仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2023.07.11
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カテゴリ: 東北



■青森県
・アカテコ(八戸の小学校の古木から赤い小児の手がぶら下がる)
・甘酒婆(青森市など。夜中に甘酒を求めて家々を回る妖怪)
・オガリヤワラシ(殿様の泊まるお仮屋の座敷に出る子ども姿の妖怪)
・オシッコサマ(津軽で河童に類する妖怪。中国の水神「水虎」(すいこ)が訛ったもの)
・恐山の死霊
・カワオナゴ(青森市の釜谷橋の近くの土手に現れ男にとりつく女姿の妖怪)
・鬼神社の鬼(弘前市鬼沢の鬼神社には、用水路建設を手伝った鬼が祀られている。)

・狗賓(ぐひん。恐山を構成する大尽山の山腹から管弦の音が聞こえるのは、狗賓(天狗)の仕業とされ、山が荒れだす。)
・シガマニョウボウ(シガマ(つらら)のように美しい妻が来たが風呂に入れると櫛だけが浮いていた。)
・嶽の大人(だけのおおひと)(津軽には岩木の嶽や鬼沢村の嶽に巨人の伝承がある。)
・タタリモッケ(津軽など。恨みをのんだ死者は祟りを引き起こす)
・タンコロリン(弘前市周辺では大人の言うこと聞かない子供にタンコロリンが来ると脅す)
・テンコロバシ(坂道を転がる妖怪。八戸など)
・八の太郎(八郎太郎)(相内村(五所川原市)の樵夫の八の太郎が十三湖、平川、次いで八郎潟の主に転じた)
・メドツ(津軽や八戸周辺。河童に類した妖怪。古代の水の神ミヅチが変化したか)

■関連する過去の記事
民俗信仰と東北 (2022年6月4日)(弘前市鬼沢)
岩手県の妖怪伝承 (2023年07月12日)
宮城県の妖怪伝承
秋田県の妖怪伝承 (2023年07月15日)
山形県の妖怪伝承 (2023年07月16日)
福島県の妖怪伝承 (2023年07月17日)





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最終更新日  2023.07.17 16:37:47
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