高校は岩沼にある。また、保健所や警察署も岩沼市に置かれている。

この辺、名取郡内の盟主争い?の経緯は、いろいろありそうで、調べてみたい。そう思うほどには意識されていないのかもしれないが。





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最終更新日  2010.03.18 06:18:28
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