仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2022.05.24
XML
カテゴリ: 東北
ひさびさに人口重心を考えてみます。

■関連する過去の記事
仙台の人口重心はズバリここです。 (2009年7月2日)
東北各県の人口重心はどこか (2009年6月27日)

平成29年8月に、総務省統計局が、平成27国調に基づく人口重心を発表しています( 資料 )。
総務省統計局のサイトには、各県や各市町村の人口重心も解説されています( 該当ページ

青森県(東経)140度55分17.33秒(北緯)40度42分38.86秒
=青森市大字駒込字深沢(H22国調に比較しての移動  東南東 の方向、 481m
岩手県 141度17分28.18秒 39度30分28.55秒
=紫波郡紫波町佐比内字砥ケ崎  西北西 686m
宮城県 140度57分23.16秒 38度20分21.50秒
=宮城郡利府町沢乙字大沢西  西南西 931m
秋田県 140度16分15.17秒 39度42分21.54秒
西南西 166m
山形県 140度09分43.74秒 38度24分56.99秒
=西村山郡西川町大字吉川  南東 390m
福島県 140度27分03.73秒 37度24分39.91秒
西南西 1393m

移動距離の長さは、福島県が全国1位、宮城県は第3位です(第2位は鹿児島県)。やはり東日本大震災の影響です。

宮城県の人口重心は、PC画面で座標を打ち込んでみると、グランディ21(総合運動公園)のテニスコートの北端あたりのようです。10年前(下記)の同町しらかし台から、だいぶ仙台方向(西)に動きました。

福島県も西方向へ。これは沿岸部の減少の反映ですね。

各県を見ると、重心の所在市町村が10年前と変わっているのは、岩手県で、大迫町(現花巻市)から西北に進んでいます。盛岡市及び以南の県央部に引っ張られているのでしょう。

山形県の人口重心は↓ココでした。




以下は参考として、以前の記事に記した 平成17国調の人口重心 (カッコは前回平12国調からの移動)です。


岩手県 大迫町内川目(西 473m)
宮城県 利府町しらかし台(南西 540m)
秋田県 秋田市河辺三内(西 226m)
山形県 西川町大字海味(南東 359m)
福島県 三春町鷹巣(東南東 129m)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2022.05.24 23:36:58
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

コメント新着

ななし@ Re:北のキリシタン聖地-旧大津保村を中心に(その3 大籠地域)(09/10) 『1917年(元和3)年頃の統計では、佐竹藩…
おだずまジャーナル @ Re[3]:水の森公園の叢塚と供養塔(08/03) 風小僧さんへ 規模の大きい囲いがあった…

プロフィール

おだずまジャーナル

おだずまジャーナル

サイド自由欄

071001ずっぱり特派員証

画像をクリックして下さい (ずっぱり岩手にリンク!)。

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: