仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2010.08.24
XML
カテゴリ: 東北
昨日記した青森警察署の留置施設逃走事件。今朝の新聞報道によると、鉄格子の電子錠が不具合だったのではなくて、担当署員が誰も操作法を知らなかったのだという。

これはかなり残念なことだ。留置管理にさく人員のやりくりなど大変だろうと考えているが、それにしても人手を補うはずで導入した施設を、使い方を誰も知らないとしたら、一体何のために金を掛けたのか。

しかも、情報開示のまずさ。一般に警察は閉鎖体質と思われているからこそ、発表の姿勢が大事である。指摘されなければ良かろうとばかりに、後手後手にまわった対応は、結局は組織全体にマイナスを負わせる。

一般企業の商品なら消費者が別を選べばいいのだが、公務は、取り替えが効かない。ならば何も張り切る必要はない、などと考えてはいないか。組織を掌握する立場の人間の意識が、問われる。第一線の職員が体を張っているのだから、できる限り組織全体の信頼を上げるよう努めなければならない。その姿勢を、実は市民は見ているのだ。

■関連する過去の記事  警察署留置施設の脱走事件を考える (2010年8月23日)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2010.08.24 06:58:57
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

コメント新着

ななし@ Re:北のキリシタン聖地-旧大津保村を中心に(その3 大籠地域)(09/10) 『1917年(元和3)年頃の統計では、佐竹藩…
おだずまジャーナル @ Re[3]:水の森公園の叢塚と供養塔(08/03) 風小僧さんへ 規模の大きい囲いがあった…

プロフィール

おだずまジャーナル

おだずまジャーナル

サイド自由欄

071001ずっぱり特派員証

画像をクリックして下さい (ずっぱり岩手にリンク!)。

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: